JPS629676B2 - - Google Patents

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JPS629676B2
JPS629676B2 JP5900477A JP5900477A JPS629676B2 JP S629676 B2 JPS629676 B2 JP S629676B2 JP 5900477 A JP5900477 A JP 5900477A JP 5900477 A JP5900477 A JP 5900477A JP S629676 B2 JPS629676 B2 JP S629676B2
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JP
Japan
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nickel
manganese
tungsten
weight
alloy
Prior art date
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Expired
Application number
JP5900477A
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English (en)
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JPS53143461A (en
Inventor
Tatsuo Shigematsu
Tsunemi Ooiwa
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Maxell Ltd
Original Assignee
Hitachi Maxell Ltd
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Publication date
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Description

【発明の詳細な説明】
この発明はニツケルとマンガンもしくはタング
ステンとの合金電着物からなる電動かみそり用外
刃の製造法に関するものである。 この発明者らは先の研究において、ニツケルイ
オンを含みこれに無機系光沢剤を加えてなる電解
液にさらにマンガンイオンを含ませこれより電着
成形されたニツケル−マンガン合金電着物からな
る外刃が、使用中の摺動熱で高温状態にされても
初期の硬度がそれほど低下することがない熱安定
性に優れたものであることを見出している。 すなわち一般にニツケルイオンを含みこれに硫
黄原子を含有する有機系光沢剤を加えた電解液か
ら電着成形されるニツケル単独の電着物からなる
従来の外刃においては、摺動熱による影響が約
230℃前後で現われ、たとえば初期のビツカース
硬度が550程度のものを230℃で30分間熱処理する
と金属組織構造に変化が生じてビツツカース硬度
の測定ができないほど靭性が劣化し実用性にほど
遠くなるが、ニツケル−マンガン合金電着物から
なる外刃では300℃程度においても硬度の極端な
低下現象は認められず、靭性の劣化を伴なう組織
構造の大きな変化がみられない。 しかるにこの既案出の外刃は一般に初期の硬度
が低くなりがちであり、この問題はマンガン原子
含量を多くすることによつてある程度回避できる
もののこの場合内部応力が大きくなつて電着成形
時に剥離してきたり亀裂、変形が生じるなどのお
それがあつた。 この発明は、このようなニツケル−マンガン合
金電着物とする場合に光沢剤として従来のニツケ
ル単独の電着物に用いられてきた硫黄原子を含有
する有機系光沢剤を選定使用して合金電着物中に
上記の硫黄原子を含ませるようにしたところ、初
期の硬度が高くかつ内部応力の小さい外刃が得ら
れしかも前記改善された熱安定性になんら悪影響
を与えないことが判り、なされたものである。 第1図はマンガン原子含量が約0.5重量%のニ
ツケル−マンガン合金電着物からなる外刃の硬度
の熱変化を示したもので、図中曲線−,は硫
黄原子含量がそれぞれ0.04重量%、0.08重量%の
この発明の方法により製造された外刃の場合、曲
線−は光沢剤として無機系光沢剤を使用した既
案出の外刃の場合である。 この図からこの発明の方法により製造された外
刃が既案出の外刃に比べて勝るとも劣らない熱安
定性を有し、かつ初期の硬度も非常に高くなつて
いること判る。同様の結果はマンガン原子含量を
0.2重量%以上としたときに認められ、このとき
の初期の硬度はビツカース硬度で少なくとも450
以上という高い値を示す。 第2図は硫黄原子含量が0.03〜0.09重量%の範
囲にあるこの発明のの方法により製造されたニツ
ケル−マンガン合金電着物の内部応力とマンガン
原子含量との関係を示したものである。図示され
るようにマンガン原子含量が約0.75重量%以下の
ものは外刃の内部応力が非常に小さく、既案出の
外刃のような電着成形時の亀裂の発生などが生じ
ないものであることが判る。 このようにこの発明はニツケルイオンを含みこ
れに硫黄原子を含有する有機系光沢剤を加えてな
る電解液から電着法により電動かみそり用外刃を
形成するにあたり、上記電解液にマンガンイオン
を含ませて上記外刃をニツケル−マンガン合金電
着物とするとともにこの合金電着物中に前記の硫
黄原子を含ませることにより、またとくにコバル
ト原子含量を通常0.2〜0.75重量%とすることに
より、初期の硬度が高くかつ内部応力が小さくて
亀裂や変形などがない、しかも熱安定性に優れる
電動かみそり用外刃が得られたものである。 この発明者らはさらに引き続く研究においてこ
のような改善された性能を有する電動かみそり用
外刃が、前記電解液に含ませるマンガンイオンの
代りにタングステンイオンを使用してニツケル−
タングステン合金電着物となしこの合金電着物中
に有機系光沢剤からの硫黄原子を含ませた場合に
も得られることを知つた。 第3図はこのようなニツケル−タングステン合
金電着物の硬度の熱変化を示したもので、曲線−
はタングステン原子含量が20重量%の場合、曲
線−は同含量が35重量%の場合であり、硫黄原
子含量はいずれも0.07重量%である。明らかにニ
ツケル−マンガン合金電着物と同様の良好な熱安
定性が得られている。 このような熱安定性を得るに好ましいタングス
テン原子含量は、通常10重量%以上であり、この
ときの初期の硬度はニツケル−マンガン合金電着
物の場合と同様にビツカース硬度450以上という
高い値を示す。またタングステン原子含量が通常
40重量%までは内部応力が小さく、この範囲内で
は亀裂などの支障が生じるおそれはない。 この発明に適用される電解液には従来公知の
種々のタイプのものが包含されるが、代表的なも
のとしてはワツト氏浴、スルフアミン酸系浴があ
る。 この電解液に加える硫黄原子を含有する有機系
光沢剤としては従来公知のものを任意に選定でき
る。具体例にはサツカリン、ナフタリントリスル
ホン酸ソーダ、ナフタリンジスルホン酸ソーダな
どが挙げられる。このような有機系光沢剤と共に
場合によりギ酸ニツケル、硫酸マグネシウムなど
の無機系光沢剤を併用することもできる。 有機系光沢剤の使用量はニツケル−マンガン合
金電着物とする場合も、またニツケル−タングス
テン合金電着物とする場合も、通常は合金電着物
中の硫黄原子含量が0.02〜0.1重量%となるよう
にすれば充分である。あまりに過剰に含ませすぎ
ると外刃がもろくなる傾向があり好ましくない。 また上記電解液にそのタイプに応じた適宜のマ
ンガン塩もしくはタングステン塩を添加、溶解し
て液中にマンガンイオンもしくはタングステンイ
オンを含ませる。 合金電着物中のマンガン原子含量もしくはタン
グステン原子含量は電解液中のマンガンイオンも
しくはタングステンイオンのニツケルイオンに対
する割合にほぼ比例して増大する。したがつて電
解液中に添加する前記マンガン塩もしくはタング
ステン塩は、液中に溶存するニツケルイオン並び
に電流密度、撹拌条件などの電着条件を考慮し
て、前者の場合望ましくは合金電着物中のマンガ
ン原子含量が通常0.2〜0.75重量%となるような
割合で、また後者の場合望ましくは合金電着物中
のタングステン原子含量が通常10〜40重量%とな
るような割合で使用すればよい。 このようにして調製されるニツケルイオンとマ
ンガンイオンもしくはタングステンイオンを含み
かつこれに硫黄原子を含有する有機系光沢剤が加
えられた電解液に公知の電着法を適用すると、い
ずれの場合も前述した優れた性能を有する電動か
みそり用外刃が得られる。この外刃はニツケル−
マンガン合金電着物からなるものではステンレス
に近い機械的強度とくに引つ張り強さも有してお
り、またニツケル−タングステン合金電着物から
なるものでは耐摩耗性にも優れている。 以下にこの発明の外刃の製造法を実施例に基づ
き具体的に説明する。 実施例 1 スルフアミン酸ニツケル 105g/ スルフアミン酸マンガン 10〜80g/ 臭化ニツケル 5g/ ホウ酸 40g/ ナフタリントリスルホン酸ソーダ 5〜20g/ 2−ブチル−1・4−ジオール 0.1g/ ギ酸ニツケル 20g/ PH 4 浴 温 55℃ 電流密度 3A/dm2 上記電解液および電着条件で約3.6時間常法に
準じて網状に電着成形し、厚さ120μで下記第1
表に示される硫黄原子含量およびマンガン原子含
量のNo.1〜9の電動かみそり用外刃を得た。
【表】 各外刃の物理的性状と、300℃で0.4時間熱処理
し、熱処理前後の硬度変化を調べた結果とを第2
表に示した。
【表】 またNo.5、No.6の外刃に関して熱処理温度をさ
らに種々設定して硬度の熱変化を詳細に調べ、そ
の結果を第1図に示した。図中曲線−はNo.5の
場合、曲線−はNo.6の場合である。 また各外刃の内部応力を調べ、マンガン原子含
量との関係を第2図に示した。 参考例 実施例1の電解液においてナフタリントリスル
ホン酸ソーダを使用しなかつた以外は実施例1と
ほぼ同様にして厚さ120μでマンガン原子含量が
0.53重量%のニツケル−マンガン合金電着物から
なる電動かみそり用外刃を得た。 この外刃の硬度の熱変化を調べた結果は、第1
図の曲線−で示される通りであつた。 比較例 スルフアミン酸ニツケル 450g/ 臭化ニツケル 5g/ ホウ酸 35g/ ナフタリントリスルホン酸ソーダ 15g/ 2−ブチン−1・4−ジオール 0.1g/ PH 4 浴 温 50〜55℃ 電流密度 3A/dm2 上記電解液および電着条件で実施例1と同様の
操作でニツケル単独の電着物からなる電動かみそ
り用外刃を得た。この外刃のビツカース硬度は
523であつたが、230℃で30分間熱処理したところ
硬度測定時に割れが生じた。 実施例 2 スルフアミン酸ニツケル 400g/ タングステン酸ナトリウム 20〜200g/ クエン酸ナトリウム 10〜100g/ ホウ酸 40g/ 臭化ニツケル 5g/ ギ酸ニツケル 20g/ サツカリン 0.5g/ 界面活性剤(ピツトレスS) 3ml/ PH 4.2 浴 温 60℃ 電流密度 3A/dm2 上記の電解液および電着条件で実施例1と同様
の操作で厚さ120μに電着成形してニツケル−タ
ングステン合金電着物からなるNo.10、No.11の2種
の電動かみそり用外刃を得た。 No.10の外刃のタングステン原子含量は20重量
%、硫黄原子含量は0.07重量%であり、No.11の外
刃のタングステン原子含量は35重量%、硫黄原子
含量は0.07重量%であつた。これら外刃の硬度の
熱変化を調べた結果第3図に示される通りであつ
た。図中曲線−はNo.10の場合、曲線−はNo.11
の場合である。
【図面の簡単な説明】
第1図はニツケル−マンガン合金電着物からな
る電動かみそり用外刃の硬度の熱変化を示す特性
図で、図中曲線−,はこの発明の方法により
製造された外刃の場合、曲線−はこの発明の方
法により製造されたものとは異なる参考例として
示した外刃の場合である。第2図はこの発明の方
法により製造されたニツケル−マンガン合金電着
物からなる電動かみそり用外刃の内部応力とマン
ガン原子含量との関係を示す特性図、第3図はこ
の発明の方法により製造されたニツケル−タング
ステン合金電着物からなる電動かみそり用外刃の
硬度の熱変化を示す特性図で、図中曲線−はタ
ングステン原子含量が20重量%の場合、曲線−
は同含量が35重量%の場合である。

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1 ニツケルイオンを含みこれに硫黄原子を含有
    する有機系光沢剤を加えてなる電解液から電着法
    により電動かみそり用外刃を形成するにあたり、
    上記電解液にマンガンイオンもしくはタングステ
    ンイオンを含ませて上記外刃をニツケルとマンガ
    ンもしくはタングステンとの合金電着物とすると
    ともにこの合金電着物中に前記の硫黄原子を含ま
    せるようにしたことを特徴とする電動かみそり用
    外刃の製造法。 2 合金電着物中の硫黄原子含量が0.02〜0.1重
    量%である特許請求の範囲第1項記載の電動かみ
    そり用外刃の製造法。 3 合金電着物がニツケル−マンガン合金電着物
    であつてマンガン原子含量が0.2〜0.75重量%で
    ある特許請求の範囲第1項または第2項記載の電
    動かみそり用外刃の製造法。 4 合金電着物がニツケル−タングステン合金電
    着物であつてタングステン原子含量が10〜40重量
    %である特許請求の範囲第1項または第2項記載
    の電動かみそり用外刃の製造法。
JP5900477A 1977-05-20 1977-05-20 Outer blade for electric razor Granted JPS53143461A (en)

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JP5900477A JPS53143461A (en) 1977-05-20 1977-05-20 Outer blade for electric razor

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Publication Number Publication Date
JPS53143461A JPS53143461A (en) 1978-12-13
JPS629676B2 true JPS629676B2 (ja) 1987-03-02

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