JPS63216726A - 合成樹脂シ−トの表面賦形用ロ−ル及びその製造方法 - Google Patents

合成樹脂シ−トの表面賦形用ロ−ル及びその製造方法

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JPS63216726A
JPS63216726A JP5176287A JP5176287A JPS63216726A JP S63216726 A JPS63216726 A JP S63216726A JP 5176287 A JP5176287 A JP 5176287A JP 5176287 A JP5176287 A JP 5176287A JP S63216726 A JPS63216726 A JP S63216726A
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roll
synthetic resin
resin sheet
shaping
shaping roll
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JP5176287A
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Yasuyoshi Noda
泰義 野田
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Original Assignee
KTX Corp
Konan Tokushu Sangyo Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 発明の目的 (産業上の利用分野) 本発明は合成樹脂シートの表面に凹凸模様を連続的に賦
形する表面賦形用ロール及びその製造方法に関するもの
である。なお、本明細書において凹凸模様とは、通常の
模様のみならず、文字、図形、記号等も含む概念でおる
。
(従来の技術) 壁用シート、フロア用シート、テーブルクロス、自動二
輪車の座席用シート、その等の各種用途に広く使用され
ている合成樹脂シートには、装飾効果や感触を高めるた
めに、その表面に凹凸模様の賦形されたものが多い。
従来、その表面賦形方法に使用する賦形用ロールとして
代表的なものに、第9,10図に示すようなものがある
。
すなわち、透孔を持たない外壁よりなる賦形用ロール5
1の外表面に凹凸模様52を設け、該賦形用ロール51
に対し合成樹脂シート54の厚さより小さい間隔で小径
の補助ロール53を平行配置するとともに、該賦形用ロ
ール51又は補助ロール53を図示しない回転装置によ
って回転させる。そして、該賦形用ロール51と補助ロ
ール53の間に可塑状態の合成樹脂シート54を連続的
に供給することにより該合成樹脂シート54を賦形用ロ
ール51に押し付け、該合成樹脂シート54の表面に前
記凹凸模様52を転写賦形するというものである。
この賦形用ロール51によれば、長尺状の合成樹脂シー
ト54の表面を連続的に賦形することができ、効率が高
いという利点がおる。
(発明が解決しようとする問題点) ところが、上記賦形用ロール51では合成樹脂シート5
4への凹凸模様の転写性がさほど高くないため、合成樹
脂シート54の表面に正確な凹凸模様が賦形されないと
いう問題があった。
すなわち、第10図に示すように、賦形用ロール51と
補助ロール53の間に合成樹脂シート54を挟んだとき
、該合成樹脂シート54は凹凸模様52における凹部5
2a内に進入するようにして変形するが、該凹部52a
内にあった空気Eが合成樹脂シート54によって密封及
び圧縮されるため、その圧縮空気圧が、合成樹脂シート
54が凹部52aの底部まで進入するのを妨げてしまう
からである。
また、合成樹脂シート54には、一様な模様のほかにも
、商品名や製造会社名等を表わす文字、図形、記号等の
凹凸模様を一定周期で賦形したい場合があるが、上記賦
形用ロール51ではこの周期を長くすることができない
という問題もあった。
すなわち、合成樹脂シート54に賦形される凹凸模様が
長手方向に繰り返される周期は、賦形用ロール51の直
径を大きくしてその周長を長くするほど長くなる。とこ
ろが、前記賦形用ロール51の直径を大きくすると、合
成樹脂シート54との接触面積が大きくなって単位面積
当たりの押付力が小さくなり、転写性がざらに低くなっ
てしまうため、該直径を大きくするには限界があったの
である。
発明の構成 (問題点を解決するための手段) そこで、前記問題点を解決するために、本第1発明の合
成樹脂シートの表面賦形用ロールでは、円筒状に形成し
た賦形用ロールの外表面に凹凸模様を形成するとともに
、該賦形用ロールに多数の通気孔を設けて通気性多孔質
とするという手段をとった。
また、本第2発明の表面賦形用ロールの製造方法は、凹
凸模様を有するマンドレルの円筒内面に多孔質電鋳を行
うことにより、円筒状の賦形用ロールと、該賦形用ロー
ル外表面の凹凸模様と、該賦形用ロールの多数の通気孔
とを同時に形成するという手段をとった。
また、本第3発明の表面賦形用ロールの製造方法は、凹
凸模様を有するマンドレルの円筒内面に電鋳を行うこと
により、円筒状の賦形用ロールと、該賦形用ロール外表
面の凹凸模様とを同時に形成した後、穿孔装置により該
賦形用ロールに多数の通気孔を穿孔するという手段をと
った。
(作用) 第1発明において、円筒状に形成された賦形用ロールは
回転され、その外表面に形成された凹凸模様に可塑化し
た合成樹脂シートが連続的に押し付けられる。すると、
合成樹脂シートは凹凸模様の凹部に進入するようにして
変形するため、該合成樹脂シートの表面に凹凸模様が連
続的に転写賦形される。
このとき、賦形用ロールに設けられた多数の通気孔は、
凹凸模様の凹部内にあった空気を該賦形用ロールの内部
へと逃がす。従って、合成樹脂シートの表面は凹部の底
部まで進入することができる。
第2発明において、凹凸模様を有するマンドレルの円筒
内面に多孔質電鋳を行うと、この円筒内面の凹凸模様に
対して忠実に金属が電着するため、賦形用ロール外表面
の凹凸模様の部分が形成される。ここで、多孔質電鋳と
は電着金属が多孔質となるように調整して行う電鋳をい
う。従って、電着金属には多数の孔が発生し、これらの
孔は電着金属とともに成長して賦形用ロールの通気孔と
なる。このようにして、電着金属を所定厚さにまで成長
させると、円筒状の賦形用ロールが形成される。
第3発明において、凹凸模様を有するマンドレルの円筒
内面に電鋳を行うと、この円筒内面の凹凸模様に対して
忠実に金属が電着するため、賦形用ロール外表面の凹凸
模様の部分が形成される。
そして、電着金属が所定厚さにまで成長すると、円筒状
の賦形用ロールが形成される。続いて、穿孔装置により
該賦形用ロールに多数の通気孔を穿孔すれば、賦形用ロ
ールが完成する。
(第1実施例) 以下、本発明を具体化した表面賦形用ロール及びその付
帯装置よりなる表面賦形装置の第1実施例を第1〜6図
に従って説明する。
先ず、本表面賦形装置の中心的装置である賦形用ロール
7は、次のように構成されている。
すなわち、本体部分であるローラ部8は多孔質電鋳によ
って例えばニッケルを電着させることにより、直径は大
きく(例えば、50IJ)肉厚は簿い(例えば、厚さ7
 mm >円筒形状に形成されている。ここで、多孔質
電鋳とは電着金属が多孔質となるように調整して行う電
鋳をいい、詳しく後述することにする。同ローラ部8の
外表面には凹凸模様(本実施例ではシボ模様)9が前記
多孔質電鋳によって形成されてあり、第2図に示すよう
に、該凹凸模様9における多数の凹部9aは凸部9bに
よってほぼ独立している。また、この凹凸模様9はその
一箇所に商品名や製造会社名等を表わす凹状の文字部9
Cを包含している。
さらに、このローラ部8には前記多孔質電鋳によって多
数の通気孔10が貫通形成されているため、該ローラ部
8は通気性多孔質となっている。
この通気孔10は、第2図に示すように、はぼ各凹部9
a(文字部9C)ごとに1個又は2個以上開口するよう
に形成されており、ローラ部8の外表面から内表面に向
かうにつれて徐々に拡径するテーパ状の孔となっている
。
なお、第1図に示すように、ローラ部8の内周面の要所
には該ローラ部8の漬れを防止するための補強リング1
1が装着されている。また、ローラ部8の内周面には冷
却管24が接触するように螺旋状に装着され、両者間は
熱伝導性のよい材料で結合されており、表面賦形時に加
熱されるローラ部8全体をほぼ均一に冷却することがで
きるようになっている。
上記ローラ部8の両端面には各々ローラ部8の内周に嵌
合する突部12a、13aを備えた蓋体12.13がロ
ーラ部8内を密閉するように取着され、一方の蓋体12
には賦形用ロール7を回転させるための電動モータ等よ
りなる回転装置15がギヤ機構16を介して接続されて
いる。
また、各蓋体12,13の中央部には管状の支軸14.
17が軸受17aを介して取着されており、前記両党軸
14.17は図示しない支持@置によって支持されてい
る。従って、ローラ部8等が回転しても、軸受17aの
作用により支軸14゜17は回転しないようになってい
る。また、一方の支軸14からは前記冷却管24が導出
され、他方の支軸17(吸引管を兼ねる)には前記賦形
用ロール7の内部を減圧するための真空ポンプ等よりな
る減圧装置18がパイプ19を介して接続されている。
続いて、前記賦形用ロール7(特にロール部8)の3つ
の製造方法■〜■について、順に説明する。
最初に、製造方法■について第3図により説明すると、
先ず、製造すべき賦形用ロール7の外径と同一内径の円
筒内面を有し、しかも該円筒内面に凹凸模様(シボ模様
)を備えた円筒状のマンドレル45を形成する。
このマンドレル45は、図示しない木型の円筒内面に凹
凸模様(シボ模様)付与用の本皮革を張り付けることに
よってプレモデルを形成した後、このプレモデルの内周
面にシリコンゴム製のゲルとエポキシ樹脂とを順に流し
てそれぞれ硬化させることによりマスタモデルを形成し
、さらにマスクモデルの外周面にエポキシ樹脂を流して
硬化させることにより製造することができる。
次に、このマンドレル45の円筒内面に、ペース1〜状
銀ラツカー、酢酸ブチル溶液及び塩化ビニルラッカーの
混合液をスプレーしたり、銀鏡処理を行ったりすること
により導電被膜46を形成する。
続いて、スルファミン酸ニッケルと硼酸を主成分とし、
ピンホール抑制用の界面活性剤を含まない特殊なめっき
液47をめつき槽48に貯留し、該めっき液47中に前
記マンドレル45を浸漬してカソードとするとともに、
該マンドレル45のほぼ中心位置に電着金属であるニッ
ケルの溶出用電極体49を浸漬してアノードとする。そ
して、該カソード・アノード間にカソード面積10cr
d当り0.5〜’IOAの電流を流すことにより、マン
ドレル45の円筒内面に多孔質電鋳を行う。
すなわち、本実施例における多孔質電鋳は、電着ニッケ
ルを多孔質にするための調整として、■前記導電被膜4
6に塩化ビニルを含ませる、■めっき液47に界面活性
剤を含ませない、■電鋳時の電流を大きくする、という
各手段を併せてとつたものである。
この多孔質電鋳により、マンドレル45の円筒内面の凹
凸模様に対して忠実にニッケルが電着するため、ローラ
部8の凹凸模様9の部分が正確に形成される。同時に、
電着ニッケルには電鋳初期から多数の孔が発生し、これ
らの孔は拡径しながら電着ニッケルとともに成長して、
ローラ部8のテーパ状の通気孔10となる。このように
して、電着ニッケルを所定厚さく例えば、7−)にまで
成長させると、前記凹凸模様9や通気孔10と同時にロ
ーラ部8が形成される。
さらに、このローラ部8に補強リング11、冷却管24
、蓋体12.13等を取付ければ、賦形用ロール7全体
が完成する。
上記多孔質電鋳法によれば、ローラ部8全体を格別の機
械加工を行うことなく効率的に形成することができ、ロ
ーラ部8外表面の凹凸模様9も正確に形成することがで
きる。また、通気孔10も別途穿孔工程を設けずして容
易に形成することができ、電鋳条件を調節することで通
気孔10の直径や分布密度も任意に設定することができ
るばかりでなく、テーパ状の通気孔10となるので空気
の流動抵抗も小さくなるという多くの利点がある。
次に、製造方法■について説明すると、本方法は前記マ
ンドレル45の円筒内面に電着金属が多孔質にならない
通常の電鋳を行うことにより、通気孔を持たない円筒状
のローラ部8と、該ローラ部8外表面の凹凸模様9とを
同時に形成した後、レーザ、きり等の穿孔装置によりロ
ーラ部8に多数の通気孔10を穿孔するというものであ
る。
本方法によれば、前記製造方法■と同様、ローラ部8全
体を効率的に形成することができ、凹凸模様9も正確に
形成することができる。ただし、通気孔10の穿孔工程
を別に必要とし、その通気孔10もストレートになる。
次に、製造方法■について説明すると、本方法は通気孔
10を持たない円筒状のローラ部8を精密鋳造、切削加
工等により形成してから、その外表面に凹凸模様9をエ
ツチング形成し、レーザ、きり等の穿孔装置によってロ
ーラ部8に多数の通気孔10を穿孔するというものでお
る。
本方法によれば、前記製造方法■及び■のような効果は
ないが、合成樹脂シート1の表面賦形用として十分に実
用に耐えうる賦形用ロール7を製造することができる。
次に、前記賦形用ロール7に付帯して表面賦形装置を構
成する付帯装置について簡単に説明する。
本実施例で表面賦形する合成樹脂シート1は、塩化ビニ
ル、塩化ビニリデン、ポリエチレン、ポリプロピレン、
飽和ポリエステル、ポリアミド(ナイロン等)、酢酸ビ
ニル共重合体、その他各種の熱可塑性合成樹脂よりなる
長尺状のシートであって、収納ドラム2に巻回されてい
る。
前記賦形用ロール7の供給側には、繰出装置25によっ
て回転駆動可能に支持された前記収納ドラム、送りロー
ラ3、電熱ヒータ等の加熱装置4及び送りローラ5が順
に設けられている。また、前記賦形用ロール7の直上に
は押付装置としての第1及び第2の押付ローラ20,2
1が平行配置されている。
さらに、賦形用ロール7の出口側には別の送りローラ2
2と、巻取装置26によって回転駆動可能に支持された
巻取ドラム23とが順に配設されている。
さて次に、上記賦形用ロール7及びその付帯装置を用い
て合成樹脂シー1−1の表面を賦形する方法について説
明するが、この賦形方法には■賦形用ロール7の外表面
に合成樹脂シート1を単に押し付けて行う方法と、ざら
に■減圧袋@18による吸引も併せて行う方法とがある
。
まず、前者の賦形方法■について説明すると、第4図に
示すように収納ドラム2から合成樹脂シート1を引き出
して、賦形用ロール7等にセラ1〜する。
続いて、賦形用ロール7と、その入口側の収納ドラム2
、送りローラ3,5及び第1押付ローラ20と、出口側
の第2押付はローラ21、送りローラ22及び巻取ドラ
ム23とを回転駆動させることにより、合成樹脂シート
1を送る。また、加熱装置4を作動させ、合成樹脂シー
ト1を連続的に高温加熱して可塑化させる。
以上により、賦形用ロール7の外表面に可塑状態の合成
樹脂シート1が連続的に供給されるようになる。す、る
と、賦形用ロール7のほぼ全周に合成樹脂シート1を巻
き付けている押付装置としての第1及び第2の押付ロー
ラ20,21が、賦形用ロール7の外表面に合成樹脂シ
ート1を押し付けるよう機能する。
このとき、賦形用ロール7の入口側の送り速度を賦形用
ロール7の回転速度よりやや早く設定し、入口側の速度
を該回転速度よりやや遅く設定すると、合成樹脂シート
1に適度なテンションが与えられて、賦形用ロールに対
する合成樹脂シート1の押付力がさらに増加するので有
効である。
上記のようにして、賦形用ロール7の外表面に合成樹脂
シート1が押し付けられると、可塑状態の合成樹脂シー
ト54は凹凸模様9における凹部9a内に進入するよう
にして変形するため、該合成樹脂シート1の表面に凹凸
模様9が連続的に転写賦形され、第6図に示すように転
写凹凸模様27が形成される。
このとき、凹部9a内におった空気Eは合成樹脂シート
54によって押圧されるが、本発明において、該空気E
はローラ部8に形成された多数の通気孔10から該ロー
ラ部8の内部へと逃げてしまい、圧縮されることはない
。従って、合成樹脂シート1の表面は凹部52aの底部
まで進入することができるので、凹凸模様9が確実かつ
正確に転写される効果がある。
また、賦形用ロール7は可塑化した合成樹脂シート1の
冷却ロールとしても機能するため、合成樹脂シート1が
賦形用ロール7から@脱するころには可塑状態から通常
の状態に戻っている。
以上のようにして表面賦形された合成樹脂シート1は送
りローラ22を経て巻取ドラム22に巻き取られ、連続
的に製品となる。従って、本方法による効率は極めて高
い。
ここで、前述したように凹凸模様9は文字部9Cを含ん
でいるため、合成樹脂シート1の製品には第6図に示す
ように、文字部9Cが転写されてなる転写文字部27G
が長手方向に一定周期で賦形されるが、本発明によれば
この周期を長く設定することができるという効果も奏す
る。なぜなら、この周期は賦形用ロール7の周長で決ま
るところ、本発明の賦形用ロール7はその直径を大きく
しても転写性が低下しないので、該周長を大きくするこ
とができるからである。
次に、前記後者の賦形方法■について説明すると、この
方法は賦形用ロール7の外表面に合成樹脂シート1が押
し付けられているときに、前記減圧装置18を作動させ
て賦形用ロール7の内部を減圧し、賦形用ロール7の外
表面に合成樹脂シー[・1を吸引させる点において前記
方法■と相違している。
この賦形方法■によれば、賦形用ロール7に対する合成
樹脂シート1の押付力に吸引力が加わるので、前記方法
■に比べてさらに転写性が高くなり、微細な凹凸模様又
は起伏が急激でなおかつ深い凹凸模様でおっても、確実
かつ正確に転写賦形されるという効果がある。
(第2実施例) 次に、本発明の第2実施例を第7,8図に基づいて説明
すると、本実施例の賦形用ロール7は、前記賦形用ロー
ル7の内部を4つの分室に放射状かつ隔離状に分割する
とともに、所定位置に順次位置する分室の内部を次々と
減圧する減圧装置と、別の所定位置に順次位置する分室
の内部を次々と圧空する圧空装置とを設けた点において
前記第1実施例と相違している。
すなわち、賦形用ロール7のローラ部8の内部は断面十
字状に交差する隔壁30によって4つの分室31,32
,33.34に分割され、一方の蓋体13には各分室3
1,32,33.34に独立して貫通する4つの長孔3
5,36,37,38が同一軌跡円上に互いに独立して
設けられている。
また、この蓋体13の端面にはそれ自体回転しない摺動
板40が摺動可能かつ周囲の外気に対しては気密状に当
接されており、該1習動板40の右下、左下、左上の3
位置には前記長孔35,36゜37.38にに交互に連
通ずる通気管41,42゜43が各々設けられている。
そして、右下及び左下位置の通気管41.42には前記
減圧装置18が接続され、左上位置の通気管43にはエ
アポンプ等よりなる圧空装置44が接続されている。
従って、減圧装置18は右下及び左下位置に順次位置す
る分室31,32.33,34の内部を次々と減圧する
ものであり、圧空装置44は左上位置に順次位置する分
室31,32,33.34の内部を次々と圧空するもの
である。
なお、第1押付ローラ20は賦形用ロール7の右方に配
設され、第2押付ローラ21は賦形用ロール7の上方に
配設されている。
次に、上記賦形用ロール7及びその付帯装置を用いて合
成樹脂シート1の表面を賦形する方法について説明する
。
第1実施例と同様にして可塑化した合成樹脂シート1を
賦形用ロール7に供給すると、第1及び第2の押付ロー
ラ20.21は合成樹脂シート1を賦形用ロール7外周
面の布部から右回りに至る上部までの3/4周部分に押
し付ける。
このとき、第7図の瞬間においては、右下及び左下位置
に位置している分室31.32の内部が減圧装置18に
より通気管41.42及び長孔35.36を通して減圧
されるため、これらの分室31.32に対応するローラ
部8外表面に合成樹脂シート1が吸引されて、凹凸模様
9が転写賦形される。
同時に、左上に位置している分室33の内部が圧空装置
44により通気管43及び長孔37を通して圧空される
ため、この分室33に対応するローラ部8左上位置の多
数の通気孔10がら空気が吹き出し、それ以前の右下及
び左下位置で表面賦形の終っている合成樹脂シート1が
ローラ部8外表面から剥離される。
上記減圧及び圧空は、賦形用ロール7の回転に伴って、
各分室31,32,33.34について順次行われる。
従って、本実施例によれば、第1実施例の効果を発揮す
ることは勿論のこと、賦形用ロール7と合成樹脂シート
1との剥離性が飛躍的に高くなるので、剥離抵抗が減少
し、合成樹脂シート1に転写形成された転写凹凸模様2
7が剥離時に一部損傷するおそれもなくなるという効果
を奏する。
なお、本発明は前記実施例の構成に限定されるものでは
なく、例えば以下のように発明の趣旨から逸脱しない範
囲で任意に変更して具体化することもできる。
(1) 賦形用ロール7の外表面に設ける凹凸模様9は
、前述したように一般的な各種模様のほか文字、図形、
記号等も含むが、本発明の転写性の優秀性は微細な凹凸
模様に対して特に効果的に発揮される。例えば、前記シ
ボ模様やスウエード模様等を挙げることができる。
(2) 賦形用ロール7の内部を分割する分室は2以上
でおればよく、その数に限定はない。
(3) 第2実施例において左下位置に順次位置する分
室については、圧空してもよいし、減圧も圧空もしない
ようにしてもよい。
(4) 第2実施例ではi言動板49を利用して減圧と
圧空とを切替えたが、いずれの分131,32.33.
34も減圧及び圧空可能にしておき、位置センサ、マイ
コン、電磁弁等を利用して減圧と圧空を切替えるように
してもよい。
発明の効果 以上詳述したように、本第1発明は合成樹脂シートの表
面に凹凸模様を確実かつ正確に賦形することができると
いう優れた効果を奏する。
また、第2発明は賦形用ロールを効率的に形成すること
ができるばかりでなく、賦形用ロール外表面の凹凸模様
を正確に形成することができ、通気孔も容易かつ任意に
形成することができるという優れた効果を奏する。
また、第3発明は賦形用ロールを効率的に形成すること
ができるばかりでなく、賦形用ロール外表面の凹凸模様
を正確に形成することもできるという優れた効果を奏す
る。
【図面の簡単な説明】
第1〜6図は本発明を具体化した第1実施例を示し、第
1図は賦形用ロール等を示す分解斜視図、第2図は賦形
用ロール外表面の要部拡大斜視図、第3図は賦形用ロー
ルの製造方法を示す一部切欠斜視図、第4図は表面賦形
装置全体の概略正面図、第5図は賦形用ロール7に合成
樹脂シートが吸引される様子を示す部分拡大断面図、第
6図は表面賦形された合成樹脂シートの表面図、第7図
は第2実施例の賦形用ロール等を示す断面図、第8図は
同賦形用ロール等の部分分解斜視医、第9図は従来例の
断面図、第10図は同従来例の要部拡大断面図である。 7・・・賦形用ロール、9・・・凹凸模様、10・・・
通気孔、24・・・吸引管、31.32,33.34・
・・分室、 45・・・マンドレル。

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1、円筒状に形成した賦形用ロール(7)の外表面に凹
    凸模様(9)を形成するとともに、該賦形用ロール(7
    )に多数の通気孔(10)を設けて通気性多孔質とした
    ことを特徴とする合成樹脂シートの表面賦形用ロール。 2、前記賦形用ロール(7)にはその内部を減圧する減
    圧装置(18)が接続されている特許請求の範囲第1項
    に記載の合成樹脂シートの表面賦形用ロール。 3、前記賦形用ロール(7)はその内部が2以上の分室
    (31、32、33、34)に放射状かつ隔離状に分割
    されたものであり、該賦形用ロール(7)には所定位置
    に順次位置する分室(31、32、33、34)の内部
    を次々と減圧する減圧装置(18)と、別の所定位置に
    順次位置する分室(31、32、33、34)の内部を
    次々と圧空する圧空装置(44)とが接続されている特
    許請求の範囲第1項に記載の合成樹脂シートの表面賦形
    用ロール。 4、前記賦形用ロール(7)の内部には冷却管(24)
    が装着されている特許請求の範囲第1項に記載の合成樹
    脂シートの表面賦形用ロール。 5、凹凸模様を有するマンドレル(45)の円筒内面に
    多孔質電鋳を行うことにより、円筒状の賦形用ロール(
    7)と、該賦形用ロール(7)外表面の凹凸模様(9)
    と、該賦形用ロール(7)の多数の通気孔(10)とを
    同時に形成することを特徴とする合成樹脂シートの表面
    賦形用ロールの製造方法。 6、凹凸模様を有するマンドレル(45)の円筒内面に
    電鋳を行うことにより、円筒状の賦形用ロール(7)と
    、該賦形用ロール(7)外表面の凹凸模様(9)とを同
    時に形成した後、穿孔装置により該賦形用ロール(7)
    に多数の通気孔(10)を穿孔することを特徴とする合
    成樹脂シートの表面賦形用ロールの製造方法。
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