JPS629928A - ポリビニルブチラ−ルシ−トの粗さ制御 - Google Patents

ポリビニルブチラ−ルシ−トの粗さ制御

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JPS629928A
JPS629928A JP61152849A JP15284986A JPS629928A JP S629928 A JPS629928 A JP S629928A JP 61152849 A JP61152849 A JP 61152849A JP 15284986 A JP15284986 A JP 15284986A JP S629928 A JPS629928 A JP S629928A
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    • CCHEMISTRY; METALLURGY
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  • Transition And Organic Metals Composition Catalysts For Addition Polymerization (AREA)

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 本発明は積層安全カラス組立て品に用いられる可塑化ポ
リビニルブチラール(PVB)シートに関し、さらに詳
しくは、このようなシートの表面粗さを調整する方法に
関する。
可塑化PVBシートは、ガラス板又はプラスチック板(
以下積層用パネルと呼ぶ)と共に、積層安全ガラス組立
て品に用いられる中間層として、極めてよく知られてい
る。
典型的な例として、米国特許4,305,549号に開
示されているように、このシートの表面は、積層品の製
造中の脱気を容易にするため、ある程度の粗さを持って
いなければならないということも知られている。さらに
詳しく述べると、積層用パネルの平滑面と、これに面し
て接するPVBシートの極めて微細なくぼみを有する粗
面との間の溝によって、この界面に圧力又は真空をかけ
るとき、この二つの部材の間の空気を取除くことができ
る。しかしながら、脱気は種々のラミネーターによって
異なった方法で行なわれるので、種々異なった程度のシ
ートの粗さがシート製造業者に要求される場合がある。
例えば、特定の脱気方法にとって粗さの程度が低過ぎる
と、真空にされねばならぬ溝が早期に閉塞され、脱気が
完了する前に、シートの端部が積層用パネルに対して密
封されてし1う。反対に、溝が深すぎると、シート面が
積層用パネルに対して平滑になる前に脱気を完全に行な
うことはむずかしく、製品のガラス積層品中に望1しく
ない気泡が見られる結果となる。
従来は押出作業において金型部材の表面形態を変えるこ
とによって粗さが異なるシートを供給していたが、この
ような金型部材の交換のだめ押出工程の停止が必要であ
るからコスト高となる。したがって、PvBシートの粗
さを変化させるさらに便利な方法が望まれている。
従来技術の上記欠点をできるだけ除く又は克服する可塑
化PVBシートの生産の改良がこ\に行われた。
従って本発明の主な目的は、シートの原料のPVBの分
子量を巧妙に操作することによってPVB押出シートの
粗さを容易に制御することである。
他の1つの目的は、PvBの選択的架橋によって上記の
分子量を操作することである。
さらに他の1つの目的は、シート化したとき好ましい程
度の表面粗さ示す軽度に架橋しだPVBを提供すること
である。
本発明の他の目的は一部は自ら明らかであり、又一部は
以下に述べる説明および前記特許請求範囲から明らかで
あろう。
これらおよび他の目的は、PvB合成の際PVBの選択
的、軽度の架橋を行なうことにより、所望の粗さを有す
るPVB押出シートかえられるよう分子量分布を適宜調
節することによって達成される。本発明によると、この
ような軽度に架橋したPVB樹脂は、それからえられる
押出シートの表面粗さと直接的々関係を有することが、
はからずも発見された。さらに明確に述べると、シート
成形加工後も残存しうる、押出しに先立って造られた安
定な分子間結合によって軽度に架橋(ッたPVB樹脂を
押出しに用いることからなる可塑化PVB押出シートの
表面粗さの調整方法が提供される。この粗さはPVBの
架橋度によって約152〜457XlO’ cm (約
60×100−5〜約180×100−5インチ)の範
囲内に調節される。
本PVB中の架橋結合は、好しくは少くとも2個のCH
O原子団を有するアルデヒド、最も好しくはグルタルア
ルデヒドと共に任意の架橋剤を用いることによって形成
することができる。
可塑化PVBシートの表面粗さを制御する本発明の方法
に効果的なPVB樹脂はグルタルアルデヒドを架橋剤と
して用いた場合、ポリマーの一部分を示す次の代表的な
式で表わされる。
CH2C)T2 H3CH2 しH H2 ■ H2 H3 上に図示したように、本ポリマー中に65〜95重量係
程度ビニルブチラール単位として存在するPVB構造部
分は、同じPvOTI鎖」二の2個の隣接した水酸基と
ブチルアルデヒドとの反応によって作られる。分子間の
架橋結合(この場合ジアセタール架橋結合)は、架橋剤
(この場合アルデヒド)の1箇の活性基と1箇のポリビ
ニルアルコール(PVOHI領土の1対の隣接したOH
基との反応および上記架橋剤(この場合同じアルデヒド
分子)の他の1つの活性基と、近接したPVOH鎖−H
の1対の隣接しだOH基との反応によって形成される。
このような架橋によって、PvBの分子量は、2個のP
VB分子鎖を連結する1個の架橋はあたかも2個の同等
のPVB分子鎖を端と端で連結する場合と同じ分子量を
与えるから、都合よく増大される。端と端とで連結した
ような高分子量のPVBを得るには、特に高分子量のP
 VOHとその前躯体であるポリ酢酸ビニルとの困難な
合成が必要と考えられる。さらに、上記のような架橋は
軽度のもので(後に定義する)すべてのPVB分子鎖を
上記の方法で連結するものではなく、あるPVB分子鎖
は未架橋で従来の形体をとっているから、PvBの分子
量分布は好適に拡げられる。
本発明の方法で用いることができる軽度に架橋しだPV
Bについては、それは現在知られている限りでは本発明
以前には、PVOHと架橋剤との分子間結合を形成する
化学反応に関する限り未知であったが、いかなる架橋剤
でも、隣接した2個のPVOH分子鎖の夫々の1対の水
酸基と相互に作用して、可塑化PVBシートの製造に用
いるポリマーの溶融押出作業に亘って維持される安定な
分子間結合を形成しうるものであれば、その選択に何ら
の制限もない。1個のPVB分子鎖の中の水酸基の間で
生ずる分子内アセタール結合(1ntra−aceta
l linkage )  はシート成形の際切断され
ると考えられる不安定な結合の代表的なものであり、も
しそれだけしか存在しないならば、それは本発明の範囲
外のものとみなされる。以上を考慮して、架橋剤の化学
構造(d、改質PVB樹脂からシートを形成する所期の
機能においては重要でない。使用可能な架橋剤としては
ビスフェノールAチクリシジルエーテルのようなジエポ
キシド、およびジアルデヒド、トリアルデヒドなど2個
以上のCHo基を含むアルデヒドがあげられる。この中
、より好丑しい架橋剤は、例えばオキザルアルデヒドな
どジアルデヒド、さらに複雑なジアルデヒド、1つのC
Ho基のカルボニル結合と他のCHo基のカルボニル結
合との間に脂肪族(不飽和結合があっても、なくてもよ
い)、芳香族、又は脂肪族と芳香族とが混ざった原子団
を有するトリアルデヒドである。これらの機能性シアル
アルデヒドの具体例として、プロパンシアル、スクシン
アルデヒド、アジパルプヒト、2−ヒドロキシヘキサン
ジアル等の脂肪族ジアルデヒド;フタルアルデヒド、1
.4−ベンゼンジアセトアルデヒド、4.4’−(エチ
レンジオキシ)ジベンズアルデヒド、2.6−ナフタレ
ンジカルポアルデヒド等の芳香族ジアルデヒドがあげら
れる。使用可能なトリアルデヒドはN 、 N’、 N
”−(3,3;’3″−トリスホルミルエチル)イソシ
アヌレート等である。上記の架橋剤と他の架橋剤との混
合物も適用できる。特に好しいジアルデヒドはグルタル
アルデヒド、4.4’(エチレンジオキシ)ジベンズア
ルデヒド、および2−ヒドロキシヘキサンジアルからな
る群から選ばれる。最も好適なジアルデヒドはグルタル
アルデヒドである。
本架橋反応は実質的に、PvOTIとブチルアルデヒド
との縮合によるPVB樹脂の生成と共に行なわれる。7 本発明の特質の1つけ、架橋反応に用いる架橋剤の濃度
をPVB押出しシートの所望の表面粗さに応じて適宜変
えられることであり、これによってシート加工に適用で
きる多彩な化学プロセス手段かえられる。このような濃
度はPVB樹脂を軽度に架橋するのに適したものでなけ
ればならない。これによって、架橋した樹脂の粘度が分
子間架橋がないときの粘度より約2〜約85係高くなる
ことを意図している。軽度に架橋しだPVB樹脂のその
ような粘度(メタノール中で濃度7.5重敞係で20℃
で測定)は約90センチポイズ(0,09Pa、s)〜
約325センチポイズ(0,325Pa、s )、さら
に好ましくは約150〜260センチポイズ(0,15
0〜0.260 Pa、 s )  である。このよう
な架橋PVBの粘度を与える架橋剤の濃度は用いる架橋
剤の分子量によって大幅に変り、架橋剤の分子量が高い
ほどその量が多く必要となる。好適なジアルデヒドやト
リアルデヒドの場合、その使用濃度はPVOH1(10
)部に対し、約0.(10)05〜約0.20部、特に
0.(11〜0.04 部の範囲内になければならな、
い。
本発明の方法に用いる軽度に架橋したPVBの形成に有
用なPVOHはポリビニルエステル(通常ポリ酢酸ビニ
ル)の酸又は塩基を触媒とする加水分解の生成物であっ
て、ブチルアルデヒドとの縮合によるPVBの製造に適
したものである。このようなPVOHは、加水分解が実
質的に完了した生成物からなるものであってもよく、又
加水分解を未完了のうちに故意に停止したもの等、加水
分解が不完全な生成物からなるものであってもよい。加
水分解が不完全なこのような生成物から製造されるP 
V 、B樹脂は残存するポリビニルエステルの含有量が
種々異なる。PVOHのうち有用なものは、分子中に加
水分解されずに残っているビニルエステルを5重量係以
下(ポリ酢酸ビニルとして計算)含有するものであるが
、PVB樹脂を安全カラスの中間層として用いる場合、
約0〜2.5重量のポリ酢酸ビニルを含有するものがさ
らに好捷しい。粘度が異なるグレードの混合物を使用し
てもよい。
本発明において用いられる軽度に架橋しだPVB樹脂は
、公知の水中又は溶媒中のアセタール化プロセスによっ
て製造される。このプロセスでは、加水分解生成物であ
るPVOHを酸触媒の存在下にブチルアルデヒドと反応
させPvBを生成させ、次いで触媒の中和、PVB樹脂
の分離安定化、および乾燥を行なう。この反応の速度に
応じて、接触縮合反応混合物に、ブチアルアルデヒドを
加える前又は同時に、架橋剤を加える。溶媒を用いる反
応系では、この添加の順序は少々異なってもよい、例え
ばPVBが溶解した後に架橋剤を加えなければなら彦い
場合もある。
溶媒法では、アセタール化は、生成するPVBを溶かし
アセタール化が終了した時点で均質な溶液を形成するの
に十分な溶媒の存在下に行なう。PVBは溶液から水で
固体粒子として沈殿分離1〜、次にこの沈殿を洗浄、乾
燥する。用いる溶媒はエタノールのような脂肪族の低級
アルコールである。
水溶液法では、アセタール化は、Pvo■の水溶液に約
20℃で酸触媒の存在下にブチルアルデヒドを加え、こ
の混合液を攪拌して中間体PVBを微粒子状として沈殿
させ、反応が所望の終点に達するまで、加熱下に攪拌を
続ける。
中間層用押出シートの表面粗さと、このシートを形成す
るPVBの軽度の架橋で達成さ、れる多分散度又は分子
量分布(MWD )との関係がこ!で認められるので、
この粗さは、用いる架橋剤の濃度により架橋度を調節す
ることによって制御可能であり、都合よく適合させるこ
とができる。例えば、シート成形用のPVB樹脂のMW
Dが狭すぎると、えられる中間層用押出シートの表面は
粗くなり過ぎる。一方反対にMWDが広すぎると、押出
シートの表面はなめらかになり過ぎ、成形および脱気が
目的どおりには行なわれなくなる。
そこで本発明はシート表面の粗さを調節する化学的手段
を提供する。これは、PVB樹脂をその分子量分布を広
げるように軽度に架橋することによって達成される。す
々わち、この架橋されたPVB樹脂が可塑化され押出さ
れて所望の粗さの中間層用シートを形成するよう、又ア
セタール化反応と関連して用いる架橋剤の濃度を注意深
く調節することによって′粗さをさらに続いて調整する
ことができる。
分子量分布(MWD )はMW /Mn比で評価される
。こ\でMwは重惜平均分子量であり、ゐは数平均分子
量である。
シート表面の粗さがPVBの軽度の架橋によって影響さ
れるメカニズムは完全には明らかでなく、又特定の学説
で縛られることを望むものでもないが、次の仮説が成立
つ。すなわち、ポリマーがゴム的であるほど、押出ダイ
スから出るときポリマーが収縮して粗い面を与える傾向
が強い。本発明の軽度の架橋によってMWDを広くする
と、ダイスかと吐出するとき収縮する傾向が小さく、剛
性が増加し弾性が低下したポリマーかえられ、そのため
シートの表面粗さが小さくなる。
軽度に架橋したPVB樹脂の溶融粘度は押出シートの表
面粗さと共に、押出し中間層の積層作業における取扱い
および脱気を容易するのに適したものでなくてはならな
い。そのような溶融粘度は120℃1ヘルツにおいて約
2.0×100’〜約3.5 X ]、 05ポイズ(
0,20×1005〜0.35X 105Pa、s )
  の範囲、さらに好しくは約2.50×1005〜約
3.05 X 1.0’  ポイズ(0,250×10
0’ 〜0.305×100°Pa、s)の範囲にわた
る。シートの粗さがシートの片面又は両面において多く
の微少凸部と微少凹部との形体をとっているとき、本発
明のシートの粗さは、シート面の代表的領域における個
々の四部の深さについて、その平均値が152×100
−’〜452×100−’crn(約60×100−5
〜約180×100−’インチ)さらに好しくは305
×100−’−381×100−5cm (約120×
10−5〜約150×100−’インチ)の範囲にある
ことを特徴とする。このような深さを測定する装置は後
述する。
本発明の軽度に架橋しだPVB樹脂は約30.(10)
0〜6(10),(10)0 、さらに好しく45,(
10)0〜270.(10)0に亘るスタウデインガー
分子量を有し、重量基準でポリビニルアルコールとして
計算して、5〜30%の水酸基、ポリビニルエステルと
して計算して、0〜5%のエステル基を含み、残りは実
質的にブチラール基からなる。さらに好しくは、重量基
準で、ポリビニルアルコールとして計算して、11〜2
5%の水酸基、ポリ酢酸ビニルとして計算して、0〜2
5%のアセテート基を含み、残りは実質的にブチラール
基からなる。
中間層として用いる押出シートの成形には、軽度に架橋
したPVB樹脂を、従来の積層安全ガラスに使用するた
めには、この樹脂を樹脂1(10)部あたり約20〜8
0部(PHR)、さらに一般的には25〜45部(PT
(R)の可塑剤で可塑化しなければならない。後者の濃
度はビニルアルコールを17〜25重量係含有するポリ
ビニルブチラールに対して一般に用いられる。通常用い
られる可塑剤は一般に多塩基性の酸あるいは多価アルコ
ールのエステルである。特に好適な可塑剤はトリエチレ
ンゲリコールジー(2−エチルブチレート)、ジオクチ
ルアジペート、ジオクチルアジペート、ヘプチルアジペ
ートとノニルアジペートとの混合物、ジブチルセバケー
トオイルで変性したセパシトアルキッド(5ebaci
d alkyd )のような高分子可塑剤、米国特許3
,841,890号に開示されているようなフォスフェ
ートとアジペートとの混合物、米国特許4,144,2
17号に開示されているようなアジペートとアルキルベ
ンジルフタレートとの混合物、等である。他の好適な可
塑剤はよく知られているものか、あるいは当業者には自
明のものである。
本発明による軽度に架橋した可塑化PVB樹脂からなる
中間層用押出シートは、当業者に知られている装置を用
い、水冷ダイリップを有する慣用のシート成形用ダイス
を通す押出によって、すなわち、こ\で成形しようとく
垂直方向に狭いダイ間隙を通して溶融ポリマーを強制的
に押出すことによって、あるいはダイ・ロール装置を用
いることによって、すなわち、押出ダイスから吐出する
溶融ポリマーを、ダイスの吐出口の近くに位置するダイ
・ロールの特別に調製された面、これは押出した溶融ポ
リマーの片方の面に所望の特性を与えるものであるが、
この面に注ぐことよって、成形することができる。従っ
て、このようなロールの表面に微細な凹凸があるときは
、その上に注いだポリマーからなるシートは一般に、そ
のロール表面に接した側にロール面の凹凸に夫々一致す
る凹凸を持つ。上記のようなダイ・ロールのさらに詳細
な構造は米国特許4,035,549号の明細書第3欄
46行から第4欄44行に開示されており、その内容は
こべに引用文献として組入れる。
ダイ・ロール押出装置で成形される中間層用押出シート
の反対側の粗面ば押出される樹脂が通過するダイ間隙の
構造によって与えることができる。このようなダイ開口
の形態は概ね米国特許4,281,980号の第4図に
示めされているとおりである。この図の内容は引用文献
としてこβに組入れる。この図のダイリップ5の押出方
向の最外端部がこれと向いあって回転しているダイ・ロ
ールへの接面と平行しており、このリップの残りの後方
部分が上記接面に対し約2〜7度の角度をとっていると
きは、押出しだ中間層用シートのダイ・自−外表面と接
して形成された面と反対側に粗面が自動的に造られる。
本発明による中間層用シートは可塑剤のほか、染料、紫
外線吸収剤、接着を制御する塩、および抗酸化剤のよう
な添加剤を含んでいてもよく、又希望によっては、積層
性能を向上するだめの添加剤で処理してもよい。
次の操作を用い、後に掲げる表に示す各種の特性の値を
求めた。
PVBO数平均分子量□J++ )と重量平均分子量(
Mw’)  はテトラヒドロフラン溶液(テトラヒドロ
フランl mlあたりPVBIO■を溶解)につき、ゲ
ルクロマトグラフィを行ない、レザー光の低角散乱によ
って求めた。詳細はNポリマー・プリプリント〃、23
巻(1982) 35頁、ビー・メツジャー・コツプ(
P、 Metzger Cotts )  とニー・ジ
ー・オウアノ(A、 G、 0uano )  の論文
を参照されたい。
可塑化PVBの溶融粘度又は複合粘度 (complex viscosity )はレオメト
リック・メカニカル・スペクトロメーターを周波数1ヘ
ルクで用いて測定した。試料は上記周波数で振動してい
る2個の平行板の間においた。
粘度(溶液の)は毛管粘度計キャノン・フェンスケ(C
annon Fen5ke )≠4(10)を用いて測
定した。
押出しだ中間層用シートの粗さくR2)は、ニューヨー
ク州マール・ゲージ社(MahrGage Co、)製
C59型パーツメーター(Perthometer )
のような粗さ計による。Rz は粗面上を、その装置の
針を往復させることによって直接求められ、逐次5個の
長さく te )0.8咽における個々の溝の深さの平
均値で表わす。
次の実施例によって本発明をさらに説明するが、これら
の実施例は単に説明のだめのものであって本発明を伺ら
制限又は拘束するだめのものではない。なお特記しない
限り、すべての量は重量に基づいて表しである。
実施例1〜4 残存ポリ酢酸ビニル含量2%未満のポリビニ/L7 ル
コール(PVOH)を90〜95℃で攪拌下に水に溶解
し、8係溶液を造った。このPVOH溶液5524Kg
を攪拌下の反応器に仕込み、液温を18℃に調節した。
この溶液に267Kpのブチルアルデヒドと夫々異なっ
た量(次表1に示す)のグルタルアルデヒドの50%水
溶液とを加えた。これによって温度は約16℃に低下し
た。次に硝酸の35%水溶液16Krを加え、この混合
液′f:16〜25℃に1.25時間保った。2回目の
硝酸の仕込み46.5に9を最初の硝酸の仕込後1時間
経って加えた。1.25時間後、この混合液を2時間に
亘って75℃に加熱した後、その温度に2.5時間保っ
た。反応器の内容物を75℃の水で洗浄してpHを4.
0にしだ。次に水酸化カリウム水溶液を加えてpHを9
.5〜10.5とし、内容物を75℃で3時間このpH
に保った。さらに75℃の水を加えpHを7.5に下げ
た。えられたPVBスラリーを遠心分離し、乾燥して水
分を2%より少くした。この乾燥したPVB樹脂の粘度
および分子量分布を測定し、次の結果をえた。
表1に示した上記結果は、PVOHをブチルアルデヒド
でアセタール化する際に、架橋剤としてグルタルアルデ
ヒドを濃度を変えて存在させることによってえられる、
ジアセタール分子間結合てより軽度に架橋したPVBの
調製を例示するものである。実施例2.3、および4に
おいて少量のグルタルアルデヒドを用いたとき架橋が生
じたことは、その際にえられたPVBの粘度が、対照の
実施例1でえられだPVBの粘度に比べて、夫々19%
、53係、および75係増加したことによって示されて
いる。実施例2および3におけるMWDの、実施例1に
おけるそれに比べて高い値は、グルタルアルデヒドを用
いてえられたジアセタール分子間架橋結合の結果として
PVBの分子量分布が広くなったことを示すものである
実施例5〜7 これらの実施例は、軽度に架橋したPVBからの可塑化
シートの成形を例示するものである。
可塑剤ジヘキシルアジペート32.0部を実施例】、2
、および4のPVB樹脂夫々1(10)部と別々にパイ
・インテンシテイ・ミキサー中で混合した。この可塑化
したPVB樹脂を次に押出機中で溶融し、溶融状態でダ
イ開口から、溶融ポリマーと接触するダイ・ブレード(
die blade )  の温度を約1.04℃に調
節する内部冷却手段を具えた前記の型式の近接して回転
中のダイ・ロールの表面に押出しだ。この溶融ポリマー
の温度は190℃であり、ダイの圧力は2411〜27
56KPaであった。押出したシートは約0.8.の厚
みを有L 、ダイ・ロールから約4.45m/分の速度
で引取った。先に述べたダイ開口におけるダイリップは
圧縮角度が約4度となるように造られたものである。押
出されたシートの各面は粗面であった。
ダイ・ロールと接した面と反対の面の粗さを測定し、え
られた結果をPVB樹脂の溶融粘度と共に表2に示す。
表2の上記結果は、架橋剤としてグルタルアルデヒドを
用いて形成された安定なジアセタール分子間結合によっ
て軽度に架橋しだ可塑化PVBシートの製造を例示する
ものである。溶融樹脂からシートを成形する押出後分裂
せずに架橋が残ったことが、架橋したpvB(実施例6
および7)の溶融粘度が架橋していない対照試料(実施
例5)の溶融粘度に比べて高いという事実によって示め
されている。
可塑化PvB押出シートの表面粗さの本発明による調節
方法を、さらに説明すると、架橋していないPVBを用
いた実施例5の場合の表面粗さよりも、軽度に架橋した
PVBを用いた実施例6の場合の表面粗さの方が小さく
、実施例7の場合の表面粗さはさらに小さくなっている
実施例8 この実施例では、両端のカルボニル基の間に、芳香族原
子団と脂肪族原子団とを有するジアルデヒドを用いる軽
度に架橋しだPVBの製造例を示す。
実施例1〜4において用いだP V OH溶液と同じ溶
液1.250fを満月き反応器に攪拌下に仕込み、硝酸
38m1!と4,4’−(エチレンジオキシ)ジベンズ
アルデヒド、すなわち 0.1’lを加えた。このジアルデヒドはヴイスコンシ
ン州、ミルウォーキーのアルドリッチ化学会社(Ald
rich Chemical Co、 )から入手した
。この反応混合液を40分間で90℃に昇温し、さらに
40分間同温度に保った。次いでこの溶液を20℃に冷
却し、ブチルアルデヒド67.8fを攪拌下に迅速に加
えた。この反応混合液を同温度に40分間保持した後、
20分で75℃に昇温した。以後の条件およびえられた
生成物の処理は実施例1〜4に示したとおりとした。え
られた軽度架橋PVBの粘度は220センチポイズ(0
,220Pa、 s 1で、実施例1の未架橋対照樹脂
の粘度よりも約26%高かった。この実施例で用いた分
子が比較的大きく嵩高いジアルデヒドの反応性が低いた
め、PVOHの架橋を行なった後にブチルアルデヒドに
よるアセタール化を行なう必要があった。実施例5〜7
の操作に従って、この架橋PVBから可塑化PVBシー
トを成形し、その表面の粗さを制御することができる。
実施例9 この実施例では、両端のカルボニル基の間に置換水酸基
を有する長鎖脂肪族ジアルデヒドを用いる軽度に架橋し
たPVBの製造例を示す。
実施例8で用いたジアルデヒドの代りに、アルドリッチ
化学会社が市販している2−ヒドロキシヘキサンジアル
、すなわち 0HC−CHOH−CH2−CH2−CH2−CHOの
25係水溶液0.332をPVOH−硝酸混合物に添加
した以外は実施例8の操作を繰返した。
この反応混合液を90℃に30分間保った後20℃に冷
却した。次にブチルアルデヒド67.89を実施例8と
同様に加え、反応混合液を20℃に52分間保った後7
5℃に加熱した。以後の反応条件および生じた生成物の
処理は実施例8に示したとおりとした。えられた架橋P
VB樹脂の粘度は318センチポイズ(0,318Pa
、 s )であって、実施例1の未架橋対照樹脂の粘度
より約82%高かった。実施例5〜7の操作に従って、
この架橋PVBがら可塑化PVBシートを成形し、その
表面の粗さを制御できる。
実施例10 この実施例では、PvOHの分子鎖間架橋にトリアルデ
ヒドを用いる架橋PVBの製造例を示す。
実施例8で用いたジアルデヒドの代りに、米国特許4,
293,693号に従って合成したN。
N’、 N”−(3,3,’3“−トリスホルミルエチ
ル)イソシアネート、すなわち 0=CC=Q (CH2)2 CHO の50%水溶i0.36fをPVOH−硝酸混合物に加
えたほかは実施例8の操作を繰返しだ。
他の操作、温度、および構成成分の量も実施例8のとお
りとしだ。えられたPVB樹脂の粘度は3(10).5
センチポイズ(0,3(10)5Pa、s )で、これ
は実施例1の未架橋対照樹脂の粘度より約72%高かっ
た。実施例5〜7の操作に従って、この架橋PVBから
可塑化PVBシートを成形し、その表面の粗さを制御で
きる。
実施例11 この実施例では、ジエポオキシドを用いる軽度に架橋し
たpvcの製造例を示す。
実施例8のジアルデヒドの代りに、コネティカット州ダ
ンバリのミラー・ステフエンソン社(Miller 5
tephenson Co、 )  が市販しているビ
スフェノールAジグリシジルエーテル0.4?を用いた
ほかは、実施例8の操作を繰返した。えられた軽度架橋
PVB樹脂の粘度は264センチポイズ(0,264P
a、 s )  であって、実施例1の未架橋対照樹脂
の粘度よりも約52%高かった。実施例5〜7の操作に
従って、この架橋PVBから可塑化PVBシートを成形
しその表面粗さを制御できる。
実施例12 この実施例では、チタン酸エステルを用いる軽度架橋P
VBの製造例を示す。
実施例8のジアルデヒドの代りに、ニュージャシー州ベ
イヨン(Bayonme )  のケンリツチペトロケ
ミカル社(Kenrich Petrochemica
lCo、) がKR−38Sの名称で市販しているチタ
ン酸テトライソプロピル1.77を用いたほかは、実施
例8の操作を繰返しだ。えられた軽度架橋PVBの粘度
は208センチポイズ(0,208Pa、 s )であ
って、実施例1の未架橋対照樹脂の粘度よりも約19%
高かった。実施例5〜7の操作に従って、この架橋PV
Bから可塑化PVBシートを成形しその表面粗さ制御で
きる。
実施例13 この実施例では、ポリエポキシドを用いた軽度架橋pv
cの製造例を示す。
実施例8のジアルデヒドの代りに、モンサント社がサン
ト・レス31 (5anto −Res 31. )(
商標)の名で市販しているポリエポキシド2.869を
用いたほかは、実施例8の操作を繰返しだ。サンド・レ
ス31は、米国特許4..129゜528号に述べられ
ているようにして、ポリアミンのハロゲン化水素塩とエ
ピクロルヒドリンとの縮合によって合成されるポリエポ
キシドである。見られた軽度架橋PVBの粘度は194
センチポイズ(0,194Pa、s )であった。
同じポリエポキシド5.72rを用い上記操作を繰返し
、アセタール化反応混合物を75℃に保持する代りに、
95℃で1時間保った。えられた軽度架橋PVBの粘度
は216センチポイズ(0,216Pa )であって、
実施例1の未架橋対照樹脂の粘度よりも約23%高かっ
た。
実施例5〜7の操作に従って、この架橋pvBから可塑
化PVBシートを成形し表面粗さを制御することができ
る。
以上の実施例は単に説明のために述べたのであって、本
発明を制限するものと解釈すべきではない。種々の変更
および修正は当業者にとって容易に考えられるところで
ある。従って、以上の実施例は単に例示のだめのものと
考えるべきであり、本発明の範囲は前記特許請求の範囲
によって確認されねばならない。

Claims (13)

    【特許請求の範囲】
  1. (1)押出し加工の際、安定な分子間結合によって軽度
    に架橋したポリビニルブチラール 樹脂を用いることからなる可塑化ポリビニ ルブチラール押出シートの表面粗さの調節 方法。
  2. (2)該粗さを約60×10^−^5インチ〜約180
    ×10^−^5インチに限定する特許請求範囲第1項に
    記 載の調節方法。
  3. (3)該粗さを約120×10^−^5インチ〜約15
    0×10^−^5インチに限定する特許請求範囲第2項
    に記載の調節方法。
  4. (4)上記シートがシート用ダイ、又はダイ・ロール型
    押出装置を用いて成形されるとこ ろの特許請求範囲第1、2、又は3項のい ずれかに記載の調節方法。
  5. (5)少くとも2個のアルデヒド原子団を含むアルデヒ
    ドによって押出前に形成されたジ アセタール分子間結合によって軽度に架橋 したポリビニルブチラール樹脂を押出の際 に用いることからなり、その表面粗さが、 軽度の架橋を行なっていないポリビニルブ チラール樹脂を用いてえられる表面よりも 小さい表面を得ることを特徴とする可塑化 ポリビニルブチラール押出シートの表面粗 さの調節方法。
  6. (6)前記ジアセタール結合が、カルボニル基とカルボ
    ニル基との間に脂肪族原子団、芳 香族原子団、又はこれらの混合原子団を有 するトリアルデヒド又はジアルデヒドによ って形成される特許請求範囲第5項に記載 の調節方法。
  7. (7)前記ジアセタール結合が、グルタルアルデヒド、
    4,4′−(エチレンジオキシ)ジベンズアルデヒド、
    および2−ヒドロキシヘ キサンジアルからなる群から選ばれるジア ルデヒドによって形成される特許請求範囲 第6項に記載の調節方法。
  8. (8)前記ジアルデヒドがグルタルアルデヒドであると
    ころの特許請求範囲第7項に記載 の調節方法。
  9. (9)可塑化前のポリビニルブチラールの粘度が、上記
    のようなジアセタール結合がない 場合の粘度よりも約2%乃至約85%大き い特許請求範囲第5、6、7、又は8項の いずれかに記載の調節方法。
  10. (10)可塑化後のポリビニルブチラールの溶融粘度が
    120℃において約2.5×10^5〜約3.5×10
    ^5ポイズである特許請求範囲第9項に記載の調節方法
  11. (11)該粗さを約60×10^−^5インチ〜約18
    0×10^−^5インチに限定する特許請求範囲第10
    項に記載の調節方法。
  12. (12)該粗さを約120×10^−^5インチ〜15
    0×10^−^5インチに限定する特許請求範囲第11
    項に記載の調 節方法。
  13. (13)上記シートがシート用ダイ又はダイ・ロール型
    押出装置を用いて成形される特許請 求範囲第12項に記載の調節方法。
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