JPS6259638B2 - - Google Patents
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- Publication number
- JPS6259638B2 JPS6259638B2 JP56205798A JP20579881A JPS6259638B2 JP S6259638 B2 JPS6259638 B2 JP S6259638B2 JP 56205798 A JP56205798 A JP 56205798A JP 20579881 A JP20579881 A JP 20579881A JP S6259638 B2 JPS6259638 B2 JP S6259638B2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- ions
- soda ash
- water
- desulfurization slag
- eluted
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired
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- Processing Of Solid Wastes (AREA)
- Curing Cements, Concrete, And Artificial Stone (AREA)
Description
本発明はソーダ灰により脱硫する際に発生する
ソーダ灰脱硫スラグの無公害化処理方法に関する
ものである。 高炉から得られる溶鉄には通常0.03〜1.0重量
%の硫黄が含有されており、この硫黄は次の製鋼
工程に先立つて混銑車や取鍋内で脱硫される。こ
の場合の脱硫材としては通常ソーダ灰と、カルシ
ウムカーバイド、酸化カルシウム、炭酸カルシウ
ムの1種以上から成る石灰系脱硫材が用いられ
る。 このソーダ灰脱硫スラグにはNa2Oを約15〜20
重量%、Sを約1〜4重量%含み、Na2Oに起因
する吸湿崩壊やNaイオンの溶出があり溶出水の
PHが高い事、又Sに起因し溶出水が茶褐色を呈す
る事等の欠点を有している。 現在このソーダ灰脱硫スラグの処理方法として
は破砕、磁選処理を行ない乾式方法でメタル、磁
選精鉱粉を回収する方法や、湿式法で同上の操作
を行ない溶出するNaイオンをNa2CO3として又
SiO2イオンをSiO2ゲルとして回収が行なわれて
いるが、NaイオンやSiO2イオンを完全に溶出回
収する事は困難で残部のスラグから前記イオンが
溶出するのが現状である。 本願発明は上記諸問題を解消するソーダ灰脱硫
スラグの処理方法に係り、その要旨はソーダ灰脱
硫スラグの冷却粗砕物に、粘土類を加え、散水し
ながら混練し、空気中で12時間以上養生すること
を特徴としたソーダ灰脱硫スラグの処理方法であ
る。 又散水しながらの混練というのは、十分に水を
付与し乍ら処理対象物全体に水が十分に行き渡り
スラリー状を呈する迄練り上げる事で、例えばセ
メント、砂に対し十分な水を付与しコンクリート
材料を得る様な処理を指称し、同様に散水はして
も散水しながらの混合というのが、単に処理対象
物が粉塵を発生しない位にその表面のみが濡らさ
れる程度の少量の水しか付与しない事、更には各
配合成分の混ざり合い方も十分ではない事である
のとは区別されるものである。 以下、本願方法の作用効果を確認するために行
つた試験及び結果を示す。 <試験方法> この試験に用いた使用原料の化学分析値及び主
含有鉱物を第1表に示す。 下記第1表に於いて「同上の溶出残渣」とは、
ソーダ灰脱硫スラグ(500g)を50〜53℃の湯
(1000c.c.)で60分間撹拌しながら溶出した後の残
渣の事をいう、以下同じ。 又使用原料の環境庁告示方法による溶出試験を
行なつた結果、Cu,Cd,Pd,Zn,As,T・
Hg,CN,PCB,Fe,Mnの各イオンは共に検出
されずその他は第2表に示す通りであつた。
ソーダ灰脱硫スラグの無公害化処理方法に関する
ものである。 高炉から得られる溶鉄には通常0.03〜1.0重量
%の硫黄が含有されており、この硫黄は次の製鋼
工程に先立つて混銑車や取鍋内で脱硫される。こ
の場合の脱硫材としては通常ソーダ灰と、カルシ
ウムカーバイド、酸化カルシウム、炭酸カルシウ
ムの1種以上から成る石灰系脱硫材が用いられ
る。 このソーダ灰脱硫スラグにはNa2Oを約15〜20
重量%、Sを約1〜4重量%含み、Na2Oに起因
する吸湿崩壊やNaイオンの溶出があり溶出水の
PHが高い事、又Sに起因し溶出水が茶褐色を呈す
る事等の欠点を有している。 現在このソーダ灰脱硫スラグの処理方法として
は破砕、磁選処理を行ない乾式方法でメタル、磁
選精鉱粉を回収する方法や、湿式法で同上の操作
を行ない溶出するNaイオンをNa2CO3として又
SiO2イオンをSiO2ゲルとして回収が行なわれて
いるが、NaイオンやSiO2イオンを完全に溶出回
収する事は困難で残部のスラグから前記イオンが
溶出するのが現状である。 本願発明は上記諸問題を解消するソーダ灰脱硫
スラグの処理方法に係り、その要旨はソーダ灰脱
硫スラグの冷却粗砕物に、粘土類を加え、散水し
ながら混練し、空気中で12時間以上養生すること
を特徴としたソーダ灰脱硫スラグの処理方法であ
る。 又散水しながらの混練というのは、十分に水を
付与し乍ら処理対象物全体に水が十分に行き渡り
スラリー状を呈する迄練り上げる事で、例えばセ
メント、砂に対し十分な水を付与しコンクリート
材料を得る様な処理を指称し、同様に散水はして
も散水しながらの混合というのが、単に処理対象
物が粉塵を発生しない位にその表面のみが濡らさ
れる程度の少量の水しか付与しない事、更には各
配合成分の混ざり合い方も十分ではない事である
のとは区別されるものである。 以下、本願方法の作用効果を確認するために行
つた試験及び結果を示す。 <試験方法> この試験に用いた使用原料の化学分析値及び主
含有鉱物を第1表に示す。 下記第1表に於いて「同上の溶出残渣」とは、
ソーダ灰脱硫スラグ(500g)を50〜53℃の湯
(1000c.c.)で60分間撹拌しながら溶出した後の残
渣の事をいう、以下同じ。 又使用原料の環境庁告示方法による溶出試験を
行なつた結果、Cu,Cd,Pd,Zn,As,T・
Hg,CN,PCB,Fe,Mnの各イオンは共に検出
されずその他は第2表に示す通りであつた。
【表】
【表】
この第2表に示す様にソーダ灰脱硫スラグは、
Naイオンが溶出するので他のスラグに較べPHが
高くソーダ灰脱硫スラグの溶出残渣からもまだ
Naイオンが溶出し、元鉱程ではないがPHも高い
ことが判る。 次に各原料を第3表に示す配合割合(重量%)
で、散水しながら混練し空気中で約12時間養生し
た後に溶出試験を行なつた結果を第4表に示す。
Naイオンが溶出するので他のスラグに較べPHが
高くソーダ灰脱硫スラグの溶出残渣からもまだ
Naイオンが溶出し、元鉱程ではないがPHも高い
ことが判る。 次に各原料を第3表に示す配合割合(重量%)
で、散水しながら混練し空気中で約12時間養生し
た後に溶出試験を行なつた結果を第4表に示す。
【表】
【表】
【表】
なおこの溶出試験では、Cd,Pb,T・Cr,
T・Hg,As,Cu,Fe,Mnの各イオンについて
も調べたがいずれも検出されなかつた。 上記第4表から判る如く、ソーダ灰脱硫スラ
グ、同溶出残渣にマサ土風化物や粘板岩風化物か
ら成る粘土類を加え散水しながら混練後養生すれ
ば、粘土類が増加する程Naイオン、Sイオン、
SiO2イオンの溶出が少なく、溶出液も無色透明
となる。 なおMgCl2を添加して白沈の有無を見るのは
Naイオンの存在を知る為の簡便法であり、Naイ
オンが存在すれば2NaOH+MgCl2→2NaCl+Mg
(OH)2でMg(OH)2の白沈が生じる。 次にソーダ灰脱硫スラグに粘土類を配合後、散
水しながら混練した場合と、散水しながら単に混
合した場合及び単に混合した場合につき、空気中
での自然養生時間(経過時間)を変えた場合の溶
出試験結果を第5表の1〜第5表の4に示す。
T・Hg,As,Cu,Fe,Mnの各イオンについて
も調べたがいずれも検出されなかつた。 上記第4表から判る如く、ソーダ灰脱硫スラ
グ、同溶出残渣にマサ土風化物や粘板岩風化物か
ら成る粘土類を加え散水しながら混練後養生すれ
ば、粘土類が増加する程Naイオン、Sイオン、
SiO2イオンの溶出が少なく、溶出液も無色透明
となる。 なおMgCl2を添加して白沈の有無を見るのは
Naイオンの存在を知る為の簡便法であり、Naイ
オンが存在すれば2NaOH+MgCl2→2NaCl+Mg
(OH)2でMg(OH)2の白沈が生じる。 次にソーダ灰脱硫スラグに粘土類を配合後、散
水しながら混練した場合と、散水しながら単に混
合した場合及び単に混合した場合につき、空気中
での自然養生時間(経過時間)を変えた場合の溶
出試験結果を第5表の1〜第5表の4に示す。
【表】
【表】
【表】
【表】
この場合第5表の1〜3から同じ配合物であつ
ても単に混合した場合や少量の水を加えて混合し
た場合等に比べ十分な水を加えて混練した場合の
方がNaイオン、Sイオンの溶出が少ない事が判
る。又混練の後の養生は6時間ではまだ十分では
なく少なくとも12時間は必要である事を確かめ
た。 次にソーダ灰脱硫スラグ70重量%に粘土B30重
量%配合したものを散水しながら混練し、12時間
空気中で養生後(水分約3重量%)に更に粘土B
を追加した場合の結果を第6表に示す。
ても単に混合した場合や少量の水を加えて混合し
た場合等に比べ十分な水を加えて混練した場合の
方がNaイオン、Sイオンの溶出が少ない事が判
る。又混練の後の養生は6時間ではまだ十分では
なく少なくとも12時間は必要である事を確かめ
た。 次にソーダ灰脱硫スラグ70重量%に粘土B30重
量%配合したものを散水しながら混練し、12時間
空気中で養生後(水分約3重量%)に更に粘土B
を追加した場合の結果を第6表に示す。
【表】
以上述べて来た結果から、ソーダ灰脱硫スラグ
に粘土類を単に混合したのみではNaイオンの溶
出防止効果は殆んどないが、両者を散水しながら
混練し12〜15時間自然養生をすれば、Naイオ
ン、Sイオンの溶出は非常に少なくなるし、Sio2
イオンは殆んど溶出しなくなる事が判る。又同混
練物を12〜15時間自然養生した後で更に粘土類を
添加すると一層効果的である事も判る。 なおソーダ灰脱硫スラグに対し粘土類と共に、
カーバイド、酸化カルシウム、炭酸カルシウム等
の石灰系脱硫材を用いた脱硫後の石灰系脱硫スラ
グをも同時に添加した場合も同様の結果を得た。
その一例としてソーダ灰脱硫スラグ:石灰系脱硫
スラグ:粘土Bを重量比で60:10:30の割で配合
し散水しながら混練した場合の結果を第7表に示
す。
に粘土類を単に混合したのみではNaイオンの溶
出防止効果は殆んどないが、両者を散水しながら
混練し12〜15時間自然養生をすれば、Naイオ
ン、Sイオンの溶出は非常に少なくなるし、Sio2
イオンは殆んど溶出しなくなる事が判る。又同混
練物を12〜15時間自然養生した後で更に粘土類を
添加すると一層効果的である事も判る。 なおソーダ灰脱硫スラグに対し粘土類と共に、
カーバイド、酸化カルシウム、炭酸カルシウム等
の石灰系脱硫材を用いた脱硫後の石灰系脱硫スラ
グをも同時に添加した場合も同様の結果を得た。
その一例としてソーダ灰脱硫スラグ:石灰系脱硫
スラグ:粘土Bを重量比で60:10:30の割で配合
し散水しながら混練した場合の結果を第7表に示
す。
【表】
次にソーダ灰脱硫スラグ70重量%と、粘土B30
重量%を全量で50tonを散水しながらペイローダ
ーで混練し、24時間空気中で養生したもの390Kg
を鉄製箱に入れ水192Kgを加えたもの(A)と、上記
混練物273Kgに更に粘土B117Kgを追加したものを
鉄製箱に入れたもの(B)を1日間及び30日間経過し
たものについての溶出試験結果を第8表に示す。
重量%を全量で50tonを散水しながらペイローダ
ーで混練し、24時間空気中で養生したもの390Kg
を鉄製箱に入れ水192Kgを加えたもの(A)と、上記
混練物273Kgに更に粘土B117Kgを追加したものを
鉄製箱に入れたもの(B)を1日間及び30日間経過し
たものについての溶出試験結果を第8表に示す。
【表】
以上述べて来た様に、本願発明方法によれば散
水しながら混練の後空気中で自然養生という簡単
な操作で、処理前は多量に溶出していたNaイオ
ン、Sイオンは極く少量しか溶出せず、又SiO2
イオンは殆んど溶出しなくなると共に、溶出水は
無色透明になる。従つて本願方法により処理され
たものは路盤材や埋立材として有効に利用出来る
という効果がある。
水しながら混練の後空気中で自然養生という簡単
な操作で、処理前は多量に溶出していたNaイオ
ン、Sイオンは極く少量しか溶出せず、又SiO2
イオンは殆んど溶出しなくなると共に、溶出水は
無色透明になる。従つて本願方法により処理され
たものは路盤材や埋立材として有効に利用出来る
という効果がある。
Claims (1)
- 1 ソーダ灰脱硫スラグの冷却粗砕物に、粘度類
を加え、散水しながら混練し、空気中で12時間以
上養生することを特徴としたソーダ灰脱硫スラグ
の処理方法。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP56205798A JPS58109178A (ja) | 1981-12-18 | 1981-12-18 | ソ−ダ灰脱硫スラグの処理方法 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP56205798A JPS58109178A (ja) | 1981-12-18 | 1981-12-18 | ソ−ダ灰脱硫スラグの処理方法 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPS58109178A JPS58109178A (ja) | 1983-06-29 |
| JPS6259638B2 true JPS6259638B2 (ja) | 1987-12-11 |
Family
ID=16512855
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP56205798A Granted JPS58109178A (ja) | 1981-12-18 | 1981-12-18 | ソ−ダ灰脱硫スラグの処理方法 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPS58109178A (ja) |
Family Cites Families (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS5927740B2 (ja) * | 1976-04-25 | 1984-07-07 | 大阪曹達株式会社 | 工業癈滓利用硬化性組成物の製造方法 |
| JPS5388657A (en) * | 1977-01-14 | 1978-08-04 | Ebara Infilco Co Ltd | Treating method for incineration ash |
-
1981
- 1981-12-18 JP JP56205798A patent/JPS58109178A/ja active Granted
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPS58109178A (ja) | 1983-06-29 |
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