JPS626039B2 - - Google Patents
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- JPS626039B2 JPS626039B2 JP53154427A JP15442778A JPS626039B2 JP S626039 B2 JPS626039 B2 JP S626039B2 JP 53154427 A JP53154427 A JP 53154427A JP 15442778 A JP15442778 A JP 15442778A JP S626039 B2 JPS626039 B2 JP S626039B2
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- pitch
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Description
この発明ピツチ障害の抑制方法に関する。
更に詳しくはこの発明は、
一般式():
R1COOR2 ()
(式中R1は炭素原子数10〜19の飽和または不飽和
の脂肪族炭化水素基、R2は炭素原子数6以下の
飽和または不飽和の脂肪族炭化水素基である) で表わされる化合物の1種または2種以上を主成
分として含有する組成物を抄紙工程中のパルプス
ラリーに添加してピツチ障害を抑制することを特
徴とするピツチ障害の抑制方法に関する。 近時木材パルプの製造に南洋材を使用する比率
が増大するにつれて、製紙工程においてピツチ
(但し、ここではピツチとは通常紙パルプ製造工
程において木材細胞から遊離した天然樹脂または
ガム質ピツチまたはその他の添加剤に由来する有
機物を主体とする小球状の粘着性凝集物を意味す
る)の生成頻度が増加するに至つている。このピ
ツチは抄紙工程におけるチエスト、ビーター、ワ
イヤー、フエルト、ロール等の製紙機械設備各所
に凝集付着して作業能率を低下させたり、あるい
は製品中に混入してパルプシートまたは紙の汚点
または穴の原因となつたり、はなはだしい場合に
は操業を停止せしめるに至るなど種々のピツチ障
害をもたらす。 従来、このようなピツチ障害の防止対策として
種々の方法が採用されている。たとえば、ポリリ
ン酸塩、種々の界面活性剤、乳化剤あるいは微細
なタルクやカオリンのごとき吸着剤等が使用され
ている。 上記の界面活性剤としてはエチレンオキシド系
非イオン界面活性剤が一般に広く使用されている
が、近時工業用水の節約のため、抄紙工程の白水
の循環使用の程度が増大するにつれて、生成紙の
紙質にこれら界面活性剤が悪影響を示すに至つて
いる。 上記の欠点をなくするために特公昭40−964に
おいては炭素原子18個を有し、炭素−炭素間に少
なくとも1個の二重結合を有する直鎖カルボン酸
のN・N−ジメチルアミドを製紙工程に用いるこ
とが提唱されている。この直鎖の不飽和カルボン
酸のN・N−ジメチルアミドの主作用は、小球状
のピツチを被覆するか、または製紙工程全体を通
して、分子が障害となる大きさに集合する傾向あ
るいは金属の種々の表面及び他の物質に付着する
傾向を著しく減少させることにある。 しかしながら特公昭40−964号のN・N−ジメ
チルアミドは、この化合物自体の製造工程におい
てジメチルアミンを使用するために価格的に必ず
しも有利でない。 この発明の発明者らは上記のような問題点を解
決するために鋭意検討の結果、おどろくべきこと
に、上記の一般式()で表わされる化合物が上
記N・N−ジメチルアミドと同等あるいはそれ以
上のピツチ障害抑制効果を示すとともに、起泡性
や、サイジング剤の定着の低下といつた紙質に悪
影響を与える現象も起さず、しかも比較的入手し
易く安価であるといつた特徴を有していることを
見い出しこの発明に到達したものである。 この発明で抄紙工程におけるパルプスラリーに
有効成分として添加する化合物としては一般式
()で定義される範囲のものであれば、いずれ
も目的の効果を達成できるが、具体的に上述の定
義式()を構成するR1COOHを例示すれば; ウンデカン酸、ラウリル酸、トリデカン酸、ミ
リスチン酸、ペンタデカン酸、パルミチン酸、マ
ルガリン酸、ステアリン酸、ペトロセリン酸、オ
レイン酸、エライジン酸、リノール酸、リノレン
酸、ステアロール酸、リシノール酸、リシンステ
アロール酸、ノナデカン酸、アラキジン酸が挙げ
られる。 定義式()を構成するR2OHとしては; メチルアルコール、エチルアルコール、プロピ
ルアルコール、イソプロピルアルコール、ブチル
アルコール、イソブチルアルコール、アミルアル
コール、イソアミルアルコール、ヘキシルアルコ
ール等が挙げられる。 一般式()で表わされる化合物としては、常
温で液状のものが好ましく、4℃近辺で液状であ
るものが更に好ましい。 更にこの発明で有効成分として添加する場合、
単一の化合物を添加しても良いし、一般式()
の定義の範囲内に入る化合物の混合物として添加
してもよく、混合物として添加するものの例とし
ては天然の油脂、たとえばヤシ油、トール油、大
豆油、米糖油等を形成する混合脂肪酸のエステル
が挙げられる。 更に一般式()の化合物99〜75重量部に対
し、エチレンオキシド系非イオン界面活性剤を1
〜25重量部、好ましくは一般式()の化合物90
〜80重量部に対し10〜20重量部添加することによ
り、一般式()の化合物の有するピツチ抑制効
果を更に増大させるとともに、白水の循環使用の
場合のエチレンオキシド系非イオン界面活性剤の
単独使用時に出現していた前記のような紙質への
悪影響をなくした組成物とすることができる。 使用できるエチレンオキシド系非イオン界面活
性剤としては、ポリオキシエチレンアルキルフエ
ノールエーテル、ポリオキシエチレンアルキルエ
ーテル、ポリオキシエチレングリコールの脂肪酸
エステル、脂肪酸アミドとエチレンオキシドとの
反応生成物、アルカンスルホンアミドとエチレン
オキシドとの反応生成物、N−ポリオキシエチレ
ンアルキルアミン等が挙げられる。 このうち、ポリオキシエチレンアルキルフエノ
ールエーテルの使用が好ましく、特にエチレンオ
キシド10〜16モル付加のポリオキシエチレンノニ
ルフエノールエーテルの使用が特に好ましい。 このようなエチレンオキシド系非イオン界面活
性剤が優れた併用効果を示すのは、この界面活性
剤が水に不溶の有効主成分をコロイド的に分散し
てピツチ粒子との衝突のチヤンスを増大させて該
有効成分のピツチ抑制効果を有効にひき出すこと
ができるためと考えられる。さらに、エチレンオ
キシド系非イオン界面活性剤の添加量が少量です
むために、スラリー液の泡立等も起きず紙質への
悪影響を抑制することができるものと考えられ
る。 この発明の一般式()で定義される化合物の
量的使用範囲はパルプスラリー中に存在するピツ
チの量により左右されるが、パルプに対して、
0.001〜0.5重量%の添加により充分な効果を挙げ
ることができ、0.01〜0.1重量%の添加が好まし
い。 更にこの発明では上記各成分は、アルコール、
水等のような適当な溶媒に溶解または分散し、製
剤化してこれを用いることができる。 次に実施例を挙げてこの発明を説明する。 試験例 1 未晒ウエツトパルプ10g(絶乾換算)をとり、
水道水500mlを高速ミキサーで3分間撹拌後金巾
で別し、液500mlを2のビーカーに入れ、
ピツチコントロール剤30mgを加え、よく洗浄され
たフエルト10cm×35cmを内張りし、硫酸を加えて
PH2に調整した。次いで回転速度1000rpmで1時
間撹拌後フエルトに付着した樹脂をアルコール・
ベンゼン(1:2容)混液でソツクスレー抽出器
を用いて、ピツチ量を測定した。その結果を表1
に示す。
の脂肪族炭化水素基、R2は炭素原子数6以下の
飽和または不飽和の脂肪族炭化水素基である) で表わされる化合物の1種または2種以上を主成
分として含有する組成物を抄紙工程中のパルプス
ラリーに添加してピツチ障害を抑制することを特
徴とするピツチ障害の抑制方法に関する。 近時木材パルプの製造に南洋材を使用する比率
が増大するにつれて、製紙工程においてピツチ
(但し、ここではピツチとは通常紙パルプ製造工
程において木材細胞から遊離した天然樹脂または
ガム質ピツチまたはその他の添加剤に由来する有
機物を主体とする小球状の粘着性凝集物を意味す
る)の生成頻度が増加するに至つている。このピ
ツチは抄紙工程におけるチエスト、ビーター、ワ
イヤー、フエルト、ロール等の製紙機械設備各所
に凝集付着して作業能率を低下させたり、あるい
は製品中に混入してパルプシートまたは紙の汚点
または穴の原因となつたり、はなはだしい場合に
は操業を停止せしめるに至るなど種々のピツチ障
害をもたらす。 従来、このようなピツチ障害の防止対策として
種々の方法が採用されている。たとえば、ポリリ
ン酸塩、種々の界面活性剤、乳化剤あるいは微細
なタルクやカオリンのごとき吸着剤等が使用され
ている。 上記の界面活性剤としてはエチレンオキシド系
非イオン界面活性剤が一般に広く使用されている
が、近時工業用水の節約のため、抄紙工程の白水
の循環使用の程度が増大するにつれて、生成紙の
紙質にこれら界面活性剤が悪影響を示すに至つて
いる。 上記の欠点をなくするために特公昭40−964に
おいては炭素原子18個を有し、炭素−炭素間に少
なくとも1個の二重結合を有する直鎖カルボン酸
のN・N−ジメチルアミドを製紙工程に用いるこ
とが提唱されている。この直鎖の不飽和カルボン
酸のN・N−ジメチルアミドの主作用は、小球状
のピツチを被覆するか、または製紙工程全体を通
して、分子が障害となる大きさに集合する傾向あ
るいは金属の種々の表面及び他の物質に付着する
傾向を著しく減少させることにある。 しかしながら特公昭40−964号のN・N−ジメ
チルアミドは、この化合物自体の製造工程におい
てジメチルアミンを使用するために価格的に必ず
しも有利でない。 この発明の発明者らは上記のような問題点を解
決するために鋭意検討の結果、おどろくべきこと
に、上記の一般式()で表わされる化合物が上
記N・N−ジメチルアミドと同等あるいはそれ以
上のピツチ障害抑制効果を示すとともに、起泡性
や、サイジング剤の定着の低下といつた紙質に悪
影響を与える現象も起さず、しかも比較的入手し
易く安価であるといつた特徴を有していることを
見い出しこの発明に到達したものである。 この発明で抄紙工程におけるパルプスラリーに
有効成分として添加する化合物としては一般式
()で定義される範囲のものであれば、いずれ
も目的の効果を達成できるが、具体的に上述の定
義式()を構成するR1COOHを例示すれば; ウンデカン酸、ラウリル酸、トリデカン酸、ミ
リスチン酸、ペンタデカン酸、パルミチン酸、マ
ルガリン酸、ステアリン酸、ペトロセリン酸、オ
レイン酸、エライジン酸、リノール酸、リノレン
酸、ステアロール酸、リシノール酸、リシンステ
アロール酸、ノナデカン酸、アラキジン酸が挙げ
られる。 定義式()を構成するR2OHとしては; メチルアルコール、エチルアルコール、プロピ
ルアルコール、イソプロピルアルコール、ブチル
アルコール、イソブチルアルコール、アミルアル
コール、イソアミルアルコール、ヘキシルアルコ
ール等が挙げられる。 一般式()で表わされる化合物としては、常
温で液状のものが好ましく、4℃近辺で液状であ
るものが更に好ましい。 更にこの発明で有効成分として添加する場合、
単一の化合物を添加しても良いし、一般式()
の定義の範囲内に入る化合物の混合物として添加
してもよく、混合物として添加するものの例とし
ては天然の油脂、たとえばヤシ油、トール油、大
豆油、米糖油等を形成する混合脂肪酸のエステル
が挙げられる。 更に一般式()の化合物99〜75重量部に対
し、エチレンオキシド系非イオン界面活性剤を1
〜25重量部、好ましくは一般式()の化合物90
〜80重量部に対し10〜20重量部添加することによ
り、一般式()の化合物の有するピツチ抑制効
果を更に増大させるとともに、白水の循環使用の
場合のエチレンオキシド系非イオン界面活性剤の
単独使用時に出現していた前記のような紙質への
悪影響をなくした組成物とすることができる。 使用できるエチレンオキシド系非イオン界面活
性剤としては、ポリオキシエチレンアルキルフエ
ノールエーテル、ポリオキシエチレンアルキルエ
ーテル、ポリオキシエチレングリコールの脂肪酸
エステル、脂肪酸アミドとエチレンオキシドとの
反応生成物、アルカンスルホンアミドとエチレン
オキシドとの反応生成物、N−ポリオキシエチレ
ンアルキルアミン等が挙げられる。 このうち、ポリオキシエチレンアルキルフエノ
ールエーテルの使用が好ましく、特にエチレンオ
キシド10〜16モル付加のポリオキシエチレンノニ
ルフエノールエーテルの使用が特に好ましい。 このようなエチレンオキシド系非イオン界面活
性剤が優れた併用効果を示すのは、この界面活性
剤が水に不溶の有効主成分をコロイド的に分散し
てピツチ粒子との衝突のチヤンスを増大させて該
有効成分のピツチ抑制効果を有効にひき出すこと
ができるためと考えられる。さらに、エチレンオ
キシド系非イオン界面活性剤の添加量が少量です
むために、スラリー液の泡立等も起きず紙質への
悪影響を抑制することができるものと考えられ
る。 この発明の一般式()で定義される化合物の
量的使用範囲はパルプスラリー中に存在するピツ
チの量により左右されるが、パルプに対して、
0.001〜0.5重量%の添加により充分な効果を挙げ
ることができ、0.01〜0.1重量%の添加が好まし
い。 更にこの発明では上記各成分は、アルコール、
水等のような適当な溶媒に溶解または分散し、製
剤化してこれを用いることができる。 次に実施例を挙げてこの発明を説明する。 試験例 1 未晒ウエツトパルプ10g(絶乾換算)をとり、
水道水500mlを高速ミキサーで3分間撹拌後金巾
で別し、液500mlを2のビーカーに入れ、
ピツチコントロール剤30mgを加え、よく洗浄され
たフエルト10cm×35cmを内張りし、硫酸を加えて
PH2に調整した。次いで回転速度1000rpmで1時
間撹拌後フエルトに付着した樹脂をアルコール・
ベンゼン(1:2容)混液でソツクスレー抽出器
を用いて、ピツチ量を測定した。その結果を表1
に示す。
【表】
【表】
表1からわかるように、常温で液体で、一般式
()のR1とR2を満足する化合物あるいはそれら
の混合物はピツチ付着防止効果を示し、一般に使
用されているポリオキシエチレンノニルフエノー
ルエーテルを少量添加することにより前記化合物
あるいはそれらの混合物のピツチ付着防止効果が
改善されることが判る。 試験例 2 0.01%の本発明のピツチコントロール剤の水溶
液1を14cm×19cm×20cm(高サ)の大きさの塩
化ビニール製箱に入れ、これに35/minの吐出
速度を有するポンプを連結して、該液を循環し
て、本発明のピツチコントロール剤の起泡性を求
めた。その結果を第2表に示す。
()のR1とR2を満足する化合物あるいはそれら
の混合物はピツチ付着防止効果を示し、一般に使
用されているポリオキシエチレンノニルフエノー
ルエーテルを少量添加することにより前記化合物
あるいはそれらの混合物のピツチ付着防止効果が
改善されることが判る。 試験例 2 0.01%の本発明のピツチコントロール剤の水溶
液1を14cm×19cm×20cm(高サ)の大きさの塩
化ビニール製箱に入れ、これに35/minの吐出
速度を有するポンプを連結して、該液を循環し
て、本発明のピツチコントロール剤の起泡性を求
めた。その結果を第2表に示す。
【表】
【表】
*界面活性剤 ポリオキシエチレンノニルフ
エノールエーテル (EO付加モル
数11)
本発明の一般式()のR1とR2を満足する、
化合物あるいはそれらの混合物と考えられる天然
の油脂脂肪酸エステルは殆んど起泡性が無く、15
%程度の非イオン界面活性剤の添加であればその
組成物の起泡性は実用上差支えないことが判る。 実施例 1 クラフト紙200t/日を製造する工場に於て、PH
が3〜5、温度15℃〜40℃にあるパルプスラリー
より抄紙する場合にピツチコントロール剤が加え
られないときには10時間以内に抄紙材のワイヤー
上に大量のピツチが沈着した。この沈着したピツ
チを取除くには機械を停止してワイヤーを清掃す
ることが必要であつた。作業の再開に当つて、抄
紙材のヘツドボツクスに紙料を送込むスタツフボ
ツクスにトール油脂肪酸メチルをパルプに対して
0.1重量%即ちスラリー100万部に就て20部を添加
した。この場合作業開始後24時間に於てもワイヤ
ー上及びプレスロール上にピツチの発生をみるこ
とは無かつた。 実施例 2 そのスラリーのPHが4.0〜6.0、温度が40℃であ
るクラフト板紙250t/日を抄紙する製紙系に於
て、ヘツドボツクス上に沈着物が発生し、これが
ある時間を経ると離脱し、プレスロール上に運ば
れ、シートを破ることになつた。このために2日
に1回の清掃が必要であつた。この沈積物をアル
コールベンゼンにて抽出したところ、抽出率は50
%であつた。 トール油脂肪酸メチルエステル(85部)とポリ
オキシエチレンノニルフエノールエーテル(EO
附加モル数11)(15%)よりなる組成物をパルプ
当り0.01重量%を白水ピツトフアンポンプ側に添
加したところ、1週間を経ても機械を清掃する必
要がなかつた。 実施例 3 新聞紙300t/日を抄紙する製紙系の精選工程の
パルププレスフイルター落口にオレイン酸メチル
をパルプに対し0.05重量%添加した。本発明のオ
レイン酸メチルを添加しないときはピツチ障害に
よるワイヤーの掃除が1日に1〜2回であつたも
のがオレイン酸メチルの添加により4日に1回に
減少した。しかもサイズ度や紙質に対する悪影響
は見られなかつた。 試験例 3 下記組成からなるパルプに、オレイン酸メチル
85重量%とポリオキシエチレンノニルフエニルエ
ーテル15重量%(EO付加モル数10)からなる薬
剤A(実施例)と、オレイン酸N・N−ジメチル
アミド85重量%とポリオキシエチレンノニルフエ
ニルエーテル15重量%(同上)からなる薬剤B
(比較例)とを所定量添加した。 (サイズ薬剤) 播磨化成工業(株)製 ハ−サイズL−50(ロ
ジン系サイズ剤) (定着剤) 浅田化学工業(株)製 液体硫酸バンド
(Al2O3として8%含有) (パルプ) 市販 LBKPパルプ(3水度 ゜SR=54) このパルプから、抄紙の乾燥を105℃の恒温槽
中で10分行なうこと以外、JIS P8209(パルプ試
験用手すき紙調製方法)に準じて抄紙試料(坪量
65g)を各々作製した。 各試料についてJIS P8140(紙及び板紙の吸水
度試験方法)によつて吸水度を測定した結果を下
表に示す。
エノールエーテル (EO付加モル
数11)
本発明の一般式()のR1とR2を満足する、
化合物あるいはそれらの混合物と考えられる天然
の油脂脂肪酸エステルは殆んど起泡性が無く、15
%程度の非イオン界面活性剤の添加であればその
組成物の起泡性は実用上差支えないことが判る。 実施例 1 クラフト紙200t/日を製造する工場に於て、PH
が3〜5、温度15℃〜40℃にあるパルプスラリー
より抄紙する場合にピツチコントロール剤が加え
られないときには10時間以内に抄紙材のワイヤー
上に大量のピツチが沈着した。この沈着したピツ
チを取除くには機械を停止してワイヤーを清掃す
ることが必要であつた。作業の再開に当つて、抄
紙材のヘツドボツクスに紙料を送込むスタツフボ
ツクスにトール油脂肪酸メチルをパルプに対して
0.1重量%即ちスラリー100万部に就て20部を添加
した。この場合作業開始後24時間に於てもワイヤ
ー上及びプレスロール上にピツチの発生をみるこ
とは無かつた。 実施例 2 そのスラリーのPHが4.0〜6.0、温度が40℃であ
るクラフト板紙250t/日を抄紙する製紙系に於
て、ヘツドボツクス上に沈着物が発生し、これが
ある時間を経ると離脱し、プレスロール上に運ば
れ、シートを破ることになつた。このために2日
に1回の清掃が必要であつた。この沈積物をアル
コールベンゼンにて抽出したところ、抽出率は50
%であつた。 トール油脂肪酸メチルエステル(85部)とポリ
オキシエチレンノニルフエノールエーテル(EO
附加モル数11)(15%)よりなる組成物をパルプ
当り0.01重量%を白水ピツトフアンポンプ側に添
加したところ、1週間を経ても機械を清掃する必
要がなかつた。 実施例 3 新聞紙300t/日を抄紙する製紙系の精選工程の
パルププレスフイルター落口にオレイン酸メチル
をパルプに対し0.05重量%添加した。本発明のオ
レイン酸メチルを添加しないときはピツチ障害に
よるワイヤーの掃除が1日に1〜2回であつたも
のがオレイン酸メチルの添加により4日に1回に
減少した。しかもサイズ度や紙質に対する悪影響
は見られなかつた。 試験例 3 下記組成からなるパルプに、オレイン酸メチル
85重量%とポリオキシエチレンノニルフエニルエ
ーテル15重量%(EO付加モル数10)からなる薬
剤A(実施例)と、オレイン酸N・N−ジメチル
アミド85重量%とポリオキシエチレンノニルフエ
ニルエーテル15重量%(同上)からなる薬剤B
(比較例)とを所定量添加した。 (サイズ薬剤) 播磨化成工業(株)製 ハ−サイズL−50(ロ
ジン系サイズ剤) (定着剤) 浅田化学工業(株)製 液体硫酸バンド
(Al2O3として8%含有) (パルプ) 市販 LBKPパルプ(3水度 ゜SR=54) このパルプから、抄紙の乾燥を105℃の恒温槽
中で10分行なうこと以外、JIS P8209(パルプ試
験用手すき紙調製方法)に準じて抄紙試料(坪量
65g)を各々作製した。 各試料についてJIS P8140(紙及び板紙の吸水
度試験方法)によつて吸水度を測定した結果を下
表に示す。
【表】
【表】
この結果に示されるように、本願発明の方法に
おいては、薬剤の添加による吸水量の増加は見ら
れず、サイズ剤の付着性に悪影響を与えないこと
が判る。これに対し、N・N−ジメチルアミドで
は、その添加量と共に吸水量が増加し、サイズ剤
の付着性に悪影響を与えることが判る。
おいては、薬剤の添加による吸水量の増加は見ら
れず、サイズ剤の付着性に悪影響を与えないこと
が判る。これに対し、N・N−ジメチルアミドで
は、その添加量と共に吸水量が増加し、サイズ剤
の付着性に悪影響を与えることが判る。
Claims (1)
- 【特許請求の範囲】 1 一般式(): R1COOR2 () (式中R1は炭素原子数10〜19の飽和または不飽和
の脂肪族炭化水素基、R2は炭素原子数6以下の
飽和または不飽和の脂肪族炭化水素基である) で表わされる化合物の1種または2種以上を主成
分として含有する組成物を抄紙工程中のパルプス
ラリーに添加してピツチ障害を抑制することを特
徴とするピツチ障害の抑制方法。 2 組成物が一般式()で表わされる化合物99
〜75重量部に対し、エチレンオキシド系非イオン
界面活性剤1〜25重量部を配合してなる特許請求
の範囲第1項記載の方法。 3 一般式()で表わされる化合物を抄紙工程
中のパルプに対して0.001〜0.5重量%添加する特
許請求の範囲第1項または第2項記載の方法。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP15442778A JPS5580598A (en) | 1978-12-12 | 1978-12-12 | Control method of pitch troubles |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP15442778A JPS5580598A (en) | 1978-12-12 | 1978-12-12 | Control method of pitch troubles |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPS5580598A JPS5580598A (en) | 1980-06-17 |
| JPS626039B2 true JPS626039B2 (ja) | 1987-02-07 |
Family
ID=15583928
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP15442778A Granted JPS5580598A (en) | 1978-12-12 | 1978-12-12 | Control method of pitch troubles |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPS5580598A (ja) |
Families Citing this family (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPH03123677U (ja) * | 1990-03-30 | 1991-12-16 |
Family Cites Families (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS5263410A (en) * | 1975-11-18 | 1977-05-25 | Fuji Photo Film Co Ltd | Production of paper |
-
1978
- 1978-12-12 JP JP15442778A patent/JPS5580598A/ja active Granted
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPS5580598A (en) | 1980-06-17 |
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