JPS62500524A - ウイルス性感染を処理するための方法及び組成物 - Google Patents

ウイルス性感染を処理するための方法及び組成物

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JPS62500524A
JPS62500524A JP60504805A JP50480585A JPS62500524A JP S62500524 A JPS62500524 A JP S62500524A JP 60504805 A JP60504805 A JP 60504805A JP 50480585 A JP50480585 A JP 50480585A JP S62500524 A JPS62500524 A JP S62500524A
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カーン,ジエラルド ネイル
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メデイテツク フア−マシユ−テイカルズ,インコ−ポレイテツド
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるため要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 ウィルス性感染を処置するための 方法及び組成物 関連出願 本件出願は、これの参照文献として組込まれた1984年10月16日出願の米 国特許出願第661,396号の部分継続出願である。
発明の分野 本発明は抗ウイルス法及び抗ウイルス性組成物に関する。さらに詳しくは、本発 明は人間及び動物におけるウィルス性感染症の治療または予防法、表面及び物品 上のウィルスを不活性化するための方法、及びそれらを実施するための抗ウイル ス性組成物に関する。このような組成物としては、外用水薬、乳剤、軟膏、塗剤 、粉末、噴霧剤、カプセル、錠剤、座剤及び/または懸濁液、溶液等、施薬上い かなる経路のものをも含む。
発明の背景 各種のウィルス性感染症の効果的治療法が長年にわたって医学研究の最終目標と されてきた。最近の研究で注目されているこのようなウィルスとして単純ヘルペ ス(Herpes S implex)ウィルスがある。単純ヘルペスウイルス ニハ、熱性l\ルペス(1−1erpes febrilis)と、陰部ヘルペ ス(Herpes genitalis )の2種類の抗原型があり、それぞれ ヘルペス1型、ヘルペス2型、またはH8V−1,H8V−2と称されている。
感染は、水泡発疹、ヘルペス性病変(通常、口唇近傍に生ずる熱性庖疹または単 純庖疹)の出現、あるいは身体のいかなる部分をも含みうる他の臨床的発現とし てしばしば発現する。
単純ヘルペス感染症の患者には、緩解期を間に挾む病変進行の再発性期間が見ら れる傾向がある。
単純ヘルペスに対しては現在のところいかなる形態においてし治癒例が知られて いないが、この病気の処置に関しては、幾つかの物質が研究されてきている。マ ックヒ:L−(MCHugh )の米国特許第4,256,763号には、単純 ヘルペスやアクネのような炎症性のウィルス性感染症の治療法が開示されており 、3,3−ビス(p−ヒドロキシフェニル)フタリドを100mgまで、好まし くは最初15〜30mg、その復は決められた期間をおいて繰返し適用すること が記載されている。
本発明者による1984年1月23日付米国特許出願第633.255Mには、 ビサコジル(bisacodyl )すなわち、フェノール・4.4’ −(2 −ピリジニルメチレン)ビス・ジアセテートエステルの有効けを患者に投与して 単純ヘルペス感染症状を治療する方法が開示されている。
しかし、これら従来技術では、単純ヘルペス以外の被包ウィルス(envelo ped virus )により生じた動物及び人間の両方の宿主における種々の ウィルス性感染症を治療する方法が必要となると共に、人間の単純ヘルペス感染 症の治療法を改良する必要がある。また、従来技術では、牛に感染すると共に、 激しい下痢を生じさせて人間の幼児を死に至らしめるロタウィルス(Rotav irus)のような非被包ウィルスにより生じる動物及び人間の両方の宿主にお ける感染症を治療する方法を改良する必要もある。
このようなウィルス性感染症を治療するために提供される方法は、動物または人 間に局所的にまたは内服的(全身的または局所的)に投与し得る単一化合物(単 一成分)または化合物群であって、被包及び非被包ウィルスの両方による複数の ウィルス性感染症に対して有効に使用できるものであることが望ましい。
組成物はまた、例えば浴室や台所設備のようなものの表面上のウィルスを不活性 化できることが望まれる。
本発明は、人間及び動物のための抗ウィルス的!2!l置の方法に関づる。本発 明の一態様においては、下記式で表わされる化合物の抗ウイルス有効用量を、ウ ィルス性感染症を有づる人間または動物に施薬することからなる、人間または動 物のウィルス性感染症の治療法に関する。
池の態様として本発明は、全身的または局所的なウィルス性感染症を有する動物 または人間に、上記(I)式の化合物の抗ウイルス有効用量を施薬することから なる、動物または人間の全身的または局所的なウィルス性感染症の治療法に関す る。
別の態様として本発明は、上記(1)式の組成物の抗ウイルス有効用量を動物ま たは人間に施薬することからなる、動物または人間の全身的または局所的なウィ ルス性感染症の予防法に関する。
さらに別の態様として本発明は、上記(1)式の組成物の抗ウイルス有効量を含 む組成物を、人間または動物の外表面に局所的に適用(施薬)することからなる 、動物または人間の表面的または皮iのウィルス性感染症の治療法に関する。人 間または動物の外部表面とは、皮膚、眼球表面、指及び足の爪または粘膜を意味 する。
さらにまた別の態様として本発明は、上記(1)式の組成物の抗ウイルス有効量 を、被包ウィルスと接触させることからなる、表面上の被包ウィルスの不活性化 法に本発明の抗ウィルス剤は下記式で表わされる化合物で(式中、R′及びRn はそれぞれ独立的に5〜8個の炭素原子を有する直鎖または分校アルキル基を示 し、Mは、NH4、Na、KまたはCaから選択される生理的に適用可能な基を 示し、XはMがNH4、NaまたはKのときは1であり、MがCaのときは2で ある。)Mの基及び上記(I)式の化合物の投与間は、この抗ウィルス剤を受け る人間または動物宿主におけるMの濃度が無毒のレベルになるように選択される 。通常、全身的または局所的適用、及び殆どの局所的適用においては、MはNa  、CaまたはKである。
R′及びR′Wは同じでも異っていてもよい。しかし、R′及びRnは同じ方が 好ましい。R′及びRnは代表的には、アミル基、オクチル基、及び2−エチル ヘキシル基を含み、R′及びRrrは両方とも2−エチルヘキシル基であること が好ましい。本発明の好ましい実施例では、MはNaである。
本発明の好ましい実施例では、上記(1)式の抗ウィルス剤は、スルホコハク酸 ジオクチルナ1〜リウム(別名スルホコハク酸1,4−ビス(2−エチルヘキシ ル)ナトリウム、ドキュセートナトリウム(docusate sodium  )、DSS)である。
抗ウィルス剤の有効投薬量が、細胞レベルで体液1mg当り約0.01 mg〜 約0.2mgの範囲の全身的または局所的な抗ウイルス剤濃度となるように、投 薬系において動物または人間宿主に施される。
ここに濃度に関して用いられている[全身的(systemic) Jなる用語 は、身体中に一般的に含まれる細胞レベルの体液1 mg当りの抗ウイルス剤濃 度を意味する。濃度に関して用いられている[局所的(local ) Jなる 用語は、例えば特定の器官の特異な身体部位における細胞レベルの体液1 mg 、当りの抗ウイルス剤濃度を意味する。
本発明方法の実施に際しては、人間または動物宿主におけるウィルス性感染症は 、スルホコハク酸ジオクチルナトリウムの有効投薬量を上記宿主に施すことによ る治療に対して、驚くほどの感受性がある。以下述べる本発明方法では、ドキュ セートナトリウムに関して述べるが、本発明はスルホコハク酸ジオクチルカルシ ウム[スルホコハクFl!1.,4−ビス(2−エチルヘキシルム]、及びスル ホコハク酸ジオクチルカリウム[スルホコハク酸1,4−ビス(2−エチルヘキ シル〉カリウム]等の前記(I)式で表わされるドキュセートナトリウム等価物 抗ウィルス剤を用いることをも含むものである。
ここに用いられる「ウィルス性感染症の治療」なる用語は、人間または動物宿主 内のウィルスを不活性化するために有効なドキュセートナトリウムロを全身的ま たは局所的に施薬することを意味するか、あるいは人間または動物組織のウィル ス含有領域中のウィルスを不活性化するために有効なドキュセートナトリウム量 を局所的に施薬することを意味する。
以下に詳しく述べるように、人間または動物宿主のウィルス性感染症は、感染を 阻止するために有効なドキュセートナトリウム量を、感染のおそれのある宿主細 胞に接触させることにより予防することができる。理論的に解明されたことでは ないが、このような細胞との接触は、細胞によるウィルスの吸着を阻止し、これ によりウィルスが細胞内に侵入するのをはばむと共に、細胞侵入後の細胞内のウ ィルス複製を妨げるものと考えられる。
水にゆっくりと溶解し、アルコールには自由に?!?解するワックス状固体であ るドキュセートナトリウムは、無水マレイン酸を2−エチルヘキシルアルコール でエステル化して、ざらに亜硫酸水素ナトリウムを加えることにより調製するこ とができる。前記式(1)の他の化合物は、無水マレイン酸を適当な生理的許容 可能なアルコールでエステル化し、さらに、亜硫酸アンモニウム、亜硫酸カリウ ム、及び亜硫酸カルシウムのような適当な亜硫酸塩を加えて調製することができ る。
ドキュセートナトリウムは通常、各種工業、農業及び食品添加物への適用におい て、湿潤剤として使用されているものである。例えば、ココア、濃縮ミルク、冷 凍パックされたチーズ食品、クリームチーズ及びフレンチドレッシングに添加物 として使用されている。農業分野では、便軟化剤として使用されている。
本発明方法の実施に従い、全身的または局所的に使用する場合に、抗ウィルス剤 として効果的なものとするために、細胞レベルにおける人間または動物の体液中 のドキュセートナトリウム濃度は、この体液1 m9.当り少なくとも約0.0 1Hのドキュセートナトリウム量がなければならない。これは、細胞レベルで体 液1 raQ当り少なくとも約0.01 mgのドキュセートナトリウムを確保 するために、投薬系において1日当り約5I1g〜約35gのドキュセートナト リウムの投薬量を必要とする。
毒性効果がないことを確実にするための安全係数を提供するために、細胞レベル での体液中のドキュセートナトリウム濃度は、体液1 mg当り約0.21I1 gのドキュセートナトリウムよりも大きくないことが好ましい。ドキュセートナ トリウムは食品添加剤として、また農業用便軟化剤として使用されているが、い ずれにしても、このような使用は、本発明実施にあたって必要とされるような細 胞レベルで体液1 1AQ当り約0. 1mg〜約0.2mgのドキュセートナ トリウムの有効な全身的または局所的濃度を提供するものではない。
ドキュセートナトリウムは口、静脈、皮下、筋肉内、皮内に施薬することができ 、また吸入あるいは点滴注入により体内部位または体腔内に施薬することができ る。
施薬のタイプにかかわらず、薬学的に許容されるキャリアに分散させることもで きる。例えば、経口投与の場合は、賦形剤、増容剤、滑剤、崩壊剤、及び染料な どのような成分を含む錠剤キャリアまたはカプセルキャリアとすることができる 。また、例えば、エタノールなどからなるキャリアのような適当な液体キャリア 中に経口的に投与することもできる。「キャリア」なる用語は、例えば等張性塩 タイプの溶液及び等張性ブドウ糖タイプの溶液のような、皮下注射または静脈注 射の形態のドキュセートナトリウムを調製するのに有用な賦形剤(媒体)をも含 むものである。
ドキュセートナトリウムは多くの形態で局所的に施薬することができる。例えば 、ヘルペス性病変のようなウィルスによって誘起された病変を治療するために、 外用水薬、乳剤、エマルジョン、または噴霧剤の形態として施薬することができ る。さらに、口腔内のウィルス例えばH8V〜1を不活性化するために薬学的に 許容し得る口内洗浄配合物中に用いることができる。
ドキュセートナトリウムを施薬するための賦形剤の他の例としては、例えば気管 支吸入治療のためのエアゾールスプレーとして使用するための薬学的に許容でき るキャリア中に用いることもできる。さらに、殺ウイルス性有効粉末中の活性抗 ウイルス成分として提供することもできる。ドキュセートナトリウムは、さらに また、消毒する身体表面あるいは浴至や台所の設備のような消毒表面のための衛 生剤として使用するためのクレンザ−配合物として用いることができる。
殺ウイルス剤としてドキュセートナトリウムを使用するための技術のさらに他の 例は、血液、血漿、血清、あるいはこれらからの誘導物中に存在する可能性のあ るいかなるウィルスとも接触させるための薬学上許容し得るキャリア中に用いる ことができる。このような接触は、例えば血液、血漿、血清またはこれらからの 誘導物に感染するおそれのあるB型肝炎ウィルスまたはHTLVII[(AID S)ウィルスのようないかなるウィルスの不活性化にも用い得る。
ドキュセートナトリウムを殺ウイルス剤として使用する他の代表的な例では、セ ルローズウェッブのような物質を殺ウイルス的に有効な量のドキュセートナトリ ウムのための基材またはキャリアとして使用することができる。したがって、例 えば、顔用ティシュー1浴室ティシュ−1またはハンドタオルなどに殺ウイルス 的に有効量のドキュセートナトリウムを含ませておくこともできる。
−例として1.インフルエンザA型ウィルスによるインフルエンザにかかってい る者は、殺ウイルス的に有効量のドキュセートナトリウムを含ませた顔用ティシ ュ−を用いる。インフルエンザA型ウィルスは上記ティシュ−に接触すると不活 性化される。このような顔用ティシュ−を使用すればインフルエンザANウィル スの汚染拡散を制限できる。
上記具体例は、顔用ティシュ−及びインフルエンザA型ウィルスの関係で説明し たが、他の物質も使用でき、また、インフルエンザA型ウィルス以外のウィルス も不活性化できる。例えば、外科月掛は布、ガウン、ベットシート、枕ケース及 び布製品などの使い捨ての病院用品に普通便われている湿潤クレープハンドタオ ル、スボンデッド・メルトダウン高分子ウェッブなどのような不織基材にドキュ セートナトリウムを含ませることができる。
また例えば、呼吸器系疾患の者に使用される衛生顔面マスクに殺ウイルス的に有 効量のドキュセートナトリウムを含ませることもできる。さらにタンポンや膣内 挿入スポンジ等と同様に、使い捨ておしめにドキュセートナトリウムを含ませる ことができる。ざらにまた、膜用潅水として適当なキャリア中に用いることもで きる。
以下、ドキュセートナトリウムを殺ウイルス剤として使用した実施例を示すが、 本発明はこれら実施例に限定されるものではない。
[実施例1]局所的施薬(外用水薬) 本発明に基づくウィルス性感染症治療のための局所的施薬用に調製された外用水 薬の好ましい実施例は、0.2重量%のドキュセートナトリウム、5重量%の鉱 油、4.5重量%のステアリン酸、3,5重f1%のセチルアルコール、1.5 重量%のトリエタノールアミン、0.15重量%のメチルパラベン、0.05重 量%のプロピルパラベン、残りは脱イオン濾過水からなる。
この外用水薬はA、Bの2段階で調製され、段階Aでは、鉱油、ステアリン酸、 セチルアルコール及びプロピルパラベンが含まれ、段階Bでは、脱イオン濾過水 、トリエタノールアミン、メチルパラベン及びドキュセートナトリウムが含まれ る。
外用水薬を調製するために、鉱油の適量を測量してジャケット付きステンレス鋼 容器に入れる。同じステンレス鋼製容器に、ステアリン酸、セチルアルコール及 びプロピルパラベンをそれぞれ測量して適量を入れる。ゆるやかにプロペラ撹拌 して、段階A(油相)では70〜75℃に加熱する。ゴベての固体が溶けるまで 撹拌を続け、透明な溶液を得る。段階Bでは、水の適量を、プロペラ式撹拌機及 び掃引式撹拌機の両方を備えたジャケット付ステンレス鋼製容器(主混合容器) に測量して入れる。この容器に、トリエタノールアミン、メヂルパラベン及びド キュセートナトリウムをそれぞれ側塔して適量を加える。プロペラ式撹拌機で弱 く撹拌して、段階Bでは72〜77℃に加熱し、透明な溶液を得る。、72〜7 7℃でプロペラ撹拌されている段階Bの溶液に段階への溶液を加える。
この混合された段階において約70〜約77℃で混合を20分間続ける。そして 、容器のジャケットに冷却水を導入してこの溶液を冷却する。ゆるやかにプロペ ラ撹拌しながら冷却する。溶液が濃くなり始めたら、溶液温度が約25〜約30 ℃になるまで撹拌を続ける。溶液の頂部及び底部の両方からサンプルを採取し、 品質制御分析を行う。
生成物を、局所適用のための容器に入れる。
活性な性器病変を示す単純ヘルペス感染症の者に、上記外用水薬を病変部に周期 的に適用する。
−例においては、外用水薬を4時間毎に適用する。治療は病変部が治癒覆るまで 続ける。
この実施例は好ましい外用水薬に関するものであるが、この実施例以外の薬学的 に許容できる他のキャリアをも組成物中に用い得る。また、使用されるドキュセ ートナトリウムの含有率も変えることができる。例えば、外用水薬は0.001 %の少量から1%以上のドキュセートナトリウムを含ませることができる。
[実施例2]局所的施薬(口内洗′剤)本発明に基づくウィルス性感染症を治療 また予防するための局所的施薬用に調製された口内洗浄剤の好ましい実施例は、 0.2重量%のドキュセートナトリウム、5.0重量%のソルビトール溶液、1 0重量%のエタノール及び残りは(脱イオン及び濾過された)殺菌水からなる。
口腔内に単純ヘルペスウィルス()(SV−1>による活性病変を有する者に、 スプーン約1杯ア約4杯の上記口内洗浄剤をその口腔間に入れる。口内洗浄剤で 口内を激しくゆすいで、病変部位の単純ヘルペスウィルスに殺ウイルス的に有効 旦のドキュセートナトリウムを接触させる。30秒後に口内洗浄剤を吐き出させ る。この方法を数時間毎に病変が治るまで繰り返し続ける。
この実施例は好ましい口内洗浄剤に関するものであるが、この実施例以外の薬学 的に許容できる他のキャリアをも組成物中に用い得る。また、使用されるドキュ セートナトリウムの含有率も変えることができる。例えば、口内洗浄剤は0.0 01%の少量から1%以上のドキュセートナトリウムを含ませることができる。
[実施例3]局所的施薬くクレンザ−)本発明に基づくウィルス性感染の処置ま たは予防するための局所的施薬用に調製されたクレンザ−の好ましい実施例は、 23,3重i%のオレフィン(C14−C+s )スルホン酸す1〜リウム、5 重量%のミリストアミンオキシド、1重量%のコカミドプロピルベタイン、3. 5重量%のラウリンアミド D E A 、0.25重堡%のポリクォータニウ ム−7,0,1重量%のNaCQ、0.2重量%のスルホコハク酸ジオクチルナ トリウム、香料、防腐剤及び残りは水と、クレンザ−のpHを7にするための十 分なりエン酸を含むものからなる。
このクレンザ−は、これに接触される表面上のどのような被包ウィルスをも不活 性化するための身体外表面洗浄用に用いられる。
この実施例は好ましいクレンザ−に関するものであるが、この実施例以外の薬学 的に許容できる他のキャリアをも組成物中に用い得る。また、使用されるドキュ セートナトリウムの含有率も変えることができる。例えば、クレンザ−は0.0 01%の少量から1%以上のドキュセートナトリウムを含ませることができる。
[実施例4]表面殺菌 本発明に基づいて浴室及び台所の設備などの表面を消毒するためにIIされた衛 生剤の好ましい実施例は、約0.2112%のドキュセートナトリウム、約10 .0重量%のエタノール及び残りは水からなる。
この溶液は、例えばトイレットシート上のいがなるウィルスをも不活性化するた めにトイレットシート上にスプレーするなど、その他浴室の設備上にスプレーさ れる。
この実施例では好ましい衛生剤組成物の使用について説明したが、他の成分をも この組成物中に用い得る。また、使用されるドキュセートナトリウムの含有率も 変えることができる。例えば、衛生剤は0.001%の少量から1%以上のドキ ュセートナトリウムを含ませることがでウィルス性感染症の全身的治療のための 本発明の好ましい一実施例においては、ドキュセートナトリウムは公知の持続放 出型カプセル(time/ 5ustained−release capsu le )中に用いられる。このような持続放出型力ブセル内に約5111(1〜 約350のドキュセートナトリウムを入れ、活性病変を示す単純ヘルペス感染症 を有する者に毎日投与する。投与される薬剤の量は、治療される者の細胞レベル において、ドキュセートナトリウムの全身的または局所的な濃度が体液1111 e当り0.01 mg 〜0.2m(Iの範囲になるようにする。治療は病変が 治癒するまで続けられる。
[実施例6コ全身的治療(錠剤) 全身的治療のための本発明の好ましい実施例においては、感染を予防するために H8V−2にさらす前及びさらす最中にドキュセートナトリウムを錠剤の形で被 検者に投与する。投与量は、細胞レベルで全身的または局所的なドキュセートナ トリウム濃度が体液1mg当り約0.1mg〜0.2mgになるようにする。
血液製品中のウィルスを不活性化するための本発明の好ましい一実施例において は、B型肝炎ウィルスで感染された500m Qの血漿を用意する。本発明に従 い、0.85重司%殺菌塩溶液に1no/i+Qのドキュセートナトリウムを含 む溶液を調製する。感染された血漿9mg、当り、1 meのドキュセートナト リウム殺菌塩溶液を血漿とゆるやかに混合する。血漿中でドキュセートナトリウ ムがB型肝炎ウィルスと接触して、B型肝炎ウィルスが不活性化される。
[実施例8]ドキユセートナトリウムを含ませた顔 ティシュ−を用いたウィル スの不活性 セルローズウェッブからなる顔用ティシュ−に殺ウイルス的に有効量のドキュセ ートナトリウムを含ませる。
例えば、ドキュセートナトリウムを、ドキュセートナトリウム総量及びティシュ −重量を基準にして約0.01重量%から約3重量%またはそれ以上存在させる 。
インフルエンザA型ウィルスによる流感にかかった者は、ティシュ−に接触した インフルエンザA型ウィルスを不活性化するためにこのティシュ−を使用する。
以下の実施例は、種々のウィルスに対するスルホコハク酸ジオクチルナトリウム の試験管内テスト(組旺正に接触させた後のH8V−2の定量 H8V−2を第1表に示す8種類の異なる塩溶液に懸濁させた。75個の塩溶液 はドキュセートナトリウムを0.85重世%塩溶液1 me当りそれぞれO、O ’1.0.02.0.03.0.04.0.05.0.1及び0.2mg含む。
8番目の溶液は対照で、ドキュセートナトリウムを含まない0.85重量%塩溶 液である。上記各溶液はいずれも37℃で15分間培養した。培養時間の最後に 、8個の各溶液から0.1 raQのサンプルを採り、リン酸塩緩衝液で希釈し た。
そして希釈サンプルの0.2 lllQ画分をMA−104細胞の単層上に接種 した。37℃で1時間後、接種された単層を寒天で覆い、それから培地を37℃ で3日間培養してプラク(斑)を生じさせた。寒天覆いを流し去り、エタノール 性クリスタルバイオレットで単層を着色してプラク数を数えた。ドキュセートナ トリウムを含まない対照サンプル中の総プラク数に対するドキュセートナトリウ ム処理された各サンプル中のプラク数の比から各サンプルのウィルス不活性化度 を計算した。
第1表 第1表より、ドキュセートナトリウムの量が、溶液11当り0.02mgの少量 でも有効にH8V−2を不活性化していることがわかる。
[実施例10]胎児ウシ血清を含むドキュセートナトリウム溶液に接触させた後 のH8V−2の定量この実施例では5種類の異なる溶液を用い、各溶液に10重 量%胎児ウシ血清を含ませた他は、実施例つと同様の手順で行った。各溶液中の ドキュセートナトリウムの濃度を実験結果と共に第2表に示した。
第2表 第2表より、10重量%胎児ウシ血清を含むドキュセートナトリウムの場合は、 胎児ウシ血清を含まない場合例えば実施例9の場合よりも任意の1−18V−2 に対し、より高濃度のドキュセートナトリウムを必要とすることがさせた後のロ タウィルス菌5A−11の定量ロタウィルス菌SΔ−11を第3表に示す2種の 異なる塩溶液中に懸濁させた。第1の溶液は最終濃度が0.2mg/InQとな るまでドキュセートナトリウムを加えた標準0.85重量%塩溶液である。第2 の溶液は対照で、ドキュセートナトリウムを含まない0.85重石%塩溶液であ る。15分後と1時間後に、各溶液から0,1 raQのサンプルを採り、リン 酸塩緩衝液で適当に希釈した。この希釈サンプルの0.2 mQ、両分をM A  −104細胞の単層上で培養した。この単層を寒天で覆い、37℃で3日間培 養した。
寒天覆いを流し去り、クリスタルバイオレットで着色し、プラク数を数えた。ド キュセートナトリウムを含まない対照サンプル中の総プラク数に対するドキュセ ートナトリウム処理されたサンプル中のプラク数の比からサンプルのウィルス不 活性化度を計算した。
上記テストをドキュセートナトリウム濃度1mり/ mQで繰返した。その結果 を第4表に示した。
第4表 第3表及び第4表より、実施例11の実験条件下では、ドキュセートナトリウム はロタウィルス5A−11を不活性し41いことがわかる。
し実施例121ドキユセートナトリウムを含む溶液に接触させた後のコクサラキ ーウィルス(coxsackievirus) B −5の定量 ロタウィルス5A−11の代りにコクサラキーウィルスB−5を用いた他は、実 施例11と同様の手順で行った。
この実験結果を第5表に示した。
第5表より、実施例12の実験条件下ではドキュセートナトリウムはコクサラキ ーウィルスB−5を不活性化しないことがわかった。
第6表に示す2種の異なる塩溶液中にRS (Respiratory 5yn cytial)ウィルスを懸濁させた。第1の溶液は、ドキュセートナトリウム を最終濃度が0.1160/ R11+になるまで加えた標準0.85重量%塩 溶液を含む。第2の溶液は対照で、ドキュセートナトリウムを含まない0.85 重R%塩溶液である。15分後に0.11119のサンプルを採り、リン酸塩緩 衝液で適当に希釈した。この希釈サンプルの0.2 m14画分をHeLa細胞 の単層上で培養した。
ウィルス感染度は細胞変性効果(cytopat旧c effeatSCPE) よって決定した。この細胞変性効果はRSウィルスの場合、合胞体と呼ばれる大 きい多核性構造を形成することである。第6表に、細胞単層中でCPEの形成を 生じさせるのに十分な量の感染粒子を含むウィルス希釈液毎の結果を示した。
第6表 第6表に示すように、RSウィルスは0.1111g/mCドキュセートナトリ ウム溶液によって不活性化された。
[実施例14コドキユセートナトリウムによるインフルエンザA型ウィルスの不 活性化 第7表に示すように2種の異なる塩溶液にインフルエンザA型ウィルスを懸濁さ せた。第1の溶液は、ドキュセートナ1〜リウムを最終濃度が0.1mq/ r aQ、になるまで加えた標準0.85重量%塩溶液を含む。第2の溶液は対照で 、ドキュセートナトリウムを含まない0.85重量%塩溶液である。15分後に 0.1 mQのサンプルを採り、リン酸塩緩衝液で適当に希釈した。この希釈サ ンプルの0.2 mQ画分をMDCK細胞の単層上で培養した。ウィルス感染度 はMDCK細胞上のCPEの有無及び血球吸着により決定した。インフルエンザ ウィルスに感染した細胞は、細胞膜内にウィルスタンパク質が存在することの結 果、赤血球細胞を吸収する能力を得る。したがって、感染度の測定はプラク形成 ウィルスの場合より定量的でない。結果は、MDCK細胞中にCPEを起こすの に十分なウィルスを含むウィルス希釈度として第7表に示した。
第7表に示すように、インフルエンザA型ウィルスは0.111M IIεドキ ュセートナトリウムで容易に不活性化された。
[実施例15コドキユセートナトリウムを含む溶液に接触させた後のアデノウィ ルスの定量 ロタウィルス菌5A−11の代りにアゾイノウィルス(adenoV i rl ls )を用い、MA−104細胞の代りにHeLa細胞を用いたことの他は、 実施例11ど同様の手順で行った。この実験結果を第8表に示した。
第8表より、この実施例の実験条件下では、0.2mMm9.のドキュセートナ トリウムは60分間の接触時間ではアゾイノウィルス複製に対して大きな効果が 見られなが実施例2で述べた口内洗浄剤を、そのl−1sV−2に対する有効性 を調べるために種々の水希釈度でテストした。
1−ISV−2ウイルスを第9表に示すような6種の異なる口内洗浄溶液中に懸 濁させた。このうち4種の溶液は、口内洗浄溶液1 3Q当り、それぞれ0.1 .0.05.0.025、及び0.01 mgの異なる濃度でドキュセートナト リウムを含んでいる。第5の溶液は対照で、ドキュセートナトリウムを含まない 0.85重間%の塩溶液である。第6の溶液も対照で、ドキュセートナトリウム を含まないことの他は上記口内洗浄溶液と同じである。
上記各溶液を37℃で15分間培養した。培養時間の最後に各6個のサンプルか ら0,1mQのサンプルを採り、リン酸塩緩衝液で希釈した。この希釈サンプル の0.2 mQ画分をM A −104細胞の単層上で培養した。37℃で1時 間後、接種された単層を寒天で覆い、それから培地を37℃で3日間培養してプ ラクを生じさせた。寒天覆いを流し去り、エタノール性クリスタルバイオレット で単層を着色してプラク数を数えた。結果を第9表に示した。
[実施例171血清を含まない溶液におけるドキュセートナトリウムの細胞毒性 トキュセートナトリウムの細胞毒性を評価覆るために使用した細胞系列は、子ザ ルからのMAi04、人間の子宮癌からのHe La 、人間の包皮からの一次 線維芽細胞である。これらの細胞は60x 15mmの町中で合流点まで生長さ せた。この細胞単層を洗浄して生育媒体を流し去り、ドキュセートナトリウムを 種々の濃度で含有する無血清生育媒体を5 mQ加えた。培養物を37℃で24 時間培養し、細胞を細胞毒性(cytotoxic elects CT E  )を調べるために顕微鏡検査した。対照はドキュセートナトリウムで処理せずに 同様の方法で調製した。
第10表はドキュセートナトリウムの細胞毒性を細胞培養物中の選択された細胞 系列に関してリストしたもので−第10表 田 賢 に ネ =細胞は形態学的に正常であった。
本! −9Q%以上の細胞がCTEを示した。
I 第10表に示すように、ドキュセートナトリウムは、この実施例で述べた溶 液中の濃度が0.01〜0.05mg / raQの範囲では細胞に対して毒性 を有することがわかった。
lll胞を生長させるために用いる媒体に2容量%の胎児ウシ血清を含むものを 用いたことの他は実施例17と同様の手順で行った。
第11表はドキュセートナトリウムの細胞毒性を細胞培養物中の選択された細胞 系列に関してリストしたもので* =細胞は形態学的に正常であった。
本z −90%以上の細胞がCTEを示した。
本に宜、=1Q%1Qの細胞がCTEを示した。
第11表に示ず結果は、血清の存在が、ドギュセートナトリウムの細胞毒性を減 じることを示している。この結果はまたM A −104細胞は、1−(eLa 細胞や包皮線維芽細胞よりもドキュセートナトリウムに対して敏感でないことを 示している。
[実施例19]H8V−2を処置する前のドキュセートナトリウム溶液によるM A−1044111胞の前処この実施例においては、始めに前処理としてMA− 104をドキュセートナトリウムに接触させ、その後にこの前処理された細胞を )−ISV−2にさらすことの効果について検討した。
M A −104細胞を洗浄して生育媒体を流し去り、この細胞を無血清生育媒 体中に0.02mg/ ml!含まれるドキュセートナトリウムに1時間さらし た。このドキュセートナトリウム溶液を流し去り、細胞を2回洗浄し、それから 適当に希釈したl−18V−2にさらした。ドキュセートナトリウムにさらすこ とを除いて上記と同様にして対照溶液を調製した。37℃で1時間後、細胞を寒 天で覆い、37℃で3日間培養してプラグを生じさせた。
この実験の結果を第12表に示した。
第12表 第12表は、溶液1 mQ当り 0.02mgのドキュセートナトリウムを含む ドキュセートナトリウム溶液でMA−10418胞を前処理することにより、プ ラク形成が実質的に減少することを示している。この結果は、ドキュセートナト リウムが細胞と反応することにより、この細胞によるH8V−2吸収が阻害され るかくつまり、細胞へのH8V−2の浸入が阻止される)、及び/または、一度 細胞に入ったウィルスの複製が妨害されているということが考えられる。
[実施例20]H8V−2に感染した細胞の処置MA−104細胞を洗浄して生 育媒体を流し去り、適当に希釈したト+5V−2に37℃で1時間さらした。感 染から6時間後及び24時間後に、このMA−104細胞を、溶液1 mQ当り  0.02mgのドキュセートナトリウムを含む溶液に37℃で1時間ざらした 。ドキュセートナトリウム溶液を流し去り、寒天で覆いをして、さらした細胞を 37℃で3日間培養してプラクを生じさせた。
この実験は、この実施例の条件下では、ドキュセートナトリウムとの接触前に、 H8V−2に感染した細胞では、ドキュセートナトリウムと接触させてもH8V −2の不活性化に有効でないことを示している。
[実施例21]ロタウイルスにさらす前のドキュセートナトリウム溶液によるM A−104細胞の前処MA−104細胞を)IsV −2の代りにロタウィルス にさらし、ドキュセートナトリウム溶液が1 rAQ、当り0.05 mgのド キュセートナトリウムを含有し、ドキュセートナトリウム溶液に1時間さらす代 りに15分間MA−104細胞をさらすことの他は、実施例19と同様の手順で 行った。
この実験結果を第13表に示した。
第13表 第13表は、MA−104細胞を、溶液1 mQ、当i) 0.05mgのドキ ュセートナi〜リウムを含有するドキュセートナトリウム溶液で前処理すること により、プラク形成数が70%減少することを示している。実施例19の場合と 同様に、この結果は、ドキュセートナトリウムがMA−104細胞と反応するこ とにより、この細胞によるロタウィルス吸収が阻害されるか、及び/または、一 度細胞に入ったウィルスの複製が妨害されているということが考えらトリウム溶 液によるMA−104細胞の前処ドキュセートナトリウム溶液のドキュセートナ トリウム濃度が、0.04.0.07.0.10 mg/ raftであること を除いて他は実施例21と同様の手順で行った。
この実験結果を第14表に示した。
ドキュセートナトリウムによるMA−104細胞の前処理 0.02mc+ / ml!のドキュセートナトリウムを含有する溶液を用い、 ロタウィルスの代りにコクサラキーウィルスB−5を用いたことの他は実施例2 1と同様の手順で行った。
この実験結果を第15表に示した。
第15表 第15表より、この実施例の実験条件下では、ドキュセー1〜ナトリウムによる プラク形成(感染度)への影響はないことがわかった。
M’A−104細胞の代りにHeLa細胞を用い、ドキュセートナトリウムを0 .1mg/ mQ金含有るドキュセートナトリウム溶液を用い、ロタウィルスの 代りにRSウィルスを用いたことの伯は実施例21と同様の手順で行った。
3回の実験を行った。
ウィルス感染度は、細胞変性効果(CPE)により測定した。第16表に、細胞 単層中でCPEの形成を生じさせるのに十分な吊の感染粒子を含むウィルス希釈 度毎の結果を示した。
*=前処理細胞上の合胞体が、対応する対照よりも少ない。
第16表から明らかなように、ドキュセートナトリウムによる前処理は、RSウ ィルス感染に対してl−18La細胞を部分的に保護していることがわかる。
1−18La細胞を洗浄して生育媒体を流し去り、この細胞を、10%胎児ウシ 血清M E M中に0.125mc+/ m Q含まれるドキュセートナトリウ ムに15分間さらした。ドキュセートナトリウムを流し去り、細胞をリン酸塩緩 衝液でづづぎ、次に適当に希釈したアデノウィルスにさらした。
ドキュセートナトリウムにさらすことを除いて上記手順と同様に対照溶液を調製 した。37°Cで1時間後、細胞を寒天で覆い、37°Cで3日間培養してプラ クを生じさせた。
この実験の結果を第17表に示した。
[実施例26]インフルエンザA型ウイルスにさらす前の1−1ela細胞の代 りにMDCK細胞を用い、RSウィルスの代りにインフルエンザA型ウィルスを 用いたことの他は実施例24と同様の手順で行った。
この実験結果を第18表に示した。
処理効果の経時変化 、〜IA−10,1細胞の単層をアールの基礎塩溶液(EBSS)で2回洗ン1 )シて、0.02 mg/ mQ濃度のドギュセートナトリウム溶液を各培養皿 に力11えた。培養皿を37℃で1時間培養し、ドキュセー1〜ナトリウムを流 し去った。細胞単位をE 13 S Sで2回洗浄し、適当な間隔をおいてH8 V−2で感染させた。寒天で覆った後、培養物を37゛Cで3日間J8養し、ク リスタルバイオレットで着色し、プラク数を数えた。ドキュセートナ1〜リウム にさらすことを除いて他は同様の手順で対照培養物を処理した。これらの実験結 果を第19表に示した。
本ドキュセートナ1〜リウムにざらしてから感染させるまでの時間 第19表の結末は、この実施例の実験条件下にお(ブる細胞の前処理により得ら れた抗ヘルペス効果は一時的なものであることを示している。
顕微鏡用スライドグラスをエチルアルコールで清浄化し、オー1〜クレープで殺 菌した。このスライドグラスをペトリ皿内に置き、5%血液血清中に懸濁させた o、11Ileのヘルペスウィルスをスライドグラス上に広げた。塗抹が乾燥す るまで(約10分間)、殺菌空気をスライド上に送風させた。第1の塗抹(対照 塗抹)に0.9 mQのリン酸塩緩衝液を加え、リン酸塩緩衝液中に0.4重量 %濃度のスルホコハク酸ジオクチルナトリウムを第2の塗抹に加え、次にこのウ ィルス塗抹を殺菌ゴムポリスマンで取除いた。回収したウィルス懸濁サンプルを リン酸塩緩衝液で適当に希釈し、M A−104細胞上のプラク形成数を実施例 11と同様の手順によって測定した。この結果を第20表に示した。
第20表より、対照スライドグラスに適用したウィルスの約30%が対照塗抹か ら回収されていることがわかる。
これは、乾燥によりウィルスの一部が不活性化されることを示している。しかし 、0.4i量%ドキュセートナトリウム溶液で洗浄された塗抹はウィルスが全く 回収されていない。
−F記本発明方法の実施例では、単純ヘルペスウィルス、ロタウィルス、インフ ルエンザA型ウィルス、アデノウィルス及びコクサラキーウィルスに関して述べ たが、本発明の方法及び組成物は同様に他のウィルス性感染にも使用し得るもの である。例えば、単純ヘルペス以外のヘルペスウィルスによるエプスタイン−バ ー(E pstcin−3arr ) 、バリセラーシスター(Varicel la−Zoster )、及びサイ1ヘメガロウイルス(Cytomegaro virus)のようなウィルス性感染を本発明方法に基づいて処置することがで きる。また、オルソミクソウィルス(Orthomyx。
virus ) (B型及びC型インフルエンザ)、ポックスウィルス(Pox virus ) 、パラミクソウィルス(P aramyxovirus、−] ロロタウィルス Coronavirus) 、ラブドウィルス(Rhabdo virus) 、トガウィルス(Togavirus)、ブンヤウィルス(3u nyavirus ) 、アレナウィルス(Arenavirus ) 、%疹 つィルス、B型肝炎ウィルス及びHTLVIIIウィルスを含むレトロウィルス (Retrovirus )を、アデノウィルスに加えて非被包ウィルスと同様 に本発明方法によって処置することができる。
ウィルス性感染を処置するための方法及び組成物の好ましい実施例として上述し た記載は、説明の目的でなされたものである。変更例は当業者には明らかである から本発明は上記具体的実施例に限定されるものではなく、本発明の範囲は添付 の請求の範囲によって限定される。
国際調査報告

Claims (33)

    【特許請求の範囲】
  1. 1.下記式 ▲数式、化学式、表等があります▼(式中、R′及びR′′はそれぞれ独立的に 5〜8個の炭素原子を有する直鎖または分岐アルキル基を示し、Mは、Na、K またはCaであり、xはMがNaまたはKのときは1であり、MがCaのときは 2である。)で表わされる化合物の抗ウイルス的用量を被包ウイルスに感染した 人間または動物に施薬する段階を含む、被包ウイルスによる人間または動物のウ イルス性感染症を治療する方法。
  2. 2.抗ウイルス化合物がスルホコハク酸ジオクチルナトリウムである請求の範囲 第1項に記載の方法。
  3. 3.抗ウイルス的有効用量のスルホコハク酸ジオクチルナトリウムを経口的に施 薬する請求の範囲第2項に記載の方法。
  4. 4.抗ウイルス的有効用量のスルホコハク酸ジオクチルナトリウムを局所的に施 薬する請求の範囲第2項に記載の方法。
  5. 5.抗ウイルス的有効用量のスルホコハク酸ジオクチルナトリウムの量が、細胞 レベルで人間または動物の体液1ml当り約0.01〜0.2mgの全身的また は局所的スルホコハク酸ジオクチルナトリウム濃度となるように、投薬系におい て、1日当り5mg〜約35gである請求の範囲第2項に記載の方法。
  6. 6.被包ウイルスが、HSV−1、HSV−2、インフルエンザA型ウイルス、 RSウイルス、及びサイトメガロウイルスからなる群から選択される請求の範囲 第1項に記載の方法。
  7. 7.被包ウイルスが、ヘルペスウイルス、パラミクソウイルス、ボックスウイル ス、オルソミクソウイルス、コロナウイルス、ラプドウイルス、トガウイルス、 ブンヤウイルス、アレナウイルス、風疹ウイルス、B型肝炎ウイルス、及びHT LVIIIウイルスからなる群から選択される被包ウイルスである請求の範囲第 1項に記載の方法。
  8. 8.細胞レベルで体液1ml当り約0.01mg〜約0.2mgのスルホコハク 酸ジオクチルナトリウム濃度となるように、人間宿主の体液中にスルホコハク酸 ジオクチルナトリウムを与えることにより、単純ヘルペスウイルスにスルホコハ ク酸ジオクチルナトリウムを接触させる段階を含む、人間宿主中の単純ヘルペス ウイルスの不活性化法。
  9. 9.下記式 ▲数式、化学式、表等があります▼(式中、R′及びR′′はそれぞれ独立的に 5〜8個の炭素原子を有する直鎖または分枝アルキル基を示し、Mは、Na、K またはCaであり、xはMがNaまたはKのときは1であり、MがCaのときは 2である。)で表わされる化合物を人間または動物宿主に全身的または局所的に 施薬して、細胞レベルで体液1ml当り上記化合物が約0.01mg〜約0.2 mgの全身的または局所的濃度となるように上記化合物を与えた体液内で、上記 化合物を人間または動物宿主内の細胞と接触させる段階を含む、被包ウイルスに よる人間または動物宿主内の細胞感染の予防法。
  10. 10.抗ウイルス化合物が、スルホコハク酸ジオクチルナトリウムである請求の 範囲第9項に記載の方法。
  11. 11.動物宿主が、ウシ宿主である請求の範囲第9項に記載の方法。
  12. 12.下記式 ▲数式、化学式、表等があります▼(式中、R′及びR′′はそれぞれ独立的に 5〜8個の炭素原子を有する直鎖または分枝アルキル基を示し、Mは、Na、K またはCaであり、xはMがNaまたはKのときは1であり、MがCaのときは 2である。)で表わされる化合物を、被包ウイルスに感染しやすい人間または動 物に被包ウイルスによる感染を予防するのに十分な量全身的または局所的に施薬 する段階を含む、被包ウイルスに感染しやすい人間または動物の被包ウイルスに よる感染予防法。
  13. 13.抗ウイルス性化合物がスルホコハク酸ジオクチルナトリウムである請求の 範囲第12項に記載の方法。
  14. 14.有効用量が経口的に施薬される請求の範囲第12項に記載の方法。
  15. 15.有効用量が、細胞レベルで人間または動物の体液1ml当り約0.01m g〜約0.2mgの全身的または局所的スルホコハク酸ジオクチルナトリウム濃 度となるように、投薬系において、1日当り5mg〜約35qである請求の範囲 第13項に記載の方法。
  16. 16.被包ウイルスが、ヘルペスウイルス、パラミクソウイルス、ボックスウイ ルス、オルソミクソウイルス、コロナウイルス、ラプドウイルス、トガウイルス 、ブンヤウイルス、アレナウイルス、風疹ウイルス、B型肝炎ウイルス、及びH TLVIIIウイルスからなる群から選択される被包ウイルスである請求の範囲 第12項に記載の方法。
  17. 17.人間または動物宿主にスルホコハク酸ジオクチルナトリウムを全身的また は局所的に施薬して、スルホコハク酸ジオクチルナトリウムを、細胞レベルで体 液1ml当り約0.01mg〜約0.2mgの全身的または局所的なスルホコハ ク酸ジオクチルナトリウム濃度となるように体液内に与えて、人間または動物宿 主内の細胞を体液内でスルホコハク酸ジオクチルナトリウムと接触させる段階を 含む、人間または動物宿主のロタウイルスによる感染予防法。
  18. 18.ヘルペスウイルス、パラミクソウイルス、ボックスウイルス、オルソミク ソウイルス、コロナウイルス、ラプドウイルス、トガウイルス、ブンヤウィルス 、アレナウィルス、風疹ウイルス、B型肝炎ウイルス、及びHTLVIIIウイ ルスからなる群から選択される人間宿主内のウイルスを不活性化する方法であっ て、細胞レベルで体液1ml当り約0.01mg〜約0.2mgのスルホコハク 酸ジオクチルナトリウム濃度となように人間宿主の体液内にスルホコハク酸ジオ クチルナトリウムを与えて、上記ウイルスにスルホコハク酸ジオクチルナトリウ ムを接触させる段階を含む上記ウイルスの不活性化法。
  19. 19.下記式 ▲数式、化学式、表等があります▼(式中、R′及びR′′はそれぞれ独立的に 5〜8個の炭素原子を有する直鎖または分枝アルキル基を示し、MはNa、Kま たはCaであり、xはMがNaまたはKのときは1であり、MがCaのときは2 である。)で表わされる化合物の抗ウイルス的に有効量を含む組成物を、被包ウ イルスを含む人間または動物組織領域に局所的に適用して、上記化合物の殺ウイ ルス的に有効量を上記ウイルスと接触させる段階を含む、被包ウイルスによるウ イルス性感染症を有する人間または動物宿主の治療法。
  20. 20.抗ウイルス性化合物が、スルホコハク酸ジオクチルナトリウムである請求 の範囲第19項に記載の方法。
  21. 21.被包ウイルスが、ヘルペスウイルス、パラミクソウイルス、ボックスウイ ルス、オルソミクソウイルス、コロナウイルス、ラプドウイルス、トガウイルス 、ブンヤウイルス、アレナウイルス、風疹ウイルス、B型肝炎ウイルス、及びH TLVIIIウイルスからなる群から選択される被包ウイルスである請求の範囲 第19項に記載の方法。
  22. 22.前記組成物が、組成物総重量基準で、スルホコハク酸ジオクチルナトリウ ムを約0.01重量%〜約1重量%含む請求の範囲第20項に記載の方法。
  23. 23.前記組成物が、外用水薬、乳剤、散粉、気管支吸入噴霧剤、口内洗浄剤、 クレンザー、及び圧注剤からなる群から選択される請求の範囲第19項に記載の 方法。
  24. 24.血液、血漿、血清またはこれらからの誘導物中に含まれる被包ウイルスを 不活性化する方法であって、上記血液、血漿、血清またはこれらからの誘導物中 に含まれる被包ウイルスを、該被包ウイルスを不活性化するに十分な量のスルホ コハク酸ジオクチルナトリウムと接触させる段階を含む上記ウイルスの不活性化 法。
  25. 25.被包ウイルスが、HTLVIII及びB型肝炎ウイルスからなる群から選 択される請求の範囲第24項に記載の方法。
  26. 26.下記式 ▲数式、化学式、表等があります▼(式中、R′及びR′′はそれぞれ独立的に 5〜8個の炭素原子を有する直鎖または分枝アルキル基を示し、Mは、NH4、 Na、KまたはCaであり、xはMがNH4、NaまたはKのときは1であり、 MがCaのときは2である。) で表わされる化合物の抗ウイルス的有効量を、表面上の被包ウイルスと接触させ る段階を含む表面上の被包ウイルスの不活性化法。
  27. 27.抗ウイルス性化合物が、スルホコハク酸ジオクチルナトリウムである請求 の範囲第26項に記載の方法。
  28. 28.殺ウイルス的有効量のスルホコハク酸ジオクチルナトリウムを含むウェッ ブ基材からなる殺ウイルス性製品。
  29. 29.前記基材が、セルローズティシュー、不織布及び織物材から選択される請 求の範囲第28項に記載の製品。
  30. 30.スルホコハク酸ジオクチルナトリウムが、スルホコハク酸ジオクチルナト リウムと前記基材との総重量に対して約0.01重量%〜約3重量%またはそれ 以上の割合で存在する請求の範囲第28項に記載の製品。
  31. 31.生理的に許容しうるキャリア中に殺ウイルス的有効量のスルホコハク酸ジ オクチルナトリウムを含む、人間または動物用の殺ウイルス性クレンザー。
  32. 32.スルホコハク酸ジオクチルナトリウムが、クレンザー総重量に対して約0 .01重量%〜約1重量%の濃度で含有される請求の範囲第31項に記載のクレ ンザー。
  33. 33.下記式 ▲数式、化学式、表等があります▼(式中、R′及びR′′はそれぞれ独立的に 5〜8個の炭素原子を有する直鎮または分枝アルキル基を示し、MはNH4、N a、KまたはCaであり、xはMがNH4、NaまたはKのときは1であり、M がCaのときは2である。) で表わされる化合物の殺ウイルス的有効量を含む消毒表面用衛生剤。
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