JPS627933B2 - - Google Patents
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- JPS627933B2 JPS627933B2 JP53006625A JP662578A JPS627933B2 JP S627933 B2 JPS627933 B2 JP S627933B2 JP 53006625 A JP53006625 A JP 53006625A JP 662578 A JP662578 A JP 662578A JP S627933 B2 JPS627933 B2 JP S627933B2
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- C—CHEMISTRY; METALLURGY
- C08—ORGANIC MACROMOLECULAR COMPOUNDS; THEIR PREPARATION OR CHEMICAL WORKING-UP; COMPOSITIONS BASED THEREON
- C08K—Use of inorganic or non-macromolecular organic substances as compounding ingredients
- C08K5/00—Use of organic ingredients
- C08K5/16—Nitrogen-containing compounds
- C08K5/22—Compounds containing nitrogen bound to another nitrogen atom
- C08K5/24—Derivatives of hydrazine
-
- C—CHEMISTRY; METALLURGY
- C08—ORGANIC MACROMOLECULAR COMPOUNDS; THEIR PREPARATION OR CHEMICAL WORKING-UP; COMPOSITIONS BASED THEREON
- C08K—Use of inorganic or non-macromolecular organic substances as compounding ingredients
- C08K5/00—Use of organic ingredients
- C08K5/16—Nitrogen-containing compounds
- C08K5/34—Heterocyclic compounds having nitrogen in the ring
- C08K5/3467—Heterocyclic compounds having nitrogen in the ring having more than two nitrogen atoms in the ring
- C08K5/3477—Six-membered rings
- C08K5/3492—Triazines
-
- H—ELECTRICITY
- H01—ELECTRIC ELEMENTS
- H01B—CABLES; CONDUCTORS; INSULATORS; SELECTION OF MATERIALS FOR THEIR CONDUCTIVE, INSULATING OR DIELECTRIC PROPERTIES
- H01B3/00—Insulators or insulating bodies characterised by the insulating materials; Selection of materials for their insulating or dielectric properties
- H01B3/18—Insulators or insulating bodies characterised by the insulating materials; Selection of materials for their insulating or dielectric properties mainly consisting of organic substances
- H01B3/30—Insulators or insulating bodies characterised by the insulating materials; Selection of materials for their insulating or dielectric properties mainly consisting of organic substances plastics; resins; waxes
- H01B3/44—Insulators or insulating bodies characterised by the insulating materials; Selection of materials for their insulating or dielectric properties mainly consisting of organic substances plastics; resins; waxes vinyl resins; acrylic resins
- H01B3/441—Insulators or insulating bodies characterised by the insulating materials; Selection of materials for their insulating or dielectric properties mainly consisting of organic substances plastics; resins; waxes vinyl resins; acrylic resins from alkenes
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- Medicinal Chemistry (AREA)
- Polymers & Plastics (AREA)
- Organic Chemistry (AREA)
- Physics & Mathematics (AREA)
- Spectroscopy & Molecular Physics (AREA)
- Compositions Of Macromolecular Compounds (AREA)
Description
本発明は、銅との接触下にあるポリマー用の金
属不活性化剤と酸化防止剤とから成る安定剤組成
物、並びにこの種の安定剤組成物を有するポリマ
ーに関する。 その物理的及び電気的特性の故に電子工学分野
で絶縁用として使用される多くの有機ポリマー物
質は、銅が存在する場合熱酸化により急速に老化
し、これによりその電気的及び機械的特性は侵害
される。銅の損傷作用は高められた温度では特に
加重的になる。それというのもポリマーの老化速
度は温度が上昇するにつれて著しく加速されるか
らである。従つてポリマー加工材料の品質及び温
度安定性に対する要求に答えるため、銅の存在並
びに高められた温度においても十分な保護を保証
する安定剤が使用される。 90℃の連続運転温度に適応する銅心線を有する
ケーブル及び導線用のポリオレフインをベースと
する絶縁材は、長時間にわたつて十分な安定性に
関して特に難点を有する。この種の絶縁材に対し
ては網状化ポリオレフインが好んで使用される
が、このポリオレフインの場合には付加的な難点
が生じる。すなわち網状化過程で安定剤の無視し
得ない量が破壊されること、及び網状化ポリオレ
フインは、網状化個所に存在する容易に酸化され
る3級炭素原子の粒が多いことからまた寿命の長
いラジカルが存在することから、非網状化ポリマ
ーに比して一層酸化され易いことである。 しかし上記の諸難点は近年に至つて初めて注目
され始めた。すなわち従来は比較的低い使用温度
で加工処理されたか、又はポリマー材料の寿命は
使用した安定剤の有効性が十分であるため比較的
短かくてよかつた。ケーブル及び導線用絶縁材料
の場合、例えば70℃までは不変である絶縁材で十
分であつたし、また銅と絶縁材との直接的な接触
は、シート又はワニスを分離材として使用するこ
とによつてか又は錫めつき心線を使用することに
よつて阻止されて来た。またカーボンブラツクに
充填した絶縁材料を使用することも実施されてい
る。 多色絶縁材を使用可能とするには、使用したポ
リマーを変色しない安定剤が必要である。このた
めにはビス−サリチロイル−ヒドラジンをベース
とする金属不活性化剤を使用することは公知であ
る(米国特許第3849492号明細書)。これらの化合
物のうち特に多数のアルキル又はアルコキシで置
換された誘導体は、被覆金属の損傷作用に対して
ポリオレフインを安定化するのに有用であること
が指摘されている。これらの公知の化合物はまた
は他の添加物、すなわちアミノ系及びヒドロキシ
アリール系の酸化防止剤、紫外線吸収剤及び耐光
剤、ホスフアイト、核化剤、過酸化物分解能化合
物並びに他の添加剤例えば軟化剤、耐静電剤、耐
炎剤、顔料、カーボンブラツク、石綿、ガラス繊
維、カオリン、滑石及び発泡剤と共に使用するこ
ともできる。本来の安定剤並びに例えば酸化防止
剤のような添加剤の多数の化合物は、米国特許第
3849492号明細書に記載されており、従つてその
組合せの可能性は無数にある。 本発明の目的は、銅との接触下にあるポリマー
を安定化する際に特に有用である、金属不活性化
剤と酸化防止剤とから成る安定剤組成物を得るこ
とにある。この安定剤組成物は特に高めた温度で
も長期間にわたつて十分な保護を保証され、従つ
て分離剤のような付加的助剤の使用(これは仕上
げ工程を煩雑にし、従つて不経済である)並びに
銅心線の高価な錫めつきは省略することができる
ようにすべきである。 この目的は本発明によれば、金属不活性化剤と
して非置換のN・N′−ビス−サリチロイル−ヒ
ドラジンを、また酸化防止剤としてオリゴマーの
2・2・4−トリメチル−1・2−ジヒドロキノ
リンを含有する安定剤組成物によつて達成され
る。 すなわち驚くべきことに、非置換のビス−サリ
チロイル−ヒドラジン、すなわち基本物質は特殊
な酸化防止剤と結合された状態で最大の作用効果
を有することが判明した。この基本物質は次の化
学構造を有する。 広範囲に及ぶ研究の結果は、化合物()と少
なくとも1種の前記酸化防止剤とから成る安定剤
組成物に関し、相応して安定化された絶縁材の作
動温度90℃における寿命が、種々の種類の酸化防
止剤と組合せたビス−サリチロイル−ヒドラジン
の置換誘導体の場合に又は非置換の化合物と先に
記載した以外の酸化防止剤とを組合せた場合に達
成し得る値の多重倍であることを示した。 すなわち網状化ポリエチレンの180〜135℃での
老化実験で、アレニウスの式に導入した場合、本
発明の安定剤組成物(N・N′−ビス−サリチロ
イル−ヒドラジン+オリゴマーの2・2・4−ト
リメチル−1・2−ジヒドロキノリン)で得られ
る90℃での長期間安定化は、100年をはるかに越
える値が確認された。これとの比較において例え
ばオリゴマーの2・2・4−トリメチル−1・2
−ジヒドロキノリンを5位でオクトキシ置換され
た基本物質の誘導体又は4−メトキシ誘導体と
共に、すなわちN・N′−ビス−(2−ヒドロキシ
−5−オクトキシ−ペンゾイル)−ヒドラジン又
はN・N′−ビス−(2−ヒドロキシ−4−メトキ
シ−ベンゾイル)−ヒドラジンと共に使用した場
合には、約5〜30年の値が得られたにすぎない。
すなわち本発明による安定剤組成物で達成可能な
改良値は後者の多重倍である。90℃に関して確認
された値は測定値を示すものではないことから、
一定の不確実な要素が付加されることを除外する
ことはできない。従つて製品の十分な長期間安定
性(例えばケーブル及び導線に関しては少なくと
も25〜30年でなければならない)を確保するた
め、出来るだけ大きな工業的安定性を約束する前
者の安定剤組成物が使用されることになる。更に
本発明による安定剤組成物は、長期間安定性(温
度及び時間)があまり要求されない場合には、極
めて僅少な濃度で処理することができるという利
点を有し、これは結果的に費用の節減につながる
ことを意味する。 更に本発明による安定剤組成物は、これがポリ
マーの無視し得ぬ変色を決して生ぜしめないとい
う利点を有する。更にこの安定剤組成物の作用効
果は、白亜及びカーボンブラツクのような充填剤
及びレーキ洗料、すなわち金属含有染料の存在に
よつても何ら阻害されない。またトリアリルシア
ヌレートのような、ポリマーへの網状化補強添加
剤は、本発明による安定剤組成物で達成し得る長
期間安定化に非本質的な影響を及ぼすにすぎな
い。 更に非置換のN・N′−ビス−サリチロイル−
ヒドラジンは置換生成物に比して工業的に極めて
簡単かつ廉価に製造し得る化合物である。更にこ
の化合物は他の公知の金属不活性化剤、例えばシ
ユウ酸−ビス−ベンジリデン−ヒドラジド、N−
サリチロイル−N′−サリチリデン−ヒドラジン
及びN・N′−ビス−サリチリデン−エチレンジ
アミンに比しても著しく増大した作用効果上の利
点を有する。特に高められた作用効果はラジカル
的に網状化するポリマー(このポリマーの場合周
知のように安定化作用を有する添加剤例えば酸化
防止剤及び金属不活性化剤はその網状化に抑制作
用を及ぼす)の場合に有意義である。というのも
本発明による安定剤組成物を使用した場合には明
らかに僅少な濃度を使用することができるからで
ある。 金属不活性化剤と酸化防止剤との重量比は本発
明による安定剤組成物の場合、有利には7:3〜
3:7であり、特に好ましくはこの重量比は約
1:1である。この安定剤組成物を含むポリマー
の場合、金属不活性化剤及び酸化防止剤の含有量
は有利にはそれぞれポリマーに対して0.01〜5.0
重量%、好ましくは約0.1〜1.0重量%である。 本発明による安定剤組成物は特に、熱可塑性プ
ラスチツク、熱可塑性又は網状化エラストマー、
及び網状化された熱可塑性プラスチツク、特に網
状化ポリオレフイン、並びに反応性樹脂例えばポ
リウレタン、エポキシ樹脂及び不飽和ポリエステ
ル樹脂(UP樹脂)の熱酸化分解に対する安定化
に使用することができる。熱可塑性ポリマーでは
特にポリオレフイン、なかんずくポリエチレン、
ポリプロピレン、エチレン又はプロピレンのコポ
リマー(これら相互の及び他のコモノマー、例え
ば酢酸ビニル及びアクリル酸エチルとのコポリマ
ー)、及びポリエチレン又はポリプロピレンをベ
ースとする多配合物、並びにポリオキシメチレン
及びポリアミドを安定化することができる。網状
化ポリオレフインとしては特に網状化ポリエチレ
ン、好ましくは低密度のポリエチレンが挙げられ
るが、その他にも一般に網状化熱可塑性プラスチ
ツク及びポリオレフインをベースとする網状化エ
ラストマー、例えばエチレン−酢酸ビニル−、エ
チレン−プロピレン−及びエチレン−ピロピレン
−ジエン−コポリマー、並びにブチルゴム及び天
然ゴムを挙げることもできる。この場合特にラジ
カル的に網状化されているポリマー、すなわち過
酸化物的な爆発によつて又はイオン化可能のビー
ム(β、γ又はx線ビーム)によつて網状化され
たポリマーが使用される。本発明による安定剤組
成物を使用した場合には、公知の安定剤に比して
ポリシロキサンにおいても積極的な老化安定効果
が得られる。 本発明による安定剤組成物は、極めて容易に酸
化される絶縁物質を銅との接触下に使用する場
合、又は極端な使用条件すなわち高温又はイオン
化可能のビーム下に、安定な絶縁材料が酸化によ
る老化を促進されると思われる場合、また通常使
用される材料の本質的特性を損失することなく長
時間露呈放置する必要のある場合等、あらゆる場
合に有利に使用することができる。 本発明による安定剤組成物を含むポリマーは、
特に強電及び通信技術におけるケーブル及び導線
絶縁材として、並びに成形品及び建築部材及び機
械絶縁材に使用することができる。更に通信ケー
ブルへの使用も可能である。というのも本発明に
よる安定剤組成物は通常のケーブル充填用コンパ
ウンドによつて絶縁層から抽出されることはな
く、従つてその優れた作用効果を完全に発揮し得
るからである。 次に本発明を図面並びに実施例に基き更に詳述
する。 各実施例においてはビス−サリチロイル−ヒド
ラジンをベースとする次の金属不活性化剤を使用
する。
属不活性化剤と酸化防止剤とから成る安定剤組成
物、並びにこの種の安定剤組成物を有するポリマ
ーに関する。 その物理的及び電気的特性の故に電子工学分野
で絶縁用として使用される多くの有機ポリマー物
質は、銅が存在する場合熱酸化により急速に老化
し、これによりその電気的及び機械的特性は侵害
される。銅の損傷作用は高められた温度では特に
加重的になる。それというのもポリマーの老化速
度は温度が上昇するにつれて著しく加速されるか
らである。従つてポリマー加工材料の品質及び温
度安定性に対する要求に答えるため、銅の存在並
びに高められた温度においても十分な保護を保証
する安定剤が使用される。 90℃の連続運転温度に適応する銅心線を有する
ケーブル及び導線用のポリオレフインをベースと
する絶縁材は、長時間にわたつて十分な安定性に
関して特に難点を有する。この種の絶縁材に対し
ては網状化ポリオレフインが好んで使用される
が、このポリオレフインの場合には付加的な難点
が生じる。すなわち網状化過程で安定剤の無視し
得ない量が破壊されること、及び網状化ポリオレ
フインは、網状化個所に存在する容易に酸化され
る3級炭素原子の粒が多いことからまた寿命の長
いラジカルが存在することから、非網状化ポリマ
ーに比して一層酸化され易いことである。 しかし上記の諸難点は近年に至つて初めて注目
され始めた。すなわち従来は比較的低い使用温度
で加工処理されたか、又はポリマー材料の寿命は
使用した安定剤の有効性が十分であるため比較的
短かくてよかつた。ケーブル及び導線用絶縁材料
の場合、例えば70℃までは不変である絶縁材で十
分であつたし、また銅と絶縁材との直接的な接触
は、シート又はワニスを分離材として使用するこ
とによつてか又は錫めつき心線を使用することに
よつて阻止されて来た。またカーボンブラツクに
充填した絶縁材料を使用することも実施されてい
る。 多色絶縁材を使用可能とするには、使用したポ
リマーを変色しない安定剤が必要である。このた
めにはビス−サリチロイル−ヒドラジンをベース
とする金属不活性化剤を使用することは公知であ
る(米国特許第3849492号明細書)。これらの化合
物のうち特に多数のアルキル又はアルコキシで置
換された誘導体は、被覆金属の損傷作用に対して
ポリオレフインを安定化するのに有用であること
が指摘されている。これらの公知の化合物はまた
は他の添加物、すなわちアミノ系及びヒドロキシ
アリール系の酸化防止剤、紫外線吸収剤及び耐光
剤、ホスフアイト、核化剤、過酸化物分解能化合
物並びに他の添加剤例えば軟化剤、耐静電剤、耐
炎剤、顔料、カーボンブラツク、石綿、ガラス繊
維、カオリン、滑石及び発泡剤と共に使用するこ
ともできる。本来の安定剤並びに例えば酸化防止
剤のような添加剤の多数の化合物は、米国特許第
3849492号明細書に記載されており、従つてその
組合せの可能性は無数にある。 本発明の目的は、銅との接触下にあるポリマー
を安定化する際に特に有用である、金属不活性化
剤と酸化防止剤とから成る安定剤組成物を得るこ
とにある。この安定剤組成物は特に高めた温度で
も長期間にわたつて十分な保護を保証され、従つ
て分離剤のような付加的助剤の使用(これは仕上
げ工程を煩雑にし、従つて不経済である)並びに
銅心線の高価な錫めつきは省略することができる
ようにすべきである。 この目的は本発明によれば、金属不活性化剤と
して非置換のN・N′−ビス−サリチロイル−ヒ
ドラジンを、また酸化防止剤としてオリゴマーの
2・2・4−トリメチル−1・2−ジヒドロキノ
リンを含有する安定剤組成物によつて達成され
る。 すなわち驚くべきことに、非置換のビス−サリ
チロイル−ヒドラジン、すなわち基本物質は特殊
な酸化防止剤と結合された状態で最大の作用効果
を有することが判明した。この基本物質は次の化
学構造を有する。 広範囲に及ぶ研究の結果は、化合物()と少
なくとも1種の前記酸化防止剤とから成る安定剤
組成物に関し、相応して安定化された絶縁材の作
動温度90℃における寿命が、種々の種類の酸化防
止剤と組合せたビス−サリチロイル−ヒドラジン
の置換誘導体の場合に又は非置換の化合物と先に
記載した以外の酸化防止剤とを組合せた場合に達
成し得る値の多重倍であることを示した。 すなわち網状化ポリエチレンの180〜135℃での
老化実験で、アレニウスの式に導入した場合、本
発明の安定剤組成物(N・N′−ビス−サリチロ
イル−ヒドラジン+オリゴマーの2・2・4−ト
リメチル−1・2−ジヒドロキノリン)で得られ
る90℃での長期間安定化は、100年をはるかに越
える値が確認された。これとの比較において例え
ばオリゴマーの2・2・4−トリメチル−1・2
−ジヒドロキノリンを5位でオクトキシ置換され
た基本物質の誘導体又は4−メトキシ誘導体と
共に、すなわちN・N′−ビス−(2−ヒドロキシ
−5−オクトキシ−ペンゾイル)−ヒドラジン又
はN・N′−ビス−(2−ヒドロキシ−4−メトキ
シ−ベンゾイル)−ヒドラジンと共に使用した場
合には、約5〜30年の値が得られたにすぎない。
すなわち本発明による安定剤組成物で達成可能な
改良値は後者の多重倍である。90℃に関して確認
された値は測定値を示すものではないことから、
一定の不確実な要素が付加されることを除外する
ことはできない。従つて製品の十分な長期間安定
性(例えばケーブル及び導線に関しては少なくと
も25〜30年でなければならない)を確保するた
め、出来るだけ大きな工業的安定性を約束する前
者の安定剤組成物が使用されることになる。更に
本発明による安定剤組成物は、長期間安定性(温
度及び時間)があまり要求されない場合には、極
めて僅少な濃度で処理することができるという利
点を有し、これは結果的に費用の節減につながる
ことを意味する。 更に本発明による安定剤組成物は、これがポリ
マーの無視し得ぬ変色を決して生ぜしめないとい
う利点を有する。更にこの安定剤組成物の作用効
果は、白亜及びカーボンブラツクのような充填剤
及びレーキ洗料、すなわち金属含有染料の存在に
よつても何ら阻害されない。またトリアリルシア
ヌレートのような、ポリマーへの網状化補強添加
剤は、本発明による安定剤組成物で達成し得る長
期間安定化に非本質的な影響を及ぼすにすぎな
い。 更に非置換のN・N′−ビス−サリチロイル−
ヒドラジンは置換生成物に比して工業的に極めて
簡単かつ廉価に製造し得る化合物である。更にこ
の化合物は他の公知の金属不活性化剤、例えばシ
ユウ酸−ビス−ベンジリデン−ヒドラジド、N−
サリチロイル−N′−サリチリデン−ヒドラジン
及びN・N′−ビス−サリチリデン−エチレンジ
アミンに比しても著しく増大した作用効果上の利
点を有する。特に高められた作用効果はラジカル
的に網状化するポリマー(このポリマーの場合周
知のように安定化作用を有する添加剤例えば酸化
防止剤及び金属不活性化剤はその網状化に抑制作
用を及ぼす)の場合に有意義である。というのも
本発明による安定剤組成物を使用した場合には明
らかに僅少な濃度を使用することができるからで
ある。 金属不活性化剤と酸化防止剤との重量比は本発
明による安定剤組成物の場合、有利には7:3〜
3:7であり、特に好ましくはこの重量比は約
1:1である。この安定剤組成物を含むポリマー
の場合、金属不活性化剤及び酸化防止剤の含有量
は有利にはそれぞれポリマーに対して0.01〜5.0
重量%、好ましくは約0.1〜1.0重量%である。 本発明による安定剤組成物は特に、熱可塑性プ
ラスチツク、熱可塑性又は網状化エラストマー、
及び網状化された熱可塑性プラスチツク、特に網
状化ポリオレフイン、並びに反応性樹脂例えばポ
リウレタン、エポキシ樹脂及び不飽和ポリエステ
ル樹脂(UP樹脂)の熱酸化分解に対する安定化
に使用することができる。熱可塑性ポリマーでは
特にポリオレフイン、なかんずくポリエチレン、
ポリプロピレン、エチレン又はプロピレンのコポ
リマー(これら相互の及び他のコモノマー、例え
ば酢酸ビニル及びアクリル酸エチルとのコポリマ
ー)、及びポリエチレン又はポリプロピレンをベ
ースとする多配合物、並びにポリオキシメチレン
及びポリアミドを安定化することができる。網状
化ポリオレフインとしては特に網状化ポリエチレ
ン、好ましくは低密度のポリエチレンが挙げられ
るが、その他にも一般に網状化熱可塑性プラスチ
ツク及びポリオレフインをベースとする網状化エ
ラストマー、例えばエチレン−酢酸ビニル−、エ
チレン−プロピレン−及びエチレン−ピロピレン
−ジエン−コポリマー、並びにブチルゴム及び天
然ゴムを挙げることもできる。この場合特にラジ
カル的に網状化されているポリマー、すなわち過
酸化物的な爆発によつて又はイオン化可能のビー
ム(β、γ又はx線ビーム)によつて網状化され
たポリマーが使用される。本発明による安定剤組
成物を使用した場合には、公知の安定剤に比して
ポリシロキサンにおいても積極的な老化安定効果
が得られる。 本発明による安定剤組成物は、極めて容易に酸
化される絶縁物質を銅との接触下に使用する場
合、又は極端な使用条件すなわち高温又はイオン
化可能のビーム下に、安定な絶縁材料が酸化によ
る老化を促進されると思われる場合、また通常使
用される材料の本質的特性を損失することなく長
時間露呈放置する必要のある場合等、あらゆる場
合に有利に使用することができる。 本発明による安定剤組成物を含むポリマーは、
特に強電及び通信技術におけるケーブル及び導線
絶縁材として、並びに成形品及び建築部材及び機
械絶縁材に使用することができる。更に通信ケー
ブルへの使用も可能である。というのも本発明に
よる安定剤組成物は通常のケーブル充填用コンパ
ウンドによつて絶縁層から抽出されることはな
く、従つてその優れた作用効果を完全に発揮し得
るからである。 次に本発明を図面並びに実施例に基き更に詳述
する。 各実施例においてはビス−サリチロイル−ヒド
ラジンをベースとする次の金属不活性化剤を使用
する。
【表】
例 1
(a) 混合物の製造
高圧ポリエチレン(d=0.918:MFI190/2
=0.2)98重量部を〓和機中で140℃の温度で可
塑化する。オリゴマーの2・2・4−トリメチ
ル−1・2−ジヒドロキノリン0.5重量部、金
属不活性化剤0.5重量部及び二酸化チタン1重
量部を加えた後、窒素雰囲気下に140〜150℃の
温度で3分間均質化する。 (b) 試料の製造 前記の方法で製造した混合物を顆粒化し、
180℃の温度で厚さ0.3mmのシートにプレスする
(プレス時間1分間)。予備プレスされた厚さ
0.3mmのシート2枚とその間に配置される電解
法で新鮮に精製された銅網(ワイヤ直径0.11
mm、全厚0.25mm)とから成るサンドイツチ構造
体を180℃で圧縮することによつて、全厚0.55
mmのポリエチレンと銅のサンドイツチシートを
製造する(プレス時間2分間)。このサンドイ
ツチシートを250kJ/Kg線量の電子ビームで室
温で網状化する。 (c) 老化試験 使用した安定剤組成物の作用効果は、プリエ
チレンと銅のサンドイツチシートを純粋な酸素
中で135〜155℃の温度で老化することにより、
また循環空気炉中で135、150、165及び180℃の
温度で老化することにより検査した。純粋な酸
素中での老化の場合、シートの酸素吸収を容量
的に追求し、自動酸化(これは自然発生的に生
じかつ急速に上昇する酸素吸収を伴つてシート
に生じる)が始まるまでの時間をいわゆる誘導
期間として測定する。それぞれ5個の試料を同
時に老化させ、その際得られた値の平均値を求
める。 第1表には、例1による試料において容量的
酸素吸収により確認された誘導期間を示す。
=0.2)98重量部を〓和機中で140℃の温度で可
塑化する。オリゴマーの2・2・4−トリメチ
ル−1・2−ジヒドロキノリン0.5重量部、金
属不活性化剤0.5重量部及び二酸化チタン1重
量部を加えた後、窒素雰囲気下に140〜150℃の
温度で3分間均質化する。 (b) 試料の製造 前記の方法で製造した混合物を顆粒化し、
180℃の温度で厚さ0.3mmのシートにプレスする
(プレス時間1分間)。予備プレスされた厚さ
0.3mmのシート2枚とその間に配置される電解
法で新鮮に精製された銅網(ワイヤ直径0.11
mm、全厚0.25mm)とから成るサンドイツチ構造
体を180℃で圧縮することによつて、全厚0.55
mmのポリエチレンと銅のサンドイツチシートを
製造する(プレス時間2分間)。このサンドイ
ツチシートを250kJ/Kg線量の電子ビームで室
温で網状化する。 (c) 老化試験 使用した安定剤組成物の作用効果は、プリエ
チレンと銅のサンドイツチシートを純粋な酸素
中で135〜155℃の温度で老化することにより、
また循環空気炉中で135、150、165及び180℃の
温度で老化することにより検査した。純粋な酸
素中での老化の場合、シートの酸素吸収を容量
的に追求し、自動酸化(これは自然発生的に生
じかつ急速に上昇する酸素吸収を伴つてシート
に生じる)が始まるまでの時間をいわゆる誘導
期間として測定する。それぞれ5個の試料を同
時に老化させ、その際得られた値の平均値を求
める。 第1表には、例1による試料において容量的
酸素吸収により確認された誘導期間を示す。
【表】
循環空気炉内での老化の場合、サンドイツチ
シートの変色が始まるまでの時間を確認する。
変色は一般に多数個所で同時に始まる。この場
合まず帯緑色の斑点が現われ、次いで急速に褐
色に変色する。最初の変色が生じた後、試料は
短時間内に急速かつ完全に老化する。 第2表には例1による試料において、上記の
老化法により得られた誘導期間がまとめられて
いる。この場合第2表及び以後の表中90℃に対
して示された誘導期間はアレニウスの式に導入
することにより求められた値である。
シートの変色が始まるまでの時間を確認する。
変色は一般に多数個所で同時に始まる。この場
合まず帯緑色の斑点が現われ、次いで急速に褐
色に変色する。最初の変色が生じた後、試料は
短時間内に急速かつ完全に老化する。 第2表には例1による試料において、上記の
老化法により得られた誘導期間がまとめられて
いる。この場合第2表及び以後の表中90℃に対
して示された誘導期間はアレニウスの式に導入
することにより求められた値である。
【表】
例 2
(a) 混合物の製造
高圧ポリエチレン(d=0.918:MFI190/2
=0.2)96.8重量部を〓和機中で140℃の温度で
可塑化する。オリゴマーの2・2・4−トリメ
チル−1・2−ジヒドロキノリン0.5重量部、
金属不活性化剤0.5重量部及び二酸化チタン1
重量部を加えた後、窒素雰囲気下に140〜150℃
の温度で3分間均質化する。次いで1・3−ビ
ス−(第3ブチル−ペルオキシイソプロピル)−
ベンゾール1・2重量部を加え、引続き再度2
分間均質化する。 (b) 試料の製造 上記の方法で得られた混合物を顆粒化し、例
1bに応じてポリエチレンと銅のサンドイツチ
シートにプレスする。サンドイツチシートの網
状化はプレス機内で180℃の温度で15分間加熱
することによつて行なう。 (c) 老化試験 第3表は容量的酸素吸収により135℃及び155
℃の温度で得られた誘導期間を示すものであ
る。
=0.2)96.8重量部を〓和機中で140℃の温度で
可塑化する。オリゴマーの2・2・4−トリメ
チル−1・2−ジヒドロキノリン0.5重量部、
金属不活性化剤0.5重量部及び二酸化チタン1
重量部を加えた後、窒素雰囲気下に140〜150℃
の温度で3分間均質化する。次いで1・3−ビ
ス−(第3ブチル−ペルオキシイソプロピル)−
ベンゾール1・2重量部を加え、引続き再度2
分間均質化する。 (b) 試料の製造 上記の方法で得られた混合物を顆粒化し、例
1bに応じてポリエチレンと銅のサンドイツチ
シートにプレスする。サンドイツチシートの網
状化はプレス機内で180℃の温度で15分間加熱
することによつて行なう。 (c) 老化試験 第3表は容量的酸素吸収により135℃及び155
℃の温度で得られた誘導期間を示すものであ
る。
【表】
第4表に循環空気炉中での老化により得られ
た誘導期間をまとめる。
た誘導期間をまとめる。
【表】
第1図には、非置換のN・N′−ビス−サリ
チロイル−ヒドラジンを有する本発明による安
定剤組成物を使用した場合、並びにこの化合物
の誘導体を含む混合物を使用した場合に確認さ
れた循環空気炉中での老化実験結果が対比グラ
フで示されている。 曲線10は本発明による安定剤組成物、すな
わち金属不活性化剤及びオリゴマーの2・
2・4−トリメチル−1・2−ジヒドロキノリ
ンを有する例1によるビーム網状化試料の作用
を示す。同様に曲線11で、例2に相応する過
酸化物での網状化試料で得られた実験結果を表
す。曲線12及び13は同じ方法で金属不活性
化剤の使用下に得られた結果を示し、その際
曲線12は例1によるビーム網状化試料であ
り、曲線13は例2による過酸化網状化試料で
ある。 例 3 高圧ポリエチレン(d=0.918:MFI190/2=
0.2)98.4重量部を、オリゴマーの2・2・4−
トリメチル−1・2−ジヒドロキノリン0.3重量
部、金属不活性化剤0.3重量部及び二酸化チタン
1重量部と例1(a)に記載したようにして混合し、
これから例1(b)に相応してポリエチレンと銅のサ
ンドイツチシートを製造する。これを室温で
250kJ/Kg線量の電子ビームで網状化する。 第5表はこのシートにおける容量的酸素吸収に
より確認された誘導期間を示すものである。
チロイル−ヒドラジンを有する本発明による安
定剤組成物を使用した場合、並びにこの化合物
の誘導体を含む混合物を使用した場合に確認さ
れた循環空気炉中での老化実験結果が対比グラ
フで示されている。 曲線10は本発明による安定剤組成物、すな
わち金属不活性化剤及びオリゴマーの2・
2・4−トリメチル−1・2−ジヒドロキノリ
ンを有する例1によるビーム網状化試料の作用
を示す。同様に曲線11で、例2に相応する過
酸化物での網状化試料で得られた実験結果を表
す。曲線12及び13は同じ方法で金属不活性
化剤の使用下に得られた結果を示し、その際
曲線12は例1によるビーム網状化試料であ
り、曲線13は例2による過酸化網状化試料で
ある。 例 3 高圧ポリエチレン(d=0.918:MFI190/2=
0.2)98.4重量部を、オリゴマーの2・2・4−
トリメチル−1・2−ジヒドロキノリン0.3重量
部、金属不活性化剤0.3重量部及び二酸化チタン
1重量部と例1(a)に記載したようにして混合し、
これから例1(b)に相応してポリエチレンと銅のサ
ンドイツチシートを製造する。これを室温で
250kJ/Kg線量の電子ビームで網状化する。 第5表はこのシートにおける容量的酸素吸収に
より確認された誘導期間を示すものである。
【表】
例 4
高圧ポリエチレン(d=0.918:MFI190/2=
0.2)97.2重量部を、オリゴマーの2・2・4−
トリメチル−1・2−ジヒドロキノリン0.3重量
部、金属不活性化剤0.3重量部、二酸化チタン1
重量部及び1・3−ビス−(第3ブチル−ペルオ
キシイソプロピル)−ベンゾール1・2重量部と
例2に応じて混合し、これから網状化されたポリ
エチレンと銅のサンドイツチシートを製造し、こ
れを種々の老化試験に付す。 第6表は容量的酸素吸収により確認された誘導
期間を示すものである。
0.2)97.2重量部を、オリゴマーの2・2・4−
トリメチル−1・2−ジヒドロキノリン0.3重量
部、金属不活性化剤0.3重量部、二酸化チタン1
重量部及び1・3−ビス−(第3ブチル−ペルオ
キシイソプロピル)−ベンゾール1・2重量部と
例2に応じて混合し、これから網状化されたポリ
エチレンと銅のサンドイツチシートを製造し、こ
れを種々の老化試験に付す。 第6表は容量的酸素吸収により確認された誘導
期間を示すものである。
【表】
第7表に、循環空気炉中での老化法により確認
された誘導期間をまとめる。
された誘導期間をまとめる。
【表】
第2図には、例4に相応する過酸化物網状化試
料における循環空気炉内で老化した際に得られた
実験結果がグラフで示されている。 曲線20は本発明による安定剤組成物を有する
試料の作用を示す。金属不活性化剤Vの使用下に
得られた結果は曲線21で表わされている。曲線
20及び21を比較した場合、非置換のN・
N′−ビス−サリチロイル−ヒドラジンとその置
換生成物、なわち5−オクトキシ誘導体との長期
間安定化における差違は明白である。すなわちそ
の改良度は10倍以上である。 例 5 高圧ポリエチレン(d=0.918:MFI190/2=
0.2)98重量部を、金属不活性剤、すなわち
N・N′−ビス−サリチロイル−ヒドラジン0.5重
量部、酸化防止剤0.5重量部及び二酸化チタン1
重量部と例1におけるようにして混合し、その際
得られた混合物からポリエチレンと銅のサンドイ
ツチシートを製造し、これを室温で250kJ/Kg線
量の電子ビームで網状化する。 N・N′−ビス−サリチロイル−ヒドラジンの
特殊な作用効果を説明するため、種々異なる安定
化作用並びに種々異なる分子量の視点から選択し
かつ総括的に特に有用な安定剤をもたらす次の酸
化防止剤を使用する。 1 オリゴマーの2・2・4−トリメチル−1・
2−ジヒドロキノリン(平均分子量510) 2 N−イソプロピル−N′−フエニル−p−フ
エニレンジアミン(分子量226) 3 N・N′−ジフエニル−p−フエニレンジア
ミン(分子量260) 4 3・5−ジ−第3ブチル−4−ヒドロキシ−
フエニルプロピオン酸オクタデシルエステル
(分子量530) 5 2・4−ビス−(3・5−ジ−第3ブチル−
4−ヒドロキシ−フエノキシ)−6−オクチル
チオ−1・3・5−s−トリアジン(分子量
665) 6 3・5−ジ−第3ブチル−4−ヒドロキシ−
フエニルプロピオン酸のペンタエリトリツトと
のエステル(分子量1176) 7 モノマーの6−エトキシ−2・2・4−トリ
メチル−1・2−ジヒドロキノリン(分子量
217) 第8表には、循環空気炉内で135〜180℃の温度
で老化することにより得られかつ90℃で換算した
誘導期間をまとめる。
料における循環空気炉内で老化した際に得られた
実験結果がグラフで示されている。 曲線20は本発明による安定剤組成物を有する
試料の作用を示す。金属不活性化剤Vの使用下に
得られた結果は曲線21で表わされている。曲線
20及び21を比較した場合、非置換のN・
N′−ビス−サリチロイル−ヒドラジンとその置
換生成物、なわち5−オクトキシ誘導体との長期
間安定化における差違は明白である。すなわちそ
の改良度は10倍以上である。 例 5 高圧ポリエチレン(d=0.918:MFI190/2=
0.2)98重量部を、金属不活性剤、すなわち
N・N′−ビス−サリチロイル−ヒドラジン0.5重
量部、酸化防止剤0.5重量部及び二酸化チタン1
重量部と例1におけるようにして混合し、その際
得られた混合物からポリエチレンと銅のサンドイ
ツチシートを製造し、これを室温で250kJ/Kg線
量の電子ビームで網状化する。 N・N′−ビス−サリチロイル−ヒドラジンの
特殊な作用効果を説明するため、種々異なる安定
化作用並びに種々異なる分子量の視点から選択し
かつ総括的に特に有用な安定剤をもたらす次の酸
化防止剤を使用する。 1 オリゴマーの2・2・4−トリメチル−1・
2−ジヒドロキノリン(平均分子量510) 2 N−イソプロピル−N′−フエニル−p−フ
エニレンジアミン(分子量226) 3 N・N′−ジフエニル−p−フエニレンジア
ミン(分子量260) 4 3・5−ジ−第3ブチル−4−ヒドロキシ−
フエニルプロピオン酸オクタデシルエステル
(分子量530) 5 2・4−ビス−(3・5−ジ−第3ブチル−
4−ヒドロキシ−フエノキシ)−6−オクチル
チオ−1・3・5−s−トリアジン(分子量
665) 6 3・5−ジ−第3ブチル−4−ヒドロキシ−
フエニルプロピオン酸のペンタエリトリツトと
のエステル(分子量1176) 7 モノマーの6−エトキシ−2・2・4−トリ
メチル−1・2−ジヒドロキノリン(分子量
217) 第8表には、循環空気炉内で135〜180℃の温度
で老化することにより得られかつ90℃で換算した
誘導期間をまとめる。
【表】
【表】
安定剤がポリマー材料から滲出しまた試料表面
から除去され得ることは周知であることから、ど
の程度この効果が生じるかを確認するため、相応
する試料を循環空気炉内で60℃で予備老化した。
この場合一定の時間間隔で試料を取り出し、その
誘導期間を165℃で測定した。 第9表には2、4及び6又は8カ月の予備老化
後に得られた誘導期間をまとめる。
から除去され得ることは周知であることから、ど
の程度この効果が生じるかを確認するため、相応
する試料を循環空気炉内で60℃で予備老化した。
この場合一定の時間間隔で試料を取り出し、その
誘導期間を165℃で測定した。 第9表には2、4及び6又は8カ月の予備老化
後に得られた誘導期間をまとめる。
【表】
第8表から明らかなように、オリゴマー2・
2・4−トリメチル−1・2−ジヒドロキノリン
(酸化防止剤1)は金属不活性化剤と結合した
状態で最も効果を発揮する。第9表から付加的に
この酸化防止剤の作用効果は、予備老化によつて
他の酸化防止剤の場合に生じるような損傷作用を
受けないことが推知できる。これらの酸化防止剤
は明らかにポリマーから移行する。この現象がオ
リゴマーの2・2・4−トリメチル−1・2−ジ
ヒドロキノリンでは生じないという事実は予想外
のことであることを指摘しなければならない。と
いうのもこの化合物は他の実験酸化防止剤に比し
て部分的に極めて低い分子量を有し、またこの種
の化合物は分子量が低い程容易に滲出することが
知られているからである。 例 6 高圧ポリエチレン(d=0.918:MFI190/2=
0.2)97.9重量部を、2−(p−フエニルアミノ−
アニリノ)−4・6−ジアロキシ−s−トリアジ
ン0.6重量部、金属不活性化剤I(N・N′−ビス
−サリチロイル−ヒドラジン)0.5重量部及び二
酸化チタン1重量部と例1におけるようにして混
合し、その際得られた混合物からポリエチレンと
銅のサンドイツチシートを製造し、これを室温で
250kJ/Kg総量の電子ビームで網状化する。 循環空気炉内での老化により確認された誘導期
間を、90℃で換算した値と共に第10表に記載す
る。
2・4−トリメチル−1・2−ジヒドロキノリン
(酸化防止剤1)は金属不活性化剤と結合した
状態で最も効果を発揮する。第9表から付加的に
この酸化防止剤の作用効果は、予備老化によつて
他の酸化防止剤の場合に生じるような損傷作用を
受けないことが推知できる。これらの酸化防止剤
は明らかにポリマーから移行する。この現象がオ
リゴマーの2・2・4−トリメチル−1・2−ジ
ヒドロキノリンでは生じないという事実は予想外
のことであることを指摘しなければならない。と
いうのもこの化合物は他の実験酸化防止剤に比し
て部分的に極めて低い分子量を有し、またこの種
の化合物は分子量が低い程容易に滲出することが
知られているからである。 例 6 高圧ポリエチレン(d=0.918:MFI190/2=
0.2)97.9重量部を、2−(p−フエニルアミノ−
アニリノ)−4・6−ジアロキシ−s−トリアジ
ン0.6重量部、金属不活性化剤I(N・N′−ビス
−サリチロイル−ヒドラジン)0.5重量部及び二
酸化チタン1重量部と例1におけるようにして混
合し、その際得られた混合物からポリエチレンと
銅のサンドイツチシートを製造し、これを室温で
250kJ/Kg総量の電子ビームで網状化する。 循環空気炉内での老化により確認された誘導期
間を、90℃で換算した値と共に第10表に記載す
る。
【表】
例 7
高圧ポリエチレン(d=0.918:MFI190/2=
0.2)96.7重量部を、2−(p−フエニルアミノ−
アニリノ)−4・6−ジアロキシ−s−トリアジ
ン0.6重量部、金属不活性化剤I(N・N′−ビス
−サリチロイル−ヒドラジン)0.5重量部、二酸
化チタン1重量部及び1・3−ビス−(第3ブチ
ル−ペルオキシイソプロピル)−ベンゾール1.2重
量部と例2におけるようにして混合し、これら網
状化ポリエチレンと銅のサンドイツチシートを製
造し、循環空気炉内でその老化を検査する。その
際得られた結果は第11表に示す。
0.2)96.7重量部を、2−(p−フエニルアミノ−
アニリノ)−4・6−ジアロキシ−s−トリアジ
ン0.6重量部、金属不活性化剤I(N・N′−ビス
−サリチロイル−ヒドラジン)0.5重量部、二酸
化チタン1重量部及び1・3−ビス−(第3ブチ
ル−ペルオキシイソプロピル)−ベンゾール1.2重
量部と例2におけるようにして混合し、これら網
状化ポリエチレンと銅のサンドイツチシートを製
造し、循環空気炉内でその老化を検査する。その
際得られた結果は第11表に示す。
【表】
例 8
高圧ポリエチレン(d=0.918:MFI190/2=
0.2)97重量部を、オリゴマーの2・2・4−ト
リメチル−1・2−ジヒドロキノリン(酸化防止
剤1)0.5重量部、N・N′−ビス−サリチロイル
−ヒドラジン(金属不活性化剤)0.5重量部、
オイチレンブルー(Euthylenblau)E(銅フタ
ロシアニル錯体)1重量部及び二酸化チタン1重
量部と例1におけるようにして混合し、これから
ポリエチレンと銅のサンドイツチシートを製造
し、これを室温で250kJ/Kg線量の電子ビームで
網状化する。 この試料の循環空気炉内での老化で確認された
値を、90℃で換算した値と共に第12表に示す。
0.2)97重量部を、オリゴマーの2・2・4−ト
リメチル−1・2−ジヒドロキノリン(酸化防止
剤1)0.5重量部、N・N′−ビス−サリチロイル
−ヒドラジン(金属不活性化剤)0.5重量部、
オイチレンブルー(Euthylenblau)E(銅フタ
ロシアニル錯体)1重量部及び二酸化チタン1重
量部と例1におけるようにして混合し、これから
ポリエチレンと銅のサンドイツチシートを製造
し、これを室温で250kJ/Kg線量の電子ビームで
網状化する。 この試料の循環空気炉内での老化で確認された
値を、90℃で換算した値と共に第12表に示す。
【表】
例 9
高圧ポリエチレン(d=0.918:MFI190/2=
0.2)95重量部を、金属不活性化剤0.5重量部、
酸化防止剤(1)0.5重量部、網状化補強剤としての
トリアリルシアヌレート2重量部、オイチレンブ
ルーE1重量部及び二酸化チタン1重量部と例1
におけるようにして混合し、これからポリエチレ
ンと銅のサンドイツチシートを製造し、これを室
温で250kJ/Kg線量の電子ビームで網状化し、循
環空気炉内で老化させる。 その際得られた値を第13表にまとめる。
0.2)95重量部を、金属不活性化剤0.5重量部、
酸化防止剤(1)0.5重量部、網状化補強剤としての
トリアリルシアヌレート2重量部、オイチレンブ
ルーE1重量部及び二酸化チタン1重量部と例1
におけるようにして混合し、これからポリエチレ
ンと銅のサンドイツチシートを製造し、これを室
温で250kJ/Kg線量の電子ビームで網状化し、循
環空気炉内で老化させる。 その際得られた値を第13表にまとめる。
【表】
例 10
120〜130℃の温度で、例1(a)に相応して、次の
組成の混合物を製造した。 (a) 約10〜15重量%の酢酸ビニルを含有するエチ
レン−酢酸ビニル共重合体(d=0.932:
AFI190/2=2.16)98重量部、金属不活性化
剤0.5重量部、酸化防止剤(1)0.5重量部及び二
酸化チタン1.0重量部 (b) エチレン−酢酸ビニル共重合体95重量部、金
属不活性化剤0.5重量部、酸化防止剤(1)0.5重
量部、二酸化チタン1重量部、トリアリルシア
ヌレート2重量部及びオイチレンブル−E1重
量部 (c) エチレン−酢酸ビニル−共重合体61重量部、
金属不活性化剤0.3重量部、酸化防止剤(1)0.3
重量部、白亜36.6重量部、トリアリルシアヌレ
ート1.2重量部及びオイチレンブル−E0.6重量
部 これらの混合物から例1(b)に相応して130℃で
5分間プレスすることにより試料を製造し、室温
で200kJ/Kg線量の電子ビームで網状化する。循
環空気炉内での老化により確認された誘導時間を
第14表にまとめる。
組成の混合物を製造した。 (a) 約10〜15重量%の酢酸ビニルを含有するエチ
レン−酢酸ビニル共重合体(d=0.932:
AFI190/2=2.16)98重量部、金属不活性化
剤0.5重量部、酸化防止剤(1)0.5重量部及び二
酸化チタン1.0重量部 (b) エチレン−酢酸ビニル共重合体95重量部、金
属不活性化剤0.5重量部、酸化防止剤(1)0.5重
量部、二酸化チタン1重量部、トリアリルシア
ヌレート2重量部及びオイチレンブル−E1重
量部 (c) エチレン−酢酸ビニル−共重合体61重量部、
金属不活性化剤0.3重量部、酸化防止剤(1)0.3
重量部、白亜36.6重量部、トリアリルシアヌレ
ート1.2重量部及びオイチレンブル−E0.6重量
部 これらの混合物から例1(b)に相応して130℃で
5分間プレスすることにより試料を製造し、室温
で200kJ/Kg線量の電子ビームで網状化する。循
環空気炉内での老化により確認された誘導時間を
第14表にまとめる。
【表】
例 11
220〜230℃の温度で例1(a)に相応して次の組成
の混合物を製造した。 (a) 安定化した市販のポリプロピレン(d=
0.947:MFI190/2=1)99重量部及び二酸化
チタン1重量部 (b) ジエチルエーテルで70時間冷却抽出すること
により含有安定剤を除去した前記のポリプロピ
レン98重量部、金属不活性化剤0.5重量部、
酸化防止剤(1)0.5重量部及び二酸化チタン1重
量部 これらの混合物から例1(b)に相応して230℃で
2分間プレスすることによりポリプロピレンと銅
のサンドイツチシートを製造した。150℃で循環
空気炉内で老化することにより確認された誘導時
間を第15表にまとめる。
の混合物を製造した。 (a) 安定化した市販のポリプロピレン(d=
0.947:MFI190/2=1)99重量部及び二酸化
チタン1重量部 (b) ジエチルエーテルで70時間冷却抽出すること
により含有安定剤を除去した前記のポリプロピ
レン98重量部、金属不活性化剤0.5重量部、
酸化防止剤(1)0.5重量部及び二酸化チタン1重
量部 これらの混合物から例1(b)に相応して230℃で
2分間プレスすることによりポリプロピレンと銅
のサンドイツチシートを製造した。150℃で循環
空気炉内で老化することにより確認された誘導時
間を第15表にまとめる。
【表】
例 12
220〜230℃の温度で例1(a)に相応して次の組成
の混合物を製造した。 (a) ポリプロピレンとポリエチレン(d=
0.918:MFI190/5=1.8)をベースとする安
定化多配合物−ホスターレン(Hostalen)
LP233−99重量部及び二酸化チタン1重量部 (b) ジエチルエーテルで70時間冷却抽出すること
により含有安定剤を除去した前記の多配合物98
重量部、金属不活性化剤0.5重量部、酸化防
止剤(1)0.5重量部及び二酸化チタン1重量部 これらの混合物から例1(b)に相応して230℃で
2分間プレスすることにより多配合物と銅のサン
ドイツチシートを製造した。循環空気炉内での老
化により確認された誘導期間を第16表にまとめ
る。
の混合物を製造した。 (a) ポリプロピレンとポリエチレン(d=
0.918:MFI190/5=1.8)をベースとする安
定化多配合物−ホスターレン(Hostalen)
LP233−99重量部及び二酸化チタン1重量部 (b) ジエチルエーテルで70時間冷却抽出すること
により含有安定剤を除去した前記の多配合物98
重量部、金属不活性化剤0.5重量部、酸化防
止剤(1)0.5重量部及び二酸化チタン1重量部 これらの混合物から例1(b)に相応して230℃で
2分間プレスすることにより多配合物と銅のサン
ドイツチシートを製造した。循環空気炉内での老
化により確認された誘導期間を第16表にまとめ
る。
第1図は実施例1及び実施例2の試料における
循環空気炉内での老化実験結果を示すグラフ、第
2図は例4の試料における第1図に相応するグラ
フである。
循環空気炉内での老化実験結果を示すグラフ、第
2図は例4の試料における第1図に相応するグラ
フである。
Claims (1)
- 【特許請求の範囲】 1 銅との接触下にあるポリマー用の金属不活性
化剤と酸化防止剤とから成る安定剤組成物におい
て、該組成物が金属不活性剤として非置換のN・
N′−ビス−サリチロイル−ヒドラジンを、また
酸化防止剤としてオリゴマーの2・2・4−トリ
メチル−1・2−ジヒドロキノリンを含有するこ
とを特微とするポリマー用の安定剤組成物。 2 金属不活性剤及び酸化防止剤が重量比7:3
〜3:7で存在することを特徴とする特許請求の
範囲第1項記載の安定剤組成物。 3 反応性樹脂、熱可塑性プラスチツク、エラス
トマー又は網状化ポリオレフインを熱酸化分解に
対して安定化するために使用することを特徴とす
る特許請求の範囲第1項又は第2項記載の安定剤
組成物。 4 金属不活性化剤及び酸化防止剤の含有量がそ
れぞれポリマーに対して0.01〜5.0重量%である
ことを特徴とする特許請求の範囲第1項記載の安
定剤組成物。 5 金属不活性化剤及び酸化剤防止剤の含有量が
それぞれ0.1〜1.0重量%であることを特徴とする
特許請求の範囲第4項記載の安定剤組成物。
Applications Claiming Priority (1)
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| DE2703558A DE2703558C3 (de) | 1977-01-28 | 1977-01-28 | Stabilisatorkombination für Polymere |
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| Publication Number | Publication Date |
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| JPS5396045A JPS5396045A (en) | 1978-08-22 |
| JPS627933B2 true JPS627933B2 (ja) | 1987-02-19 |
Family
ID=5999813
Family Applications (1)
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