JPS627153B2 - - Google Patents
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- Publication number
- JPS627153B2 JPS627153B2 JP57110854A JP11085482A JPS627153B2 JP S627153 B2 JPS627153 B2 JP S627153B2 JP 57110854 A JP57110854 A JP 57110854A JP 11085482 A JP11085482 A JP 11085482A JP S627153 B2 JPS627153 B2 JP S627153B2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- silicon
- particles
- grains
- silicon nitride
- sintered body
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired
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- Ceramic Products (AREA)
- Compositions Of Oxide Ceramics (AREA)
Description
本発明は炭化珪素、窒化珪素、グラフアイトな
どの耐火物粒子を骨材として、所謂反応焼結によ
り焼結体を製造する方法、詳しくはその焼成法に
関するものである。 窒化珪素(α−型)粒などに金属珪素粒を添加
し、これに必要に応じてピツチなどを配合して成
形し、これをコークス粒などからなる炭層中に埋
めこんで、窒素ガスを含有する雰囲気中において
1300〜1500℃の温度に加熱して焼結体を得る方法
は良く知られており、添加された金属珪素と窒素
とが反応して窒化珪素を生成し、これが結合力と
なることから、このような方法は反応焼結法とも
呼ばれている。 成形体の焼成を工業的に行なう場合は、重油な
どの火焼ガス(窒素:70〜80容量%、二酸化炭
素:10〜20容量%、その他水蒸気−酸素、炭化水
素など)を熱源とすることが多いので、含まれて
いる少量の酸素を除くために、成形体を炭層中に
埋めこむことが必要となるわけである。 しかし乍ら、このような方法を用いて得られた
焼結体を詳細に観察してみると、比較的多孔質で
酸化珪素に富む表層(このような層は、炉詰め時
の空気を置換しないと常に生成するものである
が)と、その内部にβ−炭化珪素および酸窒化珪
素(Si2N2O)が存在する第2の層のあることが
わかつた。 表層は勿論であるが、第2層は窒化珪素結合の
部分に比べて機械的強度、耐熱性、耐食性などが
劣るために実用性が低下するので、その改善が必
要であつた。 本願発明者らは上記現象の生因について種々検
討した結果、燃焼ガス中の酸素および二酸化炭素
とコークスとの反応により生成する一酸化炭素
と、成形体中の金属珪素との間で、 3Si+2CO→SiC(β)+SiO2 (1) 2Si+CO→SiC(β)+SiO(ガス) (2) 3Si+CO+N2→SiC(β)+Si2N2O (3) の如き反応を起すためであろうと推定された。 本願発明は上記の推論に基づき、雰囲気中の酸
素、二酸化炭素または一酸化炭素の除去法につい
て鋭意研究の結果完成されたもので、成形体を埋
めこむ炭層中に、金属珪素粒を含有せしめること
を特徴とするものである。 炭層中に存在せしめた金属珪素は、撚焼ガス中
に存在する酸素は勿論のこと、比較的高温で生成
する一酸化炭素と結合して(上式参照)それぞれ
固定する一方、反応生成物である酸化珪素、β−
炭化珪素および酸窒化珪素は、窒素とは反応しな
い。このようにして酸素および一酸化炭素が雰囲
気から除かれるため、成形体中の金属珪素は、も
つぱら3Si+2N2→Si3N4の反応によつて結合にあ
づかる窒化珪素となるので、表層から中心部まで
均一で健全な焼結体が得られることになる。なお
本法を用いた場合、(3)式によつて一部の窒素が炭
層中の金属珪素に捕捉されるが、その量は一酸化
炭素の1/4であり、しかも(1)式の反応が優先する
と見做されるので、実操業には殆んど影響しな
い。 本発明の焼結体の骨材粒としては、炭化珪素、
窒化珪素、グラフアイトのほかアルミナ、ムライ
ト、スピネルなどの通常の耐火物粒子を単独に、
または、これらを適宜混合して使用することがで
きる。殊に、炭化珪素および/または窒化珪素を
骨材粒子として使用するときは、耐スポーリング
性の優れた焼結体を得ることができる。 骨材粒の成形は、骨材粒に適度の湿りを与えて
おいて、これをそのまま所定形状に加圧成型して
もよいが、この場合、必要に応じて、少量のアル
ミナゾル、シリカゾル、ポリ塩化アルミニウムの
ような無機系結合材、またはピツチ類、ポリビニ
ルアルコール、メチルセルローズのような有機系
の結合材を適宜配合することは、成形体の保形性
を高め、爾後の成型体の取扱いを容易とし、かつ
焼結製品の歩留りを向上させるうえからも好まし
いことである。 炭層中に金属珪素粒を含有せしめる方法として
は、コークス粒中に金属珪素粒を均一に分散せし
めるのが普通であるが、予め金属珪素粒を添加し
た通気性のある耐熱板を製造するのも一つの方法
である。後者の場合、それで成形体の周囲を(必
要に応じてその内外にコークス粒を充填し)かこ
めば良い。 また炭層中に含有せしめる金属珪素粒の必要量
は、その粒度、燃焼ガスの組成、焼成温度、その
維持時間その他と関連することであるから、一義
的に決めることができないので、若干の計算と実
験が必要となるが、必要量を求めることは何等困
難な事ではない。なお炭層中に高濃度に金属珪素
粒を含有せしめると、同粒または生成した酸化珪
素粒などが相互に融着して、爾後の雰囲気調整ま
たは炭層の除去・再使用が困難になるので、金属
珪素粒の濃度は、コークス量の5重量%以下が望
ましい。 以下に、重油燃焼炉における実施例を示すが、
本願発明は、この態様に限られるものではない。 実施例 アルミナ系耐火物でつくられた内矩40×90×80
cmの容器の中心に、第1表に示した組成で、常法
により製造された20×40×15cmの成形体3ケを置
き、周囲に金属珪素粒を混入したコークス粒(詳
細は第1表記載)200Kgを充填し、容器を台車に
のせて重油燃焼のトンネル窯中で焼成した。 低温部で暫時容器内の雰囲気置換を行なつた
後、1400〜1450℃まで約20℃/hrの速度で昇温
し、該温度で40時間焼成した。 得られた焼結体の性状ならびに表面から0.5〜
3cm(第2層部)の位置の定性分析値を、第2表
にまとめた。 なお、炭層に金属珪素粒を添加しないだけで他
は実施例No.2と同じ条件のものを比較例とし
て、両表中に示した。
どの耐火物粒子を骨材として、所謂反応焼結によ
り焼結体を製造する方法、詳しくはその焼成法に
関するものである。 窒化珪素(α−型)粒などに金属珪素粒を添加
し、これに必要に応じてピツチなどを配合して成
形し、これをコークス粒などからなる炭層中に埋
めこんで、窒素ガスを含有する雰囲気中において
1300〜1500℃の温度に加熱して焼結体を得る方法
は良く知られており、添加された金属珪素と窒素
とが反応して窒化珪素を生成し、これが結合力と
なることから、このような方法は反応焼結法とも
呼ばれている。 成形体の焼成を工業的に行なう場合は、重油な
どの火焼ガス(窒素:70〜80容量%、二酸化炭
素:10〜20容量%、その他水蒸気−酸素、炭化水
素など)を熱源とすることが多いので、含まれて
いる少量の酸素を除くために、成形体を炭層中に
埋めこむことが必要となるわけである。 しかし乍ら、このような方法を用いて得られた
焼結体を詳細に観察してみると、比較的多孔質で
酸化珪素に富む表層(このような層は、炉詰め時
の空気を置換しないと常に生成するものである
が)と、その内部にβ−炭化珪素および酸窒化珪
素(Si2N2O)が存在する第2の層のあることが
わかつた。 表層は勿論であるが、第2層は窒化珪素結合の
部分に比べて機械的強度、耐熱性、耐食性などが
劣るために実用性が低下するので、その改善が必
要であつた。 本願発明者らは上記現象の生因について種々検
討した結果、燃焼ガス中の酸素および二酸化炭素
とコークスとの反応により生成する一酸化炭素
と、成形体中の金属珪素との間で、 3Si+2CO→SiC(β)+SiO2 (1) 2Si+CO→SiC(β)+SiO(ガス) (2) 3Si+CO+N2→SiC(β)+Si2N2O (3) の如き反応を起すためであろうと推定された。 本願発明は上記の推論に基づき、雰囲気中の酸
素、二酸化炭素または一酸化炭素の除去法につい
て鋭意研究の結果完成されたもので、成形体を埋
めこむ炭層中に、金属珪素粒を含有せしめること
を特徴とするものである。 炭層中に存在せしめた金属珪素は、撚焼ガス中
に存在する酸素は勿論のこと、比較的高温で生成
する一酸化炭素と結合して(上式参照)それぞれ
固定する一方、反応生成物である酸化珪素、β−
炭化珪素および酸窒化珪素は、窒素とは反応しな
い。このようにして酸素および一酸化炭素が雰囲
気から除かれるため、成形体中の金属珪素は、も
つぱら3Si+2N2→Si3N4の反応によつて結合にあ
づかる窒化珪素となるので、表層から中心部まで
均一で健全な焼結体が得られることになる。なお
本法を用いた場合、(3)式によつて一部の窒素が炭
層中の金属珪素に捕捉されるが、その量は一酸化
炭素の1/4であり、しかも(1)式の反応が優先する
と見做されるので、実操業には殆んど影響しな
い。 本発明の焼結体の骨材粒としては、炭化珪素、
窒化珪素、グラフアイトのほかアルミナ、ムライ
ト、スピネルなどの通常の耐火物粒子を単独に、
または、これらを適宜混合して使用することがで
きる。殊に、炭化珪素および/または窒化珪素を
骨材粒子として使用するときは、耐スポーリング
性の優れた焼結体を得ることができる。 骨材粒の成形は、骨材粒に適度の湿りを与えて
おいて、これをそのまま所定形状に加圧成型して
もよいが、この場合、必要に応じて、少量のアル
ミナゾル、シリカゾル、ポリ塩化アルミニウムの
ような無機系結合材、またはピツチ類、ポリビニ
ルアルコール、メチルセルローズのような有機系
の結合材を適宜配合することは、成形体の保形性
を高め、爾後の成型体の取扱いを容易とし、かつ
焼結製品の歩留りを向上させるうえからも好まし
いことである。 炭層中に金属珪素粒を含有せしめる方法として
は、コークス粒中に金属珪素粒を均一に分散せし
めるのが普通であるが、予め金属珪素粒を添加し
た通気性のある耐熱板を製造するのも一つの方法
である。後者の場合、それで成形体の周囲を(必
要に応じてその内外にコークス粒を充填し)かこ
めば良い。 また炭層中に含有せしめる金属珪素粒の必要量
は、その粒度、燃焼ガスの組成、焼成温度、その
維持時間その他と関連することであるから、一義
的に決めることができないので、若干の計算と実
験が必要となるが、必要量を求めることは何等困
難な事ではない。なお炭層中に高濃度に金属珪素
粒を含有せしめると、同粒または生成した酸化珪
素粒などが相互に融着して、爾後の雰囲気調整ま
たは炭層の除去・再使用が困難になるので、金属
珪素粒の濃度は、コークス量の5重量%以下が望
ましい。 以下に、重油燃焼炉における実施例を示すが、
本願発明は、この態様に限られるものではない。 実施例 アルミナ系耐火物でつくられた内矩40×90×80
cmの容器の中心に、第1表に示した組成で、常法
により製造された20×40×15cmの成形体3ケを置
き、周囲に金属珪素粒を混入したコークス粒(詳
細は第1表記載)200Kgを充填し、容器を台車に
のせて重油燃焼のトンネル窯中で焼成した。 低温部で暫時容器内の雰囲気置換を行なつた
後、1400〜1450℃まで約20℃/hrの速度で昇温
し、該温度で40時間焼成した。 得られた焼結体の性状ならびに表面から0.5〜
3cm(第2層部)の位置の定性分析値を、第2表
にまとめた。 なお、炭層に金属珪素粒を添加しないだけで他
は実施例No.2と同じ条件のものを比較例とし
て、両表中に示した。
【表】
【表】
以上の結果からわかるように、本発明方法によ
るときは、極めて容易に均質で健全な窒化珪素結
合焼結体を得ることができる。
るときは、極めて容易に均質で健全な窒化珪素結
合焼結体を得ることができる。
Claims (1)
- 1 耐火物粒子を骨材とし、これに金属珪素粒を
配合した成形体を炭層中に埋めこみ、窒素ガス雰
囲気中において1300〜1500℃の温度で焼成する方
法において、該炭層中に金属珪素粒を含有せしめ
ることを特徴とする窒化珪素結合焼結体の焼成
法。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP57110854A JPS593067A (ja) | 1982-06-29 | 1982-06-29 | 窒化珪素結合焼結体の焼成法 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP57110854A JPS593067A (ja) | 1982-06-29 | 1982-06-29 | 窒化珪素結合焼結体の焼成法 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPS593067A JPS593067A (ja) | 1984-01-09 |
| JPS627153B2 true JPS627153B2 (ja) | 1987-02-16 |
Family
ID=14546343
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP57110854A Granted JPS593067A (ja) | 1982-06-29 | 1982-06-29 | 窒化珪素結合焼結体の焼成法 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPS593067A (ja) |
Cited By (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS6421969U (ja) * | 1987-07-30 | 1989-02-03 |
-
1982
- 1982-06-29 JP JP57110854A patent/JPS593067A/ja active Granted
Cited By (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS6421969U (ja) * | 1987-07-30 | 1989-02-03 |
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPS593067A (ja) | 1984-01-09 |
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