JPS628431B2 - - Google Patents

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JPS628431B2
JPS628431B2 JP3612582A JP3612582A JPS628431B2 JP S628431 B2 JPS628431 B2 JP S628431B2 JP 3612582 A JP3612582 A JP 3612582A JP 3612582 A JP3612582 A JP 3612582A JP S628431 B2 JPS628431 B2 JP S628431B2
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JP
Japan
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group
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carbon atoms
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reaction
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JP3612582A
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JPS58152857A (ja
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Nobuo Ishikawa
Yoshio Inoe
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Daikin Industries Ltd
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Daikin Kogyo Co Ltd
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  • Organic Low-Molecular-Weight Compounds And Preparation Thereof (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】
本発明はフルオロアシル尿素類又はフルオロア
シルチオ尿素類に関するものである。 トリフルオロメチル基等のフルオロアルキル基
を有する化合物には、生物活性を示すものが知ら
れている。このような含CF3生物活性物質の合成
中間体としてトリフルオロメチルマロン酸エステ
ルは有用であると考えられ、このトリフルオロメ
チルマロン酸エステル及びその誘導体の優れた合
成法を本出願人は特願昭56−155439号において既
に提案した。この合成法は例えば次式で表わされ
る。 即ち、オクタフルオロイソブテン1とメタノー
ルとの反応で生成されるオクタフルオロイソブテ
ン−メタノール付加体2に対し、2当量のトリエ
チルアミンを反応させ、生じた第四級エノレート
アニオン3とメタノールとの反応で少量のモノエ
ステルを含むケテンアセタールを生成させる。そ
して、このケテンアセタールをメタノール中で長
時間撹拌すればオルトエステルとなるが、そのま
ま濃硫酸で処理してトリフルオロメチルマロン酸
エステル4を得る。また、このオステルをアルキ
ル化するには、過剰のCsFの存在下でRX(ハロ
ゲン化アルキル)を反応させると、CF3CR
(COOCH32が得られる。 本発明者は、こうしたトリフルオロメチルマロ
ン酸エステル4又はそのアルキル化エステルを合
成中間体とする反応について種々検討を加えたと
ころ、1つの問題点に遭遇した。つまり、上記エ
ステル4又はその誘導体は塩基によつて容易に分
解するために、尿素類との反応で含CF3バルビツ
ール酸の合成に用いることができないことが判明
した。これは、次の式で説明される。 従つて、生成物はCF3基を含まないメチルマロ
ン酸エステル又はその誘導体にしかならない。 本発明は、こうした知見を考慮してなされたも
のであつて、 一般式: (但、Rf1及びRf2は同一又は異なるパーフルオ
ロアルキル基、R1及びR2は同一又は異なるアル
キル基、Xは酸素原子又はイオウ原子である。) で表わされることを特徴とする新規なフルオロア
シル尿素類又はフルオロアシルチオ尿素類に係る
ものである。 この新規なアシル尿素又はアシルチオ尿素類は
分子内にパーフルオロアルキル基を含むジアルキ
ル尿素からなつているので、抗ウイルス活性等の
生理活性を示す尿素系フルオロ化合物の合成中間
体として有用であると考えられる。 このフルオロアシル尿素又はフルオロアシルチ
オ尿素の上記一般式において、フツ素源として重
要なRf1及びRf2は炭素数5以下のパーフルオロア
ルキル基からなつているのがよい。これには、−
CF3、−CF2CF3、−CF2CF2CF3
【式】 −CF2CF2CF2CF3
【式】等が挙げ られる。また、R1及びR2も炭素原子数5以下で
よく、−CH3、−C2H5、−CH2CH2CH3
【式】−CH2CH2CH2CH3
【式】等が挙げられる。 また、本発明による上記フルオロアシル尿素又
はフルオロアシルチオ尿素からは、特に塩基(例
えばトリエチルアミン等の第三級アミン)の作用
による脱フツ化水素下の環化反応を経て下記一般
式で表わされる閉環化合物が導びかれるのが望ま
しい。 一般式: (但、Rf3はパーフルオロアルキル基、R1及び
R2は同一又は異なる上記したと同様のアルキル
基、Xは酸素原子又はイオウ原子、Yはフツ素原
子、フルオロアルキル基又はジアルキルアミノ基
である。) この閉環化合物は、生理活性物質又はその合成
中間体として有用である。例えば、この閉環化合
物は、抗ウイルス活性、制がん作用等の薬理作用
のある公知の5−トリフルオロメチル−2′−デオ
キシウリジン又は5−トリフルオロメチルチミジ
ンに導くことのできる合成中間体と類似の構造か
らなつているので、これと同様の合成中間体とし
て期待できるものである。 そして上記一般式中、Rf3は上述したRf1又は
Rf2と同様の炭素原子数5以下のパーフルオロア
ルキル基からなつているのがよい。また、Yはフ
ツ素原子の他、上述したRf1又はRf2と同様の炭素
原子数5以下のパーフルオロアルキル基、或いは
炭素原子数10以下のジアルキルアミノ基(例えば
(CH32N−、(C2H52N−、(C3H72N−)からな
つていてよい。 更に、本発明による上記フルオロアシル尿素類
又はフルオロアシルチオ尿素類は、次の方法に従
つて、 一般式: (但、Rf1及びRf2は上記したものと同じであつ
て、炭素原子数5以下のパーフルオロアルキル基
からなるのがよい。) で表わされるフルオロアルキルカルボン酸フツ化
物と、 一般式: (但、R1及びR2は同一又は異なる上記したと
同様のアルキル基、Xは酸素原子又はイオウ原子
である。) で表わされるN,N′−ジアルキル尿素又はN,
N′−ジアルキルチオ尿素とを脱フツ化水素下で
反応させることによつて製造するのが望ましい。 この製造方法では、上記のフルオロアルキルカ
ルボン酸フツ化物は分解することなくN,N′−
ジアルキル尿素又はN,N′−ジアルキルチオ尿
素と脱フツ化水素下で充分に反応するので、目的
とするフルオロアシル尿素又はフルオロアシルチ
オ尿素を収率良く得ることができる。得られたこ
れらのアシル尿素は更に、塩基(新たに添加した
トリエチルアミン等の第三級アミン、又はN,
N′−ジアルキル尿素)の存在下での環化反応
で、上記した環状化合物に転化させることができ
る。 また、上記のフルオロアルキルカルボン酸フツ
化物は、次の方法によつて合成するのが望まし
い。これによれば、 一般式: (但、Rf1及びRf2は前記したものと同じ、R4
はアルキル基である。) で表わされるフルオロアルケン−アルコール付加
体と、一般式:R5 3N(但、R5は例えばR4と同様
のアルキル基である。)で表わされる第三級アミ
ンとを反応(望ましくはフルオロアルケン−アル
コール付加体1当量に対し第三級アミンを2当量
反応)させることによつて、 一般式: (但、Rf1、Rf2、R4及びR5は前記したものと
同じである。) で表わされる第四級アミノエノラートを生成さ
せ、この第四級アミノエノラートに強酸(特に、
乾燥強酸ガス)を作用させることによつてフルオ
ロアルキルカルボン酸フツ化物を得る。 このフルオロアルキルカルボン酸フツ化物の合
成においては、フルオロアルケン−アルコール付
加体の一般式中、R4は種々選択できるが、メチ
ル基、エチル基、プロピル基等の低級アルキル基
でよい。この付加体としては、既述したオクタフ
ルオロイソブテン−メタノール付加体が使用可能
である。 次に、本発明をより具体的に説明する。 まず、下記の反応に従つて、例えばオクタフル
オロイソブテン1とメタノールとの反応でオクタ
フルオロイソブテン−メタノール付加体2を生成
させ、更にこの付加体21当量に2当量のトリエチ
ルアミンをジグリム中で作用させて、既述したと
同様の第四級アミノエノラート3を生成させ、こ
のエノラートを氷浴中で乾燥塩化水素ガスで処理
して2−トリフルオロメチル−3,3,3−トリ
フルオロプロピオン酸フツ化物5を合成する。 このように合成したフツ化物5は単離すること
なく、更に尿素類と反応させたが、反応は次の如
く進行し、尿素及びメチル尿素からは夫々対応す
るフルオロアシル尿素6が得られる。 メチル尿素からは、その一級アミノ基が求核攻
撃して生じる生成物のみが得られた。 しかしながら、このアシル尿素7は、トリエチ
ルアミンを作用させても、期待された閉環化合物
(含CF3ヘテロ環式化合物)は生成しないことが
分つた。 これに対し、本発明による下記の反応に従つ
て、上記フツ化物5とジアルキル尿素(例えば、
N,N′−ジアルキル尿素8)とを反応させる
と、対応するフルオロアシル尿素9(収率は例え
ば34%)と共に、その閉環化合物10(収率は例え
ば50%)も生成した。 即ち、上記N,N′−ジメチル尿素の第二級ア
ミノ基による求核反応で脱フツ化水素下でフルオ
ロアシル尿素9を生成する一方、上記N,N′−
ジメチル尿素自体の塩基作用によつてアシル尿素
9の一部が下記のように脱フツ化水素下で自己縮
合し、閉環化合物10を生成させるものと考えられ
る。 また、上記9と10の混合物にトリエチルアミン
等の塩基を添加することによつて、9を10に転化
することができることが分つた。 これは、上記の環化反応が塩基の作用で進行す
ることを示している。 この環状化合物10は19FNMRスペクトル分析で
その構造が確認されたが、更に次のようにジエチ
ルアミン等の第二級アミンを添加すると容易に付
加脱離反応して、ジエチルアミノ誘導体11が得ら
れる。 なお、この付加脱離反応は他の反応物質を用い
ても同様に進行する。上記10においてCF3基又は
CH3基の代りに特に炭素原子数5以下の他のフル
オロアルキル基又はアルキル基が適用可能であ
り、また上記第二級アミンのアルキル基としてエ
チル基以外の炭素原子数5以下のものも使用可能
である。上記の付加脱離反応は室温で進行し、ジ
メチルホルムアミド等の非プロトン性極性溶媒を
用いて行なうのがよい。 なお、上記した例では、出発原料として2−ト
リフルオロメチル−3,3,3−トリフルオロプ
ロピオン酸フツ化物5を使用したが、そのトリフ
ルオロメチル基を他のフルオロアルキル基として
も同様に反応が進行する。 例えば、ペンタフルオロエチル基とした場合、
次のように反応して目的の環状化合物を得ること
ができる。 この場合、中間生成物としてのアシル尿素にお
いて脱フツ化水素が起こる位置によつて2種類の
環状化合物(一方は4及び5位共にCF3基が、他
方は4位にフツ素原子、5位にCF3CF2基が結合
したものとなつている。)が得られる。 次に、N,N′−ジメチルチオ尿素と上記フツ
化物5とを反応させた場合、次式に示すようにフ
ルオロアシルチオ尿素12は得られるが、その閉環
化合物は同時に得られなかつた。しかし、生成し
たフルオロアシルチオ尿素12にトリエチルアミン
等の塩基を作用させることによつて閉環化合物13
を得ることができる。 なお、この閉環化合物13は、上記した10と同様
にジアルキルアミンの作用で、上記した11と同様
の対応したジアルキルアミノ誘導体に転化するこ
とができる。この場合も、閉環化合物13のCF3
基、CH3基を上記した他のフルオロアルキル基、
アルキル基とすることができ、使用するアミンも
ジエチルアミン以外の上記した他のジアルキルア
ミンも使用できる。 次に、本発明を実施例について更に詳細に説明
するが、以下の実施例は本発明の技術的思想に基
いて種々変形が可能であることが理解されよう。 実施例 1 オクタフルオロイソブテン−メタノール付加体
((CF32CHCF2OMe):4.64g(20mmol)とジ
グリム20c.c.を50c.c.の三ツ口フラスコに入れた。ト
リエチルアミン:4.25g(42mmol)を滴下し、
室温で9〜10時間かきまぜると、4級アンモニウ
ムエノレートが生成した。ここに乾燥塩化水素ガ
スを氷冷下、約30分吹きこむと、3,3,3−ト
リフルオロ−2−トリフルオロメチル−プロピオ
ン酸フツ化物()が生成し、そのまま、N,
N′−ジメチル尿素:5.29g(60mmol)を加え、
室温で一晩かきまぜた(一晩撹拌しても反応が終
了していない場合は、塩化水素ガスの過剰によ
り、尿素と塩を生成してしまうためであり、ピリ
ジンを加えて中和してやればよい。)。反応溶液を
水にあけ、油層を分離した後、ジエチルエーテル
で3回抽出し、抽出液、油層を一緒にし、水で、
ジグリムがエーテル層から消失するまで洗浄した
(通常5,6回)。硫酸マグネシウムで乾燥後、減
圧下でエーテルを留去すると、油状物質が3.82g
得られた(1HNMRより():()=4:6、
粗収率79%(上記メタール付加体から))。 生成物()の分析データは次の通りであつ
た。 ()の1HNMR(溶媒:CDCl3): δ=2.94(d,J=4.8Hz,3H) 3.41(s,3H) 4.46(sep,J=6.2Hz,1H) 8.73(br,1H) ()の19FNMR(外部標準:CF3CO2H): δ=−13.3(d,J=6.2Hz) 得られた()と()の混合物を塩化メチレ
ン15c.c.に溶解し、トリエチルアミン:1.42g
(14mmol)(トリエチルアミンの量は、()と
()の混合物中の()の2当量を加えればよ
い)を加え、12時間かきまぜた後、水で3回洗浄
し、硫酸マグネシウムで乾燥した。減圧下で塩化
メチレンを留去後、油状物質3.56g(粗収率79
%)得られた。これを減圧蒸留することにより、
化合物()を精製した。(bp112℃/0.3mmH
g) ()のNMR: ()のIR: 1500cm-1(νc=c) 1685 〃 (νc=o) 1735 〃 (νc=o) 参考例 ():0.678g(3mmol)、ジメチルホルムア
ミド3c.c.を10c.c.三ツ口フラスコに入れ、氷冷下、
ジエチルアミン:0.45g(6.2mmol)を滴下し
た。室温で1時間撹拌後、水にあけた。粘性の高
い油状物質が得られたが、ジエチルエーテルを加
えると、きれいな結晶となり、これを濾過し、デ
シケーターの中で乾燥した。生成物の収量は0.52
g(収率62%)であつた。再結晶には、四塩化炭
素を用いた。生成物のmpは125〜126.5℃であつ
た。 ()のNMR: ()のIR: 1585cm-1(νc=c) 1655 〃 (νc=o) 1710 〃 (νc=o) ()のE.A.(計算値)(%): N:15.09(15.05)、C:47.49(47.31)、H:
5.89(5.78) 実施例 2 (CF32CHCF2OMe:4.64g(20mmol)、ジグ
リム20c.c.を50c.c.の三ツ口フラスコに入れ、実施例
1と同様に酸フツ化物()を生成した後、その
ままN、N′−ジメチルチオ尿素6.25g
(60mmol)を加え、室温で一晩かきまぜた。実施
例1と同様に処理した後、エーテルを留去する
と、固体4.92g(粗収率87%)を得た(mp114〜
117.5℃)。クロロホルムで再結晶を行ない精製し
た(mp119〜120.5℃)。 ()のNMR: ()のI.R.: 1545cm-1
【式】 1665 〃 (νc=o) ()のE.A.: N:9.68(9.93)、C:29.21(29.79)、H:
2.75(2.86)。

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1 一般式: (但、Rf1及びRf2は同一又は異なるパーフルオ
    ロアルキル基、R1及びR2は同一又は異なるアル
    キル基、Xは酸素原子又はイオウ原子である。) で表されることを特徴とするフルオロアシル尿素
    類又はフルオロアシルチオ尿素類。 2 Rf1及びRf2の炭素原子数が5以下である、特
    許請求の範囲の第1項に記載した尿素類。 3 R1及びR2の炭素原子数が5以下である、特
    許請求の範囲の第1項又は第2項に記載した尿素
    類。
JP3612582A 1982-03-08 1982-03-08 フルオロアシル尿素類又はフルオロアシルチオ尿素類 Granted JPS58152857A (ja)

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US7884202B2 (en) 2005-11-09 2011-02-08 Tosoh Corporation Nucleobase having perfluoroalkyl group and process for producing the same
JP5053622B2 (ja) * 2005-11-09 2012-10-17 東ソー株式会社 パーフルオロアルキル基を有する核酸塩基類およびその製造方法

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