JPS632149Y2 - - Google Patents
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- Publication number
- JPS632149Y2 JPS632149Y2 JP1983196908U JP19690883U JPS632149Y2 JP S632149 Y2 JPS632149 Y2 JP S632149Y2 JP 1983196908 U JP1983196908 U JP 1983196908U JP 19690883 U JP19690883 U JP 19690883U JP S632149 Y2 JPS632149 Y2 JP S632149Y2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- tank
- wastewater
- thermal decomposition
- sulfuric acid
- acid
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired
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- Treating Waste Gases (AREA)
- Removal Of Specific Substances (AREA)
- Treatment Of Water By Oxidation Or Reduction (AREA)
Description
【考案の詳細な説明】
〔考案の属する分野〕
この考案は、湿式排ガス脱硫装置のブローダウ
ン水およびそのイオン交換処理の際に発生する再
生濃厚廃水などジチオン酸含有廃水の処理装置に
係り、特にジチオン酸を主成分とするCOD成分
を含む廃水に硫酸を加えて加熱分解する処理装置
に関する。
ン水およびそのイオン交換処理の際に発生する再
生濃厚廃水などジチオン酸含有廃水の処理装置に
係り、特にジチオン酸を主成分とするCOD成分
を含む廃水に硫酸を加えて加熱分解する処理装置
に関する。
従来特開昭52−146962,特公昭56−50637など
湿式排ガス脱硫装置から排出されるブローダウン
水およびそのイオン交換処理の際に発生するイオ
ン交換樹脂の再生濃厚廃水などのジチオン酸を主
成分とするCOD成分を含む廃水に硫酸を加えPH
を1.5以下とし、かつ60〜100℃の温度で加熱して
COD成分を分解し、生成した亜硫酸ガスをアル
カリ剤によつて吸収除去する処理方法が開示され
ている。
湿式排ガス脱硫装置から排出されるブローダウン
水およびそのイオン交換処理の際に発生するイオ
ン交換樹脂の再生濃厚廃水などのジチオン酸を主
成分とするCOD成分を含む廃水に硫酸を加えPH
を1.5以下とし、かつ60〜100℃の温度で加熱して
COD成分を分解し、生成した亜硫酸ガスをアル
カリ剤によつて吸収除去する処理方法が開示され
ている。
従来の加熱分解槽は温度100℃以下で加熱分解
するために大気開放形槽としているので分解率が
約65〜90%程度であり、分解反応時に発生する亜
硫酸ガスSO2を主成分とする排ガスを処理する必
要があつた。
するために大気開放形槽としているので分解率が
約65〜90%程度であり、分解反応時に発生する亜
硫酸ガスSO2を主成分とする排ガスを処理する必
要があつた。
排ガスの処理方法としては、排ガスを送風機に
よつて湿式排ガス脱硫装置へ返送して再処理する
方法があるが、耐蝕性の長距離ダクトを必要と
し、また湿式排ガス脱硫装置の運転時間に制約さ
れる欠点があつた。
よつて湿式排ガス脱硫装置へ返送して再処理する
方法があるが、耐蝕性の長距離ダクトを必要と
し、また湿式排ガス脱硫装置の運転時間に制約さ
れる欠点があつた。
この考案の目的は、前記従来技術の欠点を解消
し、ジチオン酸イオンの分解率を向上させ、且排
ガスの処理を不要とするジチオン酸含有廃水の処
理装置を提供するにある。
し、ジチオン酸イオンの分解率を向上させ、且排
ガスの処理を不要とするジチオン酸含有廃水の処
理装置を提供するにある。
この考案は、ジチオン酸イオンを含有する廃水
に硫酸を添加して100℃以上の温度でかつ1.15〜
1.20Kg/cm2の圧力で加熱分解する密閉形加熱分解
槽と、生成した亜硫酸ガスSO2をアルカリ剤によ
つて吸収する中和吸収槽と、生成した亜硫酸イオ
ンSO3 2-を酸化剤によつて酸化して安定した硫酸
イオンSO4 2-にする酸化槽とにより構成したもの
である。
に硫酸を添加して100℃以上の温度でかつ1.15〜
1.20Kg/cm2の圧力で加熱分解する密閉形加熱分解
槽と、生成した亜硫酸ガスSO2をアルカリ剤によ
つて吸収する中和吸収槽と、生成した亜硫酸イオ
ンSO3 2-を酸化剤によつて酸化して安定した硫酸
イオンSO4 2-にする酸化槽とにより構成したもの
である。
第1図は、この考案に係るジチオン酸含有廃水
の処理装置の1実施例の断面図を示す。
の処理装置の1実施例の断面図を示す。
密閉形加熱分解槽1の下部に廃水供給管2を接
続し、廃水供給管2には、加熱用のスチーム供給
管3及び硫酸供給管4を接続する。加熱分解槽1
の内部にはじやま板5を数枚設ける。加熱分解槽
1の上部には、処理水排出管6を接続し、途中に
圧力調整弁7を付設して中和吸収槽8に接続す
る。中和吸収槽8にはアルカリ剤供給管9、PH制
御器10、アルカリ剤の供給ポンプ11、アルカ
リ剤槽12から構成されるアルカリ剤の供給設備
を設ける。中和吸収槽8と酸化槽14は吸収処理
水管14を介して連結され、酸化槽14には空気
供給管15が接続している。
続し、廃水供給管2には、加熱用のスチーム供給
管3及び硫酸供給管4を接続する。加熱分解槽1
の内部にはじやま板5を数枚設ける。加熱分解槽
1の上部には、処理水排出管6を接続し、途中に
圧力調整弁7を付設して中和吸収槽8に接続す
る。中和吸収槽8にはアルカリ剤供給管9、PH制
御器10、アルカリ剤の供給ポンプ11、アルカ
リ剤槽12から構成されるアルカリ剤の供給設備
を設ける。中和吸収槽8と酸化槽14は吸収処理
水管14を介して連結され、酸化槽14には空気
供給管15が接続している。
次にこの作用を説明する。
ジチオン酸(S2O6 2-)を含む廃水は、廃水供
給管2より加熱分解槽1の下部に導入されるが、
導入経路においてスチーム供給管3及び硫酸供給
管4より、スチーム及び硫酸が添加される。廃水
は点線で示す流れで、加熱分解槽1内を上昇す
る。この際、廃水の流れはマクロ的には上向流で
流れ、この流れはスチームにより加熱されている
ので比重の違いから自然に上昇する。加熱分解槽
1内のジチオン酸(S2O6 2-)の分解反応は S2O6 2-→SO4 2-+SO2↑ −(1) で示され、この反応は、硫酸添加量,温度,圧力
が大きいほど速やかに進行する。本実施例では硫
酸添加量3.5v/v%、温度105℃、圧力1.15〜1.20
Kg/cm2とした。
給管2より加熱分解槽1の下部に導入されるが、
導入経路においてスチーム供給管3及び硫酸供給
管4より、スチーム及び硫酸が添加される。廃水
は点線で示す流れで、加熱分解槽1内を上昇す
る。この際、廃水の流れはマクロ的には上向流で
流れ、この流れはスチームにより加熱されている
ので比重の違いから自然に上昇する。加熱分解槽
1内のジチオン酸(S2O6 2-)の分解反応は S2O6 2-→SO4 2-+SO2↑ −(1) で示され、この反応は、硫酸添加量,温度,圧力
が大きいほど速やかに進行する。本実施例では硫
酸添加量3.5v/v%、温度105℃、圧力1.15〜1.20
Kg/cm2とした。
ジチオン酸が分解され、硫酸イオンSO4 2-及び
亜硫酸ガスSO2を含んだ廃水は、加熱分解槽1の
上部から処理水排出管6より排出され、圧力調整
弁7により減圧され、大気圧となり中和吸収槽8
に供給される。中和吸収槽8は、PH制御器10に
より槽内のPHを検出しPHが7〜10に保持されるよ
うに、供給ポンプ11を作動させ、アルカリ剤槽
12から、アルカリ液をアルカリ供給管9を通し
て、中和吸収槽8に供給する。中和吸収槽8にお
いて亜硫酸ガスSO2を含んだ廃水はアルカリ剤と
の反応によつて、次式の示す通り SO2+2OH-→SO3 2-+H2O −(2) となり、亜硫酸ガスSO2は亜硫酸イオンSO3 2-と
なり液中に固定される。
亜硫酸ガスSO2を含んだ廃水は、加熱分解槽1の
上部から処理水排出管6より排出され、圧力調整
弁7により減圧され、大気圧となり中和吸収槽8
に供給される。中和吸収槽8は、PH制御器10に
より槽内のPHを検出しPHが7〜10に保持されるよ
うに、供給ポンプ11を作動させ、アルカリ剤槽
12から、アルカリ液をアルカリ供給管9を通し
て、中和吸収槽8に供給する。中和吸収槽8にお
いて亜硫酸ガスSO2を含んだ廃水はアルカリ剤と
の反応によつて、次式の示す通り SO2+2OH-→SO3 2-+H2O −(2) となり、亜硫酸ガスSO2は亜硫酸イオンSO3 2-と
なり液中に固定される。
亜硫酸イオンSO3 2-を含んだ処理水は、吸収処
理水管13を経て酸化槽14に導入される。酸化
剤として、本実施では空気を用いたので、その供
給方法は、空気供給管15より散気ノズルを経て
気泡を液中に分散させた。亜硫酸イオンSO3 2-と
空気との反応は、 SO3 2-+1/2O2→SO4 2- −(3) となり、亜硫酸イオンSO3 2-は酸化を受けない安
定した硫酸イオンSO4 2-に変化する。
理水管13を経て酸化槽14に導入される。酸化
剤として、本実施では空気を用いたので、その供
給方法は、空気供給管15より散気ノズルを経て
気泡を液中に分散させた。亜硫酸イオンSO3 2-と
空気との反応は、 SO3 2-+1/2O2→SO4 2- −(3) となり、亜硫酸イオンSO3 2-は酸化を受けない安
定した硫酸イオンSO4 2-に変化する。
本実施例において、ジチオン酸S2O6濃度30000
mg/の廃水を最終的には、処理水のCODMn50
mg/以下として、分解率99.8%を得て安定に処
理することができた。
mg/の廃水を最終的には、処理水のCODMn50
mg/以下として、分解率99.8%を得て安定に処
理することができた。
本実施例では、廃水の加熱源としてスチームを
用い、廃水供給管2に直接供給したが、加熱分解
槽1の下部に供給してもよい。又、加熱源として
スチーム以外の方法として例えばヒータを加熱分
解槽1の外周に巻いても良く、加熱方法は限定さ
れない。さらに酸化槽14で用いる酸化剤は、空
気に限定されず、過酸化水素,オゾンなどを用い
ることもできる。
用い、廃水供給管2に直接供給したが、加熱分解
槽1の下部に供給してもよい。又、加熱源として
スチーム以外の方法として例えばヒータを加熱分
解槽1の外周に巻いても良く、加熱方法は限定さ
れない。さらに酸化槽14で用いる酸化剤は、空
気に限定されず、過酸化水素,オゾンなどを用い
ることもできる。
この考案に係るジチオン酸含有廃水の処理装置
は、加熱分解槽を密閉形としたので、加熱温度を
100℃以上として分解率を向上させ、反応時間を
短縮して加熱分解槽の容量を小さくし、硫酸消費
量を少くし、且亜硫酸ガスを放散せず排ガス処理
装置を不要とすることができる。
は、加熱分解槽を密閉形としたので、加熱温度を
100℃以上として分解率を向上させ、反応時間を
短縮して加熱分解槽の容量を小さくし、硫酸消費
量を少くし、且亜硫酸ガスを放散せず排ガス処理
装置を不要とすることができる。
また中和吸収槽と酸化槽とを設置しているので
安定した硫酸イオンとすることができる。
安定した硫酸イオンとすることができる。
第1図はこの考案に係るジチオン酸含有廃水の
1実施例の断面図を示す。 1……加熱分解槽、2……廃水供給管、3……
スチーム供給管、4……硫酸供給管、5……じや
ま板、6……処理水排出管、7……圧力調整弁、
8……中和吸収槽、9……アルカリ剤供給管、1
0……PH制御器、11……供給ポンプ、12……
アルカリ剤槽、13……吸収処理水管、14……
酸化槽、15……空気供給管。
1実施例の断面図を示す。 1……加熱分解槽、2……廃水供給管、3……
スチーム供給管、4……硫酸供給管、5……じや
ま板、6……処理水排出管、7……圧力調整弁、
8……中和吸収槽、9……アルカリ剤供給管、1
0……PH制御器、11……供給ポンプ、12……
アルカリ剤槽、13……吸収処理水管、14……
酸化槽、15……空気供給管。
Claims (1)
- ジチオン酸含有廃水に硫酸を添加して加熱分解
するジチオン酸含有廃水の処理装置において、廃
水に硫酸を添加して温度100℃以上でかつ圧力
1.15〜1.20Kg/cm2を保持する密閉形加熱分解槽
と、この密閉形加熱分解槽の出口に付設した圧力
調整弁と、前記密閉形加熱分解槽に接続してアル
カリ剤供給装置を付設した中和吸収槽と、この中
和吸収槽に接続して酸化剤注入装置を付設した酸
化槽とを備えたことを特徴とするジチオン酸含有
廃水の処理装置。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP19690883U JPS60104291U (ja) | 1983-12-21 | 1983-12-21 | ジチオン酸含有廃水の処理装置 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP19690883U JPS60104291U (ja) | 1983-12-21 | 1983-12-21 | ジチオン酸含有廃水の処理装置 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPS60104291U JPS60104291U (ja) | 1985-07-16 |
| JPS632149Y2 true JPS632149Y2 (ja) | 1988-01-20 |
Family
ID=30422168
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP19690883U Granted JPS60104291U (ja) | 1983-12-21 | 1983-12-21 | ジチオン酸含有廃水の処理装置 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPS60104291U (ja) |
Family Cites Families (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS5834196B2 (ja) * | 1975-04-18 | 1983-07-25 | 荏原インフイルコ株式会社 | ハイエンダツリユウハイスイノシヨリホウホウ |
| JPS537967A (en) * | 1976-07-09 | 1978-01-24 | Babcock Hitachi Kk | Method for treating drain water |
-
1983
- 1983-12-21 JP JP19690883U patent/JPS60104291U/ja active Granted
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPS60104291U (ja) | 1985-07-16 |
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