JPS6315940B2 - - Google Patents

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JPS6315940B2
JPS6315940B2 JP7410280A JP7410280A JPS6315940B2 JP S6315940 B2 JPS6315940 B2 JP S6315940B2 JP 7410280 A JP7410280 A JP 7410280A JP 7410280 A JP7410280 A JP 7410280A JP S6315940 B2 JPS6315940 B2 JP S6315940B2
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JP
Japan
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resin
catalyst
polymerization solvent
polymer
polymerization
Prior art date
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Expired
Application number
JP7410280A
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English (en)
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JPS57129A (en
Inventor
Hidetoshi Tsuchida
Hiroyuki Nishide
Juji Suzuki
Naoki Shimizu
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Mitsubishi Chemical Corp
Original Assignee
Mitsubishi Chemical Industries Ltd
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Publication date
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Description

【発明の詳細な説明】 本発明はポリフエニレンエーテルの製造法に関
するものである。
従来、2,6−ジ置換フエノールを酸素存在下
で重合させてポリフエニレンエーテルを製造する
触媒としては、銅−ピリジン錯体などの各種金属
錯体が知られている。
本発明者らは、先にポリフエニレンエーテルを
製造する触媒として、遷移金属イオンと、ポリ
(4−ビニルピリジン)樹脂、ポリ(N−ビニル
イミダゾール)樹脂、ポリエチレンイミン樹脂、
アミノメチル化ポリスチレン樹脂のような塩基性
含窒素樹脂とから形成された錯体触媒が有効であ
ることを見い出した。
このような錯体触媒は配位子樹脂の性質に起因
する次のような特性を有する。重合溶媒に不溶
な配位子樹脂を使用することにより、触媒は容易
に回収、再使用ができ、例えば固定床流通法によ
る反応も可能となる。錯体触媒としての安定性
が向上し、広い条件範囲(溶媒、濃度、PH、温
度)で使用可能となる。この反面、樹脂内部の
錯体触媒点には、2,6−ジ置換フエノールは配
位活性化し得ず、その結果有効な触媒活性点とな
つているのは樹脂表層部で錯形成している金属イ
オンのみであつて、触媒効率が低く留まる。生
長途中のオリゴフエニレンエーテルが樹脂の立体
障害により、たとえ樹脂表層部にある錯体触媒点
であつても、そこへの配位が困難となるため、生
成ポリフエニレンエーテルの分子量が高くなり得
ない、という欠点があるため利用範囲が限られて
いた。
本発明者らは前記錯体触媒に関して更に研究を
進めたところ、このような塩基性含窒素樹脂につ
き、塩基性含窒素配位子を含む重合溶媒に可溶な
高分子連鎖を樹脂表層に結合せしめるという改良
を加えることにより上記、の欠点を解決し、
一段と活性が高くなることを見い出し、本発明に
到達した。
すなわち、本発明の要旨は、重合溶媒中で触媒
の存在下に、2,6−ジ置換フエノールを重合し
てポリフエニレンエーテルを製造する方法におい
て、触媒として、重合溶媒に不溶なスチレンまた
はアクリル酸グリシジルエステルを含むビニル重
合体の骨格に結合した、イミダゾール類、または
ピリジン類から成る塩基性含窒素配位子を含むビ
ニル単量体の単独重合体、もしくは他のビニル単
量体との共重合体から成る、重合溶媒に可溶な高
分子配位子と、銅イオン、マンガンイオン、また
は鉄イオンから選ばれる金属イオンとから形成さ
れた錯体触媒を使用することを特徴とする方法に
存する。
以下に本発明を詳細に説明する。
本発明方法で使用する触媒の一方の成分である
重合溶媒に不溶な高分子化合物は、通常ビニル重
合体であり、それらの中ではスチレン−ジビニル
ベンゼン架橋共重合体などのスチレンを含む重合
体やアクリル酸グリシジルエステルを含む重合体
が塩基性含窒素配位子を結合させ易いので好都合
である。
この高分子化合物の骨格と結合させる塩基性含
窒素配位子を含む高分子連鎖からなる高分子配位
子は、塩基性含窒素配位子のビニル単量体の単独
重合体もしくは該単量体との他のビニル単量体と
の共重合体でもよいが、重合溶媒に可溶とするた
めには、共重合体である方が好ましい場合が多
い。
塩基性含窒素配位子としては、イミダゾール
類、またはピリジン類が使用される。
高分子化合物の骨格に上記のような塩基性含窒
素配位子を含む高分子連鎖を結合させるには、高
分子骨格を化学的に修飾して過酸化物として、こ
れをラジカル重合開始剤に用いて塩基性含窒素を
含むビニルモノマーおよびこの他モノマーを樹脂
表面から共重合させる。この方法としては、例え
ば以下に述べる様な方法がある。
ジビニルベンゼン架橋ポリスチレンをイソプ
ロピルクロライドでアルキル化し、これを酸素
存在下、過酸化ベンゾイルにより過酸化物とす
る方法。
ジビニルベンゼン架橋ポリスチレンを塩化ア
セチルでアシル化した後、塩化チオニルにより
酸クロル化しこれを酸素存在下、過酸化−tert
−ブチルにより過酸化物とする方法。
錯体触媒のもう一つの成分である金属イオンと
しては、銅イオン、マンガンイオン、鉄イオンが
適しており塩化物、臭化物、硫酸塩、酢酸塩など
いずれの形でも使用できる。
錯体触媒は、上述の塩基性含窒素配位子を含む
高分子連鎖を結合した高分子化合物と、上記金属
原子イオンを含む化合物を溶媒中で混合すれば調
製することができる。通常塩基性含窒素配位子に
対し1〜1/10倍モルの金属イオンを添加し、錯平
衡に達せしめた後、錯体触媒をロ別、洗浄し、未
配位の金属イオンを除去する。低酸化数の金属塩
を使用する場合は、調製の際、充分に空気と接触
するようにする。
この際に用いられる溶媒としては、例えばメタ
ノール、エタノール等の低級アルカノールが好適
である。
重合すべき2,6−ジ置換フエノールは、通常
一般式(1) (式中、R1およびR2は炭化水素基またはアルコ
キシ基を表わす。)で示される。
一般式(1)中で、R1およびR2は例えばメチル、
エチル、イソプロピル等の低級アルキル基、フエ
ニル等のアリール基、ベンジル基のアラルキル基
などの炭化水素基またはメトキシ、エトキシ、イ
ソプロポキシ等のアルコキシ基であり、R1とR2
は同一であつてもよい。
上記のようにして調製した錯体触媒を重合溶媒
に懸濁させた後、単量体2,6−ジ置換フエノー
ルを添加し、常法に従つて酸素存在下、0〜100
℃、例えば室温で激しく撹拌すると、容易に重合
が進行してポリフエニレンエーテルが生成する。
触媒量は、(単量体)/(錯体触媒中の金属成分)
=1〜1000(モル比)が適当である。また金属成
分の1〜3倍モルの水酸化カリウム、水酸化ナト
リウムなどのアルカリ溶液を添加することにより
重合速度は更に大きくなる。重合終了後、触媒を
ロ別し、常法に従つてロ液を塩酸酸性のメタノー
ルに滴下すると白色の重合体沈殿が得られるの
で、これをロ別、洗浄、乾燥すると、ポリ(2,
6−ジ置換フエニレンエーテル)が得られる。ま
た回収触媒は、くり返し使用が可能である。
重合溶媒としてはメタノール、エタノール、ベ
ンゼン、トルエン、キシレン、クロロホルムなど
が使用できるが、ベンゼン類、ハロゲン化炭化水
素を用いた場合、高分子量の重合体が得られる。
次に本発明の実施例を示す。
実施例 1 2%ジビニルベンゼン架橋ポリスチレンビーズ
(200〜400メツシユ)10gにニトロベンゼン150ml
を加えたものに、無水塩化アルミニウム
(AlCl3)3.5g、イソプロピルクロライド9.1ml、
ニトロベンゼン50mlを混合したものを30分間かか
つて添加する。40℃で12時間反応させた後、樹脂
をロ別し、5%KOH、トルエンで洗浄、乾燥す
る。収量11.0g、アルキル基の導入率は約25%で
ある。このアルキル化ポリスチレン樹脂10gに
200mlニトロベンゼンと過酸化ベンゾイル
(BPO)2.50gを加え、O2下、80℃で24時間反応
させる。反応終了後、樹脂をロ別し、洗浄、乾燥
する。収量は10.6gである。ヨウ素還元滴定から
過酸化率は全ベンゼン環に対して18%である。こ
の過酸化した樹脂(2)3gに4−ビニルピリジン7
ml、スチレン21mlを加え、高真空下で60℃、24時
間重合する。収量は11.2g、元素分析(C:90.5
%、N:2.0%、H:8.2%)より、グラフト連鎖
は約15量体で、4−ビニルピリジンが29%導入さ
れる。これを樹脂(3)とする。メタノール中で塩化
第1銅0.6gと樹脂(3)10gを混合し、大気下で充
分に撹拌した後、錯体樹脂をロ別、洗浄、乾燥す
る。収量は10.6gである。この錯体樹脂2.5gを
ベンゼン100mlに懸濁させ、これに、2,6−ジ
メチルフエノール1.72gを加え、反応容器内を酸
素置換した後、室温で激しく撹拌する。撹拌と同
時に重合が始まり、60分で反応が完了する。触媒
をロ別後反応液を塩酸酸性メタノール1に滴下
すると白色の沈殿が得られるので、ロ別、乾燥す
る。重合体の収量は87%である。
生成重合体の赤外吸収スペクトルは原料フエノ
ールの特徴である3400cm-1付近のνOHによる吸収
は全く消失し、ポリエーテルの生成を確認し得る
νC-O-C1180cm-1の吸収が顕著となり1600cm-1に芳
香核のνC=C、830cm-1に芳香核の隣接2水素によ
るδC-H(面外)の吸収が認められた。これらのこ
とから、本実施例で得られた重合体はポリ(2,
6−ジメチルフエニレンエーテル)であることを
確認した。また、ベンゼン中、25℃における粘度
測定の結果より分子量は32600である。
実施例 2 実施例1で調製した触媒をベンゼンで充分膨潤
せしめた後、これを10mm×800mmのカラムに注ぎ
こみ充てんする。2,6−ジメチルフエノール
12.2gを含むベンゼン溶液500mlをカラム上部よ
り酸素を吹きこみながら流下速度2ml/minで流
下させる。流出液500mlを1/5に濃縮後、塩酸酸性
メタノール2に滴下すると白色の重合体沈殿が
得られる。重合体の収率は58%、分子量は8300で
ある。
実施例 3 臭化第2銅0.3gをメタノール100mlに溶解し、
実施例1で合成した樹脂(3)を2.5g添加し、充分
撹拌した後KOH0.14gを加える。これに2,6
−ジメチルフエノール1.72gを含むメタノール20
mlを加え、反応容器内を酸素置換した後、室温で
激しく撹拌する。反応は約20分で終了し、触媒を
除去した後、希塩酸1を添加すると白色の重合
体の沈殿が得られるので、これをロ別、洗浄、乾
燥する。重合体の収量88%、分子量5600である。
実施例 4 実施例1で合成した過酸化した樹脂(2)3gにN
−ビニルイミダゾール7mlとスチレン21mlを加
え、高真空下で60℃、24時間重合する。反応終了
後、ロ別、洗浄、乾燥する。収量は10.5g、元素
分析(C:88.5%、N:3.8%、H:6.5%)より、
グラフト連鎖は約14量体でN−ビニルイミダゾー
ルが19%導入されている。これを樹脂(4)とする。
塩化マンガン4水塩0.7gのメタノール溶液に樹
脂(4)10gを添加し、充分撹拌した後、錯体樹脂を
ロ別、洗浄、乾燥する。収量は10.6gである。こ
の錯体樹脂2.5gをクロロホルム100mlに懸濁さ
せ、以下、実施例1と同様にして重合を行なつ
た。重合は40分で終了し、重合体の収率は85%で
分子量は24000であつた。
実施例 5 2%ジビニルベンゼン架橋ポリスチレンビーズ
(200〜400メツシユ)10gにニトロベンゼン150ml
を加えたものに、無水塩化アルミニウム
(AlCl3)3.5g、アセチルクロライド7.6ml、ニト
ロベンゼン50mlを混合したものを30分間かかつて
添加する。30℃で18時間反応させた後、樹脂をロ
別、5%KOH、トルエンで洗浄、乾燥する。収
量10.8g、アシル基の導入率は約20%である。
10N水酸化ナトリウム溶液に0℃で塩素を吹き込
んだ溶液にアシル化したポリスチレン樹脂10gを
加え、60℃に加熱して3時間反応させる。反応
後、ロ別、硫酸ナトリウム、水で洗浄したのち、
塩酸溶液中でよくかくはんする。この後、洗浄、
乾燥する。この樹脂を塩化チオニル溶媒で沸点還
流し、6時間反応させた後、留去し、乾燥する。
酸クロル化したポリスチレン樹脂に200mlニトロ
ベンゼンを加え、過酸化−tert−ブチル1.6gを加
え、O2下、90℃で24時間反応させる。反応終了
後、樹脂をロ別、洗浄、乾燥する。収量は10.1g
である。ヨウ素還元滴定から過酸化率は全ベンゼ
ン環に対して13%である。この過酸化した樹脂(5)
3gにクロルメチル化スチレン7mlとスチレン21
mlを高真空下で60℃、24hr、重合する。反応終了
後、ロ別、洗浄、乾燥する。収量は13.2gであ
る。これに30%ジエチルアミンのジオキサン溶液
を加え、室温で48時間反応させる。反応後、洗
浄、乾燥する。収量は14.5g、元素分析(C:
88.5%、N:2.4%、H:7.2%)より、グラフト
連鎖は約23量体でN,N−ジメチルベンジルアミ
ンが37%導入されている。これを樹脂(6)とする。
樹脂(6)2.5gおよび臭化マンガン・4水塩1.7gを
用いて、以下、実施例4と同様にして触媒の調整
および、2,6−ジメチルフエノールの重合を行
なつた。重合は80分で終了し、重合体収率は73%
分子量は18500である。
実施例 6 実施例1でロ別、回収した触媒を溶媒で充分洗
浄した後、再び、実施例1と同様にして2,6−
ジメチルフエノールの重合を行なつた。重合は60
分で終了し、重合体の収量は87%で分子量は
32600である。

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 1 重合溶媒中で、触媒の存在下に2,6−ジ置
    換フエノールを重合してポリフエニレンエーテル
    を製造する方法において、触媒として重合溶媒に
    不溶なスチレンまたはアクリル酸グリシジルエス
    テルを含むビニル重合体の骨格に結合した、イミ
    ダゾール類、またはピリジン類から成る塩基性含
    窒素配位子を含むビニル単量体の単独重合体、も
    しくは他のビニル単量体との共重合体から成る、
    重合溶媒に可溶な高分子配位子と、銅イオン、マ
    ンガンイオン、または鉄イオンから選ばれる金属
    イオンとから形成された錯体触媒を使用すること
    を特徴とする方法。
JP7410280A 1980-06-02 1980-06-02 Production of polyphenylene ether Granted JPS57129A (en)

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JP7410280A JPS57129A (en) 1980-06-02 1980-06-02 Production of polyphenylene ether

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JPS57129A JPS57129A (en) 1982-01-05
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JPS57129A (en) 1982-01-05

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