JPS6317874B2 - - Google Patents
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- JPS6317874B2 JPS6317874B2 JP53155949A JP15594978A JPS6317874B2 JP S6317874 B2 JPS6317874 B2 JP S6317874B2 JP 53155949 A JP53155949 A JP 53155949A JP 15594978 A JP15594978 A JP 15594978A JP S6317874 B2 JPS6317874 B2 JP S6317874B2
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- JP
- Japan
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- styrene
- emulsion
- maleic acid
- aqueous emulsion
- paper
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- Curing Cements, Concrete, And Artificial Stone (AREA)
- Materials Applied To Surfaces To Minimize Adherence Of Mist Or Water (AREA)
Description
この発明は紙、繊維、セメント製品および石膏
製品の防湿、防水剤に適した水性エマルジヨンの
製造法に関し、特に(1)ワツクス類またはパラフイ
ン類の炭化水素をスチレン−マレイン酸共重合体
のアルカリ塩またはスチレン−マレイン酸共重合
体部分アルキルエステルのアルカリ塩(以下、ス
チレン−マレイン酸共重合体類という。)からな
る群から選択される保護コロイド水溶液の存在下
に水中に強制乳化する水性エマルジヨンの製造
法、(2)上記(1)で得られた水性エマルジヨンに合成
ゴムエマルジヨンを添加する水性エマルジヨンの
製造法および(3)合成炭化水素樹脂、ワツクス類ま
たはパラフイン類の炭化水素をスチレン−マレイ
ン酸共重合体類保護コロイドの存在下に水中に強
制乳化して得られた水性エマルジヨンに合成ゴム
エマルジヨンを添加する水性エマルジヨンの製造
法に関している。 従来、炭化水素樹脂、ワツクスおよび脂肪酸の
水性エマルジヨンは紙、繊維の撥水、防水剤また
建築材料の耐水、防止剤として広く使用されてき
た。しかし、この水性エマルジヨンはその製造に
際し多量の界面活性剤を用いる必要があつた。界
面活性剤の存在は、その固有の性質である親水性
に起因して水性エマルジヨンの撥水、防水剤とし
ての性質に悪影響をおよぼし、防水剤として主体
をなす炭化水素系化合物の性能を十分に発揮でき
なかつた。 この発明は界面活性剤を用いることなく、機械
的手段によりワツクス類またはパラフイン類の炭
化水素をスチレン−マレイン酸共重合体類の保護
コロイドの存在下に水中に予備乳化し、引き続き
高温で強制乳化してから急冷する水性エマルジヨ
ンの製造法、上記のようにして得られた水性エマ
ルジヨンに合成ゴムエマルジヨンを添加する水性
エマルジヨンの製造法および界面活性剤を用いる
ことなく機械的手段により合成炭化水素樹脂、ワ
ツクス類またはパラフイン類の炭化水素をスチレ
ン−マレイン酸共重合体類の保護コロイドの存在
下に水中に予備乳化し、引き続き高温で強制乳化
してから急冷して得られた水性エマルジヨンに合
成ゴムエマルジヨンを添加する水性エマルジヨン
の製造法を提供する。 この発明で使用するスチレン−マレイン酸共重
合体類はワツクス類等とは単に撹拌混合しただけ
では乳化しない。このため高圧下に強制乳化して
いる。 この発明で得られる水性エマルジヨンは繊維、
紙、特に段ボール用ライナー紙に塗布して撥水、
防水性を与える目的およびセメントおよび石膏製
品、特に石膏ボード板の製造の〓練時に添加して
防水、耐水性を製品に与える目的で使用される。 段ボール製造の貼合せ工程では約160〜180℃の
高温に遭遇するので、従来の水性エマルジヨン防
水剤は界面活性剤に基因する熱劣化がしばしば認
められた。しかし、この発明による水性エマルジ
ヨンではこのような熱劣化は認められず、さらに
塗布面の滑り性も改善されている。この発明で得
た水性エマルジヨンを防湿剤として使用すれば、
得らる紙の透湿性は塗布量にもよるが1/2ないし
1/20に低下できる。また損紙の回収も容易に実施
できる特徴を有している。 一般に石膏製品の耐水処理に際しては、アルキ
ルベンゼンスルホン酸塩系界面活性剤を発泡剤と
して併用している。従来の耐水剤では泡の状態を
不均一にしたり、石膏の硬化速度の低下および製
品強度の低下をもたらす等の欠点があつた。この
発明による水性エマルジヨンは石膏製品に使用し
ても上記の欠点は認められなかつた。 パラフイン、ワツクス類としてはパラフインワ
ツクス、酸化パラフイン、ポリエチレンワツク
ス、モンタンロウ、カルナウバロウ、マイクロク
リスタリンワツクス等がある。 脂肪酸としてはステアリン酸およびオレイン酸
のような高級脂肪酸、またその金属石鹸としては
カルシウム塩、マグネシウム塩、亜鉛塩、アルミ
ニウム塩およびジルコニウム塩が挙げられる。 この発明で用いる合成炭化水素樹脂としはナフ
サ分解時に生成する沸点範囲−20ないし250℃の
C5〜C9留分をフリーデルクラフト反応により重
合して得た軟化点が常温の液状物から約150℃の
固体までのものがある。 炭化水素樹脂の変性に用いる不飽和カルボン酸
としては、例えばマレイン酸、無水マレイン酸、
フマール酸およびイタコン酸のようなα,β−不
飽和多塩基酸ならびにアクリル酸およびメタクリ
ル酸のような不飽和モノカルボン酸があり、炭化
水素樹脂と混合し180〜220℃で加熱反応させて附
加物を得る。 エステル化に用いるアルコールとしては、メチ
ルアルコール、エチルアルコール、プロピルアル
コール、オクチルアルコール、セチルアルコール
およびステアリルアルコールのような一価アルコ
ール、エチレングリコール、プロピレングリコー
ルおよびブチレングリコールのような二価アルコ
ール、それ以外にグリセリンおよびペンタエリス
リトールのような多価アルコールがあり、エステ
ル化反応は180〜220℃で不飽和酸附加物とアルコ
ールとを加熱して行はれ、エステル化度はハーフ
エステルまでである。 保護コロイドとして用いる水溶性高分子化合物
としてはスチレン−マレイン酸共重合体類が用い
られ、分子量1000〜5000の共重合体の無機または
有機アルカリ塩が好ましい。アルカリとしては苛
性カリ、苛性ソーダ、アンモニア、モルホリンお
よびジメチルアミン等が用いられ、特に苛性カリ
が好ましい。 特にスチレン−マレイン酸共重合体またはその
アルキルエステルの塩を保護コロイドとして用い
た水性エマルジヨンをセメントまたは石膏製品の
防水剤として使用すると、カルシウムイオンと反
応して水不溶性のカルシウム塩を形成する。この
結果処理製品の耐水性は著るしく改善される。さ
らにスチレン−マレイン酸共重合体樹脂の高硬度
のために処理製品の曲げ強度も向上する。 この発明で用いる合成ゴムエマルジヨンとして
は、ブタジエン系ゴム、例えばスチレン−ブタジ
エン系、アクリロニトルブタジエン系およびメタ
クリレート−ブタジエン系ゴムのエマルジヨンが
ある。 原料の使用割合は、炭化水素80〜97重量部およ
びスチレン−マレイン酸共重合体塩20〜3重量部
を用いる。所定量の原料を混合、溶融し、保護コ
ロイド用高分子化合物の水溶液に添加し、約50〜
200℃で高剪断力の強力撹拌機を用い、必要あれ
ば加圧下に予備乳化する。引き続き100〜500Kg/
cm2、好ましくは200〜300Kg/cm2の圧力下にピスト
ン型高圧乳化機またはコロイドミルを少なくとも
1回通過させて強制乳化を行い、急冷して所望の
微細粒子の水性エマルジヨンを得る。このエマル
ジヨンは約40%の高濃度で得られる。 このようにして得られた水性エマルジヨンに対
し合成ゴムエマルジヨンを混合するが、その量は
最終エマルジヨンの固形分の10〜50%がゴムエマ
ルジヨン粒子となるように選択する。 さらにこの発明の水性エマルジヨンにおいて、
合成炭化水素樹脂を用いる場合の原料の割合は、
合成炭化水素樹脂3〜80部、好ましくは5〜50
部、炭化水素92〜20部、好ましくは90〜60部およ
び水溶性高分子化合物2〜20部、好ましくは5〜
15部を前記のように予備乳化および強制乳化す
る。次いで得られる水性エマルジヨンに対し最終
エマルジヨン中の合成ゴム固形分が3〜70%、好
ましくは5〜50%になるように合成ゴムエマルジ
ヨンを混合する。 合成ゴムを含む水性エマルジヨンは、ゴムの被
膜形成性およびその弾性に基づき処理紙、セメン
トまたは石膏製品の耐水、防水性ならびに曲げ強
度をさらに改善することができる。 この発明により製造される水性エマルジヨン
は、紙および繊維特に段ボールライナーに塗布し
て防湿、防水性を改善することができ、塗布方法
としてはロールコート、ブラツシユコート、デイ
ツピング等公知の任意の方法が用いられる。また
石膏製品、特に石膏ボード板の製造時に用水に水
性エマルジヨンを添加して石膏を〓練して製品の
防水、耐水性を向上できる。したがつて、得られ
る石膏ボード板は風呂場、洗面所、台所等の水を
使用する場所にも使用することができる。 この発明を次の実施例によりさらに詳細に説明
する。 実施例 1 分散剤の製造 スチレン−マレイン酸共重合体モノメチルエス
テル100部、苛性カリ20部および水1800部を撹拌
機付乳化釜に仕込み、60℃で3時間で溶解して分
散剤溶液を得た。 水性エマルジヨンの製造 融点160〓のパラフインワツクス50部およびポ
リエチレンワツクス50部を140℃で混合、溶融し
た。一方、上記の分散剤溶液をオートクレーブ中
で140℃に加熱した。融融物と分散剤溶液とを固
形分が95:5の割合で混合し、予備乳化を行つ
た。次いでピストン型高圧乳化機を用い400Kg/
cm2の圧力下で通過させ45%濃度のエマルジヨンを
得た。 実施例 2 融点125〓のパラフインワツクス100部を90℃で
溶融し、これと実施例1の分散剤溶液(60℃)と
を固形分90:10の割合で混合、撹拌して予備乳化
を行つた。次いでピストン型高圧乳化機を用い
200Kg/cm2の圧力下で2回通過させ40%濃度の水
性エマルジヨンを得た。 性能試験 上記実施例で得た水性エマルジヨンの石膏製品
に対する防水効果を試験した。 試験方法 原料:β型半水石膏 水ネリ比:75% 防水剤添加量:2%、3%、4%(固型分) テストピース:20mm×20mm×80mm 乾燥法:室温2時間および50℃で24時間 吸水率(%)=(B−A)/A×100 A:50℃で24時間乾燥後のテストピース重量 B:25℃の水に所定時間浸漬後のテストピース
重量 測定した吸水率を次表に示す。
製品の防湿、防水剤に適した水性エマルジヨンの
製造法に関し、特に(1)ワツクス類またはパラフイ
ン類の炭化水素をスチレン−マレイン酸共重合体
のアルカリ塩またはスチレン−マレイン酸共重合
体部分アルキルエステルのアルカリ塩(以下、ス
チレン−マレイン酸共重合体類という。)からな
る群から選択される保護コロイド水溶液の存在下
に水中に強制乳化する水性エマルジヨンの製造
法、(2)上記(1)で得られた水性エマルジヨンに合成
ゴムエマルジヨンを添加する水性エマルジヨンの
製造法および(3)合成炭化水素樹脂、ワツクス類ま
たはパラフイン類の炭化水素をスチレン−マレイ
ン酸共重合体類保護コロイドの存在下に水中に強
制乳化して得られた水性エマルジヨンに合成ゴム
エマルジヨンを添加する水性エマルジヨンの製造
法に関している。 従来、炭化水素樹脂、ワツクスおよび脂肪酸の
水性エマルジヨンは紙、繊維の撥水、防水剤また
建築材料の耐水、防止剤として広く使用されてき
た。しかし、この水性エマルジヨンはその製造に
際し多量の界面活性剤を用いる必要があつた。界
面活性剤の存在は、その固有の性質である親水性
に起因して水性エマルジヨンの撥水、防水剤とし
ての性質に悪影響をおよぼし、防水剤として主体
をなす炭化水素系化合物の性能を十分に発揮でき
なかつた。 この発明は界面活性剤を用いることなく、機械
的手段によりワツクス類またはパラフイン類の炭
化水素をスチレン−マレイン酸共重合体類の保護
コロイドの存在下に水中に予備乳化し、引き続き
高温で強制乳化してから急冷する水性エマルジヨ
ンの製造法、上記のようにして得られた水性エマ
ルジヨンに合成ゴムエマルジヨンを添加する水性
エマルジヨンの製造法および界面活性剤を用いる
ことなく機械的手段により合成炭化水素樹脂、ワ
ツクス類またはパラフイン類の炭化水素をスチレ
ン−マレイン酸共重合体類の保護コロイドの存在
下に水中に予備乳化し、引き続き高温で強制乳化
してから急冷して得られた水性エマルジヨンに合
成ゴムエマルジヨンを添加する水性エマルジヨン
の製造法を提供する。 この発明で使用するスチレン−マレイン酸共重
合体類はワツクス類等とは単に撹拌混合しただけ
では乳化しない。このため高圧下に強制乳化して
いる。 この発明で得られる水性エマルジヨンは繊維、
紙、特に段ボール用ライナー紙に塗布して撥水、
防水性を与える目的およびセメントおよび石膏製
品、特に石膏ボード板の製造の〓練時に添加して
防水、耐水性を製品に与える目的で使用される。 段ボール製造の貼合せ工程では約160〜180℃の
高温に遭遇するので、従来の水性エマルジヨン防
水剤は界面活性剤に基因する熱劣化がしばしば認
められた。しかし、この発明による水性エマルジ
ヨンではこのような熱劣化は認められず、さらに
塗布面の滑り性も改善されている。この発明で得
た水性エマルジヨンを防湿剤として使用すれば、
得らる紙の透湿性は塗布量にもよるが1/2ないし
1/20に低下できる。また損紙の回収も容易に実施
できる特徴を有している。 一般に石膏製品の耐水処理に際しては、アルキ
ルベンゼンスルホン酸塩系界面活性剤を発泡剤と
して併用している。従来の耐水剤では泡の状態を
不均一にしたり、石膏の硬化速度の低下および製
品強度の低下をもたらす等の欠点があつた。この
発明による水性エマルジヨンは石膏製品に使用し
ても上記の欠点は認められなかつた。 パラフイン、ワツクス類としてはパラフインワ
ツクス、酸化パラフイン、ポリエチレンワツク
ス、モンタンロウ、カルナウバロウ、マイクロク
リスタリンワツクス等がある。 脂肪酸としてはステアリン酸およびオレイン酸
のような高級脂肪酸、またその金属石鹸としては
カルシウム塩、マグネシウム塩、亜鉛塩、アルミ
ニウム塩およびジルコニウム塩が挙げられる。 この発明で用いる合成炭化水素樹脂としはナフ
サ分解時に生成する沸点範囲−20ないし250℃の
C5〜C9留分をフリーデルクラフト反応により重
合して得た軟化点が常温の液状物から約150℃の
固体までのものがある。 炭化水素樹脂の変性に用いる不飽和カルボン酸
としては、例えばマレイン酸、無水マレイン酸、
フマール酸およびイタコン酸のようなα,β−不
飽和多塩基酸ならびにアクリル酸およびメタクリ
ル酸のような不飽和モノカルボン酸があり、炭化
水素樹脂と混合し180〜220℃で加熱反応させて附
加物を得る。 エステル化に用いるアルコールとしては、メチ
ルアルコール、エチルアルコール、プロピルアル
コール、オクチルアルコール、セチルアルコール
およびステアリルアルコールのような一価アルコ
ール、エチレングリコール、プロピレングリコー
ルおよびブチレングリコールのような二価アルコ
ール、それ以外にグリセリンおよびペンタエリス
リトールのような多価アルコールがあり、エステ
ル化反応は180〜220℃で不飽和酸附加物とアルコ
ールとを加熱して行はれ、エステル化度はハーフ
エステルまでである。 保護コロイドとして用いる水溶性高分子化合物
としてはスチレン−マレイン酸共重合体類が用い
られ、分子量1000〜5000の共重合体の無機または
有機アルカリ塩が好ましい。アルカリとしては苛
性カリ、苛性ソーダ、アンモニア、モルホリンお
よびジメチルアミン等が用いられ、特に苛性カリ
が好ましい。 特にスチレン−マレイン酸共重合体またはその
アルキルエステルの塩を保護コロイドとして用い
た水性エマルジヨンをセメントまたは石膏製品の
防水剤として使用すると、カルシウムイオンと反
応して水不溶性のカルシウム塩を形成する。この
結果処理製品の耐水性は著るしく改善される。さ
らにスチレン−マレイン酸共重合体樹脂の高硬度
のために処理製品の曲げ強度も向上する。 この発明で用いる合成ゴムエマルジヨンとして
は、ブタジエン系ゴム、例えばスチレン−ブタジ
エン系、アクリロニトルブタジエン系およびメタ
クリレート−ブタジエン系ゴムのエマルジヨンが
ある。 原料の使用割合は、炭化水素80〜97重量部およ
びスチレン−マレイン酸共重合体塩20〜3重量部
を用いる。所定量の原料を混合、溶融し、保護コ
ロイド用高分子化合物の水溶液に添加し、約50〜
200℃で高剪断力の強力撹拌機を用い、必要あれ
ば加圧下に予備乳化する。引き続き100〜500Kg/
cm2、好ましくは200〜300Kg/cm2の圧力下にピスト
ン型高圧乳化機またはコロイドミルを少なくとも
1回通過させて強制乳化を行い、急冷して所望の
微細粒子の水性エマルジヨンを得る。このエマル
ジヨンは約40%の高濃度で得られる。 このようにして得られた水性エマルジヨンに対
し合成ゴムエマルジヨンを混合するが、その量は
最終エマルジヨンの固形分の10〜50%がゴムエマ
ルジヨン粒子となるように選択する。 さらにこの発明の水性エマルジヨンにおいて、
合成炭化水素樹脂を用いる場合の原料の割合は、
合成炭化水素樹脂3〜80部、好ましくは5〜50
部、炭化水素92〜20部、好ましくは90〜60部およ
び水溶性高分子化合物2〜20部、好ましくは5〜
15部を前記のように予備乳化および強制乳化す
る。次いで得られる水性エマルジヨンに対し最終
エマルジヨン中の合成ゴム固形分が3〜70%、好
ましくは5〜50%になるように合成ゴムエマルジ
ヨンを混合する。 合成ゴムを含む水性エマルジヨンは、ゴムの被
膜形成性およびその弾性に基づき処理紙、セメン
トまたは石膏製品の耐水、防水性ならびに曲げ強
度をさらに改善することができる。 この発明により製造される水性エマルジヨン
は、紙および繊維特に段ボールライナーに塗布し
て防湿、防水性を改善することができ、塗布方法
としてはロールコート、ブラツシユコート、デイ
ツピング等公知の任意の方法が用いられる。また
石膏製品、特に石膏ボード板の製造時に用水に水
性エマルジヨンを添加して石膏を〓練して製品の
防水、耐水性を向上できる。したがつて、得られ
る石膏ボード板は風呂場、洗面所、台所等の水を
使用する場所にも使用することができる。 この発明を次の実施例によりさらに詳細に説明
する。 実施例 1 分散剤の製造 スチレン−マレイン酸共重合体モノメチルエス
テル100部、苛性カリ20部および水1800部を撹拌
機付乳化釜に仕込み、60℃で3時間で溶解して分
散剤溶液を得た。 水性エマルジヨンの製造 融点160〓のパラフインワツクス50部およびポ
リエチレンワツクス50部を140℃で混合、溶融し
た。一方、上記の分散剤溶液をオートクレーブ中
で140℃に加熱した。融融物と分散剤溶液とを固
形分が95:5の割合で混合し、予備乳化を行つ
た。次いでピストン型高圧乳化機を用い400Kg/
cm2の圧力下で通過させ45%濃度のエマルジヨンを
得た。 実施例 2 融点125〓のパラフインワツクス100部を90℃で
溶融し、これと実施例1の分散剤溶液(60℃)と
を固形分90:10の割合で混合、撹拌して予備乳化
を行つた。次いでピストン型高圧乳化機を用い
200Kg/cm2の圧力下で2回通過させ40%濃度の水
性エマルジヨンを得た。 性能試験 上記実施例で得た水性エマルジヨンの石膏製品
に対する防水効果を試験した。 試験方法 原料:β型半水石膏 水ネリ比:75% 防水剤添加量:2%、3%、4%(固型分) テストピース:20mm×20mm×80mm 乾燥法:室温2時間および50℃で24時間 吸水率(%)=(B−A)/A×100 A:50℃で24時間乾燥後のテストピース重量 B:25℃の水に所定時間浸漬後のテストピース
重量 測定した吸水率を次表に示す。
【表】
実施例 3
軟化点135〓のパラフインワツクス100部を95℃
で溶融し、これと実施例1の分散溶液(濃度5
%、70℃)222部とを混合して予備乳化した。次
いでピストン型乳化機を用い250Kg/cm2の圧力下
で2回弾過させ40℃以下に急冷させ345%濃度の
エマルジヨンを得た。 実施例 4 実施例3で得た水性エマルジヨン260部と固形
分50%のスチレン−ブタジエンゴムラテツクス20
部とを混合して35.7濃度のエマルジヨンを得た。 実施例 5 実施例3で得た水性エマルジヨン231部と固形
分50%のメチルメタクリレート−ブタジエンゴム
ラテツクス30部とを混合して38.3%濃度のエマル
ジヨンを得た。 性能試験 実施例3〜5で得た水性エマルジヨンの紙に対
する防湿効果を試験した。 原紙:60g/m2クラフト紙 塗布方法:バーコーター 塗布量:20g/m2の(エマルジヨンとして) 乾燥方法:熱風乾燥機で105℃、1分間透湿度試
験方法:JIS Z0208(1973) 測定した透湿度を次表に示す。 原紙 450g/m2・24H 実施例3 60.5g/m2・24H 実施例4 18.4g/m2・24H 実施例5 13.7g/m2・24H 実施例 6 軟化点120℃、臭素価30の合成炭化水素樹脂71
部と融点145〓のパラフインワツクス259部および
ステアリン酸アルミニウム40部をオートクレーブ
に仕込み1.5Kg/cm2の圧力下、120℃の温度にて混
合、溶融した後、スチレン−無水マレイン酸のカ
リウム塩30部、温水600部を加え混合し、同圧力
にて予備乳化を行つた。得られたエマルジヨンを
ピストン型高圧乳化機を用いて300Kg/cm2の圧力
下にて2回通し濃度40%の水性エマルジヨンを得
た。得られたエマルジヨン70部に固形分40%のス
チレン−ブタジエンゴムエマルジヨン30部を加え
混合した。 実施例 7 軟化点60℃、臭素価55の合成炭化水素樹脂100
部、融点125〓のパラフインワツクス200部、酸価
20、軟化点103℃のポリエチレンワツクス50部お
よびステアリン酸ジルコニウム20部を混合、溶融
した後スチレン−マレイン酸共重合体のアンモニ
ウム塩30部および温水600部を加え予備乳化した。
得られるエマルジヨンをピストン型高圧乳化機を
用いて250Kg/cm2の圧力下で2回通し40%濃度の
水性エマルジヨンを得た。次に水性エマルジヨン
90部に固形分40%のメタクリレート−ブタジエン
ゴムエマルジヨン10部を添加、混合して安定な水
性エマルジヨンを得た。 実施例6〜7で得たエマルジヨンの紙に対する
防湿効果を試験した。 原紙:50g/m2グラフト紙、 塗布方法:バーコーター 塗布量:20g/m3(エマルジヨンとして) 乾燥方法:室温で24時間 透湿度試験方法:JIS Z 0208(1973)測定した
透湿度を次表に示す。 原紙 350g/m2・24H 実施例6 30g/m2・24H 実施例7 25g/m2・2H4 実施例6 160g/m2・24H (但しゴムエマルジヨン無添加) 実施例3−6の透湿度は従来品(ポリエチレン
ラミネート紙)と同等の値であつた。尚、エマル
ジヨンを塗布した従来品は存在しなかつたので比
較できなかつた。また、ラミネート紙では損紙の
回収が不可能となるといつた欠点があるが、本発
明のエマルジヨンの塗布された紙は回収可能であ
つた。
で溶融し、これと実施例1の分散溶液(濃度5
%、70℃)222部とを混合して予備乳化した。次
いでピストン型乳化機を用い250Kg/cm2の圧力下
で2回弾過させ40℃以下に急冷させ345%濃度の
エマルジヨンを得た。 実施例 4 実施例3で得た水性エマルジヨン260部と固形
分50%のスチレン−ブタジエンゴムラテツクス20
部とを混合して35.7濃度のエマルジヨンを得た。 実施例 5 実施例3で得た水性エマルジヨン231部と固形
分50%のメチルメタクリレート−ブタジエンゴム
ラテツクス30部とを混合して38.3%濃度のエマル
ジヨンを得た。 性能試験 実施例3〜5で得た水性エマルジヨンの紙に対
する防湿効果を試験した。 原紙:60g/m2クラフト紙 塗布方法:バーコーター 塗布量:20g/m2の(エマルジヨンとして) 乾燥方法:熱風乾燥機で105℃、1分間透湿度試
験方法:JIS Z0208(1973) 測定した透湿度を次表に示す。 原紙 450g/m2・24H 実施例3 60.5g/m2・24H 実施例4 18.4g/m2・24H 実施例5 13.7g/m2・24H 実施例 6 軟化点120℃、臭素価30の合成炭化水素樹脂71
部と融点145〓のパラフインワツクス259部および
ステアリン酸アルミニウム40部をオートクレーブ
に仕込み1.5Kg/cm2の圧力下、120℃の温度にて混
合、溶融した後、スチレン−無水マレイン酸のカ
リウム塩30部、温水600部を加え混合し、同圧力
にて予備乳化を行つた。得られたエマルジヨンを
ピストン型高圧乳化機を用いて300Kg/cm2の圧力
下にて2回通し濃度40%の水性エマルジヨンを得
た。得られたエマルジヨン70部に固形分40%のス
チレン−ブタジエンゴムエマルジヨン30部を加え
混合した。 実施例 7 軟化点60℃、臭素価55の合成炭化水素樹脂100
部、融点125〓のパラフインワツクス200部、酸価
20、軟化点103℃のポリエチレンワツクス50部お
よびステアリン酸ジルコニウム20部を混合、溶融
した後スチレン−マレイン酸共重合体のアンモニ
ウム塩30部および温水600部を加え予備乳化した。
得られるエマルジヨンをピストン型高圧乳化機を
用いて250Kg/cm2の圧力下で2回通し40%濃度の
水性エマルジヨンを得た。次に水性エマルジヨン
90部に固形分40%のメタクリレート−ブタジエン
ゴムエマルジヨン10部を添加、混合して安定な水
性エマルジヨンを得た。 実施例6〜7で得たエマルジヨンの紙に対する
防湿効果を試験した。 原紙:50g/m2グラフト紙、 塗布方法:バーコーター 塗布量:20g/m3(エマルジヨンとして) 乾燥方法:室温で24時間 透湿度試験方法:JIS Z 0208(1973)測定した
透湿度を次表に示す。 原紙 350g/m2・24H 実施例6 30g/m2・24H 実施例7 25g/m2・2H4 実施例6 160g/m2・24H (但しゴムエマルジヨン無添加) 実施例3−6の透湿度は従来品(ポリエチレン
ラミネート紙)と同等の値であつた。尚、エマル
ジヨンを塗布した従来品は存在しなかつたので比
較できなかつた。また、ラミネート紙では損紙の
回収が不可能となるといつた欠点があるが、本発
明のエマルジヨンの塗布された紙は回収可能であ
つた。
Claims (1)
- 【特許請求の範囲】 1 ワツクス類またはパラフイン類の炭化水素を
スチレン−マレイン酸共重合体のアルカリ塩また
はスチレン−マレイン酸共重合体部分アルキルエ
ステルのアルカリ塩からなる群から選択される保
護コロイド水溶液と機械的攪はん下に予備乳化
し、引き続き高圧下に強制乳化することからな
る、紙、繊維、セメント製品および石膏製品の防
湿、防水剤として使用する水性エマルジヨンの製
造法。 2 ワツクス類またはパラフイン類の炭化水素を
スチレン−マレイン酸共重合体のアルカリ塩また
はスチレン−マレイン酸共重合体部分アルキルエ
ステルのアルカリ塩からなる群から選択される保
護コロイド水溶液と機械的攪はん下に予備乳化
し、引き続き高圧下に強制乳化し、得られる水性
エマルジヨンに合成ゴムエマルジヨンを添加する
ことからなる、紙、繊維、セメント製品および石
膏製品の防湿、防水剤として使用する水性エマル
ジヨンの製造法。 3 ナフサ分解時に生成する沸点範囲−20〜250
℃のC5〜C9留分をフリーデルクラフト反応によ
り重合して得た合成炭化水素樹脂、ワツクス類ま
たはパラフイン類の炭化水素をスチレン−マレイ
ン酸共重合体のアルカリ塩またはスチレン−マレ
イン酸共重合体部分アルキルエステルのアルカリ
塩からなる群から選択される保護コロイド水溶液
と機械的攪はん下に予備乳化し、引き続き高圧下
に強制乳化し、得られる水性エマルジヨンに合成
ゴムエマルジヨンを添加することからなる、紙、
繊維、セメント製品および石膏製品の防湿、防水
剤として使用する水性エマルジヨンの製造法。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP15594978A JPS5594983A (en) | 1978-12-18 | 1978-12-18 | Preparing water-proof aqueous emulsion |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP15594978A JPS5594983A (en) | 1978-12-18 | 1978-12-18 | Preparing water-proof aqueous emulsion |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPS5594983A JPS5594983A (en) | 1980-07-18 |
| JPS6317874B2 true JPS6317874B2 (ja) | 1988-04-15 |
Family
ID=15617041
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP15594978A Granted JPS5594983A (en) | 1978-12-18 | 1978-12-18 | Preparing water-proof aqueous emulsion |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPS5594983A (ja) |
Cited By (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2004346239A (ja) * | 2003-05-23 | 2004-12-09 | San Nopco Ltd | ワックス−金属石鹸複合乳化分散体 |
| WO2014049625A1 (en) | 2012-09-28 | 2014-04-03 | Conser Spa | Continuous process for producing epichlorohydrin from glycerol |
Families Citing this family (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| US6273993B1 (en) | 1992-07-01 | 2001-08-14 | Michelman, Inc. | Method of dispersing wax from a hot melt wax-coated paper |
| CN101565603A (zh) * | 2009-05-22 | 2009-10-28 | 广西丰林木业集团股份有限公司 | 纤维板用防水剂 |
Family Cites Families (3)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS51111851A (en) * | 1975-02-27 | 1976-10-02 | Kiyoji Naruse | Aqueous emulsion of atactic polypropylene |
| JPS5819332B2 (ja) * | 1977-04-22 | 1983-04-18 | 三菱化学株式会社 | パラフインエマルシヨン及びその組成物 |
| JPS5420009A (en) * | 1977-07-15 | 1979-02-15 | Kiyoji Naruse | Aqueous dispersion compositions of wax and production thereof |
-
1978
- 1978-12-18 JP JP15594978A patent/JPS5594983A/ja active Granted
Cited By (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2004346239A (ja) * | 2003-05-23 | 2004-12-09 | San Nopco Ltd | ワックス−金属石鹸複合乳化分散体 |
| WO2014049625A1 (en) | 2012-09-28 | 2014-04-03 | Conser Spa | Continuous process for producing epichlorohydrin from glycerol |
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPS5594983A (en) | 1980-07-18 |
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