JPS6321982B2 - - Google Patents
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- Publication number
- JPS6321982B2 JPS6321982B2 JP55124456A JP12445680A JPS6321982B2 JP S6321982 B2 JPS6321982 B2 JP S6321982B2 JP 55124456 A JP55124456 A JP 55124456A JP 12445680 A JP12445680 A JP 12445680A JP S6321982 B2 JPS6321982 B2 JP S6321982B2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- inertia
- magnetic tape
- reel
- motor
- drive
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired
Links
Classifications
-
- G—PHYSICS
- G11—INFORMATION STORAGE
- G11B—INFORMATION STORAGE BASED ON RELATIVE MOVEMENT BETWEEN RECORD CARRIER AND TRANSDUCER
- G11B15/00—Driving, starting or stopping record carriers of filamentary or web form; Driving both such record carriers and heads; Guiding such record carriers or containers therefor; Control thereof; Control of operating function
- G11B15/18—Driving; Starting; Stopping; Arrangements for control or regulation thereof
- G11B15/26—Driving record carriers by members acting directly or indirectly thereon
- G11B15/32—Driving record carriers by members acting directly or indirectly thereon through the reels or cores on to which the record carrier is wound
Description
この発明は磁気テープ走行装置に関し、たとえ
ば、磁気テープを巻回する2つのリールを、それ
ぞれに直結されたモータで駆動するように構成さ
れた磁気テープ走行装置に関する。 従来のたとえばビデオテープレコーダなどにお
けるテープ走行装置においては、リールの形状は
巻径比を考慮して標準化されたデイメンジヨンが
定められている程度であつた。したがつて、たと
えばテープを早送りするときの高速走行に最適な
デイメンジヨンとして設計されているわけではな
く、巻取側のモータ軸換算の最大等価イナーシヤ
は必ずしも最小値ではなかつた。すなわち、テー
プを一方側のリールに巻き取ることによつて、他
方のリールのハブ径が減少することに伴い、最大
等価慣性モーメントも単調に減少するものと考え
られていた。このために、従来のテープ走行装置
においては、リールハブが回転するときの立ち上
り時間が比較的長く、しかもモータの消費電力も
比較的大きいという欠点があつた。 それゆえに、この発明の主たる目的は、最大等
価イナーシヤに最小値があることを見い出し、こ
れを利用して全く新規な着想により立ち上り時間
を短くするとともにモータの消費電力も減少し得
るように、リールのデイメンジヨンを決定した磁
気テープ走行装置を提供することである。 この発明を要約すれば、2つのリールハブの間
に巻回された磁気テープを駆動手段でいずれか一
方のリールハブに巻取駆動するように構成された
磁気テープ走行装置において、リールハブ径を、
駆動手段のイナーシヤにより定まる定数a0と、リ
ールの単位半径のハブの慣性モーメントa2と、ハ
ブを介さずに磁気テープ自身を単位半径分だけ巻
付けた磁気テープの慣性モーメントatと、一方の
リールハブに磁気テープの全量を巻回たときに磁
気テープの占める面積と等しい円の半径r0とに基
づいて求めた駆動手段の最大等価イナーシヤが最
小となるような値に定めたものである。 この発明の上述の目的およびその他の目的と特
徴は以下に図面を参照して行なう詳細な説明から
一層明かとなろう。 第1図はこの発明の基本となる構成要素を示す
図解図である。図において、第1のリール2と第
2のリール4とが所定の間隔を隔てて設けられ
る。第1のリール2は第1のモータ3によつて回
転駆動され、第2のリール4は第2のモータによ
つて回転駆動される。そして、第1のリール2と
第2のリール4との間には磁気テープ1が巻き取
られている。ここで、rtは磁気テープ1のテープ
最大巻半径、rhはリールハブ半径、ltは磁気テー
プ1のテープ幅、lhはリールハブの高さをそれぞ
れ示す。また、この第1図においては、左側の第
1のリール2に磁気テープ1が巻き取られている
状態を示す。 第2図は磁気テープの巻径と等価イナーシヤと
の関係を図解的に示す図であり、第3図はリール
ハブの径と最大および最小等価イナーシヤとの関
係を図解的に示す図であり、第4図は磁気テープ
の巻径(巻径の最大値で無次元化した値)と等価
イナーシヤとの関係をリールハブ径をパラメータ
にして図解的に示した図であり、第5図は最大等
価イナーシヤとリールハブ径との関係をモータイ
ナーシヤの大小をパラメータにして図解的に示し
た図である。これらの第2図ないし第5図はいず
れも計算によつて求めた関係を図示したものであ
る。 第1図に示した巻取モータ軸に換算した2つの
モータ3,5を含めた等価イナーシヤは、第2図
に示すようにテープ巻径が増加するにしたがつて
単調に増加し、巻取側テープ巻半径が最大になつ
たときに最大になる。一方、立ち上り時間は等価
イナーシヤに比例する。したがつて、立ち上り時
間を減少させるには、前述の最大値をできるだけ
小さくすればよく、同時にこの際必要なモータ消
費電力も等価イナーシヤの小さい分だけ少なくて
すむことになる。 ところで、最大等価イナーシヤJnaxは、リール
ハブ径に応じて第3図に示す直線1のように変化
する。また、最小等価イナーシヤJnioは第3図の
直線2に示すように変化する。逆に、ある定まつ
たリールハブ径rhのもとでは、縦軸に平行に、第
3図の模式図に示すように、巻き始めから巻き
中央、巻き終りというように下から上へと変
化する。ここで、注目すべき点は、最大値の変化
がrh=√(δについては後で詳細に説明する)
で最小値をもつことである。したがつて、最大等
価イナーシヤが最小となるように、リールハブ径
を定めれば、立ち上り時間が最短にでき、しかも
必要なモータ消費電力も等価イナーシヤの小さい
分だけ少なくてすむ。 第2図および第4図によりさらに詳しく説明す
る。第4図によれば、テープ長が一定の場合のリ
ールハブ径rhが√より小さい場合は、1で示す
ように等価イナーシヤは変化し、rhが√よりも
大きい場合は3で示すように変化し、rhが√に
等しいときは2で示すように変化する。なお、第
4図に示す1,2,3はそれぞれ第3図の1,
2,3に対応して示したものである。モータ消費
電力はテープ巻き始めから巻き終りまでの等価イ
ナーシヤの変化に対応する第2図の斜線の部分の
大小により多い少ないを判断することができる。 今、第4図に示すようにrh>√の場合は、rh
が√の場合よりも半径のいずれの位置において
も等価イナーシヤの値が大きく、立ち上り時間お
よびモータ消費電力がともに大きくなる。一方、
rh<√の場合は、巻径の小さい所でこそrh=√
δの場合より等価イナーシヤが小さいため、立ち
上り時間および消費電力ともに小さくてすむが、
等価イナーシヤの小さい部分が狭くまた、磁気テ
ープ1は巻き始めから巻き終りまで使用するのが
普通であり、このような使用形態を考慮すれば、
総合的にみてrh=√の方が立ち上り時間および
モータの消費電力がともに少なくてすむ。また、
巻き径比(最大巻径と最小巻径との比)も小さい
ため、テンシヨンコントロールも容易である。 以上により、リールハブ径rh=√のときに立
ち上り時間およびモータ消費電力がともに最も有
利であることがわかる。第5図には、モータイナ
ーシヤが大きい場合と小さい場合の最大等価慣性
モーメントの変化を示すが、モータイナーシヤが
大きいほどリールハブ径rhを√に設定すること
は、立ち上り時間の減少およびモータ消費電力の
削減により有利であることがわかる。 そこで、次にリールハブ径rhの最小値の求め方
について説明する。ここで、a0をモータイナーシ
ヤ、リールの単位半径のハブの慣性モーメントa2
=π/2ρhlh(ρhはハブ密度、lhはハブの高さ)、ハ
ブ を介さずにテープ自身を単位半径分だけ巻付けた
磁気テープ1の慣性モーメントat=π/2ρtlt(ρtは
テ ープ密度、ltはテープ幅)、一方のリールハブに
磁気テープ1の全量を巻付けたときの磁気テープ
1のしめる面積と等しい円の半径
ば、磁気テープを巻回する2つのリールを、それ
ぞれに直結されたモータで駆動するように構成さ
れた磁気テープ走行装置に関する。 従来のたとえばビデオテープレコーダなどにお
けるテープ走行装置においては、リールの形状は
巻径比を考慮して標準化されたデイメンジヨンが
定められている程度であつた。したがつて、たと
えばテープを早送りするときの高速走行に最適な
デイメンジヨンとして設計されているわけではな
く、巻取側のモータ軸換算の最大等価イナーシヤ
は必ずしも最小値ではなかつた。すなわち、テー
プを一方側のリールに巻き取ることによつて、他
方のリールのハブ径が減少することに伴い、最大
等価慣性モーメントも単調に減少するものと考え
られていた。このために、従来のテープ走行装置
においては、リールハブが回転するときの立ち上
り時間が比較的長く、しかもモータの消費電力も
比較的大きいという欠点があつた。 それゆえに、この発明の主たる目的は、最大等
価イナーシヤに最小値があることを見い出し、こ
れを利用して全く新規な着想により立ち上り時間
を短くするとともにモータの消費電力も減少し得
るように、リールのデイメンジヨンを決定した磁
気テープ走行装置を提供することである。 この発明を要約すれば、2つのリールハブの間
に巻回された磁気テープを駆動手段でいずれか一
方のリールハブに巻取駆動するように構成された
磁気テープ走行装置において、リールハブ径を、
駆動手段のイナーシヤにより定まる定数a0と、リ
ールの単位半径のハブの慣性モーメントa2と、ハ
ブを介さずに磁気テープ自身を単位半径分だけ巻
付けた磁気テープの慣性モーメントatと、一方の
リールハブに磁気テープの全量を巻回たときに磁
気テープの占める面積と等しい円の半径r0とに基
づいて求めた駆動手段の最大等価イナーシヤが最
小となるような値に定めたものである。 この発明の上述の目的およびその他の目的と特
徴は以下に図面を参照して行なう詳細な説明から
一層明かとなろう。 第1図はこの発明の基本となる構成要素を示す
図解図である。図において、第1のリール2と第
2のリール4とが所定の間隔を隔てて設けられ
る。第1のリール2は第1のモータ3によつて回
転駆動され、第2のリール4は第2のモータによ
つて回転駆動される。そして、第1のリール2と
第2のリール4との間には磁気テープ1が巻き取
られている。ここで、rtは磁気テープ1のテープ
最大巻半径、rhはリールハブ半径、ltは磁気テー
プ1のテープ幅、lhはリールハブの高さをそれぞ
れ示す。また、この第1図においては、左側の第
1のリール2に磁気テープ1が巻き取られている
状態を示す。 第2図は磁気テープの巻径と等価イナーシヤと
の関係を図解的に示す図であり、第3図はリール
ハブの径と最大および最小等価イナーシヤとの関
係を図解的に示す図であり、第4図は磁気テープ
の巻径(巻径の最大値で無次元化した値)と等価
イナーシヤとの関係をリールハブ径をパラメータ
にして図解的に示した図であり、第5図は最大等
価イナーシヤとリールハブ径との関係をモータイ
ナーシヤの大小をパラメータにして図解的に示し
た図である。これらの第2図ないし第5図はいず
れも計算によつて求めた関係を図示したものであ
る。 第1図に示した巻取モータ軸に換算した2つの
モータ3,5を含めた等価イナーシヤは、第2図
に示すようにテープ巻径が増加するにしたがつて
単調に増加し、巻取側テープ巻半径が最大になつ
たときに最大になる。一方、立ち上り時間は等価
イナーシヤに比例する。したがつて、立ち上り時
間を減少させるには、前述の最大値をできるだけ
小さくすればよく、同時にこの際必要なモータ消
費電力も等価イナーシヤの小さい分だけ少なくて
すむことになる。 ところで、最大等価イナーシヤJnaxは、リール
ハブ径に応じて第3図に示す直線1のように変化
する。また、最小等価イナーシヤJnioは第3図の
直線2に示すように変化する。逆に、ある定まつ
たリールハブ径rhのもとでは、縦軸に平行に、第
3図の模式図に示すように、巻き始めから巻き
中央、巻き終りというように下から上へと変
化する。ここで、注目すべき点は、最大値の変化
がrh=√(δについては後で詳細に説明する)
で最小値をもつことである。したがつて、最大等
価イナーシヤが最小となるように、リールハブ径
を定めれば、立ち上り時間が最短にでき、しかも
必要なモータ消費電力も等価イナーシヤの小さい
分だけ少なくてすむ。 第2図および第4図によりさらに詳しく説明す
る。第4図によれば、テープ長が一定の場合のリ
ールハブ径rhが√より小さい場合は、1で示す
ように等価イナーシヤは変化し、rhが√よりも
大きい場合は3で示すように変化し、rhが√に
等しいときは2で示すように変化する。なお、第
4図に示す1,2,3はそれぞれ第3図の1,
2,3に対応して示したものである。モータ消費
電力はテープ巻き始めから巻き終りまでの等価イ
ナーシヤの変化に対応する第2図の斜線の部分の
大小により多い少ないを判断することができる。 今、第4図に示すようにrh>√の場合は、rh
が√の場合よりも半径のいずれの位置において
も等価イナーシヤの値が大きく、立ち上り時間お
よびモータ消費電力がともに大きくなる。一方、
rh<√の場合は、巻径の小さい所でこそrh=√
δの場合より等価イナーシヤが小さいため、立ち
上り時間および消費電力ともに小さくてすむが、
等価イナーシヤの小さい部分が狭くまた、磁気テ
ープ1は巻き始めから巻き終りまで使用するのが
普通であり、このような使用形態を考慮すれば、
総合的にみてrh=√の方が立ち上り時間および
モータの消費電力がともに少なくてすむ。また、
巻き径比(最大巻径と最小巻径との比)も小さい
ため、テンシヨンコントロールも容易である。 以上により、リールハブ径rh=√のときに立
ち上り時間およびモータ消費電力がともに最も有
利であることがわかる。第5図には、モータイナ
ーシヤが大きい場合と小さい場合の最大等価慣性
モーメントの変化を示すが、モータイナーシヤが
大きいほどリールハブ径rhを√に設定すること
は、立ち上り時間の減少およびモータ消費電力の
削減により有利であることがわかる。 そこで、次にリールハブ径rhの最小値の求め方
について説明する。ここで、a0をモータイナーシ
ヤ、リールの単位半径のハブの慣性モーメントa2
=π/2ρhlh(ρhはハブ密度、lhはハブの高さ)、ハ
ブ を介さずにテープ自身を単位半径分だけ巻付けた
磁気テープ1の慣性モーメントat=π/2ρtlt(ρtは
テ ープ密度、ltはテープ幅)、一方のリールハブに
磁気テープ1の全量を巻付けたときの磁気テープ
1のしめる面積と等しい円の半径
【式】
(lはテープ全長、eはテープ厚さ)として最大
等価イナーシヤJnaxをリールハブ径rhの式で表わ
すと、 Jnax=g(rh)=a0r0 2/rh 2+2a0+atr0 4 +(2at+a2)r0 2rh 2+2a2rh 4 ……(1) となる。Jnaxが最小値なるときのrhはdJnax/drh=0 の根として求めることができる。ここで、dJnax/drh =0より、 4a2rh 6+(2at+a2)r0 2rh 4−a0r0 2=0 ……(2) ここで、rh 2=sとすると、前述の第(2)式をみ
たすrhを求めるには、 f(s)=4a2s3+(2at+a2)r0 2s2−a0r0 2=0
……(3) をみたす正根sを求め、この平方根を求めればよ
い。すなわち、a2>0、at>0,r0 2>0より第(3)
式をみたす正根sはただ1つ存在する。この値を
δとすると、第(2)式をみたすrh(>0)はrh=√
δと表わすことができる。また、このときのJnax
は確かに最小値をとる。(sを変化させてf(s)
の変化曲線を作成すれば、最大値ではなく最小値
であることがわかる。) 上述の第(3)式に示す3次方程式の根δは第(4)式
で表わすことができる。 ただし、 a=(2at+a2)2r0 4/48a2 2 ……(5) b=(2at+a0)3r0 6/864a2 3−a0r0 2/4a2 ……(6) ここで、R=b2/4+a3/27である。 第(3)式おいて、a2=atとみなすことができる場
合(たとえばリールハブをプラスチツクなどによ
つて形成した場合にはこのように近似しても問題
はない。)は、使用するモータ3,5および磁気
テープ1だけで最適なリールのハブ径を定めるこ
ができる。このときのリールハブ径rhの値√は
第3式でa2=at=a1として次の第(7)式の3次方程
式の正根δ′より求めることができる。 4a1s3+3a1r0 2s2−a0r0 2=0 ……(7) より具体的には、たとえばテープ厚μm、テー
プ全長200mで1/4インチ幅の磁気テープを用いた とき、モータイナーシヤ50gcm2のモータを用いた
場合、rh=15mm位で最大等価イナーシヤが最小と
なる。 上述の説明において、a0が他のパラメータa2,
atに比べて無視できる場合は、モータが変わつて
も最適ハブ径はそれほど変化させなくてもよい。
また、atがa2,a0に比較して無視できる場合に
は、テープの全長や厚みが変化しても最適ハブ径
は変化させなくてもよいことになる。このよう
に、上述の第(3)式の根を求めることにより、最適
なハブ径の目安を与えることができ、√に近い
値をハブ径とすればよい。 なお、上述の実施例では、2つのリール2,4
をそれぞれモータ3,5で直接回転駆動する場合
について説明したが、これに限ることなく、1つ
の駆動モータからベルトとプーリとを介して2つ
のリールを駆動する磁気テープ走行装置にも適用
することも可能である。この場合は、駆動モータ
のイナーシヤをベルトおよびプーリの回転軸に換
算したイナーシヤの値をa0に代入すればよい。 以上のように、この発明によれば、使用するモ
ータや磁気テープに応じて最大等価イナーシヤが
最小となるように、リールのハブ径を定めること
により、高速テープ走行装置における立ち上り時
間を最も短くすることができるとともに、モータ
の必要トルクが減少するので消費電力を少なくす
ることができる。
等価イナーシヤJnaxをリールハブ径rhの式で表わ
すと、 Jnax=g(rh)=a0r0 2/rh 2+2a0+atr0 4 +(2at+a2)r0 2rh 2+2a2rh 4 ……(1) となる。Jnaxが最小値なるときのrhはdJnax/drh=0 の根として求めることができる。ここで、dJnax/drh =0より、 4a2rh 6+(2at+a2)r0 2rh 4−a0r0 2=0 ……(2) ここで、rh 2=sとすると、前述の第(2)式をみ
たすrhを求めるには、 f(s)=4a2s3+(2at+a2)r0 2s2−a0r0 2=0
……(3) をみたす正根sを求め、この平方根を求めればよ
い。すなわち、a2>0、at>0,r0 2>0より第(3)
式をみたす正根sはただ1つ存在する。この値を
δとすると、第(2)式をみたすrh(>0)はrh=√
δと表わすことができる。また、このときのJnax
は確かに最小値をとる。(sを変化させてf(s)
の変化曲線を作成すれば、最大値ではなく最小値
であることがわかる。) 上述の第(3)式に示す3次方程式の根δは第(4)式
で表わすことができる。 ただし、 a=(2at+a2)2r0 4/48a2 2 ……(5) b=(2at+a0)3r0 6/864a2 3−a0r0 2/4a2 ……(6) ここで、R=b2/4+a3/27である。 第(3)式おいて、a2=atとみなすことができる場
合(たとえばリールハブをプラスチツクなどによ
つて形成した場合にはこのように近似しても問題
はない。)は、使用するモータ3,5および磁気
テープ1だけで最適なリールのハブ径を定めるこ
ができる。このときのリールハブ径rhの値√は
第3式でa2=at=a1として次の第(7)式の3次方程
式の正根δ′より求めることができる。 4a1s3+3a1r0 2s2−a0r0 2=0 ……(7) より具体的には、たとえばテープ厚μm、テー
プ全長200mで1/4インチ幅の磁気テープを用いた とき、モータイナーシヤ50gcm2のモータを用いた
場合、rh=15mm位で最大等価イナーシヤが最小と
なる。 上述の説明において、a0が他のパラメータa2,
atに比べて無視できる場合は、モータが変わつて
も最適ハブ径はそれほど変化させなくてもよい。
また、atがa2,a0に比較して無視できる場合に
は、テープの全長や厚みが変化しても最適ハブ径
は変化させなくてもよいことになる。このよう
に、上述の第(3)式の根を求めることにより、最適
なハブ径の目安を与えることができ、√に近い
値をハブ径とすればよい。 なお、上述の実施例では、2つのリール2,4
をそれぞれモータ3,5で直接回転駆動する場合
について説明したが、これに限ることなく、1つ
の駆動モータからベルトとプーリとを介して2つ
のリールを駆動する磁気テープ走行装置にも適用
することも可能である。この場合は、駆動モータ
のイナーシヤをベルトおよびプーリの回転軸に換
算したイナーシヤの値をa0に代入すればよい。 以上のように、この発明によれば、使用するモ
ータや磁気テープに応じて最大等価イナーシヤが
最小となるように、リールのハブ径を定めること
により、高速テープ走行装置における立ち上り時
間を最も短くすることができるとともに、モータ
の必要トルクが減少するので消費電力を少なくす
ることができる。
第1図はこの発明の基本となる構成要素を示す
図解図である。第2図は磁気テープの巻径と等価
イナーシヤとの関係を図解的に示す図である。第
3図はリールハブの径と最大および最小等価イナ
ーシヤとの関係を図解的に示す図である。第4図
は磁気テープの巻径と等価イナーシヤとの関係
を、リールハブ径をパラメータにして図解的に示
した図である。第5図は最大等価イナーシヤとリ
ールハブ径との関係を、モータイナーシヤの大小
をパラメータにして図解的に示す図である。 図において、1は磁気テープ、2,4はリー
ル、3,5はモータ、rtはテープ最大巻半径、rh
はリールハブ半径、ltはテープ幅、lhはリールハ
ブの高さを示す。
図解図である。第2図は磁気テープの巻径と等価
イナーシヤとの関係を図解的に示す図である。第
3図はリールハブの径と最大および最小等価イナ
ーシヤとの関係を図解的に示す図である。第4図
は磁気テープの巻径と等価イナーシヤとの関係
を、リールハブ径をパラメータにして図解的に示
した図である。第5図は最大等価イナーシヤとリ
ールハブ径との関係を、モータイナーシヤの大小
をパラメータにして図解的に示す図である。 図において、1は磁気テープ、2,4はリー
ル、3,5はモータ、rtはテープ最大巻半径、rh
はリールハブ半径、ltはテープ幅、lhはリールハ
ブの高さを示す。
Claims (1)
- 【特許請求の範囲】 1 2つのリールハブの間に巻回された磁気テー
プを駆動手段でいずれか一方のリールハブに巻取
駆動するように構成された磁気テープ走行装置に
おいて、 前記リールハブ径を、前記駆動手段のイナーシ
ヤにより定まる定数a0と、前記リールの単位半径
のハブの慣性モーメントa2と、前記リールハブを
介さずに磁気テープ自身を単位半径分だけ巻付け
た磁気テープの慣性モーメントatと、前記一方の
リールハブに前記磁気テープの全量を巻回したと
きに該磁気テープの占める面積と等しい円の半径
r0とに基づいて求めた前記駆動手段の最大等価イ
ナーシヤが最小となるような値に定めたことを特
徴とする、磁気テープ走行装置。 2 前記駆動手段は、前記2つのリールハブをそ
れぞれ直接駆動する2つの駆動モータであつて、 前記駆動手段のイナーシヤは、モータイナーシ
ヤである、特許請求の範囲第1項記載の磁気テー
プ走行装置。 3 前記駆動手段は、駆動モータと前記駆動モー
タの回転力を前記リールハブの回転軸に伝達する
伝達手段とを含み、 前記駆動手段のイナーシヤは、前記駆動モータ
のモータイナーシヤを前記回転軸に換算したイナ
ーシヤである、特許請求の範囲第1項記載の磁気
テープ走行装置。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP55124456A JPS5750348A (en) | 1980-09-05 | 1980-09-05 | Shifting device of magnetic tape |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP55124456A JPS5750348A (en) | 1980-09-05 | 1980-09-05 | Shifting device of magnetic tape |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPS5750348A JPS5750348A (en) | 1982-03-24 |
| JPS6321982B2 true JPS6321982B2 (ja) | 1988-05-10 |
Family
ID=14885963
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP55124456A Granted JPS5750348A (en) | 1980-09-05 | 1980-09-05 | Shifting device of magnetic tape |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPS5750348A (ja) |
-
1980
- 1980-09-05 JP JP55124456A patent/JPS5750348A/ja active Granted
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPS5750348A (en) | 1982-03-24 |
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