JPS6321468B2 - - Google Patents

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JPS6321468B2
JPS6321468B2 JP5229780A JP5229780A JPS6321468B2 JP S6321468 B2 JPS6321468 B2 JP S6321468B2 JP 5229780 A JP5229780 A JP 5229780A JP 5229780 A JP5229780 A JP 5229780A JP S6321468 B2 JPS6321468 B2 JP S6321468B2
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JP
Japan
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units
mirin
enzyme
rice
amylase
Prior art date
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Expired
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JP5229780A
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English (en)
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JPS56148284A (en
Inventor
Yataro Nunokawa
Kimio Iwano
Tetsunori Akiba
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
AMANO SEIYAKU KK
KOKUZEICHO CHOKAN
Original Assignee
AMANO SEIYAKU KK
KOKUZEICHO CHOKAN
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Publication date
Application filed by AMANO SEIYAKU KK, KOKUZEICHO CHOKAN filed Critical AMANO SEIYAKU KK
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Description

【発明の詳細な説明】
本発明は、グルコースに比し非発酵性オリゴ糖
を多く含む新しいタイプのみりんを製造する方法
に関するものである。更に詳しくは、トランスグ
ルコシダーゼ、α−アミラーゼおよび酸性プロテ
アーゼを配合してなる酵素剤を、そのまま添加も
しくは米麹の一部或いは全部と置き換えてみりん
を仕込むことによつて、イソマルトース、パノー
ス、イソマルトトリオース、イソマルトテトラオ
ース、その他の非発酵性オリゴ糖を多く含むこと
を特徴とする新規なみりんの製造法である。 従来のみりんは、糖分としてその80%以上がグ
ルコースによつて占められ、こく味に薄い欠点が
あつた。 本発明者らは、この糖組成に変化を与え、グル
コースからくるくどい甘味を柔げ、しかもこく味
を強く感ずるみりんを製造することを目的とし鋭
意研究した結果、トランスグルコシダーゼ、α−
アミラーゼおよび酸性プロテアーゼを配合した酵
素剤をそのまま添加もしくは米麹の一部或いは全
部と置き換えて、みりんを仕込むことによつて、
糖分のうちグルコースの占める割合が20〜30%と
低く、甘味がすつきりとし、しかもこく味を感ず
るみりんを製造することに成功したものである。 みりんの製造に酵素剤を用いることは、従来か
らも行われていたが、その目的とするところは米
麹の代替、原料利用率の向上を目指したもので、
本発明のように積極的にみりんの成分に変化を与
え、新らしいタイプのみりんを製造しようとする
ものはなかつた。従つて用いる酵素剤もα−アミ
ラーゼ、グルコアミラーゼおよび酸性プロテアー
ゼに限られるもので、トランスグルコシダーゼを
利用することは全く知られていなかつた。 本発明の主たる目的は非発酵性オリゴ糖を多く
含んだみりんを製造することであり、みりんもろ
み中にトランスグルコシダーゼを存在させること
によつて、トランスグルコシダーゼの糖転移作用
により非発酵性糖が多く生成され、相対的にグル
コースが減少することが分つた。 また、みりんもろみは、アルコール発酵を伴わ
ないので、いつたん生成されたグルコースは消滅
することがない。従つて、グルコースの生成を最
少限にするためには、もろみ中のグルコアミラー
ゼの存在を極力避けねばならない。従つて米麹の
使用量には自ら制限がある。そして又、蒸米をを
かすためには、α−アミラーゼが必要であるが、
これに酸性プロテアーゼを併用すると、蒸米のと
けを促進し、非発酵性オリゴ糖の生成に著しい効
果のあることも分つた。 本発明は、これらの知見により完成したもの
で、酸性プロテアーゼをトランスグルコシダーゼ
およびα−アミラーゼと併用することにより原料
利用率を向上させ、非発酵性オリゴ糖をより多く
含有させることに成功したのである。 本発明においては、トランスグルコシダーゼ、
α−アミラーゼおよび酸性プロテアーゼを配合し
てなる酵素剤をそのまま添加するか、もしくは米
麹の一部或いは全部と置き換えて仕込まれる。 使用する酵素剤には、蒸米の液化に必要なα−
アミラーゼ、および非発酵性オリゴ糖の生成に必
要なトランスグルコシダーゼと酸性プロテアーゼ
が含まれる。酵素剤中のα−アミラーゼはグルコ
ース生成能の小さいものであれば、いずれを用い
てもよいが、経済性から、植物、微生物起源のも
のが好ましく、具体的には、麦芽アミラーゼ、糸
状菌や細菌のα−アミラーゼあるいは、放線菌や
細菌のβ−アミラーゼ等もこれに含まれうる。ト
ランスグルコシダーゼは、黒麹菌の一種であるア
スペルギルス・サイトイIAM2241をコーンミー
ル、CSL等の液体培地で培養して得られるが、粗
酵素中には、グルコアミラーゼが含まれているの
で、精製して用いる必要がある。精製法を簡単に
述べれば、培養液をダイヤイオンWA−20等の
塩基性アニオン交換樹脂に通し、有機酸等の酸性
物質を除去後、ついでアンバーライトCG−50等
の酸性カチオン交換樹脂に通すことにより目的の
グルコアミラーゼをほとんど含まないトランスグ
ルコシダーゼを得ることができる。 本発明で使用する酸性プロテアーゼもまた種類
起源を問わず、いずれにしても使用可能である
が、微生物のものが好ましく、具体的にはアスペ
ルギルス層、リゾープス層、ムコール層、ペニシ
リウム属等の糸状菌の酸性プロテアーゼが挙げら
れる。 本発明においては、α−アミラーゼ、トランス
グルコシダーゼ、酸性プロテアーゼを、それぞれ
各別に添加してもよく、また混合して用いてもよ
い。使用に便利なのは、各酵素単位を最適に配合
して混合したものがよい。各酵素の添加量は過剰
でも差支えないが最適には単位によつて示され
る。α−アミラーゼは仕込総米1gに対し、100
〜300単位、トランスグルコシダーゼは同じく100
〜300単位、酸性プロテアーゼは200〜600単位で
ある。これら酵素は、普通のみりん仕込において
は、仕込みに用いるアルコールもしくは焼酎に添
加される。この際、本発明においては麹を用いて
も、用いなくても、いずれでもよいが、麹を用い
る場合は麹中の酵素を考慮して酵素量を適宜変化
させなければならない。 醸造は、一般のみりん醸造と同様に仕込時25〜
30℃と温度を高くとり、次第に温度を室温まで下
げ、40〜60日程度で醸造を完了する。 ここに得られるみりんは、非発酵性オリゴ糖が
多量含まれ、かつコクもすぐれたものである。 次に本発明で使用する各酵素の活性測定法につ
いて説明する。 1 α−アミラーゼ: 1%可溶性澱粉溶液(PH5.0)に酵素液0.5ml
添加し、40℃で酵素反応を行い、1中にヨウ
素0.0317g、ヨウ化カリウム0.1g、10%塩酸
50mlを含むヨウ素溶液10mlに酵素反応液0.1ml
を添加して、この呈色を波長670nm、10mmセ
ルで測定し、透過率(T)が66%となる酵素反
応時間(t)を求めて、D40 30=10ml(澱粉/溶
液)× 1/0.5(酵素量)×30/tの式によりホールゲムス
価 を算出し、活性単位とした。 すなわち、酵素液1mlが40℃、30分で1%可溶
性澱粉溶液1mlを分解する活性を1単位とした。 2 トランスグルコシダーゼ: 4%α−メチル−D−グルコシド溶液0.5ml
と0.02M酢酸緩衝液(PH0.5)0.5mlの混合液に
酵素液0.5mlを添加し、40℃で60分間酵素反応
を行う。0.1N水酸化ナトリウム溶液を0.5ml加
えて、反応を停止する。 2時間後0.1N塩酸溶液を0.5ml加えて中和し、
これにグルコスタツト試薬2mlを加えて30℃で
15分間酵素反応させ、4N塩酸を1滴加えて反
応を停止する。別に対照として酵素反応の0分
のものについても同様に操作し、発色させる。
波長400nm、10mmセルで吸光度を測定し、グ
ルコース溶液2.5mlにグルコスタツト試薬2ml
を加えて同様の操作により、呈色した検量線よ
り、酵素反応液中に生成したグルコース量を求
め活性単位とした。すなわち、酵素液1mlが、
40℃で60分間に1μgのグルコースを生成する
活性を1単位とした。 3 酸性プロテアーゼ: 2%ミルクカゼイン溶液(PH3.0)1.5mlとマ
ツクルバイン緩衝液(PH3.0)1.0mlとの混合液
に、酵素液を0.5ml添加し、38℃で60分間作用
させた後、0.4Mトリクロール酢酸溶液3mlを
加えて反応を停止させ、沈澱を別する。その
液1mlに0.4M炭酸ナトリウム溶液5mlとフ
エノール試薬1mlを加えて38℃で30分間の発色
を行う。別に対照として酵素反応0分のものに
ついても同様に操作し、発色を行う。660nm
における呈色の吸光度を測定し、チロシン溶液
1mlに0.4M炭酸ナトリウム溶液5mlとフエノ
ール試薬1mlを加えて38℃で30分間発色を行つ
て作製した検量線より、試験液と対照液の吸光
度の差をチロシン量に換算し、酵素1mlが38℃
で60分間に1μgのチロシンを生成する活性を
1単位とした。 次に本発明を試験例、実施例にて具体的に説明
する。 試験例 1 麹歩合を0、5、10、15%の4段階、トランス
グルコシダーゼの添加を0、60、125、250単位/
g白米の4段階にした計16組の小仕込みを総米
150g、30%アルコール135mlのスケールで行なつ
た。品温は、はじめの10日間は30℃に、その後は
18〜20℃に保つて55日間の熟成を行なつた。もろ
みは3000rpm、30分間の遠心分離を行ない上澄を
とつてみりんとした。このものにつき液量、非発
酵性糖の生成量を調べた。この結果を表1に示
す。
【表】 表1より明らかな如く、通常の麹仕込ではトラ
ンスグルコシダーゼを添加しても、非発酵性オリ
ゴ糖の生成は多くならないが、麹を使用しないも
ろみでは非発酵性オリゴ糖が多く生成されること
がわかる。麹の使用はせいぜい5%に抑えなけれ
ば多量の非発酵性オリゴ糖の生成は期待できない
こともうかがわれる。 トランスグルコシダーゼの添加量は100〜300単
位/g白米が適当であつた。 試験例 2 もち米100gを常法により浸漬、蒸〓し、これ
にα−アミラーゼ15000単位(150単位/g白米)
およびトランスグルコシダーゼ10000単位(100単
位/g白米)を含んだ30%アルコール90mlを添加
して4本のもろみをたて、又別にもち米90g、米
麹10gの配合のものにトランスグルコシダーゼ
10000単位を含んだ30%アルコール90mlを添加し
て4本のもろみをたてた。 これらに対し、更に酸性プロテアーゼをそれぞ
れ0、10000(100単位/g白米)、20000(200単
位/g白米)および40000(400単位/g白米)単
位宛添加し、30℃で8日間、20℃で16日間の熟成
を行なつた。麹仕込みのものα−アミラーゼおよ
びトランスグルコシダーゼ量は、それぞれ120お
よび180単位/g白米であつた。また麹から持ち
込みの酸性プロテアーゼ量は180単位/g白米で
あつた。もろみは12000rpm、20分の遠心分離を
行ない上澄をとつてみりんとした。このものにつ
き液量、非発酵性オリゴ糖の生成量を調べた。 この結果を表2に示す。
【表】 表2より明らかの如く、酸性プロテアーゼの添
加により、非発酵性オリゴ糖の生成が促進される
ことが明らかである。その添加量は仕込総米1g
に対し200〜600単位が適当であつた。なお麹を用
いた場合、非発酵性オリゴ糖の生成量は酵素剤の
みの場合に比してはるかに少ない。従つて、非発
酵性オリゴ糖を多量生成するためには、麹歩合を
5%以下とし、しかもグルコアミラーゼの少ない
麹を作成することが望ましい。 以上の結果から、本発明の目的とするみりんを
製造するための酵素剤配合としては、仕込総米1
gに対し、α−アミラーゼは100〜300単位、トラ
ンスグルコシダーゼは同じく100〜300単位、酸性
プロテアーゼは200〜600単位とするのが適当であ
る。 実施例 1 もち米1500gを常法により浸漬、蒸〓し、これ
にα−アミラーゼ、〔ビオジアスターゼ(天野製
薬社製)〕376000単位(250単位/gもち米)、酸
性プロテアーゼ〔モルシン(盛進製薬社製)〕
750000単位(500単位/gもち米)、トランスグル
コシダーゼ(前記記載の精製法によつて製造)
180000単位(120単位/gもち米)を含んだ30%
アルコール1350mlを加えてもろみを仕込んだ。も
ろみは30℃で7日間、18〜20℃で30日間熟成を行
なつた。対照として、もち米1280gと米麹220g
を用いたもろみを仕込み同様に熟成を行なつた。 熟成もろみは小型しぼり機を用いて圧搾し、み
りんを得た。生成みりんの成分を表3に示す。
【表】
【表】 次に本発明の方法および従来法によつてつくら
れたこの2つのみりんについて3点識別試験によ
り〓酒を行なつた。4名のパネルにより6組のサ
ンプルにつき判定を行なつた。すなわち、24回の
判定回回数のうち正解数が20であつたので0.1%
の危険率で、本発明のみりん製造法が有意差有り
と判定された。そして味の特徴としては、本発明
のみりんの方がすつきりとした甘味を有している
という判定であつた。

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 1 みりん製造に際して、トランスグルコシダー
    ゼ、α−アミラーゼおよび酸性プロテアーゼを配
    合してなる酵素剤をそのまま添加もしくは米麹の
    一部或いは全部と置き換えて仕込むことを特徴と
    する新規なみりんの製造法。
JP5229780A 1980-04-22 1980-04-22 Preparation of novel sweet "sake" Granted JPS56148284A (en)

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JP4682304B2 (ja) * 2005-03-31 2011-05-11 宝酒造株式会社 新規みりん類及びその製造方法
JP5273857B2 (ja) * 2008-12-25 2013-08-28 キッコーマン株式会社 みりん類、みりん類の製造方法
CN114521592A (zh) * 2020-10-30 2022-05-24 天野酶制品株式会社 口感提高的植物性蛋白质加工物的制造方法

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