JPS6313986B2 - - Google Patents

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JPS6313986B2
JPS6313986B2 JP9261379A JP9261379A JPS6313986B2 JP S6313986 B2 JPS6313986 B2 JP S6313986B2 JP 9261379 A JP9261379 A JP 9261379A JP 9261379 A JP9261379 A JP 9261379A JP S6313986 B2 JPS6313986 B2 JP S6313986B2
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JP
Japan
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phthalimide
phthalimidopropionitrile
dihalogenopropionitrile
present
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Expired
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JP9261379A
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English (en)
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JPS5618963A (en
Inventor
Takao Takano
Shosuke Nagai
Nobuyuki Kawashima
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Mitsui Toatsu Chemicals Inc
Original Assignee
Mitsui Toatsu Chemicals Inc
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Publication date
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Description

【発明の詳細な説明】 本発明は、α,β−ジハロゲノプロピオニトリ
ルを原料とするα−ハロゲノ−β−フタルイミド
プロピオニトリルの新規な製造法に関する。さら
に詳しくは、α,β−ジハロゲノプロピオニトリ
ルを原料として、フタルイミドまたはフタルイミ
ドのアルカリ金属塩と反応させてα−ハロゲノ−
β−フタルイミドプロピオニトリルを製造する方
法に関するものである。
本発明の方法で得られるα−ハロゲノ−β−フ
タルイミドプロピオニトリルは、アミノ酸および
医薬品等の中間体として有用な化合物である。
従来、α−ハロゲノ−β−フタルイミドプロピ
オニトリルの製造法としては、1モル比のフタル
イミドと7.5モル比のα−クロロアクリロニトリ
ルの混合物にナトリウムメトキシドのメタノール
溶液を滴下して製造する方法(K.D.
Gundermann、Chem.Ber.、91巻、160頁、1958)
が知られているに過ぎない。しかしながら、この
方法ではフタルイミドに対し大過剰のα−クロロ
アクリロニトリルを使用しないとα−クロロ−β
−(2−カルボメトキシベンゾイルアミノ)プロ
ピオニトリルが副生するため、α−クロロ−β−
フタルイミドプロピオニトリルの収率が低下する
こと、およびα−クロロアクリロニトリルは二重
結合を持つため不安定であること等、種々の問題
があり必ずしも満足な方法とは言い難い。
本発明者らは、工業的に有利にα−ハロゲノ−
β−フタルイミドプロピオニトリルを製造する方
法を検討した結果、α,β−ジハロゲノプロピオ
ニトリルとフタルイミドとを反応させることによ
りこの目的に達しうることを見い出し、本発明を
完成するに至つた。
すなわち、本発明の方法はα,β−ジハロゲノ
プロピオニトリルを、塩基の存在下でフタルイミ
ドと、または塩基を存在させずにフタルイミドの
アルカリ金属塩と、溶媒中で反応させてα−ハロ
ゲノ−β−フタルイミドプロピオニトリルを製造
する方法である。
したがつて、本発明の方法によれば、アクリロ
ニトリルの塩素付加により容易に得られるα,β
−ジクロロプロピオニトリル(Brintzinger、
Angew、Chem.、A60巻、311頁、1948;アメリ
カ特許2390470号、1945;アメリカ特許第2299−
739号、1942;Pastushak、Zh.Obshch.Khim.、
34巻、2243頁、1964)を原料として用いることが
できるので、その工業的意義は大きい。
本発明の方法において、原料としてα,β−ジ
ハロゲノプロピオニトリルおよびフタルイミドま
たはその塩を用いる。α,β−ジハロゲノプロピ
オニトリルとしては、塩素、臭素、沃素または弗
素誘導体のいずれであつてもよく、通常、α,β
−ジクロロプロピオニトリルまたはα,β−ジプ
ロモプロピオニトリルが多用される。
またフタルイミドは、フタルイミドまたはフタ
ルイミドのアルカリ金属塩、例えば、フタルイミ
ドのナトリウム、カリウムまたはリチウム塩が用
いられる、好ましくはフタルイミドカリウムまた
はフタルイミドナトリウムが用いられる。フタル
イミドのアルカリ金属塩を原料として用いるとき
は、その他の塩基を反応系に共存させる必要がな
い。
α,β−ジハロゲノプロピオニトリルおよびフ
タルイミドまたはその塩の使用量は、フタルイミ
ドまたはその塩1モル当りα,β−ジハロゲノプ
ロピオニトリルが0.9〜3モル、好ましくは、
1.05〜2.0モルである。
また、本発明の方法で使用される塩基としては
ナトリウム、カリウムまたはカルシウム等のアル
カリ金属またはアルカリ土類金属の水酸化物、炭
酸塩、酢酸塩等、またはナトリウムメトキシド、
ナトリウムエトキシド、カリウム第3級ブトキシ
ド等のアルカリ金属のアルコキシド、あるいはト
リメチルベンジルアンモニウムハイドロオキシド
等があげられる。
これらの塩基は、原料としてフタルイミドを用
いた場合には必要であり、塩基の存在しない系で
は反応が進行しない。
これらの塩基の使用量はフタルイミドに対し
て、0.5〜2.0モル比、好ましくは0.8〜1.2モル比
である。
しかし、原料としてフタルイミドのアルカリ金
属塩を用いた場合は、反応系にその他の塩基を必
要としない。
本発明の方法は、溶媒中で反応させる。溶媒は
通常の有機溶媒で、水を含有していてもよい。
使用される溶媒としてはメタノール、エタノー
ル、n−プロパノール、イソプロパノール、n−
ブタノール、イソブタノール、sec−ブタノール、
メチルセロソルブ、エチルセロソルブ、グリセリ
ン、tert−ブタノール、ポリエチレングリコール
等のアルコール類、ベンゼン、トルエン、キシレ
ンのような芳香族炭化水素類、ジクロロメタン、
ジクロロエタン、トリクロロエタン、トリクロロ
エチレン、テトラクロロエタン、テトラクロロエ
チレン、クロロホルム、四塩化炭素、クロロベン
ゼン、O−ジクロロベンゼン等のハロゲン化炭化
水素類、ジオキサン、トリオキサン、テトラヒド
ロフラン等のエーテル類、アセトン、メチルエチ
ルケトン等のケトン類、酢酸エチル、酢酸ブチル
等のエステル類、アセトニトリル、ニトロベンゼ
ン、ピリジン、ピコリン、N,N−ジメチルホル
ムアミド、N,N−ジエチルホルムアミド、N−
メチルピロリドン等の含窒素溶剤、ジメチルスル
ホキシド等が挙げられる。工業的には第2級や第
3級アルコール類が好ましく、とくにイソプロパ
ノール、第3級ブタノールが好ましい。これらの
有機溶媒は通常、単独で用いられるが、2種類以
上を混合して用いることもまた水との混合系で用
いることもできる。溶媒の使用量はフタルイミド
またはその塩に対し1重量倍以上、特に反応操作
上好ましくは2〜5重量倍である。
また本発明の方法におけるフタルイミドとα,
β−ジハロゲノプロピオニトリルとの反応は、原
料および塩基の添加方法・順序にとくに制限はな
いが通常、溶媒中に、塩基とフタルイミド、また
はフタルイミドのアルカリ金属塩を加え、加熱ま
たは冷却下にα,β−ジハロゲノプロピオニトリ
ルを徐々に滴下し、その後0〜120℃、0.5〜20時
間、好ましくは30〜100℃、2〜15時間反応させ
る。該反応の終点は薄層クロマトグラフイーで容
易に且つ速やかに定めることができる。
本発明の方法において生成したα−ハロゲノ−
β−フタルイミドプロピオニトリルを反応液から
単離するには該生成物が析出している場合には反
応液をそのまま、または反応液を濃縮後、ろ別す
る。また該生成物が溶解しているようなときは生
成物をほとんど溶解しない溶剤を添加するか、ま
たは水蒸気蒸留で溶媒を除去した後ろ別する等の
通常の分離方法が採用される。
本発明の方法によつて得られたα−ハロゲノ−
β−フタルイミドプロピオニトリルはα−アミノ
酸、その他医薬中間体として有用なα−ハロゲノ
−β−アラニンの原料として用いることができ
る。
以下、本発明を実施例によつて説明する。
実施例 1 123gのエタノール中にフタルイミド29.4g水
酸化カリウム11.2gを加えかきまぜながら50℃に
加熱しα,β−ジプロモプロピオニトリル46.8g
を50〜55℃、約1時間の間で滴下する。その後、
同温度で10時間反応した後20℃に冷却し析出して
いる結晶をろ別、少量のメタノール、ついで水の
順で洗浄後乾燥すると白色のα−ブロモ−β−フ
タルイミドプロピオニトリルを得る。収量47.5g
(収率85.1%対フタルイミド)純度97.8%。
尚、反応の終点は反応液を薄層クロマトグラフ
イー(東京化成製スポツトフイルム、シリカゲル
f;展開溶媒、ベンセン:アセトン=8:2(体
積比)に供し原料のフタルイミドのスポツトが消
失する点をもつてした。また生成物の純度はガス
クロマトグラフイーにより測定した。
実施例 2 96gの第3級ブタノール中にフタルイミドカリ
ウム37.0gを加え、かきまぜながら60℃に加熱昇
温し、同温度でα,β−ジクロロプロピオニトリ
ル27.3gを1時間の間に滴下する。その後、同温
度で8時間反応させた。後は実施例1と同様に処
理して41.6g(収率88.7%対フタルイミドカリウ
ム)のα−クロロ−β−フタルイミドプロピオニ
トリルを得た。純度96.5% 実施例 3 実施例1において原料にα,β−ジクロロプロ
ピオニトリル27.3gを、またエタノールのかわり
にN,N−ジメチルホルムアミドを用い80℃、15
時間反応した。α−クロロ−β−フタルイミドプ
ロピオニトリルの収量36.7g(収率78.3%対フタ
ルイミド)純度83.7% 実施例 4 160gのイソプロパノール中にフタルイミドナ
トリウム33.8gを加えかきまぜながら60℃に昇温
する。同温度でα,β−ジクロロプロピオニトリ
ル27.3gを除々に滴下する。同温度8時間反応し
た後冷却し析出してくる結晶をろ別する。少量の
イソプロパノール、水の順で洗浄し乾燥すると白
色のα−クロロ−β−フタルイミドプロピオニト
リル40.8gを得る。収率87%対フタルイミドナト
リウム。純度97.2% 実施例 5 160gの1,2−ジクロロエタン、および10wt
%水酸化ナトリウム水溶液80g、メタノール80g
の混合溶媒中にフタルイミド29.4gを加えかきま
ぜながら50℃に昇温する。同温度でα,β−ジク
ロロプロピオニトリル27.3gを除々に滴下する。
同温度で12時間反応した後実施例4と同様に処理
するとα−クロロ−β−フタルイミドプロピオニ
トリル33.3gを得る。収率71%対フタルイミド。
純度87%

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 1 α,β−ジハロゲノプロピオニトリルを溶媒
    中で塩基の存在下フタルイミドと、またはフ
    タルイミドのアルカリ金属塩と反応させることを
    特徴とするα−ハロゲノ−β−フタルイミドプロ
    ピオニトリルの製造法。
JP9261379A 1979-07-23 1979-07-23 Preparation of alpha-halogeno-beta-phthalimide propionitrile Granted JPS5618963A (en)

Priority Applications (1)

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JP9261379A JPS5618963A (en) 1979-07-23 1979-07-23 Preparation of alpha-halogeno-beta-phthalimide propionitrile

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JP9261379A JPS5618963A (en) 1979-07-23 1979-07-23 Preparation of alpha-halogeno-beta-phthalimide propionitrile

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Publication Number Publication Date
JPS5618963A JPS5618963A (en) 1981-02-23
JPS6313986B2 true JPS6313986B2 (ja) 1988-03-29

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ID=14059279

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JP9261379A Granted JPS5618963A (en) 1979-07-23 1979-07-23 Preparation of alpha-halogeno-beta-phthalimide propionitrile

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JPS6039122U (ja) * 1983-08-19 1985-03-18 日本マランツ株式会社 Led電流制御回路

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JPS5618963A (en) 1981-02-23

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