JPS625708B2 - - Google Patents

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JPS625708B2
JPS625708B2 JP4476579A JP4476579A JPS625708B2 JP S625708 B2 JPS625708 B2 JP S625708B2 JP 4476579 A JP4476579 A JP 4476579A JP 4476579 A JP4476579 A JP 4476579A JP S625708 B2 JPS625708 B2 JP S625708B2
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JP
Japan
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axis
welding
sensor
line
welding torch
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Expired
Application number
JP4476579A
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English (en)
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JPS55136577A (en
Inventor
Osamu Geshi
Hisaharu Kitahata
Yoshikazu Myagi
Ryoichi Matsushima
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Daikin Industries Ltd
Original Assignee
Daikin Kogyo Co Ltd
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Publication date
Application filed by Daikin Kogyo Co Ltd filed Critical Daikin Kogyo Co Ltd
Priority to JP4476579A priority Critical patent/JPS55136577A/ja
Publication of JPS55136577A publication Critical patent/JPS55136577A/ja
Publication of JPS625708B2 publication Critical patent/JPS625708B2/ja
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Description

【発明の詳細な説明】 本発明はならいセンサおよびZ軸センサを溶接
作業に支障を及ぼさない離れた位置に設けて作業
性を改善するとともに、溶接トーチと両センサと
の間の位相ずれを解消して正確かつ容易なならい
溶接を可能ならしめ、さらに複雑な計算を不要と
した簡易なテイーチング機能を持たせることによ
つて、作業はじめに2点を現物教示するだけで位
置制御を手軽に行うことができる実用機として好
適なならい溶接装置を提供しようとするものであ
る。
円柱面等の柱面例えばノズル側となる枝管をそ
れよりも曲率半径の大きい柱面例えばシエル側と
なる母管に対し直交的に挿設してヘツダーを構成
する場合に、その接合部に相貫線をなし形成され
る3次元の鞍状の溶接線を溶接する方法として従
来のものは下記の各種形式がある。
(イ) 母管、枝管の直径と中心位置とを人が指定す
ると、相貫曲線に関した数式によつて、2つの
管の交点が与えられることから、マイクロコン
ピユータの演算に基いて軌跡を決定し、該軌跡
上に溶接ロボツトを駆動させる形式。
(ロ) 枝管の中心上部に対してロボツトトーチ部回
転中心を合わせた後、開先検知器で先ず一度溶
接線をならわせ、その軌跡を記憶する。
そして本溶接時には開先検知器を逃がしこの
部分に溶接トーチを取付けて再生モードで溶接
する形式。
(ハ) テイーチング方式で溶接軌跡の各点(10mm程
度おき)を順番に記憶してロボツトに軌跡を教
示する。そして再生時にその各点間を直線ある
いは円弧で補間し溶接を行う形式。
ところが上述の各従来装置はロボツトと云いな
がらも触覚機能を持たないので溶接物は必らず定
盤等の上において定位置にセツトする必要があ
り、その位置決め精度が溶接精度となるものであ
るから、溶接ロボツトに加えて周辺の関連装置が
コストの高いものになる欠点があつた。
また、(イ)項に示した装置はマイクロコンピユー
タの演算手順が複雑な数式を必要とすることから
高度、高コストのものが必要であり、しかも母
管、枝管の径が変る度毎に演算を行わねばならず
取扱が面倒であり、(ロ)項に示した装置は母管、枝
管の径が変るとその都度、開先検知器でならい動
作しなければならず、さらに溶接物と溶接ロボツ
トの相対位置が変つたときも同様であつて矢張り
取扱い上厄介なものとなる問題は避けられない。
次に(ハ)項に示したものはテイーチングに時間と
手間を費すし、記憶容量の大なるテイーチング機
能が必要で作業効率、生産性に悪い影響を与え
る。
このように従来の各溶接ロボツトは多くの欠陥
を有しており、しかもそれ等に共通して言えるこ
とは複雑に亘る教示や計算が必要であるために、
人間の作業に置き替り得る理想的なロボツトとは
云い難いのが欠点として挙げられ、従つて実用機
には程遠い感があつた。
かゝる実状に対処して本発明は従来装置が有す
る欠陥を解消することが可能な新規な溶接装置を
提供しようとするものであつて、特に人間の感覚
に相当する位置検出用のセンサを溶接トーチに関
連して設けることにより、相貫線をなす溶接線
を、短径円柱面などの柱面および長径円柱面など
曲率半径の大なる柱面の各所定位置において間接
的に検出できるようにしたものであつて、溶接装
置に関しては位置決めをラフに行うことができて
位置決めのための労力や投資を一切不要となし、
より人間に近いならい溶接装置を提供し得るに至
つた点を特徴とする。
また、本発明はならい溶接ロボツトらしく、テ
イーチング機能を持たせてなるが、このテイーチ
ング機能は極めて簡単なもので本溶接前に2つの
特定位置における溶接トーチのZ軸レベルおよび
Z軸センサのZ軸レベルを教示すれば、後は面倒
な計算を行わずとも溶接トーチとZ軸センサとの
間の比例的定数を簡単に設定できるようにしたこ
とも亦特徴とするところである。
以下、本発明装置の具体的態様について添付図
面を参照しつつ詳述する。
先ず溶接処理対象となるワーク1は第1図々示
の如く長径円柱面を有する母管2と該母管2に比
し径の小さい短径円柱面を有する枝管3とを枝管
3が母管2に対し両管軸を相互に直交させるよう
挿設されてなる相貫体であつて、その接合部にお
ける溶接線lは図示例においては母管2が水平、
枝管3が垂直に夫々配設されている関係上、鳥瞰
形状が真円をなす鞍形の周縁に形成された3次元
の相貫線となつている。
この3次元曲線をなす溶接線lはその3軸成分
のうちの水平方向2軸については、枝管3の管壁
部分を適当なセンサによつて追跡することによ
り、溶接線lとは離隔した位置で間接的に検出す
ることが可能である。
上記溶接線lの部分にアーク溶接を行う接側装
置の構造は、第1図に基本図骨格形態で例示する
如く、固定用基台4上に立設した上下方向に自由
度を持つたZ軸、該Z軸の上端部において枢支さ
れ、水平方向の左右(ワーク1の位置に対する左
右方向)に自由度を持つたX軸、該Y軸に枢支さ
れて水平方向の前後(ワーク1の位置に対する接
離方向)に自由度を持つたY軸、該Y軸の先端に
おいてZ軸と平行を保持して垂設され、垂直方向
の基準軸Vの周りで等距離の平行を保持した公転
運転を行う回動軸Fの4軸を有しており、立設固
定した枝管3における母線(管面で管軸に平行な
線)に対してZ軸と基準軸Vが共に平行を保持
し、かつ回動軸Fが枝管3の外側を回動し得る如
く設けている。
そして回動軸Fの先端に溶接トーチ6を垂直面
内での揺動可能に枢着している。
Z軸は駆動源例えば電動機7によつて上下方向
の寸法が調節されるが、このときの上下変位はZ
用ポテンシヨメータ8により電気変位として測長
される。
X軸は駆動源例えば電動機9によつて左右方向
の寸法が調節され、このときの左右変位はX用ポ
テンシヨメータ10により電気変位として測長さ
れる。
またY軸は電動機11により、前後方向の寸法
が調節され、このときの前後変位はY用ポテンシ
ヨメータ12によつて電気変位として測長され
る。
回動軸Fは電動機13により公転運動が成さ
れ、このときの回転変位はF用ポテンシヨメータ
14によりY軸を基準とした時計方向の回転角度
に対応する電気変位として測長される。
なお、回動軸Fは水平アーム15を介して基準
軸Vに一体連結されていて、公転一回転に対し自
転一回転を行い、従つて回動軸F端に取付けた溶
接トーチ6と、該トーチ6の指向線を含む垂直面
内に中立線を合致させて前記回動軸Fに取り付け
たX・Y・F用ならいセンサ17とが、常にワー
ク1側に指向し得るようになつている。
次に溶接トーチ6は前記基準軸Vの延長上に先
端を常時指向し得る如く揺動可能に回動軸F端に
取着されている。
以上の構成になる溶接装置はZ軸に設けたZ用
ポテンシヨメータ8の電気変位によつて溶接トー
チ6の高さと狙い角度が判断可能であり、またX
軸に設けたX用ポテンシヨメータ10とY軸に設
けたY用ポテンシヨメータ12と、F軸に設けた
F用ポテンシヨメータ14との3つの電気変位の
合成によつてワーク1に対する溶接トーチ6の関
係位置を判断することが可能であり、そしてF軸
に関連して設けたZ軸センサ5および前記ならい
センサ17からZ軸、X軸、Y軸に対する補正指
令が出されることにより、溶接線lに対して溶接
トーチ6を所定狙い角度で指向することができ
る。
なお、溶接線lは水平面上に円状をなすととも
に、肉盛溶接が成される開先部を斜上方に向けて
展延している。
上記溶接装置にはZ軸センサ5、ならいセンサ
17および速度指令器21が変位検出器として設
けられているが、先づならいセンサ17は対象物
に直接々触することにより作動する触覚部を溶接
トーチ6と同一方向に指向し、かつその中立状態
点が基準軸Vの延長線上に正しく合致するように
して、回動軸Fに固定されており、溶接トーチ6
の上方近傍位置に配設される。
上記ならいセンサ17は所定位置を示す中立状
態と、行過ぎ補正と、戻り過ぎ補正と、時計回転
方向補正と反時計方向補正との5種の異る信号を
発することが可能である。
一方、速度指令器21は公知の正弦・余弦ポテ
ンシヨメータを構成要素となすものであつて、前
記基準軸Vの前後軸Yを基準とした時計方向の回
転角度を検出し、該回転角度に対応する正弦分出
力esと余弦分出力ecとの両出力を同時に発する
ことができるようになつており、そして基準軸V
に関連して設けられている。
ならいセンサ17はその1例が第2図に示され
るように、オン−オフスイツチを基本構造とした
ものであつて、作動片20A、接点部19Aから
なるスイツチ18A、作動片20B、接点部19
Bからなるスイツチ18Bを、例えば作動片20
A,20Bが互いに引寄せられる如く弾機を介し
て連結し、かつ、線対称的に配設してなり、作動
片20A,20Bが対象物に当接して、しかもそ
の位置が適正であれば両接点部19A,19Bが
共に全く信号を発しない中立状態となり、位置が
適正でなく近すぎたり遠すぎたりすることにより
前記接点部19A,19Bの開放・閉成状態が
種々異り、都合10種の組合わせになる信号を第3
図の如く発することが可能である。
第2図および第3図において、ならいセンサ1
7が例えば行過ぎ即ちワーク1に対して接近し過
ぎであると、第3図の○ニ欄に示す如く接点部19
Aでは接点19ARと可動接片とが閉成し(〇符
号で示す)、かつ接点部19Bでは接点19BRと
可動接片とが閉成oする。
また、作動片20A,20Bのワーク1に対す
る関係位置が不均衡状態である場合には、作動片
20Bの方が作動片20Aに比して接近している
ときは、第3図○ホ,○ヘ,○ト各欄に示すように3種
の信号が出されて時計回りの補正が必要なことを
指示し、逆に作動片20Aの方が接近していると
きは、第3図○チ,○リ,○ヌ各欄に示すように、反時
計回りの補正が必要なことを指示する。
このように待機○イ状態を別として、中立状態
○ロ、戻り過ぎ補正(先行指示)○ハ、行過ぎ補正
(後退指示)○ニ、時計回転方向補正○ホ〜○ト、反計
回転方向補正○チ〜○ヌの5種の信号をならいセンサ
17から発することができる。
一方、速度指令器21は第4図に示すように、
円形をなす正弦・余弦ポテンシヨメータであつ
て、巻線を巻くカードを正弦波形に比例させて、
これに抵抗が直線的に巻かれ、位相角を90゜ずら
した2つの摺動片22A,22Bを基準軸Vによ
つて一体的に回動し、前記抵抗に摺接させるよう
にしている。
そして前後軸Yの方向を基線として時計回転方
向に90゜移行した部分に電位、270゜移行した
部分電位を加えることによつて、先行する摺接
片22Bからはcos θに応じた出力ecが、後続
する摺接片22Aからはsin θに応じた出力es
が夫々取り出され、その際の両信号の極性は第4
図において第1象限ではcos θ→、sin θ
→となり、第2象限ではcos θ→、sin
θ→、第3象限ではcos θ→、sin θ→
、第4象限ではcos θ→、sin θ→に
夫々極性変換する。
かゝる原理から明らかなように、速度指令器2
1からは基準軸Vの回転角度に対応して正弦分出
力esと余弦分出力ecとが同時に取り出され、し
かも極性が4種の組合わせとなつて取り出される
こととなる。
次に前記Z軸センサ5は、回動軸Fに取付けら
れたZ軸用センサであつて、常時下向きの弾機力
が加えられた状態で回動軸Fに対し平行移動可能
に設けられている。このセンサ5はその取付けに
際して、次の条件を満足し得るような配置形態を
とらせている。
即ち、第5図イ,ロに示すように、Z軸センサ
5の指向線を、溶接線l上の溶接トーチ6が指向
するアーク点Aにおける法線を含んでZ軸に平行
な平面と母管2の表面との交叉部に形成された線
に常時交わらせるようにすることと、その交点B
と溶接線l上のアーク点Aとの水平線分(=
δ)を常に一定長に保持する如くなすことの2点
であつて、これをさらに理解の一助とするために
説明を加えると、溶接線lに対しアーク点Aで法
線となる線を含んでZ軸に平行な平面と、前記溶
接線lと同心をなして母管2上に現わした相似形
をなす相貫線l′との交点BがZ軸センサ5が常に
検出し得るようにすることである。
かゝる条件を満足するためには、例えばZ軸セ
ンサ5の指向線を垂直下向きとなし、かつ溶接ト
ーチ6に揺動面内に含まれるようにZ軸センサ5
を回動軸Fに配設することによつて簡単に行うこ
ことができる。
次に上記溶接装置の作動態様について説明する
と、該装置は枝管3の表面位置を検出するならい
センサ17の指令によつて、溶接トーチ6をその
軸線上のアーク点Aが枝管3の表面に合致した状
態となつて、枝管3の周りに同心的に移動方向と
なる一方、Z軸センサ5は前記相貫線l′上の所定
交点Bを検出してZ軸に上下方向の移動指令を与
える。
かくして溶接トーチ6は溶接線lをならい溶接
する。
この場合、Z軸センサ5の接触位置は溶接線l
から若干寸法離れた位置にあり、当該位置の上下
変位は溶接線lの上下変位とは厳密に一致しな
い。
即ち第5図イ〜ハにおいて示したことから明ら
かなように、溶接線lとZ軸センサ5の接触点軌
跡l′との間には水平面に投影したイ図では一定距
離δを有する同心円関係となり、一方、アーク点
Aを通る法線を含む垂直面上で比較すると、ロ図
のように母管2の頂面部ではZ軸方向の差は零
(最小)であるがこの頂面部と直交する方向の垂
直面上ではZ軸方向にある最大のレベル差を存し
て、その間の各点ではハ図で展開示するように、
線対称的にレベル差値が増減する。
そして溶接線lのZ軸方向変化に対してZ軸セ
ンサ5のそれが大きくなることがわかる。
この高さの変化は下記の(イ)、(ロ)式で求められる
(第5図参照)。
W=R−√22 2 ………(イ) ZD=R−√2−(+)2 2 ………(ロ) 但し、R=D/2、γ=d/2、 任意の角θにおける両高さの比Kを求めると、 となる。
このKを比例定数と定義すると、(ハ)式より溶接
線lの高さZWは ZW=K・ZD ………(ニ) となり、ZDの変化によつて溶接線lの各点にお
ける高さを間接的に求めることができる。
かゝる計算はココンピユータの採用よつて迅速
に行えるけれども、それでも時間的に遅くなりま
た、高コストにつくことになる。
そこで、本発明はかゝる複雑な演算を伴う比例
定数Kを簡単にかつ極めて小さい誤差範囲で演算
でき、実用機として好適ならしめたところに特徴
が存するものであり、これを以下に詳述する。
第1図の骨格図から明らかなようにZ軸センサ
5の変位SzはZ軸が上下すれば当然変化する
が、これは機械的なフイードバツクが与えられる
からに他ならない。
即ち、Z軸センサ5が下降したとすればその指
令により、定数Kを乗じた値だけZ軸が上・下す
るが、この上・下動によつてZ軸センサ5は相対
的に下・上動する動作作となる。
こゝでZ軸が溶接線lに沿つてZWMAX(最大
値である)まで下つたとき、その先端にZ軸セン
サ5があるので、該センサ5の実質的な変位ZS
は ZS=ZD−ZW となる。このZWとZSの比を KA=Z/Z ………(ホ) として、定数KAをZ軸制御系のアンプゲインと
すれば、前述のように機械的フイードバツクが存
することから、第7図々示の制御系となり、 出力Zは で示されて、ZはSZに対しZ/Z倍動作すること
と なる。
従つて、アンプゲインKA=Z/Zで動作させる と、実際の動きは当初の予定通りのK=Z/Z倍の 動作となり、目的通りとなることからKAが求め
られると簡単に溶接トーチ6のZ軸制御を行い得
るのである。
ところで前記(ハ)式に示すように比例定数Kは角
度θに対する正弦の関数であるから角度θが変れ
ばKも変るのは当然であるが、第6図に示すよう
に直径1000mmの母管2に対して枝管3の直径を
160〜260mmの範囲で10mmずつ変更すると共に、Z
軸センサ5を水平距離45mm離れた位置で測長した
ときの最大誤差△maxで示されるように、KをK
A=ZW/ZSに置き換えた場合に溶接線lと定数
Aを用いて制御を行つたときの誤差階級は10-2
程度となつて実用上問題にならない程度の小さな
値であるから、本発明においてはこの一定の値の
Aを用いるようにしている。
しかして本発明は上記定数KAを正確にしかも
簡単かつ安価な機構で求めようとするものであつ
て、第5図ハにおいてロボツトがMAXの位置に
対して対面(第5図ハ上でMAX点の直下方に位
置する)しているとして、それからテイーチング
モードの開始を行う。まず溶接ロボツトのY軸前
進、次いで回動軸Fの中心合わせを自動的に行わ
せる一方、Z軸の下降のみ手動操作可能な状態に
しておいて、前記対面位置で停止せしめる。
そこで人が溶接トーチ6の先端を注視しながら
溶接位置即ちアーク点Aが溶接線lに合致するま
で下降させる。
このトーチ設定(Z軸の下降)が終ると、その
ときのZ軸およびZ軸センサ5の各位置Zoおよ
びSoをマイクロコンピユータの記憶手段に記憶
させる。
なお、Z軸センサ5は常に下降側への弾機力が
与えられているので自動的に交点Bの位置に設定
される。
次いで溶接ロボツトにスタート指令を与えて90
゜回転させた後停止する。
このときの溶接ロボツトの位置は溶接トーチ6
およびZ軸センサ5を母管2の頂面部近辺に心合
わせした状態即ちZWとZDの間の変位差が最小
(MIN)となる状態に相当する。
但し、この回転の間はZ軸センサ5に変位が生
じないようにZ軸を調節する。
すなわち、MAXの位置とMINの位置とでは溶
接トーチ6とZ軸センサ5との間の変位差が変わ
るので、ZMAX溶接点を教示されたZ軸センサ5
に位置量が一定で変わらないようにZ軸を上昇さ
せる必要がある。
この場合に、Z軸センサ5の位置(変位)が小
さい状態になると溶接トーチ6がワークに接触す
ることがあり、逆に大きい状態ではZ軸センサ5
が測長の有効範囲を越えたりする不都合が生じる
からそのような問題がないようにZ軸を調節する
必要がある。
かくすることによつて90゜回転した位置では溶
接トーチ6のアーク点Aが溶接線lよりも上に存
することとなる。
そこで前の操作と同じようにZ軸を下げてアー
ク点Aを溶接線lに合わせそのときのZ軸および
Z軸センサ5の各位置Z90およびS90を同様に記憶
させる。
その後、溶接ロボツトを記憶終了の信号によつ
てもとの始点に復帰せしめる。
以上の手順でテイーチングモードが終了するの
で、この一連の動作から定数KAを求めると、(ホ)
式より KA=Z/Z=|Z−Z90|/|S−S
|………(ト) となり、こゝでZSがZS−S90になるのは前述の
説明のようにZ軸が動けばZ軸センサ5も動くか
ら結果的にな簡単にZSが求められるわけであ
る。
上記(ト)式を計算するにはZ軸制御系における演
算手段によつて差算2回と除算1回を行えば足
り、簡単となる。
なお、KA値の求め方としては、(イ)〜(ハ)式にお
いてθ=90゜でK=Z/Zを求め、 から母管2、枝管3の各径D,dよりコンピユー
タ内部において計算するのと比較するとより簡単
となる。
しかして、第6図は直径1000mmの母管2に対し
て、枝管3の直径を160〜260mmの範囲で10mmずつ
変更すると共にZ軸センサ5を水平距離45mm離れ
た位置で測長したときについての各値を示したも
のであつて、△maxは母管2の頂面部母線を基準
とした水平投影移動用θを90゜まで変化させたと
きの真の高さと定数φを乗じた近似値との間の誤
差△θの最大値を示すものであり、△maxの数値
の後に示した括弧内の数値はこの最大誤差△max
のときの水平面投影移動角であつて、これによる
と水平面投影移動角が45゜付近で最大となるが誤
差階級は10-2程度で僅かであることがわかる。
従つて、前述の定数Kを、溶接線lのZ軸に対
する最大差とZ軸センサ5を検出した接触点軌跡
のZ軸に対する最大差付近の比、すなわち、K≒
Zd max/Z′d maxとすれば、Z軸センサ5
の検出による Z軸方向の値は溶接線lの軸方向値とは完全に一
致しないものの、実用上何等問題とならないこと
が判然とされる。
なお、第6図の表中、dは枝管3の直径(m/
m)、d′はならいセンサ5の水平投影面における
接触点軌跡の直径(m/m)、Zdmaxは溶接線l
のZ軸に対する最大差(m/m)、Zd′maxは同じ
く前記接触点軌跡のZ軸に対する最大差(m/
m)、φはZd′maxのZdmaxに対する比、△maxは
最大偏差値を夫々示している。
なお、以上述べた実施例は両管2,3が円管で
ある場合について説明したが、本発明は必ずしも
円管に限らず楕円管、長円管の場合においても同
様に適用し得るものである。
本発明装置は以上の説明によつて明らかにした
ように、相貫部に形成される溶接線lにアーク点
Aを合致させた溶接トーチ6とZ軸センサ5との
位置関係を、アーク点Aにおいて溶接線lに対し
法線となる線を含みZ軸に平行となる平面と、前
記溶接線lと同心をなして曲率半径の大きい柱面
(母管)2上に現わした相似的な曲線l′との交点
Bの位置がZ軸センサ5によつて検出可能となる
関係に設定するとともに、さらに溶接トーチ6お
よびZ軸センサ5を、前記アーク点Aと前記交点
Bとの間でZ軸方向レベル差が最小となる位置あ
るいはその近傍と最大となる位置あるいはその近
傍との2個所について現物ならいすることによつ
てアーク点Aの最小高さZMIN及び最大高さMAX
交点Bの最小高さSMIN及び最大高さSMAXを記憶
する記憶手段と、前記記憶手段の記憶情報にもと
づいてZMIN−ZMAX=ZWおよびSMIN−SMAX
Sの各差算とKA=ZW/ZSの除算とを行う演算
手段と、Z軸センサ5の変位に前記定数KAを乗
じた値の出力を前記Z軸の駆動源に与える出力手
段とをZ軸制御系に具備せしめた構成を特徴とす
るものであるから、高さ変化の最大値を示す2点
を最初に教示するのみで、ならい溶接が可能であ
り、従つて面倒な計算は不要となり、部品点数も
減つて極めて安価なものが得られる。
しかも、両柱面2,3の径を知らなくても前記
定数KAを簡単かつ自動的に求めることができる
ので、高度な知識を有しない者でも楽に操作可能
であつて、現場向きの実用装置としてのすぐれた
利点がある。
さらにならいセンサによるならい動作ですべて
の動作が可能であるので、溶接物の位置決め精度
に心を配る必要はなくなり、周辺装置が安価なも
のですむにもかゝわらず高精度な溶接が可能とな
る等、本発明は種々のすぐれた効果を奏する。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明装置例に係る略示構造図、第2
図は第1図々示装置におけるならいセンサの概要
図、第3図は同じく動作特性表、第4図は第1
図々示装置における速度指令器の出力特性原理説
明図、第5図イ,ロ,ハは本発明装置に係るワー
ク上における溶接線とZ軸センサ検出点軌跡との
関係を示す平面図、正面図、展開図、第6図は同
じく溶接線とZ軸センサ検出点軌跡との関係を数
値的に表示した説明図、第7図は本発明装置に係
るZ軸制御系のブロツク示概要図である。 1……ワーク、2……長径円柱面、3……短径
円柱面、5……Z軸センサ、6……溶接トーチ。

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 1 柱面3をそれよりも曲率半径の大なる柱面2
    に対し直交的に挿設した再、その接合部に相貫線
    をなし形成される3次元の溶接線lをならい溶接
    する装置であつて、前記柱面3の母線に平行なZ
    軸を含む3次元の自由度を持つアームの先部に、
    該先部を通り前記Z軸に平行させた基準軸Vの周
    りで等距離の平行を保持した回転を行う回動軸F
    を設けて、この回動軸Fに溶接トーチ6と前記柱
    面3の表面位置を検知するならいセンサ17とを
    取着するとともに、前記ならいセンサ17の指令
    によつて、前記溶接トーチ6をその軸線上のアー
    ク点Aが柱面3の表面部に合致した状態で該柱面
    3の回りに同心的に移動可能となす一方、溶接ト
    ーチ6のアーク点Aにおいて溶接線lに対し法線
    となる線を含みZ軸に平行となる平面と、前記溶
    接線lと同心をなして曲率半径のの大なる前記柱
    面2上に現した相貫線l′との交点Bの位置を検出
    可能に、前記溶接トーチ6との相対位置を保つて
    設けたZ軸センサ5によつてZ軸の位置制御を行
    わせ、さらに、溶接トーチ6およびZ軸センサ5
    を、前記アーク点Aと前記交点Bとの間でZ軸方
    向レベル差が最小となる位置あるいはその近傍と
    最大となる位置あるいはその近傍との2個所につ
    いて現物ならいすることによつて、アーク点Aの
    最小高さZMIN及び最大高さZMAX、交点Bの最小
    高さSMIN及び最大高さSMAXを記憶する記憶手段
    と、前記記憶手段の記憶情報にもとづいてZMIN
    −ZMAX=ZWおよびSMIN−SMAX=ZSの各差算
    とKA=ZW/ZSの除算とを行う演算手段と、Z
    軸センサ5の変位に前記定数KAを乗じた値の出
    力を前記Z軸の駆動源に与える出力手段とをZ軸
    制御系に具備せしめたことを特徴とするならい溶
    接装置。
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