JPS625232B2 - - Google Patents
Info
- Publication number
- JPS625232B2 JPS625232B2 JP56106787A JP10678781A JPS625232B2 JP S625232 B2 JPS625232 B2 JP S625232B2 JP 56106787 A JP56106787 A JP 56106787A JP 10678781 A JP10678781 A JP 10678781A JP S625232 B2 JPS625232 B2 JP S625232B2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- enamel
- enamel layer
- sio
- glaze
- heater
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired
Links
Landscapes
- Glass Compositions (AREA)
- Details Of Fluid Heaters (AREA)
Description
【発明の詳細な説明】
本発明は、内面にホーロー処理を施したホーロ
ー缶体に関するものである。
ー缶体に関するものである。
一般に、電気温水器をはじめとする給湯用缶体
の内面には、その使用目的に照らして衛生的で、
かつ耐食性にすぐれたホーロー加工を施してい
る。またピンホールを少なくするということか
ら、従来は第5図に示すように、鋼板6の内面
に、SiO230〜40%,B2O310〜20%とその他の無
機化合物を含む釉薬で構成される第1のホーロー
層7を形成し、さらに第1のホーロー層7の上
に、第1のホーロー層7と同じ釉薬で構成される
第2のホーロー層7′を形成していた。しかしな
がら、このホーロー層7,7′は、電気温水器に
おけるホーロー缶体の高温部においては、短期間
で溶解して、鉄生地を露出させ、赤錆を発生させ
るという問題があつた。この問題を解決するため
に、従来はホーロー缶体の高温部に犠性陽極棒や
電気防食電極を追加し、タンクの赤錆を防ぐとい
う方法がとられていた。しかし、防食電流は、通
常のホーロー缶体においては、5〜20mA/m2で
あり、かつ常時通電という経済性を考えれば、こ
れが限度である。そのため、鉄生地露出による缶
体の寿命を大幅に延ばすということには限界があ
つた。
の内面には、その使用目的に照らして衛生的で、
かつ耐食性にすぐれたホーロー加工を施してい
る。またピンホールを少なくするということか
ら、従来は第5図に示すように、鋼板6の内面
に、SiO230〜40%,B2O310〜20%とその他の無
機化合物を含む釉薬で構成される第1のホーロー
層7を形成し、さらに第1のホーロー層7の上
に、第1のホーロー層7と同じ釉薬で構成される
第2のホーロー層7′を形成していた。しかしな
がら、このホーロー層7,7′は、電気温水器に
おけるホーロー缶体の高温部においては、短期間
で溶解して、鉄生地を露出させ、赤錆を発生させ
るという問題があつた。この問題を解決するため
に、従来はホーロー缶体の高温部に犠性陽極棒や
電気防食電極を追加し、タンクの赤錆を防ぐとい
う方法がとられていた。しかし、防食電流は、通
常のホーロー缶体においては、5〜20mA/m2で
あり、かつ常時通電という経済性を考えれば、こ
れが限度である。そのため、鉄生地露出による缶
体の寿命を大幅に延ばすということには限界があ
つた。
本発明は、ホーロー層を形成する釉薬を改善す
ることにより、上記従来の問題点を解決しようと
するもので、以下、本発明をその一実施例を示す
図面にもとづいて説明する。
ることにより、上記従来の問題点を解決しようと
するもので、以下、本発明をその一実施例を示す
図面にもとづいて説明する。
第1図において、1は電気温水器の缶体で、こ
の缶体1の内部下方には加熱ヒータ2を設けてい
る。3は缶体1の上面部に設けた給湯口、4は缶
体1の下部側壁に設けた給水口、5は加熱ヒータ
2より上方に位置して缶体1の側壁に取付けた電
気防食用電極棒である。
の缶体1の内部下方には加熱ヒータ2を設けてい
る。3は缶体1の上面部に設けた給湯口、4は缶
体1の下部側壁に設けた給水口、5は加熱ヒータ
2より上方に位置して缶体1の側壁に取付けた電
気防食用電極棒である。
第2図は第1図における缶体1の加熱ヒータ2
より下方に位置する部分を切断して示したもの
で、6は鋼板で、この鋼板6の内面には、
SiO230〜40%,B2O310〜20%とその他の無機化
合物を含む釉薬で構成される第1のホーロー層7
を形成している。第3図は第1図における缶体1
の加熱ヒータ2より上方に位置する部分を切断し
て示したもので、8は前記第1のホーロー層7の
上に形成された第2のホーロー層で、この第2の
ホーロー層8は高温部の耐熱水性をよくするため
に設けられたものである。そしてこの第2のホー
ロー層8は、B2O3をまつたく含有せずに、
SiO260〜70%とその他の無機化合物を含む釉薬
で構成されている。
より下方に位置する部分を切断して示したもの
で、6は鋼板で、この鋼板6の内面には、
SiO230〜40%,B2O310〜20%とその他の無機化
合物を含む釉薬で構成される第1のホーロー層7
を形成している。第3図は第1図における缶体1
の加熱ヒータ2より上方に位置する部分を切断し
て示したもので、8は前記第1のホーロー層7の
上に形成された第2のホーロー層で、この第2の
ホーロー層8は高温部の耐熱水性をよくするため
に設けられたものである。そしてこの第2のホー
ロー層8は、B2O3をまつたく含有せずに、
SiO260〜70%とその他の無機化合物を含む釉薬
で構成されている。
第4図は前記第1のホーロー層7における釉薬
と、第2のホーロー層8における釉薬の溶解累計
減量を比較するために実施した試験結果を示した
もので、この試験は、純水を用いて連続煮沸し、
かつ一定時間毎にその溶解量を測定したものであ
る。この第4図からも明らかなように、第1のホ
ーロー層7より第2のホーロー層8の方が熱水に
対して強い抵抗力を示し、その結果、缶体自体の
寿命を大幅に延ばすことができる。
と、第2のホーロー層8における釉薬の溶解累計
減量を比較するために実施した試験結果を示した
もので、この試験は、純水を用いて連続煮沸し、
かつ一定時間毎にその溶解量を測定したものであ
る。この第4図からも明らかなように、第1のホ
ーロー層7より第2のホーロー層8の方が熱水に
対して強い抵抗力を示し、その結果、缶体自体の
寿命を大幅に延ばすことができる。
以上のように本発明によれば、缶体を構成する
鋼板内面に、SiO230〜40%,B2O310〜20%とそ
の他の無機化合物を含む釉薬で構成される第1の
ホーロー層を形成し、さらに第1のホーロー層の
上に、SiO260〜70%とB2O30%とその他の無機化
合物を含む釉薬で構成される第2のホーロー層を
形成しているため、従来にない耐熱水性を有する
ホーロー缶体を提供することができるものであ
る。なお、第2のホーロー中のSiO2釉薬含有率
が高いことは、ガラス質としてのSiO2が多くな
り、熱水との加水分解作用を大幅に低減化し、
B2O3を含有しないこともB2O3の水中への溶解を
防止し、高い耐熱水性を有するものである。
鋼板内面に、SiO230〜40%,B2O310〜20%とそ
の他の無機化合物を含む釉薬で構成される第1の
ホーロー層を形成し、さらに第1のホーロー層の
上に、SiO260〜70%とB2O30%とその他の無機化
合物を含む釉薬で構成される第2のホーロー層を
形成しているため、従来にない耐熱水性を有する
ホーロー缶体を提供することができるものであ
る。なお、第2のホーロー中のSiO2釉薬含有率
が高いことは、ガラス質としてのSiO2が多くな
り、熱水との加水分解作用を大幅に低減化し、
B2O3を含有しないこともB2O3の水中への溶解を
防止し、高い耐熱水性を有するものである。
又、第1ホーロー層中のSiO2釉薬含有率を30
〜40%と第2のホーロー層より低く押えたことに
より、ガラス質が少なくなり、泡構造も第2のホ
ーロー層より大きくなる。従つて、第1のホーロ
ー層は第2のホーロー層が衝撃を受けた時に、大
きな泡構造が緩衝効果を発揮し、耐衝撃性を向上
することができる。
〜40%と第2のホーロー層より低く押えたことに
より、ガラス質が少なくなり、泡構造も第2のホ
ーロー層より大きくなる。従つて、第1のホーロ
ー層は第2のホーロー層が衝撃を受けた時に、大
きな泡構造が緩衝効果を発揮し、耐衝撃性を向上
することができる。
又、第2のホーロー層のSiO2を70%以上にす
ると泡構造が小さくなりすぎ、ホーロー缶体の輸
送時のシヨツクに鋭敏になり割れやすくなる。従
つて60〜70%も耐熱水性と同時に耐衝撃性におい
ても効果を発揮する。
ると泡構造が小さくなりすぎ、ホーロー缶体の輸
送時のシヨツクに鋭敏になり割れやすくなる。従
つて60〜70%も耐熱水性と同時に耐衝撃性におい
ても効果を発揮する。
第1図は本発明の一実施例におけるホーロー缶
体を有する電気温水器の概略図、第2図は同缶体
の加熱ヒータより下方に位置する部分の断面図、
第3図は同缶体の加熱ヒータより上方に位置する
部分の断面図、第4図は溶解累計減量の試験結果
を示すグラフ、第5図は従来のホーロー缶体の断
面図である。 1…ホーロー缶体、2…加熱ヒータ(加熱
源)、7…第1のホーロー層、8…第2のホーロ
ー層。
体を有する電気温水器の概略図、第2図は同缶体
の加熱ヒータより下方に位置する部分の断面図、
第3図は同缶体の加熱ヒータより上方に位置する
部分の断面図、第4図は溶解累計減量の試験結果
を示すグラフ、第5図は従来のホーロー缶体の断
面図である。 1…ホーロー缶体、2…加熱ヒータ(加熱
源)、7…第1のホーロー層、8…第2のホーロ
ー層。
Claims (1)
- 【特許請求の範囲】 1 缶体を構成する鋼板内面に、SiO230〜40
%,B2O310〜20%とその他の無機化合物を含む
釉薬で構成される第1のホーロー層を形成し、さ
らに第1のホーロー層の上に、B2O3を含まず
SiO260〜70%とその他の無機化合物を含む釉薬
で構成される第2のホーロー層を形成したことを
特徴とするホーロー缶体。 2 前記第2のホーロー層は、加熱源を有する缶
体の加熱源より上部のみに形成したことを特徴と
する特許請求の範囲第1項記載のホーロー缶体。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP56106787A JPS589982A (ja) | 1981-07-07 | 1981-07-07 | ホ−ロ−缶体 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP56106787A JPS589982A (ja) | 1981-07-07 | 1981-07-07 | ホ−ロ−缶体 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPS589982A JPS589982A (ja) | 1983-01-20 |
| JPS625232B2 true JPS625232B2 (ja) | 1987-02-03 |
Family
ID=14442603
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP56106787A Granted JPS589982A (ja) | 1981-07-07 | 1981-07-07 | ホ−ロ−缶体 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPS589982A (ja) |
Families Citing this family (5)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP3489053B2 (ja) | 2000-08-28 | 2004-01-19 | 日本航空電子工業株式会社 | ケーブルコネクタ |
| CN104197519B (zh) * | 2014-08-25 | 2015-05-13 | 广东惠洁宝电器有限公司 | 一种健康型电热水器 |
| CN106810073B (zh) * | 2015-11-30 | 2019-11-05 | 青岛海尔新能源电器有限公司 | 搪瓷釉粉及热水器搪瓷内胆 |
| CN109592189B (zh) * | 2017-09-30 | 2021-04-30 | 上海住邦电器有限公司 | 纳米银负离子抑菌杀菌内胆搪瓷容器 |
| CN108411303B (zh) * | 2018-04-28 | 2019-12-31 | 珠海格力电器股份有限公司 | 一种磁吸式堵头 |
Family Cites Families (3)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| CA1075270A (en) * | 1976-03-26 | 1980-04-08 | Eagle-Picher Industries | Method and composition for preparing a ferrous surface for porcelain enameling |
| JPS53134010A (en) * | 1977-10-28 | 1978-11-22 | Ferro Corp | Method of adhering double coated ceramic layer and ceramic product adhered therewith |
| JPS5941512B2 (ja) * | 1979-09-22 | 1984-10-08 | 松下電工株式会社 | 反射体 |
-
1981
- 1981-07-07 JP JP56106787A patent/JPS589982A/ja active Granted
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPS589982A (ja) | 1983-01-20 |
Similar Documents
| Publication | Publication Date | Title |
|---|---|---|
| SE7702892L (sv) | Ljusbagsmeltugn | |
| JPS589982A (ja) | ホ−ロ−缶体 | |
| US3292662A (en) | Lance pipe for the injected oxygen in steel making | |
| JPH0347480B2 (ja) | ||
| JP3069747U (ja) | 浸漬ヒ―タ― | |
| KR870003947A (ko) | 심한 부식에 사용하기 위한 두꺼운 유리전착 코팅 | |
| JPH0327720Y2 (ja) | ||
| JPH10141869A (ja) | 誘導加熱装置のライニング構造 | |
| JPS6221908Y2 (ja) | ||
| JP2973162B2 (ja) | 溶融金属保持容器用熱板 | |
| SE8703978L (sv) | Lagtemperaturforfarande for paforing av korrosionsbestendiga legeringar | |
| JPH0224050Y2 (ja) | ||
| JP3056334U (ja) | アルミニウム溶湯保持炉の浸漬ヒーター | |
| JPH0579398U (ja) | 非鉄金属溶湯保持炉およびそのヒーター | |
| JPS6016292A (ja) | 保温炉 | |
| CN211212459U (zh) | 一种防氧化搪瓷杯 | |
| Moreau et al. | SEALING AND CORROSION RESISTANCE OF GLASS FURNACE TANK BOTTOMS | |
| Goncel | The Oxidation Behaviour of Nitrate Coated Fe--Cr and Fe--Cr--Ni Alloys | |
| JPS6038674Y2 (ja) | 酸洗槽 | |
| JPH0571878A (ja) | 溶湯保持炉 | |
| JPH0567573B2 (ja) | ||
| JPH037859B2 (ja) | ||
| Gavrilyuk et al. | The Effect of Aluminum on the Composition of Oxide Films on Iron--Chromium Alloys and Their Wettability by Molten Glass | |
| CN103974469B (zh) | 一种带有涂层的金属加热元件及其制备方法 | |
| Golenko et al. | Interaction of Iron With Fluorosilicate Melt |