JPH0197289A - 故紙用の脱インキ剤 - Google Patents

故紙用の脱インキ剤

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JPH0197289A
JPH0197289A JP63218602A JP21860288A JPH0197289A JP H0197289 A JPH0197289 A JP H0197289A JP 63218602 A JP63218602 A JP 63218602A JP 21860288 A JP21860288 A JP 21860288A JP H0197289 A JPH0197289 A JP H0197289A
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dispersion
dispersion system
fatty acid
deinking
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JP63218602A
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Georg Jansen
ゲオルグ ヤンゼン
Jan Tervoort
ヤン テルボールト
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Akzo NV
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Akzo NV
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    • D21—PAPER-MAKING; PRODUCTION OF CELLULOSE
    • D21C—PRODUCTION OF CELLULOSE BY REMOVING NON-CELLULOSE SUBSTANCES FROM CELLULOSE-CONTAINING MATERIALS; REGENERATION OF PULPING LIQUORS; APPARATUS THEREFOR
    • D21C5/00—Other processes for obtaining cellulose, e.g. cooking cotton linters ; Processes characterised by the choice of cellulose-containing starting materials
    • D21C5/02—Working-up waste paper
    • D21C5/025—De-inking
    • D21C5/027—Chemicals therefor
    • C—CHEMISTRY; METALLURGY
    • C09—DYES; PAINTS; POLISHES; NATURAL RESINS; ADHESIVES; COMPOSITIONS NOT OTHERWISE PROVIDED FOR; APPLICATIONS OF MATERIALS NOT OTHERWISE PROVIDED FOR
    • C09D—COATING COMPOSITIONS, e.g. PAINTS, VARNISHES OR LACQUERS; FILLING PASTES; CHEMICAL PAINT OR INK REMOVERS; INKS; CORRECTING FLUIDS; WOODSTAINS; PASTES OR SOLIDS FOR COLOURING OR PRINTING; USE OF MATERIALS THEREFOR
    • C09D9/00—Chemical paint or ink removers
    • C09D9/04—Chemical paint or ink removers with surface-active agents
    • Y—GENERAL TAGGING OF NEW TECHNOLOGICAL DEVELOPMENTS; GENERAL TAGGING OF CROSS-SECTIONAL TECHNOLOGIES SPANNING OVER SEVERAL SECTIONS OF THE IPC; TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC CROSS-REFERENCE ART COLLECTIONS [XRACs] AND DIGESTS
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 本発明は、特に印刷された故紙を脱インキするための水
性アニオン分散系の形の剤、その製造方法及び故紙の脱
インキに鎮剤を使用する方法に関する。
故紙を脱インキする方法、すなわち、故紙から印刷イン
キを除去する方法は古くから知られている。例えば、ド
イツ特許第396071号公報は、印刷された紙を熱水
でそしてオレイン酸とスルホン化リシノール酸(rie
inato)ナトリウムとの混合物で処理することによ
ってパルプに変える方法を記載している。この方法では
印刷インキの液体及び可溶性成分は溶液になる。トルエ
ン、キシレン、又は他の液体炭化水素の添加によって炭
素及び顔料を取り上げそして次に遠心濾過器で除去され
る。
環境保護及び天然資源の節約のための努力が、特にここ
数年来大いに高められて、故紙のリサイクル及び新しい
紙の製造へのそれの使用が行なわれている。このために
、適当な脱インキ方法が次第に重要性を増している。
脱インキはしばしば、高級脂肪酸及び分散剤をパルプへ
加え、分散した印刷インキ粒子をファイバー分散系から
浮選によって除去する方法によって行なわれる。
そのような方法においては、他の成分に加えて不飽和脂
肪酸を含む脱インキ剤を主に使用する。゛このようにし
てしばしば使用される脂肪酸は、オレイン酸もしくは高
い割合又は低い割合の不飽和酸を含む脂肪酸の混合物で
ある。また、樹脂酸も脱インキ用に推奨される。ドイツ
特許第3123353 @公報は、脂肪酸及び/又は樹
脂酸及び分散剤を水中油エマルジョンの形で添加すると
ころの印刷された故紙の脱インキ方法を開示している。
その実施例からオレイン酸、20〜30%の樹脂酸を含
むタル油留出物、又は混合脂肪酸が使用されることが理
解される。
飽和脂肪酸が特に有効な脱インキ剤であることが知られ
ている。しかしながら、概して、ステアリン酸又はパル
ミチン酸のような飽和脂肪酸はパルプ製造機のアルカリ
化水中に粗く分散され得るだけであって、単に部分的に
ケン化されるにすぎない。その結果、脂肪酸の一部分だ
けが脱インキプロセスにおいて活性であるにすぎない。
スツル? −(Stjrmer)及びウルバイ(Ulb
ay)はWochenblatt fir Papie
rfabrikation、 1982年、第20巻、
742〜2ページにおいて、少量の界面活性剤を加えた
水の中に飽和脂肪酸を乳化することによって脱インキ剤
を調製するのが有利であることを開示している。彼らは
使用されるべき界面活性剤については何も特定の条件を
述べていない。
ダーウエントーアブストラクトNa84−07880/
13は飽和脂肪エステル及び界面活性剤としてHLBバ
ランスにおいてむしろ親水性であるポリエトキシル化脂
肪アルコールとアニオンスルホン化ポリエトキシ脂肪ア
ルコールとの組合せを含む脱インキ組成物を開示してい
る。
しかしながら、オレイン酸ポリグリコールエステル又は
エトキシル化脂肪酸モノ及び/又はジグリセリドのよう
な非イオン分散剤もしくは脂肪アルコールポリグリコー
ルエーテルスルフェート、オレフィンスルホネート、又
はスルホコハク酸ジアルキルエステルのようなアニオン
分散剤をさらに使用しても、脱インキにおける脂肪酸の
ケン化及び分散並びに脱インキ方法の有効性に関する限
りいずれも十分に満足のいく結果は得られない。
従って、まだ、改良された性質を示す脂肪酸の分散系か
らなる脱インキ剤及び改良された脱インキ方法について
の要求がある。
本発明は、特に印刷された故紙の脱インキのための水性
アニオン分散系の形の剤を提供することが目的である。
その分散系においては、活性成分が本質的に又はもっば
ら飽和脂肪酸からなっている。その剤は特に微細に分割
されそして脂肪酸の凝集なしにパルプ中によく分散され
ることができる。本発明はまた、そのような脱インキ剤
の有利な製造方法を提供することをも目的とする。さら
に、本発明は、高い白変を有する紙ファイバーを与えか
つ浮選の際のファイバー損失が最少であるところの故紙
を脱インキする方法を提供することを目的としている。
加えて、本発明は、通常の方法における場合のようにリ
サイクルされたファイバーの白変が次第に減少すること
のない連続操作で行なうことができる。故紙を脱インキ
する方法を提供することを目的とする。さらに、本発明
は、プロセス回路へ供給された水の損失がほとんどない
方法を提供することを目的とする。
この問題を解決するために、脂肪酸を含む水性アニオン
分散系の形の故紙を脱インキするための剤であって、該
分散系が本質的に、飽和脂肪酸、アニオン界面活性剤、
及び約3〜7のHLB値を有する脂肪酸の多価アルコー
ルモノ及び又はジエステルを含むことを特徴とする剤を
使用する。好ましくは、この分散系は、エステルとして
飽和カルボン酸のグリセリンモノ及び/又はグリセリン
ジエステルを含む。極めて適当なグリセリンモノエステ
ルは、約45〜60%のモノエステル含有量を有する市
販のグリセリンモノステアレートである。
エステルの40モル%以下をカルボン酸のアルキルエス
テル、特にイソプロピルステアレート又はイソプロピル
パルミテートで置き換えることができる。特に適当な飽
和脂肪酸はパルミチン酸である。
分散系は好ましくは、アニオン界面活性剤としてα−オ
レフィンスルホネートのナトリウム塩を含む。また、脂
肪酸を含む水性アニオン分散系の形の故紙脱インキ剤を
製造する方法であって、実質的に飽和な脂肪酸及び約3
〜約7のHLB値を有する脂肪酸の多価アルコールモノ
及び/又はジエステルを均質な溶融物となし、そして該
均質な溶融物とアニオン界面活性剤を含む水溶液とを均
質に混合することを特徴とする方法が、意図された目的
のために使用される。混合は、溶融物をアニオン界面活
性剤水溶液へ導入しそして撹拌により脂肪酸を分散させ
ることによって有利に行うことができる。撹拌は、普通
に適用される撹拌羽根/容器の直径比0.5〜0.7を
有する傾斜羽根スターラーで、周速2.5〜5.5 R
/SeCに相当する回転数で行なわれる。
本発明の剤は、例えば古い紙、絵入り雑誌等の形の印刷
された故紙を脱インキするために使用するのに特に適し
ている。
脱インキ剤は好ましくは、パルプ製造機において脱イン
キ剤を苛性ソーダ、水ガラス、錯化剤及び過酸化水素、
並びに場合によってはさらに通常の添加剤を含む故紙の
サスペンションへ加える脱インキプロセスで使用される
。
本発明の剤の製造は一般に、まず第一に溶融物を脂肪酸
及びモノ又はジエステルから製造することによって行な
われる。
脂肪酸としては、12〜18個の炭素原子を有する飽和
脂肪酸が特に適当であり、16〜18個の炭素原子を有
する脂肪酸が好ましく、パルミチン酸が特に好ましい。
例えば、最大ヨウ素価2を有する蒸留92%パルミチン
酸、C16の酸約60%及びC18の酸約40%を有し
かつ最大ヨウ素価2を有する水素化パーム脂肪酸、20
%未満が不飽和である蒸留パームオイル脂肪酸及びそれ
らの混合物並びに他の飽和脂肪酸が使用される。
使用される脂肪酸は、はんのわずかの不飽和成分を含ん
でいる。好ましくは、前記脂肪酸はオレイン酸、リシノ
ール酸等のような不飽和成分を含むべきでない。
脂肪酸は、望ましくない成分が場合により分離されてい
る天然産物及び合成的に製造された生成物の形のものの
いずれも使用することができる。
不飽和化合物、例えばオレイン酸は飽和化合物へと水素
化されることができる。
本発明で使用される脂肪酸の多価アルコールモノ及び/
又はジエステルは普通の市販物であるか又は簡単な方法
で合成的に製造することができる。
それらはイオン基を有さずまたそれらはアルコキシル化
によって得られるポリエーテル基も含まない。
特に適当な脂肪酸の多価アルコールモノ又はジエステル
は、グリセリンのモノ又はジエステルである。そのよう
な化合物もまた市販されている。
約45〜60%のモノエステル及び40%以下のジエス
テルを含む市販のグリセリンモノステアレートを使用す
るのが特に適当である。
特に多価アルコールのモノ及びジエステルの混合物が適
当である。
前述のステアリン酸のモノ及びジグリセリ・ドに加えて
、対応するパルミチン酸のグリセリドもまた特に適当で
ある。
本発明で使用される脂肪酸の多価アルコールモノ及び/
又はジエステルは約3から約7のHLB値を有する。H
LB値はグリフイン(Griffin)による無次元数
であって、化合物の水及び油溶解性を示している。それ
は化合物の親水性−疎水性の平衡についての情報を提供
する。さらに、HLB値に関する詳細はUl1man’
s Encyclopaedle dcrtechni
schen Chemie 4.改訂拡大版、第10巻
。
Vcrlay Chcmic Weinhcim/ B
ergstrassc、 4B2ページ以降に見出され
る。
エステルの一部分、すなわち約20〜40モル%、特に
グリセリンエステルの約20〜40モル%を、カルボン
酸のアルキルエステル、好ましくはモノカルボン酸のア
ルキルエステルで置き換えることができる。特に、式R
COOR’  (式中、R及びR′は直鎖又は分枝鎖の
アルキル基であり、Rは1〜4個の炭素原子を有する基
を表わしそしてR′は11〜17個の炭素原子を有する
基を表わす)のアルキルエステルが適当である。好まし
い置き換え化合物はイソプロピルステアレート及びイソ
プロピルパルミテートであり、これらは市販されている
。
溶融物の製造においては、まず二つの化合物を別々に溶
融し、次に一緒に混合することができる。
しかしながら、二つの成分を一緒に溶融することも可能
である。好ましくは、溶融物は、充分な撹拌による適当
な均質化の後、アニオン界面活性剤の水溶液へ徐々に導
入される。
アニオン界面活性剤水溶液は、主な成分の水に加えてア
ニオン界面活性剤を含み、特に好ましくはアニオン界面
活性剤が、調製された脱インキ剤中に約0゜2〜0.5
重量%の割合で存在するような量で含む。
特に適当なアニオン界面活性剤はα−オレフィンスルホ
ネートである。α−オレフィンスルホネートには市販製
品、例えばElfan O846(14〜16個の炭素
原子を有するα〜オレフィンスルホネートのナトリウム
塩、Akzo Chcmie株式会社(Dueren)
によって市販されている)がある。
好ましいα−オレフィンスルホネートの代わりに、エー
テルスルフェート又は伯のアニオン表面活性剤を使用す
ることができる。スルフェートは好ましくは、それらの
ナトリウム塩の形で使用される。
溶融物が表面活性剤水溶液へ導入される場合、好ましく
は溶液を70〜90℃の温度に加熱して、混合物を適当
に攪拌することが必要である。次に、混合物を攪拌しな
がら室温まで冷却する。
分散のために高い剪断力は必要とされない。
従って、高速度ホモジナイザーを使用する必要はない。
適当な分散が、プロペラ又は傾斜羽根スターラーを使用
して2.5〜6m/seeの周速度に相当する回転数で
達成される。特に有利な攪拌装置は0,6〜0.7の攪
拌羽根の直径対容器の直径の比を有する二段式台形スタ
ーラーであることが見出された。
エステルと共に使用される脂肪酸の濃度及びアニオン性
水溶液中の成分に依存して広い粘度範囲内の分散系を達
成することができる。30〜80m Pa、s、の粘度
を有する分散系が好ましい。分散系中の脂肪酸の濃度は
広い限界内で変化することができる。適当な濃度は、例
えば20〜40重量%の範囲のものである。しかしなが
ら、粘度は濃度の増加に伴って増加するということが考
慮されるべきであり、その場合にはより高濃度の界面活
性剤が添加されなければならない。従って、一般的に、
比較的低濃度、例えば約25%以下の脂肪酸を使用する
ことが推奨される。
脂肪酸対脂肪酸の多価アルコールモノ又はジエステルの
比は、好ましくは15:1〜5:1の範囲である。分散
系中のモノ又はジエステルの濃度は約1〜6%であるこ
とが好ましい。
本発明の分散系は非常に安定であり、長期間保存するこ
とができる。分散した粒子の大きさは一般に、5〜30
μmの範囲である。この種の分散系は通常の計量ポンプ
で供給されるのが特に適している。
本発明の脱インキ分散系は脱インキプロセスで直接使用
することができる。
本発明の分散系は、普通の故紙、特には例えば古新聞紙
、絵入り雑誌、本等の形の印刷された故紙を脱インキす
るのに適している。また、この分散系は新聞紙と絵入り
雑誌紙の混った物の処理にも有利に使用することができ
る。
本発明の分散系は通常の脱インキプロセスにおいて使用
することができる。この分散系は、粉末にした故紙に加
えてパルプが水、苛性ソーダ、水ガラス、過酸化水素、
及び錯化剤を含む脱インキプロセスに用いるのに特に適
している。使用される好ましい錯化剤は、ジエチレント
リアミノペンタアセテート(DTPA、市販の製品)で
ある。
錯化剤は過酸化水素の望ましくない分解を減少させるた
めに、存在し得る何らかの重金属イオンを錯化する作用
がある。
このように、例えば、本発明の分散系は、固形分として
かつ使用される故紙を基準として計算して、0.3〜0
.5重量%の量でアルカリ性ファイバー分散系へ添加す
ることができる。この方法においては、微細に分割され
た脂肪酸が急速にナトリウム石けんになる。水の硬化成
分はナトリウー云石けんを、部分的にライム石けんにす
る。ライム石けんは非常に微細なフレークで得られる。
これらの微細なフレークは印刷インキの選択的なコレク
ターとして作用し、これらの顔料粒子が紙のファイバー
に再析出するのを防止する。
紙のファイバーから分離した印刷インキ粒子は、浮選に
よって、すなわち浮選の際に顔料粒子を浮遊させて運ぶ
泡によってパルプから除去される。
原則として、浮選は約0.7〜1%のコンシスチンシー
及び水の硬度的12〜1B’dH(ドイツ硬度)で行な
われる。浮選槽中の温度は30〜45℃の範囲であり、
そして浮選工程は10〜15分かかる。
形成された泡を蓄積した顔料粒子から分離した後に、そ
れを後浮選にかける。濃縮された固形分は、それらが他
の目的に使用されない限り投棄されるか又は焼却される
。
特に°驚くべきことには、本発明の分散系は、脂肪酸の
有効性が従来技術のそれと比較して向上しかつセルロー
スファイバーから印刷インキを除去するために必要な時
間がより短時間であるという点で浮選において特に有利
であることが分った。
残存しているファイバーの白変は向上し、今まで知られ
ている方法によって得られるものよりも一般に4〜5ポ
イント高い。また、驚くべきことには、本発明によれば
、浮選において顔料と共に浮遊して運ばれるファイバー
の割合を相当減−少させることかできる。従って、相当
高い収率で再生ファイバーが得られる。
脂肪酸が溶融状態で又は石けんとして添加される場合、
本発明の方法におけるよりも大きな粒子が形成する。そ
して表面に凝集したライム石けんが未ケン化の脂肪酸又
は石けん粒子を封じ込める。
未ケン化の脂肪酸がファイバーへ粘着し、そしてそれら
の疎水性によって浮選におけるファイバーの損失をより
高めることになる。
他の方法よりも本発明によるさらに有利な点は、そのわ
ずかな割合のみが不飽和であるところの飽和脂肪酸の使
用及び再循環水中の界面活性成分の蓄積を防止する注意
深く選択された乳化剤系にある。界面活性剤の蓄積は、
連続プロセスの中断をひき起しうる。
脱インキ工程においては相当量の水が循環するので、水
の消費を最少限に減少させるために、前記工程は適当な
閉回路において行なわれる。水の損失は非常に低く、約
5〜10%である。そのような閉回路で行う公知の方法
では、親水性エトキシル化脂肪酸、エトキシル化脂肪ア
ルコール、エトキシル化脂肪酸グリセリンエステル、ア
ニオン界面活性剤のような適当に可溶な界面活性成分の
みならずより可溶な不飽和石けんもまた蓄積する。
しかしながら、界面活性剤の濃度があまり高すぎると顔
料粒子の分散があまりにも強くなりすぎて、浮選プロセ
スにおいてもはや排出されなくなる。
ファイバーサスペンションは、もはや十分にはきれいに
されない。その結果、結局は、連続法においてよく知ら
れかつ懸念される白変の低下が起る。
親油性の脂肪酸の多価アルコールモノ又はジエステルと
共同して脂肪酸は容易に浮選泡によって運ばれるので、
本発明はこのような欠点を示さない。
本発明においては、アニオン界面活性剤、特にα−オレ
フィンスルホネートは非常に少量供給され、また浮選に
おいて大いに排出されるので、比較的長い間運転した場
合でさえも循環水中のその濃度は一般に最初の量のせい
ぜい2〜3倍に増加するにすぎない。さらに、実験によ
ってより高濃度、例えば初期添加量の5倍までの濃度は
浮選に対して害にならないということが示された。
本発明を以下の実施例においてさらに説明するが、それ
らによって限定されるものではない。
実施例 1 分散系製造の概略 脂肪酸及び例えばグリセリンモノステアレート(GMS
)を70〜80℃で別々の容器で溶融する。
スターラー容器中の水(脱イオン水又は最大硬度5°d
Hを有する水道水)ヘアニオン界面活性剤を加える。水
溶液を65〜70℃に加熱する。
スターラー容器に二段式傾斜羽根スターラーを取り付け
る。スターラーの周速度2.8m/seeで脂肪酸−乳
化剤溶融物を約5分間以内に水性相へ徐々に導入する。
均質化のために約70℃で10分間攪拌を続けた後、温
度をジャケット冷却によって下げる。約50℃から微細
に分割された油相の結晶化が始まり、そして分散系の濃
度が増加する。適当な再循環を維持するために速度を5
,4m/seeに上げる。40℃より低い温度で粘度は
再びいくらか減少する。30〜80m Pa、s、の低
い最終粘度にセットするために、温度が30℃まで落ち
たときに、さらに0.1〜0.3%のアニオン界面活性
剤を加える。次に攪拌速度を2.8m/seeに戻して
、空気の混入及び泡の形成を防止することができる。
このように製造された脂肪酸分散系は5〜30μmの粒
子サイズを有しており、少くとも6ケ月間貯蔵安定であ
る。
前述の方法において、次の分散系を各30kgの割合で
製造した。
分散系1: 水素化パルミチン酸 (60%C1B、 40%Cl8)    20%GM
S60%モノエステル      2%Elfan O
34B  (37%)        0.85%分散
系2: パルミチン酸 92%        24%G M 
845%モノエステル      5%Elfan O
34B  (37%)       0.75%分散系
3: 水素化パーム脂肪酸 (60%C1B、 40%Cl8)    14%パル
ミチン酸 92%        10%GMS60%
モノエステル     2.5%Elfan O84B
  (37%)0.8%残部は硬度3°dHを有する水
道水で100%にする。
実施例 2 脱インキテスト 12%のコンシスチンシー及び45℃の温度で、新聞紙
90g及び絵入り雑誌紙30gからなる故紙混合物12
0 gに次の化学品を添加して含浸し、3.5%のコン
シスチンシーで5分間繊維を解離した。水の硬度は16
°dHであった。
N a OH1,2% Na −水ガラス38°Be’       2.0%
Na  −ジエチレントリアミン ペンタアセテート        0.2%過酸化水素
(100%)1.0% 脂肪酸(溶融物又は分散液として)0.5%前記%は故
紙の曾を基準とする。
次の膨潤時間は、ゆっくりと羽根を稼動させたスターシ
ー中45℃で2時間であった。Ultra −Turr
axスターラー中で2分間分散させた後、パルプサスペ
ンションを0.7%のコンシスチンシーまで16°dH
の水で希釈し、そして35〜40℃で10分間実験室用
浮選槽中に入れておいた。きれいにされたパルプ懸濁物
を硫酸を用いてpH5にセットした。シート形成プラン
トでテストシートを製造し、反射光度計を用いてそれら
の白変を測定した。
白変 浮選前:              41.1%パル
ミチン酸92%、溶融物:     51.4%水素化
パーム脂肪酸 (60%C1B、 40%Cl8)  :     5
1.8%分散系1 :             56
.0%白度 分散系2 :             55.8%分
散系2に5倍過剰のα− オレフィンスルホネートを添加:  55.8%分散系
3 :             5B、2%脱インキ
テストは、本発明による白変は溶融パルミチン酸又は水
素化パーム脂肪酸を使用する方法によって得られた白変
と比較して4〜5ポイント増加するということを示して
いる。
出 願 人 : アクゾ・ナームローゼ・フエンノート
シャップ

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1、飽和脂肪酸、アニオン界面活性剤及び非イオン界面
    活性剤を含む故紙を脱インキするために有用な水性分散
    系において、非イオン界面活性剤が約3〜7のHLB値
    を有する脂肪酸の多価アルコールモノ及び又はジエステ
    ルを含むことを特徴とする水性分散系。 2、前記分散系がエステルとして飽和カルボン酸のグリ
    セリンモノエステル及び/又はグリセリンジエステルを
    含むことを特徴とする請求項第1項の分散系。 3、前記分散系がグリセリンモノエステルとして約45
    〜60%のモノエステル含有量を有するグリセリンモノ
    ステアレートを含むことを特徴とする請求項第2項の分
    散系。 4、前記エステルの40モル%以下がカルボン酸のアル
    キルエステルで置き換えられている請求項第1項乃至第
    3項のいずれか1項の分散系。 5、前記分散系がアルキルエステルとしてイソプロピル
    ステアレート又はイソプロピルパルミテートを含むこと
    を特徴とする請求項第4項の分散系。 6、前記分散系が飽和脂肪酸としてパルミチン酸を含む
    ことを特徴とする請求項第1項乃至第5項のいずれか1
    項の分散系。 7、前記分散系がアニオン界面活性剤として、α−オレ
    フィンスルホネートのナトリウム塩を含むことを特徴と
    する請求項第1項乃至第6項のいずれか1項の分散系。 8、脂肪酸を含む水性アニオン分散系の形の故紙脱イン
    キ剤を製造する方法において、実質的に飽和な脂肪酸及
    び約3〜7のHLB値を有する脂肪酸の多価アルコール
    モノ及び/又はジエステルを均質な溶融物となし、そし
    て該均質な溶融物とアニオン界面活性剤を含む水溶液と
    を均質に混合することを特徴とする方法。 9、前記混合が、前記溶融物をアニオン界面活性剤水溶
    液へ導入しそして攪拌により脂肪酸を分散させることに
    よって行なわれることを特徴とする請求項第8項の方法
    。 10、攪拌が、攪拌羽根の直径対容器の直径の比が0.
    5〜0.7である慣用の傾斜羽根スターラーにおいて、
    2.5〜5.5m/秒の周速度に相当する回転数で行な
    われることを特徴とする請求項第9項の方法。 11、請求項第1項乃至第7項のいずれか1項の分散系
    を用いて故紙を脱インキする方法。 12、前記分散系をパルプ製造機において、苛性ソーダ
    、水ガラス、錯化剤及び過酸化水素を含む故紙の懸濁物
    へ添加することを特徴とする請求項第11項の方法。
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