JPS63215701A - シラン化合物変性ゴム状重合体の製造方法 - Google Patents

シラン化合物変性ゴム状重合体の製造方法

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JPS63215701A
JPS63215701A JP4767187A JP4767187A JPS63215701A JP S63215701 A JPS63215701 A JP S63215701A JP 4767187 A JP4767187 A JP 4767187A JP 4767187 A JP4767187 A JP 4767187A JP S63215701 A JPS63215701 A JP S63215701A
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JP
Japan
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polymer
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silane compound
silane
conjugated diene
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JP4767187A
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English (en)
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Iwakazu Hattori
岩和 服部
Noboru Shimada
嶋田 昇
Mitsuhiko Sakakibara
満彦 榊原
Noboru Oshima
昇 大嶋
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JSR Corp
Original Assignee
Japan Synthetic Rubber Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本発明は、共役ジエン系重合体を有機アルカリ金属など
のアルカリ金属化剤で金属化したのち、特定のシラン化
合物を反応させ、共役ジエン系重合体の側鎖、または側
鎖および末端に5i−OR基を付加することによって得
られ、シリカ、炭酸カルシウム、炭酸マグネシウムなど
の白色充填剤との親和性が高く、良好な引張特性、特に
高モジュラスおよびi!iit摩耗性を示すシラン化合
物変性ゴム状重合体の製造方法に関する。
〔、従来の技術〕
従来、不活性有機溶媒中で有機アルカリ金属を重合開始
剤に用いて、共役ジエン化合物および/またはビニル芳
香族化合物を重合して得られる(共)重合体(以下、車
に口重合体」という)は、合成ゴムあるいは合成樹脂と
して汎用されている。
しかしながら、この重合体にシリカや炭酸マグネシウム
などの白色充填剤を配合した加硫物は、引張強度が低い
ため、この引張強度を向上させる目的でさらに補強助剤
として多量のシランカップリング剤やチタンカップリン
グ剤が用いられている。
このようなシランカップリング剤などの補強助剤を用い
ずに、白色充填剤を用いる加硫物でも充分に高い引張特
性を有し、かつ製造プロセスも間車な重合体を開発する
には、重合体中にシリカなどの充填剤と親和性の良好な
官能基を4人し、しかもこの官能基が重合体の製造時や
保管時には安定で、かつ加硫物製造時にシリカやフィラ
ーなどと相互作用することが必要である。
かかる観点から、シリカと親和性の高いシラン化合物に
よって変性された重合体として、例えば次のような先行
技術が11案されている。
すなわち、特公昭49−36957号公報(以下「先行
技術1」という)には、加工性改良を目的として、有機
リチウム化合物を重合開始剤に用い単量体を重合して得
られるリチウム末端重合体に、少なくとも3個の反応性
部位を有する化合物、例えばシリコンテトラハライド、
シリコンテトラブロマイド、シリコンテトラアイオダイ
ドなどのシリコンテトラハライド、あるいはトリクロワ
メチルシラン、トリクロロエチルシランなどのトリハロ
シランなどを反応させることにより該シラン化合物を中
心にした技分かれ重合体を生成する方法が提案されてい
る。しかしながら、先行技術1によって得られる重合体
は、該シラン化合物に結合しているハロゲン原子末端が
全てリチウム末端重合体と反応して、ケイ素原子にはシ
リカと反応性を有する官能基が残存しないため、シリカ
との親和性が低く、シリカを充填剤に用いた加硫物の引
張強度は不充分なものである。
また、特公昭52−5071号公報(以下「先行技術2
」という)には、有機リチウム化合物を重合開始剤に用
いて単量体を重合する途中で、ハロゲン化アルキルシラ
ン化合物、アルコキシシラン化合物、ハロゲン化シラン
化合物などのシラン化合物よりなるカップリング剤を連
続的に添加してシラン化合物変性重合体を製造する方法
が開示されている。しかしながら、この先行技術2で得
られる重合体は、重合反応終了時にはシラン化合物中の
ハロゲン原子やアルコキシ基の殆どが重合体の活性末端
と反応して消失するため、この重合体を用いてシリカな
どを充填剤として組成物を製造してもシリカとの親和性
が低く、これを用いた加硫物の引張強度は不充分なもの
である。
さらに、特開昭56−104906号公報(以下1−先
行技術3」という)には、アルカリ金属または有機アル
カリ金属を重合開始剤としてRAM体を重合して得られ
るリビングポリマーの活性末端1個当たり1分子中に少
なくとも2個の加水分解性の官能基を有するシラン化合
物を1分子以上反応させてポリマー末端のみをシラン化
合物で変性した重合体が開示されている。しかしながら
、この重合体は、末端に加水分解性の官能基が付いてお
り、しかもその官能基量が多し稔:め、容易シこ加水分
解、縮合反応を生起し、有機溶剤に不溶となる。
このため、製造工程で脱溶するときに、スチーム凝固が
できないという致命的な問題点を有ずろ。
また、この重合体は、加水分解や、縮合反応を起こし易
いため、製造時や保存時もしくは加硫物を得るための配
合時に、既に多くのシリカとの親和性を有する官能基が
消失するため、シリカを用いた加硫物となしても充分に
高い引張強度特性を示さない。
さらに、西独国特許出願公開第3010113号明細書
(以下「先行技術4」という)には、数平均分子量が4
00〜s、oooの金属化したl。
3−ジエンのホモ−またはコポリマーと、一般式X2 X’−3i−Y (ここで、XI はハロゲン原子、プたはアルコキシ基
、X2は加水分解できる基を示し、YとZはX2に等し
いか、あるいは水素原子または炭素数1〜8のアルキル
基、炭素数5〜12のシクロアルキル基、または置換さ
れたフェニル基を示す)で表されるケイ素化合物とを、
0〜80℃で反応させることによって、反応性シリル基
を有する1、3−ジエンのホモ−またはコポリマーが提
案されている。しかしながら、この先行技術4では、低
分子量のプレポリマーをあらかじめ金属化する必要があ
り、操作が複雑で実用的ではない。
他方、特公昭54−13477号公f3(以下口先行技
術5」という)には、R’3Si−(ここで、R1は水
酸基、加水分解可能な原子もしくは基、1価炭化水素基
、またはオルガノシロキシ基を表わす)で示される有機
ケイ素基が5t−C結合によって結合したブタジェンモ
ノマ一単位を1分子中に少なくとも1個有するポリブタ
ジェン誘導体が開示されている。しかしながら、先行技
術5のポリブタジェン誘導体は、ポリブタジェンの二重
結合に、H3iR’3などの1分子中にケイ素原子に直
結した水素原子1個を有する有機ケイ素化合物をヒドロ
シリル化反応によって導入することによって得られるも
ので、電気部品、装置の絶縁材料などの用途を目的とし
たものであり、加硫ゴム用途には不適当である。
また、特開昭58−25308号公報(以下「先行技術
6」という)には、先行技術5と同様に、低分子量(数
平均分子量=400〜8,000)のポリ−1,3−ジ
エンの二重結合に、トリクロロシラン、トリメトキシシ
ラン、メトキシエトキシクロロシランなの水素−ケイ素
結合を有するシラン化合物を150〜300℃の高温で
ヒドロシリル化反応によって付加する重合体の製造方法
が開示されている。しかしながら、先行技術6も、ヒド
ロシリル化反応によってポリ−1,3−ジエンの二重結
合が消費され、しかも重合体の分子量も低いために加硫
ゴムに適さず、またシラン化合物の付加反応が150℃
以上の高温で実施されるために実用上の問題がある。
本発明者らは、これらの先行技術の問題点に鑑み、先に
リビングポリマーに特定のシラン化合物を特定割合で反
応させて得られるシラン化合物変性重合体が、シリカな
どと反応可能な官能基を特定量有するため、シリカなど
の白色充填剤との親和性が高く、この加硫物は良好な引
張特性を示すでとを見出した(特願昭61−71003
号明細書参照、以下「先行技術7」という)。しかしな
がら、本発明者らの提案した先行技術7では、シリカな
どの充填剤との親和性の高い官能基が重合体の中心部に
1個しか含有されないため、カーボンブランクを充填剤
に用いた場合に比較してモジュラスがやや低いという問
題が判明した。
〔発明が解決しようとする問題点〕
本発明は、前記従来の技術的課題を背景になされたもの
で、従来のシランカップリング剤などの補強助剤を用い
ずに、シリカなどの白色充填剤を用いる加硫物において
も、充分に高い引張強度、特に高モジュラスおよび耐摩
耗性を持ち、しかも通常の操作では実質的に加水分解せ
ず、製造が容易なシラン化合物変性ゴム状重合体の製造
方法を提供することを目的とする。
〔問題点を解決するための手段〕
すなわち、本発明は、共役ジエン系重合体を、不活性有
機溶媒中でアルカリ金属化剤で処理したのち、一般式(
1) %式%() (式中、Xは塩素原子、臭素原子または沃素原子である
ハロゲン原子、Rは炭素@4〜20の炭化水素基、R′
は炭素数1〜20のアルキル基、アリール基、ビニル基
ハロゲン化アルキル基またはハロゲン化了り−ル基を示
し、mは1〜4の整数、nは0〜3の整数であり、mと
nの和は2〜4である)で表されるシラン化合物と反応
させることにより、該重合体の側鎖、または重合体の側
鎖および末端に該シラン化合物を付加させることを特徴
とするシラン化合物変性ゴム状重合体の製造方法を提供
するものである。
本発明に使用される共役ジエン系重合体は、市販の各種
重合方法によるスチレン−ブタジェン共重合体、ポリブ
タジェン、ポリイソプレンなどでもよく、または次に述
べる方法によって共役ジエンを不活性有m溶媒中でを機
アルカリ金属を重合開始剤としてリビング重合して得ら
れる重合体であってもよい。
すなわち、共役ジエンを不活性有機溶媒中で有機アルカ
リ金属を重合開始剤としてリビング重合重合するに際し
て使用される不活性有機溶媒としては、例えばペンタン
、ヘキサン、シクロヘキサン、ヘプタン、ベンゼン、キ
シレン、トルエン、テトラヒドロフラン、ジエチルエー
テルなどが用いられる。
また、この際、共重合する場合には、ランダム化剤であ
り、同時に単量体として共役ジエンを使用する場合に咳
共役ジエンのミクロ構造の調節剤として、必要に応じて
ルイス塩基を用いることができ、このものとしては例え
ばジメトキシベンゼン、テトラヒドロフラン、ジメトキ
シエタン、ジエチレングリコールジブチルエーテル、ジ
エチレングリコールジメチルエーテル、トリエチルアミ
ン、ピリジン、N−メチルモルホリン、N、N。
N’、N’−テトラメチルエチレンジアミン、1.2−
ジメトキシエタンなどのエーテル類および第3級アミン
類などを挙げることができる。
また、重合開始剤として使用される有機アルカリ金属と
しては、n−ブチルリチウム、5ec−ブチルリチウム
、t−ブチルリチウム、1,4−ジリ、チオブタン、ブ
チルリチウムとジビニルベンゼンとの反応物などのアル
キルリチウム、アルキレンジリチウム、フェニルリチウ
ム、スチルベンジリチウム、ジイソプロペニルベンゼン
ジリチウム、ナトリウムナフタレン、リチウムナフタレ
ンなどを挙げることができる。
本発明で使用される単量体としては、重合開始剤として
有機アルカリ金属を使用してリビング重合できる共役ジ
エン全てが含まれ、例えば共役ジエンのみでな(、共役
ジエンと共重合しうるビニル芳香族化合物、ビニルピリ
ジン、アクリロニトリル、メタアクリロニトリル、メチ
ルメタアクリレート、アクリル酸エステルなども挙げる
ことができる。
このうち、共役ジエン、または共役ジエンとビニル芳香
族化合物の混合物が好ましい。
ここで、共役ジエンとしては、1.3−ブタジェン、2
,3−ジメチルブタジェン、イソプレン、クロロプレン
、1.3−ペンタジェン、ヘキサジエンなどが挙げられ
るが、他の単量体との共重合性の容易さから1,3−ブ
タジェンあるいはイソプレンが好ましい。
かかる共役ジエンは、1種単独で使用することも、また
2種以上を併用することもできる。
また、共役ジエンと共重合される芳香族ビニル化合物と
しては、例えばスチレン、α−メチルスチレン、p−メ
チルスチレン、O−メチルスチレン、p−ブチルスチレ
ン、ビニルナフタレンなどが挙げられ、好ましくはスチ
レンである。この共重合に供される芳香族ビニル化合物
は、1種単独で使用することも、また2種以上を併用す
ることもできる。
なお、共役ジエンと芳香族ビニル化合物とを共重合する
する場合の割合は、共役ジエン/芳香族ビニル化合物(
モル比)=10010〜40/60、好ましくは951
5〜55/45である。
本発明で使用される共役ジエン系重合体のリビング重合
方法は、重合系を窒素置換した反応器内に、本発明で使
用される不活性有機溶媒、$L量体および有機アルカリ
金属、さらに必要に応じてルイス塩基を一括仕込み、あ
るいは断続的もしくは連続的に添加して重合を行う。
重合温度は、通常、−120〜+150℃、好ましくは
一80〜+120℃、重合時間は、通常、5分間〜24
時間、好ましくは10分間〜lO時間である。
重合温度は、前記温度範囲内で一定温度で反応させても
、また昇温もしくは断熱下で重合してもよい。また、重
合反応は、バッチ式でもあるいは連続式でもよい。
なお、溶媒中の単量体濃度は、通常、5〜50重量%、
好ましくは10〜35重量%である。
また、有機アルカリ金属およびリビングポリマーを失活
させないために、重合系内にハロゲン化化合物、酸素、
水あるいは炭酸ガスなどの失活作用のある化合物の混入
を極力なくすような配慮が必要である。
本発明では、以上のような市販、あるいは前記のように
してリビング重合によって得られた共役ジエン系重合体
を、不活性有機溶媒中でアルカリ金属化剤を用いて該重
合体の側鎖、または側鎖および末端にアルカリ金属を導
入する(以下「メタレーション」という)。
ここで、メタレーションに際しては、市販の各種重合方
法によるスチレン−フタジエン共重合体、ポリブタジェ
ン、ポリイソプレンなどの共役ジエン系重合体の場合に
は、前記リビング重合に使用される不活性有機溶媒に溶
解した重合体溶液を使用し、また前記リビング重合によ
って得られる共役ジエン系重合体の場合には、リビング
重合によって得られる重合体溶液を、重合体の重合開始
剤と当量のアルコール、アミン、ハロゲン化金属などの
失活剤を添加した溶液、あるいは失活剤を添加しない溶
液をそのまま使用すればよい。
また、メタレーションに使用される不活性有機溶媒の使
用量は、重合体100重量部に対して、通常、100〜
2,000重量部、好ましくは300〜1.000重量
部である。
さらに、アルカリ金属化剤としては、前記リビング重合
において重合開始剤として使用される有機アルカリ金属
と同様のもの、例えばアルキルリチウム、アルキルナト
リウムなどが使用され、その使用量は、重合体鎖1本あ
たり1〜50個所がメタレーション(金属化)されるに
相当する計で、好ましくは5〜25個所、通常、重合開
始剤1モルに対して0.5〜50モル、好ましくは5〜
25モルである。
この際、アルカリ金属化剤とともに金属化触媒を使用す
ることが好ましい。この金属化触媒としては、N、’ 
N、N’、N’−テトラメチルエチレンジアミン、ポタ
シウムーt−ブトキサイド、ドデシルベンゼンスルホン
酸ボタシウム、ノニルフェノキシポタシウムなどを挙げ
ることができ、その使用量は、重合体の重合開始剤1モ
ルに対して、通常、0.5〜50モル、好ましくは5〜
25モルである。
メタレーションの反応温度は、−10〜100°C1好
ましくは10〜80°Cであり、また反応時間は、5分
〜5時間、好ましくは10分〜3時間である。
なお、このメタレーションについては、ジャーナル・オ
ブ・ポリマーサイエンス(J、 Polym、 Sc3
.。
Polym、 Chem、 Ed、、 14.497 
(1976))などにおいて詳述されている。
かくて、メタレーションによって、共役ジエン系重合体
の側鎖、または(!1.!I鎖および末端に少なくとも
1個のアルカリ金属が導入される(以下、このアルカリ
金属を導入された重合体を「金属含有重合体」という)
次に、本発明では、このようにして重合体鎖中に少なく
とも1個のアルカリ金属を有する共役ジエン系重合体の
側鎖、または側鎖および末端に、特定のシラン化合物を
反応させ、実質的に加水分解しないSi〜O−R結合(
ここで、Rは前記に同し)を有する変性ゴム状重合体を
製造する。
ここで、前記のメタレーションによって金属化された重
合体に反応させるシラン化合物は、1分子中にアルコキ
シ基を有するシラン化合物であって、下記一般式(1)
で表される。
X、 S i  (OR) −R’ a−−−、l  
・・・・ (′■)(式中、Xは塩素原子、臭素原子ま
たは沃素原子であるハロゲン原子、Rは炭素数4〜20
の炭化水素基、R′は炭素数1〜20のアルキル基、ア
リール基、ビニル基、ハロゲン化アルキル基またはハロ
ゲン化アリール基を示し、mは1〜4の整数、nは0〜
3の整数であり、mとnの和は2〜4である。) すなわち、本発明のシラン化合物は、アルコキシ基を有
するアルコキシシラン化合物である。
Rは、炭素数4〜20の炭化水素基であり、2−エチル
−ヘキシル基、i−アミル基、5ec−アミル基、n−
アミル基、n−ブチル基、sec−ブチル基、t−ブチ
ル基などの脂肪族炭化水素基、中でもα位の炭素に炭素
原子が3個結合した炭化水素基やβ位の炭素に炭素数が
1個以上の炭化水素基の結合した脂肪族炭化水素基また
はフェニル基もしくはトルイル基などの芳香族炭化水素
基が好ましい。
R′は、炭素数1〜20のアルキル基、了り−ル基、ビ
ニル基、ハロゲン化アルキル基またはハロゲン化アリー
ル基であり、好ましいものとしてメチル基、エチル基、
プロピル基、ブチル基、オクチル基、ノニル基、ドデシ
ル基、ビニル基、i−7’ロペニル基、アリル基、■−
ブテニル基、エチニル基、フェニル基、トルイル基、ナ
フチル基、クロロメチル基、ブロムメチル基、ヨードメ
チル基、クロロエチル基、クロロフェニル基、ヨードフ
ェニル基、ブロムフェニル基を挙げることができる。
前記一般式(1)において、nがOでmが2の場合はジ
アルキルジアルコキシシラン、nがOでmが3の場合は
モノアルキルトリアルコキシシラン、nがOでmが4の
場合はテトラアルコキシシラン、nが1でmが1の場合
はモノハロゲン化ジアルキルモノアルコキシシラン、n
がlでmが2の場合にはモノハロゲン化モノアルキルジ
アルコキシシラン、nが1でmが3の場合にはモノハロ
ゲン化トリアルコキシシラン、nが2でmが2の場合に
はジハロゲン化ジアルコキシシラン、nが2でmが1の
場合にはジハロゲン化モノアルキルモノアルコキシシラ
ン、nが3でmが1の場合にはトリハロゲン化モノアル
コキシシランであり、いずれも前記金属含有重合体と反
応性を有する化合物である。
特に、nが0でmが2であるジアルキルジアルコキシシ
ラン、nが0でmが3であるモノアルキルトリアルコキ
シシラン、nが1でmが2であるモノハロゲン化モノア
ルキルジアルコキシシラン、nが1でmが3であるモノ
ハロゲン化トリアルコキシシランを、重合体の側鎖に付
加すると、加工性を改良し、しかもシリカなどと親和性
の高い官能基を重合体に付与するので好ましい。
本発明で使用される前記一般式(1)で表されるシラン
化合物の具体例としては、例えばジフェノキシビニルメ
チルシラン、ジフェノキシイソプロペニルエチルシラン
、ジフェノキシアリールメチルシラン、ビス−(2−エ
チルへキシルオキシ)ビニルメチルシラン、ビス−(2
−エチルへキシルオキシ)フェニルメチルシラン、ビス
−(2−メチルブトキシ)ビニルメチルシラン、ビス−
(2−メチルブトキシ)ジエチルシラン、トリフエノキ
シビニルシラン、トリフエノキシメチルシラン、トリ 
(2−エチルへキシルオキシ)ビニルシラン、トリ (
2−メチルブトキシ)エチルシラン、トリ (2−メチ
ルブトキシ)ビニルシラン、トリ (2−メチルブトキ
シ)フェニルシラン、トリ (3−メチルブトキシ)ビ
ニルシラン、テトラフェノキシシラン、テトラキス(2
−エチルへキシルオキシ)シラン、テトラキス(2−メ
チルブトキシ)シラン、テトラキス(3−メチルブトキ
シ)シラン、フェノキシジビニルクロロシラン、フェノ
キシフェニルメチルクロロシラン、ジフェノキシメチル
クロロシラン、ジフェノキシエチルクロロシラン、ジフ
ェノキシフェニルヨードシラン、ジフェノキシメチルブ
ロモシラン、ビス(2−エチルへキシルオキシ)メチル
クロロシラン、ビス(2−メチルブトキシ)メチルクロ
ロシラン、ビス(2−メチルブトキシ)フェニルクロロ
シラン、ジ(t−ブトキシ)フェニルクロロシラン、ジ
(t−ブトキシ)メチルクロロシラン、トリフエノキシ
クロロシラン、トリス(2−エチルへキシルオキシ)ク
ロロシラン、トリス(3−メチルブトキシ)ヨードシラ
ン、トリス(2−メチルブトキシ)ブロモシラン、ジフ
ェノキシジクロロシラン、ジフェノキシジブロモシラン
、ビス(2−エチルへキシルオキシ)ジクロロシラン、
ビス(2−エチルへキシルオキシ)ジブロモシラン、ビ
ス(2−メチルブトキシ)ジクロロシラン、ジ(t−ブ
トキシ)ジクロロシラン、ビス(3−メチルブトキシ)
ショートシラン、フエノキシビニルジクロロシラン、フ
ェノキシメチルジクロロシラン、フェノキシフェニルジ
ヨードシラン、(2−エチルへキシルオキシ)フェニル
ジクロロシラン、(2−エチルへキシルオキシ)メチル
ジクロロシラン、(2−メチルブトキシ)メチルジクロ
ロシラン、(3−メチルブトキシ)メチルジブロモシラ
ン、フェノキジトリクロロシラン、フェノキシトリヨー
ドシラン、(2−エチルへキシルオキシ)トリクロロシ
ラン、(2−エチルへキシルオキシ)トリブロモシラン
、(3−メチルブトキシ)トリクロロシラン、(2−メ
チルブトキシ)トリクロロシラン、(2−メチルブトキ
シ)トリクロロシラン、 (2−メチルブトキシ)トリ
ブロモシラン、t−ブトキシトリクロロシランなどを挙
げることができる。
これらのシラン化合物のうち、特にジフェノキシメチル
クロロシラン、ビス(2〜メチルブトキシ)メチルクロ
ロシランが好ましい。
これらのシラン化合物は、1種単独でも、あるいは2種
以上を併用することもで、きる。
本発明では、前記金属含有重合体に、一般式N)で表さ
れるシラン化合物を反応させるが、この際のシラン化合
物の使用量は、メタレーションに用いた有機アルカリ金
属1個あたり、0.3〜5.0、好ましくは0.5〜2
.0分子反応させる。
本発明において、金属含有重合体と官能基を有するシラ
ン化合物との反応は、金属含有重合体の溶液中に該化合
物を添加するか、あるいは該シラン化合物を含む有機溶
液中に金属含有重合体の溶液を添加することにより実施
される。
反応温度は、−120〜+250℃、好ましくは一80
〜+120℃であり、反応時間は1分〜5時間、好まし
くは5分間〜2時間である。
なお、シラン化合物のケイ素−ハロゲン原子結合は、反
応性が高く、他の官能基であるアルコキシ基に先行して
金属含有重合体と反応し、通常、重合体末端にはケイ素
−ハロゲン原子は残らない。
しかし、ハロゲン原子を多く含有するシラン化合物やケ
イ素−ハロゲン原子結合とケイ素−アルコキシ基結合の
反応性が類似した結合を有するシラン化合物を反応させ
ると、重合体にケイ素−ハロゲン原子結合が残り易く、
物性の改良効果を示す官能基であるアルコキシ基の割合
が少なくなり、加硫物性が低下する。
他方、このようなシラン化合物を多量に金属含有重合体
と反応させると、スチーム凝固時に未反応のケイ素−ハ
ロゲン原子結合を含むシラン化合物が容易に加水分解さ
れ、ハロゲン化水素を発生し取り扱いも好ましくないし
、副反応のため加硫物性が低下する。
このため、前記反応が終了後、前記で得られたシラン化
合物変性重合体溶液中の未反応のケイ素−ハロゲン原子
結合を不活性化する目的で、次いで下記一般式(n)で
表されるアルコールあるいはアルコキサイドを反応させ
ることも可能である。
MOR“          ・・・・・ (II)(
式中、Mは水素原子または周期律表第1族のアルカリ金
属原子、R“は炭素数1〜20の炭化水素基を示す。) ここで、R#は、α位の炭素に炭素原子が3個結合した
炭化水素基やβ位の炭素に炭素数が1個以上の炭化水素
基の結合した炭化水素基またはフェニル基もしくはトル
イル基で示される芳香族炭化水素基が好ましい。
前記一般式(II)で表されるアルコールとしては、例
えばメタノール、エタノール、i−プロピルアルコール
、n−ブタノール、5ee−7’タノール、t−ブタノ
ール、2−エチルヘキシルアルコール、ヘキシルアルコ
ール、ドデシルアルコール、フェノール、トルイルアル
コール、t−ブタノール、2−エチルヘキシルアルコー
ル、フェノールなどである。
また、前記一般式(U)で表されるアルコキサイドとし
ては、前記アルコールのリチウム、ナトリウム、カリウ
ムなどのアルカリ金属のアルコキサイドであり、好まし
くはフェノール、あるいはt−ブタノールのアルコキサ
イド、具体的にはソジウムフエノキサイド、ボタシウム
ーt−ブトキサイドである。
これらのアルコールあるいはアルコキサイドは、1種単
独で使用することも、また2種以上を併用することもで
きる。
これらのアルコールあるいはアルコキサイドの使用量は
特に限定されないが、好ましくは前記シラン化合物1モ
ルに対して1〜100倍モル、さらに好ましくは2〜5
0倍モルである。
金属含有重合体とシラン化合物との反応物である変性ゴ
ム状重合体へのアルコールあるいはアルコキサイドの反
応温度は、−120〜+150℃、好ましくは一80〜
+120°Cであり、反応時間は、通常、5分〜24時
間、好ましくは10分間〜10時間である。
反応終了後、ポリマー溶液中にスチームを吹き込んで溶
媒を除去するか、あるいはメタノールなどの貧溶媒を加
えてシラン化合物変性ゴム状重合体を凝固したのち、熱
ロールもしくは減圧下で乾燥してシラン化合物変性重合
体を得ることができる。
また、ポリマー溶液を直接減圧下で溶媒を除去してシラ
ン化合物変性ゴム状重合体を得ることもできる。
なお、本発明のシラン化合物変性ゴム状重合体の分子量
は、広い範囲にわたって変化させることができるが、そ
のムーニー粘度(ML+−4,100℃)は、通常、1
0〜150、好ましくは10〜100の範囲であるとよ
い。
また、本発明により得られるシラン化合物変性ゴム状重
合体が共重合体である場合には、ブロック共重合体ある
いはランダム共重合体であってもよい。
なお、本発明により得られるシラン化合物変性重合体は
、例えば赤外吸収スペクトルにより、5t−0−C結合
に起因する1、10100C’付近の吸収、5i−0−
φ結合に起因する1、250■刊付近の吸収、あるいは
5t−C結合に起因する1、160Cm−’付近の吸収
などにより、その構造を確認することができる。
かくて、本発明により得られるシラン化合物変性ゴム状
重合体は、単独または天然ゴム、シス−1,4ポリイソ
プレンをはじめ、乳化重合スチレン−ブタジェン共重合
体、溶液重合スチレン−ブタジェン共重合体、低シス−
f、4ポリブタジエン、高シス−1,4ポリブタジエン
、エチレン−プロピレン−ジエン共重合体、クロロブレ
ン、ハロゲン化ブチルゴム、NBRなどとブレンドし使
用され、必要ならば芳香族系、ナフテン系、パラフィン
系などのオイルで油展し、次いでカーボンブラック、シ
リカ、炭酸マグネシウム、炭酸カルシウム、ガラス繊維
などの白色充填剤、ステアリン酸、亜鉛華、老化防止剤
、加硫促進剤ならびに加硫剤などの通常の加硫ゴム配合
剤を加え組成物となすことができる。
なお、前記組成物中には、シラノール縮合剤として知ら
れているジブチルスズジアセテート、ジブチルスズジオ
クトエート、ジブチルスズラウレート、酢酸第一スズ、
オクタン酸第−鉄、ナフテン酸鉛、カプリル酸亜鉛、2
−エチルヘキザン鉄、ナフテン酸コバルト、チタン酸エ
ステル、キレート化合物などを配合することもできる。
得られる組成物は、成形加工後、加硫を行い、トレッド
、アンダートレッド、サイドウオール、ビート部分など
のタイヤ用途を始め、ホース、ベルト、靴底、窓枠、シ
ール材、その他の工業用品などの用途に用いることがで
きる。
〔実施例〕
以下、実施例を挙げて本発明をさらに具体的に説明する
が、本発明はその要旨を越えない限り以下の実施例に何
ら制約されるものではない。
なお、実施例中、部および%は、特に断らない限り重量
部および重量%を意味する。
また、実施例中の各種の測定は、下記の方法に拠った。
すなわち、金属含有重合体とシラン化合物の付加反応は
、反応前後の共重合体のムーニー粘度の変化および赤外
吸収スペクトルの変化により確認した。
ムーニー粘度は、予熱1分、測定4分、温度100℃で
測定した。
ブタジェン部分のミクロ構造は、赤外吸収スペクトル法
(モレロ法)によって求めた。
スチレン合理は、699CO+−’のフェニル基の吸収
に基づいた赤外吸収スペクトル法により、あらかじめ求
めておいた検量線により測定した。
加硫物性は、JIS  K6301に従って測定した。
耐摩耗試験であるランボーン摩耗指数は、ランボーン摩
耗法により測定した。測定条件は、負荷荷重が4.5k
g、砥石の表面速度が100m/秒、試験片速度が13
0m/秒、スリップ率が30%、落砂量が20g/分、
また測定温度は室温とした。
ランボーン摩耗指数は、シラン化合物未変性のスチレン
−ブタジェン共重合体を100として示した。数値の大
きいほど、耐摩耗性が良好である。
実施例1 攪拌機、ジャケット付きの内容積51のオートクレーブ
を乾燥し、窒素置換した。このオートクレーブに、あら
かじめ精製、乾燥したシクロヘキサン2,500g、ス
チレン100g、1.3−ブタジェン400gおよびテ
トラヒドロフラン25gを導入した。次いで、オートク
レーブ内の温度を10℃にしたのち、毎分2回転で攪拌
しながら冷却水を止めてn−ブチルリチウム0.28g
を添加して30分間重合した。この重合体溶液を一部取
り出してムーニー粘度(ML I。4.100℃)を測
定したところ、40であった。
次に、n−ブチリリチウムと当モルの2−エチルヘキサ
ノールを添加したところ、リビングアニオンの黄赤色が
消失した。さらに、50℃でボタシウムーt−ブトキサ
イド7.37gを加え、10分後にn−ブチルリチウム
4.20gを添加し、110分間放置した。
次に、この重合体溶液にジフェノキシメチルクロロシラ
ンのシクロヘキサン?容液65゜7mJ(濃度1.0モ
ル/7!、重合開始剤であるn−ブチルリチウムに対す
るジフェノキシメチルクロロシランのモル比は、15に
相当する)を加えたところ、アニオンの赤褐色が消失し
た。
さらに、50℃で30分間反応させた。
次いで、2−エチルヘキサノールのシクロヘキサン溶液
131. 4ml <w1度2.0モル/l、ジェトキ
シジクロロシランに対する2−エチルヘキサノールのモ
ル比は、4.0に相当する)を50℃に加温して加えた
。その後、50℃で1時間反応させ、所定時間後、2.
6−ジーt−ブチルフェノール(BIT)を重合体10
0gあたり0.7g加え、スチームで脱溶後、100℃
の熱ロールで乾燥した。
重合体の収量は、はぼ定量的に得られた。以下の実施例
でも、重合体収量は定量的であった。
この重合体は、テトラヒドロフランに溶解しても不溶分
はなかった。また、この変性ゴム状重合体の赤外線吸収
スペクトルには、1,160co+−’付近に゛5i−
C結合に基づく吸収と、1,250cm −’に5t−
0−φ結合に基づく吸収が存在した。
得られた重合体のムーニー粘度は、40であった。
この重合体60gを120℃の熱ロールで厚さQ、5m
mのシートに成形し、31の温水の入った10βのステ
ンレス製容器内でスチームを吹き込んで温水を沸謄させ
ながら30分間放置し、乾燥後の重合体のムーニー粘度
を測定したところ、40であった。
次に、上記の重合体に、ジブチルスズジラウレート(以
下rDBTDLJと略記する>0.60gを混練りし、
上記と同様の方法でスチーム処理を行った。この結果、
DBTDLを混練りした重合体はムーニー粘度が100
となり、テトラヒドロフランに不溶となった。
一方、前記シラン化合物変性ゴム状重合体を、下記配合
処方で加硫し、物性を評価した。
すなわち、145℃の熱ロールでポリマー、シリカ、D
BTDL、ステアリン酸、酸化亜鉛を予備混練りし、そ
の後50℃のロールで残りの配合剤を混練りした。この
配合物を成形して、145℃でプレス加硫した。
以下の実施例においても、全て同様の方法により加硫を
実施した。本実施例の結果を第1表に示す。
筐金処1            (部)重合体   
          100シリカ         
    40(日本シリカ■製、ニブシールVN3)ス
テアリン酸            2酸化亜鉛   
           3老化防止剤181ONA杓 
     1=       TP申2       
        0. 8加硫促進剤;D′″3   
     0.6〃   DM”         1
.2硫黄               1.5トリエ
タノールアミン        1. 5DBTDL”
             1.0合計       
      151.1*1)N−フェニル−N′−イ
ソプロピル−p−フェニレンジアミン *2)ソジウムジブチルジチオカーバメート*3)ジフ
ェニルグアニジン *4)ジベンゾチアジルジスルフィド *5)ジブチルスズジラウレート 比較例1 実施例1において、リビングアニオンの失活と金属化を
行わずに、リビングアニオン末端とジフェノキシメチル
クロロシランとの反応を実施例1と同様に行った。
得られた重合体のムーニー粘度は、43であった。この
重合体60gに、DBTDLを0.60g加え、実施例
1と同様にスチーム処理を行ったところ、ムーニー粘度
は67に上昇したが、テトラヒドロフランには可?容で
あった。
次に、実施例1と同様に加硫物性を評価し、その結果を
第1表に示す。
実施例1と比較例1とから、重合体の側鎖にシラン化合
物を付加することによって、引張強度、特にモジュラス
が高くなり、ランボーン摩耗指数が改良されることが分
かる。
実施例2 実施例1において、リビングアニオンを失活させずにポ
タシウムーt−ブトキサイドとn−ブチルリチウムを実
施例1と同量使用し、かつジフェノキシメチルクロロシ
ランの使用量を実施例1に較べ215倍モルに減少した
以外は、実施例1と同様にスチレン−ブタジェン共重合
体の変性を行った。重合結果と得られた重合体の加硫物
性の結果を第1表に示す。
実施例3 実施例1のジフェノキシメチルクロロシランの代わりに
、ビス(2−メチル−ブトキシ)メチルクロロシランを
使用した以外は、実施例1と同様にスチレン−ブタジェ
ン共重合体の変性を行った。
重合結果と得られた重合体の加硫物性を、第1表に示す
(以下余白) 第1表 *1)ジフェノキシメチルク口ロシラン*2)ビス(2
−メチルブトキシ)メチルクロロシラン 〔発明の効果〕 本発明は、不活性有機溶媒中で重合体を金属化し、次に
特定のシラン化合物をカップリング反応させ、実質的に
加水分解しない5i−0−R結合を有するシラン化合物
変性重合体を製造する方法であり、得られるシラン化合
物変性重合体は、従来、高引張強度の得られなかったシ
リカなどの白色充填剤の配合においても高引張強度、特
に高モジュラスを示し、その結果、着色が可能な高引張
強度で良好な耐摩耗性を有する加硫物を提供することが
できる。

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. (1)共役ジエン系重合体を、不活性有機溶媒中でアル
    カリ金属化剤で処理したのち、一般式( I )X_nS
    i(OR)_mR′_4_−_m_−_n・・・・(
    I )(式中、Xは塩素原子、臭素原子または沃素原子で
    あるハロゲン原子、Rは炭素数4〜20の炭化水素基、
    R′は炭素数1〜20のアルキル基、アリール基、ビニ
    ル基、ハロゲン化アルキル基またはハロゲン化アリール
    基を示し、mは1〜4の整数、nは0〜3の整数であり
    、mとnの和は2〜4である)で表されるシラン化合物
    と反応させることにより、該重合体の側鎖、または重合
    体の側鎖および末端に該シラン化合物を付加させること
    を特徴とするシラン化合物変性ゴム状重合体の製造方法
  2. (2)アルカリ金属化剤が、有機アルカリ金属である特
    許請求の範囲第1項記載のシラン化合物変性ゴム状重合
    体の製造方法。
  3. (3)一般式( I )で表されるシラン化合物のRが、
    α位の炭素に炭素原子が3個結合した炭化水素基、β位
    の炭素に炭素原子が1個以上の炭化水素基が結合した炭
    化水素基、またはフェニル基もしくはトルイル基で示さ
    れる芳香族炭化水素基である特許請求の範囲第1項項記
    載のシラン化合物変性ゴム状重合体の製造方法。
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