JPS6317890Y2 - - Google Patents

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JPS6317890Y2
JPS6317890Y2 JP5509681U JP5509681U JPS6317890Y2 JP S6317890 Y2 JPS6317890 Y2 JP S6317890Y2 JP 5509681 U JP5509681 U JP 5509681U JP 5509681 U JP5509681 U JP 5509681U JP S6317890 Y2 JPS6317890 Y2 JP S6317890Y2
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oil
chamber
lubricating oil
hole
shaft
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Description

【考案の詳細な説明】 本考案は、自動車用変速機の潤滑機構に係り、
特に、変速ギヤ等回転部材を中間部外周にて回転
可能に軸支するシヤフトがその一端にて所要量の
潤滑油を収容するケーシング内の凹部に組付けた
ころがり軸受に組付けられて、前記凹部内に空所
が形成されるようにした自動車用変速機におい
て、前記回転部材の軸支部及び前記ころがり軸受
に潤滑油が供給されるようにした潤滑機構に関す
る。
この種の潤滑機構においては、特開昭54−
142456公報,特開昭55−100463号公報,実公昭55
−37786号公報等にみられるように、前記ケーシ
ング内にてはねかけられて前記空所の上方から該
空所に落下流入する潤滑油が該空所に設けたオイ
ルガイドにて前記シヤフトの軸心に設けた軸方向
に延びる油孔内に誘導され、これが更に前記シヤ
フトの中間部に設けた半径方向の油孔を通して前
記回転部材の軸支部に供給されるとともに、前記
空所に落下流入する潤滑油の一部が前記ころがり
軸受に供給されるようにした構成が採用されてい
る。しかしながら、従来提案されている潤滑機構
においては、前記回転部材の軸支部に供給される
油量と前記ころがり軸受に供給される油量の分配
について考慮されておらず、いずれか一方には充
分な量の潤滑油が供給されるものの、他方には充
分な量の潤滑油が供給されない。したがつて、他
方において潤滑性が悪くなるといつた問題が生じ
る。
本考案はかかる問題に対処すべくなされたもの
で、以下にその一実施例を図面に基づいて説明す
る。第1図は、歯車変速機と終減速機を一体的に
備えてなる自動車用平行2軸式トランスアクスル
を概略的に示していて、このトランスアクスルの
ケーシング10はトランスアクスルケース11,
ミツシヨンケース12及びケースカバー13から
なる。トランスアクスルケース11は、その図示
右側にてクランクシヤフト90のみを図示した横
置エンジン(詳細にはエンジンブロツク)に取付
けられるものであり、エンジンとトランスアクス
ルケース11間にはクラツチ装置20が収容され
る。ミツシヨンケース12はその図示右側にてト
ランスアクスルケース11に液密的に組付けられ
ていて、トランスアクスルケース11とミツシヨ
ンケース12間の図示下方には一対のギヤからな
るフアイナルドライブキツト30及びデイフアレ
ンシヤルギヤユニツト40がクラツチ装置20に
偏移して収容されている。ケースカバー13はそ
の図示右側にてミツシヨンケース12に液密的に
取付けられていて、トランスアクスルケース1
1,ミツシヨンケース12及びケースカバー13
間には、インプツトシヤフト50がクラツチ装置
20と同軸的に配置されるとともに、アウトプツ
トシヤフト60がインプツトシヤフト50に平行
に配置されている。
インプツトシヤフト50は、ベアリングリテー
ナ14(第2図にて示したように、トランスアク
スルケース11に組付けられている)に組付けた
ころ軸受B1に組付けられて回転可能に軸支され
るとともに、ミツシヨンケース12に組付けた玉
軸受B2により回転可能に軸支されていて、第1
速ドライブギヤ51,リバースドライブギヤ5
2,第2速ドライブギヤ53を一体的に備えると
ともに、第3速〜第5速ドライブギヤ54・5
5・56を回転可能に軸支している。またインプ
ツトシヤフト50には、3−4速用シンクロメツ
シユ装置57及び5速用シンクロメツシユ装置5
8が組付けられている。アウトプツトシヤフト6
0は、トランスアクスルケース11の凹部11a
に組付けたころ軸受B3に組付けられて回転可能
に軸支されるとともに、ミツシヨンケース12に
組付けた玉軸受B4により回転可能に軸支されて
いて、フアイナルドライブキツト30の一方のギ
ヤであるピニオンギヤ31を一体的に備えるとと
もに、第1速ドリブンギヤ61、第2速ドリブン
ギヤ62を回転可能に軸支している。またアウト
プツトシヤフト60には、リバースドリブンギヤ
63aを備える1−2速用シンクロメツシユ装置
63が組付けられるとともに、第3速ドリブンギ
ヤ64,第4速ドリブンギヤ65,第5速ドリブ
ンギヤ66がトルク伝達可能に組付けられてい
る。フアイナルドライブキツト30の他方のギヤ
であるリングギヤ32はデイフアレンシヤルギヤ
ユニツト40のケース41に固着されていて、ピ
ニオンギヤ31に常時噛合している。このリング
ギヤ32の下部は、ケーシング10内に注入した
所要量の潤滑油(静止時における液面が第2図に
仮想線にて示してある)中に常時浸つている。
しかして、このトランスアクスルにおいては、
アウトプツトシヤフト60がトランスアクスルケ
ース11の凹部11aに組付けたころ軸受B3に
組付けられることにより、凹部11aに空所Rが
形成されている。この空所Rの上方には、第2図
及び第3図にて示したように、トランスアクスル
ケース11に一体的に突設したリブ11bとこれ
に固着したプレート15により油受O1,O2が形
成されていて、これらの油受O1,O2はトランス
アクスルケース11に穿設した通孔11c,11
dにより空所Rに連通している。また空所R内に
は、第1図及び第3図にて示したように、オイル
ガイド70が設けられている。
オイルガイド70は、空所Rを潤滑油が油受
O1,O2から落下流入して貯められる第1室R1と
ころ軸受B3を通してケーシング10内部に連通
する第2室R2とに区画する円板状の区画壁部7
1と、これに一体的に突設されて先端72aがア
ウトプツトシヤフト60の軸心に設けた油孔60
a内に嵌入しこの油孔60aと第1室R1を連通
させるパイプ部72と、このパイプ部72より上
方位置にて区画壁部71に穿設されて第1室R1
と第2室R2を連通させる第1連通孔73と、こ
の第1連通孔73より上方位置にて区画壁部71
に穿設されて第1室R1と第2室R2を連通させる
第2連通孔74を備えていて、区画壁部71の周
縁下部に設けた突起71aをトランスアクスルケ
ース11に設けた切欠11eに嵌入することによ
り位置決され、トランスアクスルケース11とこ
ろ軸受B3間にて挾持されている。(第4図参照) またこのトランスアクスルにおいては、アウト
プツトシヤフト60の軸心に設けた油孔60aが
該シヤフト60を貫通し、この油孔60aに直交
して半径方向の油孔60b,60c,60d,6
0e,60f,60gが穿設されている。これら
油孔60b〜60gのうち、油孔60b,60c
は第1速ドリブンギヤ61,第2速ドリブンギヤ
62の軸支部にそれぞれ対応して設けられ、油孔
60d〜60gは潤滑油必要個所に対応して設け
られている。また油孔60aの図示右端部には油
孔60a内に流入した潤滑油の流出を妨げるとと
もにその潤滑油の油孔60b〜60gへの流動を
良好とすべく油穴60a内のエア抜きを許容でき
る絞り部材67が嵌着され、油孔60aの図示左
端部には油孔60a内に流入した潤滑油の流出を
妨げるとともにその潤滑油の油孔60a左方部分
への流動を良好とすべく油穴60a内のエア抜き
を許容できる絞り部材68が嵌着されている。
このように構成した本実施例においては、アウ
トプツトシヤフト60の回転時、主としてピニオ
ンギヤ31に噛合して回転するリングギヤ32に
より潤滑油がケーシング10の上方内壁にはねか
けられて油受O1,O2内に入り、通孔11c,1
1dを通つて第1室R1へと順次落下流入して第
1室R1に貯められる。この第1室R1に貯められ
た潤滑油の液面がオイルガイド70のパイプ部7
2の高さにまで至ると、潤滑油はパイプ部72を
通つてアウトプツトシヤフト60の油孔60a内
に誘導され、これが更に油孔60a内を第1図図
示左方へ流動し、各油孔60b〜60gにて遠心
力によりアウトプツトシヤフト60の外周に至
り、両ドリブンギヤ61,62の軸支部、並びに
アウトプツトシヤフト60上の潤滑油必要個所に
供給される。
しかして、第1室R1に貯められた潤滑油はパ
イプ部72を通つて油孔60a内に誘導されるた
め、全てが油孔60a内に流れず、第1室R1に
貯められた潤滑油の液面はオイルガイド70の第
1連通孔73の高さにまで至る。このようになれ
ば、第1室R1に貯められた潤滑油が、第1連通
孔73を通つて第2室R2に流入し、ころ軸受B3
を通つてころ軸受B3を潤滑したのちケーシング
10の底部へと流下する。ところで、パイプ部7
2を通つて油孔60a内に誘導される潤滑油量と
第1連通孔73を通つて第2室R2に流入する潤
滑油量との和以上の多量の潤滑油が両油受O1,
O2から第1室R1に流入するときには、第2連通
孔74がエア抜き孔として機能して第1室R1内
上部にあるエアを第2室R2に逃すため、潤滑油
が第1室R1に円滑に流入して、潤滑油の液面が
第3図仮想線の高さ、すなわち第2連通孔74の
高さにまで至る。このようになれば、潤滑油の液
面が第1連通孔73の高さであつた場合に比し
て、パイプ部72を通つて油孔60a内に誘導さ
れる潤滑油量と第1連通孔73を通つて第2室
R2に流入する潤滑油量がそれぞれ増大する。な
お、第3図仮想線以上に潤滑油の液面が上昇した
場合には、潤滑油が第2連通孔74をも通つて第
2室R2に流入する。
以上のように、本実施例においては、区画壁部
71,パイプ部72,第1連通孔73及び第2連
通孔74を備えたオイルガイド70を採用して、
両ドリブンギヤ61,62の軸支部等への潤滑油
をパイプ部72を通して供給しつつ、ころ軸受
B3への潤滑油を少なくとも第1連通孔73を通
して分配供給したため、両者に潤滑油を最適に分
配供給でき、両者における潤滑性を共に良好とす
ることができる。また本実施例においては、第2
連通孔74がエア抜き孔として機能して、第1室
R1内の潤滑油の液面が第3図仮想線の高さにな
つた場合、パイプ部72を通して供給される潤滑
油量、及び第1連通孔73を通して供給される潤
滑油量が共に増大し、上記した両者における潤滑
性が向上する。
なお、上記実施例においては、オイルガイド7
0の区画壁部71に上下一対の連通孔73,74
を穿設して上下方向に適当なる位置差(連通する
位置の差)を与えたが、本考案の実施に際して
は、連通孔73,74を複数個とすることも可能
であることは勿論のこと、第5図〜第7図にて示
したようにして、連通孔に上下方向に適当なる位
置差を与えるようにしてもよい。第5図に示した
オイルガイド170においては、パイプ部172
より上方位置にて区画壁部171に上下方向に延
びる長円形状の連通孔175が穿設されている。
第6図に示したオイルガイド270においては、
パイプ部272より上方位置にて区画壁部271
に周方向に延びる円弧状の連通孔276が穿設さ
れている。第5図及び第6図に示したオイルガイ
ド170,270においては、連通孔175,2
76の上方部分がエア抜き孔として機能する。第
7図に示したオイルガイド370においては、パ
イプ部372より上方位置にて区画壁部371に
パイプ状の連通孔377と連通孔374が設けら
れている。
また本考案は上記実施例に限らず、変速ギヤ等
回転部材を中間部外周にて回転可能に軸支するシ
ヤフトがその一端にて所要量の潤滑油を収容する
ケーシング内の凹部に組付けたころがり軸受に組
付けられて前記凹部内に空所が形成され、前記ケ
ーシング内にてはねかけられて前記空所の上方か
ら該空所に落下流入する潤滑油が該空所に設けた
オイルガイドにて前記シヤフトの軸心に設けた軸
方向に延びる油孔内に誘導され、これが更に前記
シヤフトの中間部に設けた半径方向の油孔を通し
て前記回転部材の軸支部に供給されるとともに、
前記空所に落下流入する潤滑油の一部が前記ころ
がり軸受に供給されるようにした種々の自動車用
変速機の潤滑機構に同様に実施することができ
る。
要するに、本考案においては、上記した種々の
自動車用変速機の潤滑機構において、前記オイル
ガイドとして、前記空所を潤滑油が上方から落下
流入して貯められる第1室と前記ころがり軸受を
通して前記ケーシング内部に連通する第2室とに
区画する区画壁部と、これに一体的に突設されて
先端が前記シヤフトの軸心に設けた油孔内に嵌入
し該油孔と前記第1室を連通させるパイプ部と、
このパイプ部より上方位置にて前記区画壁部に穿
設されて前記第1室と第2室を連通させる連通孔
を備えたオイルガイドを採用し、かつ該オイルガ
イドの連通孔は上下方向に適当なる位置差を有す
る様にオイルガイドに穿設したことに特徴があ
る。これにより、変速ギヤ等回転部材の軸支部へ
の潤滑油をパイプ部を通して供給しつつ、ころ軸
受への潤滑油を連通孔を通して分配供給でき、両
者に潤滑油を最適に分配供給でき、両者における
潤滑性を共に良好とすることができる。また本考
案においては、連通孔が上下方向に適当なる位置
差を有していて、第1室への潤滑油流入時、連通
孔の上方部分がエア抜き孔として機能して第1室
内上部にあるエアを第2室に逃すため、第1室内
への潤滑油の流入を円滑にしてその液面を高くす
ることができ、上記した両者への潤滑油供給量を
共に増大させることができる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案に係る潤滑機構を実施してなる
自動車用平行2軸式トランスアクスルの組付状態
における第2図−線に沿う概略構成図、第2
図は第1図に示したトランスアクスルケースの部
分左側面図、第3図は組付状態における第2図
−線に沿う拡大断面図、第4図はオイルガイド
の斜視図、第5図,第6図及び第7図はオイルガ
イドの変形例を示す斜視図である。 符号の説明、10……ケーシング、11……ト
ランスアクスルケース、11a……凹部、60…
…アウトプツトシヤフト、60a……軸方向に延
びる油孔、60b,60c……半径方向の油孔、
61,62……ドリブンギヤ、70……オイルガ
イド、71……区画壁部、72……パイプ部、7
3……第1連通孔、74……第2連通孔、B3…
…ころがり軸受、R……空所、R1……第1室、
R2……第2室。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 変速ギヤ等回転部材を中間部外周にて回転可能
    に軸支するシヤフトがその一端にて所要量の潤滑
    油を収容するケーシング内の凹部に組付けたころ
    がり軸受に組付けられて前記凹部内に空所が形成
    され、前記ケーシング内にてはねかけられて前記
    空所の上方から該空所に落下流入する潤滑油が該
    空所に設けたオイルガイドにて前記シヤフトの軸
    心に設けた軸方向に延びる油孔内に誘導され、こ
    れが更に前記シヤフトの中間部に設けた半径方向
    の油孔を通して前記回転部材の軸支部に供給され
    るとともに、前記空所に落下流入する潤滑油の一
    部が前記ころがり軸受に供給されるようにした自
    動車用変速機の潤滑機構において、前記オイルガ
    イドとして、前記空所を潤滑油が上方から落下流
    入して貯められる第1室と前記ころがり軸受を通
    して前記ケーシング内部に連通する第2室とに区
    画する区画壁部と、これに一体的に突設されて先
    端が前記シヤフトの軸心に設けた油孔内に嵌入し
    該油孔と前記第1室を連通させるパイプ部と、こ
    のパイプ部より上方位置にて前記区画壁部に穿設
    されて前記第1室と第2室を連通させる連通孔を
    備えたオイルガイドを採用し、かつ該オイルガイ
    ドの連通孔は上下方向に適当なる位置差を有する
    様にオイルガイドに穿設したことを特徴とする自
    動車用変速機の潤滑機構。
JP5509681U 1981-04-15 1981-04-15 Expired JPS6317890Y2 (ja)

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JPS57167949U JPS57167949U (ja) 1982-10-22
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JPS59103952U (ja) * 1982-12-29 1984-07-12 アイシン・エィ・ダブリュ株式会社 車両用自動変速機の潤滑油供給装置
KR100705102B1 (ko) 2004-06-21 2007-04-06 현대자동차주식회사 차량용 차동장치
JP5045497B2 (ja) * 2008-02-29 2012-10-10 日産自動車株式会社 電動式駆動装置
JP5462033B2 (ja) * 2010-03-05 2014-04-02 ダイハツ工業株式会社 変速機のオイル供給装置

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