JPS6310659B2 - - Google Patents

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JPS6310659B2
JPS6310659B2 JP54070041A JP7004179A JPS6310659B2 JP S6310659 B2 JPS6310659 B2 JP S6310659B2 JP 54070041 A JP54070041 A JP 54070041A JP 7004179 A JP7004179 A JP 7004179A JP S6310659 B2 JPS6310659 B2 JP S6310659B2
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JP
Japan
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molding
commutator
piece
press
molded
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JP54070041A
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JPS55162852A (en
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Kyoshi Onogawa
Masakuni Kamo
Shigemitsu Yamada
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Hitachi Ltd
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Hitachi Ltd
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Publication date
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Publication of JPS55162852A publication Critical patent/JPS55162852A/ja
Publication of JPS6310659B2 publication Critical patent/JPS6310659B2/ja
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    • HELECTRICITY
    • H01ELECTRIC ELEMENTS
    • H01RELECTRICALLY-CONDUCTIVE CONNECTIONS; STRUCTURAL ASSOCIATIONS OF A PLURALITY OF MUTUALLY-INSULATED ELECTRICAL CONNECTING ELEMENTS; COUPLING DEVICES; CURRENT COLLECTORS
    • H01R43/00Apparatus or processes specially adapted for manufacturing, assembling, maintaining, or repairing of line connectors or current collectors or for joining electric conductors
    • H01R43/06Manufacture of commutators

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  • Engineering & Computer Science (AREA)
  • Manufacturing & Machinery (AREA)
  • Manufacturing Of Electrical Connectors (AREA)
  • Motor Or Generator Current Collectors (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】 本発明はモールド整流子の製造方法に関し、更
に詳しくはモールド整流子を製造するのに適した
成形用雇を用いるモールド整流子の製造方法に関
するものである。
従来、成形用雇を用いてモールド整流子を製造
する方法は知られている。
特公昭40―20086号公報記載のものも成形用雇
を使用したモールド整流子の製造方法に関するも
のである。
整流子をモールドするために必要なモールド材
の量は本来決つているもののキヤビテイに応じて
その量を正確に計量することが難かしい。モール
ド材の量が所要量より少なければ所定形状の整流
子を得ることができず、一方その量が所要量を越
える場合は、余分なモールド材の処理が問題にな
る。
従来はモールド整流子を製造する場合のモール
ド材の過不足に関して配慮されていない。
本発明の目的は前記に着目し、成形型のキヤビ
テイに充填するモールド材の量を所要量より僅か
に越える量として一定高品質のモールド整流子を
提供し、成形後のグルービング作業を省略し更に
成形に当り搬送に適した成形用雇を用いて、成形
作業性を向上するモールド整流子の製造方法を得
ることである。
以下本発明の方法の一実施例を図面に基づき説
明する。モールド整流子の製造工程の概略は第1
図に示すとおりである。まず、第1図Aに示すよ
うに、機械加工にて成形された成形用雇1に多数
の整流子片2を第1図Bに示すように圧入する。
次に、この成形用雇1をモールド金型に移し、成
形用雇1の中心に軸受ボス金具2a(材質は真ち
ゆう)を置き、フエノールまたはポリフエニレン
オキサイド等のプラスチツクモールド材を成形用
雇1の空間部に充填し、モールド金型から取り出
したものが第1図Cに示す成形品である。
なお、充填材であるプラスチツクモールド材
は、一定の体積をもつモールド材タブレツト3と
して成形されたものを用いる。
次に前記成形品から成形用雇1を外すことによ
り、第1図Dに示すモールド整流子4ができあが
る。なお、モールド整流子4の成形用雇1からの
取り出しは成形用雇1のみを抑えておき、モール
ド整流子4のみを軸方向に押圧することにより簡
単に抜くことができる。またモールド整流子4に
アニール(焼なまし)処理することにより、プラ
スチツクモールド材より強固にできる。
各整流子片2はプラスチツクにて所定のピツチ
に保持され、かつ軸受用ボス金具2aも所定の位
置にプラスチツクにて保持される。
このようにして成形されたモールド整流子4
は、外周面および両端面を機械加工にて切削する
ことにより、整流子片2の外周面および両端面が
仕上げられ、第1図Eに示すモールド整流子4′
が形成される。このモールド整流子4′は、この
ままクリーナ用,ミキサー用等の小型整流子電動
機の整流子として使用できる。
以上は、モールド整流子4′の製造に関する概
略であるが、まず、整流子片2の製造方法につい
て、第2図に沿つて述べる。
丸銅線を引き抜いて断面形状が第2図Aに示す
ような整流子片用のフープ材を形成する。これを
所定の長さに切断したものが整流子片2′である。
整流子片2′はダイス等で引き抜いたものである
が引抜き時のそり等で頭部5は中心に対して非対
称(θ,θ′)が生じたり、また片側面に形状不良
6ができる場合がある。
このような寸法、形状不良の整流子片2′を捨
て規格に合格するもののみを選考して使用するこ
とは材料の歩留りが悪い。
そこで、すべての整流子片2′を第2図Bに示
すようにフープ材を所定長に切断する作業工程で
修正用の型8,8′にて修正することにより、切
断と修正を同時に行なうと共に、規格に合う第2
図Cに示す整流子片2ができあがる。これによ
り、整流子片2の歩留りは、ほぼ100%に向上す
る。
ここで、整流子片2の断面形状について詳しく
述べる。
整流子片2は頭部5と尾部9と両者をつなぐ首
部7とから構成されている。頭部5は段部11付
の台形状をなしている。
整流子片2の各部寸法は、使用する小型整流子
電動機によつて異なるが、300W〜600W程度の家
庭用クリーナ電動機の場合には次の寸法に設計し
た。
頭部5の外周面側にあたる最大幅Aは2.54mm
(整流子片数28個)、Rは14.7mm、曲面rは0.3mm、
a0寸法は0.09mm、圧入側面部のa1寸法は0.95mm、
a2寸法は0.81mm、a3寸法は1.76mm、a4寸法は1.3
mm、a5寸法は4.54mmである。
首部7の幅を尾部9よりも小さくしたのは、モ
ールド整流子4の高速回転(30000rpmに達する)
よつて生じる遠心力に十分耐えるようにしたもの
である。
すなわち、プラスチツクモールド材は首部7の
両側につまるので、整流子片2が受ける遠心力は
尾部9にて確実に受け止められる。また尾部9を
円形にしたのは応力の集中を防止するためであ
る。
頭部5の外周面を寸法Rによる円周面に形成さ
せず、平坦状に形成したのは、成形用雇1への整
流子片2の圧入を容易にすることをねらつたもの
で、詳しく後述する。
頭部5の外周側面の両角部にrをつけたのは、
成形用雇1への整流子片2の圧入の容易化および
圧入時に成形用雇1に加わる力の緩和をねらつた
もので、詳しくは後述する。
頭部5の両側面に段部11を形成したのは、成
形用雇1への整流子2の圧入容易化,圧入時に成
形用雇1に加わる力の緩和およびライザー部への
電機子巻線端部の圧入固定が確実になされること
等を図つたものである。すなわち、頭部5の側面
のうち、段部11を除く部分が実際に後述する成
形用雇1の突起13に圧入される圧入側面部とな
る。
次に整流子片2を圧入する成形用雇1の内部形
状について、第3図で詳しく述べる。
成形用雇1は、鋼材にて形成された円筒状の筒
部12と筒部12の内周面に等ピツチに形成した
突起13とから構成されている。突起13は整流
子片数と同一の数例えば28個設けられている。
突起13は筒部に軸方向に平行に延びている
が、筒部12の全長よりも短く形成されている。
このため、筒部12の内周面の一方には突起用段
部14が形成される。
突起用段部14の高さH1は3.9mm、突起13の
長さH2は12.1mm、突起13の高さDは1.7mmであ
る。
突起用段部14側の突起13の両側角部は面取
りがされている。面取り角部θ2は30゜であり、寸
法dは0.1〜0.2mmである。また突起用段部14側
にあたる筒部12の内周面は面取りがされてお
り、面取り角度θ1は5゜である。また突起用段部1
4のライザ側は中心方向に30゜傾斜θ3となつてい
る。これにより、出来上つた状態の整流子溝の端
部が傾斜形状となる。
又これは、完成品のライザ部の強度確保と前記
溝内の塵埃を回転バフで除去し易くする為のもの
である。突起13の付根は直角になつておらず、
曲面r′が形成されている。この曲面r′の半径は0.3
mmである。
両突起13の間の寸法は前記整流子片2の最大
幅A(2.54mm)よりも少し小さ目に形成されてお
り、両者はしまり嵌めの寸法関係になつている。
また、突起13の幅寸法は0.5〜0.8mmである。
以上の構成からなる成形用雇1の突起13間に
整流子片2を圧入保持し、プラスチツクモールド
するものであるが、整流子2の圧入は突起用段部
14側から行う。
次に、その圧入状態について第4図ないし第5
図で詳しく述べる。
第4図のA〜Gは、整流子片2を成形用雇1に
圧入する圧入装置の各行程を示すものである。
圧入装置の上下スライドリング15は軸受16
aに上下スライド自在に支持されている。21は
ばねである。この上下スライドリング15の内側
には仮圧入用のインデツクスこま16が設けられ
ている。
インデツクスこま16は外周に整流子片2を挿
入する溝17が設けられている。溝17の数は整
流子片と同一である。溝17の高さは整流子片2
の高さよりも十分に高くとつている。
溝17の奥行き寸法は、整流子片2の奥行寸法
a5(4.54mm)と同等もしくは若干長く形成されて
いる。溝17を形成する突起18は下側の一部
(寸法W)を残して先端側を切り落している。こ
の下側の一部が整流子片2の固定用壁19にな
る。両固定用壁19間の寸法は整流子片2の頭部
5の外周面側にあたる最大幅A(2.54mm)と同等
もしくは若干大き目に形成されている。
また上下スライドリング15には整流子片2を
水平方向より通す通し窓20が形成されている。
まず、第4図AのP矢印に示すように、整流子
片2を上下スライドリング15の通し窓20から
インデツクスこま16の溝17に挿入する。整流
子片2は尾部9から挿入するので、尾部9は溝1
7の奥側に置かれ、頭部5は外周側に置かれる。
そして、頭部5の両側面は固定用壁19に当接
し、これにより、整流子片2はインデツクスこま
16の溝17内に保持される。
インデツクスこま16を1ピツチずつ回転さ
せ、前述のように整流子片2を挿入し、インデツ
クスこま16の全部の溝17に整流子片2を挿入
保持させる。
この後、予めトランスフアーチヤツク22に支
持されている成形用雇1とインデツクスこま16
の心合せおよびピツチ合せ(インデツクスこま1
6の突起18と成形用雇1の突起13とを対向さ
せる)を第4図Bに示すようにし、プレスヘツド
23を第4図Cに示すように下すことにより、ば
ね24に抗してトランスフアーチヤツク22と成
形用雇1は降下する。
成形用雇1が降下し、上下スライドリング15
に成形用雇1が当接すると、上下スライドリング
15はばね21に抗して降下する。なおインデツ
クスこま16は降下せず、そのままの状態に置か
れる。このために、整流子片2の上方一部は成形
用雇1の突起13間の溝に圧入される。
なお、第4図Cに示す圧入行程においては、成
形用雇1に整流子片2の総ては圧入されない。
すなわち、成形用雇1の下端はインデツクスこ
ま16の溝17の下端よりも寸法aだけ上がつた
位置で止められる。寸法aの分が未圧入高さにな
る。このため、インデツクスこま16の固定用壁
19の上端と成形用雇1の突起13下端(突起用
段部14側)との間に隙間W0が生ずる。
この隙間W0を残すところで、成形用雇1の降
下を止めるのは、固定用壁19上端に突起13の
下端を接触させないために必要である。両者が接
触すると、突起13下端と固定用壁19が破損す
るからである。
この状態にあつては、成形用雇1の突起13間
に整流子片2が締り嵌めで強く圧入されているの
で、プレスヘツド23を上げると、第4図Dに示
すように、整流子片2は成形用雇1に保持されて
インデツクスこま16から抜かれる。
トランスフアーチヤツク22はばね24にて元
の位置に上昇し、成形用雇1も整流子片2を保持
した状態で上昇する。また上下スライドリングも
ばね21にて元の位置に上昇する。
次に、第4図Eに示すように、成形用雇1の下
側プレスヘツド中心位置からインデツクスこま1
6を水平方向に移動させ、替りに本圧入用こま2
5を位置させる。尚、これは成形用雇1を含む上
下スライドリング15を本圧入用こま25の上側
に移動させてもよい。
この状態で、プレスヘツド23を第4図Fに示
すように降下することにより、成形用雇1は本圧
入用のこま25側に降下する。
成形用雇1に保持されている整流子片2は、本
圧入用のこま25の案内突部26に沿つて降下
し、案内突起26の下段部27のところまで降下
する。ここで整流子片2は、これ以上降下するこ
とはできないが、プレスヘツド23は降下を続け
るので、成形用雇1自体は押し下げられる。この
ため、成形用雇1に整流子片2は総て圧入され、
プレスヘツド23が案内突起26の上端位置まで
来て、プレスヘツド23の降下は終る。
以上により、成形用雇1への整流子片2の圧入
は完了し、この後第4図Gに示すようにプレスヘ
ツド23を元の位置に上昇させると、トランスフ
アチヤツク22に整流子片2を圧入した成形用雇
1が支持されたまま元の位置に上昇する。この
後、成形用雇1をトランスフアチヤツク22から
ピツチ搬送にて取り出し、プラスチツクのモール
ド行程に移す準備が完了する。
上記の第4図Fに示す最終的な圧入行程は、成
形用雇1への整流子片2の最終的な圧入の他に整
流子片2の両切断面の補正も同時になされる。
すなわち、整流子2の両端は、第5図A,
A′に示すようにゆがんだ切断端面になる。つま
り、両切断面に寸法dの傾斜部ができる。このた
め、整流子片2は寸法Lに切断したものが実際の
寸法はL+dになる。
成形用雇1の軸方向長さはLであるので、第4
図のFに示す行程において、整流子片2の両切断
端面はプレスヘツド23と案内突起26の下端部
27にて押圧され、第5図のCに示すように、成
形用雇1と同一の長さに補正される。第5図のB
は補正された後の整流子片2の寸法および形状
を、第5図のC′は補正後の端面形状をそれぞれ示
しており、これより明らかなように、端面はほぼ
平坦に形成されるものである。
このように整流子片2は、成形用雇1に完全に
圧入した状態にあつては端面が補正されるので整
流子片2の長さが一定になると共に、整流子片2
の長手寸法バラツキによる整流子片高さLのバラ
ツキがなくなり、モールドに必要な充填プラスチ
ツク量が均一になるものである。又、計量された
モールド用タブレツト3の重量が不均一で、特に
重量が大きい場合であつても、後述するように成
形用雇1の外周の平均部あるいは段付平坦部に樹
脂が逃げるのでモールド成形後の整流子の軸方向
寸法が一定となる。また、この樹脂逃げにより圧
縮成形時の所定の圧力が得られ、安定した機械的
強度をもつモールド成形となる。
次に、先に述べた成形用雇1についての作用,
効果を詳しく述べる。
整流子片2はインデツクスこま16から成形用
雇1にまとめて一挙に圧入されるので、成形用雇
1の突起13の寿命が著しく延びる。
すなわち、整流子片2の圧入に際し、成形用雇
1の突起13の側面に強い応力が加わる。しか
し、整流子片2は各突起13間に同時に圧入する
ので、突起13の両側面が整流子片2にて押圧さ
れる。このため、突起13の両側面に加わる応力
は相殺方向に作用するので、突起13の寿命を長
く維持できる。すなわち、長期の使用に耐えるも
のである。
成形用雇1の突起13は付根に曲面r′が形成さ
れているので、補強構造になつている。このた
め、整流子片2の圧入に際し、突起13に片寄つ
た側面応力が加わつても突起13はその応力に十
分に耐え得る。
成形用雇1の突起用段部14側にあたる突起1
3の両側角部は面取りがされているため、整流子
片2の圧入が容易に行なわれる。すなわち、整流
子片2の頭部5の最大幅Aは成形用雇1の突起1
3間の寸法よりも若干大き目に形成されている
が、突起13の両側角部が面取りされているので
この面取りのガイド作用により圧入性が向上す
る。また角部がある場合には圧入性が著しく低下
するばかりか、この角部により、整流子片2は銅
材であるので削られる。整流子片2が削られる
と、整流子片2と突起13間の面圧が下がり、プ
ラスチツクモールド材が整流子片2と突起13の
接合面に流入する虞れがあり、望ましくない。
成形用雇1の突起用段部14側にあたる筒部1
2の内周面は面取り(θ1)が設けられているの
で、同じくガイド作用で整流子片2の圧入が容易
に行われる。
なお、筒部12の内周面の面取りθ1および突起
13の角部の面取りθ2は整流子片2の成形用雇1
への圧入を容易に行なう他に次のような利点を有
する。
すなわち、整流子片2をインデツクスこま16
から成形用雇1に移す際に、インデツクスこま1
6に保持されている整流子片2が成形用雇1の突
起13間の真上に完全に合致してなくとも、上記
成形用雇1の面取りにより整流子片2は円滑にガ
イドされ、成形用雇1に圧入されるというもので
ある。
またインデツクスこま16の固定用壁19は整
流子片2を所定の位置に保持するものであつて、
ここで整流子片2が位置決めされるので、成形用
雇1への挿入が確実になされるのである。
更に成形用雇1の突起13の機械的強度を増加
するのに、突起13間の幅をせまくすれば、その
分だけ突起13の幅を増すことは可能である。し
かし、発起13間の幅を狭くすれば、整流子片2
の幅をそれぞれに合わせてせまくしなければなら
ない。狭くすると、整流子としての整流周期に影
響し、整流悪化の原因となる。
一般に、クリーナ用の整流子電動機の場合には
整流子片間の間隔を0.5mm〜0.8mm程度にしてい
る。整流子としての性能面から、自ずと成形用雇
1の突起13の幅は決まる。したがつて、突起1
3の機械強度を増す上で、突起13の付根に曲面
r′を設けることが必要である。
次に整流子片2の作用,効果について詳しく述
べる。
成形用雇1に整流子片2を挿入した状態では、
整流子片2の頭部5のうち圧入側面部のa1寸法の
範囲と曲面rの部分のみが成形用雇1に当接して
いる。
頭部5の外周面と側部の段部11のa2の寸法の
範囲を当接させないのは、成形用雇1との当接面
積をできるだけ少なくして挿入力を減少させるよ
うにしたものであり、これは前述した頭部5の平
坦状に形成した外周面および段部11の作用によ
るものである。一方a1部は頭部5の肉厚を厚く
し、ライザー部への電機子巻線端部の安定圧入固
定を考慮したからである。すなわち、電機子巻線
端部の圧入固定は、仕上げされたモールド整流子
4′の整流子片2外周のライザー部に中心に向う
凹みを形成し、ここに前記巻線端部を入れた後、
凹みの両側を塑性変形で潰して固定し、巻線端部
と整流子片間の電気的,機械的な接続が行なわれ
る。
次にモールド整流子4のモールド成形およびそ
の後の機械加工に伴う作用,効果について詳しく
述べる。
モールド整流子4は整流子片2の両側に溝が形
成されている。この溝は、成形用雇1内でモール
ド整流子4にモールドする際に、成形用雇1の突
起13により形成される。このとき、突起13の
部分にはプラスチツクモールド材が充填されない
ので溝が残る。
このような方法で形成されるモールド整流子4
は、整流子片2の両側にモールドの際に自動的に
溝が形成されるので、成形用雇1から取り出した
モールド整流子4に溝を後加工を形成する必要が
ない。
溝を機械加工すると次に述べる問題点を有す
る。整流子片2からの銅切粉の除去が必要であ
る。切粉残留による整流子片2間の短絡および
これによるモータ焼損事故が発生し易くなる。
プラスチツクモールドにて通常表面吸湿しにくい
ものが機械加工によりモールド部にも切削加工が
施されるので吸湿しやすく絶縁劣化の原因にな
る。プラスチツクモールド材として耐熱,耐機
械的強度が要求されるため、ガラス繊維,アスベ
スト,その他のプラスチツクを混入させたものを
使う必要があり機械加工性が著しく悪化する。
又、これによりバイトの消耗が早く維持費がかか
る。機械加工性が悪いために加工時にプラスチ
ツクモールド部に内部応力が残ることになり、熱
や、遠心力に対する耐久性が低下する。加工性
が悪いので、加工面は凹凸毛ば立ち状態となるた
め、異常整流時に発生するアークにてプラスチツ
クモールド部への耐着火性が著しく低下する。
しかし、本発明の方法によれば、これらの問題
は一挙に解消できる。
本発明についてみると、モールド整流子4′の
ライザー部側では、整流子片2の両側に溝がな
く、整流子片2の外周面と面一のところまでプラ
スチツクモールド材が充填されており、ライザー
部に接続する電動機巻線端部の圧入固定に横方向
から補強される。
すなわち、成形用雇1の突起13は筒部12の
全長にわたつて存在しないので、筒部12の内面
の一方には突起用段部14が形成できる。このた
め、プラスチツクモールド材は突起用段部14の
部分に充填され、ライザー部側にあたる整流子片
の両側にはプラスチツクモールド材の充填により
溝が形成されない。整流子片2のライザー部への
電機子巻線端部の圧入固定は前述のようにして行
なわれる。これに際し、整流子片2のライザー部
側は両側にプラスチツクモールド材が整流子片2
の外周面と同一に充填されているので、巻線端部
の圧入固定時に受ける外力にて整流子片2は変形
および破損せず、確実に巻線端部を固定できる。
成形用雇1から取り出したままのモールド整流
子4は整流子片2の頭部5外周角部に曲面rが残
つている。このモールド整流子4は機械加工にて
モールド整流子4′として仕上げされることによ
り、曲面rはなくなる。すなわち、整流子片2の
外周は機械加工にて切削されるので、曲面rはな
くなる。このため、整流子片2の整流子面積は増
大し、整流特性に悪影響を及ぼさない。
一般に、モールド整流子は、異常整流時に発生
するカーボンブラシの火花によりプラスチツクモ
ールドが炭化され、その機械的強度の低下を起こ
し、整流子片の浮出し、または破損の欠点をもつ
ている。
しかし、本発明の一実施例構成によれば、成形
用雇1の突起13の高さDを整流子片2の頭部5
の寸法a1よりも高くしたのでそれだけ溝を深くす
ることができると共に、この溝はグルービングカ
ツターによる切削溝ではなく、前記突起13の滑
らかな表面によつて形成された熱的,機械的に強
いモールド面になつているので、異常火花による
損傷も受け難く、又、機械的強度も向上するので
ある。
筒部12の内周面および突起13の両側角部に
は面取りが施されているので、整流子片2の圧入
によるしごきかす(糸状ひげばり)の発生がな
く、プラスチツクモールド部内の整流子片2間の
短絡事故あるいは絶縁不良をなくすことができ
る。成形用雇1の突起13の側面に整流子片2の
頭部側面を締り嵌め関係による所定の圧力で圧接
させているので、整流子片2の頭部側面と突起1
3間を通してプラスチツクモールド材が整流子片
2の外周側に流出することはない。
したがつて、整流子片2の外周面へバリが発生
することもないので、整流子成形後のバリ取り加
工が不要になる。
次に成形用雇1の内部加工について第6図に基
づいて説明する。
成形用雇1の内部形状は第6図Aに示すとおり
のもので、かつ高い精度が要求される。特に突起
13の間隔,ピツチ,厚みは、全体にわたつて同
一に加工しないと品質のよいモールド整流子を得
ることが出来ない。
そこで、成形用雇1は上下に貫通する完全な開
放にし、ブローチ加工することにより、容易に形
成できる。
第6図Cに示すように成形用雇1をブローチ加
工台30に保持し、第6図Bに示すブローチダイ
ス31を成形用雇1の内部に通して突起13の寸
法精度を出す。
次に成形用雇1の外側形状に関して第7図に沿
つて述べる。
成形用雇1の筒部12の外周にはそれぞれ一対
の平坦部32と段付平坦部33とが設けられてい
る。
段付平坦部33は、第4図に示す整流子片2の
圧入行程において、トランスフアーチヤツク22
が成形用雇1を保持する際に機能を発揮する。す
なわち、段付平坦部33がトランスフアーチヤツ
ク22で受けられるので、成形用雇1はトランス
フアーチヤツク22に確実に保持される。
また平坦部32および段付平坦部33は、プラ
スチツクモールドの際に、余分のモールド材の逃
げにもなる。
すなわち、整流子片2を挿入した成形用雇1の
プラスチツクモールドは、第7図Cに示すよう
に、下キヤビテイ34,上キヤビテイ35,上成
形ポンチ36,下成形ポンチ37からなる成形型
に入れる。軸受ボス金具2aも下成形ポンチ37
にて保護される。こうしてプラスチツクモールド
材を成形により第7図Cの薄墨で示すように流し
込む。これによりプラスチツクモールド材は成形
用雇1内の空間に充填される。プラスチツクモー
ルド材であるタブレツト3は前記空間よりも幾分
大容積に計量されたものを用いているので余つた
タブレツト3は、射出成形圧力により成形用雇1
の上下端面から平坦部32,段付平坦部33側に
流出する。
幾分容積の多いタブレツトを用いるのは、整流
子片2を挿入した成形用雇1の空間および上,下
ギヤビテイ35,36、上,下成形ポンチ36,
37等の成形型で形成されるキヤビテイ(空間)
には各々のものにより若干のばらつきがあり、こ
れに備えるものである。
一方、計量されたタブレツトにも僅かながら計
量誤差をもつているので、タブレツト量を成形用
雇1を入れる空間の設計値に一致させたのでは空
間に対してタブレツト量が不足することがある。
タブレツト量が不足すると、当然ながら、所望
形状のモールド整流子を得ることができないし、
空間に付与される圧力が不足するとモールド部分
に粗密ができ均一な品質のものが得られない。
そこで、種々の原因で空間に誤差が生じても、
モールド材が不足することのないように、この誤
差を見越して積極的に多目に計量したタブレツト
を用いることにより、成形時は一定の圧力で充填
させ余つた材料は成形用雇1の平坦部32,段付
平坦部33の外側に存在する空間に逃がすように
したものである。またこのときガスも逃げる。
つまり、平坦部32,段付平坦部33は均一で
品質のよい製品を作る上で必要である。
以上述べたように本発明によれば、筒状の成形
用雇の内周に等ピツチで多数の突起を形成し、こ
れらの突起間に予め所定長に切断した整流子片の
頭部側面をしまり嵌めの寸法関係で圧入保持し、
整流子片を保持した成形用雇を成形型のキヤビテ
イに入れ、このキヤビテイ内に所要量より僅かに
多く計量した量のプラスチツクモールド材を充填
して成形用雇内にモールド整流子を成形し、次い
で成形用雇を成形型から取出し、更に成形用雇か
ら成形されたモールド整流子を取外し、モールド
整流子を製造する方法において、前記成形用雇
は、両端開放のストレートの筒状とすると共に内
周の突起は整流子片頭部側面のうち段部を除く圧
入側面部の寸法(a1)より高くし、更にその外周
に少なくとも一対の平坦部を形成したものであつ
て、この成形用雇を成形型に入れたときに前記平
坦部と成形型のキヤビテイ間に生ずる空間に成形
時の余分なモールド材を成形用雇の両端部から逃
がしつつモールド整流子を製造するようにしたの
で、キヤビテイに充填するモールド材の量が不足
することなく、所定量を越える余分なモールド材
は平坦部外側の空間に逃がすことができ、一定高
品質のものを得ることができ、又、成形用雇の突
起を整流子片頭部側面のうち段部を除く圧入側面
部より高くすると共に、この圧入側面部を前記突
起にしまり嵌めの関係にて圧入するようにしたの
で成形後のグルービング作業が省略でき、更に成
形用雇の平坦部がチヤツキングに好適であり、成
形用雇の搬送性も高まるという効果を有するもの
である。
【図面の簡単な説明】
図面は本発明の実施例を示すもので、第1図は
モールド整流子の製造工程、第2図は整流子片の
形状補正行程、第3図は成形用雇の内部構造を示
す斜視図、第4図は成形用雇内へ整流子片を圧入
する行程、第5図は整流子片の両端部の形状を補
正する行程、第6図は成形用雇の内部加工を示
し、第7図は成形用雇の外部形状を示すものであ
る。 1…成形用雇、2,2′…整流子片、3…プラ
スチツクモールド材(タブレツト)、4,4′…モ
ールド整流子、13…突起、32…平坦部、33
…段付平坦部。

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1 筒状の成形用雇の内周に等ピツチで多数の突
    起を形成し、これらの突起間に予め所定長に切断
    した整流子片の頭部側面をしまり嵌めの寸法関係
    で圧入保持し、整流子片を保持した成形用雇を成
    形型のキヤビテイに入れ、このキヤビテイ内に所
    要量より僅かに多く計量した量のプラスチツクモ
    ールド材を充填して成形用雇内にモールド整流子
    を成形し、次いで成形用雇を成形型から取出し、
    更に成形用雇から成形されたモールド整流子を取
    外し、モールド整流子を製造する方法において、 前記成形用雇は、両端開放のストレートの筒状
    とすると共に内周の突起は整流子片頭部側面のう
    ち段部を除く圧入側面部の寸法(a1)より高く
    し、更にその外周に少なくとも一対の平坦部を形
    成したものであつて、この成形用雇を成形型に入
    れたときに前記平坦部と成形型のキヤビテイ間に
    生ずる空間に成形時の余分なモールド材を成形用
    雇の両端から逃がしつつ整流子を成形することを
    特徴とする成形用雇を用いたモールド整流子の製
    造方法。
JP7004179A 1979-06-06 1979-06-06 Apparatus for manufacturing molded commutator Granted JPS55162852A (en)

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JPS55162852A JPS55162852A (en) 1980-12-18
JPS6310659B2 true JPS6310659B2 (ja) 1988-03-08

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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH0212891U (ja) * 1988-07-07 1990-01-26

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JPH0212891U (ja) * 1988-07-07 1990-01-26

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