JPS629115B2 - - Google Patents
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- JPS629115B2 JPS629115B2 JP53127906A JP12790678A JPS629115B2 JP S629115 B2 JPS629115 B2 JP S629115B2 JP 53127906 A JP53127906 A JP 53127906A JP 12790678 A JP12790678 A JP 12790678A JP S629115 B2 JPS629115 B2 JP S629115B2
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- stirred
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-
- C—CHEMISTRY; METALLURGY
- C07—ORGANIC CHEMISTRY
- C07F—ACYCLIC, CARBOCYCLIC OR HETEROCYCLIC COMPOUNDS CONTAINING ELEMENTS OTHER THAN CARBON, HYDROGEN, HALOGEN, OXYGEN, NITROGEN, SULFUR, SELENIUM OR TELLURIUM
- C07F15/00—Compounds containing elements of Groups 8, 9, 10 or 18 of the Periodic Table
- C07F15/0006—Compounds containing elements of Groups 8, 9, 10 or 18 of the Periodic Table compounds of the platinum group
- C07F15/0086—Platinum compounds
- C07F15/0093—Platinum compounds without a metal-carbon linkage
-
- A—HUMAN NECESSITIES
- A61—MEDICAL OR VETERINARY SCIENCE; HYGIENE
- A61P—SPECIFIC THERAPEUTIC ACTIVITY OF CHEMICAL COMPOUNDS OR MEDICINAL PREPARATIONS
- A61P35/00—Antineoplastic agents
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- Chemical & Material Sciences (AREA)
- Organic Chemistry (AREA)
- Health & Medical Sciences (AREA)
- Chemical Kinetics & Catalysis (AREA)
- General Chemical & Material Sciences (AREA)
- Medicinal Chemistry (AREA)
- Nuclear Medicine, Radiotherapy & Molecular Imaging (AREA)
- Pharmacology & Pharmacy (AREA)
- Life Sciences & Earth Sciences (AREA)
- Animal Behavior & Ethology (AREA)
- General Health & Medical Sciences (AREA)
- Public Health (AREA)
- Veterinary Medicine (AREA)
- Acyclic And Carbocyclic Compounds In Medicinal Compositions (AREA)
- Pharmaceuticals Containing Other Organic And Inorganic Compounds (AREA)
Description
本発明は新規な白金配位化合物に関し、この化
合物は悪性腫瘍治療用医薬組成物として有用であ
る。 本発明はその一面に於いて、次式で表わされる
白金のシス配位化合物を提供する。 上記式において、X及びYはサルフエート、ホ
スフエート、ナイトレート、カルボキシレート、
置換カルボキシレート及び水の中から選ばれた配
位子であつて、両者は同一でも相違してもよく、
A及びBはそれぞれのN原子を通じてPt2+の形態
で存在するPtに配位した分岐鎖脂肪族アミンであ
つて、両者は同一であつても相違してもよい。ホ
スフエートによりH2PO4 -及びHPO4 2-・を意味す
る。 X及び/又はYがカルボキシレート又は置換カ
ルボキシレートである場合、それらは一般式
CnH2o+1CO2Hで表わされる。この式においてn
は1ないし9までの整数、そしてR基は水素、置
換又は未置換の直鎖又は枝分れ鎖アルキル、アリ
ール、アルカリール、アラルキル、アルケニル、
シクロアルキル及びシクロアルケニル、ハロゲ
ン、プソイドハロゲン(以下に定義)、ヒドロキ
シ、カルボニル、ホルミル、ニトロ、アミド、ア
ミノ、アルコキシ、アリールオキシ並びにスルホ
ン酸塩の中から選ばれた一員であつて、互いに同
一であつても相違してもよい。上記式中のRは、
2つのRにより表わされた1つの2重に結合せる
酸素または硫黄原子を含んでもよく、またYはジ
カルボキシレート、たとえばオキザレート、タル
トロネート、フタレート、サルフエート又はター
タレートであつてもよい。 X及びYが共にカルボキシレートである場合、
両者が一体になつて、たとえばオキザレート及び
次の一般式で表わされる配位子のような、ジカル
ボキシレート二座配位子を構成してもよい。 -OOC−(CRy1Rz2)n1−COO- 上記式においてn1は2ないし6の整数であり、
R1およびR2はH、低級アルキル、アリール、ア
ルカリール、アルアルキル、アルケニル、シクロ
アルキル、シクロアルケニル、アルコキシ、アリ
ールオキシ、ハロゲン、プソイドハロゲンおよび
OHの中から選ばれた一員であるかまたは炭素原
子と一体となつてシクロアルキル、シクロアルケ
ニルもしくはアリール基またはそれらの置換誘導
体を構成し、R1とR2は同一であつても相違して
もよく、YおよびZはそれぞれ0または1、ただ
しYとZの和は1または2である。 適切なジカルボキシレート配位子には、サクシ
ナト、グルタラト(ペンタンイオアト)、アジパ
ト(ヘキサンイオアト)、ピメラト(ヘプタンジ
オアト)、マラト(シス−ブテンジオアト)及び
フタラト(o−ベンゼンジカルボキシレート)配
位子があり、それらは置換されていても未置換で
あつてもよい。 この配位子には、低級アルキル(たとえば、、
メチル、エチル、n−プロピル、イソプロピル、
n−ブチル);アリール(たとえば、フエニル、
低級アルキル−、低級アルケニル−、ハロー、ニ
トロー、低級アルコキシ−置換フエニル及びナフ
チル);アルアルキル(たとえば、フエニルメチ
ル(ベンジル)、2−(1−ナフチル)メチル);
アルケニル(たとえば4−アミノ−1−ブテン、
アリル);シクロアルキル(たとえば、シクロプ
ロピル、シクロヘキシル);シクロアルケニル
(たとえば、2−シクロペンテン−1−イル、2
−シクロヘキセン−1−イル);アルコキシ(た
とえば、メトキシ、エトキシ)およびヒドロキシ
の中から選ばれた置換基が含まれていてもよい。 分岐鎖脂肪族アミンは次の一般式で表わされ
る。 CxR3 2x+1NH2 上記式において、Xは3からら7までの整数で
あり、R3は水素、置換もしくは未置換のアルキ
ル、アリール、アルカリール、アルアルキル、ア
ルケニル、シクロアルキル、シクロアルケニル、
ハロゲン、プソイドハロゲン、ヒドロキシ、カル
ボニル、ホルミル、ニトロ、アミド、アミノ、ア
シルアミノ、スルホン酸、スルホン酸塩、カルボ
ン酸エステル及びカルボン酸塩の中から選ばれた
一員であつて、互いに同一であつても相違しても
よい。更に好ましくはR3基はすべて水素であ
る。しかしながらR3基の一つ又はそれ以上が水
素でない場合、それは、低級アルキル、たとえ
ば、メチルもしくはエチル、または可溶化性基、
たとえば、スルホン酸、カルボン酸、カルボン酸
塩もしくはスルホン酸塩であり得る。可溶化性基
を塩の形態で用いる場合、状態が良好で臨床条件
が高い溶解性を必要とするならば、その塩は、た
とえば、ナトリウム、カリウムまたはリチウム塩
とすることができる。また、上記式中のR3は、
2つのR3により表わされる1つの2重に結合せ
る酸素または硫黄原子を含んでいてもよい。 本発明に従つた特定化合物には、フタレート、
オキザレート、サルフエート、カルボキシレー
ト、タータレート、ピルベート及びグルコネート
配位子を有する白金()のビス(イソプロピル
アミン)及びビス(イソペンチルアミン)錯体が
ある。 この明細書に於いて「プソイドハロゲン」と
は、Cotton及びWilknson:Advanced Inorganic
Chemistry,Interscience Publishers(1966)
560頁に定義されるように、「遊離状態において、
ハロゲンに類似せる3以上の電気陰性原子から成
る分子であつて、ハライドイオンと同様な挙動を
示すアニオンを生じるもの」を指す。適当なプソ
イドハロゲンの例には、シアナイド、シアネー
ト、チオシアネート及びアジドがある。 本発明の化合物について用いる「シス」とは、
本発明の化合物が平坦な構造を有し、AがBに対
しトランス位置をとらず、且つXがYに対しトラ
ンス位置をとらないことを意味する。 本発明の化合物は癌または悪性腫瘍に対し活性
を示すことが判明した。通常、この化合物は医薬
的に許容されうるキヤリアーと共に用いる。従つ
て、本発明は他の一面において、前述の本発明に
係る化合物と該化合物の医薬的に許容され得るキ
ヤリアーを含んでなる医薬組成物を提供する。こ
れらの組成物は、悪性腫瘍症状を持つ動物(人間
を含む)に非経口または経口投与するに適当な製
剤とすることができる。 白金錯体の製造 以下の予備的詳細及び結果を本発明に従つたあ
る特定錯体の製造例により引用する。例全体を通
じて“アクオ(aquo)錯体”により次の反応 PtA2X2+2Ag+→〔P+A2(H2O)2〕2+ に従つて製造するアクオスペシーズとヒドロキソ
(hydroxo)スペシーズとの混合物を含有する錯
体が意味される。 例1:アクアビス(イソ−ペンチルアミン)サル
フアト白金(),〔Pt(SO4)
(C5H11NH2)2(H2O)〕 シス−〔PtI2A2〕(30g,0.048モル)を水に懸
濁させそしてなめらかなスラリーが得られるまで
撹拌した。このスラリーへ、水(30ml)に溶解し
た硝酸銀(16.35g)を添加した。この混合物を
40℃で0.5時間撹拌した後、底の平らなガラス棒
で完全にトリチユレート(triturate)にした。完
全なトリチユレートを行いながら撹拌及び加熱を
2ないし4時間間隔で行つた。5時間の総反応時
間後、混合物を孔度4のフイルターを通して過
しそして固形分をフイルター上で新たな水でトリ
チユレートすることにより二回洗浄した。合せた
液及び洗液を木炭と共に撹拌しそして孔度4の
フイルターを通して再び過した。透明な液を
硫酸ナトリウムの温い飽和溶液(水40ml中に約20
g)で処理した。直ちに生成物の白色沈澱が生成
したが混合物を50℃で1時間撹拌してサルフエー
トの配位を完了させた。生成物を孔度3のフイル
ター上で過しそしてフイルター上で水、次いで
アセトンで洗浄した。それを真空下50℃で一晩乾
燥した。 粗生成物をエタノールと水との1:1高温混合
物から再結晶した。純粋な錯体の回収率は錯体が
溶媒と反応すると思われるので低かつた。 C H O N S 理論値% 24.83 5.83 16.55 5.79 6.62 実測値% 25.43 5.80 15.39 5.68 6.17 典型的にはSを約7.0−7.2%含む未結晶物質は、
約2%のNa2SO4が存在すると推定する場合に理
論値と非常によく適合した。 例 2:ビス(イソプロピルアミン)白金()
のサルフエート及びホスフエート錯体の製
造 硫酸ナトリウム及び二ナトリウムヒドロジエン
フオスフエートを〔Pt(i−C3H7NH2)2
(H2O)2〕(NO3)2へ添加し、50℃で3時間撹拌の
際白色固体を生成することによりこれら錯体を予
じめ粗状で製造した。製造を反腹しそして二組の
生成物の赤外スペクトルが同一であることを見い
出しこの方法の再現性を確認した。しかしながら
熱水に溶解しそして遊離の酸又はそのナトリウム
塩の添加による再結晶は不成功に終り、生成物は
次の元素分析により不純であるか又は不正確に製
造されたことが示された。
合物は悪性腫瘍治療用医薬組成物として有用であ
る。 本発明はその一面に於いて、次式で表わされる
白金のシス配位化合物を提供する。 上記式において、X及びYはサルフエート、ホ
スフエート、ナイトレート、カルボキシレート、
置換カルボキシレート及び水の中から選ばれた配
位子であつて、両者は同一でも相違してもよく、
A及びBはそれぞれのN原子を通じてPt2+の形態
で存在するPtに配位した分岐鎖脂肪族アミンであ
つて、両者は同一であつても相違してもよい。ホ
スフエートによりH2PO4 -及びHPO4 2-・を意味す
る。 X及び/又はYがカルボキシレート又は置換カ
ルボキシレートである場合、それらは一般式
CnH2o+1CO2Hで表わされる。この式においてn
は1ないし9までの整数、そしてR基は水素、置
換又は未置換の直鎖又は枝分れ鎖アルキル、アリ
ール、アルカリール、アラルキル、アルケニル、
シクロアルキル及びシクロアルケニル、ハロゲ
ン、プソイドハロゲン(以下に定義)、ヒドロキ
シ、カルボニル、ホルミル、ニトロ、アミド、ア
ミノ、アルコキシ、アリールオキシ並びにスルホ
ン酸塩の中から選ばれた一員であつて、互いに同
一であつても相違してもよい。上記式中のRは、
2つのRにより表わされた1つの2重に結合せる
酸素または硫黄原子を含んでもよく、またYはジ
カルボキシレート、たとえばオキザレート、タル
トロネート、フタレート、サルフエート又はター
タレートであつてもよい。 X及びYが共にカルボキシレートである場合、
両者が一体になつて、たとえばオキザレート及び
次の一般式で表わされる配位子のような、ジカル
ボキシレート二座配位子を構成してもよい。 -OOC−(CRy1Rz2)n1−COO- 上記式においてn1は2ないし6の整数であり、
R1およびR2はH、低級アルキル、アリール、ア
ルカリール、アルアルキル、アルケニル、シクロ
アルキル、シクロアルケニル、アルコキシ、アリ
ールオキシ、ハロゲン、プソイドハロゲンおよび
OHの中から選ばれた一員であるかまたは炭素原
子と一体となつてシクロアルキル、シクロアルケ
ニルもしくはアリール基またはそれらの置換誘導
体を構成し、R1とR2は同一であつても相違して
もよく、YおよびZはそれぞれ0または1、ただ
しYとZの和は1または2である。 適切なジカルボキシレート配位子には、サクシ
ナト、グルタラト(ペンタンイオアト)、アジパ
ト(ヘキサンイオアト)、ピメラト(ヘプタンジ
オアト)、マラト(シス−ブテンジオアト)及び
フタラト(o−ベンゼンジカルボキシレート)配
位子があり、それらは置換されていても未置換で
あつてもよい。 この配位子には、低級アルキル(たとえば、、
メチル、エチル、n−プロピル、イソプロピル、
n−ブチル);アリール(たとえば、フエニル、
低級アルキル−、低級アルケニル−、ハロー、ニ
トロー、低級アルコキシ−置換フエニル及びナフ
チル);アルアルキル(たとえば、フエニルメチ
ル(ベンジル)、2−(1−ナフチル)メチル);
アルケニル(たとえば4−アミノ−1−ブテン、
アリル);シクロアルキル(たとえば、シクロプ
ロピル、シクロヘキシル);シクロアルケニル
(たとえば、2−シクロペンテン−1−イル、2
−シクロヘキセン−1−イル);アルコキシ(た
とえば、メトキシ、エトキシ)およびヒドロキシ
の中から選ばれた置換基が含まれていてもよい。 分岐鎖脂肪族アミンは次の一般式で表わされ
る。 CxR3 2x+1NH2 上記式において、Xは3からら7までの整数で
あり、R3は水素、置換もしくは未置換のアルキ
ル、アリール、アルカリール、アルアルキル、ア
ルケニル、シクロアルキル、シクロアルケニル、
ハロゲン、プソイドハロゲン、ヒドロキシ、カル
ボニル、ホルミル、ニトロ、アミド、アミノ、ア
シルアミノ、スルホン酸、スルホン酸塩、カルボ
ン酸エステル及びカルボン酸塩の中から選ばれた
一員であつて、互いに同一であつても相違しても
よい。更に好ましくはR3基はすべて水素であ
る。しかしながらR3基の一つ又はそれ以上が水
素でない場合、それは、低級アルキル、たとえ
ば、メチルもしくはエチル、または可溶化性基、
たとえば、スルホン酸、カルボン酸、カルボン酸
塩もしくはスルホン酸塩であり得る。可溶化性基
を塩の形態で用いる場合、状態が良好で臨床条件
が高い溶解性を必要とするならば、その塩は、た
とえば、ナトリウム、カリウムまたはリチウム塩
とすることができる。また、上記式中のR3は、
2つのR3により表わされる1つの2重に結合せ
る酸素または硫黄原子を含んでいてもよい。 本発明に従つた特定化合物には、フタレート、
オキザレート、サルフエート、カルボキシレー
ト、タータレート、ピルベート及びグルコネート
配位子を有する白金()のビス(イソプロピル
アミン)及びビス(イソペンチルアミン)錯体が
ある。 この明細書に於いて「プソイドハロゲン」と
は、Cotton及びWilknson:Advanced Inorganic
Chemistry,Interscience Publishers(1966)
560頁に定義されるように、「遊離状態において、
ハロゲンに類似せる3以上の電気陰性原子から成
る分子であつて、ハライドイオンと同様な挙動を
示すアニオンを生じるもの」を指す。適当なプソ
イドハロゲンの例には、シアナイド、シアネー
ト、チオシアネート及びアジドがある。 本発明の化合物について用いる「シス」とは、
本発明の化合物が平坦な構造を有し、AがBに対
しトランス位置をとらず、且つXがYに対しトラ
ンス位置をとらないことを意味する。 本発明の化合物は癌または悪性腫瘍に対し活性
を示すことが判明した。通常、この化合物は医薬
的に許容されうるキヤリアーと共に用いる。従つ
て、本発明は他の一面において、前述の本発明に
係る化合物と該化合物の医薬的に許容され得るキ
ヤリアーを含んでなる医薬組成物を提供する。こ
れらの組成物は、悪性腫瘍症状を持つ動物(人間
を含む)に非経口または経口投与するに適当な製
剤とすることができる。 白金錯体の製造 以下の予備的詳細及び結果を本発明に従つたあ
る特定錯体の製造例により引用する。例全体を通
じて“アクオ(aquo)錯体”により次の反応 PtA2X2+2Ag+→〔P+A2(H2O)2〕2+ に従つて製造するアクオスペシーズとヒドロキソ
(hydroxo)スペシーズとの混合物を含有する錯
体が意味される。 例1:アクアビス(イソ−ペンチルアミン)サル
フアト白金(),〔Pt(SO4)
(C5H11NH2)2(H2O)〕 シス−〔PtI2A2〕(30g,0.048モル)を水に懸
濁させそしてなめらかなスラリーが得られるまで
撹拌した。このスラリーへ、水(30ml)に溶解し
た硝酸銀(16.35g)を添加した。この混合物を
40℃で0.5時間撹拌した後、底の平らなガラス棒
で完全にトリチユレート(triturate)にした。完
全なトリチユレートを行いながら撹拌及び加熱を
2ないし4時間間隔で行つた。5時間の総反応時
間後、混合物を孔度4のフイルターを通して過
しそして固形分をフイルター上で新たな水でトリ
チユレートすることにより二回洗浄した。合せた
液及び洗液を木炭と共に撹拌しそして孔度4の
フイルターを通して再び過した。透明な液を
硫酸ナトリウムの温い飽和溶液(水40ml中に約20
g)で処理した。直ちに生成物の白色沈澱が生成
したが混合物を50℃で1時間撹拌してサルフエー
トの配位を完了させた。生成物を孔度3のフイル
ター上で過しそしてフイルター上で水、次いで
アセトンで洗浄した。それを真空下50℃で一晩乾
燥した。 粗生成物をエタノールと水との1:1高温混合
物から再結晶した。純粋な錯体の回収率は錯体が
溶媒と反応すると思われるので低かつた。 C H O N S 理論値% 24.83 5.83 16.55 5.79 6.62 実測値% 25.43 5.80 15.39 5.68 6.17 典型的にはSを約7.0−7.2%含む未結晶物質は、
約2%のNa2SO4が存在すると推定する場合に理
論値と非常によく適合した。 例 2:ビス(イソプロピルアミン)白金()
のサルフエート及びホスフエート錯体の製
造 硫酸ナトリウム及び二ナトリウムヒドロジエン
フオスフエートを〔Pt(i−C3H7NH2)2
(H2O)2〕(NO3)2へ添加し、50℃で3時間撹拌の
際白色固体を生成することによりこれら錯体を予
じめ粗状で製造した。製造を反腹しそして二組の
生成物の赤外スペクトルが同一であることを見い
出しこの方法の再現性を確認した。しかしながら
熱水に溶解しそして遊離の酸又はそのナトリウム
塩の添加による再結晶は不成功に終り、生成物は
次の元素分析により不純であるか又は不正確に製
造されたことが示された。
【表】
従つて成功すると思われる唯一の製造方法はア
クオ錯体とAg2SO4,Ag2HPO4とを反応させそし
て溶液をナイトレート及びクロロアセテート錯体
のように(例3及び4参照)真空下、硫酸上で乾
燥するまで蒸発させた。 例 3:〔Pt(Cl(H2CO2)2(i−C3H7NH2)2〕
の製造 PH5.5のナトリウムクロロアセテートをアクオ
錯体へ添加し白色沈殿を得た。しかしながらこの
錯体は希クロロ酢酸から再結晶は非常に低収率で
あり、無色の粗結晶となつた。この試料Aの元素
分析からはよくない値しか得られずそれ故錯体を
水に溶解し、木炭を通して過しそして再び真空
下、濃硫酸上で乾燥するまで蒸発させた(試料
B)
クオ錯体とAg2SO4,Ag2HPO4とを反応させそし
て溶液をナイトレート及びクロロアセテート錯体
のように(例3及び4参照)真空下、硫酸上で乾
燥するまで蒸発させた。 例 3:〔Pt(Cl(H2CO2)2(i−C3H7NH2)2〕
の製造 PH5.5のナトリウムクロロアセテートをアクオ
錯体へ添加し白色沈殿を得た。しかしながらこの
錯体は希クロロ酢酸から再結晶は非常に低収率で
あり、無色の粗結晶となつた。この試料Aの元素
分析からはよくない値しか得られずそれ故錯体を
水に溶解し、木炭を通して過しそして再び真空
下、濃硫酸上で乾燥するまで蒸発させた(試料
B)
【表】
例 4:〔Pt(NO3)2(i−C3H7NH2)2〕の製造
アクオ溶液を真空下、硫酸上で乾燥するまで二
回蒸発させ淡黄色の粒状結晶を得た。 元素分析
回蒸発させ淡黄色の粒状結晶を得た。 元素分析
【表】
アクオ水溶液を湯浴上で乾燥するまで蒸発させ
ることにより粘性赤色混合物が得られた。赤色不
純物をアセトンで有効にこしとりそして残渣を水
で洗浄することにより赤外スペクトルが前記結晶
と同一の乳色粉末を得た。 例 5:シス−ビス(イソペンチルアミン)ビス
(クロロアセテート)白金()−〔Pt
(C2H2O2Cl)2(C5H1NH2)2〕 〔Ptl2A2〕(40g、0.065モル)を水(200ml)
でトリチユレートしそして40−50℃で4時間1時
間毎に硝酸銀(21.9g、0.129モル)で完全にト
リチユレートしながら撹拌しジアクオ錯体を生成
した。かくして得られた溶液をAg+が不存在であ
ることを確認した後、KOHでクロロ酢酸をPH6
−7に中和することにより予じめ製造したカリウ
ムクロロアセテートの溶液と混合した。最初反応
の明白なしるしは見られなかつたが溶液はまもな
くにごりそして粘着性油となりそしてそれは放置
の際ついには固化した。上澄水溶液をデカンテー
シヨンした後残渣を取り出し乾燥させ、引き続い
て温エタノール(60℃)に溶解した。室温で放置
の際エタノール溶液からクロロアセタト錯体の白
色結晶が沈殿した。 元素分析 C H O N Cl 理論値% 38.19 5.42 11.50 5.03 12.76 実測値% 28.67 5.18 13.49 5.65 11.55 この錯体を十分純粋な状態で製造することは困
難であつた。 例 6:アクアビス(イソペンチルアミン)ホス
フアト白金(),〔Pt(PHO4)
(C5H11NH2)2(H2O)〕 シス〔PtI2A2〕(40g,0.065モル)をジアクオ
種へ転化しそしてこの溶液をほとんど飽和した
Na2HPO4の溶液(20g,0.141モル)と反応させ
た。生成物はきれいな白色沈殿としてほとんど即
座に分離したが混合物を50℃で2時間撹拌しホス
フエートの配位を確実にした。水及びアセトンで
洗浄した時生成物を真空乾燥した。 収量(11.0g)(37%) 熱水、エタノール及び1:1エタノール水から
の再結晶は溶解性が不十分であるので不成功であ
つた。それ故別々のバツチからの粗物質の分析を
行つた。
ることにより粘性赤色混合物が得られた。赤色不
純物をアセトンで有効にこしとりそして残渣を水
で洗浄することにより赤外スペクトルが前記結晶
と同一の乳色粉末を得た。 例 5:シス−ビス(イソペンチルアミン)ビス
(クロロアセテート)白金()−〔Pt
(C2H2O2Cl)2(C5H1NH2)2〕 〔Ptl2A2〕(40g、0.065モル)を水(200ml)
でトリチユレートしそして40−50℃で4時間1時
間毎に硝酸銀(21.9g、0.129モル)で完全にト
リチユレートしながら撹拌しジアクオ錯体を生成
した。かくして得られた溶液をAg+が不存在であ
ることを確認した後、KOHでクロロ酢酸をPH6
−7に中和することにより予じめ製造したカリウ
ムクロロアセテートの溶液と混合した。最初反応
の明白なしるしは見られなかつたが溶液はまもな
くにごりそして粘着性油となりそしてそれは放置
の際ついには固化した。上澄水溶液をデカンテー
シヨンした後残渣を取り出し乾燥させ、引き続い
て温エタノール(60℃)に溶解した。室温で放置
の際エタノール溶液からクロロアセタト錯体の白
色結晶が沈殿した。 元素分析 C H O N Cl 理論値% 38.19 5.42 11.50 5.03 12.76 実測値% 28.67 5.18 13.49 5.65 11.55 この錯体を十分純粋な状態で製造することは困
難であつた。 例 6:アクアビス(イソペンチルアミン)ホス
フアト白金(),〔Pt(PHO4)
(C5H11NH2)2(H2O)〕 シス〔PtI2A2〕(40g,0.065モル)をジアクオ
種へ転化しそしてこの溶液をほとんど飽和した
Na2HPO4の溶液(20g,0.141モル)と反応させ
た。生成物はきれいな白色沈殿としてほとんど即
座に分離したが混合物を50℃で2時間撹拌しホス
フエートの配位を確実にした。水及びアセトンで
洗浄した時生成物を真空乾燥した。 収量(11.0g)(37%) 熱水、エタノール及び1:1エタノール水から
の再結晶は溶解性が不十分であるので不成功であ
つた。それ故別々のバツチからの粗物質の分析を
行つた。
【表】
の理論値%
未再結晶物質についてのこれらの分析結果は、
かなり一致しており、この錯体が配位水1分子に
加えて水和水1分子を含むことを示している。 例 7:ビス(イソブチルアミン)オキザラト白
金(),〔Pt(C2O4)(i−C4H9NH2)2〕 イソブチルアミンアクオ錯体の溶液(37ml,
0.024モル)を水40mlにシユウ酸カリウム(13
g、一水和、0.07モル)を溶かした温撹拌溶液へ
添加した。かくして生成した白色沈殿を30分間撹
拌し、孔度4のシンター(sinter)上で過し、
水で洗浄しそして真空下、50℃で乾燥した。 粗収量=6g(55%) 粗オキザラト錯体を以下のごとく再結晶した。
撹拌し、激しく沸騰させた0.1モルのシユウ酸カ
リウム溶液(800ml)へ生成物を添加した。溶液
を30分間煮沸し溶解させた。その際白金が生成す
るので溶液の色は濃くなつた。次いで溶液を木炭
で処理し、撹拌し、80℃に冷却しそして孔度4の
シンター上で過した。液を25℃に冷却の際白
色結晶が生成しそして5℃で3日間貯蔵の後生成
物を過し、水で洗浄しそして空気乾燥した。 収量=0.5g(5%) 沸騰した0.1モルシユウ酸カリウム中で生成物
は不安定であるので収量は低かつた。
未再結晶物質についてのこれらの分析結果は、
かなり一致しており、この錯体が配位水1分子に
加えて水和水1分子を含むことを示している。 例 7:ビス(イソブチルアミン)オキザラト白
金(),〔Pt(C2O4)(i−C4H9NH2)2〕 イソブチルアミンアクオ錯体の溶液(37ml,
0.024モル)を水40mlにシユウ酸カリウム(13
g、一水和、0.07モル)を溶かした温撹拌溶液へ
添加した。かくして生成した白色沈殿を30分間撹
拌し、孔度4のシンター(sinter)上で過し、
水で洗浄しそして真空下、50℃で乾燥した。 粗収量=6g(55%) 粗オキザラト錯体を以下のごとく再結晶した。
撹拌し、激しく沸騰させた0.1モルのシユウ酸カ
リウム溶液(800ml)へ生成物を添加した。溶液
を30分間煮沸し溶解させた。その際白金が生成す
るので溶液の色は濃くなつた。次いで溶液を木炭
で処理し、撹拌し、80℃に冷却しそして孔度4の
シンター上で過した。液を25℃に冷却の際白
色結晶が生成しそして5℃で3日間貯蔵の後生成
物を過し、水で洗浄しそして空気乾燥した。 収量=0.5g(5%) 沸騰した0.1モルシユウ酸カリウム中で生成物
は不安定であるので収量は低かつた。
【表】
赤外スペクトル
窒素−水素伸縮モード(νN-H)が3110及び
3140cm-1で生じそしてオキザレート配位子のカル
ボニル伸縮振動(νC=0)により1673cm-1で吸収
があつた。 例 8:シス−ビス(イソブチルアミン)ビス
(クロロアセタト)白金(),シス−〔Pt
(ClCH2CO2)2(i−C4H9NH2)2〕 クロロ酢酸(21.6g,0.14モル)から製造し
た、水100mlにカリウムクロロアセテートを溶か
した溶液を、水にイソブチルアミンアクオ錯体を
溶かした溶液(76ml,0.046モル)へ添加した。
直ちに青色溶液が生成し、暗青緑色油が沈殿し
た。白色懸濁も見られた。この混合物を60時間放
置し、次いで固形分を孔度3のシンタ−上で過
し、水で十分洗浄しそして空気乾燥した。次いで
固形分を乳ばち内で押しつぶし、ジエチルエーテ
ルで洗浄しそして60℃、真空下で乾燥した。粗生
成物は淡緑色であつた。 粗収量=9.6g(40%) 粗生成物(9.6g)を熱エタノール50−60mlに
溶解した。オレンジ色の溶液を木炭と共に撹拌
し、熱いうちに孔度4のシインターを通して過
した。白色針状結晶が液冷却の際生成し、それ
を引き続いて5℃で一晩冷却した。結晶を孔度3
のシイター上で過しそしてエタノールで二回洗
浄することにより風化させて白色粉末としそれを
40℃、真空下で乾燥した。 収量=5g(全収率21%) 元素分析
3140cm-1で生じそしてオキザレート配位子のカル
ボニル伸縮振動(νC=0)により1673cm-1で吸収
があつた。 例 8:シス−ビス(イソブチルアミン)ビス
(クロロアセタト)白金(),シス−〔Pt
(ClCH2CO2)2(i−C4H9NH2)2〕 クロロ酢酸(21.6g,0.14モル)から製造し
た、水100mlにカリウムクロロアセテートを溶か
した溶液を、水にイソブチルアミンアクオ錯体を
溶かした溶液(76ml,0.046モル)へ添加した。
直ちに青色溶液が生成し、暗青緑色油が沈殿し
た。白色懸濁も見られた。この混合物を60時間放
置し、次いで固形分を孔度3のシンタ−上で過
し、水で十分洗浄しそして空気乾燥した。次いで
固形分を乳ばち内で押しつぶし、ジエチルエーテ
ルで洗浄しそして60℃、真空下で乾燥した。粗生
成物は淡緑色であつた。 粗収量=9.6g(40%) 粗生成物(9.6g)を熱エタノール50−60mlに
溶解した。オレンジ色の溶液を木炭と共に撹拌
し、熱いうちに孔度4のシインターを通して過
した。白色針状結晶が液冷却の際生成し、それ
を引き続いて5℃で一晩冷却した。結晶を孔度3
のシイター上で過しそしてエタノールで二回洗
浄することにより風化させて白色粉末としそれを
40℃、真空下で乾燥した。 収量=5g(全収率21%) 元素分析
【表】
赤外スペクトル
窒素−水素伸縮モード(νN-H)が3230及び
3160cm-1で生じそして1670及び1645cm-1(νC=
0)でクロロアセテートの吸収があつた。 例 9:アクオビス(イソブチルアミン)サルフ
アト白金(),シス〔Pt(SO4)(H2O)
(i−C4H9NH2)2〕 温度を30℃以下に保ちながら濃硫酸(24ml,
0.45モル)を緩徐にイソブチルアミンアクオ錯体
の冷却撹拌溶液(76ml,0.046モル)へ添加し
た。溶液を1時間撹拌し、その際白色結晶が生成
した。生成物を孔度3のシンター上で過し、水
で十分洗浄しそして真空下で乾燥した。 収量=7g(33%) 更に精製を行わずに錯体を分析した。 元素分析 Pt C H N O S 理論値% 42.8 21.1 5.3 6.2 17.6 7.0 実測値% − 21.0 5.4 6.3 − − 赤外スペクトル 窒素−水素伸縮モード(νN-H)が3210及び
3140cm-1で生じ、サルフエートの吸収が1180,
1123,1050及び1028cm-1にありそして水の吸収は
1600cm-1にあり3500cm-1付近に非常に広い肩が見
られた。 例 10:オキザラトビス(イソプロピルアミン)
白金(),〔Pt(C2O4)(i−
C3H7NH3)2〕 シス−〔PtI2(i−C3H7NH2)2〕(67.8g,0.120
モル)を水(150ml)に硝酸銀38.6g、0.227モ
ル)を溶かした溶液(激しく撹拌たもの)を用い
てスラリーとした。孔度4のシンターで過する
前にこの混合物を40−50℃で4時間撹拌し、次い
で木炭と共に撹拌し淡黄色溶液を得た。フイルタ
ーを約30mlの水で直接液中に洗い込んだ。液
をNaClで検べたところ銀は発見されなかつた。 溶液の全溶積は180mlであつた。溶液中のシス
−〔ビス(イソプロピルアミン)ジアクオPt
()〕++の理論収量は0.114モルであつた。アクオ
錯体(120ml,0.075モル)をシユウ酸カリウムの
温撹拌溶液へ添加し直ちに白色沈殿を得たが撹拌
を0.5時間継続した。次いで沈殿を孔度3のシン
ター上で過し、水で十分洗浄しそして60%、真
空下で乾燥した。 粗収量=20.6g(45%) 再結晶 粗生成物(12g)を激しく沸騰させそして撹拌
したシユウ酸カリウムの水溶液(シユウ酸カリウ
ム27gを水1450mlに溶解)に添加し、透明溶液を
得た。これを木炭で処理し、80℃に冷却しそして
予備加熱した孔度4のシンターで過した。室温
に冷却の際、白色針状結晶が生成した。この混合
物を5℃で一晩保持し、次いで生成物を孔度3の
シンター上で過し、水で洗浄し、空気乾燥しそ
して60℃、真空下で乾燥した。 再結晶生成物の収量=7.8g (再結晶における収率65%、全収率29.3%) 分析 Pt C H N O 理論値% 48.6 23.9 4.5 7.0 16.0 実測値 − 24.3 4.5 7.2 窒素−水素伸縮モード(νN-H)が3190及び
3120cm-1で生じそしてオキザレートの吸収が1690
及び1640cm-1(ブロード)(νC=0)にあつた。 例 11:シス−ビス(ブロモアセタト)ビス(イ
ソプロピルアミン)白金() カリウムブロムアセテート(0.15モル)(ブロ
ム酢酸20.4gと水酸化カリウム8.2gとから製
造)を水100mlに溶かした溶液(PH6)を十分撹
拌したPt()ビス(イソプロピルアミン)アク
オ錯体の水溶液(60ml中0.05モル)へ25−30℃に
おいて添加した。溶液を混合し始めて2−3分以
内に白色油状固体が分離し始めた。この混合物を
1時間撹拌しそして一晩放置した。放置の際固化
した油を過しそして水で完全に洗浄した。次い
でそれをエーテルでおおいそして0℃で一晩保持
した。次いで固形分を過しそして60℃、真空下
で乾燥した。 粗収量 11.9g(41%) 生成物1gをエタノールから再結晶させた。収
率は50%であつた。 元素分析 Pt C H N O Br 理論値% 33.1 20.4 3.8 4.8 10.9 27.1 実測値% − 20.6 3.9 4.7 10.7 − 臨床試験データ 本発明に係る錯体の抗腫瘍活性を二十日ネズミ
のL−1210白血病またはS180腹水症葬について
試験した。試験結果において、投与量はミリグラ
ム/生体Kgで表訳わし、また薬効は治療二十日ネ
ズミの生存時間中央値を未治療二十日ネズミ(比
較対照)の生存時間中央値で割つた値を百分率
(%T/C)で表わした。従つて100%T/Cは活
性を示さなかつたことを意味し、125またはそれ
以上の%T/Cはかなりの抗腫瘍活性を示したこ
とを意味する。 (i) ビス(クロロアセタト)ビス(イソ−プロピ
ルアミン)白金() 1回の投与,投与量32mg/Kg %T/C=179 9日間毎日投与,1日の投与量16mg/Kg
%T/C=207 (ii) ジニトロビス(イソ−プロピルアミン)白金
() 1回の投与,投与量64mg/Kg %T/C=171 9日間毎日投与,1日の投与量16mg/Kg
%T/C=193 (iii) アクオビス(イソプロピルアミン)サルフア
ト白金() 1回の投与,投与量22 .6mg/Kg
%T/C=150 9日間毎日投与,1日の投与量5.7mg/Kg
%T/C=167 1日の投与量11mg/Kg
%T/C=167 (iv) ビス(クロロアセタト)ビス(イソ−ブチル
アミン)白金() 1回の投与,投与量52mg/Kg %T/C=150 9日間毎日投与,1日の投与量26mg/Kg
%T/C=150 (v) アクオビス(イソブチルアミン)サルフアト
白金() 1回の投与,投与量15mg/Kg %T/C=150 9日間毎日投与,1日の投与量7.5mg/Kg
%T/C=129
3160cm-1で生じそして1670及び1645cm-1(νC=
0)でクロロアセテートの吸収があつた。 例 9:アクオビス(イソブチルアミン)サルフ
アト白金(),シス〔Pt(SO4)(H2O)
(i−C4H9NH2)2〕 温度を30℃以下に保ちながら濃硫酸(24ml,
0.45モル)を緩徐にイソブチルアミンアクオ錯体
の冷却撹拌溶液(76ml,0.046モル)へ添加し
た。溶液を1時間撹拌し、その際白色結晶が生成
した。生成物を孔度3のシンター上で過し、水
で十分洗浄しそして真空下で乾燥した。 収量=7g(33%) 更に精製を行わずに錯体を分析した。 元素分析 Pt C H N O S 理論値% 42.8 21.1 5.3 6.2 17.6 7.0 実測値% − 21.0 5.4 6.3 − − 赤外スペクトル 窒素−水素伸縮モード(νN-H)が3210及び
3140cm-1で生じ、サルフエートの吸収が1180,
1123,1050及び1028cm-1にありそして水の吸収は
1600cm-1にあり3500cm-1付近に非常に広い肩が見
られた。 例 10:オキザラトビス(イソプロピルアミン)
白金(),〔Pt(C2O4)(i−
C3H7NH3)2〕 シス−〔PtI2(i−C3H7NH2)2〕(67.8g,0.120
モル)を水(150ml)に硝酸銀38.6g、0.227モ
ル)を溶かした溶液(激しく撹拌たもの)を用い
てスラリーとした。孔度4のシンターで過する
前にこの混合物を40−50℃で4時間撹拌し、次い
で木炭と共に撹拌し淡黄色溶液を得た。フイルタ
ーを約30mlの水で直接液中に洗い込んだ。液
をNaClで検べたところ銀は発見されなかつた。 溶液の全溶積は180mlであつた。溶液中のシス
−〔ビス(イソプロピルアミン)ジアクオPt
()〕++の理論収量は0.114モルであつた。アクオ
錯体(120ml,0.075モル)をシユウ酸カリウムの
温撹拌溶液へ添加し直ちに白色沈殿を得たが撹拌
を0.5時間継続した。次いで沈殿を孔度3のシン
ター上で過し、水で十分洗浄しそして60%、真
空下で乾燥した。 粗収量=20.6g(45%) 再結晶 粗生成物(12g)を激しく沸騰させそして撹拌
したシユウ酸カリウムの水溶液(シユウ酸カリウ
ム27gを水1450mlに溶解)に添加し、透明溶液を
得た。これを木炭で処理し、80℃に冷却しそして
予備加熱した孔度4のシンターで過した。室温
に冷却の際、白色針状結晶が生成した。この混合
物を5℃で一晩保持し、次いで生成物を孔度3の
シンター上で過し、水で洗浄し、空気乾燥しそ
して60℃、真空下で乾燥した。 再結晶生成物の収量=7.8g (再結晶における収率65%、全収率29.3%) 分析 Pt C H N O 理論値% 48.6 23.9 4.5 7.0 16.0 実測値 − 24.3 4.5 7.2 窒素−水素伸縮モード(νN-H)が3190及び
3120cm-1で生じそしてオキザレートの吸収が1690
及び1640cm-1(ブロード)(νC=0)にあつた。 例 11:シス−ビス(ブロモアセタト)ビス(イ
ソプロピルアミン)白金() カリウムブロムアセテート(0.15モル)(ブロ
ム酢酸20.4gと水酸化カリウム8.2gとから製
造)を水100mlに溶かした溶液(PH6)を十分撹
拌したPt()ビス(イソプロピルアミン)アク
オ錯体の水溶液(60ml中0.05モル)へ25−30℃に
おいて添加した。溶液を混合し始めて2−3分以
内に白色油状固体が分離し始めた。この混合物を
1時間撹拌しそして一晩放置した。放置の際固化
した油を過しそして水で完全に洗浄した。次い
でそれをエーテルでおおいそして0℃で一晩保持
した。次いで固形分を過しそして60℃、真空下
で乾燥した。 粗収量 11.9g(41%) 生成物1gをエタノールから再結晶させた。収
率は50%であつた。 元素分析 Pt C H N O Br 理論値% 33.1 20.4 3.8 4.8 10.9 27.1 実測値% − 20.6 3.9 4.7 10.7 − 臨床試験データ 本発明に係る錯体の抗腫瘍活性を二十日ネズミ
のL−1210白血病またはS180腹水症葬について
試験した。試験結果において、投与量はミリグラ
ム/生体Kgで表訳わし、また薬効は治療二十日ネ
ズミの生存時間中央値を未治療二十日ネズミ(比
較対照)の生存時間中央値で割つた値を百分率
(%T/C)で表わした。従つて100%T/Cは活
性を示さなかつたことを意味し、125またはそれ
以上の%T/Cはかなりの抗腫瘍活性を示したこ
とを意味する。 (i) ビス(クロロアセタト)ビス(イソ−プロピ
ルアミン)白金() 1回の投与,投与量32mg/Kg %T/C=179 9日間毎日投与,1日の投与量16mg/Kg
%T/C=207 (ii) ジニトロビス(イソ−プロピルアミン)白金
() 1回の投与,投与量64mg/Kg %T/C=171 9日間毎日投与,1日の投与量16mg/Kg
%T/C=193 (iii) アクオビス(イソプロピルアミン)サルフア
ト白金() 1回の投与,投与量22 .6mg/Kg
%T/C=150 9日間毎日投与,1日の投与量5.7mg/Kg
%T/C=167 1日の投与量11mg/Kg
%T/C=167 (iv) ビス(クロロアセタト)ビス(イソ−ブチル
アミン)白金() 1回の投与,投与量52mg/Kg %T/C=150 9日間毎日投与,1日の投与量26mg/Kg
%T/C=150 (v) アクオビス(イソブチルアミン)サルフアト
白金() 1回の投与,投与量15mg/Kg %T/C=150 9日間毎日投与,1日の投与量7.5mg/Kg
%T/C=129
Claims (1)
- 【特許請求の範囲】 1 次式: (式中、XおよびYは配位子であり、それぞれ
ニトラート又はクロロアセタトであるか、又はX
はスルフエートでありかつYは水であり、更にA
およびBはそれぞれN原子を通じてPt2+の形態で
存在するPtに配位したイソプロピルアミン又はイ
ソブチルアミンである) で表わされるシス配位化合物。
Applications Claiming Priority (2)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| GB4349277 | 1977-10-19 | ||
| GB2046178 | 1978-05-18 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPS5470226A JPS5470226A (en) | 1979-06-05 |
| JPS629115B2 true JPS629115B2 (ja) | 1987-02-26 |
Family
ID=26254690
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP12790678A Granted JPS5470226A (en) | 1977-10-19 | 1978-10-19 | Platinum coordination compound |
Country Status (7)
| Country | Link |
|---|---|
| US (1) | US4230631A (ja) |
| JP (1) | JPS5470226A (ja) |
| CA (1) | CA1117543A (ja) |
| DE (1) | DE2845372A1 (ja) |
| FR (1) | FR2406441A1 (ja) |
| NL (1) | NL7810434A (ja) |
| SE (1) | SE447385B (ja) |
Families Citing this family (23)
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|---|---|---|---|---|
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| JPS59112995A (ja) * | 1982-12-21 | 1984-06-29 | Shionogi & Co Ltd | 新規グリコ−ル酸白金錯体 |
| IL67789A (en) * | 1983-01-31 | 1986-09-30 | Yissum Res Dev Co | Amino-substituted malonato platinum(ii)complexes and method for their preparation |
| US4533502A (en) * | 1983-02-22 | 1985-08-06 | Rochon Fernande D | Platinum (II) compounds and their preparation |
| US4720504A (en) * | 1983-05-10 | 1988-01-19 | Andrulis Research Corporation | Use of bis-platinum complexes as antitumor agents |
| ATE52517T1 (de) * | 1983-05-10 | 1990-05-15 | Andrulis Res Corp | Bis-platinkomplexe als antitumor-mittel. |
| US4565884A (en) * | 1983-05-10 | 1986-01-21 | Andrulis Research Corporation | Bis-platinum complexes as antitumor agents |
| JPS59222498A (ja) * | 1983-06-01 | 1984-12-14 | Shionogi & Co Ltd | 新規グリコ−ル酸系白金錯体および抗悪性腫瘍剤 |
| JPS6034982A (ja) * | 1983-08-05 | 1985-02-22 | Yoshinori Kitani | 1,2−ジアミノシクロヘキサン白金(2)錯体 |
| GB8416048D0 (en) * | 1984-06-22 | 1984-07-25 | Johnson Matthey Plc | Anti-tumour compounds of platinum |
| JPS6296A (ja) * | 1985-03-06 | 1987-01-06 | Sumitomo Pharmaceut Co Ltd | 脂溶性白金(2)錯体 |
| US4866092A (en) * | 1985-06-26 | 1989-09-12 | American Cyanamid Company | Platinum complexes of amines with novel dibasic acids |
| US4675336A (en) * | 1985-06-26 | 1987-06-23 | American Cyanamid Company | Platinum complexes of amines with dibasic acids |
| JPS63501568A (ja) * | 1985-10-18 | 1988-06-16 | ボ−ド・オブ・リ−ジェンツ、ザ・ユニバ−シティ−・オブ・テキサス・システム | リポソ−ムに有効に組み込まれた疎水性シス−プラチナ複合体 |
| US5041581A (en) * | 1985-10-18 | 1991-08-20 | The University Of Texas System Board Of Regents | Hydrophobic cis-platinum complexes efficiently incorporated into liposomes |
| US5384127A (en) * | 1985-10-18 | 1995-01-24 | Board Of Regents, The University Of Texas System | Stable liposomal formulations of lipophilic platinum compounds |
| US5434256A (en) * | 1988-11-22 | 1995-07-18 | Board Of Regents, The University Of Texas System | Diamine platinum complexes as antitumor agents |
| US5393909A (en) * | 1988-11-22 | 1995-02-28 | Board Of Regents, The University Of Texas System | Diamine platinum complexes as antitumor agents |
| US5041578A (en) * | 1988-11-22 | 1991-08-20 | Board Of Regents, The University Of Texas System | Water soluble 1,2-diaminocyclohexane platinum (IV) complexes as antitumor agents |
| US5038952A (en) * | 1989-12-14 | 1991-08-13 | Coors Brewing Company | Closure assembly for pressurized plastic beverage container |
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