JPS63203746A - 強磁性合金およびこれを用いた磁気ヘツド - Google Patents
強磁性合金およびこれを用いた磁気ヘツドInfo
- Publication number
- JPS63203746A JPS63203746A JP3324387A JP3324387A JPS63203746A JP S63203746 A JPS63203746 A JP S63203746A JP 3324387 A JP3324387 A JP 3324387A JP 3324387 A JP3324387 A JP 3324387A JP S63203746 A JPS63203746 A JP S63203746A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- magnetic
- alloy
- head
- thin film
- magnetic head
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Pending
Links
Landscapes
- Magnetic Heads (AREA)
Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【発明の詳細な説明】
〔産業上の利用分野〕
本発明は低磁歪定数、高飽和磁束密度、高透磁率を有す
る強磁性合金に関し、特に磁気ディスク装置、VTRな
どに用いる磁気ヘッドおよび磁気ヘッドのコア材料に適
した強磁性合金に関する。
る強磁性合金に関し、特に磁気ディスク装置、VTRな
どに用いる磁気ヘッドおよび磁気ヘッドのコア材料に適
した強磁性合金に関する。
近年、磁気記録技術の発展は著しく、家庭用VTRの分
野では従来の装置を大幅に小型・軽量化した8■VTR
が開発され、また磁気ディスクの分野でも従来の面内磁
気記録方式と比較して大幅に記録密度を向上しうる垂直
磁気記録方式の研究が進められている0面内磁気記録力
式においては、記録密度を向上させるために高保磁力の
記録媒体を使用する必要があるが、その記録媒体の性能
を十分に生かすためには高飽和磁束密度を有する磁気ヘ
ッド材料の開発が必要である。また垂直磁気記録方式に
おいても、例えば垂直磁気記録用単磁極型磁気ヘッドの
主磁極は0.2μm程度と極めて薄いため、記録の際に
磁気的に飽和しゃすく、それを避けるためには高飽和磁
束密度を有する磁気ヘッド材料の開発が不可欠である。
野では従来の装置を大幅に小型・軽量化した8■VTR
が開発され、また磁気ディスクの分野でも従来の面内磁
気記録方式と比較して大幅に記録密度を向上しうる垂直
磁気記録方式の研究が進められている0面内磁気記録力
式においては、記録密度を向上させるために高保磁力の
記録媒体を使用する必要があるが、その記録媒体の性能
を十分に生かすためには高飽和磁束密度を有する磁気ヘ
ッド材料の開発が必要である。また垂直磁気記録方式に
おいても、例えば垂直磁気記録用単磁極型磁気ヘッドの
主磁極は0.2μm程度と極めて薄いため、記録の際に
磁気的に飽和しゃすく、それを避けるためには高飽和磁
束密度を有する磁気ヘッド材料の開発が不可欠である。
また磁気ヘッド材料はヘッドの記録再生効率の面から高
透磁率を有することが必要であり、そのためには磁歪定
数が零に近いことが望ましい、このような材料としては
従来、Ni−20vt%Fe(パーマロイ)、Fe−A
jl−8i系合金およびcoを主成分とした非晶質磁性
合金などが開発されている。また特開昭57−1727
03に記載されているように高飽和磁束密度を有するF
e−6,7wt%Si合金を磁気ヘッドに適用する例も
報告されている。
透磁率を有することが必要であり、そのためには磁歪定
数が零に近いことが望ましい、このような材料としては
従来、Ni−20vt%Fe(パーマロイ)、Fe−A
jl−8i系合金およびcoを主成分とした非晶質磁性
合金などが開発されている。また特開昭57−1727
03に記載されているように高飽和磁束密度を有するF
e−6,7wt%Si合金を磁気ヘッドに適用する例も
報告されている。
しかし、Ni−20wt%Fe合金およびFe−AQ−
8i系合金は飽和磁束密度が8〜10KGと低い、また
高透磁率を有する非晶質磁性材料では飽和磁束密度が1
3KG以上になると熱安定性が極めて悪く、磁気ヘッド
の作製が困難であるという欠点がある。さらにFe−6
,7wt%Si合金は飽和磁束密度が約18KGと高い
が。
8i系合金は飽和磁束密度が8〜10KGと低い、また
高透磁率を有する非晶質磁性材料では飽和磁束密度が1
3KG以上になると熱安定性が極めて悪く、磁気ヘッド
の作製が困難であるという欠点がある。さらにFe−6
,7wt%Si合金は飽和磁束密度が約18KGと高い
が。
耐食性に問題があった。
本発明の目的は、上述の従来技術の欠点を解消し、低磁
歪定数、高飽和磁束密度、高透磁率ならびに高耐食性を
有する強磁性合金および上記強磁性合金を用いた高密度
磁気記録用の磁気ヘッドを提供することにある。
歪定数、高飽和磁束密度、高透磁率ならびに高耐食性を
有する強磁性合金および上記強磁性合金を用いた高密度
磁気記録用の磁気ヘッドを提供することにある。
本発明の強磁性合金は、FeにV、Nb、Taの少なく
とも一考を添加したもので、薄膜の磁歪定数を正よりも
負の側に組成範囲を大きくとったものである。すなわち
Feに添加するV、Nb。
とも一考を添加したもので、薄膜の磁歪定数を正よりも
負の側に組成範囲を大きくとったものである。すなわち
Feに添加するV、Nb。
Taの重量%をそれぞれx、y、zとすると、X。
y、zの値が
を満足する0本発明によれば、合金の磁歪定数は一4X
10−8から2X10−8の範囲、また同じ組成で飽和
磁束密度Bsが、Bs≧18KG、保磁力HeがHe≦
3.OOe である特性を実現することができる。
10−8から2X10−8の範囲、また同じ組成で飽和
磁束密度Bsが、Bs≧18KG、保磁力HeがHe≦
3.OOe である特性を実現することができる。
さらに上記合金にRu、Rh、Pdt Ag。
Os、I r、Pt、Auの群より選ばれる少なくとも
1種以上の元素を3wt%以下添加することにより、磁
気特性をほとんど劣化させずに耐食性を向上させること
ができる。
1種以上の元素を3wt%以下添加することにより、磁
気特性をほとんど劣化させずに耐食性を向上させること
ができる。
強磁性合金を用いる磁気ヘッドには計算機ディスク用薄
膜ヘッド、垂直磁気記録用単磁極型ヘッド、VTR用磁
気ヘッドなどがある。このような磁気ヘッドの製造工程
には加熱工程が含まれることが多く1例えば、樹脂によ
る接着工程においては150℃5時間、ポリイミド系樹
脂の硬化の工程には350℃10時間、ギャップを形成
するためのガラスボンディング工程などにおいては50
0℃30分など種々の加熱工程が存在する。こうした加
熱工程では同時に上記磁性膜も加熱される。
膜ヘッド、垂直磁気記録用単磁極型ヘッド、VTR用磁
気ヘッドなどがある。このような磁気ヘッドの製造工程
には加熱工程が含まれることが多く1例えば、樹脂によ
る接着工程においては150℃5時間、ポリイミド系樹
脂の硬化の工程には350℃10時間、ギャップを形成
するためのガラスボンディング工程などにおいては50
0℃30分など種々の加熱工程が存在する。こうした加
熱工程では同時に上記磁性膜も加熱される。
スパッタリング等の薄膜形成技術により磁性膜を作製す
る場合、一般にガラス、セラミックス。
る場合、一般にガラス、セラミックス。
Siウェハなと磁性膜より熱膨張係数の小さい材料を基
板とすることが多く、これらの基板の上に付着した磁性
膜を熱処理した場合には磁性膜の膜面に平行に引張応力
が加わる。この場合、磁性膜の磁歪定数が正の場合は引
張応力の方向、すなわち膜面と平行な方向が磁化容易方
向となり、磁歪定数が負の場合には膜面と直角な方向が
磁化容易方向となる。一般に一軸磁気異方性を有する材
料の高周波における透磁率は磁化容易方向が小さく。
板とすることが多く、これらの基板の上に付着した磁性
膜を熱処理した場合には磁性膜の膜面に平行に引張応力
が加わる。この場合、磁性膜の磁歪定数が正の場合は引
張応力の方向、すなわち膜面と平行な方向が磁化容易方
向となり、磁歪定数が負の場合には膜面と直角な方向が
磁化容易方向となる。一般に一軸磁気異方性を有する材
料の高周波における透磁率は磁化容易方向が小さく。
磁化容易方向と直角な方向が大きいという性質がある。
したがって基板に付着した磁性膜の面内方向に磁束が流
れることによって作動する磁気ヘッドにおいては、若干
負の磁歪定数を有する磁性膜を用いた場合に膜面内の透
磁率が高くなる。しかし磁歪定数が負であっても、その
絶対値が大きい場合には透磁率はかえって減少する。ま
た基板上に付着した長方形状の磁路を持ち、長手方向に
磁束を流すことによって作動する一般的な薄膜磁気ヘッ
ドにおいても、長手方向に引張応力が加わるため、磁歪
定数を負にした場合に長手方向の透磁率が高くなる0以
上述べたように磁気ヘッド用材料としては若干負の磁歪
定数を持つものが好ましく5本発明の強磁性薄膜は磁歪
定数圧よりも磁歪定数負の側に組成範囲を大きくとって
いる。
れることによって作動する磁気ヘッドにおいては、若干
負の磁歪定数を有する磁性膜を用いた場合に膜面内の透
磁率が高くなる。しかし磁歪定数が負であっても、その
絶対値が大きい場合には透磁率はかえって減少する。ま
た基板上に付着した長方形状の磁路を持ち、長手方向に
磁束を流すことによって作動する一般的な薄膜磁気ヘッ
ドにおいても、長手方向に引張応力が加わるため、磁歪
定数を負にした場合に長手方向の透磁率が高くなる0以
上述べたように磁気ヘッド用材料としては若干負の磁歪
定数を持つものが好ましく5本発明の強磁性薄膜は磁歪
定数圧よりも磁歪定数負の側に組成範囲を大きくとって
いる。
さらに本発明の強磁性合金を薄膜形成技術により他の組
成の磁性薄膜あるいは非磁性薄膜を介して1層以上の積
層構造とすることによって、さらに高い透磁率を有する
積層型の強磁性簿膜とすることができる。また上記強磁
性合金を磁気ヘッドの磁気回路に用いることにより記録
特性の優れた磁気ヘッドを得ることができる。
成の磁性薄膜あるいは非磁性薄膜を介して1層以上の積
層構造とすることによって、さらに高い透磁率を有する
積層型の強磁性簿膜とすることができる。また上記強磁
性合金を磁気ヘッドの磁気回路に用いることにより記録
特性の優れた磁気ヘッドを得ることができる。
以下に本発明の一実施例を挙げ1図表を参照しながらさ
らに具体的に説明する。
らに具体的に説明する。
[実施例1]
F e −V 、 F e −N b 、 F e −
T a系合金の作製には高周波スパッタリング装置を用
いた。ターゲットとしては、所定の合金組成を得るため
に。
T a系合金の作製には高周波スパッタリング装置を用
いた。ターゲットとしては、所定の合金組成を得るため
に。
150震φX 3 ytm tのFs内円板5111
X 5 wa X 1−tのV、NbおよびTaのペレ
ットを貼りつけた組み合わせターゲットを用いた。なお
スパッタリングは以下の条件で行った。
X 5 wa X 1−tのV、NbおよびTaのペレ
ットを貼りつけた組み合わせターゲットを用いた。なお
スパッタリングは以下の条件で行った。
高周波電力密度・・・・・・2.8 W/a#アルゴン
圧力 ・・・・・・5 X 10−jTorr基板温度
・・・・・・300℃ 電極間距離 ・・・・・・45一 基板として、磁歪定数測定用にコーニング社製ホトセラ
ム基板を用い、それ以外の磁気特性および耐食性の測定
用にはコーニング社117059ガラス基板を用いた。
圧力 ・・・・・・5 X 10−jTorr基板温度
・・・・・・300℃ 電極間距離 ・・・・・・45一 基板として、磁歪定数測定用にコーニング社製ホトセラ
ム基板を用い、それ以外の磁気特性および耐食性の測定
用にはコーニング社117059ガラス基板を用いた。
また膜厚は1.5μm一定とした。
上記条件により作製したFe−V、Fe−Nb。
F a −T a系合金の磁歪定数λSの組成依存性を
測定したところ、それぞれ第1図における実線11.1
2,13のごとくなった。したがって合金中のV、Nb
、Taの添加量をそれぞれx、y。
測定したところ、それぞれ第1図における実線11.1
2,13のごとくなった。したがって合金中のV、Nb
、Taの添加量をそれぞれx、y。
2とすれば、F s −V 、 F e −N b 、
F e −T a系合金の磁歪定数を一4×10″″
6から2X10−81 x 9.1 12 V、 F e−N b 、 F e−T a系合金の磁
気特性の測定例を第1表に示す。
F e −T a系合金の磁歪定数を一4×10″″
6から2X10−81 x 9.1 12 V、 F e−N b 、 F e−T a系合金の磁
気特性の測定例を第1表に示す。
第 1 表
第1表に示すごと< 、 F e −V 、 F e
−N b 。
−N b 。
F a −T a系合金の磁歪定数が一4X10−”〜
2xto−eとなる組成範囲において18KG以上の飽
和磁束密度を有する。
2xto−eとなる組成範囲において18KG以上の飽
和磁束密度を有する。
一方、耐食性について調査するために、Fe−25%V
、Fe−4.6%Nb、Fe−9,0%Ta合金の飽和
磁化Moを測定し、その後、膜表面に0.5%NaCQ
水溶液を噴霧し、室温で24時間放置した後の飽和磁化
Mlを測定した。腐食率は。
、Fe−4.6%Nb、Fe−9,0%Ta合金の飽和
磁化Moを測定し、その後、膜表面に0.5%NaCQ
水溶液を噴霧し、室温で24時間放置した後の飽和磁化
Mlを測定した。腐食率は。
腐食率(%)= (Mo −Mz) X 100 /
Moで定義した。またこの時、比較のために従来より磁
気ヘッドの適用が図られているFe−6,7wt%Si
合金薄膜(Bs−18KG)にも上記同様の耐食性試験
を行った。この耐食性試験の結果を第2表に示す。
Moで定義した。またこの時、比較のために従来より磁
気ヘッドの適用が図られているFe−6,7wt%Si
合金薄膜(Bs−18KG)にも上記同様の耐食性試験
を行った。この耐食性試験の結果を第2表に示す。
第2表
第2表に示すごとく、Fe−2,5%V、Fe−4.6
%Nb、Fe−9,0%Ta合金の耐食性は比較例のF
e−6,7%Si合金よりも優れていた。
%Nb、Fe−9,0%Ta合金の耐食性は比較例のF
e−6,7%Si合金よりも優れていた。
[実施例2]
Fe円板にV、Nb、Taのベレットを貼りつけたター
ゲットを用い、実施例1と同様のスパッタリング条件で
F s −V −N b −T a系合金薄膜を作製し
たe F e V N b −T a系合金の磁歪
定数を一4X10−6から2×10″″Bの範囲とする
ためには、合金中のV、Nb、Taの添加量をそれぞれ
x、y、zとしたときにx、y、zをs 2.4
4.8 9.1 12とする必要がある0本
発明のFe−V−Nb−Ta系合金の磁気特性の測定例
を第3表に示す。
ゲットを用い、実施例1と同様のスパッタリング条件で
F s −V −N b −T a系合金薄膜を作製し
たe F e V N b −T a系合金の磁歪
定数を一4X10−6から2×10″″Bの範囲とする
ためには、合金中のV、Nb、Taの添加量をそれぞれ
x、y、zとしたときにx、y、zをs 2.4
4.8 9.1 12とする必要がある0本
発明のFe−V−Nb−Ta系合金の磁気特性の測定例
を第3表に示す。
第3表に示すごと<、Fe−V−Nb−Ta系合金は高
飽和磁束密度および低保磁力の特性を有する。
飽和磁束密度および低保磁力の特性を有する。
一方、Fe−V−Nb−Ta系合金の耐食性について調
査するため、第3表に示す組成の合金に対し、実施例1
と同様の耐食性試験を行った。この耐食性試験の結果を
第4表に示す。
査するため、第3表に示す組成の合金に対し、実施例1
と同様の耐食性試験を行った。この耐食性試験の結果を
第4表に示す。
第4表
第4表に示すごと< F e −V −N b −T
a系合金の耐食性はF a −6、7%Si 合金よ
りも優れていた。
a系合金の耐食性はF a −6、7%Si 合金よ
りも優れていた。
[実施例3]
上述の実施例2と同様のターゲットに添加元素であるR
u、Rho Pdr Age Ost I reP t
p A uのペレット(5m X 5 an X 1
m t )を1回のスパッタリングにつき1種ずつ貼
りつけて。
u、Rho Pdr Age Ost I reP t
p A uのペレット(5m X 5 an X 1
m t )を1回のスパッタリングにつき1種ずつ貼
りつけて。
実施例1と同じ条件で磁性薄膜を作製した。磁性薄膜の
合金組成は、実施例2において磁気特性が最も優れてい
たFe−0,5%V−2.0%Nb−3.1%Ta
に上記の添加元素を3wt%ないし4wt%含有させた
。実施例1と同じ耐食性試験によってRu、Rh、Pd
、Ag、Os、IreP t 、 A uの添加が耐食
性(腐食率)に及ぼす効果について調査した。上記添加
元素を含有させた時の腐食率を第5表に示す。
合金組成は、実施例2において磁気特性が最も優れてい
たFe−0,5%V−2.0%Nb−3.1%Ta
に上記の添加元素を3wt%ないし4wt%含有させた
。実施例1と同じ耐食性試験によってRu、Rh、Pd
、Ag、Os、IreP t 、 A uの添加が耐食
性(腐食率)に及ぼす効果について調査した。上記添加
元素を含有させた時の腐食率を第5表に示す。
第 5 表
第5表に示すごとく、いずれか1種の元素の添加によっ
て、添加元素なしの場合の腐食率14%よりも腐食率が
一段と低下し、すなわち耐食性が向上している。
て、添加元素なしの場合の腐食率14%よりも腐食率が
一段と低下し、すなわち耐食性が向上している。
一方、上記Ru、Rh、Pd、Ag、Os。
I r、Pt、Auの添加が保磁力に及ぼす影響につい
ても調査した。その結果を第6表に示す。
ても調査した。その結果を第6表に示す。
第6表
第6表に示すごとく、上記添加元素を3wt%添加した
時は添加元素なしの場合の保磁力2.000と比較して
保磁力の増加はあまりないが、4wt%添加すると保磁
力が大幅に増加する。従って上記元素の添加は3wt%
以下が好ましい。
時は添加元素なしの場合の保磁力2.000と比較して
保磁力の増加はあまりないが、4wt%添加すると保磁
力が大幅に増加する。従って上記元素の添加は3wt%
以下が好ましい。
[実施例4コ
第2図に示すごとく主磁性膜としてF e −0、5%
V−2.0%Nb−3.1%Ta合金薄膜(膜厚0.1
pm)21 を5iOzまたはパーマロイ(Ni−4
9wt%Fe)からなる中間層(膜厚30人)22を介
して15層積層(総膜厚1.5μm)した* Fe−V
−Nb−Ta系合金薄膜21は上述の実施例1と同じス
パッタリング条件で作製し、中間層22の形成は以下の
スパッタリング条件で作製した。
V−2.0%Nb−3.1%Ta合金薄膜(膜厚0.1
pm)21 を5iOzまたはパーマロイ(Ni−4
9wt%Fe)からなる中間層(膜厚30人)22を介
して15層積層(総膜厚1.5μm)した* Fe−V
−Nb−Ta系合金薄膜21は上述の実施例1と同じス
パッタリング条件で作製し、中間層22の形成は以下の
スパッタリング条件で作製した。
高周波電力密度・・・・・・Q、5W/dアルゴン圧力
・・・・・・5×10−δTorr基板温度 ・
・・・・・300℃ 電極間距離 ・・・・・・45as 上記条件で作製した積層型の磁性薄膜の磁気特性を測定
した。その結果を第7表に示す。
・・・・・・5×10−δTorr基板温度 ・
・・・・・300℃ 電極間距離 ・・・・・・45as 上記条件で作製した積層型の磁性薄膜の磁気特性を測定
した。その結果を第7表に示す。
第7表
第7表に示すごとく、本発゛明の強磁性合金を積層構造
の磁性薄膜とすることにより、保磁力ならびに初期透磁
率が飛躍的に改善される。
の磁性薄膜とすることにより、保磁力ならびに初期透磁
率が飛躍的に改善される。
[実施例5]
本発明のFe−0,5%V−2.0%Nb−3.1%T
a合金薄膜ないし従来の実用材−であるパーマロイ(N
i−19wt%Fe)合金薄膜を用いて第3図に示す構
造の垂直磁気記録用単磁極型磁気ヘッド71を作製した
。この磁気ヘッド71の作製工程を以下に述べる。
a合金薄膜ないし従来の実用材−であるパーマロイ(N
i−19wt%Fe)合金薄膜を用いて第3図に示す構
造の垂直磁気記録用単磁極型磁気ヘッド71を作製した
。この磁気ヘッド71の作製工程を以下に述べる。
第3図(a)に示すM n −Z nフェライト61お
よび高融点ガラス62からなる基板63を用い、その表
面に第3図(b)に示すように膜厚0.2μmの上記合
金強磁性薄rIA64を高周波スパッタリング法で作製
した。さらに、この上に接着用pb系ガラス膜を高周波
スパッタリング法により形成し、第3図(a)に示す基
板63を重ね合わせて450℃で30分間加熱し、上記
pb系ガラス膜を溶融固着させ、第3図(C)に示す主
磁極ブロック65を作製した。そして第3図(d)に示
すM n −Z nフェライト66および高融点ガラス
67からなる補助コアブロック68を用意し、接合面7
0に上記と同様の接着用pb系ガラス膜を形成した後、
主磁極ブロック65を補助コアブロック68の接合面7
0によって挟み、450℃で30分間加熱することによ
り、上記pb系ガラス膜を溶融固着させて接合ブロック
69を作製した6次に第3図(d)に示す2点鎖線部を
切断し。
よび高融点ガラス62からなる基板63を用い、その表
面に第3図(b)に示すように膜厚0.2μmの上記合
金強磁性薄rIA64を高周波スパッタリング法で作製
した。さらに、この上に接着用pb系ガラス膜を高周波
スパッタリング法により形成し、第3図(a)に示す基
板63を重ね合わせて450℃で30分間加熱し、上記
pb系ガラス膜を溶融固着させ、第3図(C)に示す主
磁極ブロック65を作製した。そして第3図(d)に示
すM n −Z nフェライト66および高融点ガラス
67からなる補助コアブロック68を用意し、接合面7
0に上記と同様の接着用pb系ガラス膜を形成した後、
主磁極ブロック65を補助コアブロック68の接合面7
0によって挟み、450℃で30分間加熱することによ
り、上記pb系ガラス膜を溶融固着させて接合ブロック
69を作製した6次に第3図(d)に示す2点鎖線部を
切断し。
第3図(e)に示す垂直磁気記録用単磁極型磁気ヘッド
71を得た。
71を得た。
上述の工程によって作製したFo−0,5%V−2,0
%Nb−3,1%Ta合金薄膜を用いたヘッドおよびパ
ーマロイ薄膜を用いたヘッドの記録特性をGo−Cr垂
直磁気記@媒体を用いて測定した。再成ヘッドにはパー
マロイ薄膜を有するヘッドを用いた。その結果1本発明
のFe−V−Nb−Ta系合金薄膜を用いたヘッドは、
従来の実用材料であるパーマロイ合金薄膜を用いたヘッ
ドと比較して約3dB高い出力を示した。このように本
発明の強磁性合金を用いた磁気ヘッドは優れた記録特性
を有する。
%Nb−3,1%Ta合金薄膜を用いたヘッドおよびパ
ーマロイ薄膜を用いたヘッドの記録特性をGo−Cr垂
直磁気記@媒体を用いて測定した。再成ヘッドにはパー
マロイ薄膜を有するヘッドを用いた。その結果1本発明
のFe−V−Nb−Ta系合金薄膜を用いたヘッドは、
従来の実用材料であるパーマロイ合金薄膜を用いたヘッ
ドと比較して約3dB高い出力を示した。このように本
発明の強磁性合金を用いた磁気ヘッドは優れた記録特性
を有する。
[実施例6]
本発明のF e −0、5%V−2.0%Nb−3.1
%Ta合金薄膜ないし従来の実用材料であるFs−A
n −S i系(Fe−6,0%AQ−9,5%Si)
合金薄膜を用いて第4図に示すVTR用磁気ヘッド90
を作製した。この磁気ヘッド90の作製工程を以下に詠
べる。
%Ta合金薄膜ないし従来の実用材料であるFs−A
n −S i系(Fe−6,0%AQ−9,5%Si)
合金薄膜を用いて第4図に示すVTR用磁気ヘッド90
を作製した。この磁気ヘッド90の作製工程を以下に詠
べる。
第4図(a)に示す溝81を有するM n −Z nフ
ェライトからなる基板82を用意し、第4図(b)に示
すごとく基板82の表面に膜厚約10μmの上記合金強
磁性薄膜83を高周波スパッタリング法により作製した
0次に第4図(C)に示すとと<pb系ガラス84を用
いて溝81を充填し、さらに第4図(d)に示すとと<
pb系ガラス84の表面を研摩してギャップ構成面85
を形成し、ヘッドコア半休ブロック86を作製した。
ェライトからなる基板82を用意し、第4図(b)に示
すごとく基板82の表面に膜厚約10μmの上記合金強
磁性薄膜83を高周波スパッタリング法により作製した
0次に第4図(C)に示すとと<pb系ガラス84を用
いて溝81を充填し、さらに第4図(d)に示すとと<
pb系ガラス84の表面を研摩してギャップ構成面85
を形成し、ヘッドコア半休ブロック86を作製した。
さらに、ギャップ構成面85にギャップ材となる5if
t膜をスパッタリング法により形成し、第4図(e)に
示すごとく1巻線窓87を有するへラドコア半休ブロッ
ク88と上記ヘッドコア半休ブロック86とをギャップ
材を介して重ね合わせて600℃の温度で30分間加熱
してpb系イガラス84再度溶融、固化して接合ブロッ
ク89を作製した。さらに第4図(e)に示す2点鎖線
部を切断して、第4図(f)に示すVTR用磁気ヘッド
90を得た。
t膜をスパッタリング法により形成し、第4図(e)に
示すごとく1巻線窓87を有するへラドコア半休ブロッ
ク88と上記ヘッドコア半休ブロック86とをギャップ
材を介して重ね合わせて600℃の温度で30分間加熱
してpb系イガラス84再度溶融、固化して接合ブロッ
ク89を作製した。さらに第4図(e)に示す2点鎖線
部を切断して、第4図(f)に示すVTR用磁気ヘッド
90を得た。
上述の工程によって作製したFe−0,5%V−2.0
%Nb−3.1%Ta系合金薄膜を用いたヘッドおよび
Fe−AQ−8i系合金薄膜を用いたヘッドの記録特性
を保磁力14000eのメタルテープを用いて測定した
。再生ヘッドにはフェライト・ヘッドを用いた。この結
果1本発明のF e −V −N b −T a系合金
薄膜を用いたヘッドは従来の実用材料であるFe−Af
l−8i系合金薄膜を用いたヘッドと比較してI M
Hzの周波数において約4dB高い出力を示した。この
ように本発明の強磁性薄膜を用いた磁気ヘッドは優れた
記録特性を有することが明らかとなった。
%Nb−3.1%Ta系合金薄膜を用いたヘッドおよび
Fe−AQ−8i系合金薄膜を用いたヘッドの記録特性
を保磁力14000eのメタルテープを用いて測定した
。再生ヘッドにはフェライト・ヘッドを用いた。この結
果1本発明のF e −V −N b −T a系合金
薄膜を用いたヘッドは従来の実用材料であるFe−Af
l−8i系合金薄膜を用いたヘッドと比較してI M
Hzの周波数において約4dB高い出力を示した。この
ように本発明の強磁性薄膜を用いた磁気ヘッドは優れた
記録特性を有することが明らかとなった。
以上詳細に説明したごとく1本発明の強磁性合金は低磁
歪定数で18KG以上の飽和磁束密度を有し、また優れ
た耐食性および低保磁力、高透磁率の特性を有する。ま
た上記強磁性合金を磁気ヘッドの主磁性に適用すると優
れた記録特性を有する磁気ヘッドを得ることができる。
歪定数で18KG以上の飽和磁束密度を有し、また優れ
た耐食性および低保磁力、高透磁率の特性を有する。ま
た上記強磁性合金を磁気ヘッドの主磁性に適用すると優
れた記録特性を有する磁気ヘッドを得ることができる。
第1図は本発明の実施例1におけるFe−v。
Fe−Nb、Fe−Ta系合金の磁歪定数の組成依存性
を示すグラフ、第2図は本発明の実施例4における積層
構造の強磁性薄膜の構造を示す断面図、第3図は本発明
の実施例5における垂直磁気記録用単磁極型磁気ヘッド
の作製工程を示す斜視図、第4図は本発明の実施例6に
おけるVTR用磁気ヘッドの作製工程を示す斜視図であ
る。 21=・Fe−V−Nb−Ta系合金薄膜、22−・・
中間層、23・・・基板、61,66−Mn−Znフェ
ライト、62.67・・・高融点ガラス、63・・・基
板、64・・・強磁性薄膜、65・・・主磁極ブロック
、68・・・補助コアブロック、69・・・接合ブロッ
ク。 70・・・接合面、71・・・垂直磁気記録用単磁極型
磁気ヘッド、81・・・溝、82・・・基板、83・・
・強磁性薄膜、84・・・pb系ガラス、85・・・ヘ
ッドギャップ構成面、86・・・ヘッドコア半休ブロッ
ク、87・・・巻線窓、88・・・巻線窓を有するヘッ
ドコア半休ブロック、89・・・接合ブロック、90・
・・VTR用磁気ヘッド。
を示すグラフ、第2図は本発明の実施例4における積層
構造の強磁性薄膜の構造を示す断面図、第3図は本発明
の実施例5における垂直磁気記録用単磁極型磁気ヘッド
の作製工程を示す斜視図、第4図は本発明の実施例6に
おけるVTR用磁気ヘッドの作製工程を示す斜視図であ
る。 21=・Fe−V−Nb−Ta系合金薄膜、22−・・
中間層、23・・・基板、61,66−Mn−Znフェ
ライト、62.67・・・高融点ガラス、63・・・基
板、64・・・強磁性薄膜、65・・・主磁極ブロック
、68・・・補助コアブロック、69・・・接合ブロッ
ク。 70・・・接合面、71・・・垂直磁気記録用単磁極型
磁気ヘッド、81・・・溝、82・・・基板、83・・
・強磁性薄膜、84・・・pb系ガラス、85・・・ヘ
ッドギャップ構成面、86・・・ヘッドコア半休ブロッ
ク、87・・・巻線窓、88・・・巻線窓を有するヘッ
ドコア半休ブロック、89・・・接合ブロック、90・
・・VTR用磁気ヘッド。
Claims (1)
- 【特許請求の範囲】 1、FeにV、Nb、Taの中から選ばれる少なくとも
1種以上の元素を添加した合金により構成され、強磁性
を有することを特徴とする強磁性合金。 2、合金全体に対するV、Nb、Taの重量%をそれぞ
れx、y、zとするとき、次式、 1/6≦(x/2.4)+(y/4.8)+(z/9.
1)≦17/12を満足することを特徴とした特許請求
の範囲第1項に記載の強磁性合金。 3、Ru、Rh、Pd、Ag、Os、Ir、Pt、Au
の群より選ばれる少なくとも1種以上の元素を3%以下
含むことを特徴とする特許請求の範囲第2項に記載の強
磁性合金。 4、強磁性合金を磁気回路の少なくとも一部に用いる磁
気ヘッドにおいて、上記強磁性合金をFeにV、Nb、
Taの中から選ばれる少なくとも1種以上の元素を添加
した合金によつて構成することを特徴とする磁気ヘッド
。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP3324387A JPS63203746A (ja) | 1987-02-18 | 1987-02-18 | 強磁性合金およびこれを用いた磁気ヘツド |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP3324387A JPS63203746A (ja) | 1987-02-18 | 1987-02-18 | 強磁性合金およびこれを用いた磁気ヘツド |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPS63203746A true JPS63203746A (ja) | 1988-08-23 |
Family
ID=12381036
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP3324387A Pending JPS63203746A (ja) | 1987-02-18 | 1987-02-18 | 強磁性合金およびこれを用いた磁気ヘツド |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPS63203746A (ja) |
-
1987
- 1987-02-18 JP JP3324387A patent/JPS63203746A/ja active Pending
Similar Documents
| Publication | Publication Date | Title |
|---|---|---|
| US4411716A (en) | Amorphous alloys for magnetic head core and video magnetic head using same | |
| JP2961034B2 (ja) | 磁気ヘッド | |
| EP0234879B1 (en) | Ferromagnetic thin film and magnetic head using it | |
| US4707417A (en) | Magnetic composite film | |
| JPS61294621A (ja) | 非晶質合金膜を用いた磁気ヘツド | |
| JP2554041B2 (ja) | 磁気ヘッドコアの製造方法 | |
| JPS6260113A (ja) | 強磁性薄膜を有する磁気ヘツド | |
| JP3127075B2 (ja) | 軟磁性合金膜と磁気ヘッドおよび軟磁性合金膜の熱膨張係数の調整方法 | |
| JPH01132109A (ja) | 強磁性薄膜およびこれを用いた磁気ヘッド | |
| JPS62195105A (ja) | 強磁性薄膜 | |
| JPS58118015A (ja) | 磁気ヘツド | |
| JPS59207608A (ja) | 高透磁率磁性薄膜 | |
| JPS62183101A (ja) | 強磁性薄膜 | |
| JPS63197307A (ja) | 強磁性薄膜およびこれを用いた磁気ヘツド | |
| JPS6360256A (ja) | 強磁性合金およびこれを用いた磁気ヘツド | |
| JPS62212908A (ja) | 磁気ヘツド | |
| JPS63254709A (ja) | 積層磁性薄膜およびこれを用いた磁気ヘツド | |
| JPS6255911A (ja) | 軟磁性薄膜 | |
| JP2882927B2 (ja) | 磁気ヘッド及び磁気ヘッドの製造方法 | |
| JPS63112809A (ja) | 磁気ヘツド | |
| JP3452594B2 (ja) | 磁気ヘッドの製造方法 | |
| JPH0562804B2 (ja) | ||
| JPH0290505A (ja) | 強磁性薄膜およびこれを用いた磁気ヘッド | |
| JPS62139846A (ja) | 強磁性材料 | |
| JPH0555036A (ja) | 軟磁性薄膜およびその製造方法、軟磁性多層膜およびその製造方法ならびに磁気ヘツド |