JPS6315230A - エレクトロクロミツク表示素子 - Google Patents
エレクトロクロミツク表示素子Info
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- JPS6315230A JPS6315230A JP61160410A JP16041086A JPS6315230A JP S6315230 A JPS6315230 A JP S6315230A JP 61160410 A JP61160410 A JP 61160410A JP 16041086 A JP16041086 A JP 16041086A JP S6315230 A JPS6315230 A JP S6315230A
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- acid
- electricity
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- counter electrode
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-
- G—PHYSICS
- G02—OPTICS
- G02F—OPTICAL DEVICES OR ARRANGEMENTS FOR THE CONTROL OF LIGHT BY MODIFICATION OF THE OPTICAL PROPERTIES OF THE MEDIA OF THE ELEMENTS INVOLVED THEREIN; NON-LINEAR OPTICS; FREQUENCY-CHANGING OF LIGHT; OPTICAL LOGIC ELEMENTS; OPTICAL ANALOGUE/DIGITAL CONVERTERS
- G02F1/00—Devices or arrangements for the control of the intensity, colour, phase, polarisation or direction of light arriving from an independent light source, e.g. switching, gating or modulating; Non-linear optics
- G02F1/01—Devices or arrangements for the control of the intensity, colour, phase, polarisation or direction of light arriving from an independent light source, e.g. switching, gating or modulating; Non-linear optics for the control of the intensity, phase, polarisation or colour
- G02F1/15—Devices or arrangements for the control of the intensity, colour, phase, polarisation or direction of light arriving from an independent light source, e.g. switching, gating or modulating; Non-linear optics for the control of the intensity, phase, polarisation or colour based on an electrochromic effect
- G02F1/1514—Devices or arrangements for the control of the intensity, colour, phase, polarisation or direction of light arriving from an independent light source, e.g. switching, gating or modulating; Non-linear optics for the control of the intensity, phase, polarisation or colour based on an electrochromic effect characterised by the electrochromic material, e.g. by the electrodeposited material
- G02F1/1523—Devices or arrangements for the control of the intensity, colour, phase, polarisation or direction of light arriving from an independent light source, e.g. switching, gating or modulating; Non-linear optics for the control of the intensity, phase, polarisation or colour based on an electrochromic effect characterised by the electrochromic material, e.g. by the electrodeposited material comprising inorganic material
- G02F1/1525—Devices or arrangements for the control of the intensity, colour, phase, polarisation or direction of light arriving from an independent light source, e.g. switching, gating or modulating; Non-linear optics for the control of the intensity, phase, polarisation or colour based on an electrochromic effect characterised by the electrochromic material, e.g. by the electrodeposited material comprising inorganic material characterised by a particular ion transporting layer, e.g. electrolyte
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- Electrochromic Elements, Electrophoresis, Or Variable Reflection Or Absorption Elements (AREA)
- Devices For Indicating Variable Information By Combining Individual Elements (AREA)
Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【発明の詳細な説明】
〔産業上の利用分野〕
この発明はエレクトロクロミック物質として酸化タング
ステンを使用しかつ対極物質として活性炭素繊維を用い
た各種ディスプレイなどに利用されるエレクトロクロミ
ック表示素子に関する。
ステンを使用しかつ対極物質として活性炭素繊維を用い
た各種ディスプレイなどに利用されるエレクトロクロミ
ック表示素子に関する。
〔従来の技術]
この種の表示素子の代表的なものとして、一対の透光性
基板の一方の内面側に透明電極膜からなる表示電極を介
してエレクトロクロミック物質層を形成して所要パター
ンを構成するセグメントに分画された表示極とし、他方
の基板の内面全面に対向電極を介して対極物質層を設け
て対向極とし、対向配置した両基板の上記両極間に電解
液を封入したものがある。
基板の一方の内面側に透明電極膜からなる表示電極を介
してエレクトロクロミック物質層を形成して所要パター
ンを構成するセグメントに分画された表示極とし、他方
の基板の内面全面に対向電極を介して対極物質層を設け
て対向極とし、対向配置した両基板の上記両極間に電解
液を封入したものがある。
このような表示素子においては、上記対向4t=7iを
共通電極として所要のセグメントに対応する表示電極に
電圧を印加することにより、エレクトロクロミック物質
と対極物質との電解液を介した反応物質の着色変化で表
示がなされるものである。
共通電極として所要のセグメントに対応する表示電極に
電圧を印加することにより、エレクトロクロミック物質
と対極物質との電解液を介した反応物質の着色変化で表
示がなされるものである。
そして、上記エレクトロクロミック物質としては、青色
表示の場合、一般的に酸化タングステン(WOs)が使
用されており、この場合の着色変化は、たとえば電解液
としてリチウム塩を非水系溶媒に溶解したものを用いた
とき、つぎの反応に基づくものである。
表示の場合、一般的に酸化タングステン(WOs)が使
用されており、この場合の着色変化は、たとえば電解液
としてリチウム塩を非水系溶媒に溶解したものを用いた
とき、つぎの反応に基づくものである。
WO3+ nL++ne : LinW03(透明)
(青色)ところで、上記の如き酸
化タングステンをエレクトロクロミック物質として用い
た表示素子においては、その対極物質としてタングステ
ン酸鉄などの活性粒子を導電性バインダ中に分散結着さ
せてなる塗膜のほか、これより注入電気量が高くて応答
特性にすぐれるものとして活性炭素繊維が用いられてい
る。この活性炭素繊維は通常クロス状物を導電性接着剤
により対向電極上の全面に貼り付けることによって対極
物質層として取り扱われている。
(青色)ところで、上記の如き酸
化タングステンをエレクトロクロミック物質として用い
た表示素子においては、その対極物質としてタングステ
ン酸鉄などの活性粒子を導電性バインダ中に分散結着さ
せてなる塗膜のほか、これより注入電気量が高くて応答
特性にすぐれるものとして活性炭素繊維が用いられてい
る。この活性炭素繊維は通常クロス状物を導電性接着剤
により対向電極上の全面に貼り付けることによって対極
物質層として取り扱われている。
〔発明が解決しようとする問題点]
しかるに、このような活性炭素繊維を対極物質として使
用したエレクトロクロミック表示素子は、上述のとおり
のすぐれた性能を発揮するものの、保存中に徐々に注入
電気量が低下してその本来の性能を保持させにくいとい
う問題があった。そこで、このような注入電気量の低下
を防ぐために、たとえば特開昭55−138720号公
報などにおいて、電解液中に酸を添加することが提案さ
れており、これによって注入電気量のある程度の保持効
果は得られているが、高信頼性のエレクトロクロミック
表示素子としてはなお満足できるものとはいえなかった
。
用したエレクトロクロミック表示素子は、上述のとおり
のすぐれた性能を発揮するものの、保存中に徐々に注入
電気量が低下してその本来の性能を保持させにくいとい
う問題があった。そこで、このような注入電気量の低下
を防ぐために、たとえば特開昭55−138720号公
報などにおいて、電解液中に酸を添加することが提案さ
れており、これによって注入電気量のある程度の保持効
果は得られているが、高信頼性のエレクトロクロミック
表示素子としてはなお満足できるものとはいえなかった
。
したがって、この発明は、上記問題点を解決して、初期
の注入電気量を良好に保持しうる高信頼性のエレクトロ
クロミック表示素子を提供することを目的としている。
の注入電気量を良好に保持しうる高信頼性のエレクトロ
クロミック表示素子を提供することを目的としている。
この発明者らは、上記目的を達成するための鋭意検討の
過程において、前記注入電気量の低下は活性炭素繊維が
電解液の液性状に悪影響を与えこれが原因でエレクトロ
クロミック物質である酸化タングステン薄膜が部分的に
不活性化されるものであると考えた。そこで、活性炭素
繊維による電解液への悪影響をさけるための手段につき
さらに検討を加えた結果、電解液を構成するリチウム塩
がLiCrO4 カーボネートである場合に、この電解液中に前記提案に
係る酸とともに水を添加するようにしたときには、上記
両成分の相乗作用によって活性炭素繊維に起因した電解
液への悪影響が回避されて、保存後の注入電気量の低下
を大きく抑制でき、しかもこのような電解液によれば初
期の注入電気量自体を一段と高めつるものであることを
知り、この発明を完成するに至った。
過程において、前記注入電気量の低下は活性炭素繊維が
電解液の液性状に悪影響を与えこれが原因でエレクトロ
クロミック物質である酸化タングステン薄膜が部分的に
不活性化されるものであると考えた。そこで、活性炭素
繊維による電解液への悪影響をさけるための手段につき
さらに検討を加えた結果、電解液を構成するリチウム塩
がLiCrO4 カーボネートである場合に、この電解液中に前記提案に
係る酸とともに水を添加するようにしたときには、上記
両成分の相乗作用によって活性炭素繊維に起因した電解
液への悪影響が回避されて、保存後の注入電気量の低下
を大きく抑制でき、しかもこのような電解液によれば初
期の注入電気量自体を一段と高めつるものであることを
知り、この発明を完成するに至った。
すなわち、この発明は、少なくとも表示側が透光性であ
る一対の基板と、表示側基板の内面に表示電極を介して
酸化タングステン薄膜からなる所定パターンのエレクト
ロクロミック物質層を形成してなる表示極と、対向側基
板の内面に対向電極を介して活性炭素繊維からなる対極
物質層を形成してなる対向極と、これら両極間に封入さ
れた電解液とを有するエレクトロクロミック表示素子に
おいて、上記の電解液がLiCrO4を溶解させたプロ
ピレンカーボネートに水と酸とを添加してなるものから
なることを特徴とするエレクトロクロミック表示素子に
係るものである。
る一対の基板と、表示側基板の内面に表示電極を介して
酸化タングステン薄膜からなる所定パターンのエレクト
ロクロミック物質層を形成してなる表示極と、対向側基
板の内面に対向電極を介して活性炭素繊維からなる対極
物質層を形成してなる対向極と、これら両極間に封入さ
れた電解液とを有するエレクトロクロミック表示素子に
おいて、上記の電解液がLiCrO4を溶解させたプロ
ピレンカーボネートに水と酸とを添加してなるものから
なることを特徴とするエレクトロクロミック表示素子に
係るものである。
以下、この発明を図面を参考にして詳しく説明する。ま
ず、第1図および第2図はこの発明のエレクトロクロミ
ック表示素子の一例を示すものである。
ず、第1図および第2図はこの発明のエレクトロクロミ
ック表示素子の一例を示すものである。
図中、1はガラスなどの透光性材料からなる表示側基板
、2は上記同様の透光性材料または非透光性材料からな
る対向側基板、3は上記側基板1゜2間の周辺部に介在
させたガラスやポリエステル樹脂などからなるスペーサ
である。4は表示側基板1の内面に真空蒸着、スパッタ
法、イオンプレーティグ法などの薄膜形成手段によって
形成されたインジウム−スズ複合酸化物(以下、ITO
という)などの透明性導電材料からなる厚みが2,00
0〜2,500X程度の表示電極4aとこの上に上記同
様の手段Iごで形成された厚みが3.000〜7,00
0λ程度の酸化タングステン(WO3)薄膜からなるエ
レクトロクロミック物質層4bとで構成される所定パタ
ーンの表示極である。5は表示電極4aの露呈表面を覆
うSiO2などの保護膜である。
、2は上記同様の透光性材料または非透光性材料からな
る対向側基板、3は上記側基板1゜2間の周辺部に介在
させたガラスやポリエステル樹脂などからなるスペーサ
である。4は表示側基板1の内面に真空蒸着、スパッタ
法、イオンプレーティグ法などの薄膜形成手段によって
形成されたインジウム−スズ複合酸化物(以下、ITO
という)などの透明性導電材料からなる厚みが2,00
0〜2,500X程度の表示電極4aとこの上に上記同
様の手段Iごで形成された厚みが3.000〜7,00
0λ程度の酸化タングステン(WO3)薄膜からなるエ
レクトロクロミック物質層4bとで構成される所定パタ
ーンの表示極である。5は表示電極4aの露呈表面を覆
うSiO2などの保護膜である。
6は対向側基板2の内面に形成された厚みが3゜000
〜4,0OOX程度の対向電極6aとこの上に形成され
た対極物質層6bとで構成される対同極であり、上記の
対向電極6aは、対向側基板2の内面全面に、前記表示
電極4aと同様の透明性導電材料を被着させるか、ある
いは金、白金などの貴金属やこれらと他の金属との合金
などからなる箔状物を圧着ないし接着することにより形
成される。また、上記の対極物質層6bは厚みが0.5
〜1朋程度のクロス状の活性炭素繊維からなり、上記対
向電極6a上にカーボンなどの導電性粒子とバインダと
を含む導電性接着剤6Cによって貼り合わされたもので
ある。
〜4,0OOX程度の対向電極6aとこの上に形成され
た対極物質層6bとで構成される対同極であり、上記の
対向電極6aは、対向側基板2の内面全面に、前記表示
電極4aと同様の透明性導電材料を被着させるか、ある
いは金、白金などの貴金属やこれらと他の金属との合金
などからなる箔状物を圧着ないし接着することにより形
成される。また、上記の対極物質層6bは厚みが0.5
〜1朋程度のクロス状の活性炭素繊維からなり、上記対
向電極6a上にカーボンなどの導電性粒子とバインダと
を含む導電性接着剤6Cによって貼り合わされたもので
ある。
7は上記の表示極4と対向極6との間にスペーサ3によ
って封入された電解液であり、電解質となるリチウム塩
として通常0.5〜1.5モル/lのL icj’o、
が、非水系溶媒としてエレクトロクロミック物質層4b
を構成する酸化タングステン薄膜に対して溶解などの不
都合をきたさずかつ高沸点であるプロピレンカーボネー
トが、それぞれ用いられている。そして、この電解液7
中にはこの発明の最も大きな特徴点とされる酸と水とが
添加されている。上記酸としては酢酸またはプロピオン
酸が特に有効であるが、その他の有機酸であってもよく
、また場合により無機酸の使用も可能である。
って封入された電解液であり、電解質となるリチウム塩
として通常0.5〜1.5モル/lのL icj’o、
が、非水系溶媒としてエレクトロクロミック物質層4b
を構成する酸化タングステン薄膜に対して溶解などの不
都合をきたさずかつ高沸点であるプロピレンカーボネー
トが、それぞれ用いられている。そして、この電解液7
中にはこの発明の最も大きな特徴点とされる酸と水とが
添加されている。上記酸としては酢酸またはプロピオン
酸が特に有効であるが、その他の有機酸であってもよく
、また場合により無機酸の使用も可能である。
酸と水との添加量は、それぞれ電解液全体の0゜3〜2
.0体積%、特に0.3〜1.5体積%の範囲に設定さ
れているのが好適である。これらの量が少なすぎては初
期の注入電気量とその保持特性の面で好結果を得にくく
、また多くなりすぎるとエレクトロクロミック物質層4
bとしての酸化タングステン薄膜を経時的に溶解して注
入電気量の低下をきたすおそれがあり、いずれも好まし
くない。
.0体積%、特に0.3〜1.5体積%の範囲に設定さ
れているのが好適である。これらの量が少なすぎては初
期の注入電気量とその保持特性の面で好結果を得にくく
、また多くなりすぎるとエレクトロクロミック物質層4
bとしての酸化タングステン薄膜を経時的に溶解して注
入電気量の低下をきたすおそれがあり、いずれも好まし
くない。
なお、酸と水との添加量は、上記範囲内であれば両者が
異なる添加量とされていてもよいが、より好ましくはほ
ぼ等量とするのがよい。
異なる添加量とされていてもよいが、より好ましくはほ
ぼ等量とするのがよい。
8は上記の対向極6と表示極4との間に設けられた背景
材で、対向極6を隠蔽してそれ自身の色調を表示の背景
とするものであり、二酸化チタンなどの顔料とポリテト
ラフルオロエチレン粉末との混合物のシート状成形物を
対向極6上に貼着するか、あるいは顔料と電解液とのゲ
ル体をスクリーン印刷法などで塗着することにより、形
成される。
材で、対向極6を隠蔽してそれ自身の色調を表示の背景
とするものであり、二酸化チタンなどの顔料とポリテト
ラフルオロエチレン粉末との混合物のシート状成形物を
対向極6上に貼着するか、あるいは顔料と電解液とのゲ
ル体をスクリーン印刷法などで塗着することにより、形
成される。
9は表示側基板1の側縁部に固着された表示極側のリー
ド端子、10は上記同様に固着された対向極側のリード
端子、11は対向極側のリード端子10と対向電極6a
とを電気的に接続する銀ペーストなどで形成した導電層
である。
ド端子、10は上記同様に固着された対向極側のリード
端子、11は対向極側のリード端子10と対向電極6a
とを電気的に接続する銀ペーストなどで形成した導電層
である。
以上の構成から明らかなように、この種の素子によれば
、リード端子9,10を介して表示極4と対向極6との
間に所要の電圧を印加することにより、表示極4のエレ
クトロクロミック物質層4bを構成する酸化タングステ
ンと対向極6の対極物質層6bを構成する活性炭素繊維
との電解液7を介した反応物質の着色変化、つまり青色
変化により、表示側基板1の表面に所望のパターンが表
示される。そして、その際上記対極物質層6bが注入電
気量の増大に寄与する活性炭素繊維からなり、かつ電解
液中に適量の酸と水とが添加されてその電気伝導度が良
好であることにより、上記表示の応答特性に非常にすぐ
れたものとなる。
、リード端子9,10を介して表示極4と対向極6との
間に所要の電圧を印加することにより、表示極4のエレ
クトロクロミック物質層4bを構成する酸化タングステ
ンと対向極6の対極物質層6bを構成する活性炭素繊維
との電解液7を介した反応物質の着色変化、つまり青色
変化により、表示側基板1の表面に所望のパターンが表
示される。そして、その際上記対極物質層6bが注入電
気量の増大に寄与する活性炭素繊維からなり、かつ電解
液中に適量の酸と水とが添加されてその電気伝導度が良
好であることにより、上記表示の応答特性に非常にすぐ
れたものとなる。
一方、対極物質層6bを構成する活性炭素繊維は電解液
に悪影響を与えてエレクトロクロミック物質層4bを構
成する酸化タングステン薄膜の部分的不活性化現象を招
き、長期保存後の注入電気量を低下させるという欠点が
あるが、この欠点は電解液中に酸と水とを共に添加した
ことにより解消される。すなわち、上記両成分は活性炭
素繊維による電解液への悪影響を低減するべく作用して
、エレクトロクロミック物質層4bを構成する酸化タン
グステン薄膜の部分的不活性化現象を防止し、これによ
り、長期保存後の注入電気量の低下が少なくなって応答
特性の安定化が確保される。
に悪影響を与えてエレクトロクロミック物質層4bを構
成する酸化タングステン薄膜の部分的不活性化現象を招
き、長期保存後の注入電気量を低下させるという欠点が
あるが、この欠点は電解液中に酸と水とを共に添加した
ことにより解消される。すなわち、上記両成分は活性炭
素繊維による電解液への悪影響を低減するべく作用して
、エレクトロクロミック物質層4bを構成する酸化タン
グステン薄膜の部分的不活性化現象を防止し、これによ
り、長期保存後の注入電気量の低下が少なくなって応答
特性の安定化が確保される。
なお、活性炭素繊維による電解液への悪影響ひいては酸
化タングステン薄膜の部分的不活性化現象の詳細につい
ては必ずしも明らかとはいえないが、以下の如く推定さ
れる。すなわち、活性炭素繊維は通常の炭素繊維を水素
ガスやその他の処理剤で賦活処理してその比表面積を著
しく大きくしたものであり、このような繊維を非水系溶
媒にリチウム塩を溶解させてなる電解液に浸漬するとこ
の電解液を徐々にアルカリ性にする傾向がみられる。一
方、酸化タングステン薄膜は上記電解液中のリチウムイ
オンを取り込む性質があるが、これは酸化タングステン
薄膜中に含まれる水酸基との反応によるもので、この反
応は電解液中への水素イオンの脱離を伴うために、ごく
僅かな反応状態でそれ以上の反応がおこらない安定な平
衡状態に達する。ところが、活性炭素繊維によって電解
液がアルカリ性になると、上記平衡状態がくずれて酸化
タングステン薄膜中へのリチウムイオンの取り込みが過
度に進行することになり、その結果として酸化タングス
テン薄膜の部分的不活性化現象をみることになるものと
思われる。
化タングステン薄膜の部分的不活性化現象の詳細につい
ては必ずしも明らかとはいえないが、以下の如く推定さ
れる。すなわち、活性炭素繊維は通常の炭素繊維を水素
ガスやその他の処理剤で賦活処理してその比表面積を著
しく大きくしたものであり、このような繊維を非水系溶
媒にリチウム塩を溶解させてなる電解液に浸漬するとこ
の電解液を徐々にアルカリ性にする傾向がみられる。一
方、酸化タングステン薄膜は上記電解液中のリチウムイ
オンを取り込む性質があるが、これは酸化タングステン
薄膜中に含まれる水酸基との反応によるもので、この反
応は電解液中への水素イオンの脱離を伴うために、ごく
僅かな反応状態でそれ以上の反応がおこらない安定な平
衡状態に達する。ところが、活性炭素繊維によって電解
液がアルカリ性になると、上記平衡状態がくずれて酸化
タングステン薄膜中へのリチウムイオンの取り込みが過
度に進行することになり、その結果として酸化タングス
テン薄膜の部分的不活性化現象をみることになるものと
思われる。
これに対し、この発明では、既述のとおり、電解液中に
酸と水とを添加したことにより、上記繊維に起因した電
解液の経時的アルカリ性化が上記両成分の水素イオン供
与体としての性質に基づく相乗的な作用によって効果的
に抑止され、特にこの効果は酸成分を単独で添加したと
きよりも顕著に発現され、このためにエレクトロクロミ
ック物質層4bとしての酸化タングステン薄膜へのリチ
ウムイオンの浸入が少なくなって、長期保存後でも注入
電気量の大幅な低下がみられない保存安定性にすぐれた
ものとなるものと推定される。
酸と水とを添加したことにより、上記繊維に起因した電
解液の経時的アルカリ性化が上記両成分の水素イオン供
与体としての性質に基づく相乗的な作用によって効果的
に抑止され、特にこの効果は酸成分を単独で添加したと
きよりも顕著に発現され、このためにエレクトロクロミ
ック物質層4bとしての酸化タングステン薄膜へのリチ
ウムイオンの浸入が少なくなって、長期保存後でも注入
電気量の大幅な低下がみられない保存安定性にすぐれた
ものとなるものと推定される。
[発明の効果]
以上のように、この発明においては、リチウム塩として
L+CIO<を、非水系溶媒としてプロピレンカーボネ
ートを用いてなる電解液中に酸と水とを添加するように
したことにより、初期の注入電気量の向上を図れるとと
もにこの注入電気量を長期にわたって保持しうる高信頼
性のエレクトロクロミック表示素子を提供することがで
きる。
L+CIO<を、非水系溶媒としてプロピレンカーボネ
ートを用いてなる電解液中に酸と水とを添加するように
したことにより、初期の注入電気量の向上を図れるとと
もにこの注入電気量を長期にわたって保持しうる高信頼
性のエレクトロクロミック表示素子を提供することがで
きる。
[実施例〕
以下に、この発明の実施例を記載してより具体的に説明
する。
する。
実施例1
縦40朋、横120s+m、厚さ1.1調の透明ガラス
製の表示側基板の一面に、厚さ2,0OOAのITOか
らなる所定パターンの表示電極とこの上に厚さ5,00
0λの酸化タングステン薄膜からなる数字表示用の8字
形パターン(7セグメントにて構成)が基板横方向に6
個配列された形状のエレクトロクロミック物質層とを、
それぞれ真空蒸着法により形成すると七もに、基板およ
び表示電極の露出面に厚さs、oooXのSiO□保護
膜を設けて表示極とした。
製の表示側基板の一面に、厚さ2,0OOAのITOか
らなる所定パターンの表示電極とこの上に厚さ5,00
0λの酸化タングステン薄膜からなる数字表示用の8字
形パターン(7セグメントにて構成)が基板横方向に6
個配列された形状のエレクトロクロミック物質層とを、
それぞれ真空蒸着法により形成すると七もに、基板およ
び表示電極の露出面に厚さs、oooXのSiO□保護
膜を設けて表示極とした。
一方、縦36 mm 、横116mm、厚さ1.1朋の
透明ガラス製の対向側基板の一面全面に、厚さ4,00
0λのITOからなる対向電極を真空蒸着法により形成
し、この上にカーボンレジンインク(徳力社製の商品名
RP−10;ツー10;フエノールノボラツク樹脂とカ
ーボン粒子とを含むペースト)を100μ厚にスクリー
ン印刷したのち、活性炭素繊維クロス(クラレ社製商品
名CH20)を圧接して200℃で4時間加熱硬化させ
ることにより対極物質層を形成して対向極とした。
透明ガラス製の対向側基板の一面全面に、厚さ4,00
0λのITOからなる対向電極を真空蒸着法により形成
し、この上にカーボンレジンインク(徳力社製の商品名
RP−10;ツー10;フエノールノボラツク樹脂とカ
ーボン粒子とを含むペースト)を100μ厚にスクリー
ン印刷したのち、活性炭素繊維クロス(クラレ社製商品
名CH20)を圧接して200℃で4時間加熱硬化させ
ることにより対極物質層を形成して対向極とした。
そして、上記の側基板を、表示極と対向極とが向かい合
う形で、かつ両極間に二酸化チタン顔料とポリテトラフ
ルオロエチレン粉末との混合物の厚さ0.3 tttt
tのシート状成形物(住友電気工業社製の商品名ポアロ
ン)からなる背景材を介在させ、さらに周辺部に厚さ0
.8flのポリエステル樹脂製環状スペーサを介在させ
て対向配置し、エポキシ系接着剤にて密着封止するとと
もに、内部に1モル/lのLi(JO4を溶解させたプ
ロピレンカーボネートに0.3体積%の酢酸と0.3体
積%の純水を添加してなる電解液的4dを封入した。最
後に、リード端子の取り付けと銀ペースト塗布による導
電層の形成を行い、第1図および第2図に示す構成のエ
レクトロクロミック表示素子を作製した。
う形で、かつ両極間に二酸化チタン顔料とポリテトラフ
ルオロエチレン粉末との混合物の厚さ0.3 tttt
tのシート状成形物(住友電気工業社製の商品名ポアロ
ン)からなる背景材を介在させ、さらに周辺部に厚さ0
.8flのポリエステル樹脂製環状スペーサを介在させ
て対向配置し、エポキシ系接着剤にて密着封止するとと
もに、内部に1モル/lのLi(JO4を溶解させたプ
ロピレンカーボネートに0.3体積%の酢酸と0.3体
積%の純水を添加してなる電解液的4dを封入した。最
後に、リード端子の取り付けと銀ペースト塗布による導
電層の形成を行い、第1図および第2図に示す構成のエ
レクトロクロミック表示素子を作製した。
実施例2〜6
電解液中に添加する酸と水との添加量または酸の種類を
後記表に示すとおり変更した以外は、実施例1と全く同
様にしてこの発明に係る5種のエレクトロクロミック表
示素子を作製した。
後記表に示すとおり変更した以外は、実施例1と全く同
様にしてこの発明に係る5種のエレクトロクロミック表
示素子を作製した。
比較例1〜4
電解液中への添加成分として後記表に示す酸のみを用い
た以外は、実施例1と同様にして比較用としての4種の
エレクトロクロミック表示素子を得た。
た以外は、実施例1と同様にして比較用としての4種の
エレクトロクロミック表示素子を得た。
比較例5
電解液中に酢酸および水を全く添加しなかった以外は、
実施例1と同様にして比較用のエレクトロクロミック表
示素子を得た。
実施例1と同様にして比較用のエレクトロクロミック表
示素子を得た。
上記の実施例および比較例に係る各表示素子の性能を調
べるために、表示極と対向極との間に±1.2V、0.
6秒の方形波交流電圧を印加し、そのときに流れる電気
量つまり注入電気量を測定した。
べるために、表示極と対向極との間に±1.2V、0.
6秒の方形波交流電圧を印加し、そのときに流れる電気
量つまり注入電気量を測定した。
また、その後各素子を45°Cの恒温槽中に100日間
保存したのち取り出し、上記同様にして注入電気量を測
定し、これと上記初期の注入電気量とから、100日間
保存後の注入電気量の保持率を求めた。これらの結果は
、下記の表に示されるとおりであった。
保存したのち取り出し、上記同様にして注入電気量を測
定し、これと上記初期の注入電気量とから、100日間
保存後の注入電気量の保持率を求めた。これらの結果は
、下記の表に示されるとおりであった。
上記の結果から明らかなように、この発明に係るエレク
トロクロミック表示素子は初期の注入電気量が高くてか
つこの電気量を長期にわたって良好に保持しうるもので
あることが判る。
トロクロミック表示素子は初期の注入電気量が高くてか
つこの電気量を長期にわたって良好に保持しうるもので
あることが判る。
第1図はこの発明のエレクトロクロミック表示素子の一
例を示す断面図、第2図は第1図■部分の拡大断面図で
ある。 1・・表示側基板、2・・・対向側基板、4a・・・表
示電極、4b・・エレクトロクロミック物質層、4・・
・表示極、6a・・対向電極、6b・・・対極物質層、
6 対向極、7・−電解液 特許出願人 日立マクセル株式会社 第1区 1 :表示付3茎板
例を示す断面図、第2図は第1図■部分の拡大断面図で
ある。 1・・表示側基板、2・・・対向側基板、4a・・・表
示電極、4b・・エレクトロクロミック物質層、4・・
・表示極、6a・・対向電極、6b・・・対極物質層、
6 対向極、7・−電解液 特許出願人 日立マクセル株式会社 第1区 1 :表示付3茎板
Claims (3)
- (1)少なくとも表示側が透光性である一対の基板と、
表示側基板の内面に表示電極を介して酸化タングステン
薄膜からなる所定パターンのエレクトロクロミック物質
層を形成してなる表示極と、対向側基板の内面に対向電
極を介して活性炭素繊維からなる対極物質層を形成して
なる対向極と、これら両極間に封入された電解液とを有
するエレクトロクロミック表示素子において、上記の電
解液がLiClO_4を溶解させたプロピレンカーボネ
ートに水と酸とを添加してなるものからなることを特徴
とするエレクトロクロミック表示素子。 - (2)電解液中の酸が酢酸またはプロピオン酸である特
許請求の範囲第(1)項記載のエレクトロクロミック表
示素子。 - (3)電解液中の水と酸との割合が電解液全体のそれぞ
れ0.3〜2.0体積%である特許請求の範囲第(1)
項または第(2)項記載のエレクトロクロミック表示素
子。
Priority Applications (3)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP61160410A JPS6315230A (ja) | 1986-07-08 | 1986-07-08 | エレクトロクロミツク表示素子 |
| EP87109660A EP0253249A3 (en) | 1986-07-08 | 1987-07-04 | Electrochromic display device |
| US07/071,174 US4793695A (en) | 1986-07-08 | 1987-07-08 | Electrochromic display device |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP61160410A JPS6315230A (ja) | 1986-07-08 | 1986-07-08 | エレクトロクロミツク表示素子 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPS6315230A true JPS6315230A (ja) | 1988-01-22 |
Family
ID=15714332
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP61160410A Pending JPS6315230A (ja) | 1986-07-08 | 1986-07-08 | エレクトロクロミツク表示素子 |
Country Status (3)
| Country | Link |
|---|---|
| US (1) | US4793695A (ja) |
| EP (1) | EP0253249A3 (ja) |
| JP (1) | JPS6315230A (ja) |
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-
1986
- 1986-07-08 JP JP61160410A patent/JPS6315230A/ja active Pending
-
1987
- 1987-07-04 EP EP87109660A patent/EP0253249A3/en not_active Withdrawn
- 1987-07-08 US US07/071,174 patent/US4793695A/en not_active Expired - Fee Related
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| US4793695A (en) | 1988-12-27 |
| EP0253249A2 (en) | 1988-01-20 |
| EP0253249A3 (en) | 1988-09-14 |
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