JPS6317528B2 - - Google Patents
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- Publication number
- JPS6317528B2 JPS6317528B2 JP10105279A JP10105279A JPS6317528B2 JP S6317528 B2 JPS6317528 B2 JP S6317528B2 JP 10105279 A JP10105279 A JP 10105279A JP 10105279 A JP10105279 A JP 10105279A JP S6317528 B2 JPS6317528 B2 JP S6317528B2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- metal sheet
- elongation
- sheet
- length direction
- plate length
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired
Links
Landscapes
- Straightening Metal Sheet-Like Bodies (AREA)
Description
【発明の詳細な説明】
本発明はストレツチヤ・レベラによる金属シー
トの歪矯正方法に係り、特に金属シートに存在す
る歪の状態の如何に拘らず有効な引張操作によつ
て該歪を効果的に矯正し得る方法を提供するもの
である。
トの歪矯正方法に係り、特に金属シートに存在す
る歪の状態の如何に拘らず有効な引張操作によつ
て該歪を効果的に矯正し得る方法を提供するもの
である。
金属ストリツプ等を所定の長さに切断して得ら
れる金属シート(元板)には、その製造工程中な
どにおいて受けた歪が存在しており、このため該
金属シートはその中央部分が大きく凹陥した、換
言すれば四周の端部が反り返つた椀型形状の中伸
び(腹伸び)状態や、一方若しくは両方の側部が
板長方向に凹凸した端伸び(耳伸び)状態を呈す
るようになる場合がある。
れる金属シート(元板)には、その製造工程中な
どにおいて受けた歪が存在しており、このため該
金属シートはその中央部分が大きく凹陥した、換
言すれば四周の端部が反り返つた椀型形状の中伸
び(腹伸び)状態や、一方若しくは両方の側部が
板長方向に凹凸した端伸び(耳伸び)状態を呈す
るようになる場合がある。
従来より、このような金属シートの歪による凹
凸を矯正し、平坦化せしめる装置として、ストレ
ツチヤ・レベラが知られており、それは通常該金
属シートをその板長方向(長手方向)両端部にお
いて幅方向にクランパでクランプして拘束せし
め、そして該板長方向に所定の引張操作を施した
後、該クランパを解放することにより、歪の矯正
を行なうようになつている。
凸を矯正し、平坦化せしめる装置として、ストレ
ツチヤ・レベラが知られており、それは通常該金
属シートをその板長方向(長手方向)両端部にお
いて幅方向にクランパでクランプして拘束せし
め、そして該板長方向に所定の引張操作を施した
後、該クランパを解放することにより、歪の矯正
を行なうようになつている。
ところで、歪のある金属シートは、それが引張
されれば引張される程、その歪の程度が改善され
ることが知られている。而して、アルミ材料の場
合に、元板の長さに比して0.6%程度以上の伸び
を与えると、アルミシートのクランプした部分の
近傍にストレイン・マークが発生して商品価値を
失うようになるため、0.6%程度を上限にして引
張り伸びを与えているのである。そして、かかる
状況下、厚さが3.0mm程度以下の薄板では、従来
から元板の歪が端伸びの場合は比較的平坦な板に
矯正できるのであるが、元板の歪がほぼ平坦な場
合は中伸び気味の板に矯正され、また元板の歪が
中伸びの板は更に程度の悪い中伸びの板に矯正さ
れることが現象的に確認されているのである。従
つて、このような現象を考えると、ストレツチ
ヤ・レベラの前工程にて端伸び気味の板にして該
ストレツチヤ・レベラへ持つてくれば良いわけで
あるが、前工程で歪制御が出来るものであれば元
来ストレツチヤ・レベラは不必要な装置となるの
であり、それ故ストレツチヤ・レベラの本来の機
能を働かせるためにも、元板がどのような歪の板
でも矯正できる様なレベラの改善が望まれている
のである。
されれば引張される程、その歪の程度が改善され
ることが知られている。而して、アルミ材料の場
合に、元板の長さに比して0.6%程度以上の伸び
を与えると、アルミシートのクランプした部分の
近傍にストレイン・マークが発生して商品価値を
失うようになるため、0.6%程度を上限にして引
張り伸びを与えているのである。そして、かかる
状況下、厚さが3.0mm程度以下の薄板では、従来
から元板の歪が端伸びの場合は比較的平坦な板に
矯正できるのであるが、元板の歪がほぼ平坦な場
合は中伸び気味の板に矯正され、また元板の歪が
中伸びの板は更に程度の悪い中伸びの板に矯正さ
れることが現象的に確認されているのである。従
つて、このような現象を考えると、ストレツチ
ヤ・レベラの前工程にて端伸び気味の板にして該
ストレツチヤ・レベラへ持つてくれば良いわけで
あるが、前工程で歪制御が出来るものであれば元
来ストレツチヤ・レベラは不必要な装置となるの
であり、それ故ストレツチヤ・レベラの本来の機
能を働かせるためにも、元板がどのような歪の板
でも矯正できる様なレベラの改善が望まれている
のである。
ここにおいて、本発明者は、上記事情に鑑みて
その問題の解消を図るべく、先ず従来のストレツ
チヤ・レベラ現象を解明するために有限要素法に
よる解析を試みた。即ち、平面応力F=15956Kg
(σ=8.0Kg/mm2)で、δ=0.54%の伸びを与える
べく、2.0t×1000W×2000Lの寸法の元板を均等引
張せしめた場合において、第1図aに斜線で示さ
れる元板の1/4部分について(他の部分はこれと
対称に表われるので結果が流用され得る)、X方
向応力(σx),y方向応力(σy),剪断応力
(τxy),相当応力(σeq)及び相当塑性歪(εp
eq)の分布を求めて、その結果をそれぞれ第1
図b乃至fに示した。そしてこれらの結果から、
金属シートにおいては、第1図gの如く、主とし
てシート四隅のA部と板幅方向の略中央部でそれ
ぞれの端から1/5程度入つたところに位置する二
つのB部に塑性歪が集中することが判明したので
ある。この為、A部にあつては、板端部であるた
めに、その周辺の部分に比べて塑性歪量が大きく
ても板全体の平坦性に影響を及ぼすことは殆んど
ないが、B部にあつては、板幅方向の中央部で、
しかもシート内部にあるためその周辺部分に比べ
て肉余りとなり、結局シート中央部が膨らみ、中
伸びの板となるのであつて、これがストレツチ
ヤ・レベラにおける中伸び現象発生の要因となつ
ているのである。
その問題の解消を図るべく、先ず従来のストレツ
チヤ・レベラ現象を解明するために有限要素法に
よる解析を試みた。即ち、平面応力F=15956Kg
(σ=8.0Kg/mm2)で、δ=0.54%の伸びを与える
べく、2.0t×1000W×2000Lの寸法の元板を均等引
張せしめた場合において、第1図aに斜線で示さ
れる元板の1/4部分について(他の部分はこれと
対称に表われるので結果が流用され得る)、X方
向応力(σx),y方向応力(σy),剪断応力
(τxy),相当応力(σeq)及び相当塑性歪(εp
eq)の分布を求めて、その結果をそれぞれ第1
図b乃至fに示した。そしてこれらの結果から、
金属シートにおいては、第1図gの如く、主とし
てシート四隅のA部と板幅方向の略中央部でそれ
ぞれの端から1/5程度入つたところに位置する二
つのB部に塑性歪が集中することが判明したので
ある。この為、A部にあつては、板端部であるた
めに、その周辺の部分に比べて塑性歪量が大きく
ても板全体の平坦性に影響を及ぼすことは殆んど
ないが、B部にあつては、板幅方向の中央部で、
しかもシート内部にあるためその周辺部分に比べ
て肉余りとなり、結局シート中央部が膨らみ、中
伸びの板となるのであつて、これがストレツチ
ヤ・レベラにおける中伸び現象発生の要因となつ
ているのである。
本発明者は、以上のようにストレツチヤ・レベ
ラにおける従来の現象が解明できたため、該レベ
ラの改善を図るために、更に同様な有限要素法に
よる解析を行なつて、いろいろなクランパの形状
や、引張り方法を検討し、その結果クランパ形状
を変形しても上述の如き局部的な塑性歪集中は防
ぎ得ず、該塑性歪集中の解消には引張り方法を工
夫する必要があり、そしてそれには、第2図aに
て示される如く板幅方向に引張力の大きさを変化
せしめることが効果的であることを知見したので
ある。
ラにおける従来の現象が解明できたため、該レベ
ラの改善を図るために、更に同様な有限要素法に
よる解析を行なつて、いろいろなクランパの形状
や、引張り方法を検討し、その結果クランパ形状
を変形しても上述の如き局部的な塑性歪集中は防
ぎ得ず、該塑性歪集中の解消には引張り方法を工
夫する必要があり、そしてそれには、第2図aに
て示される如く板幅方向に引張力の大きさを変化
せしめることが効果的であることを知見したので
ある。
すなわち、F=15682Kg,δ=0.55%の条件下
において、第2図aの如く不均等引張(端が中央
に比べて2倍の力を受ける)された2.0t×1000W
×2000L寸法の金属シートの各々の応力分布が第
2図b〜fに示されているが、それらより明らか
なように、相当塑性歪(εp eq)の局部集中、特
にシート中央部での集中〔第1図gにおけるB
部〕が少なくなり、これによつてストレツチヤ・
レベラ後の中伸びの発生が抑制されるのである。
において、第2図aの如く不均等引張(端が中央
に比べて2倍の力を受ける)された2.0t×1000W
×2000L寸法の金属シートの各々の応力分布が第
2図b〜fに示されているが、それらより明らか
なように、相当塑性歪(εp eq)の局部集中、特
にシート中央部での集中〔第1図gにおけるB
部〕が少なくなり、これによつてストレツチヤ・
レベラ後の中伸びの発生が抑制されるのである。
本発明は、かかる知見に基づいて完成されたも
のであつて、その要旨とするところは、金属シー
トに加えられる板長方向の引張力をその幅方向に
変化せしめ、該金属シートに存在する歪に従うと
ころの中伸び状態または端伸び状態に応じてかか
る伸びのある部分よりも該伸びのない部分により
大きな引張力が作用するようにしたことにあり、
また特に、本発明ではかかる方法の実用的な実施
のために、金属シートの板幅方向に複数個のクラ
ンパを有し且つそれらクランパが該金属シートの
板長方向の端部をそれぞれ独立してクランプして
引張せしめ得るようにしたストレツチヤ・レベラ
を用いると共に、それによる引張操作を、一段に
て、または大なる引張力を加える必要がある部分
のみを予め引張した後、最終的に全幅に均等引張
を加える多段にて、行なうようにするものであ
る。
のであつて、その要旨とするところは、金属シー
トに加えられる板長方向の引張力をその幅方向に
変化せしめ、該金属シートに存在する歪に従うと
ころの中伸び状態または端伸び状態に応じてかか
る伸びのある部分よりも該伸びのない部分により
大きな引張力が作用するようにしたことにあり、
また特に、本発明ではかかる方法の実用的な実施
のために、金属シートの板幅方向に複数個のクラ
ンパを有し且つそれらクランパが該金属シートの
板長方向の端部をそれぞれ独立してクランプして
引張せしめ得るようにしたストレツチヤ・レベラ
を用いると共に、それによる引張操作を、一段に
て、または大なる引張力を加える必要がある部分
のみを予め引張した後、最終的に全幅に均等引張
を加える多段にて、行なうようにするものであ
る。
第3図aには、上記方法の実施に望ましいスト
レツチヤ・レベラが概略的に示されており、そこ
では金属シートSが、その板長方向の両端部にお
いて、可能な限り分割された複数個のクランパ
C1〜C7のうちの必要なクランパにてそれぞれク
ランプされて、矢印方向に所定の引張操作が施さ
れるようになつている。なお、可及的に多くのク
ランパC1,C2,……を用いて金属シートSを引
張するようにすることにより、該金属シートSに
加えられる幅方向の不均一な伸び(変位)を滑ら
かに変化せしめ、且つ必要な部分に所定の引張力
を適確に作用せしめ得るのである。そして、かか
るクランパC1,C2,……によりクランプして金
属シートSを引張せしめるに際しては、該金属シ
ートSの歪状態(中伸びか、或は端伸びか)に応
じて該歪(伸び)の少ない部分にはより大きな引
張力が加えられるようにされるが、具体的に金属
シートが中伸びの場合には一般に第3図bの如く
幅方向の中央部では小さな引張力が作用し、側部
に向うにつれてより大きな引張力が作用するよう
にされるのであり、また両端伸びの場合には、第
3図cの如く中央部分ほどより大きな引張力が作
用させられることとなる。このような引張操作の
ために、前記クランパC1,C2……はそれぞれ独
立して作動せしめられて目的とする金属シートS
部分をクランプして引張せしめるようになつてい
るが、ここでは特に図示の如く各クランパC1,
C2……はそれぞれクランプ作動のためのクラン
プ・シリンダCL1,CL2……を備え、そして金属
シートSをクランプしたクランパCnを同時に引
張せしめて該金属シートSに所定の引張力を作用
せしめるための引張シリンダSCが設けられてい
るのである。従つて、例えば第3図bに示された
如き引張を行なう場合においては、先ずクランパ
C2,C5のみで金属シートSをクランプして引張
せしめてその両側部のみに引張力を作用せしめた
後、クランパC2,C3,C4,C5でシートSの全幅
をクランプせしめて均等引張することによつて、
所定の引張が施されることとなる。
レツチヤ・レベラが概略的に示されており、そこ
では金属シートSが、その板長方向の両端部にお
いて、可能な限り分割された複数個のクランパ
C1〜C7のうちの必要なクランパにてそれぞれク
ランプされて、矢印方向に所定の引張操作が施さ
れるようになつている。なお、可及的に多くのク
ランパC1,C2,……を用いて金属シートSを引
張するようにすることにより、該金属シートSに
加えられる幅方向の不均一な伸び(変位)を滑ら
かに変化せしめ、且つ必要な部分に所定の引張力
を適確に作用せしめ得るのである。そして、かか
るクランパC1,C2,……によりクランプして金
属シートSを引張せしめるに際しては、該金属シ
ートSの歪状態(中伸びか、或は端伸びか)に応
じて該歪(伸び)の少ない部分にはより大きな引
張力が加えられるようにされるが、具体的に金属
シートが中伸びの場合には一般に第3図bの如く
幅方向の中央部では小さな引張力が作用し、側部
に向うにつれてより大きな引張力が作用するよう
にされるのであり、また両端伸びの場合には、第
3図cの如く中央部分ほどより大きな引張力が作
用させられることとなる。このような引張操作の
ために、前記クランパC1,C2……はそれぞれ独
立して作動せしめられて目的とする金属シートS
部分をクランプして引張せしめるようになつてい
るが、ここでは特に図示の如く各クランパC1,
C2……はそれぞれクランプ作動のためのクラン
プ・シリンダCL1,CL2……を備え、そして金属
シートSをクランプしたクランパCnを同時に引
張せしめて該金属シートSに所定の引張力を作用
せしめるための引張シリンダSCが設けられてい
るのである。従つて、例えば第3図bに示された
如き引張を行なう場合においては、先ずクランパ
C2,C5のみで金属シートSをクランプして引張
せしめてその両側部のみに引張力を作用せしめた
後、クランパC2,C3,C4,C5でシートSの全幅
をクランプせしめて均等引張することによつて、
所定の引張が施されることとなる。
因みに、本発明方法の上記の如き引張方式に従
つて各種歪の内在する金属シート(アルミA50
52 H34またはアルミA1100 H14の2.0×1000×
2000材料)を実際に引張せしめた結果を、従来の
手法との比較において、図表化して第4図に示し
た。なお、第4図中、シート各部分に付けられた
数値は基準水平面からの高さ(mm)を示すもので
ある。
つて各種歪の内在する金属シート(アルミA50
52 H34またはアルミA1100 H14の2.0×1000×
2000材料)を実際に引張せしめた結果を、従来の
手法との比較において、図表化して第4図に示し
た。なお、第4図中、シート各部分に付けられた
数値は基準水平面からの高さ(mm)を示すもので
ある。
この第4図の結果より明らかなように、従来の
如く金属シートをその全幅に亘つてクランプして
引張させても、片端伸びのシートに対しては或程
度のレベリング(平坦化)効果が認められるもの
の、中伸びのシートはその中伸びの程度がより強
調され、また強い両端伸びのシートではそれが中
伸びのシートに変化させられるように、いずれも
充分に平坦化され得ていないのである。
如く金属シートをその全幅に亘つてクランプして
引張させても、片端伸びのシートに対しては或程
度のレベリング(平坦化)効果が認められるもの
の、中伸びのシートはその中伸びの程度がより強
調され、また強い両端伸びのシートではそれが中
伸びのシートに変化させられるように、いずれも
充分に平坦化され得ていないのである。
これに対して、本発明に従つて中伸びのシート
に多段の引張操作が施されてその板長方向に加え
られる引張力を幅方向に変化せしめると、その中
伸びの状態は効果的に改善され得て、著しく平坦
化されたシートに矯正され得るのである。特に、
軽い中伸びのシートでは単にシート両側部のみの
クランプによる引張だけでも相当に平坦化され得
るのであり、また歪(中伸び)の程度によつて二
つの側部に異なる板長方向の引張力を作用せしめ
る必要がある場合には、それぞれ一方づつの側部
を順次引張せしめた後、最後に全幅の均等引張を
行なうようにすればよい。
に多段の引張操作が施されてその板長方向に加え
られる引張力を幅方向に変化せしめると、その中
伸びの状態は効果的に改善され得て、著しく平坦
化されたシートに矯正され得るのである。特に、
軽い中伸びのシートでは単にシート両側部のみの
クランプによる引張だけでも相当に平坦化され得
るのであり、また歪(中伸び)の程度によつて二
つの側部に異なる板長方向の引張力を作用せしめ
る必要がある場合には、それぞれ一方づつの側部
を順次引張せしめた後、最後に全幅の均等引張を
行なうようにすればよい。
また、端伸びのシートに対しても、本発明手法
を適用することによつて、優れたレベリング効果
が達成されることは第4図から明らかである。な
お、ここでは、片端伸びのシートの場合には、先
ず該伸びのない側のみが引張された後、全幅均等
引張が行なわれ、また両端伸びのシートの場合に
は、中央部に大きな引張力が作用するように、先
ずシート中央部のみが引張され、そしてその後全
幅均等引張が行なわれることによつて、優れた平
坦化シートが得られているのである。
を適用することによつて、優れたレベリング効果
が達成されることは第4図から明らかである。な
お、ここでは、片端伸びのシートの場合には、先
ず該伸びのない側のみが引張された後、全幅均等
引張が行なわれ、また両端伸びのシートの場合に
は、中央部に大きな引張力が作用するように、先
ずシート中央部のみが引張され、そしてその後全
幅均等引張が行なわれることによつて、優れた平
坦化シートが得られているのである。
このように、本発明に従えば、従来のストレツ
チヤ・レベラの如く特定の歪状態のシートの矯正
に限定されることなく、中伸び、端伸びなどのあ
らゆる歪状態のシートであつても、該歪に応じた
該シート幅方向に変化する引張力を板長方向に作
用せしめることによつて、極めて平坦なシートに
矯正せしめ得ることとなつたのである。
チヤ・レベラの如く特定の歪状態のシートの矯正
に限定されることなく、中伸び、端伸びなどのあ
らゆる歪状態のシートであつても、該歪に応じた
該シート幅方向に変化する引張力を板長方向に作
用せしめることによつて、極めて平坦なシートに
矯正せしめ得ることとなつたのである。
なお、本発明は、上記例示の具体的手法のみに
何等限定されるものでなく、本発明の趣旨を逸脱
しない限りにおいて当業者の知識に基づき種々な
る変更、改良等を加え得るものである。例えば、
上例では金属シートに対する引張が多段にて行な
われているが、これを一段にて行なうようにする
ことも可能である。そのような場合には、各クラ
ンパC1,C2……はそれぞれ独立してクランプ作
動を為すと同時に、異なる独立した引張力で金属
シートを引張せしめ得るように構成されることと
なる。また、金属シートに加えられる板長方向の
引張の程度並びにその板幅方向の変化度合は該シ
ートの材質、歪の存在位置及びその程度、目的と
する矯正の程度などによつて経験則的に適宜決定
されることとなる。
何等限定されるものでなく、本発明の趣旨を逸脱
しない限りにおいて当業者の知識に基づき種々な
る変更、改良等を加え得るものである。例えば、
上例では金属シートに対する引張が多段にて行な
われているが、これを一段にて行なうようにする
ことも可能である。そのような場合には、各クラ
ンパC1,C2……はそれぞれ独立してクランプ作
動を為すと同時に、異なる独立した引張力で金属
シートを引張せしめ得るように構成されることと
なる。また、金属シートに加えられる板長方向の
引張の程度並びにその板幅方向の変化度合は該シ
ートの材質、歪の存在位置及びその程度、目的と
する矯正の程度などによつて経験則的に適宜決定
されることとなる。
第1図a〜f及び第2図a〜fはそれぞれ従来
法及び本発明法における応力の有限要素法による
解析結果を示すもので、各aはそれぞれ金属シー
トの解析部分及び引張手法を説明する図、各bは
それぞれx方向応力の分布図、各cはそれぞれy
方向応力の分布図、各dはそれぞれ剪断応力の分
布図、各eはそれぞれ相当応力の分布図、各fは
それぞれ相当塑性歪の分布図であり、そして第1
図gは金属シートにおける塑性歪の集中部分を示
す説明図である。第3図aは本発明を実施するに
好適な装置を示す平面図、第3図b及びcはそれ
ぞれ中伸び状態のもの及び端伸び状態のものに対
する代表的な引張パターンを示す図であり、また
第4図は各種歪を内在する金属シートについてそ
れぞれ従来方法及び本発明方法に従つて引張せし
めた結果を示す図である。 S…金属シート、Co…クランパ、CLo…クラン
プ・シリンダ、SC…引張シリンダ。
法及び本発明法における応力の有限要素法による
解析結果を示すもので、各aはそれぞれ金属シー
トの解析部分及び引張手法を説明する図、各bは
それぞれx方向応力の分布図、各cはそれぞれy
方向応力の分布図、各dはそれぞれ剪断応力の分
布図、各eはそれぞれ相当応力の分布図、各fは
それぞれ相当塑性歪の分布図であり、そして第1
図gは金属シートにおける塑性歪の集中部分を示
す説明図である。第3図aは本発明を実施するに
好適な装置を示す平面図、第3図b及びcはそれ
ぞれ中伸び状態のもの及び端伸び状態のものに対
する代表的な引張パターンを示す図であり、また
第4図は各種歪を内在する金属シートについてそ
れぞれ従来方法及び本発明方法に従つて引張せし
めた結果を示す図である。 S…金属シート、Co…クランパ、CLo…クラン
プ・シリンダ、SC…引張シリンダ。
Claims (1)
- 【特許請求の範囲】 1 ストレツチヤ・レベラによる引張操作によつ
て金属シートの歪を矯正する方法において、前記
ストレツチヤ・レベラとして、該金属シートの板
幅方向に複数個のクランパを有し、且つそれらク
ランパが該金属シートの板長方向の端部をそれぞ
れ独立してクランプして引張せしめるようにされ
たものを用いると共に、それら独立した各クラン
パによつて該金属シートに加えられる板長方向の
引張力をその幅方向に変化せしめ、該金属シート
の中伸び状態または端伸び状態に応じてかかる伸
びのある部分よりもない部分により大きな引張力
が作用するようにしたことを特徴とするストレツ
チヤ・レベラによる金属シートの歪矯正方法。 2 前記幅方向に変化する板長方向の引張力が、
前記複数個のクランパによる一段の引張操作によ
つて惹起せしめられる特許請求の範囲第1項記載
の方法。 3 該金属シートの板長方向の端部の中央部分の
みまたは一方若しくは両方の側部部分のみを当該
部分に位置するクランパにてクランプして板長方
向に予め引張せしめ、ついで該金属シートの板長
方向の端部の全幅をクランプして板長方向に均等
に引張せしめる特許請求の範囲第1項記載の方
法。 4 該金属シートの板長方向の端部の一方の側部
部分を当該部分に位置するクランパにてクランプ
して板長方向に引張せしめた後、他方の側部部分
に対しても同様な引張操作を施し、そして該金属
シートの板長方向の端部の全幅をクランプして板
長方向に均等に引張せしめるようにした特許請求
の範囲第1項記載の方法。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP10105279A JPS5626622A (en) | 1979-08-08 | 1979-08-08 | Straightening method for distortion of metallic sheet by stretcher leveler |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP10105279A JPS5626622A (en) | 1979-08-08 | 1979-08-08 | Straightening method for distortion of metallic sheet by stretcher leveler |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPS5626622A JPS5626622A (en) | 1981-03-14 |
| JPS6317528B2 true JPS6317528B2 (ja) | 1988-04-14 |
Family
ID=14290342
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP10105279A Granted JPS5626622A (en) | 1979-08-08 | 1979-08-08 | Straightening method for distortion of metallic sheet by stretcher leveler |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPS5626622A (ja) |
Families Citing this family (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS62227524A (ja) * | 1986-03-27 | 1987-10-06 | Furukawa Alum Co Ltd | 金属板のそり矯正装置 |
-
1979
- 1979-08-08 JP JP10105279A patent/JPS5626622A/ja active Granted
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPS5626622A (en) | 1981-03-14 |
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