JPS632256B2 - - Google Patents
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- Publication number
- JPS632256B2 JPS632256B2 JP12377080A JP12377080A JPS632256B2 JP S632256 B2 JPS632256 B2 JP S632256B2 JP 12377080 A JP12377080 A JP 12377080A JP 12377080 A JP12377080 A JP 12377080A JP S632256 B2 JPS632256 B2 JP S632256B2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- acid
- reaction
- temperature
- metadiaminobenzene
- water
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired
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- Organic Low-Molecular-Weight Compounds And Preparation Thereof (AREA)
Description
【発明の詳細な説明】
本発明は2・4−ジアミノベンゼンスルホン酸
の製造法に関し、更に詳しくは、メタジアミノベ
ンゼンを直接スルホン化して得られるスルホン化
反応マスに水を加え、120〜150℃に加熱すること
により、副生した2・4−ジアミノベンゼン−
1・5−ジスルホン酸(以下、ジスルホン酸とい
う)を脱モノスルホン化して目的とする2・4−
ジアミノベンゼンスルホン酸(以下、モノスルホ
ン酸という)に転換せしめることからなるモノス
ルホン酸の改良製法である。
の製造法に関し、更に詳しくは、メタジアミノベ
ンゼンを直接スルホン化して得られるスルホン化
反応マスに水を加え、120〜150℃に加熱すること
により、副生した2・4−ジアミノベンゼン−
1・5−ジスルホン酸(以下、ジスルホン酸とい
う)を脱モノスルホン化して目的とする2・4−
ジアミノベンゼンスルホン酸(以下、モノスルホ
ン酸という)に転換せしめることからなるモノス
ルホン酸の改良製法である。
従来、モノスルホン酸の製造法としては2・4
−ジニトロクロルベンゼンを原料として、亜硫酸
塩でクロル基をスルホン酸基に変え、ついでニト
ロ基を還元する方法がよく知られているが、この
方法では高純度品が得られるものの反応工程が長
く、また有機溶媒を使用するため廃液処理にも
種々の困難がある等の欠点があつた。
−ジニトロクロルベンゼンを原料として、亜硫酸
塩でクロル基をスルホン酸基に変え、ついでニト
ロ基を還元する方法がよく知られているが、この
方法では高純度品が得られるものの反応工程が長
く、また有機溶媒を使用するため廃液処理にも
種々の困難がある等の欠点があつた。
また、メタジアミノベンゼンを発煙硫酸等によ
り直接スルホン化する方法も知られている。この
方法は反応工程も短かく、操作的には前者よりも
有利であるが、モノスルホン化と同時にジスルホ
ン化もおこり、反応物は両者の混合物となり、ジ
スルホン化を抑えるために反応条件を弱くすると
反応が十分に進行せずにモノスルホン酸の収量が
減少するのみならず、ジスルホン化をなくすこと
もできない。また、このようにして得られたモノ
およびジスルホン酸混合物より両者を分離し、精
製することは装置的、操作的にも容易でなく、工
業的に実施するには不利である。
り直接スルホン化する方法も知られている。この
方法は反応工程も短かく、操作的には前者よりも
有利であるが、モノスルホン化と同時にジスルホ
ン化もおこり、反応物は両者の混合物となり、ジ
スルホン化を抑えるために反応条件を弱くすると
反応が十分に進行せずにモノスルホン酸の収量が
減少するのみならず、ジスルホン化をなくすこと
もできない。また、このようにして得られたモノ
およびジスルホン酸混合物より両者を分離し、精
製することは装置的、操作的にも容易でなく、工
業的に実施するには不利である。
本発明者は、工業的に有利なモノスルホン酸の
製造法について種々検討したが、メタジアミノベ
ンゼンの直接スルホン化方法において、スルホン
化反応マスより副生ジスルホン酸を目的物である
モノスルホン酸に転換し得れば極めて有利な製造
法となり得ることに着目し、更に検討の結果、ジ
スルホン酸はメタジアミノベンゼンの直接スルホ
ン化における反応の初期から副生しはじめ、反応
原料が殆んど消失する反応終了時には約30%に達
する量が生成するが、かかるスルホン化反応マス
に水を加え、120〜150℃に加熱することによりジ
スルホン酸の脱モノスルホン化がおこり、ジスル
ホン酸をモノスルホン酸に変換し得ることを見出
し、本発明に至つた。
製造法について種々検討したが、メタジアミノベ
ンゼンの直接スルホン化方法において、スルホン
化反応マスより副生ジスルホン酸を目的物である
モノスルホン酸に転換し得れば極めて有利な製造
法となり得ることに着目し、更に検討の結果、ジ
スルホン酸はメタジアミノベンゼンの直接スルホ
ン化における反応の初期から副生しはじめ、反応
原料が殆んど消失する反応終了時には約30%に達
する量が生成するが、かかるスルホン化反応マス
に水を加え、120〜150℃に加熱することによりジ
スルホン酸の脱モノスルホン化がおこり、ジスル
ホン酸をモノスルホン酸に変換し得ることを見出
し、本発明に至つた。
すなわち本発明は、メタジアミノベンゼンのス
ルホン化反応マスに水を加え、120〜150℃に保温
することからなるモノスルホン酸の製造法であ
る。
ルホン化反応マスに水を加え、120〜150℃に保温
することからなるモノスルホン酸の製造法であ
る。
本発明によれば、副生したジスルホン基のうち
の1つが脱離して目的物であるモノスルホン酸と
なり、その結果反応マス中のジスルホン酸量が減
少し、モノスルホン酸量が増加して90%を越える
好収率が得られる。
の1つが脱離して目的物であるモノスルホン酸と
なり、その結果反応マス中のジスルホン酸量が減
少し、モノスルホン酸量が増加して90%を越える
好収率が得られる。
以下、本発明を詳しく説明する。
本発明でいうスルホン化反応マスはジアミノベ
ンゼンの直接スルホン化反応により得られるもの
を指すが、該スルホン化反応を実施するにあた
り、ジアミノベンゼンは98〜100%硫酸に予め溶
解しておくのがよく、この際使用する硫酸量はジ
アミノベンゼンに対して5重量倍以上であること
が好ましい。
ンゼンの直接スルホン化反応により得られるもの
を指すが、該スルホン化反応を実施するにあた
り、ジアミノベンゼンは98〜100%硫酸に予め溶
解しておくのがよく、この際使用する硫酸量はジ
アミノベンゼンに対して5重量倍以上であること
が好ましい。
スルホン化剤としては各種濃度の発煙硫酸、ク
ロルスルホン酸などが使用できるが、発煙硫酸を
使用する場合に低濃度発煙硫酸では使用量が多く
なり、また排出する廃酸が著しく多くなるので不
利となる等のことから、65%発煙硫酸を使用する
のが好ましい。
ロルスルホン酸などが使用できるが、発煙硫酸を
使用する場合に低濃度発煙硫酸では使用量が多く
なり、また排出する廃酸が著しく多くなるので不
利となる等のことから、65%発煙硫酸を使用する
のが好ましい。
その他、反応温度、反応時間等の諸反応条件に
ついても従来公知の方法で実施される。
ついても従来公知の方法で実施される。
かくして得られた反応マスに水を加えて脱モノ
スルホン化を行うが、水の添加により激しい発熱
がみられるので、通常はあらかじめ該反応マスを
結晶が析出しない程度の130〜140℃程度にまで冷
却したのち、ゆつくりと水を加える。
スルホン化を行うが、水の添加により激しい発熱
がみられるので、通常はあらかじめ該反応マスを
結晶が析出しない程度の130〜140℃程度にまで冷
却したのち、ゆつくりと水を加える。
反応マスに加える水の量は、反応マス中の硫酸
濃度が60〜90%、好ましくは70〜85%になる量で
ある。
濃度が60〜90%、好ましくは70〜85%になる量で
ある。
脱モノスルホン化温度は120〜150℃の範囲が好
ましい。これより低温では反応物の結晶化を生
じ、反応が極めて遅くなつてジスルホン酸が残存
し、一方これより高温では一部分解が起こり、収
率が低下する傾向がある。上記温度で所定時間保
温することにより脱モノスルホン化反応は完了す
るが、その後反応マスに更に水を加えて硫酸濃度
を下げ、冷却することにより目的とするモノスル
ホン酸を結晶として得ることができる。
ましい。これより低温では反応物の結晶化を生
じ、反応が極めて遅くなつてジスルホン酸が残存
し、一方これより高温では一部分解が起こり、収
率が低下する傾向がある。上記温度で所定時間保
温することにより脱モノスルホン化反応は完了す
るが、その後反応マスに更に水を加えて硫酸濃度
を下げ、冷却することにより目的とするモノスル
ホン酸を結晶として得ることができる。
かくして得られたモノスルホン酸中にはもはや
ジスルホン酸は殆んど含まれず、非常に高純度で
ある。
ジスルホン酸は殆んど含まれず、非常に高純度で
ある。
以下、本発明を実施例により説明する。
実施例 1
100%硫酸660gを仕込んだ1四ツ口フラスコ
にメタジアミノベンゼン108gを100℃以下で約1
時間も要して加えた。
にメタジアミノベンゼン108gを100℃以下で約1
時間も要して加えた。
これに65%発煙硫酸155gを100℃で10分間かか
つて加え、あと1時間要して155℃迄昇温する。
つて加え、あと1時間要して155℃迄昇温する。
5時間この温度に保温してスルホン化反応を終
える。
える。
反応終了後放冷し、内容物の温度が130〜135゜
になつたところで200gの水を1時間かけて注入
する。この間空冷しながら140℃に保つようにす
る。
になつたところで200gの水を1時間かけて注入
する。この間空冷しながら140℃に保つようにす
る。
ついで氷水500gを入れた2ビーカーに上記
反応液を注ぎ、10℃に冷却したのち更にこの温度
にて1時間撹拌し、充分結晶を析出させたのち
過する。
反応液を注ぎ、10℃に冷却したのち更にこの温度
にて1時間撹拌し、充分結晶を析出させたのち
過する。
得られた過ケーキは246gあつた。
高速液体クロマトグラフイーで分析の結果、該
ケーキは2・4−ジアミノベンゼンスルホン酸の
含量は71%、末反応メタジアミノベンゼンの含量
は0.1%以下であり、2・4−ジアミノベンゼン
ジスルホン酸は認められなかつた。2・4−ジア
ミノベンゼンスルホン酸の収率は93%であつた。
ケーキは2・4−ジアミノベンゼンスルホン酸の
含量は71%、末反応メタジアミノベンゼンの含量
は0.1%以下であり、2・4−ジアミノベンゼン
ジスルホン酸は認められなかつた。2・4−ジア
ミノベンゼンスルホン酸の収率は93%であつた。
実施例 2
1四ツ口フラスコに100%硫酸660gを仕込ん
だ1四ツ口フラスコに撹拌しながらメタジアミ
ノベンゼン108gを約1時間を要して加えた。こ
の間冷却を行い100℃以上にならない様にした。
だ1四ツ口フラスコに撹拌しながらメタジアミ
ノベンゼン108gを約1時間を要して加えた。こ
の間冷却を行い100℃以上にならない様にした。
これにクロルスルホン酸150gを100℃より加え
はじめ、2時間を要して145℃まで昇温し、この
間に滴下を終えるようにする。このあと145℃に
2時間保温、撹拌してスルホン化反応を終了す
る。
はじめ、2時間を要して145℃まで昇温し、この
間に滴下を終えるようにする。このあと145℃に
2時間保温、撹拌してスルホン化反応を終了す
る。
その後内容物を徐冷し、135〜140℃になつたと
ころで200gの水を1時間かけて加える。この間
発熱するが140℃を保つように冷却を行い、同温
度で1時間保温する。この時点で反応液の一部を
薄層クロマトグラフイーで観察すると副生ジスル
ホン酸が消失していることがわかる。ついで氷水
500gを入れた2ビーカーに上で反応液を注ぎ、
10℃迄冷却したのち1時間撹拌し、析出晶を過
する。得られた湿ケーキは230gであり、高速液
体クロマトグラフイーで分析の結果2・4−ジア
ミノベンゼンスルホン酸の含量は73.5%、メタジ
アミノベンゼンの含量は0.1%以下であり、2・
4−ジアミノベンゼンジスルホン酸は検出されな
かつた。
ころで200gの水を1時間かけて加える。この間
発熱するが140℃を保つように冷却を行い、同温
度で1時間保温する。この時点で反応液の一部を
薄層クロマトグラフイーで観察すると副生ジスル
ホン酸が消失していることがわかる。ついで氷水
500gを入れた2ビーカーに上で反応液を注ぎ、
10℃迄冷却したのち1時間撹拌し、析出晶を過
する。得られた湿ケーキは230gであり、高速液
体クロマトグラフイーで分析の結果2・4−ジア
ミノベンゼンスルホン酸の含量は73.5%、メタジ
アミノベンゼンの含量は0.1%以下であり、2・
4−ジアミノベンゼンジスルホン酸は検出されな
かつた。
比較例 1
1四ツ口フラスコに100%硫酸を660g仕込ん
だ1四ツ口フラスコに、メタジアミノベンゼン
108gを100℃以下で約1時間で加える。これにク
ロルスルホン酸155gを実施例2と同じようにし
て加え、同温度、同時間反応させてスルホン化反
応を行つた。
だ1四ツ口フラスコに、メタジアミノベンゼン
108gを100℃以下で約1時間で加える。これにク
ロルスルホン酸155gを実施例2と同じようにし
て加え、同温度、同時間反応させてスルホン化反
応を行つた。
反応液の一部をサンプリングし、50%硫酸にな
るように水で粉釈したのち、析出する結晶を分析
したところ結晶中の成分はメタジアミノベンゼン
65%、メタジアミノベンゼンジスルホン酸34%と
微量のメタジアミノベンゼンであつた。
るように水で粉釈したのち、析出する結晶を分析
したところ結晶中の成分はメタジアミノベンゼン
65%、メタジアミノベンゼンジスルホン酸34%と
微量のメタジアミノベンゼンであつた。
反応液に水300mlを加え、同時に110℃迄冷却し
た。スルホン酸の析出がはじまり、内容物が固化
するまでになつた。このあと150℃まで昇温した
が均一な溶液は得られなかつた。3時間保温した
のち結晶を分離、分析したところジスルホン酸を
30%以上含存しており脱スルホン化前と殆んど変
わらなかつた。
た。スルホン酸の析出がはじまり、内容物が固化
するまでになつた。このあと150℃まで昇温した
が均一な溶液は得られなかつた。3時間保温した
のち結晶を分離、分析したところジスルホン酸を
30%以上含存しており脱スルホン化前と殆んど変
わらなかつた。
Claims (1)
- 1 メタジアミノベンゼンのスルホン化反応マス
に水を加え、120〜150℃に保温することを特徴と
する2・4−ジアミノベンゼンスルホン酸の製造
法。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP12377080A JPS5748961A (en) | 1980-09-05 | 1980-09-05 | Preparation of 2,4-diaminobenzenesulfonic acid |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP12377080A JPS5748961A (en) | 1980-09-05 | 1980-09-05 | Preparation of 2,4-diaminobenzenesulfonic acid |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPS5748961A JPS5748961A (en) | 1982-03-20 |
| JPS632256B2 true JPS632256B2 (ja) | 1988-01-18 |
Family
ID=14868843
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP12377080A Granted JPS5748961A (en) | 1980-09-05 | 1980-09-05 | Preparation of 2,4-diaminobenzenesulfonic acid |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPS5748961A (ja) |
Cited By (3)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPH05117313A (ja) * | 1990-03-08 | 1993-05-14 | Basf Ag | N−ビニルアミドの加水分解されたポリマーの安定な水/油−エマルジヨンを製造する方法 |
| JPH08329634A (ja) * | 1995-05-31 | 1996-12-13 | Nec Corp | 磁気ヘッド |
| CN100386312C (zh) * | 2006-07-18 | 2008-05-07 | 上海世景国际贸易有限公司 | 2,4-二氨基苯磺酸及其盐的合成方法 |
Families Citing this family (4)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| DE10243028A1 (de) | 2002-09-17 | 2004-03-25 | Bayer Ag | Verfahren zur Herstellung isolierter 3,4-Diaminobenzolsulfonsäure |
| CN102516137A (zh) * | 2011-12-08 | 2012-06-27 | 江苏远征化工有限公司 | 2,4-二氨基苯磺酸及其盐的生产方法 |
| CN103553982A (zh) * | 2013-08-22 | 2014-02-05 | 上海鸿源鑫创材料科技有限公司 | 2,4-二氨基苯磺酸钠的制备工艺 |
| CN108675946A (zh) * | 2018-06-21 | 2018-10-19 | 中北大学 | 一种制备2,4-二氨基苯磺酸的方法 |
-
1980
- 1980-09-05 JP JP12377080A patent/JPS5748961A/ja active Granted
Cited By (3)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPH05117313A (ja) * | 1990-03-08 | 1993-05-14 | Basf Ag | N−ビニルアミドの加水分解されたポリマーの安定な水/油−エマルジヨンを製造する方法 |
| JPH08329634A (ja) * | 1995-05-31 | 1996-12-13 | Nec Corp | 磁気ヘッド |
| CN100386312C (zh) * | 2006-07-18 | 2008-05-07 | 上海世景国际贸易有限公司 | 2,4-二氨基苯磺酸及其盐的合成方法 |
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPS5748961A (en) | 1982-03-20 |
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