JPS628528B2 - - Google Patents

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JPS628528B2
JPS628528B2 JP56087602A JP8760281A JPS628528B2 JP S628528 B2 JPS628528 B2 JP S628528B2 JP 56087602 A JP56087602 A JP 56087602A JP 8760281 A JP8760281 A JP 8760281A JP S628528 B2 JPS628528 B2 JP S628528B2
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JP
Japan
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yarn
filaments
yarns
filament
thread
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Application number
JP56087602A
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English (en)
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JPS5725430A (en
Inventor
Toomasu Uindorei Uiriamu
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EIDP Inc
Original Assignee
EI Du Pont de Nemours and Co
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Filing date
Publication date
Application filed by EI Du Pont de Nemours and Co filed Critical EI Du Pont de Nemours and Co
Publication of JPS5725430A publication Critical patent/JPS5725430A/ja
Publication of JPS628528B2 publication Critical patent/JPS628528B2/ja
Granted legal-status Critical Current

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    • DTEXTILES; PAPER
    • D06TREATMENT OF TEXTILES OR THE LIKE; LAUNDERING; FLEXIBLE MATERIALS NOT OTHERWISE PROVIDED FOR
    • D06PDYEING OR PRINTING TEXTILES; DYEING LEATHER, FURS OR SOLID MACROMOLECULAR SUBSTANCES IN ANY FORM
    • D06P3/00Special processes of dyeing or printing textiles, or dyeing leather, furs, or solid macromolecular substances in any form, classified according to the material treated
    • D06P3/02Material containing basic nitrogen
    • D06P3/04Material containing basic nitrogen containing amide groups
    • D06P3/24Polyamides; Polyurethanes
    • D06P3/241Polyamides; Polyurethanes using acid dyes
    • DTEXTILES; PAPER
    • D02YARNS; MECHANICAL FINISHING OF YARNS OR ROPES; WARPING OR BEAMING
    • D02GCRIMPING OR CURLING FIBRES, FILAMENTS, THREADS, OR YARNS; YARNS OR THREADS
    • D02G1/00Producing crimped or curled fibres, filaments, yarns, or threads, giving them latent characteristics
    • D02G1/20Combinations of two or more of the above-mentioned operations or devices; After-treatments for fixing crimp or curl
    • DTEXTILES; PAPER
    • D02YARNS; MECHANICAL FINISHING OF YARNS OR ROPES; WARPING OR BEAMING
    • D02GCRIMPING OR CURLING FIBRES, FILAMENTS, THREADS, OR YARNS; YARNS OR THREADS
    • D02G3/00Yarns or threads, e.g. fancy yarns; Processes or apparatus for the production thereof, not otherwise provided for
    • D02G3/44Yarns or threads characterised by the purpose for which they are designed
    • D02G3/444Yarns or threads for use in sports applications
    • DTEXTILES; PAPER
    • D06TREATMENT OF TEXTILES OR THE LIKE; LAUNDERING; FLEXIBLE MATERIALS NOT OTHERWISE PROVIDED FOR
    • D06PDYEING OR PRINTING TEXTILES; DYEING LEATHER, FURS OR SOLID MACROMOLECULAR SUBSTANCES IN ANY FORM
    • D06P3/00Special processes of dyeing or printing textiles, or dyeing leather, furs, or solid macromolecular substances in any form, classified according to the material treated
    • D06P3/82Textiles which contain different kinds of fibres
    • D06P3/8204Textiles which contain different kinds of fibres fibres of different chemical nature
    • D06P3/8209Textiles which contain different kinds of fibres fibres of different chemical nature mixtures of fibres containing amide groups

Landscapes

  • Engineering & Computer Science (AREA)
  • Textile Engineering (AREA)
  • Mechanical Engineering (AREA)
  • Yarns And Mechanical Finishing Of Yarns Or Ropes (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】
本発明は2本又はそれ以上の染色性に差のある
糸を一緒に嵩性化することにより連続フイラメン
ト混色染色可能の糸を製造する改良された方法、
並びに染色性の差が増強された改善された同時嵩
性化混色糸に関する。 糸全体に亘り不規則に分布された種々の色の多
くの斑点が見られるような外観を有する糸は普通
混色糸(heather yarn)と呼ばれている。以前か
ら混色糸は色の異つた天然ステープル、フアイバ
ー、例えば羊毛の不規則な混合物を、ステープル
フアイバーの製造中に繊維の混合の度合いをコン
トロールすることにより得られて来た。現在当業
界においては、通常の糸の嵩性化、絡み合わせ処
理に成分糸又は合糸された糸を或程度撚り合わせ
る操作を組合わせ、或いは組合わすことなく種々
の工程により嵩性化された合成連続フイラメント
の混色糸又は混色染色可能な糸を製造する多くの
方法が知られている。これらの方法を用いフイラ
メントの絡み合いの少ない非常に混色の粗いもの
から、成分の間のフイラメントの絡み合いの程度
が高い非常にソフトな又は細かいものに到る種々
の混色の程度をもつた種々の製品をつくることが
できる。 例えば、ニユートン(Newton)の米国特許第
3811263号(再交付第29352号)においては、大部
分の糸の束を別々に延伸し、次に一緒に嵩性化し
て組合わせて複合糸にした後、多数のジエツトか
ら出るガス流で糸を衝突させて糸の内部のフイラ
メントの不規則に絡み合つた部分をつくる方法が
記載されている。米国特許第3534540号〔コリン
ウツド(Collingwood)ら〕においては、少くと
も2本の染色性に差のあるナイロン型の合成フイ
ラメントと同時にクリンプした後、クリンプした
フイラメントを絡み合わせ、次に随時糸に撚りを
かけることにより混色染色可能な糸をつくる方法
が記載されている。米国特許第4059873号〔ネル
ソン〕においては、糸に張力をかけてクリンプを
のばし、フイラメントの絡み合いをとつた後糸を
一緒にジエツト絡み合わせ区域に供給し、得られ
た糸を成分糸の該区域への供給速度より低い速度
で引出すことにより、異つた色又は異つた染色性
をもつクリンプされた連続フイラメント糸から混
色染色された、或いは混色染色可能な連続フイラ
メント糸の製造法が記載されている。米国特許第
3854177号〔ブリーン(Breen)ら〕において
は、高温の圧縮可能な流体を用い熱可塑性の合成
連続フイラメントの糸をテクスチヤー加工し、処
理した糸を動いている表面上に受けて実質的に張
力のかからない状態で流体からフイラメントを取
出す方法が記載されている。この方法において
は、異つた種類の繊維を多数供給することにより
処理された糸の中で繊維の配合物が得られる。多
数本の供給糸を用いることができ、得られた糸は
良く配合され分離可能なフイラメントを有してい
る。ナイロンをポリプロピレンと、またナイロン
をアセテート繊維と一緒に嵩性化する例があげら
れている。 米国特許第3971202号〔ウインドレー
(Windley)〕には混色糸は記載されていないが、
第一のフイラメントを含む連続フイラメント糸
を、例えば帯電防止性の成分のような第二の糸の
フイラメントと一緒に嵩性化し、嵩性化された糸
の表面附近に第二のフイラメントがよけいに来る
ようにした糸をつくる方法が記載されている。第
二の糸は異常な染色特性をもつなどの若干の美学
的特性を与えることが記載されている。この方法
では第一の糸を延伸し、これを低収縮性をもつた
第二の糸に沿つて高温ガスの嵩性化ジエツト中に
供給し、両方の糸を不規則にクリンプされ絡み合
わせ、第二の糸のフイラメントが第一の糸のフイ
ラメントよりも4〜20%長い同時嵩性糸をつく
る。 本発明は上記ウインドレーの特許の方法及び製
品を混色糸に適応させるようにした改善方法に関
する。 嵩性連続フイラメント(以後BCFと称する)
混色糸は現在新しいスタイルの絨毯として非常に
ポピユラーになつている。商品としての要求を満
足させるためには、混色の効果及びBCFの番手
が多様性をもつた商品を提供できるのが有利であ
る。このような製品の多様性を得るためには、広
範囲の混色製品をつくることができ、しかも多く
の既存の当業界に公知の製品及び方法と経済的に
競争できる融通性をもつた方法が必要とされる。 経済及び効率のために、BCF絨毯糸は例えば
ブリーンらの米国特許第3854177号実施例3に記
載された紡糸―延伸―嵩性化組合せ法によつてつ
くられる。BCF混色糸に対する染色性の異つた
重合体は普通別々の紡糸位置から紡糸される。一
つの紡糸位置を一緒に紡糸する2個の異つた重合
体に変えることは非常に経費のかかることであ
る。一度このように変えると、それから単一成分
の糸をつくることが不経済になり、従つてその用
途が制限される。連続した別々の操作で以前に紡
糸し延伸した糸を合糸する混色糸の製造法は、合
糸する糸の種類について非常に融通性があるが、
糸の速度が遅くなる傾向があり、合糸操作のため
の装置と空間とが別に必要となる。従つて本発明
の一つの目的は通常の糸延伸嵩性化装置で一緒に
嵩性化した混色染色可能の糸を製造する方法、特
に1000m/分以上の糸速度で操作できる方法を提
供することである。 本発明の他の目的は異つた染色性が増強された
方向性のない混色染色可能BCF糸を提供するこ
とである。その他の目的は以下の説明から明らか
になるであろう。 第1図によれば第1の糸1は紡糸口金2で押出
され、煙突3において交叉空気流により急冷され
る。供給ロール4、及びそれに付属したアイドラ
ー・ロールは煙突の底部にあり、糸の紡糸速度と
紡糸される糸のデニールをコントロールする。次
に糸は2組の延伸ピン5及び6を横切つて延伸さ
れ、入口案内8により容器又は断熱箱の中に案内
される。該容器中にある一対のねじれた延伸ロー
ル9は内部的に加熱され、供給ロール4よりも大
きい表面速度を有し糸1に所望の延伸比を与え
る。 第1の糸とは異つた染色性を有し供給パツケー
ジ11上に捲取られる前に高温撹乱流体により嵩
性化されたフイラメントをもつた第二の糸10は
糸巻軸架(図示せず)上に保持されたパツケージ
11の端の上方から供給され、案内12及び輸送
管13を通る。セラミツクスの案内14が管の下
端に備えられ、摩耗を減少しその中に生じる張力
を最小にする。案内15は糸がロール9に接近す
る際、延伸面に対し平行及び垂直の両方の面内に
おいて第一及び第二の糸を別々に保持するような
位置に取付けられている。この2本の糸は互いに
分離されており、両方の糸は一対のロール9の上
に9回半捲付けされる。次に糸は一緒に容器7か
ら室17の中へ送られる。 室17において、嵩性ジエツト18により拘束
された空間中の空気又は他の気体流のような高速
撹乱流体の高速流中で同時に糸が合糸され、フイ
ラメントを不規則にクリンプし、収縮させ、不規
則に合糸し、前進する糸の速度よりも遥かに遅い
速度で動くドラム19のスクリーン表面上に、低
い張力条件下において同時嵩性化されるクリンプ
条件下でフイラメントが沈積される。スクリーン
上にある間に随時液体の霧滴(図示せず)を用
い、フイラメントが冷却される。次に取出しロー
ル20により同時嵩性化された糸24はドラム1
9から引出され、案内21の周りを通り、次に糸
は案内22を経て捲取りロール(図示せず)に到
り、これにより糸をかたい安定なパツケージ23
にするのに十分な張力がかけられる。 第2図は第1図の部分図であるが、この場合糸
10は糸巻軸架(図示せず)上のパツケージ11
から供給され、このパツケージはロール9より低
い位置にある。糸10は第1図のようにインター
フロア(Interfloor)管を用いず案内15に到
る。他の成分は第1図と同じである。 本発明によれば第二の配向した連続多フイラメ
ント糸と同時に高温流体ジエツト法により嵩性化
された第一の配向した連続多フイラメント糸を含
む一緒に嵩性化された複合連続フイラメント糸に
おいて、両方の糸のフイラメントは複合糸の長さ
全体に亘り不規則に混ぜ合わされており、不規則
な三次元の曲線状のフイラメント・クリンプを有
し、フイラメントのS撚り及びZ撚りの区域が頻
繁に交互に存在し、複合糸中の該第二の糸のフイ
ラメントは第一の糸のフイラメントより少くとも
約4%長く、該第一及び第二の糸のフイラメント
は同じ型の化学的染着座席を含む重合体から成
り、該第二の糸のフイラメントは該第一の糸のフ
イラメントよりも重合体の単位重量当りの染着座
席を実質的に高濃度で含んでいて異つた染色性を
もつている改善された複合連続フイラメント嵩性
糸が提供される。好ましくは該第二の糸のフイラ
メントは該第一の糸のフイラメントよりも約4〜
約20%、最も好ましくは約4〜約10%長い。この
フイラメントの長さの差は、本発明で実現できる
染色性の差の他に、糸の間のフイラメントの混り
合いの程度と関連があるばかりでなく、2本の糸
のフイラメントの間の引張強さの差と関係があ
る。 該第一の糸のフイラメントは差をつけて染色し
た場合所望の混色及び多色効果を得るためには、
該第一及び第二の糸の全重量(全デニール)の約
25〜約75%を占めている。糸のこの性質はまた一
緒に嵩性化する工程において荷重を支える成分と
なる第一の糸を実現するのに必要である。この荷
重を支える性質が段階をもつた染色効果の増強に
寄与し、また一緒に嵩性化された製品におけるフ
イラメントの引張特性及びクリンプ特性の差にも
寄与する。 本発明の染色性の差の増強は、該第一及び第二
の糸の重合体がポリアミド、即ちナイロンであ
り、その中における問題の化学的染着座席が重合
体のアミン末端基である場合に特に有効である。
この増強は該第一の糸の中の該染着座席の濃度が
該第二の糸における濃度より少ない場合に起る。
本発明によれば競合的に染色した場合、これらの
2本の糸の間の染色性の差、即ち染色の段階性
は、他は同等な条件下において個々に嵩性化され
たこのような糸の間の差よりも大きくなる。この
増強は、第一のポリアミド糸が陽イオン染色性の
スルフオネート染着座席を含み、第二の糸が当業
界に公知のように重合体中のカルボキシル末端基
に関しアミン末端基の濃度で決定される正規又は
深色酸染色性をもつポリアミドである時に特に著
しい。従つて本発明によれば陽イオン染色された
糸は酸性染料では染色され難く、陽イオン染色さ
れたフイラメントと酸性染色されたフイラメント
の間で差のできた染色効果が増強される。 明らかに一緒に嵩性化する工程中でフイラメン
トの長さに差が生じる結果、第一の糸の荷重を支
えるフイラメントは、クリンプが小さく、強度、
モジユラス及び靭性が大になる傾向がある。最終
的な同時嵩性化された糸の第二の糸のフイラメン
トに比べ、しかしこれらの差は全体としての望ま
しい嵩性、引張特性及び同時嵩性化された糸の使
用特性を妨害するものではない。 また本発明によれば、第一の配向した連続フイ
ラメント糸のフイラメントと第二の配向した連続
フイラメント糸のフイラメントを含み、該第二の
糸のフイラメントは該第一の糸のフイラメントよ
り長い一緒に嵩性化された複合連続フイラメント
糸を製造する方法において、(1)該第一の糸を延伸
しない状態において調節された速度で一対の加熱
した延伸ロールに供給し、(2)該第一の糸を該延伸
ロールの周りにその上における滑りを防ぐのに十
分な回数捲付け、該ロールを該第一の糸の供給速
度の少くとも2倍の表面速度で駆動して該第一の
糸に張力をかけこれを延伸して分子的に配向さ
せ、(3)該第一の糸に比べ高温ガス嵩性化ジエツト
中における潜在的収縮性の低い第二の糸を1.0
g/デニールより低い張力で糸パツケージから該
一対の延伸ロールに供給し、(4)該第二の糸を該延
伸ロールに巻付けてその上における滑りを防ぎ、
(5)該第一の糸と第二の糸とを一緒にして合糸した
糸を拘束された空間の中の高温撹乱流体の高速流
中へ前進させ、これによりフイラメントを不規則
にクリンプさせ絡み合わせ、該第二の糸のフイラ
メントが該第一の糸のフイラメントより約4〜20
%長い一緒に嵩性化された複合糸をつくり、(6)一
緒に嵩性化された糸を高温流体流から取出し、フ
イラメントがクリンプされた状態のまゝ低い張力
をかけて冷却してクリンプをフイラメント中に固
定し、(7)張力をかけて一緒に嵩性化された糸をパ
ツケージに捲取る工程から成り、該第一の糸のフ
イラメントよりも重合体の単位重量当りの染着座
席を実質的に高濃度で含んでいて該第一の糸のフ
イラメントとは異つた染色性をもつたクリンプさ
れたフイラメントを含む熱弛緩された糸を該第二
の糸として該延伸ロールに供給し、この際該第二
の糸のフイラメントが一緒に嵩性化された糸の全
デニールの約25〜75%を占めるようにすることを
特徴とする方法が提供される。第二の糸はパツケ
ージから約0.5g/デニール以下の張力をかけて
延伸ロールへと供給することが好ましい。 第1と第2の糸を長さの相違を約20%以上にし
ても殆ど利点はない。第1と第2の糸の長さの相
違が約4〜約10%の範囲にある時に好適な結果が
得られる。 本発明は糸を高速で操作することができる。生
産上の利点のため、1000m/分以上で操作するこ
とが特に有利である。このような高速のため本発
明方法は紡糸工程、例えば第1の糸を紡糸区域か
ら直接本発明の延伸区域へ供給する操作と組合わ
せるのに適している。 本明細書において用いられる「混色糸」という
言葉は交叉染色条件(普通工業的に単一の染浴か
ら多重の色を得るのに用いられる)において、不
規則な方法で異つた色に染色され、糸に沿つた色
の配合区域の間に分散された特定の色の斑紋及び
斑点を生じる糸を称する。この言葉の中には予め
異つた色に着色された成分糸、例えば紡糸染色し
た糸を用いる場合も包含するものとする。何故な
らばこれらの糸はさらに染色されるか否かには拘
らず本来異つた染色性をもつているからである。 第一及び第二の糸を参照する場合、特記しない
限り、これは第一及び第二の糸の夫々に関し異つ
た染色性をもつ、或いはもたない余分の糸を除外
するものではない。また夫々の第一及び第二の糸
は2本以上の糸から成り、必要に応じ第一及び第
二の糸に大きなデニールを与えることができる。 現在絨毯業界でポピユラーになつている多色効
果を得るためには、本発明の第一の糸は得られた
複合糸のデニール又は重さの少くとも約25%以
上、約75%以下でなければならない。 本発明方法の同時嵩性化工程に通常の高温流体
ジエツト糸嵩性化方法を用いることができる。こ
のような方法において、可塑性可能なフイラメン
トから成る糸を、フイラメントを可塑化させる温
度に加熱された圧縮可能な流体で嵩性化する。嵩
性化によりフイラメントに沿つた不規則な、三次
元の曲線状をした伸張し得る連続的な形状をもつ
た永続性のあるクリンプが与えられる。糸は拘束
された空間の中にある高温撹乱流体の高速流の中
へ、流体中から引出されるよりも、普通は約10〜
20%、好ましくは約30%以上の過剰供給量を与え
るだけ速い速度で供給される。クリンプされたフ
イラメントは空気中において、或いは所謂押込式
クリンプ装置のジエツトについた冷却室の中で、
或いは流体に対し透過性のある動いている表面上
で自由に冷却され、そこからフイラメントは分離
される。このような方法は工業的な糸、例えばナ
イロン、ポリエステル及びポリプロピレンのフイ
ラメントに普通用いられる熔融紡糸した合成重合
体フイラメントをクリンプするのに特に効果的で
ある。嵩性フイラメントは不規則な三次元の曲線
状のクリンプの他にフイラメントに沿つて不規則
に変化したS方向の部分とZ方向の部分が交互に
現われる撚りをもつ形状を有し、これによつて著
しい嵩性と美学的特徴が与えられている。このよ
うな撚りはフイラメントの軸に対し撚りの角度が
5゜より大きく最高30゜に達する頻度の多い撚り
の部分によつて特徴付けられている。各フイラメ
ントの撚りの形状はその長さ方向に沿つて不規則
に変化しているから、これらのフイラメントの一
群からつくられた糸は、特にフイラメントの断面
が円形でない場合には、密につまつた状態になる
ことが防止され、その結果圧縮した場合でも嵩性
が増加する。このようなフイラメントの特徴はブ
リーンらの米国特許第3186155号及び同第3854177
号に詳細に記載されている。本発明の好適な嵩性
化方法は、1000m/分以上の高い糸速度で操作で
きるために、米国特許第3854177号記載の方法で
ある。この方法は米国特許第3638291号〔イング
ヴ(Yngve)又は米国特許第3525134号〔クーン
(Coon)〕記載の糸処理用ジエツト装置と組合わ
せると特に好適である。このようなジエツト装置
は高速において効率があり効果があり、且つ所望
の均一性、嵩性の程度、及び望ましくないフイラ
メントのループのないフイラメントの混り合いを
与える点において好適である。 本発明の複合糸製品において、各成分糸のフイ
ラメントはクリンプされており、同じ成分の他の
フイラメントとばかりでなく、他の成分のフイラ
メントとも種々の割合で混り合い絡み合つてい
る。フイラメントは各糸の成分中でも同じ程度に
絡み合つてはいない。例えば、本発明方法の工程
の性質のため、第一の糸のフイラメントは第二の
糸のフイラメントよりも混り合い及び絡み合いの
程度が少なく、第二の糸のフイラメントはその以
前に高温撹拌嵩性化工程にかけられ、フイラメン
トに或程度初期的な絡み合いが与えられている。 本発明方法は全デニールが1500〜5000であり、
2種以上、好ましくは2種の異つた染色性をもつ
糸成分から成る高デニール嵩性連続フイラメント
糸の製造に特に適している。絨毯の場合、フイラ
メントのデニールは6〜40、特に15〜25であるこ
とが商品として必要な特性及び美的外観をもつた
めに好適である。 本発明の紡糸延伸を組合わせて得た糸と糸巻軸
架の糸と組合わせた場合、最終製品中の糸成分は
真の糸の撚り及びフイラメントの絡み合いの両方
の程度が異つている。第一の糸はそれが予熱区
域、即ち延伸ロールに供給される時には、真撚り
をもたずまた著しいフイラメントの絡み合いをも
つていない。第二の糸及び同様に供給されるその
他の糸は糸巻軸架にかけられた糸パツケージの端
から糸を取出すことにより与えられる真の撚りの
程度は低く、パツケージの一周の糸の長さに対し
1回の捲りが与えられる程度である。この真の撚
りは通常約1.0〜約3.0回/mの範囲であり、合糸
の成分の中に残つている。この撚りの差は本発明
により得られる所望の混色特性に寄与する。 所望の嵩性と混色性が得られるために好適な本
発明の具体化例は成分糸のフイラメントの長さの
差が少くとも4%のものである。この長さの差は
かけられる張力の差及び第二の糸を前以つて高温
流体処理に付し、その結果同時嵩性化処理中に新
しく延伸した成分よりも収縮が少いことによつて
第一の糸と第二の糸との間に長さの差が生じるこ
とによつて起る。このフイラメント長の差は全体
として合糸された糸の束の内部でフイラメントが
混合され、糸に沿つてフイラメントが不規則に周
期的に表面に現われ、以下に述べるような或る条
件下において染色性の差が増強されるのを助け
る。 所望の混色の配合が得られ、加工に十分な糸の
凝集性が与えられるためには、一緒に嵩性化され
た糸は自動ピン落下試験装置(APDC)による試
験で測定し1.0〜6.0cmの凝集度をもつていること
が好ましい。この中程度の凝集度により、例えば
米国特許第4059873号〔ネルソン〕記載の方法で
以前に嵩性化された糸を周囲温度において空気ジ
エツト中で合糸することによりつくられた同様な
外観をもつ現在市販されているような混色糸より
も大きな嵩性が与えられる。本発明方法によれば
絡み合いの制限を少なくして実質的に同程度の混
色効果が得られ、その結果最終製品の嵩性が改善
される。この改善された嵩性は本発明の製品にお
いて、例えば糸の束のクリンプ伸び(BCE)が
30〜60%の範囲にあることにより観測される。 本発明の製品はまた実質的に同様な混色特性を
有し、同様な糸中のフイラメント長の差をもつた
同様な市販の糸に比べ改善されたパツケージ移送
特性を示すことができる。パツケージからの糸の
移送特性が悪い場合、引出し張力を誤ると、糸が
切れたり、タフト化した後に絨毯に縞が出来たり
する。下記に述べるように予め嵩性化された糸を
空気ジエツトで合糸してつくられた対照糸と本発
明の3種の糸とを比べると、本発明の糸は500g
以上の臨界張力(このように高い張力では絨毯が
不均一になる)においてパツケージの移送による
引つぱり(pluck)が3〜20倍少ない。 前述の如く、BCE法により測定した糸の嵩性
は、個々の糸を嵩性化した後嵩性糸を合糸する
別々の方法によつてつくられた従来法の糸に比べ
本発明の糸の方が実質的に大きい。例えば、片方
の成分糸を他の成分糸に関し6%過剰供給し、そ
れ以外は一般に米国特許第4059873号方法で処理
された二成分を別々に処理してつくられた混色糸
(対照品)は、ボイルオフ後のBCEが21.2%であ
り、本発明によりつくられた同様な糸よりも50%
大である。このような改善された嵩性は絨毯の重
量を軽くし適度の被覆を得るのに用いることがで
きる。 本発明の好適具体化例においては、第二の糸は
糸巻軸架から約1.0g/デニールの張力をかけて
供給されるが、これ以上の張力をかけて糸巻軸架
の糸からフイラメントを絡み合いを取除き、一緒
に嵩性化する区域における糸の収縮を増加させる
助けとすることができる。また新しく延伸された
第一の糸成分の収縮は延伸区域における機械的延
伸比を減少させることにより減少させることがで
きる。相対的な収縮及び同時嵩性化区域における
糸の収縮調節することにより所望の種々の効果を
与えることができる。第二の糸にかける張力と第
一の糸の延伸比との所望の組合わせは別々の或い
は段階付ロールを用いて予熱ロールに対する糸の
供給をコントロールすることにより得られる。こ
の方法により比較的荒いものからソフトなものに
到る広い範囲の混合効果にわたり魅力ある糸をつ
くることができる。 本発明方法は第一の糸に関し異つた染色性又は
色を有する第二の既に嵩性化した連続フイラメン
ト糸を共通の予熱区域に供給し、第二の糸を第一
の(嵩性化されていない)糸と一緒にし、第一の
糸をつくるための組合わせ紡糸―延伸―嵩性化工
程で一緒に嵩性化する。試験によれば、第二の糸
の束に凝集性及びフイラメントの絡み合いは同時
嵩性化工程の前に予熱工程で減少させられる。例
えば、第1図に示した方法を用い、延伸ロールを
210℃に加熱すると、米国特許第3854177号に一般
的に記載された方法によりつくられた第二の糸の
凝集性は、延伸ロールに到着する第二の糸の張力
に依存して約3.0〜約10.0cmAPDCの間で変化す
る。同時嵩性化の前にとられた試料から第一の糸
について測定された凝集性はかなり小さく、例え
ば28cmAPDCより大である。紡糸された糸は通常
張力が大きく延伸による配向が大きいために遥か
に大きな収縮潜在性を有しており、他方糸巻軸架
の糸は前の嵩性化工程で既に弛緩されている。 第二の糸は便宜的な位置、例えば第1図の上方
の第二の床、或いは延伸ロールよりも低い位置に
置かれた糸巻軸架から供給することができ、こゝ
から単純に案内され第2図に示すような任意の方
法で延伸ロールへの供給が行なわれる実質的に同
じ点に運ばれる。糸は第1図に示すような接地さ
れた金属製のインターフロア管により一つの床又
は高さから他の高さの点へ通すことができ、この
管には糸案内に普通用いられる公知のアルミニウ
ム―ケイ素―マグネシウム・セラミツクス材料か
らつくられたセラミツクス製出口案内が取付けら
れている。一般に延伸ロールに到着する前に糸を
コントロールする必要があれば、低摩擦性の方向
変換案内を用いることができる。糸巻軸架にかけ
られた第二の糸が加熱されたロール上で紡糸延伸
された第一の糸から僅かに離されている時に最良
の操作性が得られる。 延伸ロールと嵩性化した後の巻取ロール、例え
ば第1図のロール9と20との間の糸の過剰供給
量は、夫々のロールの表面速度の差により決定さ
れた値が、合糸した束の構造、糸の性質、及び得
られた絨毯の外観を関係づけるキー・パラメータ
になる。通常のBCFナイロン糸が「再嵩性化工
程」のみにより再加工される場合には、例えば最
高僅かに約10%の非常に僅かな過剰供給量で操作
できることが見出された。これよりも多い過剰供
給量で操作しようとすれば、操作が不安定にな
り、スクリーン上の糸をコントロールすることが
困難になる。この過剰供給量の下限は以前にジエ
ツト処理された糸の潜在的収縮性が低いことと関
連している。紡糸延伸した糸はそれ自身嵩性化操
作を受けると潜在的収縮性が遥かに高くなり、通
常は最高35%又はそれ以上の過剰供給量で満足に
操作される。最高過剰供給量が第二の糸のみに対
しては10%、第一の糸のみに対しては35%の糸を
用いると、本発明方法は過剰供給量最高22%で満
足に操作されることがわかつた。明らかに紡糸さ
れた糸の高い収縮力のために、低収縮性の第二の
糸を過剰供給し同時に操作を安定化させることが
できる。第二の糸は高い凝集性を有しているか
ら、それは移動する心の成分になり易く、これは
第一の糸のフイラメントの凝集性の少ない束を通
し同時嵩性化された糸に沿つて過剰な長さの部分
と交互に存在している。この2本の糸の組合わせ
により、第一の糸のフイラメントは短いけれど
屡々合糸された糸の表面に現われ、時々は凝集性
の大きい第二の糸を完全に取囲み、フイラメント
の開かれたさや状の網目がつくられ、それを通し
て第二の糸を見ることができる。 この方法で操作できる最大の過剰供給量は延伸
(予熱)ロールの温度に依存する。一般に温度が
上昇するにつれ、過剰供給を増加することができ
る。例えば、ある試験においては、第二の糸とし
ての通常の66―ナイロ絨毯糸はチエスト・ロール
の温度190℃において6.5%の過剰供給に限定され
ているが、単独で処理すると、210℃のロール温
度において過剰供給は10.6%に増加することがで
きる。 予熱区域に入る時糸巻軸架にかけられた糸にか
かる張力が増加すると、最高操作過剰供給量は増
加する傾向があり、その効果はロール温度が高い
程大きい。 同様に最高過剰供給は延伸比によつて影響を受
ける。デニールが一定の際延伸比が減少すると、
最高過剰供給は減少し、第一の糸に関する第二の
糸のフイラメントの長さの差はそれに対応して小
さくなる。換言すれば、紡糸延伸した糸の相対長
は、延伸比が小さくなるにつれて配向及び収縮が
小さくなるために延伸紡糸した糸の収縮が小さく
なるので増加する。例えば延伸比が1.8倍の66ナ
イロンの場合には、紡糸延伸したフイラメントは
糸巻軸架にかけられた糸が低い張力で供給される
場合でも、その糸より長くなる。 他の工程変数を一定にし一連の延伸比において
試験を行なうと、3.0倍の通常の高延伸比におい
ては最高の嵩性と混色が起り混色の粗さが増加
し、延伸比が減少させると嵩性が減少する。 66ナイロン糸の場合、予熱ロールの温度を190
〜215℃にすると非常に満足すべき結果が得られ
る。一般に、主観的な絨毯の評価及びBCE試験
に基づいた高い嵩性は上記温度範囲の上限で得ら
れる。例えば210〜215℃の上限温度で非常に魅力
的な混色が得られる。 糸巻軸架にかけた第二の糸は例えば1g/デニ
ール以上の高い張力をかけ、成分糸をもつと緊密
に配合することができる。こような条件下におい
て糸の切断を最小限度に抑制するためには、張力
をかける区域を長くし、フイラメントがそれ自身
でもつれを解き、荷重に耐えるように均等に並ぶ
ための時間をもたせることが好ましい。高い張力
をかけられた糸巻軸架の糸と部分的に延伸された
紡糸糸とを一緒に嵩性化することによりソフト
な、高度に配合された混色糸が生じ、絨毯におけ
る混色の粗さが減少する。 本発明方法によれば、嵩性化された混合糸製品
の製造原価を実質的に減少させ、生産設備を増加
させる容易な方法が提供され、余分の設備は殆ど
必要とせず、現存の組合わせ嵩性化法の機械を用
いることができる。 本発明方法によれば、均一な嵩性をもつた糸が
製造され、プロセス・コントロールの観点から望
ましい比較的広い範囲の予熱温度、糸巻軸架の張
力及び延伸比にわたり比較的一定のBCEが得ら
れる。 第二の糸の供給糸として嵩性糸を使用すると、
第二の糸が平らな、即ち嵩性化されていない米国
特許第3971202号〔ウインドレー(Windley)〕記
載の方法に比べ利点がある。このような利点とし
ては、嵩性をもつた第二の糸の収縮性が小さいた
めに最高過剰供給が限定されているにも拘らず、
合糸された糸の嵩性が高く、工程の操作性が良好
なことである。嵩性をもつた第二の糸を用いる
と、また第二の糸として延伸された平らな糸を用
いる場合に比べ、特に1000m/分以上の高速度で
糸巻軸架から糸を引出した時の糸の切断の数が少
なくなる。第二の糸として市販の凝集性をもつた
嵩性連続フイラメント絨毯糸を特別の処理又は製
造法、例えば絡み合いを解除する操作を行なうこ
となく使用できるために、第二の糸として特殊な
嵩性化した又は平らな糸をつくる必要がなく(嵩
性糸をつくるのに普通取付けられている製糸装置
において)、従つて製造コストを低下させること
ができる。 本発明方法は経済性が改善されているために、
約1800〜3500の低デニールの混色絨毯糸をつくる
のに特に有用である。混色糸をつくるために別の
装置を必要とする場合には、このような装置を効
率的に使用すると、太いデニールの糸の製造が有
利になる。また本発明によれば嵩性が改善されて
いるから、軽いデニールの糸で良好な被覆が得ら
れ、従つて軽い絨毯構造物に使用することが容易
になる。本発明は経済的であるため、二色糸、即
ち第一及び第二の糸だけで構成される糸の製造に
有利である。ナイロン糸に対しては、融通性をも
ち商品としての外観が良いという好適な組合わせ
は、深色酸性染色可能なナイロン糸を陽イオン染
色性のナイロン糸と共に用いる方法である。この
場合、陽イオン染色性の糸が第一の糸、即ち生の
紡糸延伸した成分である。もつと染料に敏感な深
い染色性の糸を第二の糸として用いると、合糸に
する前に染色コントロール試験を行なうことがで
き、価格の低減をはかることができる。 本発明の第二の糸はそれ自身第三の成分、例え
ば本発明の同時嵩性糸に帯電防止性を与えるよう
な電導性の糸を含む同時嵩性糸であることができ
る。電導性の糸はフル(Hull)の米国特許第
3803453号記載のものを、米国特許第3971202号
(ウインドレー)の同時嵩性化法を用い本発明の
第二の糸に混入した型のものであることができ
る。 本発明により得られる、例えば陽イオン染色性
及び酸染色性のナイロンフイラメントの間におけ
るような染色性の差が増強されたナイロンフイラ
メントは、(廉価な)通常のものよりアミン末端
基が少ない酸染色性成分を用いることにより経済
的な利点を得ることができる。例えば、通常の正
規酸染色性66―ナイロンBCF糸を本発明方法に
より第二の糸として使用し、これに陽イオン染色
性の第一の糸を組合わせて用いると、周囲温度の
空気ジエツトを用い前以つて嵩性化された糸を合
糸してつくられた合糸された陽イオン染色性及び
深色酸染色性の糸と同等な糸が得られる。即ち交
叉染色した後ではこれらの2種の糸の絨毯には著
しい色調の差はない。このような状況で本発明に
より得られる増強は酸染色性成分中に約20〜30の
余分のアミン末端基があるのと同等である。他の
表現法を用いれば、本発明方法によれば、繊維を
穏かな条件、例えば低温及び/又は短かい保持時
間で染色した場合、第一の糸と第二の糸との染色
段階が平均約1.5倍増強される。 このような増強は成分糸の間で繊維構造が化学
的な染色特性以上に有意な差で変化していること
によるものである。例えば、陽イオン染色性及び
正規酸染色性、又は淡色酸染色性の糸を本発明に
よりつくられた正規酸染色性の糸と合糸すると、
通常の混ぜ合わせ法によりつくられた通常の深色
酸染色性又は淡色酸深色性の糸と深色酸染色性の
糸との組合わせで見られる染色段階性と略々同等
なものが得られる。この染色段階性の増加は染色
を完了するよりも長時間をかけて染色された糸を
染浴から取出すと減少する。従つて所望の効果を
最大にするためには染色条件を注意して選ばなけ
ればならない。 このような染色増強性のために、本発明でつく
られた糸は低温又は短い加熱時間で染色すること
ができ、エネルギーを節約することができる。例
えばベツク染色法においては、本発明の糸は標準
時間の130分に対し僅かに約75分間の水蒸気加熱
時間で均一に染色される。 このような改善された染色性は使用されたナイ
ロン重合体の染色の型(例えば陽イオン、淡色、
正規の、又は深色酸染色性等)、フイラメントの
断面、約2.0倍以上のフイラメントの延伸比、及
び嵩性化用の流体(過熱水蒸気ないし空気)のい
かんに拘らず観測される。しかしこの染色性の増
強は第二の糸が共通の延伸ロールに供給される時
にかけられる張力によつて著しい影響を受ける。
染色に段階ができる利点は糸巻の張力が増加する
につれて減少し、張力が約1.0gpd(0.9dN/tex)
以上になると小さくなる。しかし第二の糸にかけ
られる糸巻軸架の張力を約0.8gpd(0.7dN/tex)
以下に保つことが好ましい。良好な工程操作性に
見合うように糸巻軸架の張力を最低にした場合最
良の染色段階性が得られる。 本発明により与えられる増強された染色の差は
かなりの程度延伸ロールと嵩性化ジエツトとの間
で糸にかけられる張力に依存していると考えられ
る。この張力は普通約0.08gpd(0.07dN/tex)で
あるが、嵩性化を与えるための糸の過剰供給によ
り必要とされるようなジエツトの前進効果によつ
て与えられる。ジエツトにより紡糸された(第一
の)糸と糸巻軸架に巻かれた(第二の)糸の両方
は延伸ロールから遠くへと引張られる。紡糸され
た成分は延伸ロールを離れる場合、糸巻軸架に巻
かれた成分よりも遥かに多く収縮する。何故なら
ば紡糸された成分は延伸張力がかけられ、糸巻き
の糸のように熱弛緩されていないからである。二
つの成分は嵩性化ジエツト中で絡み合い、糸巻き
の成分は紡糸された成分よりも速くジエツトによ
つて遠くへは引つぱられないから、延伸ロールと
嵩性化ジエツトの間でゆるみが生じる。従つてジ
エツトにより糸巻きの成分にかかる張力は紡糸さ
れた第一の糸に伝達されてそれにかかり、第一の
糸は第二の糸がない時に比べ遥かに大きな張力を
受ける。このことは紡糸された糸の強度とモジユ
ラスが他の条件が同じ場合第二の糸が存在しない
時に比べ一般に大きいという観測と一致してい
る。逆に云えば、糸巻の成分の強度とモジユラス
は「再嵩性化」される前の糸よりも通常小さい。 スクリーン嵩性化法においては、本発明の一緒
に嵩性化した糸をスクリーンから取出し、捲取り
の張力をかけ、第一の糸の短かいフイラメントに
全巻取張力をかける。従つて第一の糸にかかる捲
取張力は通常単独でつくられた場合よりも大き
い。この捲取張力はクリンプを真直にし、少なく
とも部分的にこれを減少させる傾向がある。この
張力は通常クリンプをなくすのには不十分である
が、第一の糸のフイラメントのクリンプの数の頻
度は第二の糸よりも幾分減少する。従つて捲取中
過度の張力がかかると、最終的な糸のクリンプを
永久的に除去し、クリンプ回復能力を失なわせる
ので、避けなければならない。 通常のパイル化された混り合つた糸において
は、1本の糸の成分が荷重を受ける成分であり、
荷重がかかつた時には合糸された束の中心へと移
動してゆくが、これとは対照的に、本発明の第一
の糸のフイラメントは、このような張力がかけら
れる前に第二の糸と、又はその周りで絡み合つて
いる。従つて糸の中心へと移動してゆくことはな
い。本発明の糸においては、第一の糸のフイラメ
ントが第二の糸を取囲んでいる領域においては、
複合糸にかかる張力により第一の糸のフイラメン
トが取囲まれた第二の糸の長いフイラメントを圧
縮する。この作用により糸の取扱いが容易にな
り、例えばタフト化の時に絨毯の裏地へ挿入した
り、糸パツケージから取出したりすることが容易
になる。 1500ypm(1371mpm)以上の高速度で操作す
る場合、トランスフアー・テイル(transfer
tail)を介して新しい一ぱいにつまつた糸パツケ
ージに交換する際、殆ど空になつた糸管から糸巻
きにかけられた(第二の)糸が抜落ちるのを防ぐ
ために、摩擦を増加させるために例えば「リユド
ツクス(Ludox)」コロイド状シリカ〔イー・ア
イ・デユポン社製)のようなコロイド状シリカで
糸管の表面を被覆することが望ましい。例えば、
30%の水性シリカ分散物を噴霧又は浸漬により管
に被覆し、乾燥することができる。2個の並置さ
れた同様に被覆された管を水平に対し30゜の角度
で傾けて積上げた時に、一本の管が滑り落ちない
程度の摩擦があれば十分である。 本明細書に報告されたデータを得るためには、
特記しない限り次の試験法を用いる。ある方法で
は試験前に糸のコンデイシヨニングを行なつた。
特記しない限り、コンデイシヨニングは試料を少
くとも2時間温度21±1℃、相対湿度65%の空気
中に置いた後、直ちに試験を行なう。 「糸のデニール」は糸をパツケージからゆつく
りと18cmの長さの厚紙の上に殆ど張力をかけずに
捲取つて取出して測定する。少くとも1週間糸を
室温の条件下で老化させ、コンデイシヨニングし
た後直ちにデニールの測定を行なう。測定には試
料を厚紙から取出し、垂直の90cmの長さのカツタ
ーに吊し、一定の錘りで、1900デニール以下の糸
には少なくとも3分間、1900デニールより太い糸
には少くとも6分間荷重をかけ、次に90cmの長さ
に糸を切る。錘りは次の通り。1000デニール以下
の糸に対しては62g、1000デニールより大で2000
デニール以下の糸に対しては125g、2000デニー
ルより大きい糸に対しては280g。切断した糸を
分析用天秤で重さを秤る。g単位の測定値は有効
数字4桁までとり、1000を乗じて試料のデニール
とする。通常デニールはこのような3個の測定値
の平均値である。 強度、波断時伸び、初期モジユラス及び靭性等
のボイル・オフ前後の「引張特性」は、例えば自
動記録計を有し、適当なロード・セルと空気で操
作できる試料保持用のクランプを取付けた「イン
ストロン」TM―1130応力―歪解析計を用い、通
常の方法で測定される。クランプ間の試料長を
15.24cmにセツトし、100%/分(即ち15.24cm/
分)の伸び速度で操作する。試験には糸試料に
1.18回/cmの撚りをかける。通常の方法でg/デ
ニールの値を計算する。 「糸束のクリンプ伸び(BCE)」はボイル・オ
フし、コンデイシヨンされた糸試料が0.10g/デ
ニールの張力をかけた時伸びる、張力をかけない
糸試料の長さに対する%として表わされた量を表
わす。弛緩した状態の50cm(L1)の長さの試験試
料を垂直な位置で取付ける。次に試料の糸にゆつ
くりと錘りをかけ0.10±0.02g/デニールの張力
をかけることにより試料を延ばす。少くとも3分
間張力をかけた後伸びた長さ(L2)を読取る。%
単位のBCEは100(L2―L1)/L1で計算する。結
果は通常試料1個当り3回の試験の平均値として
報告される。 「クリンプの頻度及びフイラメントのクリンプ
係数」は最高1500mgのローラ・スミス(Roller―
Smith)分析用天秤〔米国マサチユーセツツ州、
ノース・グラフトン(North Grafton)のビオラ
ー(Biolar)社製〕を用いて決定する。クリンプ
の頻度は繊維に2mg/デニールの張力をかけてボ
イル・オフし、コンデイシヨニングして伸びた長
さを50mg/デニールの張力をかけて長さを測定し
て、その長さ当りのクリンプの数として定義され
る。クリンプは試料のクリンプの形〔例えば正弦
波又は螺線〕に特徴的な一つの完全なクリンプの
一周期と考えることができる。フイラメントのク
リンプ係数は(a)2mg/デニール及び(b)50mg/デニ
ールの張力をかけて測定したボイル・オフし、コ
ンデイシヨニングした繊維の長さの差であり、50
mg/デニールの張力をかけて伸びた長さに対する
%として表わされる。天秤には(1)天秤の梁から
100mgのクランプと、(2)垂直の可動なクランプと
を取付ける。可動のクランプは「トランスポー
ト」と呼ばれ、繊維の伸張度を0.01cmまで測定で
きる補助的な垂直トランスポート・スケールを有
している。トランスポートを調節し、トランスポ
ートのクランプと天秤のクランプとが互いに丁度
接触するようにして、垂直のスケールを読む
(R0)。次に繊維の試料を天秤のクランプに取付
け、トランスポートのクランプを約2cm離して位
置させる。次に繊維に2mg/デニールの張力がか
かるまで動かす。次にトランスポートのスケール
を再び読み(R1)、2倍の拡大鏡を用いてクリン
プの数(N)を数える。次に張力が50mg/デニー
ルになるまでトランスポートを動かし、トランス
ポートのスケールを読む(R2)。クリンプの頻度
はN/(R2―R1)として計算され、フイラメント
のクリンプ係数は100(R2―R1)/(R2―R0)とし
て計算される。結果は/試料当り20本の繊維の平
均として報告される。 ボイル・オフ後(ABO)の「フイラメントの
長さの差の百分率(%FLD)」は閉じた孔のあい
たステンレス鋼のコツプの中に2mの長さのコイ
ル状の糸を1本又はそれ以上入れて測定される。
次に1%(スケインの重量に関し)の「アルカノ
ール(Alkanol)」ACN湿潤剤、1%の「セヴロ
ン(Sevron)」レツドL(陽イオン性)染料及び
1%の「アンスラキノン(Anthraquinone)」ミ
リング・ブルーB(酸性)染料(夫々陽イオン染
色性及び酸染色性のナイロン)を含む室温(〜25
℃)のH2O溶液が入つているフランスの中に入れ
る。この溶液のPHを6.2に調節し、沸騰させ、5
分間沸騰温度に保つ。糸を入れたコツプを注意し
て取出し、〜25℃のきれいな水で洗滌し、平皿に
入れ125℃の炉中で1時間乾燥する。次に糸の入
つたコツプを周囲温度(18〜27℃)の貯蔵区域に
置き1時間冷却する。各試料の端から1mの所に
結び目をつくり、0.05g/デニールの第一の錘り
を他端に取付ける。結び目の2cm以上上方で試料
の結び目のある方の端をクランプに取付け、5分
間錘りのついた試料を垂直に吊す。結び目の下方
88cm、及び2cm上方で切断する。両方の位置は錘
りを取付けて試料を吊したまゝ測定した。次に解
剖用の糸を用い、結び目から遠い方の端附近で合
糸した糸から紡糸延伸した(第一の)糸のフイラ
メントを分離する。これらのフイラメントの端を
並べ、1本のフイラメントの端1cmを折畳んだテ
ープの接着面の間に挾む。次に結び目をcm単位で
較正された垂直の測定装置の上端に取付ける。
0.2g/デニールの錘りを折畳んだテープに取付
ける。手で第二の錘りを持ち、他の手で結び目か
ら15cm以内で順次紡糸延伸したフイラメントに沿
つて合糸した糸の大部分を上方に滑らせる。次に
合糸した糸の大部分を、紡糸延伸したフイラメン
トが伸張しないように注意して結び目から40cmの
所まで下方へ滑らせる。次に錘りを自由に吊し、
折畳んだテープの上方の位置を5秒以内で測定す
る。次に紡糸延伸したフイラメントの長さを「紡
糸延伸フイラメントの長さ」(cm)として記録す
る。5本のフイラメントを試験し、結果を平均
し、「平均の紡糸延伸フイラメントの長さ」(cm)
とする。糸巻の(第二の)の糸のフイラメントに
ついて同じ方法を行ない「平均の糸巻きの糸のフ
イラメントの長さ」(cm)とする。「フイラメント
の長さの差の百分率」は下記式により計算され
る。 「フイラメントの長さの差の百分率」はボイ
ル・オフ前の二成分糸について、陽イオン染色性
の成分を周囲温度(25℃)においてセヴロン・レ
ツドL染料溶液により着色し、周囲温度で空気乾
燥した後糸を切断することにより測定することが
できる。好適な方法は「ボイル・オフ後」の方法
を用いることである。この方法は仕上絨毯の糸の
処理に最もよく似た方法である。 %FLD=糸巻きの糸のフイラメントの長さ(cm)−紡糸した糸のフイラメントの長さ(cm)/糸巻きの糸のフイラメ
ントの長さ(cm)×100 「相対粘度(RV)」は蟻酸(90%蟻酸、10%
水)中に溶解した8.4重量%の66―ナイロン又は
6―ナイロン(乾燥基準)の溶液の絶対粘度対蟻
酸溶媒の絶対粘度の比である。この場合粘度は共
に25±0.1℃で測定される。秤量前に重合体試料
は50%の相対湿度の空気中で2時間コンデイシヨ
ニングされる。 「糸の凝集性」は米国特許第3290932号〔ヒツ
ト(Hitt)記載の型の自動ピン落下計数器
(APPC)を米国特許第3563021号〔グレイ
(Gray)〕、第15欄、70行ないし第16欄第12行記載
の方法で変形したものを用いて測定される。この
装置は針と駆動ロールとの間の糸に30±5gの張
力がかかるように調節される。針支持器を傾斜さ
せるのに必要な張力は80±5gである。 実施例 1 本実施例は第一の糸が66―ナイロンの陽イオン
染色性の糸であり、第二の糸は66―ナイロンの嵩
性をもつた深色酸染色性の糸である本発明の好適
具体化例を示す。 糸は第1図で示した配置で一緒に嵩性化される
が、第二の糸に対する供給パツケージの位置はロ
ール9の下方の別の11′の位置にある。第一の
糸は通常の66―ナイロン、即ちポリ(ヘキサメチ
レンアジパミド)の糸であり、この重合体は化学
的に変性され、陽イオン染色性が賦与され相対粘
度は59である。糸は艶消剤として二酸化チタンを
0.03%より少量しか含んでいない所謂「光沢重合
体」から紡糸される。この糸は延伸後約19デニー
ルのフイラメント68を含んでいる。フイラメント
は対称的な三葉状の断面をもち、その変形比は
2.3である。フイラメントは温度約290℃で紡糸さ
れ、通常の方法で空気で急冷される。水性の仕上
剤は供給ロール4の直前で仕上ロール(図示せ
ず)により被覆される。供給ロール4により紡糸
される糸の速度は457m/分に調節される。延伸
ロールの表面温度は210℃であり、表面速度は
1376m/分であつて延伸比は3.0倍になる。ロー
ル9に9回半捲付けられて糸1は加熱され、米国
特許第3638291号記載の型のジエツト18へ前進
させられる。ジエツト18には温度245℃、圧力
12.0気圧ゲージ圧の空気が供給される。 第二の糸は高濃度のアミン末端基をもつ深色酸
染色性の66―ナイロン糸であり、0.15%の二酸化
チタンのために半光沢であつて、空気温度185℃
により米国特許第3854177号(ブリーンら)の方
法により可塑化高温撹乱流により嵩性化された嵩
性のある凝集性の糸である。この糸のデニールは
1350であり、変形比2.3の対称的な三葉状の断面
をもつた68本のフイラメントから成つている。ボ
イル・オフ前の糸は強度が3.5g/デニール
(gpd)であり、破断時伸びは37%、初期モジユ
ラスは9.9凝集度は3.61cmAPDCである。ボイルオ
フ後は第二の糸のデニールは1383、強度は
3.42gpd、伸び47%、モジユラス6.51、ボイルオ
フのループ収縮は3.44、BECは32.8%、クリンプ
の頻度は1.46cm-1、フイラメントのクリンプ係数
は16.12である。 ロール9の表面温度は210℃で、表面速度は
1376m/分である。案内15の位置を調節し、ロ
ール9に到着する時に2本の糸が互いに分離して
いるようにする。案内15とロール9との間で第
二の糸10にかかる張力は、供給パツケージ1
1′を横切る糸10′のおくれの変動のため100〜
200g(0.07〜0.15g/デニール)の範囲にあ
る。第二の糸もロール9により予熱される。両方
の糸はロール9の周りで9回半捲かれた後にジエ
ツト18へと前進する。一緒に嵩性化され合糸さ
れた糸は表面速度55.0m/分で動くドラム19上
のスクリーンによりジエツトから取出され、ドラ
ム内部の真空によりスクリーン上に保持される。
表面速度1105m/分の表面速度の取出しロール2
0によりスクリーンから一緒に嵩性化された糸が
取出され、捲取ロール23へと前進し、1178m/
分で管に捲取られる。 一緒に嵩性化されて得られた糸のすべてのフイ
ラメントは不規則な三次元の曲線状のクリンプを
有し、S方向及びZ方向のフイラメントの撚りを
もつ区域が交互に存在し、頻度の多い撚りの角度
はフイラメントの軸に対し5゜より大である。第
一の糸のフイラメントは第二の糸のフイラメント
より一般に凝集性が少なく、同時嵩性化した糸の
束の表面に沿つて存在する頻度が多い。 ボイル・オフする前には同時嵩性化した糸はデ
ニールが2934、強度は2.39g/デニール、伸び49
%、モジユラス4.66、APOCは1.65cmである。ボ
イルオフ後は糸のBCEは49%、クリンプは2.55/
cm、ループの収縮は5.79%、フイラメントのクリ
ンプ係数は19.25である。この糸のフイラメント
の長さの差(FLD)は6.7%であり、第二の糸の
方が第一の糸より長い。 この糸をタフト化し、市販のポリプロピレン不
織一次裏地を用い、タフターのゲージ1インチ、
パイル高さ3/16インチの平滑なループの構成で20
オンス/平方ヤードの重さの絨毯にした。この絨
毯を酸性染料及び陽イオン性染料を用い、ベツク
染色により多色効果を出した。染色された絨毯は
望ましくない模様又は縞をもたない魅力のある、
不規則な、方向性をもたない混色効果を示した。 実施例 2 本実施例は実施例1と同様であるが、重合体の
組成とフイラメントの断面が異つており、従つて
異つた糸の外観を与える。 第一の糸を紡糸し延伸して正規の酸染色性の66
―ナイロンの19デニールのフイラメント68本から
成る糸をつくつた。この66―ナイロンは光沢があ
り、相対粘度は59、アミン末端基は56±4(当
量/106g)であつた。このフイラメントの断面
は変形比2.3の三葉状である。方法は第2図の配
置をとつた。供給ロール4の前で冷却した糸に通
常の潤活用の水性糸仕上剤を施し、供給ロールは
689m/分の表面速度で走行させた。ロール9の
表面温度は170℃、表面速度は1950m/分であ
り、糸の延伸比は2.83倍である。 第二の糸は陽イオン染色性(80±8スルフオネ
ート当量、アミン末端基51.0、相対粘度64)、半
光沢(二酸化チタン艶消剤0.15%)の連続フイラ
メント糸であり、温度230℃、圧力7.5気圧ゲージ
圧の空気を用い、米国特許第3854177号方法によ
り220℃に予熱されたロールから高温撹乱流を用
い2112m/分で嵩性化されたものである。糸を延
伸ロール9の下方の位置に糸巻軸架に保持された
静止したパツケージの端から供給される。このフ
イラメントは米国特許第3745961号記載のような
4個の連続的な空隙と四辺形の断面を有してい
る。第二の糸は公称デニールが1218であり、80本
のフイラメントを有している。ボイルオフの前、
糸は強度が3.11g/デニール、波断時伸びが51
%、初期モジユラス7.05、凝集度3.70cmAPDCで
ある。ボイルオフ後糸のデニールは1225、強度は
2.95、伸び51%、モジユラス6.05、ボイルオフに
よるループの収縮4.08%、BCE72%、クリンプの
頻度2.17/cm、フイラメントのクリンプ係数
20.78である。 両方の糸を延伸ロール9の周りに9回半捲付
け、米国特許第3638291号(イングヴ)記載のジ
エツト18に前進させ、ジエツトには185℃、9.2
気圧ゲージ圧の空気を供給する。一緒に嵩性化し
合糸した糸は180.5m/分の表面速度で動くスク
リーン上へとジエツトから取出し、ドラム内部の
真空によりスクリーン上に保持する。90ml/分の
速度で噴霧される水の噴霧の急冷剤によりドラム
上におけるフイラメントの冷却を助ける。取出し
ロール20は表面速度1768m/分で走行させ、ス
クリーンから糸を取出し、延伸ロール9と取出し
ロール20との間過剰供給を10.3%にする。2本
の糸は案内15の位置によりロール9に到着する
際に互いに分離されて保持されるようにする。案
内15とロール9との間で第二の糸にかかる張力
は全部で100〜200g(0.08〜0.16g/d)であり、
その変動は供給パツケージ11の表面を横切る糸
10のおくれのためである。一緒に嵩性化した糸
の両方の成分のフイラメントは不規則で三次元の
曲線状のクリンプを有し、フイラメントのS撚り
とZ撚りの区域が頻繁に交互に入れ変つている。 一緒に嵩性化した糸は148フイラメントを含
み、ボイルオフ前のデニールは2565、強度は2.65
g/デニール、伸び45%、モジユラス7.15、凝集
度は3.30cmAPDCである。ボイル後は強度2.50
g/デニール、伸び50%、モジユラス4.63、
BCE39.9%、ループの収縮5.86%、クリンプ
2.09/cm、フイラメントのクリンプ係数17.08、
フイラメントの長さの差は5.32%であり、陽イオ
ン染色性の糸の方が長い。 一緒に嵩性化した糸をタフト化し、市販のポリ
プロピレン不織一次裏地を用い、ゲージ1/8イン
チ、パイル高さ1/4インチの平滑なループの構成
で重さ24オンス/平方ヤードの絨毯にした。この
絨毯を多色の酸性及び陽イオン性染料でベツク染
色し黄色/橙褐色の混色効果のある不規則な混合
色と光沢をもたせた。この絨毯は気持のよい、方
向性のない外観を示した。 また上述の一緒に嵩性化した糸を、同じ裏地を
使用し、ゲージ3/16インチ、カツト3/4インチ、
ループのパイル高さ1/4インチのカツト・ループ
パイル混合光沢型の重さ25オンス/平方ヤードの
絨毯をつくつた。この絨毯を分散染料でベツク染
色し、濃い青色の色調を与え、着色に差をもたせ
る代りに、気持のよい混合光沢の外観を有する絨
毯をつくつた。 実施例 3 本実施例は第2図に示した方法を用いてつくつ
た他の好適な製品を示す。 第一(紡糸延伸した)糸は66―ナイロンの陽イ
オン染色性の半光沢の連続フイラメント糸であ
り、糸線当り15デニール/フイラメントのフイラ
メント80本を含み、第二の(糸巻の)糸は66―ナ
イロンの深色酸染色性の光沢を消した連続フイラ
メント嵩性糸であり、糸線当り19デニール/フイ
ラメントのフイラメントを64本含んでいる。操作
条件を第―A表に、重合体及び糸の性質を第
―B表に示す。 この糸からつくられた平滑なループのタフト構
成に対する絨毯構成の規格を第―C表に示す。
この絨毯は酸性及び陽イオン性染料溶液で丸染め
すると不規則な混色に似た魅力のある色を呈す
る。省エネルギーのベツク染色を行なつた絨毯も
許容できるものであり、同様に周囲温度の空気で
絡み合わせてつくられた対照の絨毯は不均一に染
色され、色が許容程度以下であつた。
【表】
【表】
【表】 実施例 4 本実施例は本発明の三色糸を示す。 第一の(紡糸延伸した)糸は66―ナイロンの淡
色染色可能な半光沢の連続フイラメント糸であ
り、一糸線当り三葉状の断面をもつ20.4デニー
ル/フイラメントのフイラメントを68本含んでい
る。第二及び第三の糸を第1図に一般的に示した
方法で合糸した。第二の(糸巻きの)糸は66―ナ
イロン深色酸性染色可能な光沢のない連続フイラ
メント嵩性糸であり、糸線当り5.4デニールのフ
イラメントを92本含んでいる。第三の(糸巻き
の)糸は66―ナイロンの陽イオン染色性の光沢の
ない連続フイラメント嵩性糸であり、糸線当り
5.4デニールのフイラメントを92本含んでいる。
操作規格を第―A表に示す。糸と重合体の性質
は第―B表に、この糸からつくられた平滑なル
ープ絨毯に対する構成の規格を第−C表に示
す。この絨毯は丸染めすると、魅力のある、方向
性のない、不規則な混色効果をもつた三色の外観
を呈する。
【表】
【表】
【表】
【表】
【表】 実施例 5 本実施例は本発明方法における嵩性化ジエツト
の直前における糸巻きの(第二の)糸の張力が糸
の速度及び温度に与える効果を示す。操作の配置
は第2図に示したものと実質的に同じであるが、
張力をコントロールするために第二の糸は別の組
の供給ロールから延伸ピン5へと工程の中へ導入
し、次いで1/4インチのピンを用いて第一及び第
二の糸を互いに分離して保ち、嵩性化ジエツトの
直前における測定を容易にした。第一及び第二の
糸のフイラメントの特性及び操作条件は実質的に
実施例3と同じである。糸の温度の測定は嵩性化
ジエツトの入口の3インチ前で行ない、糸の速度
の測定は嵩性化ジエツトの上方約4インチの所で
行なつた。糸の速度の測定は、レーザー・ドツプ
ラー速度計により行ない、糸の温度の測定はバー
ンズ(Barnes)の赤外マイクロライン・スキヤ
ナーにより行なつた。測定は二つの異つた延伸比
2.0倍及び3.0倍においてつくられた第一の糸につ
いて行なわれ、また糸巻の糸の張力は高温室のロ
ールの直前で測定され、150〜1500g/デニール
に調節される。これらの加熱されたロールの温度
は215℃であり、その表面速度は2300ypm(2103
m/分)である。結果を第表にまとめる。
【表】
【表】 以上のデータによれば、第二の糸の温度はその
張力の関数であることが示される。張力が低い場
合、温度は低い平均値で広い範囲をとり、例えば
150gの張力の時118゜〜156℃であり、平均値は
135℃である。張力が1500gへ増加するにつれ
て、第二の糸の温度は180℃の定常値に達し、そ
の範囲は179゜〜185℃に狭められる。その説明と
しては、糸のクリンプは張力が低い場合高温ロー
ルの表面と接触するからである。第一の糸の温度
はその2本を走行させ糸巻きの第二の糸がない場
合には、約205℃であり、範囲は狭く±1℃であ
る。第二の糸の張力が1000g以上に増加すると、
第一の糸の温度が変化し始める。第二の糸の速度
は150〜500gの張力の時ロールの速度より速くな
る。これは恐らくロールの上でクリンプが真直に
なり、絡み合いがとれるためであろう。これより
も張力が高くなると、伸張が増加することに関連
した収縮のの結果、第二の糸の速度は明らかに減
少する。 第二の糸のボイルオフ後のクリンプの頻度は、
糸巻きの糸の張力が1000gより低い場合、第一の
糸よりも高い。糸巻きの糸の張力が増加するにつ
れて、糸巻きの糸のクリンプは引離され、負荷が
増加するためにロールの温度は低下し、両方の糸
の成分でクリンプが減少する。糸巻の張力が最低
の時に第二の糸のクリンプの変動は最大になる。
全体の糸の束のクリンプの変動も同様であるが、
その傾向は少ない。フイラメントの長さの変化率
は糸巻の糸の張力が増加するにつれて、延伸比
3.0倍の場合、150gにおける9.9%から1500gに
おける0.1%まで低下する。延伸比が2.0倍の場
合、第一の糸の収縮は減少し、第二の糸の張力が
500gより大きい場合、第二の糸の速度は第一の
糸の速度より小さく、これより高い張力では%
FLDは0ないしは負の値になる。糸の束のクリ
ンプの伸びは延伸比が2.0及び3.0倍の時に全系列
に亘り予想外に均一のまゝである。延伸比3.0倍
の系列において、糸巻きの張力が%FLD及び染
色の段階性に対する効果(実施例6で詳細に説
明)を第―B表に示す。
【表】 本発明方法の誤差範囲内において、カラー・イ
ンデツクス、アシツド・ブルー40による染色の
段階差は最高約0.6g/デニールの糸巻の張力に
無関係であるように思われる。染色の段階性は約
0.8〜1.0g/デニールの範囲で徐々に低下し、1.0
g/デニール以上で急速に低下する。 実施例 6 本実施例は実施例3に用いたのと実質的に等し
い条件下における本発明方法により共に66―ナイ
ロンからつくられた第一及び第二の糸の間の染色
段階性に対する効果を、米国特許第4059873号
〔ネルソン〕方法により同じ糸成分を冷い空気で
混ぜ合わせることによりつくられた同じ糸混合体
と比較して説明する。 使用した染料はデユ・ポン社製の商品名「マー
パシル(Merpacyl)」ブルー2GAのカラー・イン
デツクス・アシツドブルー40である。同等な製
品はチバ・ゲーギイ(Ciba―Geigy)社製「テク
テイロン(Tectilon)」ブルー2GAである。染色
はスイス国ビルスフエルデン(Birsfelden)、ア
ヒバ・アパラーテバウ(Ahiba Apparatebau)
製のWBRG3型「ヴイスターマトリツク(Vista―
Matric)」試料染色器で行なつた。5gの糸を附
属の撹拌棒の一つに巻き、1.0g/の過硼酸ナ
トリウムと0.25g/の「イゲポンIgepon)」T
―51を含む水浴液200ml中で80℃において少なく
とも20分間撹拌しながら予備スコアリングする。
次に撹拌棒を染色器から取出し、最初5回水道水
で、次に5回蒸溜水で糸をすゝぎ、各々のすゝぎ
の後糸から過剰の液の大部分を絞り取るように注
意する。次に糸を撹拌棒に巻いたまゝ閉じたプラ
スチツクスの袋に入れ、染色するまで乾燥するの
を防ぐ。 染色に対する較正曲線は次のようにしてつく
る。0.25g/の標準化した染料をメノール中に
含む溶液をつくる。メノールは66―ナイロンに対
する溶媒であり、85%のフエノール(窒素雰囲気
中において炭酸カリウムから再蒸溜)と15%のメ
タノール(試薬級)とから成つている。20mgの染
色しない66―ナイロン糸を25mlのメノール中に溶
解しブランク試薬をつくる。夫々染料溶液1、
2、5及び8mlをメタノールで25mlに稀釈して4
種へ標準溶液をつくつた。夫々の標準溶液に20mg
の66―ナイロン糸を加えた。4種の標準溶液の
630nmにおける吸光度を、バウシユ(Bausch)
及びロム(Lomb)の10mmの試料管を用いバウシ
ユ及びロム社の「スペクトロニツク
(Spectronic)」21分光光度計で測定する。溶媒の
吸光度は上述のブランク試薬で試料管を充たし光
路の中に入れて、装置の第一零点を差引くことに
より測定する。4種の溶液の染料の吸光度は夫々
0.095、0.189、0.474及び0.756である。これから
勾配因子は9.454/gであり、相関係数は
0.999997であることがわかる。 0.5g/の染料と5.0g/のリン酸―ナトリ
ウム―水和物を含む染浴200ml中において室温
(20〜23℃)において予備スコアリングした糸試
料を約24時間撹拌しながら染色する。使用前染浴
のPHをNaOH溶液を必要量加え6.0に調節する。
染色後、糸試料を染浴から取出し、5回水道水
で、次に5回蒸溜水ですゝぎ、次に撹拌棒でかき
まわしながら105℃で約3時間乾燥する。次に染
色した混色糸の一部を拡大鏡の下でその成分に分
離する。成分は明らかに同定できる。この場合の
唯一の例外は試料8Aと8Bとであり、この場合に
は陽イオン性染料により染色し、2種の淡色染色
成分のどれが陽イオン染色性で、どれが淡色染色
性であるかを決定した。 20mgの繊維を10mlのメノールに溶解し、上述の
ようにして630nmにおける吸光度を測定し、ブ
ランク試薬で装置の0点を決め溶媒の吸光度を差
引いて繊維上の染料%を決定した。 繊料上の染料%=吸光度×1000/9.454×試料
の重量(mg) 結果を第4表に示す。第1欄は試料の種類、第
2欄は商品番号により重合体の型及びフイラメン
トの断面を示す糸の成分を表わす。LDRは2.6の
延伸比を示し、他は3.0倍の延伸比を表わす。SB
は水蒸気による嵩性化であり、他はすべて高温空
気による嵩性化である。第2欄で下線を引いた成
分は工程中に紡糸したものであり、他の成分は本
発明の糸巻きにかけた第二の糸である。試料7D
に対しては混ぜ合わせる代りに、撹拌棒上に二つ
の成分の糸を並置して巻付けた。これは記号/の
代りに+で示す。 第3欄は第2欄に示した成分と同じ順序で繊維
上における染料%を示す。ある数字は単一の測定
によるものである。他のものは2個又はそれ以上
の測定の平均値である。試料1C、3C及び4Cは色
調の差が認められなかつたため夫々の成分に分離
できなかつた。これらの三つの場合、全部の糸に
ついて繊維上の染料を分析し、与えられた値は二
つの成分の平均値である。 すべての場合において、本発明の方法によれば
予想外にも紡糸された成分の繊維には染料が少な
く、一つの例外を除き糸巻きの成分の繊維の方が
染料が多かつた。この一つの例外は水蒸気で嵩性
化した深色染色可能の糸であり、これは既に著し
く染色されているため、これを再嵩性化しても何
の効果もないものと思われる。 第4欄は第3欄の第二の糸の繊維上の染料の量
を第3欄の第一の糸の繊維上の繊料の量で割つた
値を示す。8A及び8Bの試料の場合、与えられた
二つの数字は陽イオン染色性の糸上の染料の量を
淡色染色性の糸上の染料で割つた値、及び深色染
色性の糸上の染料の量を淡色染色性の糸上の染料
の量で割つた量である。第4欄のこの比は染色の
段階性の直接の目安であり、試料2B(陽イオン
染色性と深色酸染色性とを混合)に比べ試料1A
(紡糸糸は淡色性、糸巻きの糸は正規)の方が大
きい。また試料3A(紡糸糸は淡色性、糸巻きの
糸は正規)に対する比は試料5B(淡色性と深色
性とを混合)に対する比よりも大きい。 第5欄は試料A(本発明方法により製造)に対
する比を対応する試料B(簡単な空気による混合
法により製造)に対する比で割つた値を示す。第
5欄のこの値は本発明方法により染色の段階化が
増強された因子である。こゝに示された増強値は
著しく変動し、その変動を解析すると、それは繊
維上の染料の値の変動に殆ど完全に寄与している
ことがわかる。
【表】
【表】 【図面の簡単な説明】
第1図は本発明方法の一好適具体化例の模式図
であり、第2図は第1図の部分図であるが、第二
の糸の供給源の位置が異つた具体化例を示す。

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1 第二の配向した連続多フイラメント糸と同時
    に高温流体ジエツト法により嵩性化された第一の
    配向した連続多フイラメント糸を含む一緒に嵩性
    化された複合連続フイラメント糸において、両方
    の糸のフイラメントは複合糸の長さ全体に亘り不
    規則に混ぜ合わされており、不規則な三次元の曲
    線状のフイラメント・クリンプを有し、フイラメ
    ントのS撚り及びZ撚りの区域が頻繁に交互に存
    在し、該複合糸中で該第二の糸のフイラメントは
    第一の糸のフイラメントより約4〜20%長く、該
    第一及び第二の糸のフイラメントは同じ型の化学
    的染着座席を含む重合体から成り、該第二の糸の
    フイラメントは該第一の糸のフイラメントよりも
    重合体の単位重量当りの染着座席を実質的に高濃
    度で含んでいて異つた染色性をもつており、該第
    一及び第二の糸のフイラメントは夫々該複合糸の
    全デニールの約25〜75%を占めていることを特徴
    とする複合糸。 2 該第二の糸のフイラメントは該第一の糸のフ
    イラメントより4〜10%長く、該第一及び第二の
    糸の重合体はポリアミドであつて該化学的染色部
    位はアミン末端基である特許請求の範囲第1項記
    載の糸。 3 該第一の糸は陽イオン染色性のポリアミド糸
    である特許請求の範囲第2項記載の糸。 4 該第一の糸の重合体は少くとも約50当量/
    106gの陽イオン染色体のスルフオネート染着座
    席を有し、該第二の糸の重合体は少くとも50当
    量/106gのアミン末端基を含んでいる特許請求
    の範囲第3項記載の糸。 5 該第一の糸のフイラメントは該第二の糸に比
    べ実質的に低いクリンプ頻度と実質的に大きい強
    度及び靭性を有している特許請求の範囲第2項記
    載の糸。 6 該第二の糸対該第一の糸のフイラメントの染
    料濃度の比はカラー・インデツクス・アシツド・
    ブルー40で染色した場合5.0より大きい特許請求
    の範囲第2項記載の糸。 7 第一の配向した連続フイラメント糸のフイラ
    メントと第二の配向した連続フイラメント糸のフ
    イラメントを含み、該第二の糸のフイラメントは
    該第一の糸のフイラメントより長い一緒に嵩性化
    された複合連続フイラメント糸を製造する方法に
    おいて、(1)該第一の糸を延伸しない状態において
    調節された速度で一対の加熱した延伸ロールに供
    給し、(2)該第一の糸を該延伸ロールの周りにその
    上における滑りを防ぐのに十分な回数捲付け、該
    ロールを該第一の糸の供給速度の少くとも2倍の
    表面速度で駆動して該第一の糸に張力をかけこれ
    を延伸して分子的に配向させ、(3)該第一の糸に比
    べ高温ガス嵩性化ジエツト中における潜在的収縮
    性の低い第二の糸を1.0g/デニールより低い張
    力で糸パツケージから該一対の延伸ロールに供給
    し、(4)該第二の糸を該延伸ロールに巻付けてその
    上における滑りを防ぎ、(5)該第一の糸と第二の糸
    とを一緒にして合糸した糸を拘束された空間の中
    の高温撹乱流体の高速流中へ前進させ、これによ
    りフイラメントを不規則にクリンプさせ絡み合わ
    せ、該第二の糸のフイラメントが該第一の糸のフ
    イラメントより約4〜20%長い一緒に嵩性化され
    た複合糸をつくり、(6)一緒に嵩性化された糸を高
    温流体流から取出し、フイラメントがクリンプさ
    れた状態のまま低い張力をかけて冷却してクリン
    プをフイラメント中に固定し、(7)張力をかけて一
    緒に嵩性化された糸をパツケージに捲取る工程か
    ら成り、該第一の糸のフイラメントよりも重合体
    の単位重量当りの染着座席を実質的に高濃度で含
    んでいて該第一の糸のフイラメントとは異つた染
    色性をもつたクリンプされたフイラメントを含む
    熱弛緩された糸を該第二の糸として該延伸ロール
    に供給し、この際該第二の糸のフイラメントが一
    緒に嵩性化された糸の全デニールの約25〜75%を
    占めるようにすることを特徴とする方法。 8 該第二の糸にかかる供給張力は約0.8g/デ
    ニールより小さくし、一緒に嵩性化する工程にお
    ける該第一及び第二の糸の長さの差の変化は、一
    緒に嵩性化された糸において該第二の糸のフイラ
    メントが第一の糸のフイラメントより4〜10%長
    くなるようにし、第二の糸は前以つて熱弛緩さ
    れ、高温流体ジエツト嵩性化工程でクリンプされ
    ている特許請求の範囲第7項記載の方法。 9 一緒に嵩性化された糸は実質的に該第一及び
    第二の糸から成り、各糸は夫々一緒に嵩性化され
    た糸のデニールの少くとも約1/3を成している特
    許請求の範囲第8項記載の方法。 10 該第一の糸は未延伸のフイラメントが熔融
    紡糸によりつくられる区域から直接延伸ロールへ
    と供給される特許請求の範囲第8項記載の方法。 11 該第一の糸の重合体はポリアミドであり、
    陽イオン染色性のスルフオネート染着座席を含
    み、該第二の糸の重合体は酸染色性のポリアミド
    であり、重合体106g当り50当量より多いアミン
    末端基を含んでいる特許請求の範囲第8項記載の
    方法。
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