JPS626031B2 - - Google Patents

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JPS626031B2
JPS626031B2 JP54048130A JP4813079A JPS626031B2 JP S626031 B2 JPS626031 B2 JP S626031B2 JP 54048130 A JP54048130 A JP 54048130A JP 4813079 A JP4813079 A JP 4813079A JP S626031 B2 JPS626031 B2 JP S626031B2
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JP
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oil agent
acid
acyl
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JP54048130A
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JPS55142768A (en
Inventor
Yoji Fukuda
Teruo Sakai
Isao Yoshioka
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Sanyo Chemical Industries Ltd
Original Assignee
Sanyo Chemical Industries Ltd
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Publication date
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  • Treatments For Attaching Organic Compounds To Fibrous Goods (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】
本発明は合成繊維用処理油剤に関するものであ
り、さらに詳しくは低湿における帯電防止性、繊
維束の集束性に優れ、且つローラー捲付きのない
合成繊維用処理油剤に関するものである。 一般に合成繊維用紡績油剤としては、アルキル
リン酸エステルK塩を主体にアルキルサルフエー
トや高級アルコールまたは脂肪酸の酸化エチレン
附化物である非イオン型界面活性剤などを配合し
た油剤が広く使用されている。しかしこれら油剤
は、低湿時における帯電防止性が不十分なため静
電気が発生しカードでのシリンダー捲付き、ドツ
フアー捲きあがり、コイルチユーブ詰まりが発生
する。また、繊維束の集束性不足のためカード工
程、練条工程において、スライバーのケンスへの
収納量が少なく作業能率を低下させるなどの欠点
を有している。低湿下での静電気を防止するに
は、アルキルリン酸エステルのリン酸化度やモノ
エステル比率を高める。あるいはカチオン界面活
性剤、両性界面活性剤を用いれば良いと思われる
が、これらの界面活性剤は非常に吸湿性が高く、
ローラー捲付を生じたり、紡機の金属部分を発錆
させたりする欠点を有している。また繊維束の集
束性をあげるには動植物油、脂肪酸エステル、脂
肪酸石鹸、あるいは高級アルコール又は脂肪酸の
酸化エチレン附加物である非イオン型界面活性剤
などを用いることによつて可能であるが、しかし
これらの成分を多く用いると、例えば油剤成分中
30重量%以上用いると開繊性が悪くなる、油剤の
粘着性が高いためローラー捲付きが発生する、あ
るいは帯電防止能がさらに低下するなどの重大な
欠点を有している。このように従来の紡績油剤に
おいては、低湿下における帯電防止性を高めると
吸湿性が高まりローラー捲付きが発生する。ある
いは繊維束の集束性を高めると開繊性が悪くある
など紡績性に必要な性能である帯電防止性、集束
性、ローラー捲付き、平滑性などの全ての性能を
一挙に解決できる油剤は未だ開発されていないの
が現状である。 本発明者らは、低湿下における帯電防止性、繊
維束の集束性に優れ、ローラー捲付のない油剤を
開発すべく鋭意検討を重ねた結果、N−アシルサ
ルコシン酸塩と特定のオキシアルキレン誘導体エ
ステルとを含有せしめることにより上記目的が達
せられること、および上記N−アシルサルコシン
酸塩とオキシアルキレン誘導体エステルとに更に
リン酸エステル系アニオン界面活性剤を含有せし
めることにより優れた効果を奏することを見出
し、本発明に到達した。 すなわち本発明は、N−アシルサルコシン酸塩
(A)とオキシアルキレン誘導体エステル(B)とを含有
することを特徴とする合成繊維用処理油剤(第1
発明);上記(A)と(B)およびリン酸エステル系アニ
オン界面活性剤(C)とを含有することを特徴とする
合成繊維用処理油剤(第2発明)である。 本発明においてN−アシルサルコシン酸塩(A)と
しては、下記一般式(1)で示されるものが使用でき
る。 〔式中、Rは炭素数6以上の炭化水素基、Mはカ
チオンを表わす。〕 一般式(1)において、Rとしては炭素数6〜30
(好ましくは8〜22)の、直鎖または分枝の、飽
和または不飽和の、脂肪族、脂環式または芳香族
炭化水素基たとえばアルキル基、アルケニル基、
シクロアルキル基、アルキルアリル基、アリル
基、が挙げられる。アシル基RCO−の例として
はエナントイル、カプリロイル、ペラルゴイル、
カプロイル、ラウロイル、トリデシロイル、ミリ
ストイル、パルミトイル、ステアロイルなどの飽
和脂肪族アシル基;オレオイルなどの不飽和脂肪
族アシル基;ベンゾイル、トルオイル、シンナモ
イルナフトイル、サリチロイルなどの芳香族アシ
ル基が挙げられる。これらのうち、好ましいのは
ラウロイル、ステアロイル、オレオイルなどの脂
肪族アシル基である。Mとしては例えばHまたは
ナトリウム、カリウム、リチウムなどのアルカリ
金属;アンモニウム;モノー、ジーまたはトリー
エタノールアミン、プロパノールアミン、シクロ
ヘキシルアミンなどの有機アミンカチオンが挙げ
られる。 本発明におけるオキシアルキレン誘導体エステ
ル(B)としては下記一般式(2)で示されるものが使用
される。 〔式中、R1は多価アルコール残基またはカルボン
酸残基(活性水素原子を除いた残基);Aはアル
キレン基;R2はアシル基、またはアルキル基、
アルケニル基、シクロアルキル基、アルキルアリ
ール基、アリール基もしくはアラルキル基(但し
R1が多価アルコール残基の場合はアシル基);
R3はH、アシル基またはアルキル基、アルケニ
ル基、シクロアルキル基、アルキルアリール基、
アリール基もしくはアラルキル基;nおよびmは
0または1以上の整数(但しR1がカルボン酸残
基でR2または/およびR3がアシル基の場合はn
および/またはmは0でない)で、p個のnおよ
びq個のmのうちの少くとも1個は1以上;pは
1以上の整数(但しR1が多価アルコール残基の
場合は2以上の整数);qは0または1以上の整
数を表わす。〕 一般式(2)においてR1の多価アルコール残基と
しては脂肪族多価アルコールたとえば、エチレン
グリコール、プロピレングリコール、ブチレング
リコール、ネオペンチルグリコール、ヘキシレン
グリコールなどのアルキレングリコール類、トリ
メチロールプロパン、グリセリン、ヘキサントリ
オール、ペンタエリスリトール、ソルビタン、ソ
ルビトール、シヨ糖などの3価以上のアルコー
ル;アミン系ポリオールたとえばジーまたはトリ
ーエタノールアミン、プロパノールアミン、アル
キルジカルカノールアミン(アルキルジエタノー
ルアミンなど)、テトラ(ヒドロキシンアルキ
ル)アルキレンジアミン;イオウ含有ポリオール
たとえばチオジグリコール;芳香族多価アルコー
ルたとえば多価フエノール〔たとえばハイドロキ
ノン、ビスフエノール類(ビスフエノールAな
ど)〕のオキシアルキル化物(エチレンオキサイ
ドおよび/またはプロピレンオキサイド付加物)
等の多価アルコールの残基が挙げられる。 またR1のカルボン酸残基としては下記のよう
なカルボン酸の残基が挙げられる。; (1) モノカルボン酸:直鎖または分枝鎖の脂肪族
モノカルボン酸(C2〜30好ましくはC8〜22)
たとえば酢酸、プロピオン酸、カプリル酸、2
−エチルヘキサン、ラウリン酸、ステアリン
酸、イソステアリン酸、モンタン酸、オレイン
酸、リノール酸、エルシン酸、ヤシ油脂肪酸、
パーム油脂肪酸、牛脂脂肪酸;脂環式カルボン
酸たとえばシクロヘキサン酸;芳香族モノカル
ボン酸たとえば安息香酸、トルイル酸、ケイ皮
酸、ナフトエ酸等。 (2) ジカルボン酸:脂肪酸ジカルボン酸(C3〜
40)たとえばコハク酸、アジピン酸、セバチン
酸、ダイマー酸(C18脂肪酸の二量体);芳香
族ジカルボン酸たとえばフタル酸、イソフタル
酸、テレフタル酸。 (3) トリカルボン酸:脂肪族トリカルボン酸たと
えばトリカルバリル酸、芳香族トリカルボン酸
たとえばベンゼントリカルボン酸(トリメリツ
ト酸など)。 (4) エーテルまたはチオエーテル含有カルボン
酸:一般式(3) 〔式中、XはOまたはS;R′、R″は同一または
異なるアルキレン基(好ましくはC1〜6)を
示す。〕 で示されるエーテルまたはチオエーテル含有ジ
カルボン酸(オキシジ酢酸、オキシジプロピオ
ン酸、オキシジカプロン酸;チオジ酢酸、チオ
ジプロピオン酸、チオジカプロン酸など)。 (5) オキシカルボン酸:脂肪族オキシカルボン酸
たとえば乳酸、α−オキシ酪酸、酒石酸、クエ
ン酸;芳香族オキシカルボン酸たとえばサリチ
ル酸。 (6) アミノ酸:脂肪族アミノ酸たとえばβ−アラ
ニン;芳香族アミノ酸たとえばo−、m−また
はp−アミノ安息香酸等。 これらのカルボキシル基含有化合物のうちで好
ましいものは、2−エチルヘキサン酸、ラウリン
酸、オレイン酸、イソステアリン酸等の脂肪族モ
ノカルボン酸及びアジピン酸、セバチン酸、チオ
ジプロピオン酸等のジカルボン酸である。 一般式(2)においてR2、R3のアシル基としては
前記カルボン酸残基の項で挙げたモノカルボン酸
のアシル基が挙げられる。R2、R3のアルキル基
としてはC1〜30好ましくはC1〜20の直鎖およ
び/または分枝のアルキル基たとえばメチル、プ
ロピル、ブチル、オクチル、2−エチルヘキシ
ル、ラウリル、トリデシル、ステアリル基;アル
ケニル基としてはC8〜22のアルケニル基たとえ
ばオレイル基;シクロアルキル基としてはたとえ
ばシクロヘキシル基;アルキルアリール基として
はアルキル(C1〜20)置換フエニル基たとえば
トリル、クミル、オクチルフエニル、ノニルフエ
ニル基;アリール基としてはフエニル、ナフチ
ル、スチレン化フエニル基等;アラルキル基とし
てはベンジル基が挙げられる。R2、R3が複数個
存在する場合それらは同一でも異つていてもよ
い。 一般式(2)においてR1、R2、R3のうちのすくな
くとも1つは炭素数6以上(とくに8〜22)であ
る。R1が多価アルコール残基または多価カルボ
ン酸残基の場合、p個のR2およびq個のR3のう
ちの少くとも1つが炭素数6以上(とくに8〜
22)のものが好ましい。 一般式(2)においてAとしては炭素数2〜4のア
ルキレン基が挙げられる。オキシアルキレン基−
AO−の形成に用いるアルキレンオキサイド(以
下AOと略記)としてはエチレンオキサイド(以
下EOと略記)、プロピレンオキサイド(以下PO
と略記)、1・2−、2・3−、1・3−または
1・4−ブチレンオキサイドおよびこれらの併用
系(ランダムおよびブロツク)が挙げられる。
EOおよびこれと他のAO(PO等)との併用系
(とくにEO50%以上のもの)である。 オキシアルキレン鎖−(AO)o−、−(AO)n−中
のn個のA、m個のAは同一でも異つてもよく、
またp個の−(AO)o−、q個の−(AO)n−は同一
でも異つていてもよい。AO付加モル数としては
好ましくは1官能基当り1〜10モルである。AO
付加モル数が1官能基当り1モル未満になると帯
電防止能において好ましくなく、また10モルを越
える付加モル数のものは油剤の粘着性が増大し好
ましくない。pは1以上の整数であり通常1〜8
好ましくは1〜4(但しR1が多価アルコール残
基の場合は2以上の整数)である。qは0または
1以上の整数であり通常0〜4好ましくは0〜2
である。 一般式(2)で示されるAO誘導体エステルとして
は下記のものが挙げられる: 〔〕 R1がモノカルボン酸残基のもの: (1) 一価アルコールAO付加物とモノカルボン
酸とのエステル例えばメタノール(EO)3
ウレート(メタノールのEO3モル付加物のラ
ウレート。以下同様の表現を用いる。)、メタ
ノール(PO)5オレエート、オクチルアルコ
ール(EO)4ステアレート、ラウリルアルコ
ール(EO)2ステアレート、オキソコール
1415(EO)3ラウレート; (2) フエノール類または置換フエノール類AO
付加物のモノカルボン酸エステルたとえばク
ミルフエノール(EO)3ラウレート等。 〔〕 R1が多価アルコール残基のもの: 多価アルコールAO付加物とモノカルボン酸
とのポリー(ジー、トリー、テトラー等)エス
テル例えばPEG300(分子量300のポリエチレ
ングリコール)のジラウレート、PEG300ジス
テアレート;グリセリン(EO)3ジーまたはト
リーステアレート、グリセリン(PO)3(EO)3
トリステアレート、トリメチロールプロパン
(EO)5トリラウレート、トリメチロールプロパ
ン(EO)20トリステアレート、ソルビトール
(EO)15トリステアレート、、ソルビトール
(EO)40テトラステアレート;トリエタノール
アミン(EO)5トリベヘネート、トリエタノー
ルアミン(EO)3トリラウレート;ビスフエノ
ールA(PO)2(EO)4ジラウレート;チオジグ
リコール(EO)4ジステアレート等。 〔〕 R1が多価カルボン酸残基のもの: 一価アルコール、モノカルボン酸、フエノー
類、置換フエノール類等のAO付加物と多価カ
ルボン酸とのエステル例えばジメタノール
(EO)3アジペート、ジラウリルアルコール
(EO)3アジペート、ジノニルフエノール
(EO)2アジペート、トリラウリル(EO)2トリ
メリテート、ジラウリル(EO)2チオジプロピ
オネート等。 これらのオキシアルキレン誘導体エステルは2
種以上併用してもよい。 これらのオキシアルキレン誘導体エステルのう
ち好ましいものは一価アルコールAO付加物のモ
ノカルボン酸エステル、一価アルコールAO付加
物と二価カルボン酸とのジエステル、二価アルコ
ールAO付加物とモノカルボン酸とのジエステル
および三価アルコールAO付加物とモノカルボン
酸とのトリエステルである。 オキシアルキレン誘導体のエステル化度として
は、ローラー捲付き防止の観点から完全エステル
化したものが好ましい。AO誘導体エステル中の
EO含量が5〜90重量%(とくに10〜50%)のも
のが好ましい。 第2発明において、(A)と(B)とともに使用される
リン酸エステル系アニオン界面活性剤(C)としては
炭素数8〜30(直鎖、不飽和、分枝いずれも良
い)の高級アルコールまたは、そのAO付加物ま
たはアルキルフエノール(アルキル基の炭素数4
〜20)のAO付加物のリン酸エステル(モノーお
よび/またはジーエステル)塩が使用できる。そ
の中和塩としては、Na、Kなどの金属塩、アン
モニウム塩;あるいはモノー、ジーまたはトリー
エタノールアミン、プロパノールアミンなどの有
機アミン塩などをあげることができる。リン酸エ
ステル系アニオン界面活性剤の製造に用いる高級
アルコールとしては天然アルコール(ラウリルア
ルコール、ステアリルアルコール等)、合成アル
コール〔チグラアルコール;オキソアルコールた
とえばドバノール(シエル化学製)、オキソコー
ル(日産化学製)、ダイヤドール(三菱化成製)
等、トリデシルアルコール〕;アルキルフエノー
ルとしてはオクチルフエノール、ノニルフエノー
ルが挙げられる。リン酸エステル系アニオン界面
活性剤の具体例としては特公昭50−30199号、特
開昭50−194号、特公昭46−9880号、特公昭38−
12524号公報等に記載のものが挙げられる。 本発明(第1発明、第2発明)における(A)、
(B)、(C)の他必要により従来公知の種々の平滑剤や
各種界面活性剤を併用することが出来る。 このような物質としては、鉱物油、動植物油、
脂肪エステル、ワツクス、高級アルコールなどの
平滑剤;高級アルコールまたは脂肪酸のアルキレ
オキサイド附加物などの非イオン界面活性剤;ア
ルキルサルフエート、アルキルエーテルサルフエ
ート、スルホネート、脂肪酸石鹸などのアニオン
界面活性剤;第四級アンモニウム塩以外のカチオ
ン界面活性剤、(第一〜第三級アミン塩型、スル
ホニウム塩型、ホスホニウム塩型、アルソニウム
塩型)、アルキルベタインなどの両性界面活性剤
など各種界面活性剤を挙げることができる。 第1発明において、(A)および(B)の含有量は、全
処理油剤〔(A)および(B)を含有せしめた処理油剤の
非揮発性成分(固形分)〕の重量を基準として(A)
の含有量は通常1〜30重量%好ましくは5〜20重
量%であり(B)の含有量は通常10〜90重量%好まし
くは20〜80重量%である。(A)と(B)との重量比は通
常1:0.3〜1:90好ましくは1:1〜1:16で
ある。(A)の含有量が1重量%未満になると処理油
剤の帯電防止性の効果が悪くまた30重量%を越え
ると処理油剤の粘着性が増大しローラー捲付きの
原因となり好ましくない。また(B)の含有量が10重
量%未満に和なると処理油剤の開繊性、平滑性が
悪くカード通過性不良、ネツプの発生原因となり
また90重量%を越えると処理油剤の帯電防止性の
効果が低下する傾向にあり好ましくない。 第2発明は、上記第1発明における(A)と(B)とに
さらに(C)を含有せしめることによつて、よりカー
ド通過性、帯電防止性を向上したものであり、(C)
の含有量は、全処理油剤〔(A)、(B)および(C)を含有
せしめた処理油剤〕の重量を基準として、通常10
〜89重量%好ましくは30〜80重量%である。〔(A)
+(B)〕と(C)との重量比は1:0.1〜1:8とくに
1:0.4〜1:4が好ましい。(A)と(C)との重量比
は通常1:0.3〜1:89好ましくは1:0.75〜
1:13である。(C)の含有量が10重量%未満になる
と処理油剤の開繊性が低下する傾向にあり、また
89重量%を越えると処理油剤の集束性が悪く好ま
しくない。 本発明の処理油剤において(A)、(B)、(C)およびそ
の他の成分の配合量は処理目的、処理方法等に応
じて種々変えることができる。 配合量(重量%)の一例を示すと次の通りであ
る: (A)、(B)、(C)の合計:21〜100%(好ましくは50〜
100%) 平滑剤成分:0〜50%(好ましくは0〜20%) 他の界面活性剤:0〜50(好ましくは0〜25%) その他の添加剤:0〜5%(好ましくは0〜5
%) 本発明の処理油剤は、ポリアミド繊維、ポリエ
ステル繊維、アクリル繊維、ポリプロピレン繊維
ポリビニル繊維などのあらゆる合成繊維の紡糸紡
績工程で使用できる。 本発明の処理油剤の使用法は通常の方法と同じ
でよく、例えば水で乳化したエマルシヨンの形
(処理油剤の濃度は通常1〜10重量%)で、また
は非含水(原油もしくは有機溶剤溶液)の形でロ
ーラー給油法、浸漬給油法またはスプレー給油法
など公知の給油方法により、合成繊維製造工程の
任意の位置で給油することができる。また、浸漬
給油法によつて処理剤を付与した後、処理繊維を
乾燥熱処理しその後再度スプレー法により再給油
することもできる。 適用の時期としては紡糸工程あるいは延伸直前
の工程、延伸工程など種々の段階で適用でき;ま
た繊維の形態としてはフイラメント糸(マルチフ
イラメント糸)−ステープル、未延伸糸−延伸糸
など種々のものが挙げられる。処理剤の付着量
は、繊維に対し、固形分として通常0.05〜3%
(重量)好ましくは0.08〜0.3%である。 本発明の(A)および(B)を含有する処理油剤は、低
湿度における帯電防止性や繊維束の集束性に優
れ、ローラー捲付の少ない油剤である。また、更
に(C)を配合した第2発明の処理油剤はカード通過
性が優れ且つ相乗的に優れた帯電防止性を有して
いる。以下に、本発明を実施例でもつて説明する
が本発明は、これらに限定されるものではない。
(部は重量部を示す。) 実施例 1 ポリエステルステープル(1.5d、38mm)に対し
て、下記処理油剤を浸漬給油法によつて、0.15重
量%給油したポリエステルステープルを20℃で湿
度40%RH、80%RHの条件で一昼夜エイジングし
て平衡水分量にした後、紡績試験を行なつた結果
を表−1、表−2に示す。 油剤A(本発明品) PEG−300ジステアレート 85部 オレイルサルコシン酸K塩 15部 油剤B(本発明品) ステアリルアルコール(EO)4ステアレート 60部 硬化ヒマシ油(EO)25 30部 オレオイルサルコシン酸K塩 10部 油剤C(本発明品) グリセリン(EO)3トリステアレート 30 ラウリルアルコール(EO)2ステアレート 20 トリメチロールプロパン(EO)24ジステアレート
30 ステアロイルサルコシン酸K塩 20 油剤D(本発明品) ソルビトール(EO)15トリステアレート 35 ソルビトール(EO)25トリステアレート 30 ラウリルアルコール(EO)2ステアレート 20 ラウロイルサルコシン酸K塩 15 油剤E(本発明品) ラウリルアルコールリン酸エステルK塩 40 グリセリン(EO)5トリステアレート 35 ペンタエリスリトール(EO)28ジステアレート15 オレオイルサルコシン酸K塩 10 油剤F(比較例) セチルアルコールリン酸エステルK塩 80 PEG−300モノラウレート 20 油剤G(比較例) ラウリルアルコールリン酸エステルK塩 70 2エチルヘキシルステアレート 15 高級アルコール(EO)7 15 油剤H(比較例) PEG−600ジラウレート 100部 油剤I(比較例) オレオイルザルコシン酸K塩 100部
【表】
【表】
【表】
【表】 この結果より従来の油剤であるF、Gは低湿化
における帯電防止性とローラー捲付きが悪く、ま
たスライバー集束性も劣る。油剤HとIは本発明
品に使用する成分を単独で用いた時の比較例であ
り、油剤Hは、帯電防止能がない。油剤Iは吸湿
性が高く高湿時ローラー捲付きがある。これに比
べ本発明品である油剤A〜Eは低湿下における帯
電防止性、スライバー集束性に優れ且つ高湿度下
でもローラー捲付きが少ないなど優れた性能を有
することは明らかである。

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1 N−アシルサルコシン酸塩(A)と一般式 〔式中、R1は多価アルコール残基またはカルボン
    酸残基、Aはアルキレン基、R2はアシル基、ま
    たはアルキル基、アルケニル基、シクロアルキル
    基、アルキルアリール基、アリール基、もしくは
    アラルキル基、(但しR1が多価アルコール残基の
    場合はアシル基);R3はH、アシル基、または
    アルキル基、アルケニル基、シクロアルキル基、
    アルキルアリール基、アリール基もしくはアラル
    キル基;nおよびmは0または1以上の整数(但
    しR1がカルボン酸残基でR2または/およびR3
    アシル基の場合はnおよび/またはmは0でな
    い)で、p個のnおよびq個のmのうちの少くと
    も1個は1以上;pは1以上の整数(但しR1
    多価アルコール残基の場合は2以上の整数);q
    は0または1以上の整数を表わす〕 で示されるオキシアルキレン誘導体エステル(B)と
    を含有することを特徴とする合成繊維用処理油
    剤。 2 (A)を全処理油剤の重量を基準として、1〜30
    重量%含有してなる特許請求の範囲第1項記載の
    合成繊維用処理油剤。 3 (B)を全処理油剤の重量を基準として10〜90重
    量%添加してなる特許請求の範囲第1項または第
    2項記載の合成繊維用処理油剤。 4 N−アシルサルコシン酸塩(A)と一般式 〔式中、R1は多価アルコール残基またはカルボン
    酸残基;Aはアルキレン基;R2はアシル基、ま
    たはアルキル基、アルケニル基、シクロアルキル
    基、アルキルアリール基、アリール基もしくはア
    ラルキル基(但しR1が多価アルコール残基の場
    合はアシル基);R3はH、アシル基、またはア
    ルキル基、アルケニル基、シクロアルキル基、ア
    ルキルアリール基、アリール基もしくはアラルキ
    ル基;nおよびmは0または1以上の整数(但し
    R1がカルボン酸残基でR2または/およびR3がア
    シル基の場合はnおよび/またはmは0でない)
    で、p個のnおよびq個のmのうちの少くとも1
    個は1以上;pは1以上の整数(但しRが多価ア
    ルコール残基の場合は2以上の整数);qは0ま
    たは1以上の整数を表わす。〕 で示されるオキシアルキレン誘導体エステル(B)お
    よびリン酸エステル系アニオン界面活性剤(C)とを
    含有することを特徴とする合成繊維用処理油剤。 5 (A)を全処理油剤の重量を基準として1〜30重
    量%添加してなる特許請求の範囲第4項記載の合
    成繊維処理油剤。 6 (B)を全処理油剤の重量を基準として10〜90重
    量%添加してなる特許請求の範囲第4項または第
    5項記載の合成繊維用処理油剤。 7 (C)を全処理油剤の重量を基準として10〜89重
    量%添加してなる特許請求の範囲第4項〜第6項
    記載の合成繊維用処理油剤。
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