JPS631920Y2 - - Google Patents

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JPS631920Y2
JPS631920Y2 JP1980010308U JP1030880U JPS631920Y2 JP S631920 Y2 JPS631920 Y2 JP S631920Y2 JP 1980010308 U JP1980010308 U JP 1980010308U JP 1030880 U JP1030880 U JP 1030880U JP S631920 Y2 JPS631920 Y2 JP S631920Y2
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fibers
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denier
silicone resin
filling material
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JP1980010308U
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Description

【考案の詳細な説明】 本考案は羽毛調の風合を有し、かつ保温性の極
めて良好な詰物用中綿に関する。 合繊使いふとんにおいて羽毛調のやわらかい風
合を得るために、ポリエステル系繊維にシリコー
ン樹脂を付与する技術は従来から公知のとおりで
ある。しかしながら、シリコーン樹脂を付与する
と繊維相互の平滑性が必然的に増し、包被する側
地より単繊維が抜け出る問題があるという理由か
らや該羽毛調風合、カサ高性を生かすためには、
粗硬感が出ない程度に繊維を太くする必要がある
という理由から、極力太い繊維使いで該技術は実
施されてきたものである。一方、詰物用中綿とし
て保温性が最も良好であるためには、できるだけ
細い繊維を用いるのがよいことからこれら保温性
と羽毛調風合には相矛盾する面があるものであつ
た。 本考案の目的はシリコーン樹脂を付与した繊維
の有する優れた性能を失なわせることなく、詰物
用中綿の生命である良好なる保温性を得ることの
できる新規な詰物用中綿を提供せんとするもので
ある。 かかる目的は、単繊維太さが0.1〜2.0デニール
である連続フイラメント糸条がランダムなケン縮
を有しかつ実質的に開繊された状態で構成してな
るウエツブと、単繊維の太さが3.0〜10.0デニー
ルでありジメチルポリシロキサンを主成分とした
シリコーン樹脂が乾燥時の重量%で0.1〜2.0%付
与されてなるポリエステル系繊維のウエツブとが
層状に重ね合わされてなることを特徴とする詰物
用中綿とすることによつて達成される。 以下、さらに詳しく本考案について説明をす
る。 本考案になる詰物用中綿は2つ以上のウエツブ
層が重ね合わされてなるものであるが、一方の層
は単繊維が0.1〜2.0デニールである連続フイラメ
ント糸条からなるウエツブ状の積層体であり、該
フイラメント糸条は実質的に開繊され、かつ単繊
維がランダムなケン縮を有することが必要であ
る。該連続フイラメント糸条を構成する単繊維の
繊度は小さい方が好ましく、たとえば2.0デニー
ル以下でも、好ましくは0.1〜1.5デニールの範囲
が良い。すなわち単繊維の繊度が小さくなるにつ
れて、同一目付で単位体積あたりの繊維本数は多
くなるため、単繊維相互が構成するミクロな空間
の部屋(セル)が小さくなり、空気の移動が起り
にくく、空気の対流作用が少なくなり保温性が極
めて良好となる。さらにはランダムケン縮の存在
により該層を構成する繊維層の単繊維が抜けにく
く、したがつて該細繊維層に接して側地を位置さ
せた場合でも側地からのわた抜けもしにくくな
る。一般には細繊維使いのものはそのままではあ
るいは規則的なケン縮を有するものでは綿抜けも
綿切れも多いものなのである。 該細繊維層を構成する連続フイラメント糸条は
実質的に単繊維状まで十分に開繊されており、か
つ開繊された単繊維は規則的なケン縮、たとえば
機械ケン縮ではなく、ケン縮の形態、大きさ、
数、などの異なるランダムなケン縮を有している
ことから、このような糸条から形成されるウエツ
ブはその目付に実質上ムラがなく、規則的ケン縮
の場合のようにケン縮の位相が一致することが少
なく、単繊維相互の絡合点が多く、強固になり、
上記の如くわた縮みやわた切れが著しく小さい。 もう一方の層はポリエステル系繊維にジメチル
ポリシロキサンを主成分とするシリコーン樹脂を
付与するものであり、繊維表面のすべりを向上さ
せ、羽毛調風合をかもし出し、かつ繊維相互の絡
みを防止してカサ減りを防止する。該層において
ポリエステル系繊維以外を使用することはシリコ
ーン樹脂付着の効果が十分発揮されず、また、繊
維自身のへたりも大きく好ましくない。シリコー
ン樹脂付着量は乾燥時の重量比で0.1〜2.0%の範
囲が好ましく、0.1%より小さいものではその効
果が小さく,2%よりも大きいものでは効果は飽
和状態となり、静電気の多発および製品も高価と
なる。繊維の太さはシリコーン樹脂の効果が発揮
できる範囲で太い方が良いが、10デニールよりも
大きくなると粗剛感があり、緻密感に欠け、羽毛
調風合とはほど遠くなる。また3デニールより小
さいと緻密感はあるが、単繊維の剛性が弱く、カ
サ高性に欠けるので全く好ましくない。該繊維は
カード機、又は開繊機で十分開繊されウエツブ状
となす。 上記両ウエツブの重ね合わせは各一層を積層ま
たは1層対2層を合わせてもよく、たとえば掛ふ
とんにする場合は人体に接触する部分に細繊維が
位置する様に重ね合わせするのが保温性の点から
最も好ましに態様である。 次に本考案について図面で説明する。第1図は
本考案の詰物用中綿の一例を示す概略断面図であ
る。1は細繊度フイラメント糸条より成るウエツ
ブ層であり、保温効果大なる層であり、2は羽毛
調風合、カサ高性を保持する層である。このよう
な詰物用中綿を側生地で包被し、適宜係止めする
ことにより製品を作ることができる。該詰物用中
綿は、ふとん類、クツシヨン、枕、キルテイング
製品、寝袋などに用いると効果がある。 以下実施例により本考案の詰物用中綿をさらに
具体的に説明する。 実施例 1 ポリエチレンテレフタレートを溶融紡糸し、口
金から吐出されるポリマ流を内径3mmφのパイプ
に導入し圧空とともに噴出させて、フイラメント
の進行方向に対して斜めに設置した衝突板に衝突
させて開繊し単繊維繊度0.8デニール、ケン縮度
の平均値4.2%のランダムなケン縮を有するフイ
ラメントからなる目付100g/m2のウエツブを作
り、バインダとしてPVAを付着量が5重量%に
なるようにして付着させた。 一方、ポリエステル系繊維の太さ7デニール、
カツト長さ64mmであり、ジメチルポリシロキサン
を主成分とするシリコーン樹脂が乾燥時の重量比
で0.5%になる様に付与された原綿をカード機に
かけて開繊して目付が400g/m2になるように成
型してウエツブを作成した。該ステープルウエツ
ブを中心に上,下面に前者細繊維ウエツブを重合
積層して、側地(寸法210cm×150cm)に目付が
1800g/枚になる様に入れて部分的に係止めし本
考案により掛ふとんを作成した。一方比較のため
後者のステープルウエツブのみによる同一規格の
従来掛ふとんを作成した。両掛ふとんの側生地
は、表生地がもめんサテン(糸打込本数:210
本/254cm(タテ糸+ヨコ糸),裏生地がもめんブ
ロード(180本/2.54cm(タテ糸+ヨコ糸))であ
る。両者のふとん性能(わた抜け,保温特性)を
比較した結果は第1表および第2図のとおりであ
り、本考案によりわた抜け,保温性とも極めて良
好な製品を得ることができた。なお、第2図は、
保温性の評価方式として、敷ふとんの上に発熱体
を置き、さらにその上に試料掛ふとんを置き、一
定温度に保つための該発熱体の消費エネルギーを
測定したものであり、横軸に経過時間をとり積算
したものである。 【表】
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案の詰物用中綿の一例を示す概略
断面図、第2図は実施例に記載された本考案の詰
物用中綿の保温性の評価結果を示したグラフであ
る。 1……細繊維層ウエツブ、2……シリコーン樹
脂が付与されたポリエステル繊維層ウエツブ。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 単繊維太さが0.1〜2.0デニールである連続フイ
    ラメント糸条がランダムなケン縮を有しかつ実質
    的に開繊された状態で構成してなるウエツブと、
    単繊維の太さが3.0〜10.0デニールでありジメチ
    ルポリシロキサンを主成分としたシリコーン樹脂
    が乾燥時の重量%で0.1〜2.0%付着されてなるポ
    リエステル系繊維のウエツブとが層状に重ね合わ
    されてなることを特徴とする詰物用中綿。
JP1980010308U 1980-02-01 1980-02-01 Expired JPS631920Y2 (ja)

Priority Applications (1)

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JP1980010308U JPS631920Y2 (ja) 1980-02-01 1980-02-01

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JP1980010308U JPS631920Y2 (ja) 1980-02-01 1980-02-01

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Publication Number Publication Date
JPS56113799U JPS56113799U (ja) 1981-09-02
JPS631920Y2 true JPS631920Y2 (ja) 1988-01-18

Family

ID=29606968

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JP1980010308U Expired JPS631920Y2 (ja) 1980-02-01 1980-02-01

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Families Citing this family (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS56143188A (en) * 1980-04-04 1981-11-07 Kuraray Co Wadding

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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS50109706U (ja) * 1974-02-18 1975-09-08
JPS50109708U (ja) * 1974-02-18 1975-09-08

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JPS56113799U (ja) 1981-09-02

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