JPS62496B2 - - Google Patents
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- JPS62496B2 JPS62496B2 JP54024953A JP2495379A JPS62496B2 JP S62496 B2 JPS62496 B2 JP S62496B2 JP 54024953 A JP54024953 A JP 54024953A JP 2495379 A JP2495379 A JP 2495379A JP S62496 B2 JPS62496 B2 JP S62496B2
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Description
本発明は静電複写現像用キヤリヤー粒子の被覆
用組成物および該被覆用組成物により被覆された
静電複写現像用キヤリヤー粒子に関する。さらに
詳しくは、エポキシ樹脂およびその硬化剤にパー
フルオロアルキル基を有するエポキシドおよび
(または)アミンを配合してなる前記被覆用組成
物およびこれにより被覆された静電複写現像用キ
ヤリヤー粒子に関する。 静電写真法においては、導電性層上に設けられ
た光導電性層に暗所におけるコロナ放電により一
様な静電荷を与え、この電荷を帯びた光導電性層
を原稿に対応するように露光して露光部の静電荷
を消失せしめ、かつ未露光部には静電荷を保持せ
しめて静電潜像を形成し、ついで光導電性層の静
電荷と反対の静電荷を有するトナーといわれる着
色微粒子を静電潜像上に付着せしめて静電潜像を
現像している。PPC方式においてはえられたトナ
ー像は普通紙などの基体上に転写され、熱定着な
どの方法により基体上に永久固着される。エレク
トロフアツクス方式においてはトナー像は普通紙
などの基体上に設けられた光導電性層上にそのま
ま定着される。 前記静電潜像の現像法には乾式方と湿式法とが
あるが、乾式法においては一般に着色微粒子であ
るトナーと比較的大きな粒子であるキヤリヤーか
らなる現像剤が用いられている。トナー物質およ
びキヤリヤー物質の組成は両者の相互摩擦によつ
てトナー粒子が光導電性層の静電荷と反対の極性
の静電荷を帯びるように選ばれる。 トナー粒子とキヤリヤー粒子とを相互摩擦する
ことによつてトナー粒子とキヤリヤー粒子表面に
静電気的に付着させた現像剤を静電潜像を有する
光導電性層上に供給すると、トナー粒子は潜像の
荷電部分(非露光部)に静電的に吸引付着され
る。 乾式現像法には現像剤の供給方法によつて大別
してカスケード法と磁気ブラシ法が代表的なもの
として知られている。 カスケード法はキヤリヤー粒子として摩擦によ
り帯電させることができ、かつ磁性のないガラス
などの粒子を用い、これにトナー粒子を付着させ
た現像剤を静電潜像を有する光導電性層上にカス
ケードして、トナー粒子を静電潜像に付着せしめ
ることによつて現像するものである。磁気ブラシ
法はキヤリヤー粒子として鋼、フエライトなどの
摩擦により帯電し、かつ磁性を有する物質の粒子
を用い、これにトナー粒子を付着せしめた現像剤
を磁石によりブラシ状に整列させ、ついでこれを
静電潜像を有する光導電性層と接触させてトナー
粒子を磁気ブラシから静電潜像上に付着せしめる
ことによつて現像するものである。 その他の現像法としてはタツチダウン法が知ら
れている。この方法はシート状のキヤリヤーでト
ナー粒子を光導電性層表面に運ぶものである。 従来技術においてはキヤリヤーとして、ガラ
ス、鋼、フエライトなどの単一物質からなる粒子
またはシートが用いられてきたが、かかるキヤリ
ヤーではキヤリヤーに要求される諸特性、たとえ
ば摩擦帯電特性、物理的、機械的特性などのすべ
てを満足せしめることができず、また磁気ブラシ
法において使用される鋼などのキヤリヤー粒子で
は導電性が大きいため現像時に潜像上の電荷がキ
ヤリヤー粒子を通して現像電極にリークして失な
われてしまうので安定した現像が困難になるとい
う欠点があり、このため、従来キヤリヤーとして
用いられていた物質の粒子またはシートもしくは
その他の物質の粒子またはシートを基体としてそ
の表面を被覆材料で被覆したものをキヤリヤーと
して用いることが提案されている(たとえば特開
昭48−90238号、特開昭48−94442号、特開昭49−
51950号、特開昭49−123037号各公報を参照)。 前記被覆キヤリヤーの被膜は、一般につぎの諸
性質を満足せしめるものでなければならない。 (1) 望ましい摩擦帯電特性を有すること。 (2) キヤリヤー粒子またはシートは静電写真方式
の自動複写機では循環使用されるが、その間に
キヤリヤー粒子相互間あるいはキヤリヤー粒子
またはシートと複写機の部品との間で衝突をく
りかえし、かかる衝突によつて被膜が摩滅して
キヤリヤー基体が表面に現われると、キヤリヤ
ーとトナー粒子との間の摩擦帯電の効率が低下
する。このためキヤリヤー被膜は耐摩耗性のす
ぐれたものでなければならない。 (3) 前記衝突がくりかえされているうちに被覆キ
ヤリヤーの表面にトナー粒子を構成している物
質が徐々に沈着して、永久的な膜が形成される
傾向がある(この現象をトナー成膜という)。
このトナー成膜がひどくなるとトナーを摩擦帯
電させるべき被覆キヤリヤーの能力が減じ、バ
ツクグラウンドの汚れがいちじるしくなり、キ
ヤリヤーの早期取換えが必要となる。したがつ
て、キヤリヤー被膜はトナー成膜が生じにくい
もの、すなわち低表面エネルギーを有するもの
でなければならない。 従来、かかる静電複写現像用キヤリヤー粒子の
被覆用組成物としては、含フツ素系化合物、たと
えばフツ素樹脂、フツ素変性樹脂、またはフツ素
樹脂またはフツ素変性樹脂とその他の合成樹脂と
のブレンド物が最適なものとして提案されてい
る。しかしながら、それらのブレンド物では必ず
しも前記の諸条件をすべて満足する被膜はえられ
ないのが実状である。 たとえばフツ素樹脂を用いるばあいには、キヤ
リヤー粒子との接着性を向上させるため、特公昭
53−40452号公報に記載するように、中間層にエ
ポキシ樹脂を使用し、なおかつフツ素樹脂とエポ
キシ樹脂との相溶性を改良するために変性フツ素
樹脂を添加しているのであるが、被覆処理が複雑
となるなどの欠点を有している。 しかるに本発明者らはかかる従来のキヤリヤー
被覆材料の欠点を克服すべく種々検討を重ねた結
果、エポキシ樹脂およびその硬化剤に、これらと
反応しうる1分子中に少なくとも1個のパーフル
オロアルキル基を有するエポキシドおよび(また
は)アミンをフツ素の含有量が0.1〜30%(重量
%、以下同様)になるように配合してなる被覆用
組成物を用いることによつて、えられるキヤリヤ
ー被膜は低濃度のフツ素含有量においてすら表面
エネルギーが低く、また負の摩擦帯電性および耐
摩耗性にすぐれ、しかも接着性においても従来の
フツ素樹脂におけるばあいに比較して顕著に向上
させうるという新たな事実を見出し、本発明を完
成するにいたつた。 すなわち本発明はエポキシ樹脂およびその硬化
剤に、これらの少なくとも一方と反応しうる1分
子中に少なくとも1個のパーフルオロアルキル基
を有するエポキシドおよび(または)アミンをフ
ツ素の含有量が0.1〜30%になるように配合して
なることを特徴とする静電複写現像用キヤリヤー
粒子の被覆用組成物および該被覆用組成物により
被覆してなる静電複写現像用キヤリヤー粒子に関
する。 本発明に用いるエポキシ樹脂としては、とくに
制限はなく、一般に市販されている通常のエポキ
シ樹脂が用いられ、このうちとくに好ましいもの
を例示すれば一般式: (式中、Rは式:
用組成物および該被覆用組成物により被覆された
静電複写現像用キヤリヤー粒子に関する。さらに
詳しくは、エポキシ樹脂およびその硬化剤にパー
フルオロアルキル基を有するエポキシドおよび
(または)アミンを配合してなる前記被覆用組成
物およびこれにより被覆された静電複写現像用キ
ヤリヤー粒子に関する。 静電写真法においては、導電性層上に設けられ
た光導電性層に暗所におけるコロナ放電により一
様な静電荷を与え、この電荷を帯びた光導電性層
を原稿に対応するように露光して露光部の静電荷
を消失せしめ、かつ未露光部には静電荷を保持せ
しめて静電潜像を形成し、ついで光導電性層の静
電荷と反対の静電荷を有するトナーといわれる着
色微粒子を静電潜像上に付着せしめて静電潜像を
現像している。PPC方式においてはえられたトナ
ー像は普通紙などの基体上に転写され、熱定着な
どの方法により基体上に永久固着される。エレク
トロフアツクス方式においてはトナー像は普通紙
などの基体上に設けられた光導電性層上にそのま
ま定着される。 前記静電潜像の現像法には乾式方と湿式法とが
あるが、乾式法においては一般に着色微粒子であ
るトナーと比較的大きな粒子であるキヤリヤーか
らなる現像剤が用いられている。トナー物質およ
びキヤリヤー物質の組成は両者の相互摩擦によつ
てトナー粒子が光導電性層の静電荷と反対の極性
の静電荷を帯びるように選ばれる。 トナー粒子とキヤリヤー粒子とを相互摩擦する
ことによつてトナー粒子とキヤリヤー粒子表面に
静電気的に付着させた現像剤を静電潜像を有する
光導電性層上に供給すると、トナー粒子は潜像の
荷電部分(非露光部)に静電的に吸引付着され
る。 乾式現像法には現像剤の供給方法によつて大別
してカスケード法と磁気ブラシ法が代表的なもの
として知られている。 カスケード法はキヤリヤー粒子として摩擦によ
り帯電させることができ、かつ磁性のないガラス
などの粒子を用い、これにトナー粒子を付着させ
た現像剤を静電潜像を有する光導電性層上にカス
ケードして、トナー粒子を静電潜像に付着せしめ
ることによつて現像するものである。磁気ブラシ
法はキヤリヤー粒子として鋼、フエライトなどの
摩擦により帯電し、かつ磁性を有する物質の粒子
を用い、これにトナー粒子を付着せしめた現像剤
を磁石によりブラシ状に整列させ、ついでこれを
静電潜像を有する光導電性層と接触させてトナー
粒子を磁気ブラシから静電潜像上に付着せしめる
ことによつて現像するものである。 その他の現像法としてはタツチダウン法が知ら
れている。この方法はシート状のキヤリヤーでト
ナー粒子を光導電性層表面に運ぶものである。 従来技術においてはキヤリヤーとして、ガラ
ス、鋼、フエライトなどの単一物質からなる粒子
またはシートが用いられてきたが、かかるキヤリ
ヤーではキヤリヤーに要求される諸特性、たとえ
ば摩擦帯電特性、物理的、機械的特性などのすべ
てを満足せしめることができず、また磁気ブラシ
法において使用される鋼などのキヤリヤー粒子で
は導電性が大きいため現像時に潜像上の電荷がキ
ヤリヤー粒子を通して現像電極にリークして失な
われてしまうので安定した現像が困難になるとい
う欠点があり、このため、従来キヤリヤーとして
用いられていた物質の粒子またはシートもしくは
その他の物質の粒子またはシートを基体としてそ
の表面を被覆材料で被覆したものをキヤリヤーと
して用いることが提案されている(たとえば特開
昭48−90238号、特開昭48−94442号、特開昭49−
51950号、特開昭49−123037号各公報を参照)。 前記被覆キヤリヤーの被膜は、一般につぎの諸
性質を満足せしめるものでなければならない。 (1) 望ましい摩擦帯電特性を有すること。 (2) キヤリヤー粒子またはシートは静電写真方式
の自動複写機では循環使用されるが、その間に
キヤリヤー粒子相互間あるいはキヤリヤー粒子
またはシートと複写機の部品との間で衝突をく
りかえし、かかる衝突によつて被膜が摩滅して
キヤリヤー基体が表面に現われると、キヤリヤ
ーとトナー粒子との間の摩擦帯電の効率が低下
する。このためキヤリヤー被膜は耐摩耗性のす
ぐれたものでなければならない。 (3) 前記衝突がくりかえされているうちに被覆キ
ヤリヤーの表面にトナー粒子を構成している物
質が徐々に沈着して、永久的な膜が形成される
傾向がある(この現象をトナー成膜という)。
このトナー成膜がひどくなるとトナーを摩擦帯
電させるべき被覆キヤリヤーの能力が減じ、バ
ツクグラウンドの汚れがいちじるしくなり、キ
ヤリヤーの早期取換えが必要となる。したがつ
て、キヤリヤー被膜はトナー成膜が生じにくい
もの、すなわち低表面エネルギーを有するもの
でなければならない。 従来、かかる静電複写現像用キヤリヤー粒子の
被覆用組成物としては、含フツ素系化合物、たと
えばフツ素樹脂、フツ素変性樹脂、またはフツ素
樹脂またはフツ素変性樹脂とその他の合成樹脂と
のブレンド物が最適なものとして提案されてい
る。しかしながら、それらのブレンド物では必ず
しも前記の諸条件をすべて満足する被膜はえられ
ないのが実状である。 たとえばフツ素樹脂を用いるばあいには、キヤ
リヤー粒子との接着性を向上させるため、特公昭
53−40452号公報に記載するように、中間層にエ
ポキシ樹脂を使用し、なおかつフツ素樹脂とエポ
キシ樹脂との相溶性を改良するために変性フツ素
樹脂を添加しているのであるが、被覆処理が複雑
となるなどの欠点を有している。 しかるに本発明者らはかかる従来のキヤリヤー
被覆材料の欠点を克服すべく種々検討を重ねた結
果、エポキシ樹脂およびその硬化剤に、これらと
反応しうる1分子中に少なくとも1個のパーフル
オロアルキル基を有するエポキシドおよび(また
は)アミンをフツ素の含有量が0.1〜30%(重量
%、以下同様)になるように配合してなる被覆用
組成物を用いることによつて、えられるキヤリヤ
ー被膜は低濃度のフツ素含有量においてすら表面
エネルギーが低く、また負の摩擦帯電性および耐
摩耗性にすぐれ、しかも接着性においても従来の
フツ素樹脂におけるばあいに比較して顕著に向上
させうるという新たな事実を見出し、本発明を完
成するにいたつた。 すなわち本発明はエポキシ樹脂およびその硬化
剤に、これらの少なくとも一方と反応しうる1分
子中に少なくとも1個のパーフルオロアルキル基
を有するエポキシドおよび(または)アミンをフ
ツ素の含有量が0.1〜30%になるように配合して
なることを特徴とする静電複写現像用キヤリヤー
粒子の被覆用組成物および該被覆用組成物により
被覆してなる静電複写現像用キヤリヤー粒子に関
する。 本発明に用いるエポキシ樹脂としては、とくに
制限はなく、一般に市販されている通常のエポキ
シ樹脂が用いられ、このうちとくに好ましいもの
を例示すれば一般式: (式中、Rは式:
【式】x
は0または1〜15の整数)で示されるエポキシ樹
脂、または一般式: (ただし、y+z=12〜25の整数)で示されるエ
ポキシ樹脂などがあげられる。 これらエポキシ樹脂の硬化剤としては、従来か
ら用いられているエポキシ樹脂用硬化剤がそのま
ま用いられ、該硬化剤にはごく低分子量のものか
ら高分子量のものまで含まれ、また−NH2基、
脂、または一般式: (ただし、y+z=12〜25の整数)で示されるエ
ポキシ樹脂などがあげられる。 これらエポキシ樹脂の硬化剤としては、従来か
ら用いられているエポキシ樹脂用硬化剤がそのま
ま用いられ、該硬化剤にはごく低分子量のものか
ら高分子量のものまで含まれ、また−NH2基、
【式】−COOH基、−CO−O−CO−基、−
OH基、−SH基、−NCO基、−CONH−基を有する
有機化合物も含まれる。 これら硬化剤のうち望ましいものとしては、ポ
リメチレンジアミン、ポリエーテルジアミンのよ
うな脂肪族ジアミン、ジエチレントリアミン、ジ
エチルアミノプロピルアミン、アミノエチルエタ
ノールアミンのような直鎖または分枝状脂肪族ポ
リアミン;メンタンジアミン、イソホロンジアミ
ン、N−アミノエチルピペラジンのような脂環式
ポリアミン;エチレンオキサイドとジエチレンテ
トラミンのアダクツような変性アミン;m−フエ
ニレンジアミン、4・4′−メチレンジアニリン、
ジアミノジフエニルエーテル、ジアミノジフエニ
ルスルホンのような芳香族ジアミン;N−メチル
ピペラジン、ピペリジンのような第2級アミン;
N・N′−ジメチルピペラジン、トリエタノール
アミン、ベンジルジメチルアミンのような第3級
アミン;三フツ化ホウ素−モノメチルアミンコン
プレツクスのような三フツ化ホウ素アミンコンプ
レツクス;メラミン樹脂、尿素樹脂、アミド樹
脂、ウレタン樹脂、フエノール樹脂、スルフイド
樹脂などの低重合物;フタール酸、マレイン酸、
トリメリツト酸、クロレンド酸のような酸または
これらの酸無水物などがあげられ、なかんづく望
ましいものとしてはアミン系または酸無水物系の
ものがあげられる。 本発明に用いる1分子中に少なくとも1個のパ
ーフルオロアルキル基を有するエポキシドの好ま
しいものを例示すれば一般式: (式中、Rfは炭素数1〜21のパーフルオロアルキ
ル基で直鎖状、分枝状、環状、一部環状のいずれ
であつてもよい、aは0または1〜3の整数、b
は0または1、ただしaが0のときはbも0であ
る)で示されるものがあげられる。 また本発明に用いる1分子中に少なくとも1個
のパーフルオロアルキル基を有するアミンの好ま
しいものとしては、アンモニア、第1級モノアミ
ン、または第1級または第2級のジアミンもしく
はポリアミンの窒素原子に結合した水素原子の少
なくとも1個がパーフルオロアルキル基で置換さ
れたアミン(ただし、少なくとも1個の−NH2ま
たは
有機化合物も含まれる。 これら硬化剤のうち望ましいものとしては、ポ
リメチレンジアミン、ポリエーテルジアミンのよ
うな脂肪族ジアミン、ジエチレントリアミン、ジ
エチルアミノプロピルアミン、アミノエチルエタ
ノールアミンのような直鎖または分枝状脂肪族ポ
リアミン;メンタンジアミン、イソホロンジアミ
ン、N−アミノエチルピペラジンのような脂環式
ポリアミン;エチレンオキサイドとジエチレンテ
トラミンのアダクツような変性アミン;m−フエ
ニレンジアミン、4・4′−メチレンジアニリン、
ジアミノジフエニルエーテル、ジアミノジフエニ
ルスルホンのような芳香族ジアミン;N−メチル
ピペラジン、ピペリジンのような第2級アミン;
N・N′−ジメチルピペラジン、トリエタノール
アミン、ベンジルジメチルアミンのような第3級
アミン;三フツ化ホウ素−モノメチルアミンコン
プレツクスのような三フツ化ホウ素アミンコンプ
レツクス;メラミン樹脂、尿素樹脂、アミド樹
脂、ウレタン樹脂、フエノール樹脂、スルフイド
樹脂などの低重合物;フタール酸、マレイン酸、
トリメリツト酸、クロレンド酸のような酸または
これらの酸無水物などがあげられ、なかんづく望
ましいものとしてはアミン系または酸無水物系の
ものがあげられる。 本発明に用いる1分子中に少なくとも1個のパ
ーフルオロアルキル基を有するエポキシドの好ま
しいものを例示すれば一般式: (式中、Rfは炭素数1〜21のパーフルオロアルキ
ル基で直鎖状、分枝状、環状、一部環状のいずれ
であつてもよい、aは0または1〜3の整数、b
は0または1、ただしaが0のときはbも0であ
る)で示されるものがあげられる。 また本発明に用いる1分子中に少なくとも1個
のパーフルオロアルキル基を有するアミンの好ま
しいものとしては、アンモニア、第1級モノアミ
ン、または第1級または第2級のジアミンもしく
はポリアミンの窒素原子に結合した水素原子の少
なくとも1個がパーフルオロアルキル基で置換さ
れたアミン(ただし、少なくとも1個の−NH2ま
たは
【式】を有している)などがあげられ、こ
れらアミンはたとえばアンモニアまたはつぎに示
す各種アミン化合物とパーフルオロアルキル基を
有する含フツ素化合物との付加または縮合反応に
より製造することができる。 アミン化合物としては、第1級モノアミン、ジ
アミン、ポリアミンなどがあげられ、具体的に示
せば第1級モノアミンとしてメチルアミン、エチ
ルアミン、プロピルアミン、ブチルアミン、ペン
チルアミン、ヘキシルアミン、オクチルアミン、
ヒドロキシエチルアミン、トリアルキルシリルエ
チルアミンまたはアニリンなど、ジアミンとして
ポリメチレンジアミン、ポリエーテルジアミン、
分枝状ポリメチレンジアミン、ジエチルアミノプ
ロピルアミン、アミノエチルエタノールアミン、
メチルイミノビスプロピルアミン、メンタンジア
ミン、N−アミノエチルピペラジン、1・3−ジ
アミノシクロヘキサン、イソホロンジアミン、m
−キシリレンジアミン、テトラクロロ−p−キシ
リレンジアミン、m−フエニレンジアミン、ジア
ミノジフエニルメタン、ジアミノジフエニルエー
テル、ジアミノジフエニルスルホン、ベンジジ
ン、4・4′−ビス(o−トルイジン)、o−また
はp−フエニレンジアミン、4・4′−チオジアニ
リン、ジアニシジン、メチレンビス(o−クロロ
アニリン)、2・4−トルエンジアミン、ビス
(3・4−ジアミノフエニル)スルホン、ジアミ
ノピリジン、ジアミノジトリルスルホン、4−ク
ロロ−o−フエニレンジアミンまたはm−アミノ
ベンジルアミンなど、またポリアミンとしてはジ
エチレントリアミン、トリエチレンテトラミン、
テトラエチレンペンタミン、ペンタエチレンヘキ
サミン、イミノビスプロピルアミン、ビスヘキサ
メチレントリアミン、メチルイミノビスプロピル
アミン、ビス(3・4−ジアミノフエニル)スル
ホン、メラミン樹脂低重合物、尿素樹脂低重合物
またはアミド樹脂低重合物などがあげられる。 また含フツ素化合物としては、式: (式中、Rfは炭素数1〜21のパーフルオロアルキ
ル基で直鎖状、分枝状、環状、一部環状のいずれ
でもよい、R1は
す各種アミン化合物とパーフルオロアルキル基を
有する含フツ素化合物との付加または縮合反応に
より製造することができる。 アミン化合物としては、第1級モノアミン、ジ
アミン、ポリアミンなどがあげられ、具体的に示
せば第1級モノアミンとしてメチルアミン、エチ
ルアミン、プロピルアミン、ブチルアミン、ペン
チルアミン、ヘキシルアミン、オクチルアミン、
ヒドロキシエチルアミン、トリアルキルシリルエ
チルアミンまたはアニリンなど、ジアミンとして
ポリメチレンジアミン、ポリエーテルジアミン、
分枝状ポリメチレンジアミン、ジエチルアミノプ
ロピルアミン、アミノエチルエタノールアミン、
メチルイミノビスプロピルアミン、メンタンジア
ミン、N−アミノエチルピペラジン、1・3−ジ
アミノシクロヘキサン、イソホロンジアミン、m
−キシリレンジアミン、テトラクロロ−p−キシ
リレンジアミン、m−フエニレンジアミン、ジア
ミノジフエニルメタン、ジアミノジフエニルエー
テル、ジアミノジフエニルスルホン、ベンジジ
ン、4・4′−ビス(o−トルイジン)、o−また
はp−フエニレンジアミン、4・4′−チオジアニ
リン、ジアニシジン、メチレンビス(o−クロロ
アニリン)、2・4−トルエンジアミン、ビス
(3・4−ジアミノフエニル)スルホン、ジアミ
ノピリジン、ジアミノジトリルスルホン、4−ク
ロロ−o−フエニレンジアミンまたはm−アミノ
ベンジルアミンなど、またポリアミンとしてはジ
エチレントリアミン、トリエチレンテトラミン、
テトラエチレンペンタミン、ペンタエチレンヘキ
サミン、イミノビスプロピルアミン、ビスヘキサ
メチレントリアミン、メチルイミノビスプロピル
アミン、ビス(3・4−ジアミノフエニル)スル
ホン、メラミン樹脂低重合物、尿素樹脂低重合物
またはアミド樹脂低重合物などがあげられる。 また含フツ素化合物としては、式: (式中、Rfは炭素数1〜21のパーフルオロアルキ
ル基で直鎖状、分枝状、環状、一部環状のいずれ
でもよい、R1は
【式】IまたはCl、
A1は炭素数1〜4のアルキレン基、1または2
個の水酸基で置換された炭素数2〜4のアルキレ
ン基、アルキレン基部分の水素が1個の水酸基で
置換された炭素数3〜4のメチレンオキシアルキ
レン基、スルホニル基、カルボニル基またはフエ
ニレン基、iおよびmはそれぞれ0または1であ
る)で示される化合物が例示され、さらに望まし
くは式:Rf CH2CH2 I、
個の水酸基で置換された炭素数2〜4のアルキレ
ン基、アルキレン基部分の水素が1個の水酸基で
置換された炭素数3〜4のメチレンオキシアルキ
レン基、スルホニル基、カルボニル基またはフエ
ニレン基、iおよびmはそれぞれ0または1であ
る)で示される化合物が例示され、さらに望まし
くは式:Rf CH2CH2 I、
【式】Rf CH2Ol
【式】ま
たは
【式】(式中、Rfは炭
素数1〜21のパーフルオロアルキル基、lは0ま
たは1、kは0または1である)で示される化合
物が例示されうる。 本発明の被覆用組成物においては、エポキシ樹
脂およびその硬化剤に、これらの少なくとも一方
と反応しうる1分子中に少なくとも1個のパーフ
ルオロアルキル基を有するエポキシドおよび(ま
たは)アミンを配合した混合物が用いられるが、
被覆材料中のフツ素含量が0.1〜30%、好ましく
は0.1〜10%、さらに好ましくは0.5〜10%の範囲
になるように配合して使用され、このようにする
ことによりキヤリヤー被膜として表面エネルギー
が低く、また負の摩擦帯電性および耐摩耗性にす
ぐれ、しかも接着性においてもすぐれたものとな
る。被覆材料中のフツ素含量が前記範囲より大き
いときには、えられる被膜がやわらかくなり、耐
摩耗性が低下し、また接着性にも劣るほか、フツ
素含有化合物が高価格であるため経済的にも好ま
しくない。またフツ素含量が前記範囲より小さい
ときには負の摩擦帯電性に劣り、トナー形成膜防
止効果が充分えられず好ましくない。 本発明のキヤリヤー被覆用組成物には、被覆材
料として本発明の被覆用組成物と相溶性のあるそ
の他の合成樹脂を適宜に混合して用いて、改良を
加えることも勿論可能である。 本発明のキヤリヤー被覆用組成物は、通常のい
かなるキヤリヤー基体にも適用できる。 カスケード法および磁気ブラシ法で用いられる
粒状キヤリヤーのキヤリヤー基体(コアー)とし
ては、たとえばジルコン、ケイ素、ポリメチルメ
タクリレート、ガラス、二酸化ケイ素、フリント
散弾、鉄、銅、フエライト、ニツケル、カーボラ
ンダムなどが好ましい例としてあげられる。この
キヤリヤー基体は、通常、平均粒子径50〜1000ミ
クロンの粒子として用いられる。 タツチダウン法において用いられるシート状キ
ヤリヤーのキヤリヤー基体としては、布、金裏打
ち紙、セロハン、アルミ箔、ポリエチレンテレフ
タレートフイルム、ビニル樹脂フイルム、セルロ
ース誘導体フイルムなどがあげられる。 これらのキヤリヤー基体を本発明のキヤリヤー
被覆用組成物で被覆して被膜を形成するには、た
とえば被覆用組成物が粘稠物の水または有機溶剤
の溶液または分散液であるばあいには、この溶液
または分散液をキヤリヤー基体にスプレーするか
あるいは溶液または分散液にキヤリヤー基体を浸
漬するかなどして塗布し、ついで乾燥により水ま
たは有機溶剤を蒸発後通常のエポキシ樹脂硬化法
にしたがつて硬化する方法が、また被覆用組成物
が粉状物であるばあいには、静電塗装法、流動浸
漬法などの粉末塗装法が適宜採用される。本発明
の被覆用組成物は、すぐれたレベリング性を有す
るので、前記のごとき方法によりピンホールの少
ない平滑な被膜が形成される。 本発明のキヤリヤー被覆用組成物を用いて被膜
を形成させるばあいには、あらかじめキヤリヤー
基体に適当な前処理を施すかまたはプライマー組
成物を被覆することにより、被膜をキヤリヤー基
体に一層強固に付着させることができる。 本発明の被覆用組成物で被覆されたキヤリヤー
粒子は通常のキヤリヤー粒子の使用処方と同様に
して使用される。たとえば通常のトナー濃度、通
常のトナー物質とも組合わせて用いることができ
る。 かかるトナー物質としてはコーバルゴム、サン
ダラツクゴム、ロジン、クマロンインデン樹脂、
アスフアルト、ギルソナイト、フエノールホルム
アルデヒド樹脂、ロジン変性フエノールホルムア
ルデヒド樹脂、メタクリル系樹脂、ポリスチレ
ン、ポリプロピレン、エポキシ樹脂、ポリエチレ
ン、ポリエステルなどがあげられる。 これらトナー物質の着色料としては、たとえば
カーボンブラツク、ニグロシン染料、アニリン
青、カルコオイルブルー、クロム黄、ウルトラマ
リンブルー、キノリンイエロー、メチレンブルー
塩化物、モノストラルブルー、マラカイトグリー
ンオザレート、ランプ黒、ローズベンガル、モナ
ストラルレツド、スダンブラツクBMなどが用い
られる。 トナーの平均粒子径は通常1〜30μ程度の範囲
のものが採用される。 本発明のキヤリヤー粒子と前記トナーとからな
る現像剤は静電写真法で用いられるあらゆる負帯
電性光導電性材料と組合わせて用いることができ
る。 また本発明のキヤリヤー粒子は、前記通常のキ
ヤリヤー基体を本発明の被覆用組成物を用いて前
記の方法により被覆硬化して製造させるため、形
成されたキヤリヤー被膜によつて該キヤリヤー粒
子に要求される諸特性、たとえば負の摩擦帯電
性、耐摩耗性、接着性、低表面エネルギー性など
の性能が満足せしめられる。 以上述べたごとく、本発明のキヤリヤー被覆用
組成物を用いると、従来の被覆材料の欠点である
耐摩耗性が改善され、同時に負の摩擦帯電性およ
び接着性がすぐれ、表面エネルギーの低い、さら
にはピンホールのない平滑なキヤリヤー被膜がえ
られるので、その被覆で被覆してなるキヤリヤー
粒子は現像が安定し、キヤリヤー寿命がいちじる
しく長くなるなどのきわめて顕著な効果を奏す
る。 つぎに実施例をあげて本発明の被覆用組成物お
よびキヤリヤー粒子を説明するが、本発明はこれ
らの実施例のみに限定されるものではない。 実施例1〜2および比較例1 (摩擦帯電性試験) エポキシ樹脂としてエピコート828(シエル化
学社製、商品名、エポキシ当量184〜194)100部
(重量部、以下同様)に、硬化剤としてジアミノ
ジフエニルメタン2.6部および第1表に示す所定
量の (以下、フツ素含有アミン1という)を配合して
エポキシ樹脂被覆用組成物をえ、これを40mm四方
のガラスの片上に塗布し、150℃×1.5時間の条件
で硬化させた。 えらた試験片の塗膜面を木綿布で約50回摩擦
し、30mm離れた位置から静電気測定器スタチロン
M((株)宍戸商会製)を用いて表面電位を測定
した。その結果を第1表に示す。
たは1、kは0または1である)で示される化合
物が例示されうる。 本発明の被覆用組成物においては、エポキシ樹
脂およびその硬化剤に、これらの少なくとも一方
と反応しうる1分子中に少なくとも1個のパーフ
ルオロアルキル基を有するエポキシドおよび(ま
たは)アミンを配合した混合物が用いられるが、
被覆材料中のフツ素含量が0.1〜30%、好ましく
は0.1〜10%、さらに好ましくは0.5〜10%の範囲
になるように配合して使用され、このようにする
ことによりキヤリヤー被膜として表面エネルギー
が低く、また負の摩擦帯電性および耐摩耗性にす
ぐれ、しかも接着性においてもすぐれたものとな
る。被覆材料中のフツ素含量が前記範囲より大き
いときには、えられる被膜がやわらかくなり、耐
摩耗性が低下し、また接着性にも劣るほか、フツ
素含有化合物が高価格であるため経済的にも好ま
しくない。またフツ素含量が前記範囲より小さい
ときには負の摩擦帯電性に劣り、トナー形成膜防
止効果が充分えられず好ましくない。 本発明のキヤリヤー被覆用組成物には、被覆材
料として本発明の被覆用組成物と相溶性のあるそ
の他の合成樹脂を適宜に混合して用いて、改良を
加えることも勿論可能である。 本発明のキヤリヤー被覆用組成物は、通常のい
かなるキヤリヤー基体にも適用できる。 カスケード法および磁気ブラシ法で用いられる
粒状キヤリヤーのキヤリヤー基体(コアー)とし
ては、たとえばジルコン、ケイ素、ポリメチルメ
タクリレート、ガラス、二酸化ケイ素、フリント
散弾、鉄、銅、フエライト、ニツケル、カーボラ
ンダムなどが好ましい例としてあげられる。この
キヤリヤー基体は、通常、平均粒子径50〜1000ミ
クロンの粒子として用いられる。 タツチダウン法において用いられるシート状キ
ヤリヤーのキヤリヤー基体としては、布、金裏打
ち紙、セロハン、アルミ箔、ポリエチレンテレフ
タレートフイルム、ビニル樹脂フイルム、セルロ
ース誘導体フイルムなどがあげられる。 これらのキヤリヤー基体を本発明のキヤリヤー
被覆用組成物で被覆して被膜を形成するには、た
とえば被覆用組成物が粘稠物の水または有機溶剤
の溶液または分散液であるばあいには、この溶液
または分散液をキヤリヤー基体にスプレーするか
あるいは溶液または分散液にキヤリヤー基体を浸
漬するかなどして塗布し、ついで乾燥により水ま
たは有機溶剤を蒸発後通常のエポキシ樹脂硬化法
にしたがつて硬化する方法が、また被覆用組成物
が粉状物であるばあいには、静電塗装法、流動浸
漬法などの粉末塗装法が適宜採用される。本発明
の被覆用組成物は、すぐれたレベリング性を有す
るので、前記のごとき方法によりピンホールの少
ない平滑な被膜が形成される。 本発明のキヤリヤー被覆用組成物を用いて被膜
を形成させるばあいには、あらかじめキヤリヤー
基体に適当な前処理を施すかまたはプライマー組
成物を被覆することにより、被膜をキヤリヤー基
体に一層強固に付着させることができる。 本発明の被覆用組成物で被覆されたキヤリヤー
粒子は通常のキヤリヤー粒子の使用処方と同様に
して使用される。たとえば通常のトナー濃度、通
常のトナー物質とも組合わせて用いることができ
る。 かかるトナー物質としてはコーバルゴム、サン
ダラツクゴム、ロジン、クマロンインデン樹脂、
アスフアルト、ギルソナイト、フエノールホルム
アルデヒド樹脂、ロジン変性フエノールホルムア
ルデヒド樹脂、メタクリル系樹脂、ポリスチレ
ン、ポリプロピレン、エポキシ樹脂、ポリエチレ
ン、ポリエステルなどがあげられる。 これらトナー物質の着色料としては、たとえば
カーボンブラツク、ニグロシン染料、アニリン
青、カルコオイルブルー、クロム黄、ウルトラマ
リンブルー、キノリンイエロー、メチレンブルー
塩化物、モノストラルブルー、マラカイトグリー
ンオザレート、ランプ黒、ローズベンガル、モナ
ストラルレツド、スダンブラツクBMなどが用い
られる。 トナーの平均粒子径は通常1〜30μ程度の範囲
のものが採用される。 本発明のキヤリヤー粒子と前記トナーとからな
る現像剤は静電写真法で用いられるあらゆる負帯
電性光導電性材料と組合わせて用いることができ
る。 また本発明のキヤリヤー粒子は、前記通常のキ
ヤリヤー基体を本発明の被覆用組成物を用いて前
記の方法により被覆硬化して製造させるため、形
成されたキヤリヤー被膜によつて該キヤリヤー粒
子に要求される諸特性、たとえば負の摩擦帯電
性、耐摩耗性、接着性、低表面エネルギー性など
の性能が満足せしめられる。 以上述べたごとく、本発明のキヤリヤー被覆用
組成物を用いると、従来の被覆材料の欠点である
耐摩耗性が改善され、同時に負の摩擦帯電性およ
び接着性がすぐれ、表面エネルギーの低い、さら
にはピンホールのない平滑なキヤリヤー被膜がえ
られるので、その被覆で被覆してなるキヤリヤー
粒子は現像が安定し、キヤリヤー寿命がいちじる
しく長くなるなどのきわめて顕著な効果を奏す
る。 つぎに実施例をあげて本発明の被覆用組成物お
よびキヤリヤー粒子を説明するが、本発明はこれ
らの実施例のみに限定されるものではない。 実施例1〜2および比較例1 (摩擦帯電性試験) エポキシ樹脂としてエピコート828(シエル化
学社製、商品名、エポキシ当量184〜194)100部
(重量部、以下同様)に、硬化剤としてジアミノ
ジフエニルメタン2.6部および第1表に示す所定
量の (以下、フツ素含有アミン1という)を配合して
エポキシ樹脂被覆用組成物をえ、これを40mm四方
のガラスの片上に塗布し、150℃×1.5時間の条件
で硬化させた。 えらた試験片の塗膜面を木綿布で約50回摩擦
し、30mm離れた位置から静電気測定器スタチロン
M((株)宍戸商会製)を用いて表面電位を測定
した。その結果を第1表に示す。
【表】
第1表から明らかなごとく、本発明の被覆用組
成物は非常に少量のフツ素含量であつてもすぐれ
た負の摩擦帯電性を示す。 実施例3〜6および比較例2〜5 (接着性試験) エポキシ樹脂としてエピコート822 100部に、
硬化剤として第2表に示すアミン硬化剤および第
2表に示す所定量のフツ素含有アミン1を配合
し、均一に混合してエポキシ樹脂被覆用組成物を
え、これをアセトンで清浄した25mm×10mm四方の
アルミ片の片面の端12.5mmの巾に塗布し、前記と
同様にしてえた他の1枚の片と相互に貼り合わ
せ、室温×4時間、そののち80℃×1.5時間硬化
させた。ついで相互に接着した試験片を万能引張
圧縮試験機(新興通信工業(株)製、TOM 500
型)により、JIS K 6850に準じて2mm/minの
引張り速度でせん断剥離強度を測定した。 比較のために前記組成物のかわりに各種のフツ
素樹脂を用いて常法にしたがつてえた塗膜(アル
ミ面はブラスト処理されている)について同様に
して接着性試験を行なつた。結果を第2表に示
す。
成物は非常に少量のフツ素含量であつてもすぐれ
た負の摩擦帯電性を示す。 実施例3〜6および比較例2〜5 (接着性試験) エポキシ樹脂としてエピコート822 100部に、
硬化剤として第2表に示すアミン硬化剤および第
2表に示す所定量のフツ素含有アミン1を配合
し、均一に混合してエポキシ樹脂被覆用組成物を
え、これをアセトンで清浄した25mm×10mm四方の
アルミ片の片面の端12.5mmの巾に塗布し、前記と
同様にしてえた他の1枚の片と相互に貼り合わ
せ、室温×4時間、そののち80℃×1.5時間硬化
させた。ついで相互に接着した試験片を万能引張
圧縮試験機(新興通信工業(株)製、TOM 500
型)により、JIS K 6850に準じて2mm/minの
引張り速度でせん断剥離強度を測定した。 比較のために前記組成物のかわりに各種のフツ
素樹脂を用いて常法にしたがつてえた塗膜(アル
ミ面はブラスト処理されている)について同様に
して接着性試験を行なつた。結果を第2表に示
す。
【表】
【表】
第2表から明らかなごとく、本発明の被覆用組
成物のばあいにはフツ素樹脂(プライマー処理を
していない)のばあいに比べてきわめて大きな剥
離強度を有し、すぐれた接着性を示す。 実施例7〜10および比較例6〜9 (臨界表面張力試験) エポキシ樹脂としてエピコート828 100部に、
硬化剤としてジアミノジフエニルメタン2.6部お
よび第3表に示す所定量のフツ素含有アミン1を
配合し、均一に混合してエポキシ樹脂被覆用組成
物をえ、これを25mm×10mmのアルミ片上に塗布
し、150℃×1.5時間で硬化させた。この試験片を
接触角測定機ゴニオメーター(エルマー社製)に
より、各種表面張力の液体を用いてそれぞれの接
触角を測定し、ジスマンプロツトから臨界表面張
力を求めた。 比較のために前記組成物のかわりに比較例1の
組成物および各種のフツ素樹脂を用い、常法にし
たがつてえた塗膜の接触角を上記と同様にして測
定した。結果を第3表に示す。 なお比較例6は比較例1の組成物を用いたばあ
い、比較例8は比較例4、また比較例9は比較例
5で用いたフツ素樹脂を用いたばあいである。
成物のばあいにはフツ素樹脂(プライマー処理を
していない)のばあいに比べてきわめて大きな剥
離強度を有し、すぐれた接着性を示す。 実施例7〜10および比較例6〜9 (臨界表面張力試験) エポキシ樹脂としてエピコート828 100部に、
硬化剤としてジアミノジフエニルメタン2.6部お
よび第3表に示す所定量のフツ素含有アミン1を
配合し、均一に混合してエポキシ樹脂被覆用組成
物をえ、これを25mm×10mmのアルミ片上に塗布
し、150℃×1.5時間で硬化させた。この試験片を
接触角測定機ゴニオメーター(エルマー社製)に
より、各種表面張力の液体を用いてそれぞれの接
触角を測定し、ジスマンプロツトから臨界表面張
力を求めた。 比較のために前記組成物のかわりに比較例1の
組成物および各種のフツ素樹脂を用い、常法にし
たがつてえた塗膜の接触角を上記と同様にして測
定した。結果を第3表に示す。 なお比較例6は比較例1の組成物を用いたばあ
い、比較例8は比較例4、また比較例9は比較例
5で用いたフツ素樹脂を用いたばあいである。
【表】
【表】
第3表から明らかなごとく、本発明の被覆用組
成物は低濃度のフツ素含有量でも、比較例の組成
物やフツ素樹脂に比べて低い臨界表面張力を示
す。 実施例11〜15および比較例10 (耐摩耗性試験) エポキシ樹脂としてエピコート828 100部に硬
化剤としてジアミノジフエニルメタン2.6部およ
び第4表に示す所定量のフツ素含量となるよう
に、
成物は低濃度のフツ素含有量でも、比較例の組成
物やフツ素樹脂に比べて低い臨界表面張力を示
す。 実施例11〜15および比較例10 (耐摩耗性試験) エポキシ樹脂としてエピコート828 100部に硬
化剤としてジアミノジフエニルメタン2.6部およ
び第4表に示す所定量のフツ素含量となるよう
に、
【式】で表わさ
れるエポキシドを配合してエポキシ樹脂被覆用組
成物をえ、これを100mm四方のアルミ片上に塗布
し、150℃×1.5時間硬化させた。 調製された試験片の塗膜面(厚さ3mm)を結合
砥粒による摩耗(テーバー摩耗測定器による摩
耗)をCS−17の摩耗輪を用いて1Kgの荷重で塗
膜に押しつけながら前記試料を回転させ、1000回
転後の摩耗減量を測定した。 また比較のために比較例4および8で用いたの
と同じポリ四フツ化エチレンを用いて常法により
調製した塗膜について前記と同様にして試験を行
ない、摩耗減量を測定した。 えられた結果を第4表に示す。
成物をえ、これを100mm四方のアルミ片上に塗布
し、150℃×1.5時間硬化させた。 調製された試験片の塗膜面(厚さ3mm)を結合
砥粒による摩耗(テーバー摩耗測定器による摩
耗)をCS−17の摩耗輪を用いて1Kgの荷重で塗
膜に押しつけながら前記試料を回転させ、1000回
転後の摩耗減量を測定した。 また比較のために比較例4および8で用いたの
と同じポリ四フツ化エチレンを用いて常法により
調製した塗膜について前記と同様にして試験を行
ない、摩耗減量を測定した。 えられた結果を第4表に示す。
【表】
実施例 16〜24
エポキシ樹脂としてエピコート828 10部に第5
表に示す硬化剤およびパーフルオロアルキル基を
有するアミンをそれぞれ所定量配合し、エポキシ
樹脂被覆用組成物をえ、これを用いて前記と同様
にして試料を作製し、耐摩耗性、表面電位、剥離
強度および臨界表面張力を測定した。結果を第5
表に示す。
表に示す硬化剤およびパーフルオロアルキル基を
有するアミンをそれぞれ所定量配合し、エポキシ
樹脂被覆用組成物をえ、これを用いて前記と同様
にして試料を作製し、耐摩耗性、表面電位、剥離
強度および臨界表面張力を測定した。結果を第5
表に示す。
【表】
【表】
実施例25〜26および比較例11
実施例1〜2および比較例1でえたエポキシ樹
脂被覆用組成物のそれぞれについて、その100部
を約500部のエタノールに加え、攪拌下50〜60℃
に加温して溶解させたのち、表面を完全に洗浄し
た平均粒子径250μの鋼球表面にスプレー塗布
し、常温で乾燥後、さらに150℃×1.5時間で充分
に硬化させた。冷却後、30メツシユのスクリール
を通して集塊を取り除き、被覆キヤリヤー粒子を
えた。 各被覆キヤリヤー粒子100部とピアレス155(コ
ロンビアカーボン社製)で着色したスチレン−n
−ブチルメタクリレート共重合体トナー(平均粒
子径15μ)約1部とを混合して現像剤試料を作製
し、それぞれについて磁気ブラシ現像法によつて
1万回の繰り返し現像を行ない、コピー解像度お
よび被覆キヤリヤー粒子に対するトナーの沈着量
(トナー形成膜量)を測定し、耐久性を調べた。
結果を第6表に示す。
脂被覆用組成物のそれぞれについて、その100部
を約500部のエタノールに加え、攪拌下50〜60℃
に加温して溶解させたのち、表面を完全に洗浄し
た平均粒子径250μの鋼球表面にスプレー塗布
し、常温で乾燥後、さらに150℃×1.5時間で充分
に硬化させた。冷却後、30メツシユのスクリール
を通して集塊を取り除き、被覆キヤリヤー粒子を
えた。 各被覆キヤリヤー粒子100部とピアレス155(コ
ロンビアカーボン社製)で着色したスチレン−n
−ブチルメタクリレート共重合体トナー(平均粒
子径15μ)約1部とを混合して現像剤試料を作製
し、それぞれについて磁気ブラシ現像法によつて
1万回の繰り返し現像を行ない、コピー解像度お
よび被覆キヤリヤー粒子に対するトナーの沈着量
(トナー形成膜量)を測定し、耐久性を調べた。
結果を第6表に示す。
Claims (1)
- 【特許請求の範囲】 1 エポキシ樹脂およびその硬化剤に、これらの
少なくとも一方と反応しうる1分子中に少なくと
も1個のパーフルオロアルキル基を有するエポキ
シドおよび(または)アミンをフツ素の含有量が
0.1〜30重量%になるように配合してなることを
特徴とする静電複写現像用キヤリヤー粒子の被覆
用組成物。 2 フツ素の含有量が0.1〜10重量%である特許
請求の範囲第1項記載の被覆用組成物。 3 硬化剤がアミン系硬化剤または酸無水物系硬
化剤である特許請求の範囲第1項または第2項記
載の被覆用組成物。 4 パーフルオロアルキル基の炭素数が1〜21で
ある特許請求の範囲第1項、第2項または第3項
記載の被覆用組成物。 5 エポキシ樹脂およびその硬化剤に、これらの
少なくとも一方と反応しうる1分子中に少なくと
も1個のパーフルオロアルキル基を有するエポキ
シドおよび(または)アミンをフツ素の含有量が
0.1〜30重量%になるように配合した被覆用組成
物により被覆してなる静電複写現像用キヤリヤー
粒子。 6 パーフルオロアルキル基の炭素数が1〜21で
ある特許請求の範囲第5項記載のキヤリヤー粒
子。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP2495379A JPS55117154A (en) | 1979-03-03 | 1979-03-03 | Composition for coating of carrier particles for electrostatic copying development |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP2495379A JPS55117154A (en) | 1979-03-03 | 1979-03-03 | Composition for coating of carrier particles for electrostatic copying development |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPS55117154A JPS55117154A (en) | 1980-09-09 |
| JPS62496B2 true JPS62496B2 (ja) | 1987-01-08 |
Family
ID=12152351
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP2495379A Granted JPS55117154A (en) | 1979-03-03 | 1979-03-03 | Composition for coating of carrier particles for electrostatic copying development |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPS55117154A (ja) |
Cited By (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS63122193U (ja) * | 1987-02-04 | 1988-08-09 |
Families Citing this family (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPH061391B2 (ja) * | 1983-09-14 | 1994-01-05 | コニカ株式会社 | 静電荷像現像用キャリア |
Family Cites Families (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS606510B2 (ja) * | 1977-04-16 | 1985-02-19 | 株式会社リコー | 電子写真乾式現像剤用キヤリア |
-
1979
- 1979-03-03 JP JP2495379A patent/JPS55117154A/ja active Granted
Cited By (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS63122193U (ja) * | 1987-02-04 | 1988-08-09 |
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPS55117154A (en) | 1980-09-09 |
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