JPS6256362A - ジルコニア焼結体およびその製造方法 - Google Patents
ジルコニア焼結体およびその製造方法Info
- Publication number
- JPS6256362A JPS6256362A JP60197440A JP19744085A JPS6256362A JP S6256362 A JPS6256362 A JP S6256362A JP 60197440 A JP60197440 A JP 60197440A JP 19744085 A JP19744085 A JP 19744085A JP S6256362 A JPS6256362 A JP S6256362A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- sintered body
- zirconia
- color
- temperature
- strength
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Granted
Links
Landscapes
- Compositions Of Oxide Ceramics (AREA)
Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【発明の詳細な説明】
(産業上の利用分野)
この発明は、灰色の色調を有づるジルコニア焼結体に関
する。
する。
(従来の技術とその問題点)
従来のジルコニア焼結体として、黒色系や白色系のもの
が存在するが、灰色系のものは未だ存在しない。このよ
うな黒色系や白色系のジル」ニア焼結体は、意匠上見ば
えが悪く、これが使用用途を狭める原因となっていた。
が存在するが、灰色系のものは未だ存在しない。このよ
うな黒色系や白色系のジル」ニア焼結体は、意匠上見ば
えが悪く、これが使用用途を狭める原因となっていた。
たとえば、特開[59−227770号公報に記載され
ているジルコニア焼結体は、黒色系の焼結体であって、
0.05〜0.50体積%の黒色系の容色剤を添加し、
しかも周期律表のrVa、 Va、■a族金属および/
または合金、または■a。
ているジルコニア焼結体は、黒色系の焼結体であって、
0.05〜0.50体積%の黒色系の容色剤を添加し、
しかも周期律表のrVa、 Va、■a族金属および/
または合金、または■a。
Va、Vla族金属の炭化物、lII化物、硅化物及び
これらの相互固溶体の中から選択された少t【りとも1
種以上の化合物からなる黒色顔料を含有している。この
ジルコニア焼結体は、色調が黒色であるため意匠上の見
ばえが悪いという欠点を右する他に、顔料を添加してい
るため耐良性昏高温強度などが劣るという欠点を有して
いる。その理由は、これら着色顔料の大部分がジルコニ
アと固溶しない形で結晶粒界や粒内に存在するため、T
!AFXとジルコニア間の熱膨張係数や弾性定数の相違
から、ジルコニアとの接触界面において残留応力や熱応
力を発生さける。その結果、焼結体内部に欠陥やき裂が
発生して強度の低下をもたらし、とりわけ耐食性や高温
強度を著しく低下さVる。
これらの相互固溶体の中から選択された少t【りとも1
種以上の化合物からなる黒色顔料を含有している。この
ジルコニア焼結体は、色調が黒色であるため意匠上の見
ばえが悪いという欠点を右する他に、顔料を添加してい
るため耐良性昏高温強度などが劣るという欠点を有して
いる。その理由は、これら着色顔料の大部分がジルコニ
アと固溶しない形で結晶粒界や粒内に存在するため、T
!AFXとジルコニア間の熱膨張係数や弾性定数の相違
から、ジルコニアとの接触界面において残留応力や熱応
力を発生さける。その結果、焼結体内部に欠陥やき裂が
発生して強度の低下をもたらし、とりわけ耐食性や高温
強度を著しく低下さVる。
一方、特開昭59−121165号公報には、上記のよ
うな顔料を一切含有しないでジルコニア焼結体を製造す
る方法が開示されている。しかしながら、この方法で製
造された焼結体も黒色系の色調を右しており、意匠上の
見ばえが悪いという欠点があった。
うな顔料を一切含有しないでジルコニア焼結体を製造す
る方法が開示されている。しかしながら、この方法で製
造された焼結体も黒色系の色調を右しており、意匠上の
見ばえが悪いという欠点があった。
(発明の目的)
したがって、この発明の第1の目的は、意匠性に優れた
ジルコニア焼結体を提供することである。
ジルコニア焼結体を提供することである。
この発明の第2の目的は、高強度および高靭性を有し、
しかも耐食性、高温強度に優れたジルコニア焼結体を提
供することである。
しかも耐食性、高温強度に優れたジルコニア焼結体を提
供することである。
(目的を達成するための手段)
この発明は、色度図における刺激値Yが8〜20の範囲
の、高密度で緻密なジルコニア焼結体であることを特徴
としている。
の、高密度で緻密なジルコニア焼結体であることを特徴
としている。
以下、この発明のジルコニア焼結体をその製造方法とと
もに詳細に説明する。
もに詳細に説明する。
この発明においでは、まず、純度が99.9%以上の塩
化ジルコニウムの溶液(ZrOCl2液)と、同じく純
度が99.9%以上の塩化イツトリウムの溶液(YCl
3液)を所望の割合で混合し、周知の共沈法、加水分解
法、ゾル−ゲル法、熱分解法、気相法、金属アルコオキ
シド法等を用いて、粉末の1次粒径が0.1μm以下で
、比表面積が7〜20rr*/’、i、スト ’):)
、径0.2〜2.0amの範囲にある粉末を調整する。
化ジルコニウムの溶液(ZrOCl2液)と、同じく純
度が99.9%以上の塩化イツトリウムの溶液(YCl
3液)を所望の割合で混合し、周知の共沈法、加水分解
法、ゾル−ゲル法、熱分解法、気相法、金属アルコオキ
シド法等を用いて、粉末の1次粒径が0.1μm以下で
、比表面積が7〜20rr*/’、i、スト ’):)
、径0.2〜2.0amの範囲にある粉末を調整する。
表1に、調合前の塩化ジルコニウム溶液と塩化イツトリ
ウム溶液の濃度、比重および代表的酸化物の分析結果を
示しておく。
ウム溶液の濃度、比重および代表的酸化物の分析結果を
示しておく。
(D下余白)
表 1
上記粉末合成法のうち、加水分解法で粉末を作成する場
合は、次のようにして行う。すなわら、所定の組成に混
合した水溶液のP Hを調整し、80〜150℃の温度
において100から150時間加熱して、加水分解によ
りゾル状ジルコニアの微粒子を生成する。そして、この
微粒子をさらに800〜1000℃で仮焼した後、アト
ライタミルで湿式粉砕し、乾燥して原料粉末を得る。こ
の原粉粉末は、ジルコニア粉末とイソ1−リア粉末が均
一に混ざり合った固溶体を形成している。
合は、次のようにして行う。すなわら、所定の組成に混
合した水溶液のP Hを調整し、80〜150℃の温度
において100から150時間加熱して、加水分解によ
りゾル状ジルコニアの微粒子を生成する。そして、この
微粒子をさらに800〜1000℃で仮焼した後、アト
ライタミルで湿式粉砕し、乾燥して原料粉末を得る。こ
の原粉粉末は、ジルコニア粉末とイソ1−リア粉末が均
一に混ざり合った固溶体を形成している。
次に、上記粉末を、ラバープレス法、射出成形法、金型
成形法、押出成形法、ドクタ・ブレード法、鋳込み成形
法などの周知の成形法を用いて所望の形状に成形し、成
形体を作成する。
成形法、押出成形法、ドクタ・ブレード法、鋳込み成形
法などの周知の成形法を用いて所望の形状に成形し、成
形体を作成する。
次に、上記成形体を加熱炉に入れ、約900℃までは5
0〜b 30〜b まで昇温した後、その温度に数時間保持し、かさ密度が
理論密度の94%以上である予備焼結体を得る。
0〜b 30〜b まで昇温した後、その温度に数時間保持し、かさ密度が
理論密度の94%以上である予備焼結体を得る。
次に、ト記予備焼結体を、例えば熱間静水圧成形法(H
IP法)を用いて、いわゆる本焼結する。
IP法)を用いて、いわゆる本焼結する。
HIP処理条件は、予備焼結体をA rまたはN2ガス
雰囲気下で、300〜b 1300〜1450℃までが温し、同時に常温からガス
圧力をかけながら、焼結温度において圧力1000〜2
000気圧となるように昇圧し、その温度で1〜2時間
保持する。この場合、 l−I I P処理の炉はカー
ボン又はモリブデンヒータを使用する。これにより、酸
素分圧が非常に低い雰囲気で焼結が行なわれ、また、カ
ーボンヒータ等を使用する場合は微量の02と反応した
CO雰囲気下で緻密化が行なわれるため、111 P処
理後、相対密度が99.9%以上で灰色の色調を有する
ジルコニア焼結体が得られる。
雰囲気下で、300〜b 1300〜1450℃までが温し、同時に常温からガス
圧力をかけながら、焼結温度において圧力1000〜2
000気圧となるように昇圧し、その温度で1〜2時間
保持する。この場合、 l−I I P処理の炉はカー
ボン又はモリブデンヒータを使用する。これにより、酸
素分圧が非常に低い雰囲気で焼結が行なわれ、また、カ
ーボンヒータ等を使用する場合は微量の02と反応した
CO雰囲気下で緻密化が行なわれるため、111 P処
理後、相対密度が99.9%以上で灰色の色調を有する
ジルコニア焼結体が得られる。
ジルコニア焼結体の色調測定は、例えばつぎのようにし
て行なう。まず、上記ジルコニア焼結体を、ダイヤモン
ドカッタにより約20mX20txm×31Mの寸法に
切断し、表面を平面研削盤で研削後、さらに#400の
エメリペーパで研磨して、色:1Jilll定用の試料
を作成する。
て行なう。まず、上記ジルコニア焼結体を、ダイヤモン
ドカッタにより約20mX20txm×31Mの寸法に
切断し、表面を平面研削盤で研削後、さらに#400の
エメリペーパで研磨して、色:1Jilll定用の試料
を作成する。
次に上記試料の色調を色度計を用いて測定する。
色度計としては、例えば市販のスガ試験機(型式5M−
4−2)を使用する。測定方法は、上記試料の表面に光
源よりの光を照射させ、試料表面で反射した拡散光を色
フィルタで刺激値X、Y、Zの3成分に分け、各刺激値
X、Y、Zに対応する受光器で受光させて、各受光器か
ら出力される電気信号を計3181!で測定し、指定の
表色系に演算する。ここでの表色系は、X、y色度図を
用いるため、三刺激値(Y、x、y)で示される。
4−2)を使用する。測定方法は、上記試料の表面に光
源よりの光を照射させ、試料表面で反射した拡散光を色
フィルタで刺激値X、Y、Zの3成分に分け、各刺激値
X、Y、Zに対応する受光器で受光させて、各受光器か
ら出力される電気信号を計3181!で測定し、指定の
表色系に演算する。ここでの表色系は、X、y色度図を
用いるため、三刺激値(Y、x、y)で示される。
この場合、三刺激値X、Y、Zは次式で表わされる。す
むわち、 ここで、 P(λ):色の表示に用いる標準の光の分布マ(λ)、
!(λ)、Σ(λ) =2度視野X、Y、Z系に基づく等 色関数 ρ(λ)コ分光反射率分布 71r。
むわち、 ここで、 P(λ):色の表示に用いる標準の光の分布マ(λ)、
!(λ)、Σ(λ) =2度視野X、Y、Z系に基づく等 色関数 ρ(λ)コ分光反射率分布 71r。
K=100/f P(λ)・y(λ)dλである。
また、色度座標は、上記3刺激値を用いて次式%式%
上記方法で作成した焼結体を色度計で測定すると、刺激
値Yは14程度となる。理想的な白色はY=100.灰
色はY=50.黒色はY=Oで表わされるが、本発明の
灰色の色調を有するジルコニア焼結体では刺激値Yが8
〜20の範囲にあることが必要となる。刺激値Yが8未
満であると黒色調となり、20を越えると白色調になる
ためである。刺激値Yが8未満の黒色の焼結体は、60
0〜1000℃以上のia潟で空気中において長時間エ
ージングすると、常温での強度が大きく低下するという
欠点がある。これは、黒色の焼結体がエージングによっ
て白色調の焼結体に変化する際に、焼結体中に微8含有
する炭素が炭酸ガスとなって蒸発する結果、空洞が形成
されたり、比較的多mに存在する還元状態の不純物が酸
化し、体積が膨張して粒界結合力を弱めたりするために
強度が低下するものと推定される。また、刺激値Yが8
未満になると、彩度や色相の差が消滅し、微妙な色の違
いが°表現できなくなる。一方、刺戯値Yが20を越え
ると、白色調の焼結体となり、もはや表面光沢に優れ、
深みのあるつやを有する灰色色調の焼結体は得られ<’
K くなる。また、粉末合成や焼結などの製造工程にお
いて混入する鉄やシリカなどの異物による斑点が目立つ
ようになり、外観が悪くなる。
値Yは14程度となる。理想的な白色はY=100.灰
色はY=50.黒色はY=Oで表わされるが、本発明の
灰色の色調を有するジルコニア焼結体では刺激値Yが8
〜20の範囲にあることが必要となる。刺激値Yが8未
満であると黒色調となり、20を越えると白色調になる
ためである。刺激値Yが8未満の黒色の焼結体は、60
0〜1000℃以上のia潟で空気中において長時間エ
ージングすると、常温での強度が大きく低下するという
欠点がある。これは、黒色の焼結体がエージングによっ
て白色調の焼結体に変化する際に、焼結体中に微8含有
する炭素が炭酸ガスとなって蒸発する結果、空洞が形成
されたり、比較的多mに存在する還元状態の不純物が酸
化し、体積が膨張して粒界結合力を弱めたりするために
強度が低下するものと推定される。また、刺激値Yが8
未満になると、彩度や色相の差が消滅し、微妙な色の違
いが°表現できなくなる。一方、刺戯値Yが20を越え
ると、白色調の焼結体となり、もはや表面光沢に優れ、
深みのあるつやを有する灰色色調の焼結体は得られ<’
K くなる。また、粉末合成や焼結などの製造工程にお
いて混入する鉄やシリカなどの異物による斑点が目立つ
ようになり、外観が悪くなる。
なお、上記焼結体を光学部品に使用する場合には、刺激
値Y以外に、上記色度座標Xおよびyを、0.30〜0
.33の範囲に設定することが望ましく、これにより均
一でしかも均質な灰色の色調を有するジルコニア焼結体
を得ることができる。
値Y以外に、上記色度座標Xおよびyを、0.30〜0
.33の範囲に設定することが望ましく、これにより均
一でしかも均質な灰色の色調を有するジルコニア焼結体
を得ることができる。
本発明のジルコニア焼結体が灰色の色調を有づ−る詳細
な原囚は不明であるが、現在のところ、灰色から黒色の
色調を稈する原囚として、■Fe。
な原囚は不明であるが、現在のところ、灰色から黒色の
色調を稈する原囚として、■Fe。
Ti、Cr、Niなとの微量の金属酸化物の還元、■炭
素の混入、■台底炭化物の形成および■ZrO2やY2
03.Mac、CaOなどの安定化剤の還元などが考え
られるが、上記原因の複合効果もあると推定される。
素の混入、■台底炭化物の形成および■ZrO2やY2
03.Mac、CaOなどの安定化剤の還元などが考え
られるが、上記原因の複合効果もあると推定される。
上記以外に、焼結体の気孔率の大きさによっても灰色の
色調が変化するため、均一で均質な色むらのない灰色の
色調を有する焼結体を得るには、下記式で定義される気
孔率Pが、0.5%以下であることが好ましい。気孔率
が0.5%以下である緻密な焼結体は、1000℃以下
の空気中で長時間使用しても白色化せず、曲げ強度−す
あまり低下しない。
色調が変化するため、均一で均質な色むらのない灰色の
色調を有する焼結体を得るには、下記式で定義される気
孔率Pが、0.5%以下であることが好ましい。気孔率
が0.5%以下である緻密な焼結体は、1000℃以下
の空気中で長時間使用しても白色化せず、曲げ強度−す
あまり低下しない。
理論密度
また、着色要因成分(金属酸化物)は、それぞれ0.0
5手m%を越えないことが好ましい。金属酸化物を含む
場合には、含有割合は、CaO: 0.01〜0.05
ffiffi%Tie2 :0.01〜0.04重量%
Fe2O3:0.03〜0.008重量%SiO:0.
01〜0.04fflffi%AI O:0.02〜
0.05 重量%の範囲とする。また、上記金属酸化物
以外のNi。
5手m%を越えないことが好ましい。金属酸化物を含む
場合には、含有割合は、CaO: 0.01〜0.05
ffiffi%Tie2 :0.01〜0.04重量%
Fe2O3:0.03〜0.008重量%SiO:0.
01〜0.04fflffi%AI O:0.02〜
0.05 重量%の範囲とする。また、上記金属酸化物
以外のNi。
Go、Cr、Moなとの金属酸化物は、それぞれ0.0
5重恐%を越えないようにする。もっども、黒色調の発
生原因となりにくいAt、Na、Caなどの酸化物につ
いては、それぞれ0.05重量%以上含有してもよい。
5重恐%を越えないようにする。もっども、黒色調の発
生原因となりにくいAt、Na、Caなどの酸化物につ
いては、それぞれ0.05重量%以上含有してもよい。
このように、本発明の焼結体が灰色色調を呈する正確な
原囚は不明であるが、原料粉末の純度、安定化剤の組成
、焼結体の相対密度、粒径および結晶構造によって色調
が変化フるとことは明確であり、成形方法、圧力、焼結
方法等の製造条件を厳密に1.II御することによって
灰色色調のジルコニア焼結体を作成できる。特に、焼結
条件では、真空雰囲気、水素の還元雰囲気、酸素濃度を
制御した雰囲気での処理およびCOなとの条件の影響が
大きく、そのなかでもとりわけ還元雰囲気の影響が大き
い。4νお、本発明の灰色色調のジルコニア焼結体は、
熱間加圧成形法(ホットプレス)によって5作成可能で
ある。
原囚は不明であるが、原料粉末の純度、安定化剤の組成
、焼結体の相対密度、粒径および結晶構造によって色調
が変化フるとことは明確であり、成形方法、圧力、焼結
方法等の製造条件を厳密に1.II御することによって
灰色色調のジルコニア焼結体を作成できる。特に、焼結
条件では、真空雰囲気、水素の還元雰囲気、酸素濃度を
制御した雰囲気での処理およびCOなとの条件の影響が
大きく、そのなかでもとりわけ還元雰囲気の影響が大き
い。4νお、本発明の灰色色調のジルコニア焼結体は、
熱間加圧成形法(ホットプレス)によって5作成可能で
ある。
本発明のジルコニア焼結体は、代表的には、ジルコニア
を主成分とし、Y O、CaO,Ma0、GeO2等
の安定化剤を少なくとも一種含有した組成の焼結体であ
り、Y2O3を1.0〜6゜0Tニル%、MQOおよび
CaOを6〜12Tニル%含有した部分安定化ジルコニ
ア組成を有する。
を主成分とし、Y O、CaO,Ma0、GeO2等
の安定化剤を少なくとも一種含有した組成の焼結体であ
り、Y2O3を1.0〜6゜0Tニル%、MQOおよび
CaOを6〜12Tニル%含有した部分安定化ジルコニ
ア組成を有する。
また、本発明のジルコニア焼結体は、特に正方品の結晶
構造をもつジルコニアが含有されると有効である。正方
品のジルコニアを含有すると、外部応力に基づいて正方
晶から単斜晶への結晶構造の変態が生じる結果、いわゆ
る応力3起変態機構により機械的特性、特に強度や靭性
が向上する。
構造をもつジルコニアが含有されると有効である。正方
品のジルコニアを含有すると、外部応力に基づいて正方
晶から単斜晶への結晶構造の変態が生じる結果、いわゆ
る応力3起変態機構により機械的特性、特に強度や靭性
が向上する。
また、正方品のジルコニアとAl2O3,ムライト、ス
ピネルなどの酸化物との複合材料、又は正方品のジルコ
ニアとS i C,T i C,S i3 N4 。
ピネルなどの酸化物との複合材料、又は正方品のジルコ
ニアとS i C,T i C,S i3 N4 。
△IN、BNなどの炭化物若しくは窒化物との複合材料
を、焼結体内に含有さけることし可能である。特に、7
rO−Y2O3系の焼結体が、上記の正方品の結晶構造
を含む場合に、正方品構造を70モル%以上含ませれば
、強度や靭性などを一層向上できる。
を、焼結体内に含有さけることし可能である。特に、7
rO−Y2O3系の焼結体が、上記の正方品の結晶構造
を含む場合に、正方品構造を70モル%以上含ませれば
、強度や靭性などを一層向上できる。
本発明の焼結体においては、ジルコニアの結晶構造は、
上記の正方品以外に、単斜晶および/または立方晶の結
晶構造をとる。単斜晶ジルコニアは、強度や靭性を低下
させる原因となるので、好ましい単斜晶ジルコニアの吊
は5モル%以下である。
上記の正方品以外に、単斜晶および/または立方晶の結
晶構造をとる。単斜晶ジルコニアは、強度や靭性を低下
させる原因となるので、好ましい単斜晶ジルコニアの吊
は5モル%以下である。
上記において、正方品および中斜品ジルコニアの宿は次
のようにして求める。
のようにして求める。
すなわち、正方品ジルコニアの吊は、焼結体をX線回折
して(qた、立方晶ジルコニア400面、正方品ジルコ
ニア004面および正方品ジルコニア220面の回折強
度(面積強度)から次式によつて計算する。ただし、回
折強度はローレンツ因子による補正少の値を使用覆る。
して(qた、立方晶ジルコニア400面、正方品ジルコ
ニア004面および正方品ジルコニア220面の回折強
度(面積強度)から次式によつて計算する。ただし、回
折強度はローレンツ因子による補正少の値を使用覆る。
CT= (8+C)Xl 00/ (A+E3+C)た
だし、C丁=正方品ジルコニアの闇(モル%) A:立方晶ジルコニア400面の回 折強度 B:正方晶ジルコニア004面の回 折強度 C:正方晶ジルコニア220面の回 折強度 一方、単斜晶ジルコニアの1もまた、正方品ジルコニア
の場合と同様に次式によって求める。
だし、C丁=正方品ジルコニアの闇(モル%) A:立方晶ジルコニア400面の回 折強度 B:正方晶ジルコニア004面の回 折強度 C:正方晶ジルコニア220面の回 折強度 一方、単斜晶ジルコニアの1もまた、正方品ジルコニア
の場合と同様に次式によって求める。
0μm (E+F)x100/ (D+E十F)ただし
、CM:単斜晶ジルコニアの眉(モル%) D=正方晶ジルコニア111面の回 折強度 E:単斜晶ジルコニア111面の回 折強度 F:単斜晶ジルコニア111面の回 折強度 この発明の灰色の色調をしたジルコニア焼結体は、強度
や靭性などの機械的特性に優れ、かつ摩擦係数が小さい
ので湿式下の耐摩糺特性に優れ、さらに光学研磨を施せ
ば表面の平滑性と金属光沢が得られる等の理由から多く
の用途に使用できる。
、CM:単斜晶ジルコニアの眉(モル%) D=正方晶ジルコニア111面の回 折強度 E:単斜晶ジルコニア111面の回 折強度 F:単斜晶ジルコニア111面の回 折強度 この発明の灰色の色調をしたジルコニア焼結体は、強度
や靭性などの機械的特性に優れ、かつ摩擦係数が小さい
ので湿式下の耐摩糺特性に優れ、さらに光学研磨を施せ
ば表面の平滑性と金属光沢が得られる等の理由から多く
の用途に使用できる。
たとえば、セラミックス刃物(鋏、カッタ、ナイフなど
)、家庭用食器類(フォーク、スプーンなど)、装飾用
材料(ネクタイピン、ブ[]−ヂ、カラスボタンなど)
、時計用部品(時計ケースや文字盤など)、医療用ビラ
ミックス材料(人工前、歯根など)、機械および切削工
具用材料(ドライバー、ビット、ボルトなど)、繊維用
糸道およびガイド部分、釣り具部量、虞動部品、光学部
品などの材料に適している。
)、家庭用食器類(フォーク、スプーンなど)、装飾用
材料(ネクタイピン、ブ[]−ヂ、カラスボタンなど)
、時計用部品(時計ケースや文字盤など)、医療用ビラ
ミックス材料(人工前、歯根など)、機械および切削工
具用材料(ドライバー、ビット、ボルトなど)、繊維用
糸道およびガイド部分、釣り具部量、虞動部品、光学部
品などの材料に適している。
(発明の効果)
次に実施例に基いてこの発明の詳細な説明する。
表2に示すNo、1〜Nα11の合計11秤類の焼結体
を製造するために、純度が99.5又は99゜9%であ
るオキシ塩化ジルコニウムと、99.9%の塩化イツト
リウムを使用し、イツトリア(Y2O2)が3.0モル
%となるように調整して水溶液を得た。この場合、オキ
シ塩化ジルコニウムとして、Nα1からNα8まで、お
よび順11では純度99.9%のものを使用し、1lQ
9およびNQ10は純度99.5%のものを使用した。
を製造するために、純度が99.5又は99゜9%であ
るオキシ塩化ジルコニウムと、99.9%の塩化イツト
リウムを使用し、イツトリア(Y2O2)が3.0モル
%となるように調整して水溶液を得た。この場合、オキ
シ塩化ジルコニウムとして、Nα1からNα8まで、お
よび順11では純度99.9%のものを使用し、1lQ
9およびNQ10は純度99.5%のものを使用した。
次に、純度が異なる上記2種類の水溶液につ、いてそれ
ぞれを約120℃まで徐々に加熱し、その温度に約15
0℃時間保持して水をとばし、さらに約り00℃/時の
胃温速度で約900℃まで加熱し、その温度に約2時間
保持して仮焼粉末を得た。さらに、ウレタンを内貼りし
たボールミルとジルコニアボールを使用し、仮焼粉末を
湿式粉砕し、平均粒子径が0.08μmで、比表面積が
約12m/9、ストークス径が約0.5μmである2種
類の原料粉末を得た。こうして作成した原料粉末のIC
P法による化学分析値を表3に示す。
ぞれを約120℃まで徐々に加熱し、その温度に約15
0℃時間保持して水をとばし、さらに約り00℃/時の
胃温速度で約900℃まで加熱し、その温度に約2時間
保持して仮焼粉末を得た。さらに、ウレタンを内貼りし
たボールミルとジルコニアボールを使用し、仮焼粉末を
湿式粉砕し、平均粒子径が0.08μmで、比表面積が
約12m/9、ストークス径が約0.5μmである2種
類の原料粉末を得た。こうして作成した原料粉末のIC
P法による化学分析値を表3に示す。
(以下余白)
表 3
次に、ホットプレス法を用いて、Nα2.1lQ10お
よびNQllの焼結体を作成した。すなわち、高周波の
誘導加熱装置を用いて、カーボン・ダイス中に上記の原
料粉末を入れ、その後圧力を50 Ky/ciかけなが
ら、加熱速度300〜bで昇温して、1500℃(ただ
し、社11については1400℃)に達したところで加
力を250に!I/Ciに昇圧し、1時間保持して焼結
体を作成した。
よびNQllの焼結体を作成した。すなわち、高周波の
誘導加熱装置を用いて、カーボン・ダイス中に上記の原
料粉末を入れ、その後圧力を50 Ky/ciかけなが
ら、加熱速度300〜bで昇温して、1500℃(ただ
し、社11については1400℃)に達したところで加
力を250に!I/Ciに昇圧し、1時間保持して焼結
体を作成した。
一方、NQl、N113〜魔9の焼結体を作成するため
に、ラバープレス法を用い、圧力2トン/ciという条
件で成形体を作成した。そして、この成形体を、常温か
ら900℃までは50〜b時の速度で、それ以上は30
〜b で焼結温度まで加熱した後、その温度に2時間保持して
焼結体を作成した。この場合、NQlの焼結体は真空雰
囲気下で、またNO5および騎6の焼結体は水素雰囲気
下で、さらにNO7の焼結体はモリブデンヒータを使用
してアルゴン雰囲気下で、さらにまたNα8の焼結体は
空気中で、表2に示すそれぞれの湿度のもとで焼結した
。
に、ラバープレス法を用い、圧力2トン/ciという条
件で成形体を作成した。そして、この成形体を、常温か
ら900℃までは50〜b時の速度で、それ以上は30
〜b で焼結温度まで加熱した後、その温度に2時間保持して
焼結体を作成した。この場合、NQlの焼結体は真空雰
囲気下で、またNO5および騎6の焼結体は水素雰囲気
下で、さらにNO7の焼結体はモリブデンヒータを使用
してアルゴン雰囲気下で、さらにまたNα8の焼結体は
空気中で、表2に示すそれぞれの湿度のもとで焼結した
。
また、NO,3,Nf14およびNQ9の焼結体は、ラ
バープレス法による成形体を空気中で1450℃で2時
間加熱して予備焼結した後、HIP法を用い、アルゴン
雰囲気下で約1800気圧の圧力を加え、かつ順3およ
びNQ9については1450℃で、また社4については
1400℃の温度で約90分保持することにより焼結体
を得た。この場合、HIP法における昇温速度はいずれ
も500℃/時であり、また冷却温度は約り00℃/時
であった。
バープレス法による成形体を空気中で1450℃で2時
間加熱して予備焼結した後、HIP法を用い、アルゴン
雰囲気下で約1800気圧の圧力を加え、かつ順3およ
びNQ9については1450℃で、また社4については
1400℃の温度で約90分保持することにより焼結体
を得た。この場合、HIP法における昇温速度はいずれ
も500℃/時であり、また冷却温度は約り00℃/時
であった。
これらの焼結体は、理論密度に対して99.9%以上の
相対密度を有している。
相対密度を有している。
こうして作成した11種類の焼結体について、上述した
方法により色度図における刺激値Yを求めた。また、J
IS−R1601の方法により曲げ強度を求めた。さら
に、焼結体を空気中で1000℃において100時間放
置した後の曲げ強度を求めた。これらの測定結果は表2
に示すとおりであった。
方法により色度図における刺激値Yを求めた。また、J
IS−R1601の方法により曲げ強度を求めた。さら
に、焼結体を空気中で1000℃において100時間放
置した後の曲げ強度を求めた。これらの測定結果は表2
に示すとおりであった。
(以下余白)
同表に示すように、刺l!Il値Yがこの発明において
規定する8〜20の範囲内にあるNf13.Nα4、順
5およびNα11の焼結体は、そうでないもの(NQl
、Na2および高6〜Nα10の焼結体)に比べて、肉
眼で区別できない程、均一な灰色の色調を有し、800
℃の熱処理後においても強度低下が認められなかった。
規定する8〜20の範囲内にあるNf13.Nα4、順
5およびNα11の焼結体は、そうでないもの(NQl
、Na2および高6〜Nα10の焼結体)に比べて、肉
眼で区別できない程、均一な灰色の色調を有し、800
℃の熱処理後においても強度低下が認められなかった。
また、1lk12と懇10またはNα3とNα9は、製
造方法および条件がそれぞれ同じであるが、酸化チタン
や酸化ケイ素などの金属酸化物の多い粉末から得られた
1lk19およびに10の焼結体は、黒色調に近くなり
、微妙な灰色の色調が得られず、高温処理後の強度低下
ら太きかつ1こ 。
造方法および条件がそれぞれ同じであるが、酸化チタン
や酸化ケイ素などの金属酸化物の多い粉末から得られた
1lk19およびに10の焼結体は、黒色調に近くなり
、微妙な灰色の色調が得られず、高温処理後の強度低下
ら太きかつ1こ 。
Claims (1)
- 色度図における刺激値Yが8〜20の範囲であることを
特徴とするジルコニア焼結体。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP60197440A JPS6256362A (ja) | 1985-09-05 | 1985-09-05 | ジルコニア焼結体およびその製造方法 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP60197440A JPS6256362A (ja) | 1985-09-05 | 1985-09-05 | ジルコニア焼結体およびその製造方法 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPS6256362A true JPS6256362A (ja) | 1987-03-12 |
| JPH0566335B2 JPH0566335B2 (ja) | 1993-09-21 |
Family
ID=16374541
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP60197440A Granted JPS6256362A (ja) | 1985-09-05 | 1985-09-05 | ジルコニア焼結体およびその製造方法 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPS6256362A (ja) |
Citations (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS59227770A (ja) * | 1983-06-06 | 1984-12-21 | 東芝タンガロイ株式会社 | 黒色系ジルコニア基焼結体及びその製造方法 |
-
1985
- 1985-09-05 JP JP60197440A patent/JPS6256362A/ja active Granted
Patent Citations (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS59227770A (ja) * | 1983-06-06 | 1984-12-21 | 東芝タンガロイ株式会社 | 黒色系ジルコニア基焼結体及びその製造方法 |
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPH0566335B2 (ja) | 1993-09-21 |
Similar Documents
| Publication | Publication Date | Title |
|---|---|---|
| US11413122B2 (en) | Controlling of sintering kinetics of oxide ceramics | |
| EP2610232B1 (en) | Zirconia sintered bodies with high total light transmission | |
| US5656564A (en) | Zirconia-based sinter, process for producing the same, gringing part material, and bracket material for dental correction | |
| US4742030A (en) | Sintered zirconia material and method for manufacturing the material | |
| EP2674408A1 (en) | Translucent zirconia sintered body, process for producing the same, and use of the same | |
| JPS6259571A (ja) | 着色ジルコニア焼結体とその製造方法 | |
| Alves et al. | Effect of Fe 2 O 3 addition and sintering temperature on mechanical properties and translucence of zirconia dental ceramics with different Y 2 O 3 content | |
| JP2011073907A (ja) | ジルコニア焼結体及びその製造方法 | |
| JP2016030717A (ja) | 赤色ジルコニア焼結体及びその製造方法 | |
| JP2004059374A (ja) | 着色ジルコニア系複合セラミック焼結体及びその製造方法 | |
| JPH08117248A (ja) | 歯列矯正用ブラケットおよびその製造方法 | |
| KR950000697B1 (ko) | 지르코니아 소결체 및 그 제조방법 | |
| JPS62260766A (ja) | アルミナ焼結体 | |
| JPS6256362A (ja) | ジルコニア焼結体およびその製造方法 | |
| JP7593389B2 (ja) | 紫色ジルコニア焼結体及びその製造方法 | |
| JP2517249B2 (ja) | 高強度ジルコニア系hip焼結体 | |
| KR102390133B1 (ko) | 물성이 향상된 유색 지르코니아의 제조방법 | |
| JPH0667785B2 (ja) | ジルコニア焼結体 | |
| JPH0712978B2 (ja) | 黒色系ジルコニアセラミックス及びその製造方法 | |
| RU2744546C1 (ru) | Керамический материал и способ его получения | |
| 조준호 | Effect of phase fraction and grain size on translucency of 3Y-TZP dental zirconia | |
| KR100328947B1 (ko) | 상아색계 지르코니아 세라믹스의 제조방법 | |
| Uasuwan et al. | Influence of Thermal Tempering Processes on Color Stability of Glassinfiltrated Monochrome and Multilayer 5 mol% Yttria Partially Stabilized Zirconia. | |
| JPS63151670A (ja) | 熱衝撃強度および熱水安定性に優れたジルコニア系セラミツクス | |
| CN121517193A (zh) | 一种铒稳定氧化锆增韧氧化铝复合材料及其制备方法 |
Legal Events
| Date | Code | Title | Description |
|---|---|---|---|
| LAPS | Cancellation because of no payment of annual fees |