JPS63182500A - 特殊紙状シ−ト - Google Patents

特殊紙状シ−ト

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JPS63182500A
JPS63182500A JP1230287A JP1230287A JPS63182500A JP S63182500 A JPS63182500 A JP S63182500A JP 1230287 A JP1230287 A JP 1230287A JP 1230287 A JP1230287 A JP 1230287A JP S63182500 A JPS63182500 A JP S63182500A
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sheet
pas
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本発明は特殊紙状シートに関する。さらに、詳しくは、
特に、耐水、耐熱性、耐油性、難燃性。
耐放射線性等に冨む特殊紙状シートに関する。
〔従来の技術〕
近年9紙状シート状物は単に、記録用紙、@子紙、包装
紙等の従来用途に限らず、極めて広(。
各種分野に拡大し始めている。その代表的分野はコンデ
ンサー分野等の電気分野、また各種の濾紙。
等に広く展開されている。
係る分野で紙に要求される主な特性は、■耐熱性、■強
度とフレキシビリティ−の両立、■耐水性、■紙状シー
トからの脱落物が少ないこと、特に、ある程度の繰り返
し疲労を与えた後でも9紙状シートからの脱落物が少な
いこと、■耐油性。
■難燃性1等である。
係る特性を付与すべく各種の方法が開示されている。そ
の代表例は以下のものである。
即ち、特公昭57−24440号公報等に開示されてい
るシート状物は、高耐熱有機材料と無機物を主体とした
ものであるので、ややもろく、無機物が脱落しやすいこ
とに伴う問題点もあり、所謂、ハイテク分野に展開する
にはややもの足りないものである。
また、特公昭57−400号公報等に開示されているシ
ート状物は、主に天然パルプと石膏よりなる石膏紙に関
するものである。石膏紙は確かに耐熱性は高いが、特に
5紙の特徴である強度とフレキシビリティ−が両立しに
くいという大きな欠点がある。
なお、ポリフェニレンスルイドと耐熱性繊維からなる不
織布の製造法に関しては特開昭61−2.89162号
公報により開示されてはいるが、該公報で使用するポリ
フェニレンスルイド繊維は未延伸繊維が必須である。未
延伸繊維の場合は確かに低温で融着できると言う利点は
あるが、逆に見ると高温での耐熱性が劣ると言う大きな
欠点がある。ある程度延伸させないと繊維は極めて弱い
。
特にポリフェニレンスルイドや、ポリエチレンテレフタ
レートのように芳香環を分子内に有し、かつ9分子間に
水素結合や、イオン結合が無いものは延伸により始めて
該ポリマ本来の特徴を発揮するものである。従って、特
に一度、高温に曝すと。
極端に脆くなり、特に繰り返し疲労を与えると。
容易に破壊してしまい、繊維状の形態を保たない。
また未延伸繊維は極めて収縮率が高いと言う欠点がある
。従って、シート物の接着剤として係る繊維を用いても
、特に高温においてはシート物の接着作用が無くなるこ
とはもとより、それ自身がシートから脱落すると言う大
きな欠点を発生せしめる。また、加工条件を極めて限定
しないと、シートが加工の過程で変形してしまう等の大
きな問題点が発生する。
また、該公報の目的とするものは、所謂、不織布であっ
て1紙状シートでは無い。
つまりこれらの紙状特殊シート状物は、従来のセルロー
スよりなる紙に比較すると進歩はあったが、さらに広く
展開するには次のような大きな問題点があった。
即ち。
■耐熱性が劣る。
■耐水性が劣る。特に耐高温水性が劣る。
0強度とフレキシビリティ−が両立しない。
■紙状シートからの脱落物が多い。特に繰り返し疲労テ
ストをすると極めて脱落物が多くなる。
■耐油性が低いこと。
■難燃性が低いこと。
■耐放射線性が低いこと。
〔発明が解決しようとする問題点〕
即ち1本発明が解決する問題点とは以下の事項である。
即ち、低耐熱性、低耐水性9強度とフレキシビリティ−
が両立しないこと、耐油性、難燃性が低いこと、耐放射
線性が低いこと0紙からの脱落物が多いこと。
〔問題点を解決するための手段〕
係る現状にかんがみ1本発明者は従来の研究概念に囚わ
れることなく、鋭意検討を重ねた結果。
本発明に到達した。本発明は係る問題点を解決するため
、以下の構成を有する。
(1)特殊紙状シートであって、該シートは少なくとも
■含芳香環ポリマからなる繊維と■0.3デニール以下
であり、かつ主に短繊維からなる下記構造式のポリアリ
ーレン繊維を含有することを特徴とする特殊紙状シート
。
(2)含芳香環ポリマがポリ−フェニレン−フタルアミ
ド、ポリベンゾビスオキサゾール、ポリベンゾビスチア
ゾールである特許請求の範囲第1項に記載の特殊紙状シ
ート。
以下更に詳細に述べる。
本発明によれば9画期的に耐薬品性が強く、耐水性が高
い紙ライクな特殊シート状物を作れることは極めて驚く
べきことである。
本発明の特殊シート状物は少なくとも、2成分のポリマ
よりなるのであるが、その一つのポリマはこの構造式で
表示されるものを以下PASと称する。代表的ものはポ
リフェニレンスルイド繊維であり、特に好ましいものは
ポリーP−フェニレンスルフィド(以下PPSと称する
)が主な構成単位であるポリマである。係るものは極め
て耐薬品性、耐熱性に冨むという大きな利点がある。
具体的には、PPS、ポリーP−フェニレンスルホキシ
ド、ポリーP−フェニレンスルホン、及びその共重合体
、また変性体等である。
また係るポリマーに各種の添加剤等を添加しても良いこ
とはいうまもないことである。また、特に耐放射線性を
高くする場合には、ジフェニルエーテル誘導体(ジフェ
ニルエーテルに各種のアルキル基がついたもの、また、
芳香環がエーテル結合により多数結合したもの、および
、該芳香環がエーテル結合により多数結合したものに、
さらに。
アルキル基や、芳香環が結合した物等)等を添加するこ
とも特に好ましいことである。
またPAS繊維のアリール基にスルホン酸基。
カルボン酸基等が付加されたポリマーよりなるなるもの
も、特に親水性が高いので、湿式抄紙し易いこと、また
容易に着色しやすく、かつ脱色しにくい等から特に好ま
しい。
係るポリマーの製法は従来公知の方法が適用でき、特に
限定されらるものではない。また本発明の特殊紙状シー
トの機能性を向上させるために。
スルホン酸基等をフェニル基に付加することも従来公知
の方法が適用出来、なんら制限されるものではない。ス
ルホン酸基の付加に関して特に好ましい方法は9例えば
、繊維の三酸化硫黄処理1発煙硫酸処理、硫酸処理、ク
ロルスルホン酸処理。
4塩化炭素とクロルスルホン酸との併用処理1等はアリ
ーレン基にスルホン酸基を付加することにより、PPS
繊維を含スルホン酸基繊維とすることも極めて有効な方
法である。またモノマーにスルホン酸基を付加し、該モ
ノマーとスルホン酸基が付加されていないモノマーとを
共重合することも極めて有効である。
なおPAS繊維へのスルホン酸基等の付加で特に好まし
い方法は繊維とした後に、特に極細繊維や、マルチ中空
繊維(蓮根状繊維)等の多表面繊維、とじた後に係る処
理を実施することである。
かかる方法を採用すると9反応時間は少なく出来。
また比較的低温で実施できるので副反応が少なく。
かつ完全に、また安全にできるという大きなメリットが
ある。なお本発明は係る方法に限定されないことはいう
までもない。
本発明の特殊紙状シートの構成成分は少な(とも係るポ
リマーよりなるわけであるが、係るポリマーよりなるP
AS繊維は0.3デニール(以下dと称する)以下が主
体である。
0.3dを超過すると、特にシート状物が硬化し。
フレキシビリティ−がなくなり、折れやすくなる。
また引き裂き抵抗が低下する等の大きな欠点が生じやす
くなる。またPAS繊維が太くなると1着色するので、
白皮の高いPAS繊維を成形しにくい。また高繊度であ
ると抄紙しにくい。
従って、PAS繊維の繊度は0,3d以下、特に好まし
いのは0.1d以下である。更に好ましいのは0.07
d以下である。なお係るPAS繊維は長さ方向に総て均
一にがかる繊度である必要は無(。
要は繊維の一部がかかる繊度以下であれば良い。
即ち、PAS繊維の太さはその長さ方向に変動していて
も良いし、またフィブリル状に分岐していても良い。こ
の繊維の形態はPAS繊維のみに限定れるものではなく
、含芳香環ポリマよりなる繊維も同様の形態であっても
よいことを意味する。
かかるPAS繊維の製法は特に限定されず、従来公知の
方法が広く適用できる。即ち1例えば、所謂、高分子配
列体繊維、ポリマーブレンド繊維。
剥離型繊維等の可縮化性繊維を作り、その後、剥離処理
、または、少なくとも一成分以上を除去する等により、
有効な極細繊維の製法を採用し得る。
またメルトプロー、フラッシュ紡糸等の手段により、極
細繊維とすることも非常に有効な手段である。また、可
縮化性繊維のうちの特に、芯鞘繊維。
高分子配列体繊維、ポリマーブレンド繊維等の少なくと
も一成分を除去することにより、中空繊維を作り、特に
中空の数が多数あるマルチ中空繊維(蓮根状の繊維)と
し、しかる後に、該繊維を叩解処理することにより、フ
ィブリル状に分岐した繊維とすることも、極めて有効な
方法である。また係る繊維を高圧の流体1例えば、ウォ
ータージェット等で処理し、更にフィブリッド状に分岐
した繊維とすることも、極めて有効な方法である。
そして本発明の特殊紙状シートに用いられるPAS繊維
は、主に短繊維からなるものとする・短繊維をその主な
構成繊維とすると、目付が均一となり、また、製品を柔
軟化でき、フレキシビリティ−が上げられるという大き
な効果を発揮し易い。
繊維長は目的、用途により、大幅に変わるが、0゜5f
l〜150鰭が好ましい、特に均一性が高い特殊紙状シ
ートとする時は、0.5n〜25鶴が好ましい。また高
強度の特殊紙状シートとする時には。
より長繊維を添加することが好ましい。いずれにしろ、
この範囲であると、均一性に優れた。かつ。
フレキシビリティ、−に冨んだ、良好な紙状シート状物
が得られる。
係るPAS極細繊維は延伸されていることが好ましい。
特に好ましいのは1.5倍以上延伸されていることであ
る。そして、より好ましくは2倍以上延伸されているこ
とである。延伸倍率が1.5未満では、該糸は極めて脆
いものとなる。特に90℃以上に曝すと該糸は弱くなる
。また、張力が懸からない状態で90℃以上に曝すと極
めて大きく収縮し、該糸は極めて1弱くなる。つまり、
耐熱性を要求する場合には、1.5倍以上延伸すること
が好ましい。特に耐熱性とシートの強度を要求する場合
には2倍以上に高度に延伸し、かつ結晶化したPAS極
細繊維とすることが好ましい。
該PAS繊維の耐熱性、耐薬品性等を向上させるべく、
また更に、親水性を付与し、抄紙性を向上させるべく、
プラズマ処理を加えたり、また。
PASの硫黄成分を酸化することにより、ポリフェニレ
ンスルホン化、またポリフェニレンスルホキシド化、す
る等、PASを変性することも非常に良いことである。
なお、かかる処理の過程でPASに一〇H基等の側鎖や
1分子内1分子間結合した物も当然本発明の繊維の中に
含まれる。係る繊維にはまた。スルホン酸基等が付いて
いても良いことはいうまでもない。ただ、かかる処理を
すると、特殊シート状物の吸水率や吸湿率が高くなり、
用途的に不適当な分野も出てくるので、用途。
目的に応じて、係る処理を実施することが好ましい。
次に本発明で少なくとも用いる。もう一方の含芳香環ポ
リマ繊維状物について述べる。特に好ましい含芳香環ポ
リマは融点が300℃以上のものである。300℃未満
であると、特殊シート状物全体の耐熱性が低くなり、好
ましくない。
そして、特に好ましい含芳香環ポリマは全芳香環ポリマ
であり、また、芳香環とへテロ環よりなるポリマである
。係るものの代表例は芳香族ポリアミ、ドである。ポリ
−m−フェニレン−イソ−フタルアミド(以下、PMP
Iと称する)、ポリ−p−フェニレン−テレ−フタルア
ミド(以下、  PPPTと称する)、ポリーP−ペン
ツアミド。
、および、かかるポリマの共重合体、並びに下記構造式
に示されるポリマ。
また芳香族系イミド、としては下記構造式に示されるも
のが、特に好ましい。
CI″13 また、イミドの出発物質である。ジアミン成分の芳香環
同士の結合が、フルフィト結合、スルホン結合等よりな
るものも、特に好ましいものである。
また芳香族系アミド−イミド、としては下記構造式に示
されるものが、特に好ましい。
ここでZは、下記のいずれか。
Yは、下記のいずれかで表されるもの。
−o −−co −−soλ− また、芳香環がエーテル結合等で主に結合されているも
のには、下記構造式で示されるものが特に好ましい。
また、芳香環がエステル結合等で主に結合されているも
のには、下記構造式で示されるものが特に好ましい。
mlすm2す1M3 =1o。
て、特に好ましいものはポリベンゾビスオキサゾール(
以下PBOと称する)、ポリベンゾビスチアゾール(以
下PBTと称する)、またポリベンツイミダゾール(以
下FBIと称する)等の下記構造式で示されるものが特
に好ましい。
m I + )12− IQO かかる繊維の形態はPAS繊維と同様9種々の形態が採
れる。フィブリル状であっても良いし。
極細繊維PAS*維より太くても良い。しかし。
特に好ましいのは係る繊維の少なくとも、一部分は細い
ことが好ましい、特に良質の紙状物を得ようとする場合
は、係る含芳香環ポリマよりなる繊維も3d以下である
ことが好ましい。そして、特に好ましいのはフィブリル
化しているか、0.8d以下より、含芳香環ポリマ繊維
が主に構成されていることである。
係る繊維の製法は特に限定されず、従来公知の方法が適
用出来る。いわゆるフラッシュ紡糸法等は極めて有効な
方法である。また、係る繊維は機械的処理により容易に
フィブリル化するので、叩解処理により極細繊維化する
ことも極めて有効である。また、高圧の流体を1例えば
、ウォータージェット流を、これらのポリマよりなる繊
維に噴射することにより、また1機械的、化学的叩解処
理と併用することにより、極細繊維化、またフィブリル
化した繊維とすることも有効である。また繊維の成形時
に添加剤を入れておき、フィブリル化を容易にする方法
等も有効な方法である。
従って、特に好ましい、含芳香環ポリマは係る処理によ
り、容易にフィブリル化し易いものである。良好にフィ
ブリル化すると、抄紙が良好にでき、従って、良好な紙
状シートとし易い。
所謂、剛直性繊維はフィブリル化し易いが、特に共重合
をしていないものはフィブリル化し易いので、特に好ま
しいポリマである。また、共重合していないポリマは耐
熱性、耐薬品性、また強度ともに高いので特に好ましい
、なお、フィブリル化しにくい含芳香環ポリマであって
も、PASの極細繊維の製法として、特に有効な方法で
ある。
所謂、可縮化性繊維を作り、少なくとも一成分を除去す
ることにより、極細繊維や、フィブリル化繊維、とする
方法も適用できるので、基本的に大きな障害にはならな
いことは言うまでもない。
本発明の特殊シート状物は係る含芳香環ポリマよりなる
繊維とPASよりなる繊維の少なくとも2つのポリマか
ら構成されるが、その他の各種の増量剤、添加剤、また
抄紙の助剤等を含有していても良いことはいうまでもな
い。そして9本発明の特に好ましい形態の一つは極細繊
維であるPAS繊維と含芳香環ポリマからなる繊維が接
着ないし、溶着していることである。溶着とは溶融ない
し、熱により軟化することにより、接着状態になったこ
とである。かかる繊維の結合状態、即ち。
PAS極細繊維と含芳香環ポリマが接着状態になると他
のサイズ剤等が不要にでき、特殊シート状物の耐熱性、
耐水性、耐油性等を大幅に向上出来るという大きな利点
がある。また、更に特殊シート状物からの脱落物を極め
て少なくできるので。
特殊シート状物をクリーンな用途に使うには極めて好ま
しいことになる。
次にPAS極細繊維と含芳香環ポリマからなる繊維の比
率であるが1本発明の特殊シート状物の用途に依り、大
幅に変わり一概には言えない。特に耐熱性を要求する場
合には含芳香環ポリマからなる繊維がより高比率である
ことが好ましい。一方、特に耐薬品性を要求する場合に
はPAS極細繊維がより高比率であることが好ましい。
何れにしろ、目的、用途により決められるべきものであ
る。しかしながら、特殊シート状物全体に対する比率は
含芳香環ポリマからなる繊維は少なくとも10重量%(
以下wt%と称する)以上であることが好ましい。l 
0wt%未満では耐熱性等の物性向上があまり期待出来
ない。そして、特に好ましいのは50wt%以上、更に
好ましいのは80wt%が含芳香環ポリマからなる繊維
であることである。かかる比率とすることにより、特に
耐熱性が大幅に向上する。一方PAS極細繊維は少なく
とも2wt%以上であることが好ましい。
2wt%未満ではPAS繊維を加えた効果は余りない。
PAS極細繊維のデニールにより、  PAS極細繊維
の比率は大幅に変わるので、該繊維のデニール、また、
特殊シート状物中での分散状態(分散性)等を勘案し、
PAS極細繊維の比率を最適化すべきである。
なお、当然のことではあるが、滑剤、増量剤。
増白剤、絶縁体である各種の無機微粒子等の各種の添加
剤を添加しても良いことはいうまでもない。
またフィブリル化した前記以外のフィブリル化物を添加
することも有効なことである。
発明の特殊紙状シートの目付(坪量)、密度はその用途
により大幅に変わり、−概には言えない。
用途により、適宜法められるべきものである。
本発明の特殊紙状シートをつくる場合、PAS繊維の密
度の目安としては、濾紙の場合等は低密度であることが
好ましく、一方中質紙様特殊紙状シートの場合は0.6
〜0.7g/cra、上質紙様特殊紙状シートの場合は
、0.9〜Ig/ad、また特にアート紙様特殊紙状シ
ートの場合は1.2〜1.4g/−であることが特に好
ましい。これらの密度のものは、シート状物の抄紙工程
、また後工程で適宜処理することにより得られる。
次に簡単に本発明の特殊紙状シートの製法について述べ
る。
PAS繊維、含芳香環ポリマからなる繊維については、
既に述べた方法等が特に好ましい方法である。かかるも
のを用い、特に好ましくは湿式抄紙する。なお当然のこ
とではあるが、静電気等を利用し、シート状物化しても
良い。PAS繊維は抄紙前に極細化しても良いし、また
抄紙後に極細化しても良い。特に高分子配列体繊維や、
ポリマーブレンド繊維等の可細化性繊維の場合は、より
好ましいのは繊維をカットし、極細化して後に。
抄紙することが良好な特殊紙状シートとし易い。
抄紙は特に限定は無く、従来の方法で何等問題無くでき
る。なお抄紙工程、またその前後で、適宜。
加熱プレスし、PAS極細繊維と含芳香環ポリマとを融
着処理すること、光沢加工処理(光沢を出す処理)、易
滑性化処理等を実施することは何等構わない。
以下実施例により、更に詳しく説明する。なお当然のこ
とではあるが1本発明がこれら実施例に限定されないこ
とはいうまでもない。
〔実施例〕
以下実施例により更に詳しく説明する。
実施例 1 次の条件で高分子配列体繊維を作った。
■海成分−ポリスチレン ■島成分=PPS ■島/海(重量比率)=50150 ■島の数=36 ■紡糸温度=315℃ ■紡糸速度=1000m/分 ■延伸倍率−2,2 ■延伸温度−90℃ ■得られた高分子配列耐繊維の単繊維デニール−3,5
d 次にこの繊維を引き揃えトウ状にして、更に約5鰭に切
断し、更に、トリクレンで該短繊維を処理し、ポリスチ
レン成分を除去し、単繊維が約0゜1dの極細PAS短
繊維を得た0次にデュポン社製のPMP Iを主体とす
る合成パルプを前者が10wt%、後者が90wt%と
なるように水中で混合・攪拌し、水に分散させたi、1
ooメツシユのステンレス製金網上に注いで抄紙し、シ
ート状物を得た。合成パルプと極細PAS短繊維の分散
液は均一に分散するので抄紙作業は容易であった。
次に該シート状物を315℃の乾燥機に通し。
合成パルプと極細PAS短繊維を熱融着せしめ本発明の
特殊紙状シートとした。
本特殊紙状シートは少し、黄味は帯びているが。
200℃の空気中で放置しても、十分に形態を保持して
いる等の耐熱性に富み(耐熱性のテストは紙状シートを
幅3C1l、長さ20cmにカットし、り7 ランプ長
さが15a++になるようにし、原紙の下端部に100
gの荷重をかけ、加熱下で、1時間クリープテストし、
原紙の破断状況を観察し1幅3国の半分以上が破断した
ものは耐熱性無し、と判定した)、さらに、柔軟性に冨
み、また耐水性に極めて冨み(耐水性のテストは紙状シ
ートを幅3C1長さ20cmにカットし、クランプ長さ
が15印になるようにし、原紙の下端部に20gの荷重
をかけ、50℃の水で、1時間クリープテストし。
原紙の破断状況を観察し9幅3cI11の半分以上が破
断したものは耐熱性無し、と判定した)、また。
柔軟性に冨み、その上、オイルに浸漬しても無変化であ
る等、耐薬品性も極めて高く、また、難燃性にも優れ、
かつ電気絶縁性が非常に高く、また。
耐放射線性にも優れたものであり、従来の紙の分野はも
とより、高級濾紙、電気絶縁紙にも使える物であった。
また本特殊紙状シートからの脱落物は極めて少なく、各
種精密濾紙にも安心して使えるものであった。
実施例 2 実施例1において、PPS複合繊維の延伸倍率を3.5
倍にした以外は同一条件で、PPS複合繊維を作り、以
下実施例1と同様にして極細繊維化し。
次にPPS極細繊維とPMP Iとの混合比率を前者が
15wt%、後者が85wt%となるように混合し、以
下実施例1と同様に抄紙した。次に該抄紙シートを30
0℃に加熱されたカレンダーロールの間に通し、プレス
処理し、比重が約1g/d、厚さ約50μの上質紙を得
た。本特殊シート状物は240℃の耐熱性がなり、また
耐水性も高く、また、耐折れ性にも優れ、オイルに浸漬
しても無変化である等、耐薬品性も極めて高く、また。
特に難燃性も優れ、かつ電気絶縁性が非常に高く。
従来の紙の分野はもとより、高級濾紙、電気絶縁紙にも
使える物であった。また本特殊紙状シートからの脱落物
は実施例1より、更に少なく、いわゆるハイテク分野に
も十分に使えるものであった。
実施例3 実施例2の特殊シート状物をプラズマ処理し、PPSの
ポリフェニレンスルホン化処理を実施した。
該特殊シート状物は驚くことに300℃の空気中で放置
しても、十分に形態を保持している等の耐熱性に冨み、
かつ、実施例2と同等の物性を有するものであった。
実施例 4 実施例1において、海と島を入れ換え、かつ、延伸後の
繊度が1.2dの繊維を作った。なお、延伸倍率は3.
6倍にした。紡糸−延伸とも順禰に実施できた。しかる
のち、以下実施例1と同様にカットしくカットの繊維長
さは主に1c+a以下)、さらにトリクレンで処理し、
島成分を除去し、約0.6dのマルチ中空PAS繊維を
得た。しかる後、モデル叩解機にかけ、該マルチ中空P
AS繊維のフィブリル化を実施した。
フィブリル化は良好に実施でき1部分的に0.1d以下
(走査型電子顕微鏡で撮影し、dを測定した)に極細化
したフィブリル状物を得た。
次に特公昭55−14167号公報に開示された方法に
近似した方法でPPPTを濃硫酸に溶解し、テスト紡糸
機で紡糸し、更に緊張加熱処理しPPPTが約1.7デ
ニールの繊維を作った。しか、る後、該繊維を平編に編
成し1次に該平編を高圧水(200kg/aJ)で平編
の両面から処理し、PPPTをフィブリル化せしめた。
次に該平編を解除し、再度糸状にし9次に、原糸をセラ
ミックのカッターで約1C11以下に切断した。次に該
単繊維を叩解機にかけ、更にフィブリル化を実施した。
フィブリル化はPPSより十分に、かつ良好にできた。
次に実施例2のPPS極細繊維が5wt%、フィブリル
化したPPS極細繊維が10wt%、フィブリル化した
PPPTが65wt%になるように調製して、以下実施
例2と同様にして上質紙を作った0本特殊シート状物は
極めて平滑で、しかも柔軟で、その上、実施例2と同様
の特性を有し。
しかも、有機の溶剤には殆ど影響を受けないという、耐
熱、耐薬品、耐水性、さらに難燃性に優れる。シート物
であった。
実施例 5 実施例2のPPSの極細繊維を40%の過酢酸で処理し
ポリーP−フェニレンスルホンの極細繊維の単繊維を作
り、更に、該ポリーP−フェニレンスルホン繊維を30
%の発煙硫酸に10秒浸漬し、スルホン酸基を了り−ル
基に付加した。次に・更に、水酸化ナトリウムの水溶液
で処理し、スルホン酸基のスルホン酸ナトリウム化をお
こなった。
次に実施例10PMP Iを主体とする合成パルプを前
者が45wt%、後者が55wt%となるように、混合
し、以下実施例2と同様に処理し、特殊シート状物を得
た。なお1零秒紙は特に良好にできた。次に特殊紙状シ
ートにスクリーン方式で部分的にカチオン系着色剤を付
与し9着色処理したところ、良好に着色でき、かつ堅牢
性も高いものであった。即ち、耐熱性に冨み、かつ、良
好に着色可能な紙を得た。なお1本特殊シート状物はイ
オン交換機能も有するもので有った。
実施例 6 実施例1のPPS中にジフェニルエーテルに炭素数が約
15のアルキル基が2個ついたジフェニルエーテル誘導
体をPP3100重量部に対して5重量部、添加して、
紡糸温度を300℃で紡糸した。紡糸は低温にもかかわ
らず非常に、順調に実施できた。次に原糸を順調に3.
9倍まで延伸できた。以下、実施例2と同様に処理し、
上質紙を得た。本紙は実施例2と同様の物性を有するも
のであったが、特に極めて耐放射線性に優れるものであ
った。
比較例 l 実施例1の島成分のみを単独で紡糸し、実施例1と同様
に処理し、3.5dのPPS単独糸を得た。
本繊維を実施例1と同様に処理し紙状のシート状物とし
た。しかし、繊維が太いためか、良好に抄紙できなかっ
た。部分的にできた紙状シート状物は粗硬で、しかも折
れやすく、とても一般の紙と同様に使えるものではなか
った。
比較例 2 比較例1の3.5dのPPS繊維と、市販の2dの芳香
族アミド繊維である奇人■製の商品名「コーネソクス」
を約5fiにカットしたものを、前者が10wt%、後
者が90wt%となるように調製して、以下実施例1と
同様にして、抄紙したが。
しかし、繊維が太いためか、良好に抄紙できなかった。
部分的にできた紙状シート状物は粗硬で。
しかも折れやすく、とても一般の紙と同様に使えるもの
ではなかった。
比較例 3 実施例1のPPSとポリスチレンよりなる高分子配列体
繊維の未延伸糸をひきそろえ、トウとし。
更に、約5fiにカットし9次に4塩化炭素で海成分を
除去した。次にデュポン社製のPMP Iを主体とする
合成パルプを龍者が10wt%、後者が90wt%とな
るように調製して、以下、実施例1と同様に処理して9
紙状シートとした。実施例1とほぼ同様に抄紙できた。
次に該シート状物を315℃の乾燥機に通し9合成パル
プと極細PAS短繊維を熱融着せしめるテストを実施し
たところ、シートから、一部PPSが溶融脱落してシー
トの形状がくずれてしまった。また、破損せずに残った
シートも、脆く、容易に破れるものであった。
比較例 4 比較例3の極細の未延伸のカットされたPPS繊維とデ
ュポン社製のPMP Iを主体とする合成パルプを前者
が50wt%、後者が50wt%となるように調製して
、以下、実施例1と同様に処理して、紙状シートとした
。抄紙に於いて、特に大きな問題点はなかった。つぎに
、該シートを高温に曝し、PPSの極細繊維とPMP 
Iを主体とする合成パルプとを溶着すべく、まず120
℃の高温空気中に入れたところ、シートは大幅に収縮し
、しかも、不均一に収縮してしまい、まともなシートと
できなかった。また、該シートを270℃の高温空気中
に入れ、前記両者の溶着をしたものは、粗硬な怒触なも
のであり、数回該シートを折ると、容易に破損した。
比較例 5 特公昭55−14163号公報の実施例1の方法に準じ
て、即ち、アイソタクチックポリプロピレンを二塩化メ
チレンに溶解し、更に、該溶液を高圧下で噴射し、綿状
物を作り、更に、叩解処理しフィブリル化したアイソタ
クチックボリプロピレンを得た。次に実施例1で用いた
。デュポン社製のPMP Iを主体とする合成パルプを
実施例1と同様にして3.混合し、抄紙し紙状シート状
物を作った。本ケースは良好に抄紙でき、良好な紙状シ
ート状物ができた。しかし該シートは150℃の耐熱性
がないものであった。即ち、高温では全く使用出来ない
ものであった。また、放射線にあてると、特にアイソタ
クチックポリプロピレンが容易に破壊されたためか、揉
みを加えると、アイソタクチックポリプロピレンが紙状
シートから容易に脱落するものであった。
比較例 6 市販の天然パルプをsowt%、実施例1で用いたPM
P Iを主体とする合成パルプを混合し。
抄紙し紙状シート状物を作った。本ケースは良好に抄紙
でき、良好な紙状シート状物ができた。しかし1本シー
トは耐水性がないものであった。また容易に燃えるもの
であった。
〔発明の効果〕
本発明の構成をとることにより、下記の大きな効果をも
たらす。
■耐熱品性が極めて高い特殊紙状シートが得られる。
■耐水性が極めて高い特殊紙状シートが得られる。
■耐薬品性が極めて高い特殊紙状シートが得られる。
■特に全芳香族のポリアミド、ポリイミド、ポリアラミ
ド、またPBT、PBO等とPPS等よりなる紙状シー
トは極めて高難燃性である。また。
係る紙状シートは上記の特徴をすべて有する。
■特に、含芳香環ポリマとPPS等のPAS繊維が接着
(溶着)した構造よりなる紙状シートはシートからの脱
落物が極めて少ない。また■〜■の特徴を総て有し、か
つ、含芳香環ポリマを特定すれば■の特徴もあわせ持つ
。
■特に、アリール基にスルホン酸基等の酸性基を付加し
たPAS繊維を用い、特殊紙状シート化すると、カチオ
ン系の着色剤により容易に着色可能であり、また脱落し
にくい。
■特にサイズ剤に耐熱性物を使用した場合には。
特殊紙状シートは極めて高耐熱性になる。
■特にアリール基にスルホン酸基等の酸性基を付加した
PAS繊維を用いた場合には、イオン交換機能を有する
特殊紙状シートが、得られ、かつそのものの耐熱、耐熱
水、耐薬品性が極めて高いので、イオン交換紙の用途が
飛曜的に広まった。
■特にPAS繊維にジフェニルエーテル誘導体を添加し
たものをもちいると、極めて耐放射線性の高いシートに
なる。

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. (1)特殊紙状シートであって、該シートは少なくとも
    [1]含芳香環ポリマからなる繊維と[2]0.3デニ
    ール以下であり、かつ主に短繊維からなる下記構造式の
    ポリアリーレン繊維を含有することを特徴とする特殊紙
    状シート。 ▲数式、化学式、表等があります▼x=0〜2
  2. (2)含芳香環ポリマがポリ−フェニレン−フタルアミ
    ド、ポリベンゾビスオキサゾール、ポリベンゾビスチア
    ゾールである特許請求の範囲第1項に記載の特殊紙状シ
    ート。
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