JPS63128093A - 水難溶性有機液体物質のゲル化用組成物、及び水難溶性有機液体物質のゲル化処理方法 - Google Patents

水難溶性有機液体物質のゲル化用組成物、及び水難溶性有機液体物質のゲル化処理方法

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JPS63128093A
JPS63128093A JP27746286A JP27746286A JPS63128093A JP S63128093 A JPS63128093 A JP S63128093A JP 27746286 A JP27746286 A JP 27746286A JP 27746286 A JP27746286 A JP 27746286A JP S63128093 A JPS63128093 A JP S63128093A
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JP
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organic liquid
soluble organic
water
composition
liquid substance
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Hirohiko Kondo
近藤 裕彦
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 産業上の利用分野 本発明は、水難溶性有機液体物質のゲル化用組成物、及
び水難溶性有機液体物質のゲル化処理方法に関する。
従来の技術及びその問題点 海洋上でのタンカーの衝突事故や座礁事故、貨物船の荷
崩れ事故、不法投棄等により、海洋上に流出する石油や
各種の有機液体物質は、海洋汚染の原因となるとともに
、各種の災害の原因となる。
このため、このような流出油等の有効な回収方法が要望
されている。
流出油等をゲル化させて回収する方法は、この様な課題
の有効な解決策と考えられている。流出油のゲル化剤に
関しては、比較的多くの研究がなされており(PPM、
1981.4.75ページ。
日本工業新聞発行)、例えばカルボキシル化蛋白質、ベ
ンジリデンソルビトール(特開昭49−82703号公
報、同50−30398号公報、同50−56095号
公報参照)、アミノ酸系誘導体(特開昭50−2280
1号公報、同53−30476号公報)、アミン力ルバ
メー) (U、  S。
Navy Report NOOO14−74−C−0
340参照)等が提案されている。しかしながら、これ
らのゲル化剤は、いずれも油に対してのみ有効であり、
油以外の有機液体物質、特に水難溶性有機液体物質に対
して好適なゲル化剤は見出されていない。
一方、食品工場、レストラン、一般家庭等においては、
品質の劣化した廃食用油の処理方法がしばしば問題とな
っている。この様な廃油の処理方法としては、例えば、
古新聞紙等の古紙や雑巾などに含浸させて廃棄する方法
があるが、非常に手間がかかつて煩雑である。このため
、廃油を下水中へ直接放流することによる下水配管の閉
塞や下水処理負荷の増大などの問題が生じている。また
、廃食用油を回収して石ケンとして再利用する処理方法
が提案されているが、廃油の保管貯蔵方法が問題となり
、防災上の見地からも普及するには至っていない。
近年、廃食用油の処理方法として、ラウリン酸、ステア
リン酸、12−ヒドロキシステアリン酸等を廃油に添加
して、固化させて回収する方法が提案されている(特開
昭55−106298号公報、同61−19681号公
報参照)。しかしながら、これらの固形化剤を用いる場
合には、廃油を加熱して固形化剤を溶解し、その後冷却
して固化させるという工程が必要であり、この加熱と冷
却に相当なエネルギーと時間を要するので不経済かつ非
能率的である。
問題点を解決するための手段 本発明者は、上記の如き従来技術の問題点を解決すべく
、鋭意研究を重ねてきた。その結果、12−ヒドロキシ
ステアリン酸及び/又は硬化ヒマシ油を含有する極性有
機溶剤溶液を水の存在下に水難溶性有機液体物質と接触
させることにより、該水難溶性有機液体物質が簡単にゲ
ル化するという新規な現象を見出した。そして、上記極
性有機溶剤溶液を水難溶性有機液体物質のゲル化剤とし
て用いることにより、油やその他の水難溶性有機液体物
質の海水面上等の浮遊物を速やかにゲル化して回収する
ことが可能となると共に、廃油等の水難溶性有機液体物
質の廃棄物を、加熱や冷却を要することなく、簡単にゲ
ル化して回収容易な状態とすることも可能となることを
見出すに至った。
即ち、本発明は、以下に示す水難溶性有機液体物質のゲ
ル化用組成物、及び水難溶性有機液体物質のゲル化処理
方法を提供するものである。
■ 12−ヒドロキシステアリン酸及び/又は硬化ヒマ
シ油を含有する極性有機溶剤溶液からなる水難溶性有機
液体物質のゲル化用組成物。
■ 12−ヒドロキシステアリン酸及び/又は硬化ヒマ
シ油を含有する極性有機溶剤溶液からなるゲル化用組成
物と水難溶性有機液体物質とを水の存在下に接触させる
ことを特徴とする水難溶性有機液体物質のゲル化処理方
法。
本発明のゲル化用組成物では、水難溶性有機液体物質を
ゲル化させるための有効成分として、12−ヒドロキシ
ステアリン酸及び/又は硬化ヒマシ油を用いる。
上記成分は、極性有機溶剤に溶解して用いることが必要
である。本発明での使用に適する極性有機溶剤としては
、非プロトン性極性溶剤、低級アルコール類等を例示で
きる。
非プロトン性極性有機溶剤の具体例としては、アセトニ
トリル等のニトリル類、アセトアミド、ジメチルホルム
アミド等のアミド類、γブチロラクトン、β−プロピオ
ラクトン等のラクトン類、N−メチルピロリドン、ピロ
リドン等のピロリドン類、ジメチルスルホオキサイド、
スルフオラン、ジメチルスルホン等のスルホン類、アセ
トン、メチルエチルケトン、メチルイソブチルケトン等
のケトン類等を例示できる。低級アルコール類としては
、メチノール、エタノール、イソプロパツール等を例示
できる。これらの溶剤は、単独又は任意に混合して用い
ることができる。
上記の極性有機溶剤のうち、特に、比較的毒性の低いエ
タノール、ジメチルスルホキサイド、N−メチルピロリ
ドン、これらの混合溶剤等が好ましい。ジメチルスルホ
キサイドは、対魚類急性毒性が低く、かつ12−ヒドロ
キシステアリン酸や硬化ヒマシ油を溶解し易い点で有利
であるが、凝固点が18℃と比較的高いので、氷結を防
止するために他の溶剤、例えばN−メチルピロリドン、
低級アルコール類等を約2〜45容積%混合して用いる
ことが実用上好ましい。
12−ヒドロキシステアリン酸及び/又は硬化ヒマシ油
の濃度は、特に限定的ではないが、通常5〜50重全%
程度、好ましくは10〜40重全%程度とする。
本発明のゲル化用組成物には、更に必要に応じて、公知
の水難溶性有機液体物質のゲル化剤、例えばジベンジリ
デンソルビトール、アミノ酸誘導体等を適宜配合しても
よい。
本発明のゲル化用組成物は、広範囲の水難溶性有機液体
物質をゲル化させることができる。好適な適用対象とし
ては次の有機液体物質が例示される:ナフサ等の石油系
低級炭化水素類、ベンゼン、トルエン、キシレン等の芳
香族炭化水素類、A重油等の重油類、ジイソブチレン、
メチルイソブチルエチレン等の不飽和炭化水素類、酢酸
エチル、酢酸ビニル、メタクリル酸メチル等のエステル
類。
本発明のゲル化用組成物は、適用対象の有機液体物質の
水への溶解度が小さいほど、ゲル化作用が大きくなる傾
向にある。
本発明のゲル化用組成物を用いて、水難溶性有機液体物
質をゲル化するには、水の存在下で、該ゲル化用組成物
と水難溶性有機液体物質とを接触させればよい。
本発明のゲル化用組成物を用いて、海洋等の水面上に浮
遊している水難溶性有機液体物質をゲル化させるには、
該ゲル化用組成物を水面上に浮遊した水難溶性有機液体
物質に散布するのが一般的である。散布後、波動エネル
ギーが充分に大きい場合には、人為的な撹拌を省略する
ことができるが、通常は、有機液体の流出状況に応じて
、例えば船のスクリューによる撹拌、クマデ等による撹
拌、放水による撹拌等を適宜採用してゲル化を促進する
。また、ゲル化用組成物を強力に散布することによって
、その後の撹拌を省略することもできる。
上記の方法によって、水面上に流出した水難溶性有機液
体物質は、硬く、かつ比較的大きなブロック状または粒
状のゲルとなる。このゲルは漁網等によって容易に回収
することができる。
また、本発明のゲル化用組成物を用いて、廃食用油等の
水難溶性有機液体物質の廃棄物をゲル化させるには、ゲ
ル化用組成物と水難溶性有機液体物質とを予め混合した
後、これを水中に投入し撹拌するなどの方法で水と接触
させればよく、或いはゲル化用組成物、水難溶性有機液
体物質及び水を同時に混合してもよい。ゲル化用組成物
と水難溶性有機液体物質との混合割合は、有機液体の性
状等によっても左右されるので、特に限定的ではないが
、通常は水難溶性有機液体物質100重量部に対してゲ
ル代用組成物1〜120重量部程度、好ましくは1〜3
0重量部程度とすればよい。
ゲル化用組成物と水難溶性有機液体物質との混合物10
0重量部に対して、水を10〜50重量部程度加えるこ
とによって、水難溶性有機液体物質をゲル状の固体とし
て得ることができる。また、上記混合物を多量の水と混
合する場合には、水難溶性有機液体物質を水に浮上した
ゲル状の固体として得ることをかできる。水難溶性有機
液体物質の種類によって、形成されるゲルの性状が一様
ではないので、水の使用全は、特に限定されないが、例
えば、ゲル化用組成物と水難溶性有機液体物質との混合
物100重量部に対して、水を500重世部程度以上用
いることによって、水上に浮上したゲルが得られる。
本発明のゲル化用組成物を用いることにより、水難溶性
有機液体物質がゲル状の固体となる理由は明確ではない
が、次の様に推定される。即ち、ゲル化用組成物と水難
溶性有機液体物質との液状混合物を水と接触させると、
ゲル化用組成物の極性溶剤は水との親和性が強いことか
ら水相中へ移行し、一方12−ヒドロキシステアリン酸
及び硬化ヒマシ油は、その活性な水素結合によって水難
溶性有機液体物質の流動性を低下させて、これを固体と
して水中に析出させるものと考えられる。
以上の様にしてゲル化した水難溶性有機液体物質は、容
易に回収して、そのまま焼却等の廃棄処分又は石けんと
しての再利用工程に付される。その取扱い、貯蔵、輸送
等は液状の有機液体に比べて非常に簡便である。
発明の効果 本発明のゲル化用組成物を使用することによって、海洋
上等の水面上に流出した水難溶性有機液体物質は、簡単
に回収し易いゲル状となる。このため、流出油等の海洋
上等での拡散は有効に防止され、また海洋中の有機液体
物質の溶解量が著しく減少して、その毒性による海洋生
物の被毒を低減することができる。更に、ゲル化した有
機液体物質は蒸発が非常に抑制されるので、引火炎上す
る危険性がなくなる。
また、本発明のゲル化用組成物の使用により、加熱や冷
却を要することなく廃食用油等の水難溶性有機液体物質
の廃棄物等を回収容易なゲル状の固体として析出させる
ことが可能となる。
実施例 以下に、本発明を実施例によって説明する。
実施例1 ジメチルスルホオキサイド70部とN−メチルピロリド
ン30部との混合溶剤に12−ヒドロキシステアリン酸
を25重量%加温溶解させて本発明によるゲル化用組成
物を調製した。
該ゲル化用組成物は0℃〜5℃に保っても氷結せず、ま
た、沈殿物も生成しなかった。
ビーカー(100−)内に海水80m1を入れ、水面上
に第1表に示す各種の水難溶性有機液体物質10mGを
浮遊させた後、上記組成物3鵬を該浮遊有機液体上に注
射器を用いて滴下し、次いでビーカー内の内容物をガラ
ス棒を用いて攪拌した。
20分後のビーカー内の内容物のゲル化状態を第1表に
示す。
第  1  表 上記組成物のヒメダカに対する急性毒性をJIS  K
−0102工場排水試験法に準拠して調べたところ、2
4時間後のLD50は3000ppm以上であった。
このLD50値は海洋汚染防止法(略称)施工規則第3
3条の2項の油処理剤の毒性規定に合格するものである
実施例2 ジメチルスルホオキサイド95gおよびエチルアルコー
ル5gから成る混合溶剤に12−ヒドロキシステアリン
酸約30重量%を加温溶解させた(この溶液は5℃でも
氷結もしくは晶出しなかった)。
得られた溶液を約10容量倍の廃食用油に加え、充分攪
拌した後、該混合物を多全の水中に投入して攪拌したと
ころ、廃食用油は固化して水面に浮上し、簡便に回収す
ることができた。
実施例3 ジメチルスルホオキサイドとイソプロピルアルコールの
1=1(重量比)混合物70gに硬化ヒマシ油30gを
加えて、80℃に加温して、硬化ヒマシ油を完全に溶解
し、ゲル化用組成物を得た。
このゲル化用組成物は、0℃に冷却しても結晶を析出し
なかった。
上記ゲル化用組成物3gとベンゼン10gとを混合し、
次いでこれを3%食塩水200rIIQ中に投入し、撹
拌することによって、ベンゼンは白色のゲルとなり、水
面に浮上した。     ′この様にしてゲル化したベ
ンゼンのうちから1gを採取して、室温で時計皿上に放
置し、経時的にその重量を測定した結果を第2表に示す
。また、比較として、液体ベンゼンを室温で時計皿上に
放置した場合の重量変化を第2表に併せて示す。
第  2  表 第2表から、ゲル化したベンゼンは、はとんど蒸発する
ことがなく、引火等の危険性がないことが判る。
実施例4 人工海水IQ中にフェノールLogを混入した後、実施
例3で用いたゲル化用組成物10g−を投入撹拌したと
ころ、白色ゲル状物質が海上に浮上した。海水相中のフ
ェノールは0.1%以下であり、フェノールの溶解世は
著しく減少した。
実施例5 アセトニトリル、アセトアミド、γブチロラクトン、メ
チルエチルケトン及びエタノールの各々を単独で、極性
有機溶剤として使用し、これらの各々の有機溶剤70g
に硬化ヒマシ油30gを溶解して、ゲル化用組成物を得
た。
これらのゲル化用組成物を使用して、実施例3と同様に
してベンゼンのゲル化を行なったところ、いずれのゲル
化用組成物を用いた場合にも、ベンゼンは白色のゲルと
なって水面上に浮上した。
(以 上)

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. (1)12−ヒドロキシステアリン酸及び/又は硬化ヒ
    マシ油を含有する極性有機溶剤溶液からなる水難溶性有
    機液体物質のゲル化用組成物。
  2. (2)12−ヒドロキシステアリン酸及び/又は硬化ヒ
    マシ油を含有する極性有機溶剤溶液からなるゲル化用組
    成物と水難溶性有機液体物質とを水の存在下に接触させ
    ることを特徴とする水難溶性有機液体物質のゲル化処理
    方法。
JP27746286A 1986-11-19 1986-11-19 水難溶性有機液体物質のゲル化用組成物、及び水難溶性有機液体物質のゲル化処理方法 Pending JPS63128093A (ja)

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Cited By (1)

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Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2013124371A (ja) * 2011-12-15 2013-06-24 Xerox Corp アルキル化芳香族酸化合物を用いた相選択的なゲル化

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