JPS6317149B2 - - Google Patents
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- Publication number
- JPS6317149B2 JPS6317149B2 JP58150578A JP15057883A JPS6317149B2 JP S6317149 B2 JPS6317149 B2 JP S6317149B2 JP 58150578 A JP58150578 A JP 58150578A JP 15057883 A JP15057883 A JP 15057883A JP S6317149 B2 JPS6317149 B2 JP S6317149B2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- agent
- oil
- dyeing
- properties
- sulfonic acid
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired
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- Treatments For Attaching Organic Compounds To Fibrous Goods (AREA)
Description
本発明はポリアミド系繊維用油剤組成物に関す
るものであり、更に詳しくは均染性、再汚染防止
性等にすぐれたポリアミド繊維を得ることを目的
とした油剤組成物に関する。 従来、ポリアミド繊維はすぐれた力学的特性、
常圧可染性の長所を有し、一般衣料品以外にイン
テリア製品、自動車内装品等の広範囲の分野で使
用されている。一般にポリアミド繊維は特殊用途
のドープ染色(原着)を除外すれば、酸性染料,
含金染料に代表されるアニオン性染料で染色され
るのが通常である。しかしながら、このような染
色においては次の如き欠点があつた。すなわち、
(1)染着座席量(ポリアミドのアミド末端基量)の
変動および/または繊維の外観形状特性(捲縮特
性、光沢など)差に起因すると考えられているた
てすじ(ストリーク)が発生し易いこと、(2)染色
物から脱落したアニオン性染料の白場(未染色
部)への再汚染の発生により製品の外観品位を著
しく低下させること等である。 従来、ポリアミド繊維の均染性を得るためには
繊維層別の徹底により染着座席量の変動の小さい
原糸の使用の染色条件の選定(均染性にすぐれた
染料の使用、PHコントロール、均染剤の添加、
昇温スピードのコントロール等)が行われてい
る。しかしながら、層別に長時間を必要とするこ
と、均染性のすぐれた染料は染色堅牢度が劣るこ
と、PHコントロール、昇温スピードコントロー
ルおよび均染剤を添加する方法はある程度の均染
効果は得られるが高度のコントロール技術が要求
されたり、染色時間に長時間を必要としたり、再
現性に乏しいなどの欠点を有し、工業的な有用性
は小さい。また、再汚染防止性のためには湿潤堅
牢度のすぐれた染料を使用する方法、充分なソー
ピング後フイツクス処理する方法があるが、使用
染料の制約が大きいこと、ソーピングに時間がか
かる等の欠点を有し実用性に欠ける。 本発明者等は上記欠点のない均染化および再汚
染防止法につき鋭意研究の結果、油剤中に特定の
処理剤を配合し処理することにより均染性および
再汚染防止性が得られることを知見し、本発明の
油剤組成物に到達した。すなわち、本発明は分子
中に少くとも1個のフエノール性水酸基と少くと
も1個のスルホン酸基を有する芳香族スルホン酸
縮合物および油剤を含有してなることを特徴とす
るポリアミド系繊維用油剤組成物である。 本発明において用いられる分子中に少くとも1
個のフエノール性水酸基と少くとも1個のスルホ
ン酸基を有する芳香族スルホン酸縮合物として
は、シンタン類が挙げられる。具体的にはフエノ
ールスルホン酸のホルムアルデヒド縮合物、ノボ
ラツク型樹脂のメタンスルホン酸、レゾール型樹
脂のメタンスルホン酸、フエノール類とナフタレ
ンスルホン酸をホルムアルデヒドと共に縮合させ
て得られる樹脂等も例示されるが、特に下記一般
式()で示される化合物が好ましい。 X:ベンゼン環、ナフタレン環 Y:―SO2―、―SO―、―S―、炭素数6以下
のアルキレン基、アルキリデン基または2個
のXが直接結合していてもよい。 Z:―CO2SO3M、―SO3M、―OH、―CH2OH
または炭素数1〜18のアルキル基であり、少
くとも1個は―CH2SO3M、―SO3Mである。 m:1〜4の整数 n:1〜9の整数 M:アルカリ金属 更に具体例としては、下記の化合物が例示され
る。 しかしながら、無色でポリアミド繊維のカチオ
ン染料座席(アミノ基)とイオン結合できる酸性
染料又は含金染料に対して緩染効果を有する水溶
性または水分散性化合物であれば特に制限される
ものではない。芳香族スルホン酸化合物の分子量
は酸性染料、含金染料の緩染効果または再汚染防
止効果に大きく影響する因子の一つであり、均染
性改善用としてはポリアミド繊維に対する使用染
料の親和力よりやゝ小さい化合物が、また再汚染
防止用としては使用染料の親和力より大きい化合
物が好ましい。該化合物は2種以上の併用であつ
てもよい。 芳香族スルホン酸化合物と所望により配合され
る膨潤剤としては、ブチルアルコール、エチレン
グリコールのような一価アルコールまたは多価ア
ルコール類およびそれらの変性物、フエニルフエ
ノール、安息香酸メチル、サリチル酸メチル、フ
タル酸ジエチル、フエノールスルホン酸、ベンジ
ルアルコールのような芳香族化合物類などが挙げ
られるが、アルコール類が好ましく、就中ベンジ
ルアルコールが特に好ましい。エステル系平滑剤
を使用しないときは膨潤剤を配合するのが好まし
い。 また配合される油剤としては、たとえば紡糸、
延伸、捲縮加工およびその他後工程の生産性、性
能を維持するため、潤滑性、制電性、集束性およ
びヒーター上での熱分解に耐える耐熱性等の要求
特性を満足しなければならない。このような要求
特性を満足するものとしては、一塩基酸エステル
類、二塩基酸エステル類、多塩基酸エステル類、
グリコールエステル類、多価アルコールエステル
類などのエステル系平滑剤が挙げられるが、脂肪
族二塩基酸のジアルキルエステル類が好ましく、
具体的にはジプロピルセバケート、ジラウリルセ
バケート、ジラウリルアジペートなどが例示され
る。エステル系平滑剤はポリアミドの膨潤剤とし
ての作用も有する。また、油剤として鉱物油、シ
リコーン油などの液体油剤も用いることができ、
これらの中では高粘度鉱物油が好ましい。上記エ
ステル系平滑剤と液状油剤とを併用するのが特に
好ましい。また、油剤は所望により非イオン系の
乳化剤や制電剤たとえば高級アルコールや高級脂
肪酸、高級脂肪酸アミドなどのアルキレンオキシ
ド付加体、プルロニツク型活性剤などを併用して
用いられる。 本発明における油剤組成物は有効成分として芳
香族スルホン酸縮合物3〜60重量%、膨潤剤0〜
15重量%好ましくは5〜15重量%、油剤10〜40重
量%、残部が非イオン系乳化剤からなり、該油剤
を適宜稀釈し通常3〜50重量%、更には5〜20重
量%として用いるのが好ましい。 なお、油剤成分におけるエステル系平滑剤と液
状油剤との割合は15〜80:85〜20重量比が好まし
い。 本発明の油剤組成物はポリアミド系の繊維、ま
たは糸、ことに未延伸繊維に公知の方法、たとえ
ばローラ塗布、浸漬、撤布等の手段により付与
し、延伸する紡糸油剤として用いるのが好適であ
る。 適用されるポリアミド繊維としては、羊毛、絹
等の天然ポリアミド繊維も挙げられるが、特にナ
イロン6、ナイロン6,6、ナイロン11、ナイ
ロン12、芳香族ナイロンのような合成ポリアミ
ド繊維、蛋白・アクリロニトリル共重合体繊維等
に適用して好結果を得ることができる。 本発明における芳香族スルホン酸縮合物は均染
性、再汚染防止性を改良するが、エステル系平滑
剤または/および膨潤剤の併用によつて芳香族ス
ルホン酸縮合物の繊維内部への浸透が助長され、
すぐれた均染効果を与えることができる。膨潤剤
はまた油剤の内部浸透を助長することもできる。
油剤成分の中エステル系平滑剤はまた糸状の集束
性、紡糸延伸性、後工程通過性、耐摩耗性を改良
するのに有効であり、液状油剤は紡糸、延伸、捲
縮などの諸工程における平滑性改良に有効であ
る。したがつて、本発明の油剤組成物によつて処
理されたアミド繊維は紡糸延伸性、後工程通過性
が改善され、良好な耐摩耗性とすぐれた均染性、
耐汚染防止性を有しており、精練等の前処理を施
すことなく、そのままかつ短時間染色でさえすぐ
れた均染性が得られること、捺染後のソーピング
時に白場への汚染が防止されること、染色糸と未
染色糸の交編織布帛の洗濯および着用時にブリー
ドアウトした染料による未染色糸の汚染がないこ
と、芳香族スルホン酸縮合物無添加油剤による処
理繊維との混用により単一染料使いで濃淡効果が
得られることなど多くの特長を有している。 本発明の油剤組成物によりすぐれた均染性およ
び再汚染防止性が得られる理由については不明確
であるが、原糸製造段階で緩染効果を有する特定
のアニオン性化合物をエステル系平滑剤および/
または膨潤剤と共に使用することにより、アニオ
ン性化合物が繊維表面層内部に、しかも繊維1本
1本に均一に付着していること、およびアニオン
性化合物と使用染料(アニオン性染料)の繊維に
対する親和力の大小により均染効果または再汚染
防止効果が得られるためと考えられる。 本発明の油剤組成物には、更に所望により螢光
染料、青味付染料、防徽剤、紫外線吸収剤等を配
合することもできる。 なお、ポリアミド用均染剤としては、染料に親
和性を有するカチオン性化合物の使用も考えられ
るが、紡糸油剤との相溶性、染色時における染料
とのコンプレツクス形成および変色の問題等を有
することから不適当である。 以下、実施例により本発明を説明する。なお、
実施例中の部は重量部を意味する。 実施例 1 アミノ末端基量の異なる3種のナイロン6樹脂
を夫々使用し、常法により溶融紡糸して得られる
3種の未延伸繊維に第1表に示した紡糸油剤を各
繊維糸条(濃染タイプ:、普通タイプ:、淡
染タイプ:)に対し、4重量%付与し延伸、捲
縮加工してナイロンBCF(800d/64f)を得た。
得られた糸をタフトマシーンを使用して、、
が夫々隣り合わせとなるように基布にタフテイ
ングし、ループパイルカーペツトを得た。次いで
酸性染料または含金染料によりウインス染色後、
常法によりバツキング剤を裏打ちした。得られた
ループパイルカーペツトの均染性を標価し、結果
を第1表に示した。
るものであり、更に詳しくは均染性、再汚染防止
性等にすぐれたポリアミド繊維を得ることを目的
とした油剤組成物に関する。 従来、ポリアミド繊維はすぐれた力学的特性、
常圧可染性の長所を有し、一般衣料品以外にイン
テリア製品、自動車内装品等の広範囲の分野で使
用されている。一般にポリアミド繊維は特殊用途
のドープ染色(原着)を除外すれば、酸性染料,
含金染料に代表されるアニオン性染料で染色され
るのが通常である。しかしながら、このような染
色においては次の如き欠点があつた。すなわち、
(1)染着座席量(ポリアミドのアミド末端基量)の
変動および/または繊維の外観形状特性(捲縮特
性、光沢など)差に起因すると考えられているた
てすじ(ストリーク)が発生し易いこと、(2)染色
物から脱落したアニオン性染料の白場(未染色
部)への再汚染の発生により製品の外観品位を著
しく低下させること等である。 従来、ポリアミド繊維の均染性を得るためには
繊維層別の徹底により染着座席量の変動の小さい
原糸の使用の染色条件の選定(均染性にすぐれた
染料の使用、PHコントロール、均染剤の添加、
昇温スピードのコントロール等)が行われてい
る。しかしながら、層別に長時間を必要とするこ
と、均染性のすぐれた染料は染色堅牢度が劣るこ
と、PHコントロール、昇温スピードコントロー
ルおよび均染剤を添加する方法はある程度の均染
効果は得られるが高度のコントロール技術が要求
されたり、染色時間に長時間を必要としたり、再
現性に乏しいなどの欠点を有し、工業的な有用性
は小さい。また、再汚染防止性のためには湿潤堅
牢度のすぐれた染料を使用する方法、充分なソー
ピング後フイツクス処理する方法があるが、使用
染料の制約が大きいこと、ソーピングに時間がか
かる等の欠点を有し実用性に欠ける。 本発明者等は上記欠点のない均染化および再汚
染防止法につき鋭意研究の結果、油剤中に特定の
処理剤を配合し処理することにより均染性および
再汚染防止性が得られることを知見し、本発明の
油剤組成物に到達した。すなわち、本発明は分子
中に少くとも1個のフエノール性水酸基と少くと
も1個のスルホン酸基を有する芳香族スルホン酸
縮合物および油剤を含有してなることを特徴とす
るポリアミド系繊維用油剤組成物である。 本発明において用いられる分子中に少くとも1
個のフエノール性水酸基と少くとも1個のスルホ
ン酸基を有する芳香族スルホン酸縮合物として
は、シンタン類が挙げられる。具体的にはフエノ
ールスルホン酸のホルムアルデヒド縮合物、ノボ
ラツク型樹脂のメタンスルホン酸、レゾール型樹
脂のメタンスルホン酸、フエノール類とナフタレ
ンスルホン酸をホルムアルデヒドと共に縮合させ
て得られる樹脂等も例示されるが、特に下記一般
式()で示される化合物が好ましい。 X:ベンゼン環、ナフタレン環 Y:―SO2―、―SO―、―S―、炭素数6以下
のアルキレン基、アルキリデン基または2個
のXが直接結合していてもよい。 Z:―CO2SO3M、―SO3M、―OH、―CH2OH
または炭素数1〜18のアルキル基であり、少
くとも1個は―CH2SO3M、―SO3Mである。 m:1〜4の整数 n:1〜9の整数 M:アルカリ金属 更に具体例としては、下記の化合物が例示され
る。 しかしながら、無色でポリアミド繊維のカチオ
ン染料座席(アミノ基)とイオン結合できる酸性
染料又は含金染料に対して緩染効果を有する水溶
性または水分散性化合物であれば特に制限される
ものではない。芳香族スルホン酸化合物の分子量
は酸性染料、含金染料の緩染効果または再汚染防
止効果に大きく影響する因子の一つであり、均染
性改善用としてはポリアミド繊維に対する使用染
料の親和力よりやゝ小さい化合物が、また再汚染
防止用としては使用染料の親和力より大きい化合
物が好ましい。該化合物は2種以上の併用であつ
てもよい。 芳香族スルホン酸化合物と所望により配合され
る膨潤剤としては、ブチルアルコール、エチレン
グリコールのような一価アルコールまたは多価ア
ルコール類およびそれらの変性物、フエニルフエ
ノール、安息香酸メチル、サリチル酸メチル、フ
タル酸ジエチル、フエノールスルホン酸、ベンジ
ルアルコールのような芳香族化合物類などが挙げ
られるが、アルコール類が好ましく、就中ベンジ
ルアルコールが特に好ましい。エステル系平滑剤
を使用しないときは膨潤剤を配合するのが好まし
い。 また配合される油剤としては、たとえば紡糸、
延伸、捲縮加工およびその他後工程の生産性、性
能を維持するため、潤滑性、制電性、集束性およ
びヒーター上での熱分解に耐える耐熱性等の要求
特性を満足しなければならない。このような要求
特性を満足するものとしては、一塩基酸エステル
類、二塩基酸エステル類、多塩基酸エステル類、
グリコールエステル類、多価アルコールエステル
類などのエステル系平滑剤が挙げられるが、脂肪
族二塩基酸のジアルキルエステル類が好ましく、
具体的にはジプロピルセバケート、ジラウリルセ
バケート、ジラウリルアジペートなどが例示され
る。エステル系平滑剤はポリアミドの膨潤剤とし
ての作用も有する。また、油剤として鉱物油、シ
リコーン油などの液体油剤も用いることができ、
これらの中では高粘度鉱物油が好ましい。上記エ
ステル系平滑剤と液状油剤とを併用するのが特に
好ましい。また、油剤は所望により非イオン系の
乳化剤や制電剤たとえば高級アルコールや高級脂
肪酸、高級脂肪酸アミドなどのアルキレンオキシ
ド付加体、プルロニツク型活性剤などを併用して
用いられる。 本発明における油剤組成物は有効成分として芳
香族スルホン酸縮合物3〜60重量%、膨潤剤0〜
15重量%好ましくは5〜15重量%、油剤10〜40重
量%、残部が非イオン系乳化剤からなり、該油剤
を適宜稀釈し通常3〜50重量%、更には5〜20重
量%として用いるのが好ましい。 なお、油剤成分におけるエステル系平滑剤と液
状油剤との割合は15〜80:85〜20重量比が好まし
い。 本発明の油剤組成物はポリアミド系の繊維、ま
たは糸、ことに未延伸繊維に公知の方法、たとえ
ばローラ塗布、浸漬、撤布等の手段により付与
し、延伸する紡糸油剤として用いるのが好適であ
る。 適用されるポリアミド繊維としては、羊毛、絹
等の天然ポリアミド繊維も挙げられるが、特にナ
イロン6、ナイロン6,6、ナイロン11、ナイ
ロン12、芳香族ナイロンのような合成ポリアミ
ド繊維、蛋白・アクリロニトリル共重合体繊維等
に適用して好結果を得ることができる。 本発明における芳香族スルホン酸縮合物は均染
性、再汚染防止性を改良するが、エステル系平滑
剤または/および膨潤剤の併用によつて芳香族ス
ルホン酸縮合物の繊維内部への浸透が助長され、
すぐれた均染効果を与えることができる。膨潤剤
はまた油剤の内部浸透を助長することもできる。
油剤成分の中エステル系平滑剤はまた糸状の集束
性、紡糸延伸性、後工程通過性、耐摩耗性を改良
するのに有効であり、液状油剤は紡糸、延伸、捲
縮などの諸工程における平滑性改良に有効であ
る。したがつて、本発明の油剤組成物によつて処
理されたアミド繊維は紡糸延伸性、後工程通過性
が改善され、良好な耐摩耗性とすぐれた均染性、
耐汚染防止性を有しており、精練等の前処理を施
すことなく、そのままかつ短時間染色でさえすぐ
れた均染性が得られること、捺染後のソーピング
時に白場への汚染が防止されること、染色糸と未
染色糸の交編織布帛の洗濯および着用時にブリー
ドアウトした染料による未染色糸の汚染がないこ
と、芳香族スルホン酸縮合物無添加油剤による処
理繊維との混用により単一染料使いで濃淡効果が
得られることなど多くの特長を有している。 本発明の油剤組成物によりすぐれた均染性およ
び再汚染防止性が得られる理由については不明確
であるが、原糸製造段階で緩染効果を有する特定
のアニオン性化合物をエステル系平滑剤および/
または膨潤剤と共に使用することにより、アニオ
ン性化合物が繊維表面層内部に、しかも繊維1本
1本に均一に付着していること、およびアニオン
性化合物と使用染料(アニオン性染料)の繊維に
対する親和力の大小により均染効果または再汚染
防止効果が得られるためと考えられる。 本発明の油剤組成物には、更に所望により螢光
染料、青味付染料、防徽剤、紫外線吸収剤等を配
合することもできる。 なお、ポリアミド用均染剤としては、染料に親
和性を有するカチオン性化合物の使用も考えられ
るが、紡糸油剤との相溶性、染色時における染料
とのコンプレツクス形成および変色の問題等を有
することから不適当である。 以下、実施例により本発明を説明する。なお、
実施例中の部は重量部を意味する。 実施例 1 アミノ末端基量の異なる3種のナイロン6樹脂
を夫々使用し、常法により溶融紡糸して得られる
3種の未延伸繊維に第1表に示した紡糸油剤を各
繊維糸条(濃染タイプ:、普通タイプ:、淡
染タイプ:)に対し、4重量%付与し延伸、捲
縮加工してナイロンBCF(800d/64f)を得た。
得られた糸をタフトマシーンを使用して、、
が夫々隣り合わせとなるように基布にタフテイ
ングし、ループパイルカーペツトを得た。次いで
酸性染料または含金染料によりウインス染色後、
常法によりバツキング剤を裏打ちした。得られた
ループパイルカーペツトの均染性を標価し、結果
を第1表に示した。
【表】
【表】
なお、染着座席の差違,,は下記処方の
染浴中、浴比1:100、ボイル60分染色し、の
染着率を標準としては+1%(濃染)、は−
1%(淡染)異なる。また、均染性標価は,
,の染段、ストリークの程度を目視判定して
行つた。 その結果、比較例は均染性が得られず、均染剤
の濃度を増加しても改善されなかつた。一方、本
発明による油剤、ことに膨潤剤を併用したものは
すぐれた均染性を与えた。 実施例 2 実施例1と同様にして、実施例1における油剤
No.1を用いて得られたナイロン6BCF(50d/12f)
繊維糸条と油剤No.3を用いて得られたナイロン
6BCF(50d/12f)繊維糸条とを白場形成繊維
として使用し、油剤No.1を使用して得られたナイ
ロン6BCF先染糸を色地形成繊維として使用して
先染ストライブ柄の交編地を作成後、汗堅牢度
(JISL―0848A法)およびJISL―0844A―2号に
よる洗濯時の染色糸から未染色糸(白場)への染
料の汚染性を評価した。 その結果、本発明油剤処理繊維への先染糸から
の汚染は見られないのに対し、比較例油剤処理繊
維への汚染は著しく、本発明の油剤がすぐれた汚
染防止効果をもつことを示した。
染浴中、浴比1:100、ボイル60分染色し、の
染着率を標準としては+1%(濃染)、は−
1%(淡染)異なる。また、均染性標価は,
,の染段、ストリークの程度を目視判定して
行つた。 その結果、比較例は均染性が得られず、均染剤
の濃度を増加しても改善されなかつた。一方、本
発明による油剤、ことに膨潤剤を併用したものは
すぐれた均染性を与えた。 実施例 2 実施例1と同様にして、実施例1における油剤
No.1を用いて得られたナイロン6BCF(50d/12f)
繊維糸条と油剤No.3を用いて得られたナイロン
6BCF(50d/12f)繊維糸条とを白場形成繊維
として使用し、油剤No.1を使用して得られたナイ
ロン6BCF先染糸を色地形成繊維として使用して
先染ストライブ柄の交編地を作成後、汗堅牢度
(JISL―0848A法)およびJISL―0844A―2号に
よる洗濯時の染色糸から未染色糸(白場)への染
料の汚染性を評価した。 その結果、本発明油剤処理繊維への先染糸から
の汚染は見られないのに対し、比較例油剤処理繊
維への汚染は著しく、本発明の油剤がすぐれた汚
染防止効果をもつことを示した。
Claims (1)
- 【特許請求の範囲】 1 分子中に少くとも1個のフエノール性水酸基
を少くとも1個のスルホン酸基を有する芳香族ス
ルホン酸縮合物および油剤を含有してなることを
特徴とするポリアミド系繊維用油剤組成物。 2 芳香族スルホン酸縮合物が一般式()で示
される化合物である特許請求の範囲第1項記載の
ポリアミド系繊維用油剤組成物。 X:ベンゼン環、ナフタレン環 Y:―SO2―、―SO―、―S―、炭素数6以下
のアルキレン基、アルキリデン基、2個のX
が直接結合していてもよい。 Z:―SO3M、―CH2SO3M、―OH、―CH2OH
であり、少くとも1個は―SO3M、―
CH2SO3Mである。 m:1〜4の整数、 n:1〜9の整数 M:アルカリ金属
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP15057883A JPS6045676A (ja) | 1983-08-18 | 1983-08-18 | ポリアミド系繊維用油剤組成物 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP15057883A JPS6045676A (ja) | 1983-08-18 | 1983-08-18 | ポリアミド系繊維用油剤組成物 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPS6045676A JPS6045676A (ja) | 1985-03-12 |
| JPS6317149B2 true JPS6317149B2 (ja) | 1988-04-12 |
Family
ID=15499940
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP15057883A Granted JPS6045676A (ja) | 1983-08-18 | 1983-08-18 | ポリアミド系繊維用油剤組成物 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPS6045676A (ja) |
Cited By (3)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPH03118958U (ja) * | 1990-03-22 | 1991-12-09 | ||
| JPH0572847U (ja) * | 1992-03-11 | 1993-10-05 | 株式会社新興製作所 | 紙葉類の搬送案内機構 |
| JPH0743738U (ja) * | 1994-03-23 | 1995-09-05 | ブラザー工業株式会社 | 原稿読取装置 |
Families Citing this family (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| US5428117A (en) * | 1993-10-18 | 1995-06-27 | Interface, Inc. | Treatment for imparting stain resistance to polyamide substrates and resulting stain resistant materials |
Family Cites Families (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS5138000B2 (ja) * | 1973-06-29 | 1976-10-19 |
-
1983
- 1983-08-18 JP JP15057883A patent/JPS6045676A/ja active Granted
Cited By (3)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPH03118958U (ja) * | 1990-03-22 | 1991-12-09 | ||
| JPH0572847U (ja) * | 1992-03-11 | 1993-10-05 | 株式会社新興製作所 | 紙葉類の搬送案内機構 |
| JPH0743738U (ja) * | 1994-03-23 | 1995-09-05 | ブラザー工業株式会社 | 原稿読取装置 |
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPS6045676A (ja) | 1985-03-12 |
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