JPS624788A - 香気物質の抽出方法 - Google Patents
香気物質の抽出方法Info
- Publication number
- JPS624788A JPS624788A JP60142447A JP14244785A JPS624788A JP S624788 A JPS624788 A JP S624788A JP 60142447 A JP60142447 A JP 60142447A JP 14244785 A JP14244785 A JP 14244785A JP S624788 A JPS624788 A JP S624788A
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- JP
- Japan
- Prior art keywords
- aroma
- substances
- soy sauce
- fatty acid
- extraction
- Prior art date
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- Pending
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- Fats And Perfumes (AREA)
Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【発明の詳細な説明】
〈産業上の利用分野〉
本発明は新規な香気物質の抽出方法に関するものである
。
。
〈従来の技術〉
食品、その他の天然物中の香気物質の抽出には一般的に
エーテル、石油エーテルなどの低沸点溶剤が使用され、
抽出液から溶媒を蒸発させて残留する香気物質を得る方
法が採用されている。
エーテル、石油エーテルなどの低沸点溶剤が使用され、
抽出液から溶媒を蒸発させて残留する香気物質を得る方
法が採用されている。
しかし、この方法では溶剤の臭気が完全に除去できない
ばかりでなく、低沸点の香気物質が溶剤とともに失われ
て香気成分のバランスが崩れるという欠点があり、これ
を改良する目的で香気物質を流動パラフィンで吸収させ
、これを減圧エタノール蒸気蒸留に付して香気物質を採
取する方法(特公昭50−2739号)が提案されてい
る。
ばかりでなく、低沸点の香気物質が溶剤とともに失われ
て香気成分のバランスが崩れるという欠点があり、これ
を改良する目的で香気物質を流動パラフィンで吸収させ
、これを減圧エタノール蒸気蒸留に付して香気物質を採
取する方法(特公昭50−2739号)が提案されてい
る。
〈発明が解決しようとする問題点〉
しかしながら流動パラフィンは食品衛生上問題があると
いう説もあるところから、食品に使用する場合には著し
く制約を受け、わずかにパン製造における離型剤、潤滑
剤にその使用例を見るにすぎない。
いう説もあるところから、食品に使用する場合には著し
く制約を受け、わずかにパン製造における離型剤、潤滑
剤にその使用例を見るにすぎない。
この様な現状に鑑み、本発明者等は香気物質の抽出方法
について研究を重ねたところ、総炭素数27〜3つの飽
和の脂肪酸トリグリセリドは食品衛生上全く問題がなく
、香気物質を効率よく抽出し、しかも抽出溶媒の条件で
ある (1)事実上、それ自体臭いをもたないこと、(
2)一般的に香気物質より高沸点であること、 (3)
使用時液体であることを満足し、香気物質の抽出に有利
に用いられるという知見を得た。
について研究を重ねたところ、総炭素数27〜3つの飽
和の脂肪酸トリグリセリドは食品衛生上全く問題がなく
、香気物質を効率よく抽出し、しかも抽出溶媒の条件で
ある (1)事実上、それ自体臭いをもたないこと、(
2)一般的に香気物質より高沸点であること、 (3)
使用時液体であることを満足し、香気物質の抽出に有利
に用いられるという知見を得た。
本発明は以上の知見に基づいて完成したものであって以
下に詳細に説明する。
下に詳細に説明する。
〈問題点を解決するための手段〉
本発明の対象となる香気含有物としては例えば醤油、ワ
イン、清酒、コーヒー、果汁等の液状食品、あるいは各
種化粧品原料等が挙げられるが、特に多種類の香気物質
を含有する醤油、ワイン等の醸造飲食品に適用した場合
、香気物質をバランスよく抽出することができる。
イン、清酒、コーヒー、果汁等の液状食品、あるいは各
種化粧品原料等が挙げられるが、特に多種類の香気物質
を含有する醤油、ワイン等の醸造飲食品に適用した場合
、香気物質をバランスよく抽出することができる。
これらの香気含有物から香気物質を抽出する溶媒は、総
炭素数27〜39の飽和の脂肪酸トリグリセリドであり
、例えばトリカプリリン(C27) 、)リカプリン(
C33)、トリラウリン(C39)等であり、また単酸
基グリセリド、混酸基グリセリドいずれでもよい。総炭
素数が上記範囲より少ない場合にはトリグリセリド自体
、分解による短鎖脂肪酸の臭いを発生し易く、多い場合
には融点が高く、常温付近での抽出に用いることが困難
となる。また不飽和の脂肪酸トリグリセリドは酸化され
て異臭が発生し易いので好ましくない。
炭素数27〜39の飽和の脂肪酸トリグリセリドであり
、例えばトリカプリリン(C27) 、)リカプリン(
C33)、トリラウリン(C39)等であり、また単酸
基グリセリド、混酸基グリセリドいずれでもよい。総炭
素数が上記範囲より少ない場合にはトリグリセリド自体
、分解による短鎖脂肪酸の臭いを発生し易く、多い場合
には融点が高く、常温付近での抽出に用いることが困難
となる。また不飽和の脂肪酸トリグリセリドは酸化され
て異臭が発生し易いので好ましくない。
抽出は通常行なわれる方法、例えばバ・フチ法あるいは
連続法(向流分配法)などを用いることができ、例えば
バッチ法では香気含有物である醤油1に対し、脂肪酸ト
リグリセリドを5〜30%加え撹拌したのち、一定時間
静置するか遠心分離して上層を分取することにより、醤
油中の香気成分を吸収した脂肪酸トリグリセリドを得る
ことができる。
連続法(向流分配法)などを用いることができ、例えば
バッチ法では香気含有物である醤油1に対し、脂肪酸ト
リグリセリドを5〜30%加え撹拌したのち、一定時間
静置するか遠心分離して上層を分取することにより、醤
油中の香気成分を吸収した脂肪酸トリグリセリドを得る
ことができる。
このような香気物質抽出液をさらに減圧蒸留、減圧水蒸
気蒸留、炭酸ガス蒸留あるいは特公昭50−2739号
に記載されている如き減圧エタノール蒸気蒸留を行なう
ことにより香気物質の濃縮物を得ることができる。
気蒸留、炭酸ガス蒸留あるいは特公昭50−2739号
に記載されている如き減圧エタノール蒸気蒸留を行なう
ことにより香気物質の濃縮物を得ることができる。
尚、香気含有物が固形状である場合には予め水、熱水、
含水アルコール等で予備抽出したのち、その予備抽出液
を脂肪酸トリグリセリドで抽出することもできる。
含水アルコール等で予備抽出したのち、その予備抽出液
を脂肪酸トリグリセリドで抽出することもできる。
尚また本発明は香気を得る目的の他に、例えば無臭の醤
油や無臭の清酒等を得る目的で用いることができるのは
勿論である。
油や無臭の清酒等を得る目的で用いることができるのは
勿論である。
〈発明の効果〉
本発明は香気含有物中の香気物質を飽和の脂肪酸トリグ
リセリドにより効率よく抽出することができるものであ
って、従来公知の流動パラフィンや低沸点溶剤抽出法に
比し優るものである。
リセリドにより効率よく抽出することができるものであ
って、従来公知の流動パラフィンや低沸点溶剤抽出法に
比し優るものである。
〈実施例〉
以下に実施例を示す。
実施例 1゜
31容の密栓つきびんに市販の濃口醤油21およびカプ
リン酸トリグリセリド(日本油脂■製、パf セ−)
1000) 200m/を入れ、常温で30分間激しく
振盪して両液を混合接触させ、次いで静置して上下に別
れた二層を分別する。
リン酸トリグリセリド(日本油脂■製、パf セ−)
1000) 200m/を入れ、常温で30分間激しく
振盪して両液を混合接触させ、次いで静置して上下に別
れた二層を分別する。
香気物質を含む上層(カプリン酸トリグリセリド)約2
00ゴは、蒸留用500m1フラスコに入れ、温湯煎で
50″Cに加熱し、フラスコ底部よりエタノール蒸気を
少しずつ導入し、同時に真空ポンプで吸引しながら、発
生する蒸気をフラスコ上部より低温トラップに導く。ト
ラップはドライアイス−エタノール寒剤で一70″C付
近まで冷却しておく。蒸留フラスコ中で泡立ちが激しす
ぎないように徐々に真空度を強めながら1時間後に系内
圧力が0.3*m Hgとなるまで減圧でエタノール蒸
気蒸留を行なう。
00ゴは、蒸留用500m1フラスコに入れ、温湯煎で
50″Cに加熱し、フラスコ底部よりエタノール蒸気を
少しずつ導入し、同時に真空ポンプで吸引しながら、発
生する蒸気をフラスコ上部より低温トラップに導く。ト
ラップはドライアイス−エタノール寒剤で一70″C付
近まで冷却しておく。蒸留フラスコ中で泡立ちが激しす
ぎないように徐々に真空度を強めながら1時間後に系内
圧力が0.3*m Hgとなるまで減圧でエタノール蒸
気蒸留を行なう。
この間に4.OIのエタノール蒸気が用いられ、低温ト
ラップには醤油香気物質を含有するエタノール溶液約5
.0m/が得られる。
ラップには醤油香気物質を含有するエタノール溶液約5
.0m/が得られる。
このエタノール溶液は強烈な醤油香気を有し、たとえば
醤油香気をほとんど失っている乾燥粉末醤油にこれを微
景添加することにより、醤油香気の強められた粉末醤油
となる。
醤油香気をほとんど失っている乾燥粉末醤油にこれを微
景添加することにより、醤油香気の強められた粉末醤油
となる。
実施例 2゜
31容の密栓つぎびんに市販の淡口醤油21および中鎖
飽和脂肪酸トリグリセリド(日本油脂■製、パナセート
810)を2001111!入れ、上層の空気を窒素ガ
スで置換し、常温で30分間激しく振盪して両液を混合
接触させ、2時間静置したのち両者を分離し、醤油層に
は新しいバナセー)810を200m1添加、上記と同
様に接触させる。各層は更に遠心分離によりそれぞれわ
ずかに混在する他層を完全に除去し、香気物質を含む脂
肪酸トリグリセリド約400ytl及び香気物質の除去
された脱香醤油が得られた。
飽和脂肪酸トリグリセリド(日本油脂■製、パナセート
810)を2001111!入れ、上層の空気を窒素ガ
スで置換し、常温で30分間激しく振盪して両液を混合
接触させ、2時間静置したのち両者を分離し、醤油層に
は新しいバナセー)810を200m1添加、上記と同
様に接触させる。各層は更に遠心分離によりそれぞれわ
ずかに混在する他層を完全に除去し、香気物質を含む脂
肪酸トリグリセリド約400ytl及び香気物質の除去
された脱香醤油が得られた。
この脱香された醤油は、異味異臭を全く含まず醤油独特
の香気のない点を除いては品質上全くそこなわれていな
いので、醤油の香りが強過ぎることをきらう食品の調味
料として使用することができる。
の香気のない点を除いては品質上全くそこなわれていな
いので、醤油の香りが強過ぎることをきらう食品の調味
料として使用することができる。
また香気物質を含む脂肪酸トリグリセリド部は実施例1
に記載したと全く同様に処理して醤油香気物質を含むエ
タノール溶液を得た。
に記載したと全く同様に処理して醤油香気物質を含むエ
タノール溶液を得た。
実施例 3゜
37!容の密栓つきびんに白ワイン21および中鎖脂肪
酸トリグリセリド(日清製油■製、0DO)を250m
/加え、上層の空気を窒素ガスで置換し、混合接触せし
めたのち静置して分離した下層の白ぶどう酒層を除去す
る。中鎖脂肪酸トリグリセリドの残る容器に更に新しい
白ワイン21を加え、同様にして振盪後静置して2層に
分離する。
酸トリグリセリド(日清製油■製、0DO)を250m
/加え、上層の空気を窒素ガスで置換し、混合接触せし
めたのち静置して分離した下層の白ぶどう酒層を除去す
る。中鎖脂肪酸トリグリセリドの残る容器に更に新しい
白ワイン21を加え、同様にして振盪後静置して2層に
分離する。
各層の分離を完全にするため、それぞれ遠心分離を行な
い白ぶどう酒の香気を含む中鎖脂肪酸トリグリセリド2
50m1と白ワイン2gを得る。
い白ぶどう酒の香気を含む中鎖脂肪酸トリグリセリド2
50m1と白ワイン2gを得る。
この白ワインは、特有の芳香が除かれているが、異味異
臭等を全く含まずアルコール分の損失もほとんど認めら
れない。
臭等を全く含まずアルコール分の損失もほとんど認めら
れない。
香気物質を含む中鎖脂肪酸トリグリセリド250dは実
施例1浜同じ装置により40〜50゛Cで40分間エタ
ノール蒸気蒸留を行ない(最終圧力0.4朋Hg) 、
低温トラップに白ワイン香気物質を含有するエタノール
溶液4.0dが得られた。
施例1浜同じ装置により40〜50゛Cで40分間エタ
ノール蒸気蒸留を行ない(最終圧力0.4朋Hg) 、
低温トラップに白ワイン香気物質を含有するエタノール
溶液4.0dが得られた。
この液は強烈な白ワイン香気を有し、中程度の品質の芳
香の良くない白ワインに微量添加することにより、きわ
めて香りの高い白ワインにすることができる。
香の良くない白ワインに微量添加することにより、きわ
めて香りの高い白ワインにすることができる。
Claims (1)
- 香気含有物中の香気物質を、総炭素数27〜39の飽和
の脂肪酸トリグリセリドを用いて抽出することを特徴と
する香気物質の抽出方法。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP60142447A JPS624788A (ja) | 1985-07-01 | 1985-07-01 | 香気物質の抽出方法 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP60142447A JPS624788A (ja) | 1985-07-01 | 1985-07-01 | 香気物質の抽出方法 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPS624788A true JPS624788A (ja) | 1987-01-10 |
Family
ID=15315521
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP60142447A Pending JPS624788A (ja) | 1985-07-01 | 1985-07-01 | 香気物質の抽出方法 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPS624788A (ja) |
Cited By (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP7809395B1 (ja) * | 2025-02-12 | 2026-02-02 | 株式会社八代 | 薄膜蒸留に使用するための抽出溶媒組成物、ならびにそれを用いた抽出対象成分の分取方法および分取システム |
Citations (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS575665A (en) * | 1980-05-14 | 1982-01-12 | Cpc International Inc | Production of flavor concentrate |
-
1985
- 1985-07-01 JP JP60142447A patent/JPS624788A/ja active Pending
Patent Citations (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS575665A (en) * | 1980-05-14 | 1982-01-12 | Cpc International Inc | Production of flavor concentrate |
Cited By (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP7809395B1 (ja) * | 2025-02-12 | 2026-02-02 | 株式会社八代 | 薄膜蒸留に使用するための抽出溶媒組成物、ならびにそれを用いた抽出対象成分の分取方法および分取システム |
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