JPS6256848B2 - - Google Patents
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- Publication number
- JPS6256848B2 JPS6256848B2 JP54077569A JP7756979A JPS6256848B2 JP S6256848 B2 JPS6256848 B2 JP S6256848B2 JP 54077569 A JP54077569 A JP 54077569A JP 7756979 A JP7756979 A JP 7756979A JP S6256848 B2 JPS6256848 B2 JP S6256848B2
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- Japan
- Prior art keywords
- chlorination
- chloride
- reaction
- formula
- yield
- Prior art date
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- Organic Low-Molecular-Weight Compounds And Preparation Thereof (AREA)
Description
本発明は、トルエン塩素化誘導体、詳しくは式
()
()
【式】(式中、−Cl原子は−CH2Cl基に
対し、o−またはp−位を示す。)
で示されるクロルベンジルクロライドを有利に製
造する方法に関する。 このトルエンの塩素化誘導体は農薬、工薬等の
中間体として重要である。 従来、一般にトルエンの塩素化誘導体の製造法
の一つとしてトルエンを適当な触媒、例えば塩化
鉄の存在下に核塩素化を行い、ついで触媒を分離
してさらに側鎖塩素化することにより得ることが
できることが知られている。 しかしながら上記方法では核塩素化の際、所望
する位置に選択性よく塩素を導入することは困難
であり、さらに又モノ核塩素化で止めることは通
常困難であり、ジ−、もしくはそれ以上のポリ核
塩素化物が副生する。さらに側鎖の塩素化におい
ても、側鎖塩素置換体はラジカル反応であり、不
安定なため、モノ置換体にとどまらず、多塩素置
換体も副生する。このため上記方法では製造工程
や精製工程が複雑となるばかりでなく収率も低
く、工業的に満足なものではなかつた。 本発明者らは、トルエン塩素化誘導体の中から
有用なクロルベンジルクロライドを選択性よく、
高純度、高収率で得る方法について鋭意検討を重
ねた結果、トルエンスルホニルクロライド(以下
TSCと略記する。)に塩素を作用させて塩素化す
る際、塩素化条件をコントロールすることにより
スルホニルクロライド基のみを塩素置換すること
ができ、さらに適当な条件下で塩素化を続けるこ
のにより所望のクロルベンジルクロライドを選択
性よく、高純度、高収率で目的生成物を得ること
ができることを見出し、本発明を完全するに至つ
た。 即ち本発明は、o−またはp−トルエンスルホ
ニルクロライドを、80〜120℃で核塩素化反応さ
せて相応するo−またはp−クロルトルエンを
得、引続き120〜140℃まで昇温して、側鎖メチル
基の塩素化反応を行うことを特徴とするo−クロ
ルベンジルクロライドまたはp−クロルベンジル
クロライドの製造方法である。 本発明において、第一段の核塩素化においては
反応温度は80〜120℃が必要である。120℃以上で
はスルホニルクロライド基の塩素置換と同様に側
鎖塩素化も起こり、側鎖塩素化はラジカル反応で
進行するので、一段目では出来る限り側鎖のラジ
ラルは制御しておかなければ側鎖塩素化が進行し
て所望するクロルベンジルクロライドの収率が低
下する。 一方、80℃以下では核塩素化反応はほとんど進
行しない。第一段の塩素化反応の終了は反応排出
ガス中のSO2の検出することにより知ることがで
きる。 第二段の側鎖塩素化は反応温度を調製する必要
があり、120〜140℃で塩素化する。140℃以上で
は高側鎖塩素化物、例えばクロルベンザルクロラ
イドなどが生成してクロルベンジルクロライドの
収率が低下する。一方120℃以下では完全な側鎖
塩素化が起こりがたく、未反応物が残る。 反応の終点は反応混合物の重量増加量で知るこ
とができる。 本発明方法によればこのように二段階にわけて
反応温度を調製しながら実施することにより目的
物を高純度、高収率で得ることができ、しかも従
来法では複雑な製造工程や精製工程を必要とする
のに対し、製造工程を簡略化できるものであり、
かつ簡単な蒸留のみで高品質の目的物を収得で
き、工業的価値は大きい。 次に本発明方法の実施例について説明する。な
お実施例中での純度分析はガスクロマトグラフイ
ー法によつた。 実施例 1 攪拌機付反応器にp−TSC191gを仕込、100
℃で置換反応生成ガス(SO2)が止むまで塩素ガ
スを吹き込み、塩素化を行つた(第一段塩素
化)。塩素化マスは減圧蒸留を行い純度98.5%を
有するp−クロルトルエン110.0gを得た。収率
85.6%(対p−TSC)。 引続き、さらに130℃まで昇温し、反応混合物
の重量増加が34gとなるまで塩素ガスを吹き込ん
で塩素化した(第二段塩素化)。塩素化マスは減
圧蒸留を行い純度98.1%のp−クロルベンジルク
ロライド124.9gを得た。収率76.1%(対p−
TSC)。 実施例 2 o−TSC191gを実施例1と同様に塩素化、蒸
留して純度98.3%のo−クロルベンジルクロライ
ド123.2gを得た。収率75.2%(対o−TSC)。
造する方法に関する。 このトルエンの塩素化誘導体は農薬、工薬等の
中間体として重要である。 従来、一般にトルエンの塩素化誘導体の製造法
の一つとしてトルエンを適当な触媒、例えば塩化
鉄の存在下に核塩素化を行い、ついで触媒を分離
してさらに側鎖塩素化することにより得ることが
できることが知られている。 しかしながら上記方法では核塩素化の際、所望
する位置に選択性よく塩素を導入することは困難
であり、さらに又モノ核塩素化で止めることは通
常困難であり、ジ−、もしくはそれ以上のポリ核
塩素化物が副生する。さらに側鎖の塩素化におい
ても、側鎖塩素置換体はラジカル反応であり、不
安定なため、モノ置換体にとどまらず、多塩素置
換体も副生する。このため上記方法では製造工程
や精製工程が複雑となるばかりでなく収率も低
く、工業的に満足なものではなかつた。 本発明者らは、トルエン塩素化誘導体の中から
有用なクロルベンジルクロライドを選択性よく、
高純度、高収率で得る方法について鋭意検討を重
ねた結果、トルエンスルホニルクロライド(以下
TSCと略記する。)に塩素を作用させて塩素化す
る際、塩素化条件をコントロールすることにより
スルホニルクロライド基のみを塩素置換すること
ができ、さらに適当な条件下で塩素化を続けるこ
のにより所望のクロルベンジルクロライドを選択
性よく、高純度、高収率で目的生成物を得ること
ができることを見出し、本発明を完全するに至つ
た。 即ち本発明は、o−またはp−トルエンスルホ
ニルクロライドを、80〜120℃で核塩素化反応さ
せて相応するo−またはp−クロルトルエンを
得、引続き120〜140℃まで昇温して、側鎖メチル
基の塩素化反応を行うことを特徴とするo−クロ
ルベンジルクロライドまたはp−クロルベンジル
クロライドの製造方法である。 本発明において、第一段の核塩素化においては
反応温度は80〜120℃が必要である。120℃以上で
はスルホニルクロライド基の塩素置換と同様に側
鎖塩素化も起こり、側鎖塩素化はラジカル反応で
進行するので、一段目では出来る限り側鎖のラジ
ラルは制御しておかなければ側鎖塩素化が進行し
て所望するクロルベンジルクロライドの収率が低
下する。 一方、80℃以下では核塩素化反応はほとんど進
行しない。第一段の塩素化反応の終了は反応排出
ガス中のSO2の検出することにより知ることがで
きる。 第二段の側鎖塩素化は反応温度を調製する必要
があり、120〜140℃で塩素化する。140℃以上で
は高側鎖塩素化物、例えばクロルベンザルクロラ
イドなどが生成してクロルベンジルクロライドの
収率が低下する。一方120℃以下では完全な側鎖
塩素化が起こりがたく、未反応物が残る。 反応の終点は反応混合物の重量増加量で知るこ
とができる。 本発明方法によればこのように二段階にわけて
反応温度を調製しながら実施することにより目的
物を高純度、高収率で得ることができ、しかも従
来法では複雑な製造工程や精製工程を必要とする
のに対し、製造工程を簡略化できるものであり、
かつ簡単な蒸留のみで高品質の目的物を収得で
き、工業的価値は大きい。 次に本発明方法の実施例について説明する。な
お実施例中での純度分析はガスクロマトグラフイ
ー法によつた。 実施例 1 攪拌機付反応器にp−TSC191gを仕込、100
℃で置換反応生成ガス(SO2)が止むまで塩素ガ
スを吹き込み、塩素化を行つた(第一段塩素
化)。塩素化マスは減圧蒸留を行い純度98.5%を
有するp−クロルトルエン110.0gを得た。収率
85.6%(対p−TSC)。 引続き、さらに130℃まで昇温し、反応混合物
の重量増加が34gとなるまで塩素ガスを吹き込ん
で塩素化した(第二段塩素化)。塩素化マスは減
圧蒸留を行い純度98.1%のp−クロルベンジルク
ロライド124.9gを得た。収率76.1%(対p−
TSC)。 実施例 2 o−TSC191gを実施例1と同様に塩素化、蒸
留して純度98.3%のo−クロルベンジルクロライ
ド123.2gを得た。収率75.2%(対o−TSC)。
Claims (1)
- 【特許請求の範囲】 1 式() 【式】(式中、−SO2Cl基は−CH3基に 対しo−叉はp−位を示す。) で示されるo−またはp−トルエンスルホニルク
ロライドを、80〜120℃で核塩素化反応させて相
応するo−またはp−クロルトルエンを得、引続
き120〜140℃まで昇温して塩素化反応させること
を特徴とする、式() 【式】(式中、−Cl原子はCH2Cl基に対 し、o−またはp−位を示す。) で示されるo−クロルベンジルクロライドまたは
p−クロルベンジルクロライドの製造方法。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP7756979A JPS562923A (en) | 1979-06-21 | 1979-06-21 | Preparation of chlorinated toluene derivative |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP7756979A JPS562923A (en) | 1979-06-21 | 1979-06-21 | Preparation of chlorinated toluene derivative |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPS562923A JPS562923A (en) | 1981-01-13 |
| JPS6256848B2 true JPS6256848B2 (ja) | 1987-11-27 |
Family
ID=13637640
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP7756979A Granted JPS562923A (en) | 1979-06-21 | 1979-06-21 | Preparation of chlorinated toluene derivative |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPS562923A (ja) |
Cited By (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS63269708A (ja) * | 1987-04-27 | 1988-11-08 | Mazda Motor Corp | 車両のサスペンシヨン装置 |
Families Citing this family (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| US4715679A (en) * | 1981-12-07 | 1987-12-29 | Corning Glass Works | Low dispersion, low-loss single-mode optical waveguide |
| JPH0672967B2 (ja) * | 1985-07-13 | 1994-09-14 | 株式会社フジクラ | 零分散単一モ−ド光フアイバ |
Family Cites Families (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| CS166993B1 (ja) * | 1973-06-25 | 1976-03-29 |
-
1979
- 1979-06-21 JP JP7756979A patent/JPS562923A/ja active Granted
Cited By (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS63269708A (ja) * | 1987-04-27 | 1988-11-08 | Mazda Motor Corp | 車両のサスペンシヨン装置 |
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPS562923A (en) | 1981-01-13 |
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