JPS6317764B2 - - Google Patents
Info
- Publication number
- JPS6317764B2 JPS6317764B2 JP56026830A JP2683081A JPS6317764B2 JP S6317764 B2 JPS6317764 B2 JP S6317764B2 JP 56026830 A JP56026830 A JP 56026830A JP 2683081 A JP2683081 A JP 2683081A JP S6317764 B2 JPS6317764 B2 JP S6317764B2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- raw material
- auxiliary
- raw materials
- container
- polypropylene
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired
Links
Landscapes
- Carbon And Carbon Compounds (AREA)
Description
本発明は、均質球形のカーボンマイクロビーズ
を収率よく製造する方法に関する。 従来、予め成形された炭化性樹脂の微小球を焼
成炭化して間接的にカーボンマイクロビーズに転
化する方法は広く知られているが、樹脂原料から
直接にカーボンマイクロビーズを得るために有効
な実用的製法は見出されていない。すなわち、樹
脂原料からの直接的製法としては、フエナントレ
ンあるいはジビニルベンゼンを加圧下で炭化する
方法が提案されている。しかしながら、これら方
法においては、工業的手段としては採用すること
が困難な2000Kg/cm2を越える高圧を適用しなけれ
ばならない実用上の欠点がある。 発明者らは、ポリエチレンに2〜40重量%のポ
リ塩化ビニールを添加した樹脂混合物を原料とす
ることにより、従来技術に比べ低圧の条件下で樹
脂原料から直接に均質球形のカーボンマイクロビ
ーズを形成する実用的製法を開発し、すでに特公
昭62−012166号(特願昭54−152505号)として提
供したが、本発明は該先行発明を原料成分面で更
に発展させたものである。 本発明に供される原料は、(1)主原料:ポリエチ
レン+副原料:ポリ塩化ビニリデン、(2)主原料:
ポリプロピレン+副原料:ポリ塩化ビニール、ま
たは(3)主原料:ポリプロピレン+副原料:ポリ塩
化ビニリデンの成分組成からなり、各主原料に対
し2〜40重量%の副原料を配合した樹脂混合物か
ら選択される。原料物質は、通常、粉状あるいは
粒状で用いられる。主原料に対する副原料の添加
量2〜40重量%の範囲を限定的で、この範囲を下
廻る場合には主原料であるポリエチレンまたはポ
リプロピレンが気相炭化して容器内壁に被覆状に
沈着する現象を生じ、他方、40重量%を越える場
合には得られる炭化物が塊状化してしまい、いず
れも均質球形のカーボンマイクロビーズを高収率
で得ることが困難となる。 原料は、適宜な耐熱容器に充填し、容器内の雰
囲気をアルゴン、窒素などの不活性ガスで置換し
たのち加圧状態を保持しながら漸次加熱する。こ
の際の適用圧力は1000Kg/cm2以下で足り、概ね50
〜300Kg/cm2の範囲に保持すれば十分である。ま
た、加圧保持は、通常、容器をガス圧下に置く方
法が採られるが、密閉容器を用い且つ原料充填量
を調整すれば、原料成分の熱分解に伴う内圧上昇
のみによつて上記圧力範囲を確保することもでき
る。 加熱昇温過程で、原料成分は500〜550℃で一旦
溶融したのち炭化を開始し、600℃附近の温度域
で炭球とその前駆体的組織の混合体が生成する。
そして、約650℃に至ると完全な炭球集合体に転
化する。該炭球集合体は、粒の良く揃つた球形炭
素質物で、容器底部に密集した状態で残留する
が、個別粒子の直径は原料成分の相違により約
0.5〜5ミクロンの範囲内で変化する。したがつ
て、原料成分を適宜選択することにより所望の粒
径に調整することが可能である。 生成した炭球集合体は、例えばピリジン、キノ
リン等の有機溶媒中で振盪すると、容易に解体し
て個別粒に分散する。 かくして得られるカーボンマイクロビーズは、
内部が異方性メソフエース性状を有する極めて均
質は球形を呈し、概して樹脂原料に対し30%を越
える高水準の収率で生成する。 以上のように、本発明によれば従来技術に比べ
著るしく低圧の炭化条件下で直接かつ高収率に均
質球形のカーボンマイクロビーズを製造すること
ができるから、工業的実用性に優れているうえ
に、処理問題が深刻化しているポリエチレン、ポ
リプロピレン、ポリ塩化ビニールあるいはポリ塩
化ビニリデンなどの樹脂廃棄物を活用して高品位
炭素材に転化することが可能となるため、資源再
利用ならびに公害防止面においても有効に貢献す
る利益がある。 以下、本発明を実施例に基づいて説明する。 実施例 表に示した樹脂成分において、主原料に対す
る副原料の添加率を種々変えて混合物原料を調製
した。原料物質は、すべて粒径約100ミクロンの
粉末を用いた。
を収率よく製造する方法に関する。 従来、予め成形された炭化性樹脂の微小球を焼
成炭化して間接的にカーボンマイクロビーズに転
化する方法は広く知られているが、樹脂原料から
直接にカーボンマイクロビーズを得るために有効
な実用的製法は見出されていない。すなわち、樹
脂原料からの直接的製法としては、フエナントレ
ンあるいはジビニルベンゼンを加圧下で炭化する
方法が提案されている。しかしながら、これら方
法においては、工業的手段としては採用すること
が困難な2000Kg/cm2を越える高圧を適用しなけれ
ばならない実用上の欠点がある。 発明者らは、ポリエチレンに2〜40重量%のポ
リ塩化ビニールを添加した樹脂混合物を原料とす
ることにより、従来技術に比べ低圧の条件下で樹
脂原料から直接に均質球形のカーボンマイクロビ
ーズを形成する実用的製法を開発し、すでに特公
昭62−012166号(特願昭54−152505号)として提
供したが、本発明は該先行発明を原料成分面で更
に発展させたものである。 本発明に供される原料は、(1)主原料:ポリエチ
レン+副原料:ポリ塩化ビニリデン、(2)主原料:
ポリプロピレン+副原料:ポリ塩化ビニール、ま
たは(3)主原料:ポリプロピレン+副原料:ポリ塩
化ビニリデンの成分組成からなり、各主原料に対
し2〜40重量%の副原料を配合した樹脂混合物か
ら選択される。原料物質は、通常、粉状あるいは
粒状で用いられる。主原料に対する副原料の添加
量2〜40重量%の範囲を限定的で、この範囲を下
廻る場合には主原料であるポリエチレンまたはポ
リプロピレンが気相炭化して容器内壁に被覆状に
沈着する現象を生じ、他方、40重量%を越える場
合には得られる炭化物が塊状化してしまい、いず
れも均質球形のカーボンマイクロビーズを高収率
で得ることが困難となる。 原料は、適宜な耐熱容器に充填し、容器内の雰
囲気をアルゴン、窒素などの不活性ガスで置換し
たのち加圧状態を保持しながら漸次加熱する。こ
の際の適用圧力は1000Kg/cm2以下で足り、概ね50
〜300Kg/cm2の範囲に保持すれば十分である。ま
た、加圧保持は、通常、容器をガス圧下に置く方
法が採られるが、密閉容器を用い且つ原料充填量
を調整すれば、原料成分の熱分解に伴う内圧上昇
のみによつて上記圧力範囲を確保することもでき
る。 加熱昇温過程で、原料成分は500〜550℃で一旦
溶融したのち炭化を開始し、600℃附近の温度域
で炭球とその前駆体的組織の混合体が生成する。
そして、約650℃に至ると完全な炭球集合体に転
化する。該炭球集合体は、粒の良く揃つた球形炭
素質物で、容器底部に密集した状態で残留する
が、個別粒子の直径は原料成分の相違により約
0.5〜5ミクロンの範囲内で変化する。したがつ
て、原料成分を適宜選択することにより所望の粒
径に調整することが可能である。 生成した炭球集合体は、例えばピリジン、キノ
リン等の有機溶媒中で振盪すると、容易に解体し
て個別粒に分散する。 かくして得られるカーボンマイクロビーズは、
内部が異方性メソフエース性状を有する極めて均
質は球形を呈し、概して樹脂原料に対し30%を越
える高水準の収率で生成する。 以上のように、本発明によれば従来技術に比べ
著るしく低圧の炭化条件下で直接かつ高収率に均
質球形のカーボンマイクロビーズを製造すること
ができるから、工業的実用性に優れているうえ
に、処理問題が深刻化しているポリエチレン、ポ
リプロピレン、ポリ塩化ビニールあるいはポリ塩
化ビニリデンなどの樹脂廃棄物を活用して高品位
炭素材に転化することが可能となるため、資源再
利用ならびに公害防止面においても有効に貢献す
る利益がある。 以下、本発明を実施例に基づいて説明する。 実施例 表に示した樹脂成分において、主原料に対す
る副原料の添加率を種々変えて混合物原料を調製
した。原料物質は、すべて粒径約100ミクロンの
粉末を用いた。
【表】
調整された各組成の原料1gを金製の円筒容器
(直径7mm、肉厚0.1mm、長さ50mm)に充填し、容
器内部をアルゴンガスで置換したのち開放端部を
溶封して密閉した。 ついで、密閉容器をステライト製ボンベに入
れ、窒素ガスで300Kg/cm2に加圧しながら電気炉
中で約25℃/分の昇温速度で加熱し最終的に650
℃に1時間保持して内容物を焼成炭化した。 容器を冷却開放し内部状況を観察したのち、ピ
リジン中に浸漬振盪して生成した炭球集合体を解
体し、単一のカーボンマイクロビーズを得た。 炭化処理後の容器内部観察状況、得られたカー
ボンマイクロビーズの収率ならびに粒性状を、用
いた原料の成分組成と対比して表に示した。
(直径7mm、肉厚0.1mm、長さ50mm)に充填し、容
器内部をアルゴンガスで置換したのち開放端部を
溶封して密閉した。 ついで、密閉容器をステライト製ボンベに入
れ、窒素ガスで300Kg/cm2に加圧しながら電気炉
中で約25℃/分の昇温速度で加熱し最終的に650
℃に1時間保持して内容物を焼成炭化した。 容器を冷却開放し内部状況を観察したのち、ピ
リジン中に浸漬振盪して生成した炭球集合体を解
体し、単一のカーボンマイクロビーズを得た。 炭化処理後の容器内部観察状況、得られたカー
ボンマイクロビーズの収率ならびに粒性状を、用
いた原料の成分組成と対比して表に示した。
【表】
【表】
図は上例のうち主原料ポリプロピレンと10.0重
量%の副原料ポリ塩化ビニールの混合物を原料と
した場合に得られたカーボンマイクロビーズの走
査電子顕微鏡による拡大写真である。 表の結果は、副原料を2〜40重量%添加混合
した原料を用いる本発明方法において、均質球形
のカーボンマイクロビーズが高収率で得られるこ
とを示している。
量%の副原料ポリ塩化ビニールの混合物を原料と
した場合に得られたカーボンマイクロビーズの走
査電子顕微鏡による拡大写真である。 表の結果は、副原料を2〜40重量%添加混合
した原料を用いる本発明方法において、均質球形
のカーボンマイクロビーズが高収率で得られるこ
とを示している。
図は、本発明により得られたカーボンマイクロ
ビーズの1例を示した顕微鏡拡大写真である。
ビーズの1例を示した顕微鏡拡大写真である。
Claims (1)
- 【特許請求の範囲】 1 主原料と2〜40重量%の副原料とからなる下
記成分組成から選択された樹脂混合物を原料と
し、これを不活性雰囲気を有する耐熱容器中で加
圧状態に保持しながら、600℃以上の温度域で焼
成炭化することを特徴とするカーボンマイクロビ
ーズの製造法。 主原料:ポリエチレン+副原料:ポリ塩化ビニリ
デン 主原料:ポリプロピレン+副原料:ポリ塩化ビニ
ール 主原料:ポリプロピレン+副原料:ポリ塩化ビニ
リデン
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP56026830A JPS57145016A (en) | 1981-02-27 | 1981-02-27 | Preparation of carbonaceous microbead |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP56026830A JPS57145016A (en) | 1981-02-27 | 1981-02-27 | Preparation of carbonaceous microbead |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPS57145016A JPS57145016A (en) | 1982-09-07 |
| JPS6317764B2 true JPS6317764B2 (ja) | 1988-04-15 |
Family
ID=12204182
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP56026830A Granted JPS57145016A (en) | 1981-02-27 | 1981-02-27 | Preparation of carbonaceous microbead |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPS57145016A (ja) |
Families Citing this family (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| CN111217353A (zh) * | 2018-11-27 | 2020-06-02 | 中国科学院大连化学物理研究所 | 一种聚氯乙烯基炭粉的制备方法 |
-
1981
- 1981-02-27 JP JP56026830A patent/JPS57145016A/ja active Granted
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPS57145016A (en) | 1982-09-07 |
Similar Documents
| Publication | Publication Date | Title |
|---|---|---|
| CN103209923B (zh) | 碳化硅单晶制造用碳化硅粉体及其制造方法 | |
| CA1322634C (en) | Process for producing high density carbon and graphite articles | |
| US3517092A (en) | Process for preparing high-density isotropic graphite structures | |
| JPS5850929B2 (ja) | 炭化ケイ素粉末の製造方法 | |
| JPH01172290A (ja) | 耐熱性複合体及びその製造方法 | |
| JPS6240317B2 (ja) | ||
| KR20180120170A (ko) | 규소-탄소 복합체를 제조하는 방법 | |
| US4124665A (en) | Method of making a tungsten carbide body | |
| US5021230A (en) | Method of making silicon carbide | |
| JPH0826709A (ja) | 炭素材の製造方法 | |
| JP2000007436A (ja) | 黒鉛材及び黒鉛材の製造方法 | |
| JPH0323206A (ja) | 窒化アルミニウム粉末及びその製造方法 | |
| JPS649269B2 (ja) | ||
| JPH07165467A (ja) | 等方性黒鉛材の製造方法 | |
| Li et al. | Quartz and carbon black pellets for silicon production | |
| JPS6152106B2 (ja) | ||
| US20140056795A1 (en) | Process for manufacturing high density boron carbide | |
| JPS5978914A (ja) | 特殊炭素材の製造方法 | |
| JPH02271919A (ja) | 炭化チタン微粉末の製造方法 | |
| JPS6212166B2 (ja) | ||
| JPH0118005B2 (ja) | ||
| CN107382321B (zh) | 一种超细碳化锆粉体及其制备方法 | |
| CN122010566A (zh) | 一种由人造石墨粉制备等静压特种石墨制品的制备工艺及应用 | |
| JPH04321560A (ja) | 等方性高強度黒鉛材料の製造方法 | |
| JPS61163180A (ja) | 寸法精度および耐摩耗性の優れた炭化珪素質複合体の製造方法 |