JPS6318927B2 - - Google Patents

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JPS6318927B2
JPS6318927B2 JP55184198A JP18419880A JPS6318927B2 JP S6318927 B2 JPS6318927 B2 JP S6318927B2 JP 55184198 A JP55184198 A JP 55184198A JP 18419880 A JP18419880 A JP 18419880A JP S6318927 B2 JPS6318927 B2 JP S6318927B2
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JP
Japan
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reaction
group
organic
zirconium
acetic anhydride
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JP55184198A
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JPS5699437A (en
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Pugachi Josefu
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Halcon SD Group Inc
Original Assignee
Halcon SD Group Inc
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Publication date
Application filed by Halcon SD Group Inc filed Critical Halcon SD Group Inc
Publication of JPS5699437A publication Critical patent/JPS5699437A/ja
Publication of JPS6318927B2 publication Critical patent/JPS6318927B2/ja
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    • CCHEMISTRY; METALLURGY
    • C07ORGANIC CHEMISTRY
    • C07CACYCLIC OR CARBOCYCLIC COMPOUNDS
    • C07C51/00Preparation of carboxylic acids or their salts, halides or anhydrides
    • C07C51/54Preparation of carboxylic acid anhydrides
    • C07C51/56Preparation of carboxylic acid anhydrides from organic acids, their salts, their esters or their halides, e.g. by carboxylation

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  • Chemical & Material Sciences (AREA)
  • Organic Chemistry (AREA)
  • Engineering & Computer Science (AREA)
  • Oil, Petroleum & Natural Gas (AREA)
  • Organic Low-Molecular-Weight Compounds And Preparation Thereof (AREA)
  • Low-Molecular Organic Synthesis Reactions Using Catalysts (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】
本発明はカルボニル化反応による無水酢酸の製
造方法に関する。 無水酢酸は多年にわたつて工業的化学薬剤とし
て知られて来ておりそして多量が酢酸セルローズ
の製造に使用されている。それは普通にはケテン
と酢酸との反応により工業的規模で製造されて来
た。例えばエチリデンジアセテートの分解により
ならびにアセトアルデヒドの酸化により製造され
ることができることもまた知られている。これら
の“古典的”な方法の各々は周知の欠点及び不利
益な点を有し無水酢酸の製造のための改良された
方法の探求がつづけられて来た。例えば米国特許
第2729561号、米国特許第2730546号及び米国特許
第2789137号には種々の反応体に一酸化炭素を作
用させる(カルボニル化反応)ことによる無水物
の製造についての提案が記載されている。しかし
カルボニル化反応を含むそのような先行技術の提
案は非常に高い圧力の使用を必要とした。低い圧
力でのカルボニル化反応が提案されたが酢酸製造
への1つの経路としてであつた。例えばフランス
特許第1573130号は上記米国特許により企図した
圧力よりも一層温和な圧力下、イリジウム、白
金、パラジウム、オスミウム及びルテニウムの化
合物の存在下及び臭素または沃素の存在下メタノ
ール及びメタノールと酢酸メチルとの混合物のカ
ルボニル化反応を記載している。同様に、南アフ
リカ特許第68/2174号は臭素または沃素成分とと
もにロジウム成分を使用して同じ反応体から酢酸
を生成している。米国特許第3689533号及び米国
特許第3717670号は担体上に分散されたロジウム
成分を含む種々の触媒を使用する酢酸製造のため
の気相法を開示している。 さらに最近にはベルギー特許第819455号は、臭
素または沃素部分の存在下、場合により、第A
族、第A族、第A族、第B族及び第B族
の5より大きい原子量を有する元素である少なく
とも1種の金属、第族の、貴金属でない金属、
または周規律表のランタニド群及びアクチニド群
の金属、及びそれらの化合物を含む促進剤の存在
下、第族の貴金属触媒を使用して、或るエステ
ルおよび(または)エーテルをカルボニル化反応
させて無水カルボン酸を生成することを示してい
る。米国特許第3927078号は、第族貴金属化合
物の存在下、及び沃化物または臭化物促進剤の存
在下酢酸メチルまたはジメチルエーテルのカルボ
ニル化反応による無水酢酸の製造を示しており、
反応系中にプロトン供与体を含ませることを特徴
としている。ルイス酸を場合により使用すること
がまた開示されている。 米国特許第4046807号は貴金属化合物触媒及び
沃化物を使用して酢酸メチルをカルボニル化反応
させて無水酢酸を生成することをまた示しており
そして促進剤としてトリフエニルホスフインを単
独または酢酸コバルトと組み合わせて使用するこ
とを示している。ベルギー特許第839321号は沃化
物または臭化物の存在下そしてホスフイン、アル
シンまたはステビンであり得る促進剤の存在下第
族貴金属触媒を使用して一酸化炭素及び水素を
酢酸メチルまたはジメチルエーテルと反応させる
ことによりエチリデンジアセテートを製造する方
法を示している。或る場合には無水酢酸が副生物
として生成する。 さらに最近になり、米国特許第4115444号は、
沃化物または臭化物を含有する系における第族
貴金属またはそれらの化合物の存在下そして窒素
及びりんが3価である有機−窒素化合物または有
機−りん化合物と組み合わせて、第B族、第
B族及び第B族の少なくとも1種の金属または
第族の、貴金属でない金属の促進剤の存在下特
定のエステル及び(または)エーテルをカルボニ
ル反応させる無水酢酸を包含する無水カルボン酸
を製造するための改良された方法を開示してい
る。 無水酢酸の製造のためのさらに改良された方法
を提供すること、及び特に米国特許第4115444号
の方法における改良を提供することが本発明の目
的である。 本発明によれば、第族貴金属触媒の存在下、
沃化物または臭化物であるハロゲン化物の存在
下、そして有機りん化合物または有機窒素化合物
(但し窒素及びりんは3価である)またはアルシ
ンと組み合わせて金属形態かまたはゼロ価形態の
ジルコニウムを含む促進剤の存在下、実質的に無
水条件下、酢酸メチルをカルボニル化反応させ
る。 この触媒−促進剤系は驚くべきほどに増大され
た反応率を可能にすることが見出された。この触
媒−促進剤の組み合わせから実現された反応の割
合及び単位時間あたりの生成物濃度が予想外に格
別に高いことが分かつた。 第族の貴金属触媒、即ち、イリジウム、オス
ミウム、白金、パラジウム、ロジウム、ルテニウ
ムは、任意の都合のよい形態、即ち、ゼロ価状態
でまたは任意のより高い価数形で使用できる。例
えば、加えられるべき触媒は、微細な形態で金属
自体であつてもよく、または金属炭酸塩、金属酸
化物、金属水酸化物、金属臭化物、金属沃化物、
金属塩化物、金属低級アルコキシド(メトキシ
ド)金属フエノキシド、または金属カルボン酸塩
(カルボン酸イオンが1ないし20個の炭素原子ア
ルカン酸から由来する)としてであつても良い。
同様に、金属の錯体が、使用でき、例えばイリジ
ウムカルボニル及びロジウムカルボニル、例えば
ヘキサロジウムヘキサデカカルボニルのような金
属カルボニルが使用できまたは例えばイリジウム
トリカルボニルクロライド〔Ir(CO)3Cl〕2または
クロロジカルボニルロジウム二量体のようなカル
ボニルハロゲン化物あるいはアセチルアセトネー
ト、例えばロジウムアセチルアセトネートRh
(C5H7O23のような他の錯体類として使用でき
る。上に挙げた触媒の中には上記有機促進剤から
由来する有機促進剤配位子と第族の貴金属との
錯体が包含される。上記の化合物及び錯体は第
族貴金属触媒の適当な形態の単なる例示であり、
限定することを意図しているものではない。 前に示したように、ジルコニウムは金属形態ま
たはゼロ価形態で使用され、この形態におけるジ
ルコニウムはジルコニウム化合物によつては与え
られない活性を示すことがおどろくべきことに分
かつた。さらに、ジルコニウム金属はそのおどろ
くべきかつ予想外の活性を実現させるために酢酸
の存在を必要とする。さらにジルコニウムは下に
定義されているようなアルシンまたは有機りん化
合物または有機窒素化合物とともに有効である
が、スチピンとともには不活性であることが分か
つた。 本発明に従がつて使用されるアルシンは式 [式中、R,R1及びR2は単環式アリール基に
より示される。 単環式アリール基はフエニルが好ましいが、1
個またはそれ以上の炭素原子を含有するアルキル
基、例えばメチルエチルプロピル、ブチル、ペン
チル及びヘキシルのような6個までの炭素原子を
含有するアルキル基の1個またはそれ以上で置換
されたフエニルであつて良い。 フエニル基はハロゲン、例えばクロロ、または
シアノ等のような他の非−反応性置換基で置換さ
れることもまたできる。本発明の方法に使用され
るアルシンの代表的な例はトリフエニルアルシ
ン、トリ−p−トリルアルシン、ジメチルフエニ
ルアルシン、メチルジフエニルアルシン、メチル
ジトリルアルシン、ジメチルクロロフエニルアル
シン、ジメチルシアノフエニルアルシン、ビス−
(ジフエニルアルシン)メタン、ビス−(ジフエニ
ルアルシノ)エタン、ビス−(ジフエニルアルシ
ノ)プロパン、ビス−(ジフエニルアルシン)ブ
タン、テトラフエニルビ−アルシン、トリエチル
アルシン、等を包含する。アルキルジアリールア
ルシン、特にメチルジフエニルアルシンが最も好
ましい。 広い意味で、窒素促進剤及びりん促進剤は、窒
素及びりんが3価である任意の有機窒素化合物ま
たは有機−りん化合物であり得る。しかしなが
ら、好ましくは有機窒素促進剤は、アミン、特に
〔式中、R5,R6及びR7は同じであるか異なつ
ており、そして好ましくは20個までの炭素原子を
有する、非干渉性基により置換されていてもよ
い、アルキル、シクロアルキル、アリールまたは
アシル基である〕の3級アミン、例えばトリメチ
ルアミン、トリエチルアミン、トリフエニルアミ
ン、エチレンジアミン四酢酸等、またはピリジ
ン、ピコリン、キノリン、メチルキノリン、ヒド
ロキシキノリン、ピロール、ピロリジン、ピロリ
ドン等のような複素環式アミン、またはイミダゾ
ール、メチルイミダゾール等のようなイミダゾー
ル、または1塩基酸または多塩酸であつて良いそ
して脂肪族または芳香族であつても良いそして好
ましくは20個までの炭素原子を有するカルボン
酸、例えば、こはく酸、フタル酸、ピロメリツト
酸、のイミド、例えば、サクシンイミド、フタル
イミド及びピロメリツト酸ジイミド、または脂肪
族または芳香族であつて良いそして好ましくは20
個までの炭素原子を含有するニトリルまたはアミ
ド、例えばアセトニトリル、ヘキサメチルりん酸
トリアミド、N,N−ジメチルアセトアミド及び
同様のイミド、同様のニトリル及び同様のアミ
ド、またはオキシム、例えばシクロヘキサノンオ
キシム等である。しかしながら、高分子量の促進
剤、例えばポリビニルピリジン、ポリビニルピロ
リドン等のような有機−窒素化合物の重合体形を
使用しても良いことも理解されよう。 有機りん促進剤は、好ましくは、式 〔式中、R8及びR9は同じであつてもまたは異
なつていてもよく、そしてアルキル、シクロアル
キル、アリール基、アミド基またはハロゲン原子
であり、R10はアルキル、シクロアルキル、アリ
ール、アミド基、ハロゲン原子または基
【式】(但し、R11及びR12は各々 アリール基またはアルキル基であり、nはゼロか
または1−20の整数である)である〕のホスフイ
ンである。好ましくは、基はアルキル及びシクロ
アルキル基の場合に1ないし20個炭素原子を含
み、アリール基の場合に6ないし18個の炭素原子
を含有する。代表的なホスフインはトリメチルホ
スフイン、トリプロピルホスフイン、トリシクロ
ヘキシルホスフイン及びトリフエニルホスフイン
を包含する。 有機促進剤は触媒系に別々に加えられることが
好ましいが、これを第族貴金属の錯体として、
例えばトリクロロトリスピリジンロジウム、トリ
ス(−トリフエニルホスフイン)ロジウム、クロ
ロトリス(トリフエニルホスフイン)ロジウム、
そして前述したクロロカルボニルビス(トリフエ
ニルホスフイン)ロジウムとして加えることがで
きる。遊離の有機促進剤と錯体化促進剤との両方
がまた使用できる。事実、有機促進剤と第族貴
金属との錯体が使用される場合、遊離有機促進剤
を、なお、加えることが好ましい。 本発明の方法を実施することにおいて、一酸化
炭素を酢酸メチルと反応させて無水酢酸を生成す
るが、沃化物、または臭化物、例えばハロゲン化
ヒドロカルビル、特に、沃化メチルのような、沃
化物または臭化物であるハロゲン化低級アルキル
の存在下カルボニル化反応が起こる。したがつ
て、代表的な場合において、沃化メチルの存在下
に酢酸メチルをカルボニル化反応にかけることに
より無水酢酸は有効につくることができる。あら
ゆる場合において、上記の触媒−促進剤系の存在
下に実質的に無水条件下にそのカルボニル化反応
は行なわれる。 ハロゲン化ヒドロカルビルはその場で形成して
も良くそしてしたがつてそのハロゲン化物はハロ
ゲン化ヒドロカルビルとして系に供給できるばか
りでなく、ハロゲン部分は他の有機ハロゲン化物
として、ヒドロハライドとしてまたは塩、例えば
ハロゲンの、アルカリ金属塩または他の金属塩の
ような他の無機ハロゲン化物としてまたは元素状
沃素または臭素としてもまた供給できる。反応
後、反応混合物の有機成分は、分別蒸留によるよ
うにおたがいに容易に分離される。 上記反応は下記のとおりに表わすことができ
る。 CO+CH3COOCH3→(CH3CO)2O (1) 最終反応混合物中に存在する、より揮発性のハ
ロゲン化アルキル及び任意の未反応酢酸メチルは
再循環のために蒸留等により容易に除去できそし
て生成物の純収量は実質的にすべて所望の無水カ
ルボン酸である。好ましい液相反応の場合におい
て、有機化合物は蒸留等により金属含有成分から
容易に分離される。一酸化炭素、酢酸メチル、ハ
ロゲン化物及び貴金属触媒及び促進剤が供給され
る反応帯域において反応は適当に行なわれる。上
記反応において水は生成しないそして無水の条件
または実質的に無水の条件が使用される。 本発明の方法の実施において、広い範囲の温
度、例えば25ないし350℃が適当であるがしかし
100ないし250℃の温度を使用するのが好ましく、
125ないし225℃の範囲に一般にある温度がさらに
好ましい。上記温度より低い温度が使用できるが
しかし減少した反応率に導く傾向があり、そして
より高い温度がまた使用できるがしかしその温度
を使用することが特に利点がない。反応時間はお
おいに、使用する温度に左右される。反応は超大
気圧下行なわれるがしかし特別の高圧装置を必要
とする極端に高い圧力は必要ない。0.068ないし
680気圧(1ないし10000p.s.i)の一酸化炭素分圧
がまた使用できるけれども一般に好ましくは1な
いし68気圧(15ないし1000p.s.i)そしてさらに好
ましくは2ないし48気圧(30ないし700p.s.i)で
ある一酸化炭素分圧を使用することにより反応は
有効に行なわれる。特定の値での一酸化炭素の分
圧を維持することにより適当量のこの反応体は常
に存在する。全圧は液相を維持するのに必要とさ
れる全圧が好ましい。そしてこの場合において、
オートクレープまたは同様の装置において反応は
有利に行なうことができる。ハロゲン化ヒドロカ
ルビル、及び酢酸メチル、遊離有機促進剤及び生
成物である無水物を分離するのに有効な分別蒸留
塔または一連の塔であり得る蒸留帯域に反応生成
物を導入するのが好ましい。これらの数種の化合
物の沸点は、従来の蒸留によるそれらの分離が特
定の問題を有しないほどはるかに十分に離れてい
る。同様により高い沸点の有機成分は、貴金属触
媒、ジルコニウム促進剤、及び比較的に非揮発性
の形態であり得る任意の有機促進剤から容易に留
去できる。ハロゲン化ヒドロカルビル及び貴金属
触媒及び促進剤はあらたな量の酢酸メチル及び一
酸化炭素と次に組み合わされて、そして反応して
追加の量の無水物を生成することができる。 反応系におけるハロゲン化物に対する酢酸メチ
ルの割合は広い範囲にわたつて変わり得る。代表
的にはハロゲン化物の1モルあたり0.1ないし
1000モル、好ましくは1モルあたり1ないし30モ
ルが使用される。 前に述べたように、本方法は酢酸の存在下行な
われそして有効な結果を得るためには、全反応混
合物の1ないし75重量%、好ましくは10ないし30
重量%の量で酢酸が存在することを必要とする。
所望ならば、酢酸に加えて、他の有機溶媒または
希釈剤が使用できる。より高い沸点の溶媒または
希釈剤の存在は、より一層温和な全圧を使用する
ことを可能にする。別法としては追加の溶媒また
は希釈剤は、炭化水素、例えばオクタン、ベンゼ
ン及びトルエンのような、本方法の環境中に不活
性である任意の有機溶媒であり得る。 適当には当業者に明らかであるように、所望の
生成物が容易に分離できるように反応混合物中の
所望の生成物の沸点とは十分に異なる沸点を有す
る溶媒または希釈剤が選ばれる。 一酸化炭素は市販されているような実質的に純
粋な形で使用されるのが好ましいが所望ならば二
酸化炭素、窒素、メタン、及び貴ガス類のような
不活性な希釈剤が存在できる。不活性な希釈剤の
存在はカルボニル化反応には影響しないがしかし
それらの存在は所望のCO分圧を維持するために
全圧を増大させることが必要となる。しかしなが
ら、一酸化炭素および他の反応体は本質的に乾燥
しているべきである。即ちCO及び他の反応体に
は実質的に水が存在すべきでない。しかしながら
反応体の市販形態に見出され得るような少量の水
の存在は受けいれることができる。不純物として
非常に少量存在し得る水素は不都合なものではな
くそして触媒を安定化する傾向さえあり得る。 使用される金属は市販の金属または金属化合物
に通常伴なう不純物を含有していても良く、さら
に精製する必要はない。したがつて、第族貴金
属触媒において市販の金属または金属化合物は適
当に使用されそして市販のジルコニウム金属は金
属促進剤として使用できる。 アルシン促進剤、りん促進剤または窒素促進剤
は触媒系に別々に加えられることが好ましいけれ
ども、これらを第族貴金属との錯体として、例
えばクロロトリス−(トリフエニルアルシン)ロ
ジウム、クロロカルボニル(トリフエニルアルシ
ン)ロジウム、ヒドリドカルボニルトリス−(ト
リフエニルアルシン)ロジウム、対応するメチル
ジフエニルアルシン化合物、トリクロロカルボニ
ル−ビス−(トリフエニルアルシン)ロジウム及
びトリクロロカルボニル−ビス−(メチルジフエ
ニルアルシン)ロジウム、トリクロロカルボニル
−ビス−(トリエチルアルシン)ロジウム、及び
対応するりん化合物錯体及び対応する窒素化合物
錯体、等々として加えることが可能である。遊離
有機促進剤及び錯体化促進剤の両方がまた使用で
きる。事実、有機促進剤と第族貴金属との錯体
が使用される場合、所望ならば、遊離有機促進剤
をなお加えて良い。 第族貴金属触媒の量は決して臨界的でない
し、本発明の方法のパラメーターでなくそして広
い範囲にわたつて変えることができる。当業者に
周知であるように、使用される触媒の量は、所望
の適当な合理的な反応率を与える量である。しか
し、本質的に任意の量の触媒が基本的な反応を容
易にしかつ触媒的に有効な量と考えることができ
る。しかし、典型的には、触媒は、酢酸メチルの
10ないし100000モルあたり1モルの量で、好まし
くは酢酸メチルの100ないし10000モルあたり1モ
ルの量で、最も好ましくは酢酸メチルの500ない
し2000モルあたり1モルの量で使用される。 ジルコニウム促進剤の量は広く変わることがで
きる。典型的にはジルコニウム促進剤の量は、酢
酸メチルの10ないし10000モルあたり1モルであ
り、好ましくはそれは酢酸メチルの20ないし2000
モルあたり1モルの量で、最も好ましくは、酢酸
メチルの50ないし500モルあたり1モルの量で使
用される。有機促進剤の量はまた広く変わること
ができるがしかし典型的にはその量は酢酸メチル
の1ないし10000モルあたり1モルの量で、好ま
しくは10ないし1000モルあたり1モルの量で、最
も好ましくは酢酸メチルの15ないし200モルあた
り1モルの量で使用される。 上記のように、例えば蒸留による反応混合物の
処理において一般にジルコニウム促進剤は、即ち
最低揮発性成分の1つとして、第族貴金属触媒
とともに残り、そして適当には再循環されるかさ
もなければ触媒とともに取り扱かわれる。有機促
進剤もまた回収されかつ再循環されることができ
る。 上記反応は、好ましくは促進剤組み合わせ物と
組み合わせて反応体及び触媒を適当な反応帯域に
連続的に供給しそして反応混合物を連続的に蒸留
して、揮発性有機成分を分離させ、そして他の有
機成分を再循環させるとともに無水酢酸から本質
的になる純生成物を供給し、そして液相反応の場
合は、残留第族貴金属−含有(かつ促進剤−含
有)留分を再循環させる。連続的操作に上記反応
を適合させる。そのような連続的操作の場合にお
いて、ハロゲン部分はいつも系中に残り、時々処
理損出及び処理除去だけを受けやすい。時々必要
となる可能性のある少量のハロゲン補充は、ハロ
ゲン化ヒドロカルビルの形でハロゲンを供給する
ことにより行なうのが好ましいがしかし、上にお
いて指摘したように、ハロゲン部分は、他の有機
ハロゲン化物として又はハロゲン化水素としてま
たは他の無機ハロゲン化物、例えばアルカリ金属
塩または他の金属塩のような塩としてまたは元素
状沃素または元素状臭素としてもまた供給でき
る。 以下の実施例は本発明のより十分な理解を与え
る助けとなるものであるがしかし例示の目的のた
めにだけ与えられ本発明を限定するものとして解
釈されるべきものではないことを理解すべきであ
る。実施例においてすべてのパーセンテージは特
に他のように示さない限り重量による。 実施例において、種々の反応体及び触媒成分を
反応容器に装入し、次に反応容器を閉じそして示
した反応温度にもたらす。特定された初期の一酸
化炭素の分圧は反応の始まつた時点での、即ちゼ
ロ転換での反応温度での計算値である。全圧は反
応が進行するにつれて導入される追加の一酸化炭
素により維持される。 実施例 1 80重量%の酢酸メチル、20重量%の酢酸、1
当たり0.01モルのロジウムトリクロライド水和
物、1当り0.6モルのヨウ化メチル、1当り
0.04モルの微粉状ジルコニウム金属、1当り
0.16モルのトリフエニルアルシンの混合物を、一
炭化水素の雰囲気中で連続全圧約5Kg/cm2
(700psig)、一酸化炭素の最初の分圧約29Kg/cm2
(400psig)、撹拌するハステロイ製耐圧容器中で
160℃加熱した。反応時間6時間後の反応混合物
のG.C(ガスクロマトグラフ)分析は、54.9%の無
水酢酸を含むことを示し、その他は未反応の酢酸
メチル、触媒及び促進剤成分であつた。 実施例 2 アルシンの代わりに1当り0.16モルのトリ−
n−プチルホスフインを用いた以外は、実施例1
を行つた。反応6時間後、G.C分析では、反応混
合物が39.2%の、無水酢酸を含むことを示した。 実施例 3 アルシンの代わりに1当り0.16モルのトリフ
エニルホスフインを用いた以外は、実施例1を行
つた。反応6時間後、G.C分析では反応混合物が
1.1%の無水酢酸を含むことを示した。 実施例 4 アルシンの代わりに1当たり0.16モルのピリ
ジンを用いた以外は、実施例1を行つた。反応混
合物のG.C分析では、それが55.1%の無水酢酸を
含むことを示した。 比較例 A 酢酸を反応混合物から除いた以外は、実施例1
を行つた。6時間の反応後の反応混合物のG.C分
析は、22.6%の無水酢酸が含まれていることを示
した。 比較例 B 実施例1を行つたが、ビスシクロペンタジエニ
ルジルコニウム塩酸塩の形のジルコニウムを1
当たり0.04モル用いた。反応混合物のG.C分析は、
20.5%の無水酢酸が含まれていることを示した。 比較例 C この例の場合、実施例1を行つたが、1当た
り0.04モルのジルコニウムがジルコニウムオキシ
ジアセテートの形で供給された。6時間の反応後
の反応混合物のG.C分析は、16.7%の無水酢酸が
含まれていることを示した。 比較例 D 実施例1を行つたが、1当たり0.04モルのジ
ルコニウムをジルコニウムヒドリドの形で用い
た。4時間の反応後の反応混合物のG.C分析は、
25.1%の無水酢酸を含まれていることを示した。 比較例 E 四塩化ジルコニウムの形のジルコニウムを1
当たり0.04モル用いる以外は比較例Dを行い、6
時間の反応後、G.C分析では反応混合物中に9.7%
の無水酢酸が存在することを示した。 比較例 F 本例では、比較例Dのジルコニウム化合物の代
わりに1当たり0.04モルのジルコニウムアセチ
ルアセトネートを用いる以外は、同様にして行つ
た。反応6時間後の反応混合物のG.C分析は4.1%
の無水酢酸を含むことを示した。 比較例 G 二種の実験において、例Aにおいて用いられた
トリフエニルアルシンの代わりに1当たり0.04
モルのトリフエニルスチピン及びトリ−n−ブチ
ルスチピンを用いる以外は、実施例1を行つた。
反応時間4時間後のそれぞれの反応混合物のG.C
分析では、トリ−n−ブチルスチピンの場合0.4
%の無水酢酸を含み、トリフエニルスチピンの場
合値が0.2%の無水酢酸を含むことを示した。 比較例 H ジルコニウムの代わりに1当たり0.04モルの
粉状のチタンを用いる以外は、実施例1を行つ
た。反応6時間後の反応混合物のG.C分析は、
27.2%の無水酢酸を含むことを示した。 比較例 I ジルコニウムの代わりに1当たり0.04モルの
粉状のニオビウムを用いる以外は、実施例1を行
つた。反応4時間後の反応混合物のG.C分析で
は、9.1%の無水酢酸を含むことを示した。 比較例 J ジルコニウムの代わりに1当たり0.04モルの
粉状のタンタルを用いて実施例1を行うと、6時
間の反応後反応混合物のG.C分析により15.4%の
無水酢酸を含むことが示された。

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1 酢酸の存在下、第族貴金属触媒の存在下そ
    して金属状ジルコニウム及びリン及び窒素が三価
    である有機リン化合物又は有機窒素化合物又は式 [ただし式中、R,R1およびR2は単環アリー
    ル基] で示されるアルシンより成る促進剤の存在下、実
    質的に無水の条件で、一酸化炭素とヨウ化物又は
    臭化物であるハロゲン化物と酢酸メチルとを反応
    させることを特徴とする無水酢酸の製法。 2 第族貴金属がロジウムである特許請求の範
    囲第1項記載の方法。 3 ハロゲン化物がハロゲン化ヒドロカルビルで
    ある特許請求の範囲第1項記載の方法。 4 有機促進剤成分がアルシンである特許請求の
    範囲第1項記載の方法。 5 アルシンがトリフエニルアルシン、メチルジ
    フエニルアルシンおよびジメチルフエニルアルシ
    ンより成る群から選ばれる特許請求の範囲第4項
    記載の方法。
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