JPS6238942B2 - - Google Patents

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JPS6238942B2
JPS6238942B2 JP7004479A JP7004479A JPS6238942B2 JP S6238942 B2 JPS6238942 B2 JP S6238942B2 JP 7004479 A JP7004479 A JP 7004479A JP 7004479 A JP7004479 A JP 7004479A JP S6238942 B2 JPS6238942 B2 JP S6238942B2
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JP
Japan
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commutator
molding
piece
press
molded
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Application number
JP7004479A
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English (en)
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JPS55162855A (en
Inventor
Masakuni Kamo
Kyoshi Onogawa
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Hitachi Ltd
Original Assignee
Hitachi Ltd
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Publication date
Application filed by Hitachi Ltd filed Critical Hitachi Ltd
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Publication of JPS55162855A publication Critical patent/JPS55162855A/ja
Publication of JPS6238942B2 publication Critical patent/JPS6238942B2/ja
Granted legal-status Critical Current

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    • HELECTRICITY
    • H01ELECTRIC ELEMENTS
    • H01RELECTRICALLY-CONDUCTIVE CONNECTIONS; STRUCTURAL ASSOCIATIONS OF A PLURALITY OF MUTUALLY-INSULATED ELECTRICAL CONNECTING ELEMENTS; COUPLING DEVICES; CURRENT COLLECTORS
    • H01R43/00Apparatus or processes specially adapted for manufacturing, assembling, maintaining, or repairing of line connectors or current collectors or for joining electric conductors
    • H01R43/06Manufacture of commutators

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  • Engineering & Computer Science (AREA)
  • Manufacturing & Machinery (AREA)
  • Manufacturing Of Electrical Connectors (AREA)
  • Motor Or Generator Current Collectors (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】 本発明は、整流片を成形用雇に挿入し、プラス
チツクモールド材を充填して成形用雇内にモール
ド整流子を成形する方法に関し、その目的とする
ところは、成形用雇に整流子片を圧入する時間を
短縮し、作業性を向上することである。
以下本発明の方法の一実施例を図面に基づき説
明する。モールド整流子の製造工程の概略は第1
図に示すとおりである。まず、機械加工にて成形
された成形用雇1(第1図Aに示す)に多数の整
流子片2を第1図Bに示すように圧入する。次
に、この成形用雇1をモールド金型に移し、成形
用雇1の中心に軸受ボス金具2a(材質は真ちゆ
う)を置き、フエノールまたはポリフエニレンオ
キサイド等のプラスチツクを成形用雇1の空間部
に充填し、モールド金型により取り出したものが
第1図Cに示す成形品である。
なお、充填材であるプラスチツクは、一定の体
積をもつモールド材タブレツト3として形成され
たものを用いる。
次に成形品から成形用雇1を外すことにより、
第1図Dに示すモールド整流子4ができあがる。
なお、モールド整流子4の成形用雇1からの取り
出しは成形用雇1のみを抑えておき、モールド整
流子4のみを軸方向に押圧することにより簡単に
抜くことができる。またモールド整流子4はアニ
ール(焼まなし)をすることにより、プラスチツ
クモールド材をより強固にできる。
各整流子片2はプラスチツクにて所定のピツチ
に保持され、かつ軸受用ボス金具2aも所定の位
置にプラスチツクにて保持される。
このようにして成形されたモールド整流子4
は、外周面および両端面を機械加工にて切削する
ことにより、整流子片2の外周面および両端面が
仕上げられ、第1図Eに示すモールド整流子4′
が形成される。このモールド整流子4′は、この
ままクリーナ用,ミキサー用の小型整流子電動機
の整流子として使用できる。
以上は、モールド整流子4′の製造に関する概
略であるが、次に整流子片2の製造方法につい
て、第2図に沿つて述べる。
丸鋼線を引き抜いて断面形状が第2図Aに示す
ような整流子片用のフープ材を形成する。これを
所定の長さに切断したものが整流子片2′であ
る。整流子片2′はダイス等で引き抜いたもので
あるが引抜き時のそり等で頭部5は中心に対して
非対称θ,θ′が生じたり、また片側面に形状不
良6ができる場合がある。
このような寸法、形状不良の整流子片2′を捨
て規格に合格するもののみを選考して使用するこ
とは材料の歩留りが悪い。
そこで、すべての整流子片2′を第2図Bに示
すようにフープ材を所定長に切断する作業工程で
修正用の型8,8′にて修正することにより、切
断修正を同時に行なうと共に、規格に合う整流子
片2(第2図Cに示す)ができあがる。これによ
り、整流子片2の歩留りは、ほぼ100%に向上す
る。
ここで、整流子片2の断面形状について詳しく
述べる。
整流子片2は頭部5と尾部9と両者をつなぐ首
部7とから構成されている。頭部5は段付の台形
状をなしている。
整流子片2の各部寸法は、使用する小型整流子
電動機によつて異なるが、家庭用クリーナ電動機
(300W〜600W)の場合には次の寸法に設計し
た。
頭部5の外周面側にあたる最大幅Aは2.54mm
(整流子片数28個)、Rは14.7mm、曲面rは0.3
mm、a0寸法は0.09mm、a1寸法は0.95mm、a2寸法は
0.81mm、a3寸法は1.76mm、a4寸法は1.3mm、a5寸法
は4.54mm。
首部7の幅を尾部9よりも小さくしたのは、モ
ールド整流子4の高速回転(30000rpmに達す
る。)よつて生ずる遠心力に十分耐えるようにし
たものである。
すなわち、プラスチツクの充填材は首部7の両
側につまるので、整流子片2が受ける遠心力は尾
部9にて確実に受け止められる。また尾部の円形
は応力の集中を防止している。
頭部5の外周面を寸法Rによる円周面に形成さ
せず、平坦状に形成したのは、成形用雇1への整
流子片2の圧入を容易にすることをねらつたもの
で、詳しくは後述する。
頭部5の外周面側の両角部にrをつけたのは、
成形用雇1への整流子片2の圧入容易化および圧
入時に成形用雇1に加わる力の緩和をねらつたも
ので、詳しくは後述する。
頭部5の両側面に段部11を形成したのは、成
形用雇1への整流子2の圧入容易化、圧入時に成
形用雇1に加わる力の緩和およびライザー部への
電機子巻線端部の圧入固定が確実になされること
等を図つたものである。
次に整流子片2を圧入する成形用雇1の内部形
状について、第3図で詳しく述べる。
成形用雇1は、鋼材にて形成された円筒状の筒
部12と筒部12の内周面に等ピツチに形成した
突起13とから構成されている。突起13は整流
子片数と同一の数例えば28個設けられている。
突起13は筒部に軸方向に平行に延びている
が、筒部12の全長よりも短く形成されている。
このため、筒部12の内周面の一方には突起用段
部14が形成される。
突起用段部14の高さH1は3.9mm、突起13の
長さH2は12.1mm、突起13の高さDは1.7mmであ
る。
突起用段部14側の突起13の両側角部は面取
りがされている。面取り角度θは30゜であり、
寸法dは0.1〜0.2mmである。また突起用段部14
側にあたる筒部12の内周面は面取りがされてお
り、面取り角度θは5゜である。また突起用段
部14のライザ側は中心方向に30゜傾斜θとな
つている。これにより、出来上つた状態の整流子
溝の端部が傾斜形状となる。
又これは、完成品のライザ部の強度確保と前記
溝内の塵埃を回転バフで除去し易くする為のもの
である。突起13の付根は直角になつておらず、
曲面r′が形成されている。この曲面r′の半径は0.3
mmである。
両突起13の間の寸法は前記整流子片2の最大
幅A(2.54mm)よりも少し小さ目に形成されてい
る。また、突起13の幅寸法は0.5〜0.8mmであ
る。
以上の構成からなる成形用雇1の突起13間に
整流子片2を圧入保持し、プラスチツクモールド
するものであるが、整流子2の圧入は突起用段部
14側から行う。
次に、その圧入状態について第4図ないし第5
図で詳しく述べる。
第4図のA〜Gは、整流子片2を成形用雇1に
圧入する圧入装置の各行程を示すものである。
圧入装置の上下スライドリング15は軸受16
aに上下スライド自在に支持されている。21は
ばねである。この上下スライドリング15の内側
には仮圧入用のインデツクスこま16が設けられ
ている。
インデツクスこま16は外周に整流子片2を挿
入する溝17が設けられている。溝17の数は整
流子片と同一である。溝17の高さは整流子片2
の高さよりも十分に高くとつている。
溝17の奥行き寸法は、整流子片2の奥行寸法
a5(4.54mm)と同等もしくは若干長く形成されて
いる。溝17を形成する突起18は下側の一部
(寸法W)を残して先端側を切り落している。こ
の下側の一部が整流子片2の固定用壁19にな
る。両固定用壁19間の寸法は整流子片2の頭部
5の外周面側にあたる最大幅A(2.54mm)と同等
もしくは若干大き目に形成されている。
また上下スライドリング15には整流子片2を
水平方向より通す通し窓20が形成されている。
まず、第4図AのP矢印に示すように、整流子
片2を上下スライドリング15の通し窓20から
インデツクスこま16の溝17に挿入する。整流
子片2は尾部9から挿入するので、尾部9は溝1
7の奥側に置かれ、頭部5は外周側に置かれる。
そして、頭部5の両側面は固定用壁19に当接
し、これにより、整流子片2はインデツクスこま
16の溝17内に保持される。
インデツクスこま16をワンピツチずつ回転さ
せ、前述のように整流子片2を挿入し、インデツ
クスこま16の全部の溝17に整流子片2を挿入
保持させる。
この後、予めトランスフアーチヤツク22に支
持されている成形用雇1とインデツクスこま16
の心合せおよびピツチ合せ(インテツクスこま1
6の突起18と成形用雇1の突起13とを対向さ
せる)を第4図Bに示すようにし、プレスヘツド
23を第4図Cに示すように下すことにより、ば
ね24に抗してトランスフアーチヤツク22と成
形用雇1は降下する。
成形用雇1が降下し、上下スライドリング15
に成形用雇1が当接すると、上下スライドリング
15はばね21に抗して降下する。なおインデツ
クスこま16は降下せず、そのままの状態に置か
れる。このために、整流子片2の上方一部は成形
用雇1の突起13間の溝に圧入される。
なお、第4図Cに示す圧入行程においては、成
形雇1に整流子片2の総ては圧入されない。
すなわち、成形用雇1の下端はインデツクスこ
ま16の溝17の下端よりも寸法aだけ上がつた
位置で止められる。寸法aの分が未圧入高さにな
る。このため、インデツクスこま16の固定用壁
19の上端と成形用雇1の突起13下端(突起用
段部14側)との間に隙間W0が生ずる。
この隙間W0を残すところで、成形用雇1の降
下を止めるのは、固定用壁19上端に突起13下
端がさわらせないために必要である。さわると、
突起13下端と固定用壁19が破損するからであ
る。
この状態であつては、成形用雇1の突起13間
に整流子片2が強く圧入されているので、プレス
ヘツド23を上げると、第4図Dに示すように、
整流子片2は成形用雇1に保持されてインデツク
スこま16から抜かれる。
トランスフアーチヤツク22はばね24にて元
の位置に上昇し、成形用雇1も整流子片2を保持
した状態で上昇する。また上下スライドリングも
ばね21にて元の位置に上昇する。
次に、第4図Eに示すように、成形用雇1の下
側プレスヘツド中心位置からインデツクスこま1
6を水平方行に移動させ、替りに本圧入用こま2
5を移す(または成形用雇1を含む上下スライド
リング15を本圧入用こま25の上側に移動させ
る)。
この状態で、プレスヘツド23を第4図Fに示
すように降下することにより、成形用雇1は本圧
入用のこま25側に降下する。
成形用雇1に保持されている整流子片2は、本
圧入用のこま25の案内突部26に沿つて降下
し、案内突起26の下段部27のところまで降下
する。ここで整流子片2は、これ以上降下するこ
とはできないが、プレスヘツド23は降下を続け
るので、成形用雇1自体は押し下げられる。この
ため、成形雇1に整流子片2は総て圧入され、プ
レスヘツド23が案内突部26の上端位置まで来
て、プレスヘツド23の降下は終る。
以上により、成形用雇1への整流子片2の圧入
は完了し、この後第4図Gに示すようにプレスヘ
ツド23を元の位置に上昇させると、トランスフ
アチヤツク22に整流子片2を圧入した成形用雇
1が支持されたまま元の位置に上昇する。この
後、成形用雇1をトランスフアチヤツク22から
ピツチ搬送にて取り出し、プラスチツクのモール
ド行程に移す準備が完了する。
上記の第4図Fに示す最終的な圧入行程は、成
形用雇1への整流子片2の最終的な圧入の他に整
流子片2の両切断端面の補正も同時になされる。
すなわち、整流子片2の両端は、第5図A,
A′に示すようにゆがんだ切断端面になる。つま
り、両切断面に寸法dの傾斜部ができる。このた
め、整流子片2は寸法Lに切断したものが実際の
寸法はL+dになる。
成形用雇1の軸方向長さはLであるので、第4
図のFに示す行程において、整流子片2の両切断
端面はプレスヘツド23と案内突部26の下端部
27にて押圧され、第5図のCに示すように、成
形用雇1と同一の長さに補正される。第5図のB
は補正された後の整流子片2の寸法および形状
を、第5図のC′は補正後の端面形状をそれぞれ
示しており、これより明らかなように、端面はほ
ぼ平坦に形成されるものである。
このように整流子片2は、成形用雇1に完全に
圧入した状態にあつては端面が補正されるので整
流子片2の長さが一定になると共に、整流子片2
の長手寸法バラツキによる整流子片高さLのバラ
ツキがなくなり、モールドに必要な充填樹脂量が
均一になるものである。又、計量されたモールド
用タブレツト3の重量が不均一で、特に重量が大
きい場合であつても、後述するように成形用雇1
の外周の段付平坦部に樹脂が逃げるのでモールド
成形後の整流子の軸方向寸法が一定となる。ま
た、この樹脂逃げにより圧縮成形時の所定の圧力
が得られ、安定した機械的強度をもつモールド成
形となる。
次に、先に述べた成形用雇1についての作用、
効果を詳しく述べる。
整流子片2はインデツクスこま16から成形用
雇1にまとめて一挙に圧入されるので、成形用雇
1の突起13の寿命が著しく延びる。
すなわち、整流子片2の圧入に際し、成形用雇
1の突起13の側面に強い応力が加わる。しか
し、整流子片2は各突起13間に同時に圧入する
ので、突起13は両側面から整流子片2にて押圧
される。このため、突起13の両側面に加わる応
力は相殺方向に働くので、突起13の寿命を長く
維持できる。すなわち、長期の使用に耐えるもの
である。成形用雇1の突起13は付根に曲面r′が
形成されているので、補強構造になつている。こ
のため、整流子片2の圧入に際し、突起13に片
寄つた側面応力が加わつても突起13はその応力
に十分に耐え得る。
成形用雇1の突起用段部14側にあたる突起1
3の両側角部は面取りがされているため、整流子
片2の圧入が容易に行なわれる。すなわち、整流
子片2の頭部5の最大幅Aは成形用雇1の突起1
3間の寸法よりも若干大き目に形成されている
が、突起13の両側角部が面取りされているので
圧入性が向上する。また角部がない場合には圧入
性が著しく低下するばかりか、この角部により、
整流子片2は鋼材であるので削られる。整流子片
2が削られると、整流子片2と突起13間の面圧
が下がり、プラスチツクモールド材が整流子片2
と突起13の接合面に流入する慮れがあり、望ま
しくない。
成形用雇1の突起用段部14側にあたる筒部1
2の内周面は面取りθが設けられているので、
整流子片2の圧入が容易に行われる。
なお、筒部12の内周面の面取りθおよび突
起13の角部の面取りθは整流片2の成形用雇
1への圧入を容易に行なう他に次のような利点を
有する。
すなわち、整流子片2をインデツクスこま16
から成形用雇1に移す際に、インデツクスこま1
6に保持されている整流子片2が成形用雇1の突
起13間の真上に完全に合致してなくとも、上記
成形用雇1の面取りにより整流子片2は円滑に成
形用雇1に圧入されるというものである。
またインデツクスこま16の固定用壁19は整
流子片2を所定の位置に保持するものであつて、
ここで整流子片2が位置決めされるので、成形用
雇1への挿入が確実になされるのである。
更に成形用雇1の突起13の機械的強度を増加
するのに、突起13間の幅をせまくすれば、その
分だけ突起13の幅を増すことは可能である。し
かし、突起13間の幅を狭くすれば、整流子片2
の幅をそれに合わせてせまくしなければならな
い。狭くすると、整流子としての整流周期に影響
し、整流悪化の原因になる。
一般に、クリーナ用の整流子電動機の場合には
整流子片間の間隔を0.5mm〜0.8mm程度にしてい
る。整流子としての性能面から、自ずと成形用雇
1の突起13の幅は決まる。したがつて、突起1
3の機械強度を増す上で、突起13の付根に曲面
r′を設けることが必要である。
次に整流子片2の作用、効果について詳しく述
べる。
成形用雇1に整流子片2を挿入した状態にあつ
ては、整流子片2の頭部5のうち側面のa1寸法の
範囲は曲面rの部分が成形用雇1に当接する。
頭部5の外周面と側部のa2寸法の範囲を当接さ
せないのは、成形用雇1との当接面積をできるだ
け少なくして挿入力を減少させるようにしたもの
であり、これが段部11となる。一方a1部は頭部
肉厚を厚くし、ライザー部への電機子巻線端部の
安定圧入固定を考慮したからである。すなわち、
電機子巻線端部の圧入固定は、仕上げされたモー
ルド整流子4′の整流子片2外周のライザー部に
中心に向う凹みを形成し、ここに前記巻線端部を
入れた後、凹みの両側を塑性変形で潰して固定
し、巻線端部と整流子片間の電気的、機械的な接
続が行なわれる。
次にモールド整流子4のモールド成形およびそ
の後の機械加工に伴う作用、効果について詳しく
述べる。
モールド整流子4は整流子片2の両側に溝が形
成されている。この溝は、成形用雇1内でモール
ド整流子4にモールドする際に、成形用雇1の突
起13により形成される。このとき、突起13の
部分にはプラスチツクモールド材が充填されない
ので溝が残る。
このような方法で形成されるモールド整流子4
は、整流子片2の両側にモールドの際に自動的に
溝が形成されるので、成形用雇1から取り出した
モールド整流子4に溝を後加工で形成する必要が
ない。
溝を機械加工すると、整流子片2からの銅切
粉の除去が必要である、切粉残留による整流子
片2間の短絡およびこれによるモータ焼損事故が
発生し易くなる、プラスチツクモールドにて通
常表面吸湿しにくいものが機械加工によりモール
ド部にも切削加工が施されるので吸湿しやすく絶
縁劣化の原因になる、プラスチツクモールド材
として耐熱、耐機械的強度が要求されるため、ガ
ラス繊維、アスベスト、その他のプラスチツクを
混入させたものを使う必要があり機械加工性が著
しく悪化する、又、これによりバイトの消耗が早
く維持費がかかる、機械加工性が悪いために加
工時にプラスチツクモールド部に内部応力が残る
ことになり、熱や、遠心力に対する耐久性が低下
する、加工性が悪いので、加工面は凹凸毛ば立
ち状態となるため、異常整流時に発生するアーク
にてプラスチツクモールド部への耐着火性が著し
く低下する、等の問題がある。
しかし、本発明の方法によれば、このような問
題は一挙に解消できるものである。
本発明についてみると、モールド整流子4′の
ライザー部側では、整流子片2の両側に溝がな
く、整流子片2の外周面と面一のところまでプラ
スチツクモールド材が充填されており、ライザー
部に接続する電動機巻線端部の圧入固定に横方向
から補強される。
すなわち、成形用雇1の突起13は筒部12の
全長にわたつて存在しないので、筒部12の内面
の一方には突起用段部14が形成できる。このた
め、プラスチツクモールド材は突起用段部14の
部分に充填され、ライザー部側にあたる整流子片
の両側にはプラスチツクモールド材の充填により
溝が形成されない。整流子片2のライザー部への
電機子巻線端部の圧入固定は前述のようにして行
なわれる。これに際し、整流子片2のライザー部
側は両側にプラスチツクモールド材が整流子片2
の外周面と同一に充填されているので、巻線端部
の圧入固定時に受ける外力にて整流子片2は変形
および破損せず、確実に巻線端部を固定できる。
成形用雇1から取り出したままのモールド整流
子4は整流子片2の頭部5外周角部に曲面rが残
つている。このモールド整流子4は機械加工にて
モールド整流子4′として仕上げされることによ
り、曲面rはなくなる。すなわち、整流子片2の
外周は機械加工にて切削されるので、曲面rはな
くなる。このため、整流子片2の整流子面積は増
大し、整流特性に悪影響を及ぼさない。
一般に、モールド整流子は、異常整流時に発生
するカーボンブラシの火花によりプラスチツクモ
ールドが炭化され、その機械的強度の低下を起こ
し、整流子片の浮出しまたは破損の欠点をもつて
いる。
しかし、本発明によれば、成形用雇1の突起1
3の高さDを整流子片2の頭部5の寸法a1よりも
高くしたのでそれだけ溝を深くすることができる
と共に、この溝はグルービングカツターによる切
削溝ではなく、前記突起13の滑らかな表面によ
つて形成された熱的、機械的に強いモールド面に
なつているので、異常火花による損傷も受け難
く、又、機械的強度も向上するのである。
筒部12の内周面および突起13の両側角部に
は面取りが施されているので、整流子片2の圧入
によるしごきかす(糸状ひげばり)の発生がな
く、プラスチツクモールド部内の整流子片2間の
短絡事故あるいは絶縁不良をなくすことができ
る。
成形用雇1の突起13の側面に整流子片2の頭
部側面を所定の圧力で圧接させているので、整流
子片2の頭部側面と突起13間を通してプラスチ
ツクモールド材が整流子片2の外周側に流出する
事はない。
したがつて、整流子片2の外周側へバリが生成
されることがないので、整流子成形後のバリ取り
加工も不要である。
次に成形用雇1の内部加工について第6図に沿
つて述べる。
成形用雇1の内部形状は第6図Aに示すように
複雑で、かつ高い精度が要求される。特に突起1
3の間隔、ピツチ、厚みは、全体にわたつて同一
に加工仕上げないと品質のよい製品が出来ない。
そこで、成形用雇1は上下に貫通する完全な開
放にし、ブローチ加工することにより、容易に形
成できる。
図6Cに示すように成形用雇1をブローチ加工
台30に保持し、第6図Bに示すブローチダイス
31を成形用雇1の内部に通して突起13の寸法
精度を出す。
次に成形用雇1の外側形状に関して第7図に沿
つて述べる。
成形用雇1の筒部12の外周には平坦部32と
段付平坦部33とが設けられている。
段付平坦部33は、第4図に示す整流子片2の
圧入行程において、トランスフアーチヤツク22
の成形用雇1を保持する際に機能を発揮する。す
なわち、段付平坦部33がトランスフアーチヤツ
ク22に受けられるので、成形用雇1はトランス
フアーチヤツク22に確実に保持される。
また平坦部32および段付平坦部33は、プラ
スチツクモールドの際に、余分のモールド材の逃
げにもなる。
すなわち、整流子片2を挿入した成形用雇1の
プラスチツクモールドは、第7図Cに示すよう
に、下キヤビテイ34、上キヤビテイ35、上成
形ポンチ36、下成形ポンチ37からなる成形型
に入れる。軸受ボス金具2aも下成形ポンチ37
にて保護される。こうしてプラスチツクモールド
材を成形により第7図Cの薄墨で示すように流し
込む。これによりプラスチツクモールド材は成形
用雇1内の空間に充填される。プラスチツクモー
ルド材であるタブレツト3は前記空間よりも幾分
大容積のものを用いているので余つたタブレツト
3は、成形用雇1の上下面から平坦部32、段付
平坦部33に流出する。
幾分容積の多いタブレツトを用いるのは、整流
子片2を挿入した成形用雇1の空間には各々のも
のにより若干のばらつきがあり、これに備えるも
のである。
又、空間へのプラスチツクモールド材は一定の
圧力をもつて充填されないとモールド部分に粗密
ができ品質のよいものができない。そこで多目の
タブレツトを用いることにより、成形時は一定の
圧力で充填させ余つた材料は成形用雇1の平坦部
32、段付平坦部33に逃がすのである。またこ
のときガスも逃げる。
つまり、平坦部32、段付平坦部33は品質の
よい製品を作る上で必要である。
以上述べたように本発明の方法によれば、繰返
し使用可能な成形用雇を連続的にトランスフアチ
ヤツクによりピツチ搬送し、整流子片をパーツフ
イーダーによつて集中供給するだけで、28本の整
流子片を成形用雇内の突起間に高速自動圧入する
ことができるので、作業性の大幅な改善ができる
ものである。
【図面の簡単な説明】
図面は本発明の実施例を示すもので、第1図は
モールド整流子の製造行程、第2図は整流子片の
形状補正行程、第3図は成形用雇の内部構造を示
す斜視図、第4図は成形用雇内へ整流子片を圧入
する行程、第5図は整流子片の両端部の形状を補
正する工程、第6図は成形用雇の内部加工を示
し、第7図は成形用雇の外部形状を示すものであ
る。 1…成形用雇、2,2′…整流子片、3…プラ
スチツクモールド材(タブレツト)、4,4′…モ
ールド整流子、13…突起。

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1 複数個の整流子片を成形用雇の内周に多数形
    成された突起間にて等ピツチに保持し、整流子片
    と成形用雇内の突起間にプラスチツクモールド材
    を充填して、成形用雇内にモールド整流子を形成
    し、成形用雇からモールド整流子を取外し、モー
    ルド整流子の外周を仕上げ、モールド整流子を製
    造する方法において、 上下動可能に支持された円筒状のスライドリン
    グ内に、外周溝に整流子片を保持したインデツク
    スこまを有し、前記成形用雇の外周段付平坦部を
    水平および上下動可能なチヤツクにより掴持し、
    前記成形用雇を前記インデツクスこまの中心上位
    置に位置決め後、プレスヘツドにより前記チヤツ
    クに掴持させたまま成形用雇を下動させスライド
    リングに押圧する事により、前記インデツクスこ
    ま内の整流子片の長手方向一部を成形用雇の前記
    突起間に圧入し、後に、この成形用雇を前記チヤ
    ツクの元の上位置に復帰させ、次いで整流子片の
    未圧入部分を水平方向よりプレスヘツド中心下に
    移動させた圧入コマとプレスヘツドにより押圧
    し、前記整流子片の総てを成形用雇の前記突起間
    に圧入することを特徴とするモールド整流子の製
    造方法。
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