JPS6318959B2 - - Google Patents
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- JPS6318959B2 JPS6318959B2 JP57156505A JP15650582A JPS6318959B2 JP S6318959 B2 JPS6318959 B2 JP S6318959B2 JP 57156505 A JP57156505 A JP 57156505A JP 15650582 A JP15650582 A JP 15650582A JP S6318959 B2 JPS6318959 B2 JP S6318959B2
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- JP
- Japan
- Prior art keywords
- formula
- aspartyl
- acid
- hydrogen
- amino acid
- Prior art date
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-
- C—CHEMISTRY; METALLURGY
- C07—ORGANIC CHEMISTRY
- C07K—PEPTIDES
- C07K5/00—Peptides containing up to four amino acids in a fully defined sequence; Derivatives thereof
- C07K5/04—Peptides containing up to four amino acids in a fully defined sequence; Derivatives thereof containing only normal peptide links
- C07K5/06—Dipeptides
- C07K5/06104—Dipeptides with the first amino acid being acidic
- C07K5/06113—Asp- or Asn-amino acid
-
- Y—GENERAL TAGGING OF NEW TECHNOLOGICAL DEVELOPMENTS; GENERAL TAGGING OF CROSS-SECTIONAL TECHNOLOGIES SPANNING OVER SEVERAL SECTIONS OF THE IPC; TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC CROSS-REFERENCE ART COLLECTIONS [XRACs] AND DIGESTS
- Y10—TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC
- Y10S—TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC CROSS-REFERENCE ART COLLECTIONS [XRACs] AND DIGESTS
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- Medicines That Contain Protein Lipid Enzymes And Other Medicines (AREA)
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- Magnetic Resonance Imaging Apparatus (AREA)
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- Detergent Compositions (AREA)
- Coupling Device And Connection With Printed Circuit (AREA)
- Manufacturing Of Electrical Connectors (AREA)
- Discharging, Photosensitive Material Shape In Electrophotography (AREA)
Description
本発明は、アミド窒素上に置換基として分枝し
た有機基を有する、一定のL−アスパルチル−D
−アラニンアミド類およびL−アスパルチル−D
−セリンアミド類の製造、単離および精製方法に
関する。すべての場合に、これらの方法は、芳香
族スルホン酸との酸付加塩としての上記アミド類
の結晶化を包含する。無水または水和された形の
これらの塩自体もまた本発明に包含される。 先述のアミド類は有力な合成甘味料である。D
−アラニンアミド誘導体は、製法および実用性に
関しては、1981年9月2日に発行されたヨーロツ
パ特許文書第34876号に十分に示されている。同
じ方法によつて製造され、試験されたD−セリン
アミド誘導体は、ブレナン(Brennan)およびヘ
ンドリツク(Hendrick)に対する「ブランチ
ド・アミズ・オブ・L−アスパルチル−D−アミ
ド アシド ジペプチズ(“Branched Amides
of L−Aspartyl−D−Amino Acid
Dipeptides”」として1981年6月26日に提出され
た未決の米国特許出願通し番号第276243号中に記
載されている。これらの特許文書は両方とも、一
般的に、薬学的に許容し得る酸付加塩に関連して
いるけれども、スルホン酸塩については述べてい
ない。 D−アラニンおよびD−セリン系列の両方にお
いては、先に好適とされた合成方法のうちの二つ
は、一般にアミンおよび/またはカルボキシル基
の保護とそれに続く脱保護を必要とする、多段階
の順序を包含する。今回の結晶化方法は、これら
の以前からの好適法の一つによつて製造されたと
きの上記ジペプチド甘味料の有利な精製法を提供
する。 本発明のさらに特別のそして驚くべき利点は、
D−アラニンおよびD−セリン系列の両方におけ
る第三の好適方法として先に与えられた「一段
階」合成中に存する。この後者の工程では、L−
アスパルチルN−チオカルボン酸無水物を、適当
に置換されたD−アラニンアミドまたはD−セリ
ンアミドと反応させて、直接所望のジペプチドア
ミドを得る。この後者の工程の不利な点は、一般
に除去することが困難な痕跡量の、悪臭を放つ硫
黄化合物(比較、ビニツク(Vinick)、1980年12
月米国特許第4238392号、ここでは、L−アスパ
ルチルN−チオカルボン酸無水物の使用によつて
製造されたL−アスパルチル−L−フエニルアラ
ニンアルキルエステルを除臭するためにアルカリ
金属過沃素酸塩が用いられている)と同様に、異
性体のD−アスパルチル−D−アミノ酸アミドと
トリペプチド(L−アスパルチル−L−アスパル
チル−D−アミノ酸アミド)が同時に生成される
傾向があることである。驚くべきことに、今回の
結晶化工程は、トリペプチドおよびジアステレオ
マーのD−アスパルチル−D−アミノ酸アミド
(この後者が高濃度で、例えば10%、存在すると
きでさえ)を追い出す。その上、臭い硫黄化合物
は、その水準を下げられるかまたは除去される。
このように本発明は以前の「第三の好適方法」を
今や特に好適な方法とする。 本発明は、また、本発明の化合物の合成に対し
て新規である。もう一つの特に好適な「一段階」
法をも包含する。無水L−アスパラギン酸の酸付
加塩は、同じ適当に置換されたD−アラニンアミ
ドまたはD−セリンアミドと結合させられる。こ
の方法では、上に記したような臭いの問題はな
い;しかしながら、この方法では、多少のトリペ
プチド(L−アスパルチル−L−アスパルチル−
D−アラニンアミドまたは−セリンアミド)と同
様に大量(通常、所望生成物の量の約半分に等し
い量)のベータ−L−アスパルチル異性体が形成
される。驚ろくべきことに、ベーター異性体およ
びトリペプチドは両方とも本発明の結晶化工程に
よつて除去される。 アリヨシ(Ariyoshi)外〔Bull.Chem.Soc.
Japan,46、第1893−1895ページ(1975)〕は無
水L−アスパラギン酸塩酸塩およびL−フエニル
アラニンメチルエステル塩酸塩からのアスパルタ
ム(aspartame)(L−アスパルチル−L−フエ
ニルアラニンメチルエステル)の製法を記載し
た。部分精製は、塩酸付加塩の結晶化によつて行
なわれたが、しかし、所望生成物の最終的な精製
には、下に述べたようにアスパルタムには適用で
きない、本発明の選択的結晶化ではなく、カラム
クロマトグラフイーが用いられた。 アスパルタムとそのベーター−L−アスパルチ
ル異性体から分離するためにある芳香族カルボン
酸塩が使用されたけれども〔アリヨシ
(Ariyoshi)およびサトー(Sato)、米国特許第
3673026号、1972年7月〕、本発明の結果は、(1)ア
スパルタムはp−トルエンスルホン酸の存在にお
いてはすなわち本発明の条件下では、水から結晶
しないおよび(2)アリヨシ(Ariyoshi)およびサ
トー(Sato)の芳香族カルボン酸塩は、本発明
のジペプチドアミド甘味料とは作用しない;とい
う事実から見て、なお一層驚くべきことである。 本発明は、式 〔式中、Aは水素またはヒドロキシ基であり、
Rは、 (a) 次式の2,2,4,4−テトラメチル−3−
チエタニル; (b) 次式のジ(シクロプロピル)メチル;または (c) 次式の1,1−ジオキソ−2,2,4,4−
テトラメチル−3−チエタニル である〕 のL−アスパルチル−D−アミノ酸ジペプチドの
単離および精製の方法に関し、この方法は式
た有機基を有する、一定のL−アスパルチル−D
−アラニンアミド類およびL−アスパルチル−D
−セリンアミド類の製造、単離および精製方法に
関する。すべての場合に、これらの方法は、芳香
族スルホン酸との酸付加塩としての上記アミド類
の結晶化を包含する。無水または水和された形の
これらの塩自体もまた本発明に包含される。 先述のアミド類は有力な合成甘味料である。D
−アラニンアミド誘導体は、製法および実用性に
関しては、1981年9月2日に発行されたヨーロツ
パ特許文書第34876号に十分に示されている。同
じ方法によつて製造され、試験されたD−セリン
アミド誘導体は、ブレナン(Brennan)およびヘ
ンドリツク(Hendrick)に対する「ブランチ
ド・アミズ・オブ・L−アスパルチル−D−アミ
ド アシド ジペプチズ(“Branched Amides
of L−Aspartyl−D−Amino Acid
Dipeptides”」として1981年6月26日に提出され
た未決の米国特許出願通し番号第276243号中に記
載されている。これらの特許文書は両方とも、一
般的に、薬学的に許容し得る酸付加塩に関連して
いるけれども、スルホン酸塩については述べてい
ない。 D−アラニンおよびD−セリン系列の両方にお
いては、先に好適とされた合成方法のうちの二つ
は、一般にアミンおよび/またはカルボキシル基
の保護とそれに続く脱保護を必要とする、多段階
の順序を包含する。今回の結晶化方法は、これら
の以前からの好適法の一つによつて製造されたと
きの上記ジペプチド甘味料の有利な精製法を提供
する。 本発明のさらに特別のそして驚くべき利点は、
D−アラニンおよびD−セリン系列の両方におけ
る第三の好適方法として先に与えられた「一段
階」合成中に存する。この後者の工程では、L−
アスパルチルN−チオカルボン酸無水物を、適当
に置換されたD−アラニンアミドまたはD−セリ
ンアミドと反応させて、直接所望のジペプチドア
ミドを得る。この後者の工程の不利な点は、一般
に除去することが困難な痕跡量の、悪臭を放つ硫
黄化合物(比較、ビニツク(Vinick)、1980年12
月米国特許第4238392号、ここでは、L−アスパ
ルチルN−チオカルボン酸無水物の使用によつて
製造されたL−アスパルチル−L−フエニルアラ
ニンアルキルエステルを除臭するためにアルカリ
金属過沃素酸塩が用いられている)と同様に、異
性体のD−アスパルチル−D−アミノ酸アミドと
トリペプチド(L−アスパルチル−L−アスパル
チル−D−アミノ酸アミド)が同時に生成される
傾向があることである。驚くべきことに、今回の
結晶化工程は、トリペプチドおよびジアステレオ
マーのD−アスパルチル−D−アミノ酸アミド
(この後者が高濃度で、例えば10%、存在すると
きでさえ)を追い出す。その上、臭い硫黄化合物
は、その水準を下げられるかまたは除去される。
このように本発明は以前の「第三の好適方法」を
今や特に好適な方法とする。 本発明は、また、本発明の化合物の合成に対し
て新規である。もう一つの特に好適な「一段階」
法をも包含する。無水L−アスパラギン酸の酸付
加塩は、同じ適当に置換されたD−アラニンアミ
ドまたはD−セリンアミドと結合させられる。こ
の方法では、上に記したような臭いの問題はな
い;しかしながら、この方法では、多少のトリペ
プチド(L−アスパルチル−L−アスパルチル−
D−アラニンアミドまたは−セリンアミド)と同
様に大量(通常、所望生成物の量の約半分に等し
い量)のベータ−L−アスパルチル異性体が形成
される。驚ろくべきことに、ベーター異性体およ
びトリペプチドは両方とも本発明の結晶化工程に
よつて除去される。 アリヨシ(Ariyoshi)外〔Bull.Chem.Soc.
Japan,46、第1893−1895ページ(1975)〕は無
水L−アスパラギン酸塩酸塩およびL−フエニル
アラニンメチルエステル塩酸塩からのアスパルタ
ム(aspartame)(L−アスパルチル−L−フエ
ニルアラニンメチルエステル)の製法を記載し
た。部分精製は、塩酸付加塩の結晶化によつて行
なわれたが、しかし、所望生成物の最終的な精製
には、下に述べたようにアスパルタムには適用で
きない、本発明の選択的結晶化ではなく、カラム
クロマトグラフイーが用いられた。 アスパルタムとそのベーター−L−アスパルチ
ル異性体から分離するためにある芳香族カルボン
酸塩が使用されたけれども〔アリヨシ
(Ariyoshi)およびサトー(Sato)、米国特許第
3673026号、1972年7月〕、本発明の結果は、(1)ア
スパルタムはp−トルエンスルホン酸の存在にお
いてはすなわち本発明の条件下では、水から結晶
しないおよび(2)アリヨシ(Ariyoshi)およびサ
トー(Sato)の芳香族カルボン酸塩は、本発明
のジペプチドアミド甘味料とは作用しない;とい
う事実から見て、なお一層驚くべきことである。 本発明は、式 〔式中、Aは水素またはヒドロキシ基であり、
Rは、 (a) 次式の2,2,4,4−テトラメチル−3−
チエタニル; (b) 次式のジ(シクロプロピル)メチル;または (c) 次式の1,1−ジオキソ−2,2,4,4−
テトラメチル−3−チエタニル である〕 のL−アスパルチル−D−アミノ酸ジペプチドの
単離および精製の方法に関し、この方法は式
【式】または
【式】
(式中、R1は水素、塩素またはメチル基であ
り、そしてR2は水素またはメチル基である) の芳香族スルホン酸との塩の形の、上記L−アス
パルチル−D−アミノ酸ジペプチドアミドを、水
性溶媒から選択的に結晶化させることより成る。
この結果生ずる塩は一般に水和されている。無水
の塩が望ましいときは、水和の水は、五酸化燐上
で真空で加熱することによつて除去される。 本発明はまた、こうして得られる、無水または
水和された塩をも包含し、この塩は、式()の
L−アスパルチル−D−アミノ酸ジペプチドアミ
ドおよび上に定義したような芳香族スルホン酸か
ら成つている。 第3に、本発明は、精製された、上に定義した
ような芳香族スルホン酸との酸付加塩の形の式
()のL−アスパルチル−D−アミノ酸ジペプ
チドアミド類の改良製造法をも包含し、この方法
は: (a) 水性溶媒中、塩基性PHで、式 のL−アスパルチルN−チオカルボン酸無水物
を式 (式中、AおよびRは先に定義した通りであ
る)のD−アミノ酸アミドと反応させ;そして
その結果生ずる中間体の標準的な脱チオカルボ
キシル化を行なうために酸性化した後、 (b) 得られるL−アスパルチル−D−アミノ酸ジ
ペプチドを上記芳香族スルホン酸で結晶化させ
ること より成る。 最後に、本発明は、精製された、上に定義した
ような芳香族スルホン酸との酸付加塩の形の、式
()の化合物の新規な製法を包含し、この方法
は: (a) 反応に不活性な溶媒中で、式 の無水L−アスパラギン酸の酸付加塩を、式
()のD−アミノ酸アミドと反応させるこ
と;および、標準的な反応の停止と生成物の水
中への移動の後に、 (b) 得られるL−アスパルチル−D−アミノ酸ジ
ペプチドを上記スルホン酸で結晶させること;
より成る。 無水L−アスパラギン酸に適用されたとき「酸
付加塩」という表現は、一般に、その無水物を安
定化し、その重合を妨げる、塩酸のような強酸を
指している。 「反応に不活性な溶媒」という表現は、出発物
質または生成物と、所望の生成物の収率を有意に
低下させるようには反応しないような溶媒を包含
しようとするものである。この規準を満足させる
典型的な溶媒は後で詳しく示される。 上で構造的に限定した芳香族スルホン酸の典型
例は、ベンゼンスルホン酸、p−トルエンスルホ
ン酸、p−クロロベンゼンスルホン酸、3,4−
キシレンスルホン酸、2,5−キシレンスルホン
酸、アルフアーナフタレンスルホン酸およびベー
タ−ナフタレンスルホン酸である。 好適なAは水素である。最も好適な塩は、p−
クロロベンゼンスルホン酸、3,4−ジメチルベ
ンゼンスルホン酸、アルフア−ナフタレンスルホ
ン酸またはベータ−ナフタレンスルホン酸との塩
である。 これらの好適性は、それらの結晶化工程が特に
たやすくて分析的純度の結晶性生成物を容易に生
成するという事実と同様に、その結果生ずるジペ
プチドの甘味が特に強いということに基づいてい
る。 本発明の方法は容易に実施される。式()の
L−アスパルチル−D−アミノ酸ジペプチドアミ
ドを含有する水溶液を、通常は激しくかくはんし
ながら上に定義したような芳香族スルホン酸少な
くとも1モル当量で何度かに分けて処理する。収
率は一般に、過剰のスルホン酸(好適には2当量
より少ない)、比較的高濃度ではあるが不純物の
同時沈でんをひきおこすほど高くない濃度の上記
粗製化合物(好適には約5−10%w/vの範囲
内)の使用:および好適には約0−25℃の範囲へ
の冷却;によつて改良される。純度は、一般に、
ゆつくりした結晶化(ゆつくりした酸の添加、徐
冷)および熟成(すなわち最初の結晶化が完了し
た後数時間以下のかくはん)によつて改良され
る。溶媒は実質的に水性であることが好適である
が、少量の有機溶媒が溶液中に存在しても重大な
不利益はおこらない。 粗製の式()のL−アスパルチル−D−アミ
ノ酸ジペプチドアミドは、特定的にD−アラニン
アミド誘導体に関連している。上記ヨーロツパ特
許文書中に示された方法に従つて製造される。ヨ
ーロツパ特許文書のD−アラニン誘導体を適当な
D−セリン誘導体で置き換えたD−セリンアミド
同類体に対しては、上記の未決の米国特許出願の
中で詳しく述べられたように、同じ方法が用いら
れる。これらの方法のうちの一つで製造された粗
製のジペプチドアミドは、約5−20%という水準
で水に溶解させられ、そして、本発明の結晶化工
程に使用するために必要ならば濾過によつて透明
にされる。別法として、脱保護段階後に、ジペプ
チドアミドは、前もつて粗生成物を単離すること
なく直接水性流から結晶化される。 本発明によつて具体化されたように、式()
の化合物に対する、特に好適な全工程の一つは、
上記のヨーロツパ特許文書および未決の米国特許
出願中に示された方法の一つにおける明確な改良
を表わしている。式()のD−アミノ酸アミド
はL−アスパルチルN−チオカルボン酸無水物と
反応して直接、式()の化合物を与える。この
方法を実施するには、適当な溶媒中のアミド
()を、穏やかなアルカリ性PHで、温度約−25
ないし10℃で、等モル量のL−アスパルチルN−
チオカルボン酸無水物と接触させて、式()の
化合物とする。この反応のためのアルカリ性PH
は、強塩基、例えば水酸化ナトリウムまたは炭酸
カリウムによつて得られる。この反応に適する溶
媒は、使用される反応条件下で、いずれかの反応
体とそれと認められるほど反応することなしに少
なくとも反応体の一部を溶解させ、しかも反応中
に形成された生成物が比較的簡単に単離されるよ
うなものである。その例は、水、テトラヒドロフ
ラン、1.1−ジメトキシエタン、またはその種々
の混合物である。本発明の場合、好適な溶媒は水
である。これは、有機溶媒の消費を避けるばかり
でなく、生成物の単純な、回りくどくない単離を
得させる溶媒であつて;もしも0℃よりはるかに
低い温度で操作したいならば、好適な希釈剤はテ
トラヒドロフランである。この反応は好適なアル
カリ性PH領域は約8ないし10であつて、PH約9が
特に好適である。特に好適な温度は約−2から5
℃の範囲で:一般に純粋な生成物が生成され、そ
して有機溶媒に対する必要性が除かれる。 上述の好適条件下で、反応は普通、1または2
時間で完了する。その後式()の生成物は、PH
をやや酸性側に調整し(これによつて中間体) の脱チオカルボキシル化がおこる);存在するな
らば、有機溶媒を除去するかまたは水で置き換
え;そして適当な芳香族スルホン酸を加える;こ
とによつて単離される。所望ならば、酸性化は、
生成物を結晶化するのに用いる同じスルホン酸を
用いて行なわれる。スルホン酸の添加は通常、何
部かに分けて、所望の生成物の結晶化をひきおこ
すために必要に応じて任意に冷却または濃縮を行
ないながら、実施される。結晶性の塩は、通常は
数分から24時間まで、あるいは必要ならばそれ以
上にわたつて混合物を冷却および熟成した後、濾
過または遠心分離によつて、普通のやり方で回収
される。 第二の特に好適な全工程(この場合にはそれは
すべての段階で新規であるか)は、同じ式()
のD−アミノ酸アミドと無水L−アスパラギン酸
の酸付加塩との反応を含んでいる。この場合に
も、式()の化合物は直接得られる。この反応
は好適には過剰のアミドを用いて実施され、そし
てこのアミドは抽出によつて回収されて再循環さ
せられる。この反応は塩化メチレンまたは塩化エ
チレンにような水と混和しない反応に不活性な溶
媒中、少量の、酢酸のような弱酸の存在におい
て、そして所望ならば、少量の、メタノールのよ
うな低級アルカノールの存在において、低温、例
えば、−40℃ないし0℃、好適には約−15℃ない
し−25℃、で実施される。反応が完了した後(−
20℃で約0.5時間)、反応を水中で停止させ、PHを
塩基性側(例えば9ないし11.5)に調整する。出
発物質のアミドは、有機層および水性層の抽出物
から回収される。それから、水性層を強鉱酸で酸
性化し、そして、上記の条件下で少なくとも1当
量のスルホン酸を添加することによつて所望のL
−アスパルチル−D−アミノ酸ジペプチドアミド
を芳香族スルホン酸塩として回収する。望ましく
ないベータ−異性体(一般に所望異性体の約半分
の濃度で存在する)および他の汚染物、特にトリ
ペプチド(L−アスパルチル−L−アスパルチル
−D−アミノ酸アミド)は溶液中に残留する。 出発物質として用いられる式()のアミド
は、上で引用したヨーロツパ特許文書(これは特
定的にアラニン同族体を述べている)中に詳しく
示された方法に従つて製造される。D−セリンの
ヒドロキシメチル基が当然D−アラニンのメチル
基の代りに入つているけれども、上述の米国特許
には同じように、セリン同族体の製法が示されて
いる。 遊離の、式()のL−アスパルチル−D−ア
ミノ酸ジペプチドアミドは、中和および抽出とい
う標準的な方法によつて、または好適には、スル
ホン酸を溶解させる塩基性イオン交換樹脂を用い
る中和によつて、本発明の芳香族スルホン酸塩か
ら容易に再生される。所望ならば、遊離塩基は単
離される必要はなく、「その位置で」薬学的に許
容し得る酸付加または陽イオン性塩に変えられた
後塩として単離されることができる。 芳香族スルホン酸塩を遊離塩基に変えるために
交換樹脂を使用するときは、弱塩基性イオン交換
樹脂が好適である。最も好適なのは、アンバーラ
イト(Amberlite)LA−1のような弱塩基性液
体陰イオン交換樹脂である。このアンバーライト
LA−1は、その中の各第二アミンが式 (式中、RX,RYおよびRZの各々は脂肪族炭化
水素基であつて、RX,RYおよびRZは総計で11か
ら14個までの炭素原子を含有している)を有して
いる第二アミンの混合物であつて;時として「液
体アミン混合物第一号(Liquid Amine Mixture
No.1)」と呼ばれるこの特殊な第二アミン混合物
は、次の物理的特性を有する透明なこはく色の液
体である:25℃での粘度70cps:20℃での比重
0.845;25℃での屈折率1.467;10mmでの蒸留範
囲:160℃まで−4%、160゜ないし210℃−5%、
210゜ないし220℃−74%、220℃より上−17%。 これらの化合物の甘味能力は、それらの甘味料
としての使用法と同じく、上に引用されたヨーロ
ツパ特許文書に記載された方法によつて決定され
る。 本発明は、以下の実施例によつて具体的に説明
される。しかしながら、本発明はこれらの実施例
の特定の細部に限定はされないことは理解されね
ばならない。 これらの実施例において言及されたHPLC(高
性能液体クロマトグラフイー)法には、3.9mm×
30cm、マイクローボンダパツク(micro−
Bondapak)C18カラム〔マサチユーセツツ州
01757ミルフオード市、ウオターズ・アソシエイ
ツ社(Waters Associates,Inc.〕を使用した。
移動相は、9:1酢酸でPH4.8に調整した0.02M
酢酸アンモニウム:アセトニトリルであり;流量
は2ml/分であり;検出器は紫外線、220nmであ
つた。 実施例 1 3−(L−アスパルチル−Dアラニンアミド)−
2,2,4,4−テトラメチルエタンp−トル
エンスルホン酸塩 3−(Dアラニンアミド)2,2,4,4−テ
トラメチルエタン(300g、1.39モル)を、0−5
℃で水(2.5リツトル)に溶解させ、この溶液の
PHを、12N塩酸で9.0に調整した。それから、L
−アスパルチルN−チオカルボンン酸無水物
(292.2g,1.62モル)を、激しくかくはんしなが
ら数回に分けて加え;必要に応じて50%水酸化ナ
トリウム水溶液を添加して、PHを8.5−9.5に保持
した。PHが9.0で安定する間(約90分)、かくはん
と水酸化物の添加を続けた。その後、12N塩酸で
PHを5.0−5.5に調整した。反応混合物をHPLCで
分析すると、約5%の3−(D−アスパルチル−
D−アラニンアミド)−2,2,4,4−テトラ
メチルチエタン(保持時間:12.9分)および約5
%の3−(L−アスパルチル−L−アスパルチル
−D−アラニンアミド)−2,2,4,4−テト
ラメチルエタン(保持時間:8.7分)で汚染され
た。90%収率の表題生成物の遊離塩基(保持時
間:15分)、を含有することがわかつた。それか
ら、p−トルエンスルホン酸1水和物(285.3g、
1.5モル)を、1時間にわたつて、数部に分けて
加えた。沈でんした結晶性の1水和物としての表
題生成物を、濾過によつて集め、少量の水で洗浄
し、乾燥させた。単離した純粋な生成物の収量は
567g(78.2%);融点182−6,であつた。 分析 C21H33O7N3S2・H2Oとしての 計算値:C,48.35;H,6.76;N,8.05; H2O,3.45 実測値:C,47.55;H,6.48;N,7.98; H2O,3.99 3−(D−アスパルチル−D−アラニンアミド)
−2,2,4,4−テトラメチルエタンの10%水
溶液を、1当量のp−トルエンスルホン酸1水和
物で処理したときは、2日間冷蔵したときでさ
え、溶液は透明なままであつた。こうして、表題
の塩は、たとえ高濃度で存在したとしても、この
実施例の工程に従つて、水から結晶化させること
によりこの異性体から分離される。 所望ならば、水和物の形の表題塩は、高真空中
五酸化燐上で、脱水が事実上完了するまで(都合
よくは、約16時間)、80゜に加熱することによつて
無水形に変えられる。 実施例 2 3−(L−アスパルチル−D−アラニンアミド)
−2,2,4,4−テトラメチルエタンベータ
−ナフタレンスルホン酸塩 p−トルエンスルホン酸の代りにベータ−ナフ
タレンスルホン酸を用いて、実施例1の工程を行
なうと、結晶性の表題生成物(1水和物として)
が、71.8%収率;融点178−180で得られた。 分析 C24H33N3O7S2・H2Oとしての 計算値:C,51.69;H,6.33;N,7.53; H2O,3.23 実測値:C,50.83;H,6.06;N,7.07; H2O,3.52 実施例 3 3−(L−アスパルチル−D−アラニンアミド)
−2,2,4,4−テトラメチルエタンアルフ
ア−ナフタレンスルホン酸塩 p−トルエンスルホン酸の代りに、アルフアナ
フタレンスルホン酸を用いて、実施例1の工程を
行なつて、結晶性表題生成物を、50%収率;融点
200−1で得た。 分析 C24H33N3O7S2としての 計算値:C,53.41;H,6.16;N,7.79 実測値:C,52.95;H,6.16;N,7.61 実施例 4 3−(L−アスパルチル−D−アラニンアミド)
−2,2,4,4−テトラメチルエタンベンゼ
ンスルホン酸塩 ベンゼンスルホン酸1水和物(2.64g,15ミリ
モル)を、数部に分けて、はげしくかくはんしな
がら30分にわたつて、遊離塩基の形の表題生成物
4.75gを含有する水溶液50mlに加えた。混合物を
さらに3時間かくはんした。分離した表題生成物
(1水和物として)の結晶を、濾過によつて集め
て、少量の水で洗浄し、乾燥させた。収量は、
4.5g(65%);融点185−8、であつた。 分析 C20H31N3O7S2・H2Oとしての 計算値:C,47.32;H,6.16;N,8.28; H2O,3.55 実測値:C,47.51;H,6.51;N,8.31; H2O,3.70 実施例 5 p−トルエンスルホン酸塩からの3−(L−ア
スパルチル−D−アラニンアミド)−2,2,
4,4−テトラメチルエタンの再生 アンバーライトLA−1(液体陰イオン交換樹
脂;49.2ml)、塩化メチレン(73.8ml)、脱イオン
水(115ml)、および実施例1の表題の塩(1水和
物;23g、44ミリモル)の混合物を1時間かくは
んすると、2つの透明な層が生じた。水性層を炭
素で処理し、濾過によつて透明にし、濃縮して約
32mlとし、0−5℃に冷却して表題生成物を結晶
させた。この結晶を濾過によつて集めて乾燥させ
た。単離された純粋な生成物の収量は、11.3g(70
%)であつた。 実施例 6 3−(L−アスパルチル−D−アラニンアミド)
−2,2,4,4−テトラメチルエタンp−ト
ルエンスルホン酸塩 3−(D−アラニンアミド)−2,2,4,4−
テトラメチルエタン(2.25g、10.4ミリモル)を、
塩化メチレン(20ml)に溶解させ;氷酢酸
(0.24g)およびメタノール(0.21ml)を加えた。
この混合物を−20℃まで冷却し、激しくかくはん
しながら、無水L−アスパラギン酸塩酸塩〔アリ
ヨシ(Ariyoshi)外、Bull.Chem.Soc.Japan,
45,第2208−2209ページ(1973);0.4g、2.6ミリ
モル〕を加えた。−20℃で30分かくはんした後、
混合物を水(10ml)で反応停止させ、水酸化ナト
リウムの50%水溶液の添加によつてPHを11.0に調
整し、そして各層を分離した。その水性層を塩化
メチレン(10ml)で抽出して未反応のアミドを除
去した。溶液をHPLCで分析すると、表題生成物
(保持時間、15分)とベータ−アスパルチル異性
体(保持時間、14.4分)とを70:30の比率で含有
することがわかつた。この溶液のPHを、12N塩酸
を用いて6.0に調整した後、p−トルエンスルホ
ン酸1水和物(0.5g、3.6ミリモル)を数部に分
けて加え、そして混合物を3時間かくはんした。
分離した結晶性物質(濾過によつて集め、少量の
水で洗浄して乾燥させた)は、実施例1に従つて
製造された物質の性質と一致する性質を有してい
た。HPLC分析は、この生成物が遊離のベータ−
異性体であることを示した。 実施例 7 1−(L−アスパルチル−D−アラニンアミド)
−1,1−ジシクロプロピルメタンp−クロロ
ベンゼンスルホン酸塩 p−クロロベンゼンスルホン酸(1.92g,10ミ
リモル)を数部に分け、激しくかくはんしなが
ら、約300mlの水中の粗製の、遊離塩基の形の表
題生成物(3.15g、10ミリモル)の溶液に加えた。
この混合物を炭素で30分間処理し濾過して透明に
し、少容量(〜40ml)まで濃縮し、そして16時間
冷蔵庫内においた。分離した1水和物としての結
晶性表題生成物を濾過によつて集め、少量の氷水
で洗浄し、乾燥させた。収量は、1.6g(32.6%);
融点146−9℃であつた。 分析 C20H28O7N3SCl・H2Oとしての 計算値:C,47.29;H,5.95;N,8.27; H2O,3.54 実測値:C,47.30;H,5.79;N,8.41; H2O,3.59 実施例 8 1−(L−アスパルチル−D−アラニンアミド)
−1,1−ジシクロプロピルメタン3,4−キ
シレンスルホン酸塩 p−クロロベンゼンスルホン酸の代りに3,4
−キシレンスルホン酸を用いて、実施例7の工程
を行なつて、半水和物としての結晶性表題生成物
を14%収率:融点184−9、で得た。 分析 C22H33O7N3S・0.5H2Oとしての 計算値:C,53.64;H,6.96;N,8.53; H2O,1.83 実測値:C,53.66;H,7.01;N,8.88; H2O,1.86 実施例 9 1−(L−アスパルチル−D−アラニンアミド)
−1,1−ジシクロプロピルメタン アルフア
−ナフタレンスルホン酸塩 p−クロロベンゼンスルホン酸の代りに、アル
フア−ナフタレンスルホン酸を用いて、実施例7
の工程を行なつて、結晶性の表題生成物を、65%
収率;融点195−8、で得た。 分析 C24H31N3O7Sとしての 計算値:C,57.01;H,6.18;N,8.31; H2O,0.00 実測値:C,56.44;H,6.06;N,8.40; H2O,0.73 10%の異性体1−(D−アスパルチル−D−ア
ラニンアミド)−1,1−ジシクロプロピルメタ
ンで汚染された遊離塩基の形の表題生成物3.0g
を、100mlの水に溶解させた。アルフア−ナフタ
レンスルホン酸(2.3g)を、数部に分け、激しく
かくはんしながら1時間にわたつて加えた。この
結果生ずる溶液を、16時間冷蔵し、結晶性生成物
を濾過によつて回収し、少量の水で洗浄し乾燥さ
せた。HPLC分析は、この表題生成物が、汚染異
性体(表題生成物の保持時間は8.3分であり;ジ
アステレオマーに対する保持時間は6.1分であつ
た)を含まないことを示した。 実施例 10 1−(L−アスパルチル−D−アラニンアミド)
−1,1−ジシクロプロピルメタン ベータ−
ナフタレンスルホン酸塩 p−クロロベンゼンスルホン酸に代えて、ベー
タ−ナフタレンスルホン酸を用いて、実施例7の
工程を行なうと、1水和物としての結晶性表題生
成物が、52%収率;融点167−170、で得られた。 分析 C24H31N3O7S・H2Oとしての 計算値:C,55.05;H,6.35;N,8.04; H2O,3.44 実測値:C,54.92;H,6.16;N,8.09; H2O,3.45 実施例 11 3−(L−アスパルチル−D−セリンアミド)−
2,2,4,4−テトラメチルエタン p−ト
ルエンスルホン酸塩 3−(D−アラニンアミド)−2,2,4,4−
テトラメチルエタンの代わりに、3−(D−セリ
ンアミド)−2,2,4,4−テトラメチルエタ
ンを用いて実施例1の工程を行なつて、半水和物
としての表題生成物を、78.3%;融点208−210℃
で得た。 分析 C21H33O8N3S2・0.5H2Oとしての 計算値:C,47.71;H,6.48;N,7.95; H2O,1.70 実測値:C,47.48;H,6.46;N,8.21; H2O,1.70 実施例 12 3−(L−アスパルチル−D−アラニンアミド)
−2,2,4,4−テトラメチルエタン1,1
−ジオキシド p−トルエンスルホン酸塩 p−トルエンスルホン酸1水和物(2.1g、11ミ
リモル)を数部に分けて、激しくかくはんしなが
ら、50℃で、水10ml中に遊離塩基の形の表題生成
物(4.0g)、10ミリモル)を含有する溶液に加え
た。その後この混合物を室温まで徐冷した。1水
和物としての表題生成物の結晶化は数分内に始ま
つた。混合物を0℃まで冷却し、約10時間かくは
んして結晶化を完了させた。生成物を濾過によつ
て集め、少量の氷水で洗浄し、そして乾燥させ
た。収量は3.21g(58%);融点166−9、であつ
た。 分析 C21H33O9N3S2・H2Oとしての 計算値:C,45.56;H,6.37;N,7.59; H2O,3.25 実測値:C,45.60;H,6.15;N,7.84; H2O,3.07 3−(D−アラニンアミド)−2,2,4,4−
テトラメチルエタンの代りに、3−(D−アラニ
ンアミド)−2,2,4,4−テトラメチルエタ
ン1,1−ジオキシドを用いて、実施例1の工程
に従つて同一の結晶性表題生成物を29.3%収率で
得た。
り、そしてR2は水素またはメチル基である) の芳香族スルホン酸との塩の形の、上記L−アス
パルチル−D−アミノ酸ジペプチドアミドを、水
性溶媒から選択的に結晶化させることより成る。
この結果生ずる塩は一般に水和されている。無水
の塩が望ましいときは、水和の水は、五酸化燐上
で真空で加熱することによつて除去される。 本発明はまた、こうして得られる、無水または
水和された塩をも包含し、この塩は、式()の
L−アスパルチル−D−アミノ酸ジペプチドアミ
ドおよび上に定義したような芳香族スルホン酸か
ら成つている。 第3に、本発明は、精製された、上に定義した
ような芳香族スルホン酸との酸付加塩の形の式
()のL−アスパルチル−D−アミノ酸ジペプ
チドアミド類の改良製造法をも包含し、この方法
は: (a) 水性溶媒中、塩基性PHで、式 のL−アスパルチルN−チオカルボン酸無水物
を式 (式中、AおよびRは先に定義した通りであ
る)のD−アミノ酸アミドと反応させ;そして
その結果生ずる中間体の標準的な脱チオカルボ
キシル化を行なうために酸性化した後、 (b) 得られるL−アスパルチル−D−アミノ酸ジ
ペプチドを上記芳香族スルホン酸で結晶化させ
ること より成る。 最後に、本発明は、精製された、上に定義した
ような芳香族スルホン酸との酸付加塩の形の、式
()の化合物の新規な製法を包含し、この方法
は: (a) 反応に不活性な溶媒中で、式 の無水L−アスパラギン酸の酸付加塩を、式
()のD−アミノ酸アミドと反応させるこ
と;および、標準的な反応の停止と生成物の水
中への移動の後に、 (b) 得られるL−アスパルチル−D−アミノ酸ジ
ペプチドを上記スルホン酸で結晶させること;
より成る。 無水L−アスパラギン酸に適用されたとき「酸
付加塩」という表現は、一般に、その無水物を安
定化し、その重合を妨げる、塩酸のような強酸を
指している。 「反応に不活性な溶媒」という表現は、出発物
質または生成物と、所望の生成物の収率を有意に
低下させるようには反応しないような溶媒を包含
しようとするものである。この規準を満足させる
典型的な溶媒は後で詳しく示される。 上で構造的に限定した芳香族スルホン酸の典型
例は、ベンゼンスルホン酸、p−トルエンスルホ
ン酸、p−クロロベンゼンスルホン酸、3,4−
キシレンスルホン酸、2,5−キシレンスルホン
酸、アルフアーナフタレンスルホン酸およびベー
タ−ナフタレンスルホン酸である。 好適なAは水素である。最も好適な塩は、p−
クロロベンゼンスルホン酸、3,4−ジメチルベ
ンゼンスルホン酸、アルフア−ナフタレンスルホ
ン酸またはベータ−ナフタレンスルホン酸との塩
である。 これらの好適性は、それらの結晶化工程が特に
たやすくて分析的純度の結晶性生成物を容易に生
成するという事実と同様に、その結果生ずるジペ
プチドの甘味が特に強いということに基づいてい
る。 本発明の方法は容易に実施される。式()の
L−アスパルチル−D−アミノ酸ジペプチドアミ
ドを含有する水溶液を、通常は激しくかくはんし
ながら上に定義したような芳香族スルホン酸少な
くとも1モル当量で何度かに分けて処理する。収
率は一般に、過剰のスルホン酸(好適には2当量
より少ない)、比較的高濃度ではあるが不純物の
同時沈でんをひきおこすほど高くない濃度の上記
粗製化合物(好適には約5−10%w/vの範囲
内)の使用:および好適には約0−25℃の範囲へ
の冷却;によつて改良される。純度は、一般に、
ゆつくりした結晶化(ゆつくりした酸の添加、徐
冷)および熟成(すなわち最初の結晶化が完了し
た後数時間以下のかくはん)によつて改良され
る。溶媒は実質的に水性であることが好適である
が、少量の有機溶媒が溶液中に存在しても重大な
不利益はおこらない。 粗製の式()のL−アスパルチル−D−アミ
ノ酸ジペプチドアミドは、特定的にD−アラニン
アミド誘導体に関連している。上記ヨーロツパ特
許文書中に示された方法に従つて製造される。ヨ
ーロツパ特許文書のD−アラニン誘導体を適当な
D−セリン誘導体で置き換えたD−セリンアミド
同類体に対しては、上記の未決の米国特許出願の
中で詳しく述べられたように、同じ方法が用いら
れる。これらの方法のうちの一つで製造された粗
製のジペプチドアミドは、約5−20%という水準
で水に溶解させられ、そして、本発明の結晶化工
程に使用するために必要ならば濾過によつて透明
にされる。別法として、脱保護段階後に、ジペプ
チドアミドは、前もつて粗生成物を単離すること
なく直接水性流から結晶化される。 本発明によつて具体化されたように、式()
の化合物に対する、特に好適な全工程の一つは、
上記のヨーロツパ特許文書および未決の米国特許
出願中に示された方法の一つにおける明確な改良
を表わしている。式()のD−アミノ酸アミド
はL−アスパルチルN−チオカルボン酸無水物と
反応して直接、式()の化合物を与える。この
方法を実施するには、適当な溶媒中のアミド
()を、穏やかなアルカリ性PHで、温度約−25
ないし10℃で、等モル量のL−アスパルチルN−
チオカルボン酸無水物と接触させて、式()の
化合物とする。この反応のためのアルカリ性PH
は、強塩基、例えば水酸化ナトリウムまたは炭酸
カリウムによつて得られる。この反応に適する溶
媒は、使用される反応条件下で、いずれかの反応
体とそれと認められるほど反応することなしに少
なくとも反応体の一部を溶解させ、しかも反応中
に形成された生成物が比較的簡単に単離されるよ
うなものである。その例は、水、テトラヒドロフ
ラン、1.1−ジメトキシエタン、またはその種々
の混合物である。本発明の場合、好適な溶媒は水
である。これは、有機溶媒の消費を避けるばかり
でなく、生成物の単純な、回りくどくない単離を
得させる溶媒であつて;もしも0℃よりはるかに
低い温度で操作したいならば、好適な希釈剤はテ
トラヒドロフランである。この反応は好適なアル
カリ性PH領域は約8ないし10であつて、PH約9が
特に好適である。特に好適な温度は約−2から5
℃の範囲で:一般に純粋な生成物が生成され、そ
して有機溶媒に対する必要性が除かれる。 上述の好適条件下で、反応は普通、1または2
時間で完了する。その後式()の生成物は、PH
をやや酸性側に調整し(これによつて中間体) の脱チオカルボキシル化がおこる);存在するな
らば、有機溶媒を除去するかまたは水で置き換
え;そして適当な芳香族スルホン酸を加える;こ
とによつて単離される。所望ならば、酸性化は、
生成物を結晶化するのに用いる同じスルホン酸を
用いて行なわれる。スルホン酸の添加は通常、何
部かに分けて、所望の生成物の結晶化をひきおこ
すために必要に応じて任意に冷却または濃縮を行
ないながら、実施される。結晶性の塩は、通常は
数分から24時間まで、あるいは必要ならばそれ以
上にわたつて混合物を冷却および熟成した後、濾
過または遠心分離によつて、普通のやり方で回収
される。 第二の特に好適な全工程(この場合にはそれは
すべての段階で新規であるか)は、同じ式()
のD−アミノ酸アミドと無水L−アスパラギン酸
の酸付加塩との反応を含んでいる。この場合に
も、式()の化合物は直接得られる。この反応
は好適には過剰のアミドを用いて実施され、そし
てこのアミドは抽出によつて回収されて再循環さ
せられる。この反応は塩化メチレンまたは塩化エ
チレンにような水と混和しない反応に不活性な溶
媒中、少量の、酢酸のような弱酸の存在におい
て、そして所望ならば、少量の、メタノールのよ
うな低級アルカノールの存在において、低温、例
えば、−40℃ないし0℃、好適には約−15℃ない
し−25℃、で実施される。反応が完了した後(−
20℃で約0.5時間)、反応を水中で停止させ、PHを
塩基性側(例えば9ないし11.5)に調整する。出
発物質のアミドは、有機層および水性層の抽出物
から回収される。それから、水性層を強鉱酸で酸
性化し、そして、上記の条件下で少なくとも1当
量のスルホン酸を添加することによつて所望のL
−アスパルチル−D−アミノ酸ジペプチドアミド
を芳香族スルホン酸塩として回収する。望ましく
ないベータ−異性体(一般に所望異性体の約半分
の濃度で存在する)および他の汚染物、特にトリ
ペプチド(L−アスパルチル−L−アスパルチル
−D−アミノ酸アミド)は溶液中に残留する。 出発物質として用いられる式()のアミド
は、上で引用したヨーロツパ特許文書(これは特
定的にアラニン同族体を述べている)中に詳しく
示された方法に従つて製造される。D−セリンの
ヒドロキシメチル基が当然D−アラニンのメチル
基の代りに入つているけれども、上述の米国特許
には同じように、セリン同族体の製法が示されて
いる。 遊離の、式()のL−アスパルチル−D−ア
ミノ酸ジペプチドアミドは、中和および抽出とい
う標準的な方法によつて、または好適には、スル
ホン酸を溶解させる塩基性イオン交換樹脂を用い
る中和によつて、本発明の芳香族スルホン酸塩か
ら容易に再生される。所望ならば、遊離塩基は単
離される必要はなく、「その位置で」薬学的に許
容し得る酸付加または陽イオン性塩に変えられた
後塩として単離されることができる。 芳香族スルホン酸塩を遊離塩基に変えるために
交換樹脂を使用するときは、弱塩基性イオン交換
樹脂が好適である。最も好適なのは、アンバーラ
イト(Amberlite)LA−1のような弱塩基性液
体陰イオン交換樹脂である。このアンバーライト
LA−1は、その中の各第二アミンが式 (式中、RX,RYおよびRZの各々は脂肪族炭化
水素基であつて、RX,RYおよびRZは総計で11か
ら14個までの炭素原子を含有している)を有して
いる第二アミンの混合物であつて;時として「液
体アミン混合物第一号(Liquid Amine Mixture
No.1)」と呼ばれるこの特殊な第二アミン混合物
は、次の物理的特性を有する透明なこはく色の液
体である:25℃での粘度70cps:20℃での比重
0.845;25℃での屈折率1.467;10mmでの蒸留範
囲:160℃まで−4%、160゜ないし210℃−5%、
210゜ないし220℃−74%、220℃より上−17%。 これらの化合物の甘味能力は、それらの甘味料
としての使用法と同じく、上に引用されたヨーロ
ツパ特許文書に記載された方法によつて決定され
る。 本発明は、以下の実施例によつて具体的に説明
される。しかしながら、本発明はこれらの実施例
の特定の細部に限定はされないことは理解されね
ばならない。 これらの実施例において言及されたHPLC(高
性能液体クロマトグラフイー)法には、3.9mm×
30cm、マイクローボンダパツク(micro−
Bondapak)C18カラム〔マサチユーセツツ州
01757ミルフオード市、ウオターズ・アソシエイ
ツ社(Waters Associates,Inc.〕を使用した。
移動相は、9:1酢酸でPH4.8に調整した0.02M
酢酸アンモニウム:アセトニトリルであり;流量
は2ml/分であり;検出器は紫外線、220nmであ
つた。 実施例 1 3−(L−アスパルチル−Dアラニンアミド)−
2,2,4,4−テトラメチルエタンp−トル
エンスルホン酸塩 3−(Dアラニンアミド)2,2,4,4−テ
トラメチルエタン(300g、1.39モル)を、0−5
℃で水(2.5リツトル)に溶解させ、この溶液の
PHを、12N塩酸で9.0に調整した。それから、L
−アスパルチルN−チオカルボンン酸無水物
(292.2g,1.62モル)を、激しくかくはんしなが
ら数回に分けて加え;必要に応じて50%水酸化ナ
トリウム水溶液を添加して、PHを8.5−9.5に保持
した。PHが9.0で安定する間(約90分)、かくはん
と水酸化物の添加を続けた。その後、12N塩酸で
PHを5.0−5.5に調整した。反応混合物をHPLCで
分析すると、約5%の3−(D−アスパルチル−
D−アラニンアミド)−2,2,4,4−テトラ
メチルチエタン(保持時間:12.9分)および約5
%の3−(L−アスパルチル−L−アスパルチル
−D−アラニンアミド)−2,2,4,4−テト
ラメチルエタン(保持時間:8.7分)で汚染され
た。90%収率の表題生成物の遊離塩基(保持時
間:15分)、を含有することがわかつた。それか
ら、p−トルエンスルホン酸1水和物(285.3g、
1.5モル)を、1時間にわたつて、数部に分けて
加えた。沈でんした結晶性の1水和物としての表
題生成物を、濾過によつて集め、少量の水で洗浄
し、乾燥させた。単離した純粋な生成物の収量は
567g(78.2%);融点182−6,であつた。 分析 C21H33O7N3S2・H2Oとしての 計算値:C,48.35;H,6.76;N,8.05; H2O,3.45 実測値:C,47.55;H,6.48;N,7.98; H2O,3.99 3−(D−アスパルチル−D−アラニンアミド)
−2,2,4,4−テトラメチルエタンの10%水
溶液を、1当量のp−トルエンスルホン酸1水和
物で処理したときは、2日間冷蔵したときでさ
え、溶液は透明なままであつた。こうして、表題
の塩は、たとえ高濃度で存在したとしても、この
実施例の工程に従つて、水から結晶化させること
によりこの異性体から分離される。 所望ならば、水和物の形の表題塩は、高真空中
五酸化燐上で、脱水が事実上完了するまで(都合
よくは、約16時間)、80゜に加熱することによつて
無水形に変えられる。 実施例 2 3−(L−アスパルチル−D−アラニンアミド)
−2,2,4,4−テトラメチルエタンベータ
−ナフタレンスルホン酸塩 p−トルエンスルホン酸の代りにベータ−ナフ
タレンスルホン酸を用いて、実施例1の工程を行
なうと、結晶性の表題生成物(1水和物として)
が、71.8%収率;融点178−180で得られた。 分析 C24H33N3O7S2・H2Oとしての 計算値:C,51.69;H,6.33;N,7.53; H2O,3.23 実測値:C,50.83;H,6.06;N,7.07; H2O,3.52 実施例 3 3−(L−アスパルチル−D−アラニンアミド)
−2,2,4,4−テトラメチルエタンアルフ
ア−ナフタレンスルホン酸塩 p−トルエンスルホン酸の代りに、アルフアナ
フタレンスルホン酸を用いて、実施例1の工程を
行なつて、結晶性表題生成物を、50%収率;融点
200−1で得た。 分析 C24H33N3O7S2としての 計算値:C,53.41;H,6.16;N,7.79 実測値:C,52.95;H,6.16;N,7.61 実施例 4 3−(L−アスパルチル−D−アラニンアミド)
−2,2,4,4−テトラメチルエタンベンゼ
ンスルホン酸塩 ベンゼンスルホン酸1水和物(2.64g,15ミリ
モル)を、数部に分けて、はげしくかくはんしな
がら30分にわたつて、遊離塩基の形の表題生成物
4.75gを含有する水溶液50mlに加えた。混合物を
さらに3時間かくはんした。分離した表題生成物
(1水和物として)の結晶を、濾過によつて集め
て、少量の水で洗浄し、乾燥させた。収量は、
4.5g(65%);融点185−8、であつた。 分析 C20H31N3O7S2・H2Oとしての 計算値:C,47.32;H,6.16;N,8.28; H2O,3.55 実測値:C,47.51;H,6.51;N,8.31; H2O,3.70 実施例 5 p−トルエンスルホン酸塩からの3−(L−ア
スパルチル−D−アラニンアミド)−2,2,
4,4−テトラメチルエタンの再生 アンバーライトLA−1(液体陰イオン交換樹
脂;49.2ml)、塩化メチレン(73.8ml)、脱イオン
水(115ml)、および実施例1の表題の塩(1水和
物;23g、44ミリモル)の混合物を1時間かくは
んすると、2つの透明な層が生じた。水性層を炭
素で処理し、濾過によつて透明にし、濃縮して約
32mlとし、0−5℃に冷却して表題生成物を結晶
させた。この結晶を濾過によつて集めて乾燥させ
た。単離された純粋な生成物の収量は、11.3g(70
%)であつた。 実施例 6 3−(L−アスパルチル−D−アラニンアミド)
−2,2,4,4−テトラメチルエタンp−ト
ルエンスルホン酸塩 3−(D−アラニンアミド)−2,2,4,4−
テトラメチルエタン(2.25g、10.4ミリモル)を、
塩化メチレン(20ml)に溶解させ;氷酢酸
(0.24g)およびメタノール(0.21ml)を加えた。
この混合物を−20℃まで冷却し、激しくかくはん
しながら、無水L−アスパラギン酸塩酸塩〔アリ
ヨシ(Ariyoshi)外、Bull.Chem.Soc.Japan,
45,第2208−2209ページ(1973);0.4g、2.6ミリ
モル〕を加えた。−20℃で30分かくはんした後、
混合物を水(10ml)で反応停止させ、水酸化ナト
リウムの50%水溶液の添加によつてPHを11.0に調
整し、そして各層を分離した。その水性層を塩化
メチレン(10ml)で抽出して未反応のアミドを除
去した。溶液をHPLCで分析すると、表題生成物
(保持時間、15分)とベータ−アスパルチル異性
体(保持時間、14.4分)とを70:30の比率で含有
することがわかつた。この溶液のPHを、12N塩酸
を用いて6.0に調整した後、p−トルエンスルホ
ン酸1水和物(0.5g、3.6ミリモル)を数部に分
けて加え、そして混合物を3時間かくはんした。
分離した結晶性物質(濾過によつて集め、少量の
水で洗浄して乾燥させた)は、実施例1に従つて
製造された物質の性質と一致する性質を有してい
た。HPLC分析は、この生成物が遊離のベータ−
異性体であることを示した。 実施例 7 1−(L−アスパルチル−D−アラニンアミド)
−1,1−ジシクロプロピルメタンp−クロロ
ベンゼンスルホン酸塩 p−クロロベンゼンスルホン酸(1.92g,10ミ
リモル)を数部に分け、激しくかくはんしなが
ら、約300mlの水中の粗製の、遊離塩基の形の表
題生成物(3.15g、10ミリモル)の溶液に加えた。
この混合物を炭素で30分間処理し濾過して透明に
し、少容量(〜40ml)まで濃縮し、そして16時間
冷蔵庫内においた。分離した1水和物としての結
晶性表題生成物を濾過によつて集め、少量の氷水
で洗浄し、乾燥させた。収量は、1.6g(32.6%);
融点146−9℃であつた。 分析 C20H28O7N3SCl・H2Oとしての 計算値:C,47.29;H,5.95;N,8.27; H2O,3.54 実測値:C,47.30;H,5.79;N,8.41; H2O,3.59 実施例 8 1−(L−アスパルチル−D−アラニンアミド)
−1,1−ジシクロプロピルメタン3,4−キ
シレンスルホン酸塩 p−クロロベンゼンスルホン酸の代りに3,4
−キシレンスルホン酸を用いて、実施例7の工程
を行なつて、半水和物としての結晶性表題生成物
を14%収率:融点184−9、で得た。 分析 C22H33O7N3S・0.5H2Oとしての 計算値:C,53.64;H,6.96;N,8.53; H2O,1.83 実測値:C,53.66;H,7.01;N,8.88; H2O,1.86 実施例 9 1−(L−アスパルチル−D−アラニンアミド)
−1,1−ジシクロプロピルメタン アルフア
−ナフタレンスルホン酸塩 p−クロロベンゼンスルホン酸の代りに、アル
フア−ナフタレンスルホン酸を用いて、実施例7
の工程を行なつて、結晶性の表題生成物を、65%
収率;融点195−8、で得た。 分析 C24H31N3O7Sとしての 計算値:C,57.01;H,6.18;N,8.31; H2O,0.00 実測値:C,56.44;H,6.06;N,8.40; H2O,0.73 10%の異性体1−(D−アスパルチル−D−ア
ラニンアミド)−1,1−ジシクロプロピルメタ
ンで汚染された遊離塩基の形の表題生成物3.0g
を、100mlの水に溶解させた。アルフア−ナフタ
レンスルホン酸(2.3g)を、数部に分け、激しく
かくはんしながら1時間にわたつて加えた。この
結果生ずる溶液を、16時間冷蔵し、結晶性生成物
を濾過によつて回収し、少量の水で洗浄し乾燥さ
せた。HPLC分析は、この表題生成物が、汚染異
性体(表題生成物の保持時間は8.3分であり;ジ
アステレオマーに対する保持時間は6.1分であつ
た)を含まないことを示した。 実施例 10 1−(L−アスパルチル−D−アラニンアミド)
−1,1−ジシクロプロピルメタン ベータ−
ナフタレンスルホン酸塩 p−クロロベンゼンスルホン酸に代えて、ベー
タ−ナフタレンスルホン酸を用いて、実施例7の
工程を行なうと、1水和物としての結晶性表題生
成物が、52%収率;融点167−170、で得られた。 分析 C24H31N3O7S・H2Oとしての 計算値:C,55.05;H,6.35;N,8.04; H2O,3.44 実測値:C,54.92;H,6.16;N,8.09; H2O,3.45 実施例 11 3−(L−アスパルチル−D−セリンアミド)−
2,2,4,4−テトラメチルエタン p−ト
ルエンスルホン酸塩 3−(D−アラニンアミド)−2,2,4,4−
テトラメチルエタンの代わりに、3−(D−セリ
ンアミド)−2,2,4,4−テトラメチルエタ
ンを用いて実施例1の工程を行なつて、半水和物
としての表題生成物を、78.3%;融点208−210℃
で得た。 分析 C21H33O8N3S2・0.5H2Oとしての 計算値:C,47.71;H,6.48;N,7.95; H2O,1.70 実測値:C,47.48;H,6.46;N,8.21; H2O,1.70 実施例 12 3−(L−アスパルチル−D−アラニンアミド)
−2,2,4,4−テトラメチルエタン1,1
−ジオキシド p−トルエンスルホン酸塩 p−トルエンスルホン酸1水和物(2.1g、11ミ
リモル)を数部に分けて、激しくかくはんしなが
ら、50℃で、水10ml中に遊離塩基の形の表題生成
物(4.0g)、10ミリモル)を含有する溶液に加え
た。その後この混合物を室温まで徐冷した。1水
和物としての表題生成物の結晶化は数分内に始ま
つた。混合物を0℃まで冷却し、約10時間かくは
んして結晶化を完了させた。生成物を濾過によつ
て集め、少量の氷水で洗浄し、そして乾燥させ
た。収量は3.21g(58%);融点166−9、であつ
た。 分析 C21H33O9N3S2・H2Oとしての 計算値:C,45.56;H,6.37;N,7.59; H2O,3.25 実測値:C,45.60;H,6.15;N,7.84; H2O,3.07 3−(D−アラニンアミド)−2,2,4,4−
テトラメチルエタンの代りに、3−(D−アラニ
ンアミド)−2,2,4,4−テトラメチルエタ
ン1,1−ジオキシドを用いて、実施例1の工程
に従つて同一の結晶性表題生成物を29.3%収率で
得た。
Claims (1)
- 【特許請求の範囲】 1 式【式】または 【式】 (式中、R1は水素、塩素またはメチル基であ
り、R2は水素またはメチル基である) の芳香族スルホン酸との塩の形で、下記のL−ア
スパルチル−D−アミノ酸ジペプチドアミドを水
性溶媒から選択的に結晶させることより成る、式 〔式中、Aは水素またはヒドロキシ基であり、
Rは、 (a) 次式の2,2,4,4−テトラメチル−3−
チエタニル; (b) 次式のジ(シクロプロピル)メチル;または (c) 次式の1,1−ジオキソ−2,2,4,4−
テトラメチル−3−チエタニル である〕 のL−アスパルチル−D−アミノ酸ジペプチドア
ミドの精製または単離方法。 2 式 〔式中、Aは水素またはヒドロキシ基であり、
Rは (a) 次式の2,2,4,4−テトラメチル−3−
チエタニル; (b) 次式のジ(シクロプロピル)メチル;または (c) 次式の1,1−ジオキソ−2,2,4,4−
テトラメチル−3−チエタニル である〕 のL−アスパルチル−D−アミノ酸ジペプチドア
ミドおよび式【式】または 【式】 (式中、R1は水素、塩素またはメチル基であ
り、R2は水素またはメチル基である) の芳香族スルホン酸の無水または水和塩。 3 芳香族スルホン酸が、p−トルエンスルホン
酸、ベーターナフタレンスルホン酸、アルフアー
ナフタレンスルホン酸、ベンゼンスルホン酸また
は3,4−ジメチルベンゼンスルホン酸である特
許請求の範囲第2項に記載の塩。 4 (a)式 の無水L−アスパラギン酸の酸付加塩を、式 〔式中、Aは水素またはヒドロキシ基であつ
て、Rは、 (a) 次式の2,2,4,4−テトラメチル−3−
チエタニル; (b) 次式のジ(シクロプロピル)メチル;または (c) 次式の1,1−ジオキソ−2,2,4,4−
テトラメチル−3−チエタニル である〕 のD−アミノ酸アミドと反応させること;および (b) この結果生ずるL−アスパルチル−D−アミ
ノ酸ジペプチドを、式 【式】または【式】 (式中、R1は水素、メチル基または塩素であ
りそしてR2は水素またはメチル基である) の芳香族スルホン酸を用いて結晶化させること;
より成る、上記スルホン酸との酸付加塩の形の、
式 (式中、AおよびRは先に定義した通りであ
る) のL−アスパルチル−D−アミノ酸ジペプチドア
ミドの製造方法。 5 (a)式 のL−アスパルチル N−チオカルボン酸無水物
を、水性溶媒中塩基性PHで、式 〔式中、Aは水素またはヒドロキシ基であり、
Rは、 (a) 次式の2,2,4,4−テトラメチル−3−
チエタニル; (b) 次式のジ(シクロプロピル)メチル;または (c) 次式の1,1−ジオキソ−2,2,4,4−
テトラメチル−3−チエタニル である〕 のD−アミノ酸アミドと反応させること;および (b) こうして生ずるL−アスパルチル−D−アミ
ノ酸ジペプチドを、式 【式】または【式】 (式中、R1は水素、メチル基または塩素であ
り、R2は水素またはメチル基である) の芳香族スルホン酸で結晶化させること; より成る、上記芳香族スルホン酸との酸付加塩の
形の、式 (式中、AおよびRは先に定義した通りであ
る) のL−アスパルチル−D−アミノ酸ジペプチドア
ミドの製造方法。
Applications Claiming Priority (2)
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|---|---|---|---|
| US300366 | 1981-09-08 | ||
| US06/300,366 US4375430A (en) | 1981-09-08 | 1981-09-08 | Processes for preparation, isolation and purification of dipeptide sweeteners |
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| JPS5857350A JPS5857350A (ja) | 1983-04-05 |
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