JPS6312660B2 - - Google Patents
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- JPS6312660B2 JPS6312660B2 JP57140362A JP14036282A JPS6312660B2 JP S6312660 B2 JPS6312660 B2 JP S6312660B2 JP 57140362 A JP57140362 A JP 57140362A JP 14036282 A JP14036282 A JP 14036282A JP S6312660 B2 JPS6312660 B2 JP S6312660B2
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Description
本発明は回転する円卓上に供給される水分を含
む固形物質を、ローラあるいはボールで圧潰粉砕
し、前記円卓周囲隙間下方より上方へ噴出させる
熱風によつて前記水分を含む固体物質を乾燥し、
生成する微粉を前記円卓上方に設けられた空気分
級機に搬送して所要細度の精粉を系外に取出し、
かつ前記円卓周囲隙間より落下する固体物質を適
当な輸送機で前記円卓上にもどすことよりなる水
分を含む固体物質の乾燥粉砕方法に関するもので
ある。 従来のこの種の装置において、セメント原料を
乾燥粉砕する場合、回転する円卓上に供給した原
料を、円卓の回転に伴なう遠心力で前記円卓周囲
に移動させる間に、一部はローラあるいはボール
の圧下により圧潰粉砕し、前記円卓周囲隙間上方
に達したセメント原料を、上昇する熱風噴流によ
つて吹飛ばすことにより乾燥する。 この場合比較的細かい粒子(特に微粉)は、円
卓の上方同心に設けられた空気分級機へガスによ
り搬送して分級し、所望の細度の微粉のみ系外に
抜出し、他の粗粉は円卓上にもどし再び粉砕す
る。また比較的粗い粒子(特に粒塊状物)は円卓
中央にもどし、前記粗粉と共に粉砕する。 従来のこの種の装置の特性として、円卓上のセ
メント原料をローラあるいはボールで圧潰粉砕す
る際、必要とする円卓回転の動力はチユーブミル
に比し著しく小さく、一般に半分以下であるが、
前記円卓周囲隙間を通して噴出させる熱風の量、
圧損失は大きく、その熱風を誘引するフアンの駆
動動力は、円卓回転の所要動力よりも大きく、シ
ステム全体の所要動力はチユーブミルに比し、僅
かに小さい程度である。 しかもセメント原料の水分が数%と特に大きく
ない場合は、乾燥熱源としては、熱量的に見れ
ば、現風量の半分で足りる。すなはち、現風量は
あくまでも円卓周囲隙間上方に移動する固体物質
の前記隙間からの落下防止、空気分級機への微粉
の搬送、さらに粗粒ないしは未破砕物の円卓中央
部への吹戻し等のエネルギー供給媒体しての量で
決められている。 また従来のこの種の装置の他のものにおいて
は、前記隙間よりの固体物質の落下を許し、それ
をバケツトエレベータ等で、円卓中央に戻すよう
にしているものもある。これは確かに1つは破
砕、ないしは粉砕困難で、装置内に長時間滞留
し、ローラあるいはボール、円卓を著しく摩耗さ
せる、あるいはその蓄積によつて運転続行を不可
能にする原料を扱う場合も装置の保守負担を減
じ、稼動率を向上させるための効果はあるが、積
極的には固体物質を落下させようとする思想はな
く、あくまでも前記の隙間に移動する固体物質も
これからの落下防止、空気分級機への微粉の搬
送、さらに粗粒ないしは未破砕物の円卓中央部へ
の吹戻しのために、ガス量、風速等が依然として
大であり、その動力は前記の装置と殆ど変らな
い。 また従来の別の装置においては、円卓周囲隙間
より殆どガスを噴出させず、積極的に円卓周囲よ
り固体物質を落下させ、それに集めてバケツトエ
レベータで揚送して空気分級機へ供給し、微粉と
粗粉粒に分級し、粗粉粒を円卓へもどすこともあ
る。しかしこれは乾燥済のものか、セメントクリ
ンカのように水分を含まないものには適用できる
が、水分を含む場合は円卓上で固体物質が、ロー
ラあるいはボールで圧潰される確率が小さいとい
うこの種の粉砕装置の特性上、円卓周囲より下方
への落下量が著しく増大し、それを抜出し、揚送
して空気分級機へ導き、粗粉粒を円卓へもどすた
めに使用する輸送機システムは複雑化、大形化
し、それに伴なつて装置費、保守費が増大すると
言う問題点が生ずる欠点があつた。さらに水分を
含む原料に対しては、別に乾燥機を必要とする欠
点があつた。 本発明は前記従来の欠点を解消するために提案
されたもので、水分を含む固形物質の乾燥方法に
おいて、 円卓周囲よりの固形物質の落下量/精粉量≧0.2 0.7≦精粉量/熱風重量≦1.3 とすることにより、圧損失、フアン動力を低減で
き、保守費、設備費等の低下を図ることができる
固形物質の粉砕方法を提供せんとするものであ
る。 以下本発明の実施例を図面について説明する
と、第1図及び第2図は本発明の実施例を示すも
のである。図において駆動装置1によつて水平面
間に回転する円卓2、その上方に拡がる粉砕乾燥
室3、それに被粉砕物を供給するシユート4、そ
の内部で前記円卓2上に供給された固体物質層を
押付け、同円卓2の回転に伴ない摩擦で回転する
2個のローラ5,5、同ローラ5を支え、ケーシ
ング6を貫通する軸7、円卓2周囲には環状のガ
ス噴出帯域8および固体物質落下帯域9を構成す
る隙間10,10′、落下帯域9の隙間10′直下
の排出路11、ガス噴出帯域8にガスを供給する
ための熱風室12が設けられている。 また粉砕乾燥室3の上方には円卓2の中央上方
に開口する粗粉排出口13、上方側面の案内羽根
つき粉粒状物含有ガス導入口14、頂部中心に精
粉含有ガス排出口15に接続し、固体物質供給口
17、分散板18ならびに回転翼19を回転する
ためのシヤフト20、上方に微粉含有ガス排出口
21を備えた截頭逆円錐状の空気分級機22が本
発明の方法を適用した粉砕装置の1実施例として
示してある。 また本装置には前記の他、固体物質排出路11
につながるチエンコンベア23,25、さらに空
気分級機22の被粉砕物供給口17に揚送するバ
ケツトエレベータ24が付設されている。 焼成装置サスペンシヨンプレヒータ(図示せ
ず)の排ガスは、誘引フアン(図示せず)による
熱風室12、ガス噴流帯域8の隙間10を通つて
粉砕乾燥室3に噴出し、円卓2の回転によつて生
じた遠心力により、この帯域8に移動して来た固
体物質を吹飛ばし、それを同伴して空気分級機1
6の上方側面のガス導入口14より同分級機16
内に導き、旋回流となつて粗粉を分離し、微粉含
有ガス排出口15より空気分級機22に入る。 一方固体物質供給シユート17より円卓2中央
に供給された固体物質は同円卓2の回転に伴い生
ずる遠心力により周囲に拡げられる。この間ロー
ラ5の下方へ押し付ける力によつて、前記円卓2
との間に挾まれた固体物質は圧潰粉砕される。こ
の固体物質の一部は、ガス噴出帯域8に移動し、
上方へ噴出するガス流によつて吹飛ばされ、その
一部は空気分級機16に導かれ、残りは円卓2の
中央に吹戻される。その他円卓2周囲の落下帯域
9、隙間10に移動した固体物質は、隙間10、
排出路11を通り、チエンコンベア25,23、
バケツトエレベータ24によつて運ばれ、空気分
級機22の固体物質供給口17に導かれる。 固体物質供給口17に供給された固体物質は分
散板18に送られ、その回転に伴ない生ずる遠心
力によつて周辺に振飛ばされる。ここで固体物質
は空気分級機16の微粉含有ガス排出口15より
誘導され、旋回上昇する微粉含有ガス中に分散、
旋回上昇し、回転翼19によつて叩かれ、粗粉粒
は周壁に飛ばされ、壁面より空気分級機16内に
落下する。回転翼19によつて叩かれない微粉
は、さらに旋回上昇し、空気分級機22上方の微
粉含有ガス排出口21により排出され、捕集器
(図示しない)で精粉として捕集される。 以上の作用を装置費、保守費、運転費等綜合し
て行なわしめるのに、次の条件がもつとも適して
いることが本発明者らによつて見出された。すな
わち、 (a) (円卓周囲よりの固体物質の落下量) /(精粉量)=CF/P≧0.2 (b) 0.7≦(精粉量)/(熱風重量)=P/G≦1.3 以下前記の根拠を詳細に説明すると、CF/P
<0.2に保とうとすれば、円卓周囲に移動した固
体物質の大半を前記円卓中央まで吹戻し、あるい
は前記円卓上方に設けられた空気分級機までガス
搬送することが必要であり、空気分級機の排ガス
循環使用等を加え大量の熱風、高い円卓周囲隙間
のガス速度を与える必要があり、従来公知のこの
種の装置同様、圧損失、フアン駆動動力が高くな
る。 しかるにCF/P≧0.2を与えれば、少なくとも
円卓周囲に移動した固体物質の一部を前記円卓中
央に吹戻さず、円卓周囲から落下させ、チエンコ
ンベア、バケツトエレベータ等所要動力の僅少な
輸送機で肩代りすることができる。これに加うる
にP/G≧0.7を与えれば、圧損失はさらに低下
し、熱風量の低下と相まつて圧損失、フアン駆動
動力は従来公知のこの種の装置の値のそれぞれ80
%、40%以下に低減する。 しかしP/Gの増大によつて、固体物質と熱風
との接触、固体物質の分散乾燥効果が低下する。
P/G≦1.3であれば、精粉品質(水分、細度)、
運転の安定性には支障がないが、この範囲を超え
ると搬送される微粉の凝集度が異常上昇し、空気
分級機の分級効率が著しく悪化し、円卓上へ戻さ
れる微粉量が増大する。また落下量も増大し、落
下固形物の水分も増大する。したがつてその一部
を空気分級機へ供給しても、分級効率は低い。以
上2種の固形物質の循環が増大し、そのために所
要動力がかえつて増大する。 P/Gの上限は一見固形物質の性状、含有水分
によつて変化するようであるが、本発明者らの検
討結果では、ほぼ一定である。これは乾燥の推移
から、説明できる。すなわち、乾燥の初期(すな
わち含有水分の高い)段階は乾燥の推進力大、乾
燥速度も大で、その期間は短く、P/Gの影響を
あまり受けないが、末期は残り水分が少なく乾燥
の推進力が低く、P/Gの影響を受ける。そして
それが大きいときは、接触、分散効果が低く、反
対に小さいときは高くなり、それがP/G=1.3
を境に乾燥、凝集度、分級効率に著しい差が生ず
るものと推察される。 なお本発明では、円卓2周囲の隙間10,1
0′を、ガス噴出帯域8、固体物質落下帯域9に
分け、後者にはガス噴出させないようにしている
が、仕切せず全帯域ガスを噴出させるようにし、
たとえばローラ5の固体物質が噛込まれる側付近
は固体物質が堆積落下しやすくなり、その反応側
は固体物質量が少なく、噴流によつて吹上げら
れ、落下しにくいと言う傾向を利用することも本
発明の一実施例である。 また前記実施例では、比較的粒径の大きい固体
物質が落下するので、落下物を空気分級機22の
供給口17に運ばず、円卓2へ直接供給すること
になる。その場合空気分級機16,22は簡略化
される(図示されず)。更に前記実施例では固体
物質の落下位置が隙間全体に拡がることもあり得
るので、落下物を集め、排出させるための部品を
設ける必要が生ずる。 以上詳細に説明した如く本発明は構成したの
で、従来例と比較して下記のような特長がある。
む固形物質を、ローラあるいはボールで圧潰粉砕
し、前記円卓周囲隙間下方より上方へ噴出させる
熱風によつて前記水分を含む固体物質を乾燥し、
生成する微粉を前記円卓上方に設けられた空気分
級機に搬送して所要細度の精粉を系外に取出し、
かつ前記円卓周囲隙間より落下する固体物質を適
当な輸送機で前記円卓上にもどすことよりなる水
分を含む固体物質の乾燥粉砕方法に関するもので
ある。 従来のこの種の装置において、セメント原料を
乾燥粉砕する場合、回転する円卓上に供給した原
料を、円卓の回転に伴なう遠心力で前記円卓周囲
に移動させる間に、一部はローラあるいはボール
の圧下により圧潰粉砕し、前記円卓周囲隙間上方
に達したセメント原料を、上昇する熱風噴流によ
つて吹飛ばすことにより乾燥する。 この場合比較的細かい粒子(特に微粉)は、円
卓の上方同心に設けられた空気分級機へガスによ
り搬送して分級し、所望の細度の微粉のみ系外に
抜出し、他の粗粉は円卓上にもどし再び粉砕す
る。また比較的粗い粒子(特に粒塊状物)は円卓
中央にもどし、前記粗粉と共に粉砕する。 従来のこの種の装置の特性として、円卓上のセ
メント原料をローラあるいはボールで圧潰粉砕す
る際、必要とする円卓回転の動力はチユーブミル
に比し著しく小さく、一般に半分以下であるが、
前記円卓周囲隙間を通して噴出させる熱風の量、
圧損失は大きく、その熱風を誘引するフアンの駆
動動力は、円卓回転の所要動力よりも大きく、シ
ステム全体の所要動力はチユーブミルに比し、僅
かに小さい程度である。 しかもセメント原料の水分が数%と特に大きく
ない場合は、乾燥熱源としては、熱量的に見れ
ば、現風量の半分で足りる。すなはち、現風量は
あくまでも円卓周囲隙間上方に移動する固体物質
の前記隙間からの落下防止、空気分級機への微粉
の搬送、さらに粗粒ないしは未破砕物の円卓中央
部への吹戻し等のエネルギー供給媒体しての量で
決められている。 また従来のこの種の装置の他のものにおいて
は、前記隙間よりの固体物質の落下を許し、それ
をバケツトエレベータ等で、円卓中央に戻すよう
にしているものもある。これは確かに1つは破
砕、ないしは粉砕困難で、装置内に長時間滞留
し、ローラあるいはボール、円卓を著しく摩耗さ
せる、あるいはその蓄積によつて運転続行を不可
能にする原料を扱う場合も装置の保守負担を減
じ、稼動率を向上させるための効果はあるが、積
極的には固体物質を落下させようとする思想はな
く、あくまでも前記の隙間に移動する固体物質も
これからの落下防止、空気分級機への微粉の搬
送、さらに粗粒ないしは未破砕物の円卓中央部へ
の吹戻しのために、ガス量、風速等が依然として
大であり、その動力は前記の装置と殆ど変らな
い。 また従来の別の装置においては、円卓周囲隙間
より殆どガスを噴出させず、積極的に円卓周囲よ
り固体物質を落下させ、それに集めてバケツトエ
レベータで揚送して空気分級機へ供給し、微粉と
粗粉粒に分級し、粗粉粒を円卓へもどすこともあ
る。しかしこれは乾燥済のものか、セメントクリ
ンカのように水分を含まないものには適用できる
が、水分を含む場合は円卓上で固体物質が、ロー
ラあるいはボールで圧潰される確率が小さいとい
うこの種の粉砕装置の特性上、円卓周囲より下方
への落下量が著しく増大し、それを抜出し、揚送
して空気分級機へ導き、粗粉粒を円卓へもどすた
めに使用する輸送機システムは複雑化、大形化
し、それに伴なつて装置費、保守費が増大すると
言う問題点が生ずる欠点があつた。さらに水分を
含む原料に対しては、別に乾燥機を必要とする欠
点があつた。 本発明は前記従来の欠点を解消するために提案
されたもので、水分を含む固形物質の乾燥方法に
おいて、 円卓周囲よりの固形物質の落下量/精粉量≧0.2 0.7≦精粉量/熱風重量≦1.3 とすることにより、圧損失、フアン動力を低減で
き、保守費、設備費等の低下を図ることができる
固形物質の粉砕方法を提供せんとするものであ
る。 以下本発明の実施例を図面について説明する
と、第1図及び第2図は本発明の実施例を示すも
のである。図において駆動装置1によつて水平面
間に回転する円卓2、その上方に拡がる粉砕乾燥
室3、それに被粉砕物を供給するシユート4、そ
の内部で前記円卓2上に供給された固体物質層を
押付け、同円卓2の回転に伴ない摩擦で回転する
2個のローラ5,5、同ローラ5を支え、ケーシ
ング6を貫通する軸7、円卓2周囲には環状のガ
ス噴出帯域8および固体物質落下帯域9を構成す
る隙間10,10′、落下帯域9の隙間10′直下
の排出路11、ガス噴出帯域8にガスを供給する
ための熱風室12が設けられている。 また粉砕乾燥室3の上方には円卓2の中央上方
に開口する粗粉排出口13、上方側面の案内羽根
つき粉粒状物含有ガス導入口14、頂部中心に精
粉含有ガス排出口15に接続し、固体物質供給口
17、分散板18ならびに回転翼19を回転する
ためのシヤフト20、上方に微粉含有ガス排出口
21を備えた截頭逆円錐状の空気分級機22が本
発明の方法を適用した粉砕装置の1実施例として
示してある。 また本装置には前記の他、固体物質排出路11
につながるチエンコンベア23,25、さらに空
気分級機22の被粉砕物供給口17に揚送するバ
ケツトエレベータ24が付設されている。 焼成装置サスペンシヨンプレヒータ(図示せ
ず)の排ガスは、誘引フアン(図示せず)による
熱風室12、ガス噴流帯域8の隙間10を通つて
粉砕乾燥室3に噴出し、円卓2の回転によつて生
じた遠心力により、この帯域8に移動して来た固
体物質を吹飛ばし、それを同伴して空気分級機1
6の上方側面のガス導入口14より同分級機16
内に導き、旋回流となつて粗粉を分離し、微粉含
有ガス排出口15より空気分級機22に入る。 一方固体物質供給シユート17より円卓2中央
に供給された固体物質は同円卓2の回転に伴い生
ずる遠心力により周囲に拡げられる。この間ロー
ラ5の下方へ押し付ける力によつて、前記円卓2
との間に挾まれた固体物質は圧潰粉砕される。こ
の固体物質の一部は、ガス噴出帯域8に移動し、
上方へ噴出するガス流によつて吹飛ばされ、その
一部は空気分級機16に導かれ、残りは円卓2の
中央に吹戻される。その他円卓2周囲の落下帯域
9、隙間10に移動した固体物質は、隙間10、
排出路11を通り、チエンコンベア25,23、
バケツトエレベータ24によつて運ばれ、空気分
級機22の固体物質供給口17に導かれる。 固体物質供給口17に供給された固体物質は分
散板18に送られ、その回転に伴ない生ずる遠心
力によつて周辺に振飛ばされる。ここで固体物質
は空気分級機16の微粉含有ガス排出口15より
誘導され、旋回上昇する微粉含有ガス中に分散、
旋回上昇し、回転翼19によつて叩かれ、粗粉粒
は周壁に飛ばされ、壁面より空気分級機16内に
落下する。回転翼19によつて叩かれない微粉
は、さらに旋回上昇し、空気分級機22上方の微
粉含有ガス排出口21により排出され、捕集器
(図示しない)で精粉として捕集される。 以上の作用を装置費、保守費、運転費等綜合し
て行なわしめるのに、次の条件がもつとも適して
いることが本発明者らによつて見出された。すな
わち、 (a) (円卓周囲よりの固体物質の落下量) /(精粉量)=CF/P≧0.2 (b) 0.7≦(精粉量)/(熱風重量)=P/G≦1.3 以下前記の根拠を詳細に説明すると、CF/P
<0.2に保とうとすれば、円卓周囲に移動した固
体物質の大半を前記円卓中央まで吹戻し、あるい
は前記円卓上方に設けられた空気分級機までガス
搬送することが必要であり、空気分級機の排ガス
循環使用等を加え大量の熱風、高い円卓周囲隙間
のガス速度を与える必要があり、従来公知のこの
種の装置同様、圧損失、フアン駆動動力が高くな
る。 しかるにCF/P≧0.2を与えれば、少なくとも
円卓周囲に移動した固体物質の一部を前記円卓中
央に吹戻さず、円卓周囲から落下させ、チエンコ
ンベア、バケツトエレベータ等所要動力の僅少な
輸送機で肩代りすることができる。これに加うる
にP/G≧0.7を与えれば、圧損失はさらに低下
し、熱風量の低下と相まつて圧損失、フアン駆動
動力は従来公知のこの種の装置の値のそれぞれ80
%、40%以下に低減する。 しかしP/Gの増大によつて、固体物質と熱風
との接触、固体物質の分散乾燥効果が低下する。
P/G≦1.3であれば、精粉品質(水分、細度)、
運転の安定性には支障がないが、この範囲を超え
ると搬送される微粉の凝集度が異常上昇し、空気
分級機の分級効率が著しく悪化し、円卓上へ戻さ
れる微粉量が増大する。また落下量も増大し、落
下固形物の水分も増大する。したがつてその一部
を空気分級機へ供給しても、分級効率は低い。以
上2種の固形物質の循環が増大し、そのために所
要動力がかえつて増大する。 P/Gの上限は一見固形物質の性状、含有水分
によつて変化するようであるが、本発明者らの検
討結果では、ほぼ一定である。これは乾燥の推移
から、説明できる。すなわち、乾燥の初期(すな
わち含有水分の高い)段階は乾燥の推進力大、乾
燥速度も大で、その期間は短く、P/Gの影響を
あまり受けないが、末期は残り水分が少なく乾燥
の推進力が低く、P/Gの影響を受ける。そして
それが大きいときは、接触、分散効果が低く、反
対に小さいときは高くなり、それがP/G=1.3
を境に乾燥、凝集度、分級効率に著しい差が生ず
るものと推察される。 なお本発明では、円卓2周囲の隙間10,1
0′を、ガス噴出帯域8、固体物質落下帯域9に
分け、後者にはガス噴出させないようにしている
が、仕切せず全帯域ガスを噴出させるようにし、
たとえばローラ5の固体物質が噛込まれる側付近
は固体物質が堆積落下しやすくなり、その反応側
は固体物質量が少なく、噴流によつて吹上げら
れ、落下しにくいと言う傾向を利用することも本
発明の一実施例である。 また前記実施例では、比較的粒径の大きい固体
物質が落下するので、落下物を空気分級機22の
供給口17に運ばず、円卓2へ直接供給すること
になる。その場合空気分級機16,22は簡略化
される(図示されず)。更に前記実施例では固体
物質の落下位置が隙間全体に拡がることもあり得
るので、落下物を集め、排出させるための部品を
設ける必要が生ずる。 以上詳細に説明した如く本発明は構成したの
で、従来例と比較して下記のような特長がある。
【表】
次に固体物質の落下、円卓への外部循環につい
て本発明と従来例を比較すると、従来は通常、落
下を防止しようとしており、精粉量/熱風量を小
さくし、円卓周囲の隙間通過速度を大にしてい
る。また一部風速を低下させて塊状物を落下さ
せ、高硬度の物質を排除したのち円卓中央へ直接
戻す方法をとつている。 本発明では、固体物質の落下を積極的に行なう
ため、精粉量/熱風重量≧0.7にとり、かつ落下
量/精粉量≧0.2とした。従つて圧損失80%、フ
アン動力40%以下に低減できた。 次に精粉量/熱風重量の上限について、従来は
この上限の1/2以下で運転しているため、これに
ついての問題はなかつたが、本発明においては上
限値が1.3を超えると熱風、固体物質の接触、乾
燥効果が落ち、空気分級機の性能低下、所要動力
の増大が急激に生起するので、1.3以下に抑制し
た。 従つて本発明によると設備が小形で簡単化で
き、装置費、保守費の低減を図ることができると
共に、効率のよい固形物質の粉砕ができる。
て本発明と従来例を比較すると、従来は通常、落
下を防止しようとしており、精粉量/熱風量を小
さくし、円卓周囲の隙間通過速度を大にしてい
る。また一部風速を低下させて塊状物を落下さ
せ、高硬度の物質を排除したのち円卓中央へ直接
戻す方法をとつている。 本発明では、固体物質の落下を積極的に行なう
ため、精粉量/熱風重量≧0.7にとり、かつ落下
量/精粉量≧0.2とした。従つて圧損失80%、フ
アン動力40%以下に低減できた。 次に精粉量/熱風重量の上限について、従来は
この上限の1/2以下で運転しているため、これに
ついての問題はなかつたが、本発明においては上
限値が1.3を超えると熱風、固体物質の接触、乾
燥効果が落ち、空気分級機の性能低下、所要動力
の増大が急激に生起するので、1.3以下に抑制し
た。 従つて本発明によると設備が小形で簡単化で
き、装置費、保守費の低減を図ることができると
共に、効率のよい固形物質の粉砕ができる。
第1図は本発明の実施例を示す粉砕装置の正面
図、第2図は第1図のA〜A断面図である。 図の主要部分の説明、2……円卓、3……粉砕
乾燥室、5……ローラ、8……ガス噴出帯域、9
……固体物質落下帯域、10,10′……隙間、
11……排出路、12……熱風室、13……粗粉
排出口、14……粉粒状物質含有ガス導入口、1
5……精粉含有ガス排出口、17……固体物質供
給口、18……分散板、22……空気分級機。
図、第2図は第1図のA〜A断面図である。 図の主要部分の説明、2……円卓、3……粉砕
乾燥室、5……ローラ、8……ガス噴出帯域、9
……固体物質落下帯域、10,10′……隙間、
11……排出路、12……熱風室、13……粗粉
排出口、14……粉粒状物質含有ガス導入口、1
5……精粉含有ガス排出口、17……固体物質供
給口、18……分散板、22……空気分級機。
Claims (1)
- 【特許請求の範囲】 1 回転する円卓上に供給される水分を含む固形
物質を、ローラあるいはボールで圧潰粉砕し、前
記円卓周囲隙間下方より上方へ噴出させる熱風に
よつて前記水分を含む固形物質を乾燥し、生成す
る微粉を前記円卓上方に設けられた空気分級機に
搬送して所要細度の精粉を系外に取出し、かつ円
卓周囲より落下する固体物質を適当な輸送機で前
記円卓上に戻すことよりなる水分を含む固形物質
の粉砕方法において、 円卓周囲よりの固形物質の落下量/精粉量≧0.2 0.7≦精粉量/熱風重量≦1.3 としたことを特徴とする固形物質の粉砕方法。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP14036282A JPS5929047A (ja) | 1982-08-12 | 1982-08-12 | 固形物質の粉砕方法 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP14036282A JPS5929047A (ja) | 1982-08-12 | 1982-08-12 | 固形物質の粉砕方法 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPS5929047A JPS5929047A (ja) | 1984-02-16 |
| JPS6312660B2 true JPS6312660B2 (ja) | 1988-03-22 |
Family
ID=15267054
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP14036282A Granted JPS5929047A (ja) | 1982-08-12 | 1982-08-12 | 固形物質の粉砕方法 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPS5929047A (ja) |
Families Citing this family (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS60257842A (ja) * | 1984-06-06 | 1985-12-19 | 水内 謹一 | 脱ふ装置 |
| JP6919239B2 (ja) * | 2017-03-15 | 2021-08-18 | 宇部興産機械株式会社 | 粉砕システムの運転方法 |
Family Cites Families (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS52125869A (en) * | 1976-04-13 | 1977-10-22 | Kobe Steel Ltd | Boller type crusher |
-
1982
- 1982-08-12 JP JP14036282A patent/JPS5929047A/ja active Granted
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPS5929047A (ja) | 1984-02-16 |
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