JPS625150B2 - - Google Patents
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- Publication number
- JPS625150B2 JPS625150B2 JP53063801A JP6380178A JPS625150B2 JP S625150 B2 JPS625150 B2 JP S625150B2 JP 53063801 A JP53063801 A JP 53063801A JP 6380178 A JP6380178 A JP 6380178A JP S625150 B2 JPS625150 B2 JP S625150B2
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- JP
- Japan
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- acetic anhydride
- butanetetracarboxylic
- product
- acid
- acetic acid
- Prior art date
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Description
【発明の詳細な説明】
本発明は粗1・2・3・4−ブタンテトラカル
ボン酸二無水物の精製方法に関する。さらには粗
1・2・3・4−ブタンテトラカルボン酸二無水
物を特定の不活性有機溶媒を用いて、付着してい
る主に酢酸を洗浄除去して脱臭処理する1・2・
3・4−ブタンテトラカルボン酸二無水物の精製
方法に関するものである。
ボン酸二無水物の精製方法に関する。さらには粗
1・2・3・4−ブタンテトラカルボン酸二無水
物を特定の不活性有機溶媒を用いて、付着してい
る主に酢酸を洗浄除去して脱臭処理する1・2・
3・4−ブタンテトラカルボン酸二無水物の精製
方法に関するものである。
1・2・3・4−ブタンテトラカルボン酸を脱
水して1・2・3・4−ブタンテトラカルボン酸
二無水物とする方法としては、無水酢酸、アセチ
ルクロライド、五塩化リン等による脱水方法が知
られているが、工業的に用いられるのは無水酢酸
による方法が一般的であり、これには溶媒を用い
る方法、溶媒を用いず過剰の無水酢酸に溶解させ
る方法、及び当量付近の無水酢酸を用いてスラリ
ー状で反応させる方法が提案されている。
水して1・2・3・4−ブタンテトラカルボン酸
二無水物とする方法としては、無水酢酸、アセチ
ルクロライド、五塩化リン等による脱水方法が知
られているが、工業的に用いられるのは無水酢酸
による方法が一般的であり、これには溶媒を用い
る方法、溶媒を用いず過剰の無水酢酸に溶解させ
る方法、及び当量付近の無水酢酸を用いてスラリ
ー状で反応させる方法が提案されている。
無水酢酸により脱水を行なつた粗製品は付着の
副生酢酸などにより酢酸臭があり、脱臭処理する
必要があるが例えば特公昭46−20694では、無水
酢酸を用いて洗浄を行ない精製したあと、乾燥し
て製品としている。
副生酢酸などにより酢酸臭があり、脱臭処理する
必要があるが例えば特公昭46−20694では、無水
酢酸を用いて洗浄を行ない精製したあと、乾燥し
て製品としている。
しかしながら、無水酢酸による精製は、次の様
な問題点を有している。
な問題点を有している。
1.無水酢酸は高価であること。2.刺激臭があ
り、取扱い上難点があること。3.乾燥時に時間が
かかり製品の酢酸臭を除くことが容易でないこ
と。4.目的物の1・2・3・4−ブタンテトラカ
ルボン酸二無水物も、若干無水酢酸に溶解するこ
と。
り、取扱い上難点があること。3.乾燥時に時間が
かかり製品の酢酸臭を除くことが容易でないこ
と。4.目的物の1・2・3・4−ブタンテトラカ
ルボン酸二無水物も、若干無水酢酸に溶解するこ
と。
そのため、工業的規模で生産を行なう際には、
これらの問題点を改善する必要がある。
これらの問題点を改善する必要がある。
本発明者等はこの点について鋭意検討した結
果、1・2・3・4−ブタンテトラカルボン酸を
無水酢酸を用いて脱水した1・2・3・4−ブタ
ンテトラカルボン酸二無水物の粗製品を、特定の
有機溶媒を用いて洗浄精製することで容易に改良
出来ることを見出し、本発明を完成するに到つ
た。
果、1・2・3・4−ブタンテトラカルボン酸を
無水酢酸を用いて脱水した1・2・3・4−ブタ
ンテトラカルボン酸二無水物の粗製品を、特定の
有機溶媒を用いて洗浄精製することで容易に改良
出来ることを見出し、本発明を完成するに到つ
た。
具体的には1・2・3・4−ブタンテトラカル
ボン酸を無水酢酸を用いて脱水したのち、反応生
成物である1・2・3・4−ブタンテトラカルボ
ン酸二無水物を別し、このケーキ層をベンゼ
ン、クロロホルムまたは四塩化炭素から選択した
有機溶媒に解きほぐして再過を行なうか、若し
くはケーキ層の上から有機力媒を注いで洗浄を行
ない再過を行なう。次いでこの様にして得たケ
ーキ層を乾燥する。ここで使用する有機溶媒とし
ては、目的物である1・2・3・4−ブタンテト
ラカルボン酸二無水物の溶解度が小さく、且つ酢
酸及び無水酢酸の溶解度が大きい物質、さらに洗
浄に使用した溶媒は洗浄処理後は乾燥工程に付し
て1・2・3・4−ブタンテトラカルボン酸二無
水物から脱溶媒させねばならぬが、乾燥及び溶媒
の回収を考慮すれば容易に脱気できる溶媒を使用
せねばならない。そのために100℃以下の沸点を
有するものであり、その様な有機溶媒としては、
ベンゼン、クロロホルム、四塩化炭素である。
ボン酸を無水酢酸を用いて脱水したのち、反応生
成物である1・2・3・4−ブタンテトラカルボ
ン酸二無水物を別し、このケーキ層をベンゼ
ン、クロロホルムまたは四塩化炭素から選択した
有機溶媒に解きほぐして再過を行なうか、若し
くはケーキ層の上から有機力媒を注いで洗浄を行
ない再過を行なう。次いでこの様にして得たケ
ーキ層を乾燥する。ここで使用する有機溶媒とし
ては、目的物である1・2・3・4−ブタンテト
ラカルボン酸二無水物の溶解度が小さく、且つ酢
酸及び無水酢酸の溶解度が大きい物質、さらに洗
浄に使用した溶媒は洗浄処理後は乾燥工程に付し
て1・2・3・4−ブタンテトラカルボン酸二無
水物から脱溶媒させねばならぬが、乾燥及び溶媒
の回収を考慮すれば容易に脱気できる溶媒を使用
せねばならない。そのために100℃以下の沸点を
有するものであり、その様な有機溶媒としては、
ベンゼン、クロロホルム、四塩化炭素である。
このような特定の有機溶媒を用いて洗浄するこ
とによつて、次の様な利点が得られた。
とによつて、次の様な利点が得られた。
1.溶媒は容易に回収出来るので、コストが低減
出来る。2.無水酢酸の様な刺激臭及び腐蝕性もな
く、取扱い容易である。3.洗浄時に酢酸及び無水
酢酸は除かれており、乾燥に要する時間も大巾に
短縮出来、且つ製品には酢酸臭が殆んど感じられ
ない。また乾燥は常圧下に熱風を通過させるだけ
でも差し支えないが、通常は減圧加熱下(約20mm
Hg/50℃)で約1時間乾燥させれば充分であ
り、製品コストも殆んどない無臭の白色結晶の製
品が得られる。
出来る。2.無水酢酸の様な刺激臭及び腐蝕性もな
く、取扱い容易である。3.洗浄時に酢酸及び無水
酢酸は除かれており、乾燥に要する時間も大巾に
短縮出来、且つ製品には酢酸臭が殆んど感じられ
ない。また乾燥は常圧下に熱風を通過させるだけ
でも差し支えないが、通常は減圧加熱下(約20mm
Hg/50℃)で約1時間乾燥させれば充分であ
り、製品コストも殆んどない無臭の白色結晶の製
品が得られる。
以上本発明の具体的方法を実施例によつて説明
する。
する。
実施例 1
1・2・3・4−ブタンテトラカルボン酸
78.06gと無水酢酸71.47gを、110℃で3.5時間反
応を行なわせ、冷却後過する。得られた粗製品
を50mlのベンゼンに解き、過を行ない、これを
2回繰り返したのちケーキを減圧下、50℃で1時
間乾燥を行ない、殆んど酢酸の刺激臭を有しない
純白精製品65.84gを得た。理論収率99.7%(対
1・2・3・4−ブタンテトラカルボン酸、以下
同じ)であつた。m.p.249〜250℃。
78.06gと無水酢酸71.47gを、110℃で3.5時間反
応を行なわせ、冷却後過する。得られた粗製品
を50mlのベンゼンに解き、過を行ない、これを
2回繰り返したのちケーキを減圧下、50℃で1時
間乾燥を行ない、殆んど酢酸の刺激臭を有しない
純白精製品65.84gを得た。理論収率99.7%(対
1・2・3・4−ブタンテトラカルボン酸、以下
同じ)であつた。m.p.249〜250℃。
実施例 2
1・2・3・4−ブタンテトラカルボン酸
33.84gと無水酢酸30.98gを、還流下で2.0時間反
応を行なわせ、冷却後過する。得られた粗製品
を25mlの四塩化炭素を用い、実施例1と同様に処
理し、殆んど酢酸の刺激臭を有しない純白精製品
28.35gを得た。理論収率99.0%であつた。m.
p.249〜250℃。
33.84gと無水酢酸30.98gを、還流下で2.0時間反
応を行なわせ、冷却後過する。得られた粗製品
を25mlの四塩化炭素を用い、実施例1と同様に処
理し、殆んど酢酸の刺激臭を有しない純白精製品
28.35gを得た。理論収率99.0%であつた。m.
p.249〜250℃。
実施例 3
1・2・3・4−ブタンテトラカルボン酸
33.84gと無水酢酸71.47gを実施例2と同様に反
応させ、クロロホルム25mlで処理し、殆んど酢酸
の刺激臭を有しない純白精製品28.29gを得た。
理論収率98.8%であつた。m.p.249〜250℃。
33.84gと無水酢酸71.47gを実施例2と同様に反
応させ、クロロホルム25mlで処理し、殆んど酢酸
の刺激臭を有しない純白精製品28.29gを得た。
理論収率98.8%であつた。m.p.249〜250℃。
比較例 1
1・2・3・4−ブタンテトラカルボン酸40.0
gと無水酢酸36.6gを、還流下で2.0時間反応を
行なわせ、冷却後過する。得られた粗製品を40
mlの無水酢酸に解き、これを2回繰り返した。の
ちケーキを減圧下100℃で乾燥し殆んど酢酸の刺
激臭を有しなくなるまで、15乃至20時間を要し
た。この様にして精製品33.2gを得た。理論収率
98.2%であつた。
gと無水酢酸36.6gを、還流下で2.0時間反応を
行なわせ、冷却後過する。得られた粗製品を40
mlの無水酢酸に解き、これを2回繰り返した。の
ちケーキを減圧下100℃で乾燥し殆んど酢酸の刺
激臭を有しなくなるまで、15乃至20時間を要し
た。この様にして精製品33.2gを得た。理論収率
98.2%であつた。
Claims (1)
- 1 1・2・3・4−ブタンテトラカルボン酸を
無水酢酸により脱水反応させて得られた粗1・
2・3・4−ブタンテトラカルボン酸二無水物
を、ベンゼン、クロロホルム、四塩化炭素から選
ばれた不活性有機溶媒を用いて洗浄後、100℃以
下で乾燥させることを特徴とする1・2・3・4
−ブタンテトラカルボン酸二無水物の精製方法。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP6380178A JPS54157521A (en) | 1978-05-30 | 1978-05-30 | Purification of 1,2,3,4-butanetetracarboxylic acid di-anhydride |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP6380178A JPS54157521A (en) | 1978-05-30 | 1978-05-30 | Purification of 1,2,3,4-butanetetracarboxylic acid di-anhydride |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPS54157521A JPS54157521A (en) | 1979-12-12 |
| JPS625150B2 true JPS625150B2 (ja) | 1987-02-03 |
Family
ID=13239829
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP6380178A Granted JPS54157521A (en) | 1978-05-30 | 1978-05-30 | Purification of 1,2,3,4-butanetetracarboxylic acid di-anhydride |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPS54157521A (ja) |
Families Citing this family (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| CN102627550B (zh) * | 2011-07-12 | 2014-12-03 | 西南化工研究设计院 | 丁烷四羧酸及丁烷四羧酸二酐的制备方法 |
-
1978
- 1978-05-30 JP JP6380178A patent/JPS54157521A/ja active Granted
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPS54157521A (en) | 1979-12-12 |
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