JPS632298B2 - - Google Patents
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- JPS632298B2 JPS632298B2 JP58162946A JP16294683A JPS632298B2 JP S632298 B2 JPS632298 B2 JP S632298B2 JP 58162946 A JP58162946 A JP 58162946A JP 16294683 A JP16294683 A JP 16294683A JP S632298 B2 JPS632298 B2 JP S632298B2
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Description
本発明は硬化性組成物、特には帯電防止性、粘
着性のすぐれた硬化性組成物に関するものであ
る。 室温硬化性組成物についてはすでに各種のもの
が公知とされており、これには例えばポリエーテ
ルウレタン樹脂、シリコーン樹脂を主体とするも
のが多用化されているけれども、このポリエーテ
ルウレタン樹脂系のものには安価で帯電防止性に
もすぐれているという利点があるが、可使時間が
短く、加水分解に不安定であるという不利があ
り、シリコーン系のものには加水分解に安定で可
使時間も長いという利点があるものの、高価で帯
電し易いという欠点がある。また、この種の硬化
性組成物についてはオキシアルキレン系重合体の
末端にけい素結合官能基を導入したものも知られ
ている(特開昭50−156599号公報、特開昭53−
129247号公報参照)が、これには硬化に水分が
必要とされるため、本質的に湿気を不都合とする
ところには使用できない、空気中の水分で硬化
するとき表面かな硬化が進行するので10mm以上の
厚さのものでは数日〜1週間の硬化時間が必要と
なる、硬化時に副生する縮合生成物が金属を腐
蝕させたり、プラスチツクを劣下させる、副生
物が不快臭を伴なうことがあるため、室内では使
いにくい、という欠点がある。 本発明はこのような不利を解決した硬化性組成
物に関するものであり、これは A
着性のすぐれた硬化性組成物に関するものであ
る。 室温硬化性組成物についてはすでに各種のもの
が公知とされており、これには例えばポリエーテ
ルウレタン樹脂、シリコーン樹脂を主体とするも
のが多用化されているけれども、このポリエーテ
ルウレタン樹脂系のものには安価で帯電防止性に
もすぐれているという利点があるが、可使時間が
短く、加水分解に不安定であるという不利があ
り、シリコーン系のものには加水分解に安定で可
使時間も長いという利点があるものの、高価で帯
電し易いという欠点がある。また、この種の硬化
性組成物についてはオキシアルキレン系重合体の
末端にけい素結合官能基を導入したものも知られ
ている(特開昭50−156599号公報、特開昭53−
129247号公報参照)が、これには硬化に水分が
必要とされるため、本質的に湿気を不都合とする
ところには使用できない、空気中の水分で硬化
するとき表面かな硬化が進行するので10mm以上の
厚さのものでは数日〜1週間の硬化時間が必要と
なる、硬化時に副生する縮合生成物が金属を腐
蝕させたり、プラスチツクを劣下させる、副生
物が不快臭を伴なうことがあるため、室内では使
いにくい、という欠点がある。 本発明はこのような不利を解決した硬化性組成
物に関するものであり、これは A
【式】単位60〜0.2モル%、−
R3O−単位40〜99.8モル%(こゝにR1は水素原子
または炭素数1020の1価炭化水素基、R2は炭素
数1〜20の2価の有機基、R3は炭素数2〜4の
2価炭素水素、aは0または1)からなる、分子
量が300〜30000であるポリエーテルポリマー、
B)1分子中に少なくとも2個のけい素結合水素
基(≡SiH基)を有する、上記A)成分中の不飽
和基量に対し0.2〜10倍モル量の≡SiH基を供給
する量のオルガノハイドロジエンポリシロキサ
ン、およびC)触媒量の白金または白金系化合物
とからなることを特徴とするものである。 これを説明すると、本発明者らはポリエーテル
ポリマーを主体とする硬化性組成物の改質につい
て種々検射した結果、このポリエーテルポリマー
を脂肪族不飽和基を有するものとし、これに≡
SiH基を有するオルガノハイドロジエンポリシロ
キサンを添加し、これらを白金系触媒の存在下に
反応させれば、室温〜加熱の広範囲の温度範囲で
硬化することができ、この硬化が深部まで均一な
速度で行なわれること、またこの硬化物にはすぐ
れた帯電防止性と適宜の粘着性が与えられるとい
うことを見出し、このポリエーテルポリマーの構
造、オルガノハイドロジエンポリシロキサンの添
加量などについての研究を進め、本発明を完成さ
せた。 本発明の硬化性組成物の主剤となるA)成分と
してのポリエーテルポリマーは、前記したように 1
または炭素数1020の1価炭化水素基、R2は炭素
数1〜20の2価の有機基、R3は炭素数2〜4の
2価炭素水素、aは0または1)からなる、分子
量が300〜30000であるポリエーテルポリマー、
B)1分子中に少なくとも2個のけい素結合水素
基(≡SiH基)を有する、上記A)成分中の不飽
和基量に対し0.2〜10倍モル量の≡SiH基を供給
する量のオルガノハイドロジエンポリシロキサ
ン、およびC)触媒量の白金または白金系化合物
とからなることを特徴とするものである。 これを説明すると、本発明者らはポリエーテル
ポリマーを主体とする硬化性組成物の改質につい
て種々検射した結果、このポリエーテルポリマー
を脂肪族不飽和基を有するものとし、これに≡
SiH基を有するオルガノハイドロジエンポリシロ
キサンを添加し、これらを白金系触媒の存在下に
反応させれば、室温〜加熱の広範囲の温度範囲で
硬化することができ、この硬化が深部まで均一な
速度で行なわれること、またこの硬化物にはすぐ
れた帯電防止性と適宜の粘着性が与えられるとい
うことを見出し、このポリエーテルポリマーの構
造、オルガノハイドロジエンポリシロキサンの添
加量などについての研究を進め、本発明を完成さ
せた。 本発明の硬化性組成物の主剤となるA)成分と
してのポリエーテルポリマーは、前記したように 1
【式】 単位60〜0.2モル%
2 −R3O− 40〜99.8モル%
とからなるものであり、このR1は水素原子また
はメチル基、エチル基、プロピル基、ブチル基な
どのアルキル基、フエニル基などのアリール基、
トリール基などのアラルキル基など示される炭素
数1〜20の1価炭化水素、R2は−CH2−、−C
(CH2)o−、−CH2OCH2−、
はメチル基、エチル基、プロピル基、ブチル基な
どのアルキル基、フエニル基などのアリール基、
トリール基などのアラルキル基など示される炭素
数1〜20の1価炭化水素、R2は−CH2−、−C
(CH2)o−、−CH2OCH2−、
【式】
【式】
【式】のような
炭素数1〜20の有機基とされるので、この
【式】としては
【式】
【式】
などが例示される。また、R3はエチレン基、プ
ロピレン基、ブチレン基などのような炭素数2〜
4の2価炭化水素、aは0または1とされるもの
であるが、このポリマーはその末端に脂肪族不飽
和基を有するものであれば構造的には線状、分枝
状のいずれであつてもよい。しかし、これはその
主鎖となる−R3O−基が40モル%より少ないと分
子鎖長が短くなつて本組成物の弾性が低下し、こ
れが99.8モル%以上となると分子鎖長が長くなつ
て高粘度のものとなるか、または固体状になつて
取り扱いにくいものとなるので、このポリエーテ
ルポリマーは上記した脂肪族不飽和基を含む単位
の60〜0.2モル%と−R3O−単位の40〜99.8モル%
とからなるものとする必要がある。なお、このも
のはその分子量が300〜30000の範囲のものとすれ
ばよいが、この組成物から得られる硬化物を好ま
しい機械的強度を有するものとするということか
らは分子量1000以上とすることが好ましく、これ
を液体ポリマーとして取扱うということからは
10000以下とすることがよい。 このポリエーテルポリマーは1分子中に1.5個
以上の官能基としての脂肪族不飽和基を有するも
のとすることがよく、これは式 (こゝにp,qは同時には0にならない0以上
の整数) で示される両末端がアリル基で封鎖されたものと
すればよいが、これは多官能性のものであつても
よく、これには などが例示される。 なお、このポリエーテルポリマーは公知の方法
で作ればよく、例えば市販のポリエーテルの末端
のOH基を、不飽和基を有し、アルコール性OH
基との反応性を有する活性基をもつた有機化合物
と反応させることによつて容易に得ることができ
る。 他方、このポリエーテルポリマーに添加される
B)成分としてのオルガノハイドロジエンポリシ
ロキサンは上記したA)成分を架橋させるための
架橋剤として作用するものであり、これはその1
分子中に少なくとも2個のけい素原子に結合した
水素原子をもつものであることが必要とされる。
このオルガノハイドロジエンポリシロキサンは通
常市販されているものでよいが、上記A)成分と
相溶性のあるものとすればより安定した性能をも
つ硬化物を得ることができるので、環状構造体ま
たはけい素原子数が6個までの比較的低分子量の
ものとすることがよく、これには下記のようなも
のが例示される。 なお、このオルガノハイドロジエンポリシロキ
サンのA)成分に対する添加量はA)成分中の不
飽和基1個に対しけい素結合水素基を0.2〜10個
与えるに充分な量とすればよいが、これは目的と
する硬化物の物性に応じて調整すればよい。 また、本発明の組成物を構成するC)成分とし
ての白金または白金系化合物は、不飽和基と水素
基との付加反応を進行させるための触媒として公
知のものであり、これには白金黒あるいはアルミ
ナ、シリカなどの担体に固体白金を担持させたも
の、塩化白金酸、アルコール変性塩化白金塩、塩
化白金酸とオレフインとの醋塩化合物などが例示
される、この塩化白金酸、そのオレフインとの醋
塩などはアルコール系溶剤、ケトン系溶剤、エー
テル系溶剤、炭化水素系溶剤などに溶解して使用
することがよく、固体触媒についてはその分散性
を上げるために細かく砕いたり、この担体を粒径
が小さく比表面積の大きいものとすることがよ
い。この白金または白金系化合物の使用量はA)
成分とB)成分とからなる組成物についての所望
の硬化速度に応じて適宜調節すればよいが、経済
的見地または良好な硬化物を得るためには上記し
たA)成分とB)成分との合計量に対し、塩化白
金酸などのようにシロキサンに相溶するものは1
〜30ppm、白金黒などの固体触媒については20〜
500ppmの範囲で添加すればよい。 本発明の硬化性組成物は上記したA)〜C)成
分を混合することによつて得ることができるが、
その硬化物の強度を向上させるために充填剤を添
加してもよく、これにはフユームドシリカ、石英
粉末、ガラス繊維、カーボン、酸化鉄、酸化チタ
ンなどの金属酸化物、炭酸カルシウム、炭酸マグ
ネシウムなどの金属炭酸塩を0〜300部添加すれ
ばよい、また、この組成物はその硬化に際し、水
素ガスを発生し、このガスによつて硬化物に発泡
現象の生じることがあるが、このような場合には
パラジウム、ニツケル、マグネシウム、亜鉛など
のような水素吸収剤となる金属粉末を添加してお
くことがよく、例えばパラジウムについては
1ppm以上、その他のものでは10ppm以上を微粉
末体として添加すればこの発泡現象を防止するこ
とができるという有利性が与えられる。 本発明の組成物は上記したA)成分とB)成分
の分子構造、それらの配合比によつてこの硬化物
の性状を粘着性ゲル状物から硬質のエラストマー
にまで広範囲に変えることができるが、可塑剤、
充填剤、顔料、染料、接着助剤、離形剤、酸化防
止剤、可使時間延長剤、流動調節剤などを配合し
てもよく、これはまたトルエン、キシレン、ヘキ
サン、エーテルなどの適切な有機溶剤に稀釈また
は懸濁させて使用してもよい。 本発明の組成物は室温で硬化させることもでき
るが、適度の温度に加熱して硬化させることがよ
い。しかし、この加熱は150℃以上とすると重合
体の劣下を招くことがあるので、50〜100℃程度
で硬化させることが望ましい。この組成物はA)
成分とC)成分とを1つの梱包体とし、B)成分
またはB)成分をA)成分で稀釈したものを2つ
目の梱包体とした、いわゆる2液型組成物として
貯蔵しておき、使用時にこれを1/1までの任意
の割合で混合して硬化させることがよいが、これ
については適宜の可使時間延長剤を添加して一液
型組成物とし室温以下に冷蔵して保存するように
してもよい。 つぎに本発明の実施例をあげるが、例中におけ
る部は重量部を、粘度は25℃における測定値を示
したものである。 実施例 1 平均分子式が で示される分子量が約6500で粘度が約3200cSで
ある末端がアリル基で封鎖されたポリエーテルポ
リマー100部に、塩化白金酸のn−オクチルアル
コール変性溶液(Pt濃度2.0%)0.1部、石英粉末
25部、発泡防止剤としての325メツシユのパラジ
ウム粉末0.5部および酸化防止剤イルガノツクス
1010(日本チバガイギー社製商品名)0.2部を添加
し、これらを3本ロールで均一に分散させて混合
物を作つた。 つぎにこの混合物100部に、平均分子式が で示される粘度が20cSであるメチルハイドロジ
エンポリシロキサンを2.0部、4.0部、6.0部添加
し、均一に混合して3種の試料(試料No.1〜3)
を作り、脱泡後80℃で1時間加熱して硬化させ、
これらの物性をしらべたところ、第1表に示した
とおりの結果が得られた。 なお、比較のために、平均分子式が で示される分子鎖両末端がビニル基で封鎖され
た、粘度が3000cSであるジメチルポリシロキサ
ン100部に、上記と同じ白金触媒0.1部、石英粉末
25部、反応制御剤としての〔CH2=CH(CH3)
SiO〕4で示されるメチルビニルシロキサン環状体
0.2部を添加し、これらを3本ロールで均一に分
散させて混合物を作り、これに上記したメチルハ
イドロジエンポリシロキサンを2.0部、4.0部、6.0
部添加し、均一に混合して3種の試料(試料No.4
〜6)を作成し、これについても前記と同様の方
法で硬化させてその物性をしらべたところ、その
結果は第1表に併記したとおりであつた。 なお、表中における帯電測定は宍戸商会製スタ
テイツクオネストメーターを使用し、10KVを30
秒間帯電させたのちの特徴を示したものである。
ロピレン基、ブチレン基などのような炭素数2〜
4の2価炭化水素、aは0または1とされるもの
であるが、このポリマーはその末端に脂肪族不飽
和基を有するものであれば構造的には線状、分枝
状のいずれであつてもよい。しかし、これはその
主鎖となる−R3O−基が40モル%より少ないと分
子鎖長が短くなつて本組成物の弾性が低下し、こ
れが99.8モル%以上となると分子鎖長が長くなつ
て高粘度のものとなるか、または固体状になつて
取り扱いにくいものとなるので、このポリエーテ
ルポリマーは上記した脂肪族不飽和基を含む単位
の60〜0.2モル%と−R3O−単位の40〜99.8モル%
とからなるものとする必要がある。なお、このも
のはその分子量が300〜30000の範囲のものとすれ
ばよいが、この組成物から得られる硬化物を好ま
しい機械的強度を有するものとするということか
らは分子量1000以上とすることが好ましく、これ
を液体ポリマーとして取扱うということからは
10000以下とすることがよい。 このポリエーテルポリマーは1分子中に1.5個
以上の官能基としての脂肪族不飽和基を有するも
のとすることがよく、これは式 (こゝにp,qは同時には0にならない0以上
の整数) で示される両末端がアリル基で封鎖されたものと
すればよいが、これは多官能性のものであつても
よく、これには などが例示される。 なお、このポリエーテルポリマーは公知の方法
で作ればよく、例えば市販のポリエーテルの末端
のOH基を、不飽和基を有し、アルコール性OH
基との反応性を有する活性基をもつた有機化合物
と反応させることによつて容易に得ることができ
る。 他方、このポリエーテルポリマーに添加される
B)成分としてのオルガノハイドロジエンポリシ
ロキサンは上記したA)成分を架橋させるための
架橋剤として作用するものであり、これはその1
分子中に少なくとも2個のけい素原子に結合した
水素原子をもつものであることが必要とされる。
このオルガノハイドロジエンポリシロキサンは通
常市販されているものでよいが、上記A)成分と
相溶性のあるものとすればより安定した性能をも
つ硬化物を得ることができるので、環状構造体ま
たはけい素原子数が6個までの比較的低分子量の
ものとすることがよく、これには下記のようなも
のが例示される。 なお、このオルガノハイドロジエンポリシロキ
サンのA)成分に対する添加量はA)成分中の不
飽和基1個に対しけい素結合水素基を0.2〜10個
与えるに充分な量とすればよいが、これは目的と
する硬化物の物性に応じて調整すればよい。 また、本発明の組成物を構成するC)成分とし
ての白金または白金系化合物は、不飽和基と水素
基との付加反応を進行させるための触媒として公
知のものであり、これには白金黒あるいはアルミ
ナ、シリカなどの担体に固体白金を担持させたも
の、塩化白金酸、アルコール変性塩化白金塩、塩
化白金酸とオレフインとの醋塩化合物などが例示
される、この塩化白金酸、そのオレフインとの醋
塩などはアルコール系溶剤、ケトン系溶剤、エー
テル系溶剤、炭化水素系溶剤などに溶解して使用
することがよく、固体触媒についてはその分散性
を上げるために細かく砕いたり、この担体を粒径
が小さく比表面積の大きいものとすることがよ
い。この白金または白金系化合物の使用量はA)
成分とB)成分とからなる組成物についての所望
の硬化速度に応じて適宜調節すればよいが、経済
的見地または良好な硬化物を得るためには上記し
たA)成分とB)成分との合計量に対し、塩化白
金酸などのようにシロキサンに相溶するものは1
〜30ppm、白金黒などの固体触媒については20〜
500ppmの範囲で添加すればよい。 本発明の硬化性組成物は上記したA)〜C)成
分を混合することによつて得ることができるが、
その硬化物の強度を向上させるために充填剤を添
加してもよく、これにはフユームドシリカ、石英
粉末、ガラス繊維、カーボン、酸化鉄、酸化チタ
ンなどの金属酸化物、炭酸カルシウム、炭酸マグ
ネシウムなどの金属炭酸塩を0〜300部添加すれ
ばよい、また、この組成物はその硬化に際し、水
素ガスを発生し、このガスによつて硬化物に発泡
現象の生じることがあるが、このような場合には
パラジウム、ニツケル、マグネシウム、亜鉛など
のような水素吸収剤となる金属粉末を添加してお
くことがよく、例えばパラジウムについては
1ppm以上、その他のものでは10ppm以上を微粉
末体として添加すればこの発泡現象を防止するこ
とができるという有利性が与えられる。 本発明の組成物は上記したA)成分とB)成分
の分子構造、それらの配合比によつてこの硬化物
の性状を粘着性ゲル状物から硬質のエラストマー
にまで広範囲に変えることができるが、可塑剤、
充填剤、顔料、染料、接着助剤、離形剤、酸化防
止剤、可使時間延長剤、流動調節剤などを配合し
てもよく、これはまたトルエン、キシレン、ヘキ
サン、エーテルなどの適切な有機溶剤に稀釈また
は懸濁させて使用してもよい。 本発明の組成物は室温で硬化させることもでき
るが、適度の温度に加熱して硬化させることがよ
い。しかし、この加熱は150℃以上とすると重合
体の劣下を招くことがあるので、50〜100℃程度
で硬化させることが望ましい。この組成物はA)
成分とC)成分とを1つの梱包体とし、B)成分
またはB)成分をA)成分で稀釈したものを2つ
目の梱包体とした、いわゆる2液型組成物として
貯蔵しておき、使用時にこれを1/1までの任意
の割合で混合して硬化させることがよいが、これ
については適宜の可使時間延長剤を添加して一液
型組成物とし室温以下に冷蔵して保存するように
してもよい。 つぎに本発明の実施例をあげるが、例中におけ
る部は重量部を、粘度は25℃における測定値を示
したものである。 実施例 1 平均分子式が で示される分子量が約6500で粘度が約3200cSで
ある末端がアリル基で封鎖されたポリエーテルポ
リマー100部に、塩化白金酸のn−オクチルアル
コール変性溶液(Pt濃度2.0%)0.1部、石英粉末
25部、発泡防止剤としての325メツシユのパラジ
ウム粉末0.5部および酸化防止剤イルガノツクス
1010(日本チバガイギー社製商品名)0.2部を添加
し、これらを3本ロールで均一に分散させて混合
物を作つた。 つぎにこの混合物100部に、平均分子式が で示される粘度が20cSであるメチルハイドロジ
エンポリシロキサンを2.0部、4.0部、6.0部添加
し、均一に混合して3種の試料(試料No.1〜3)
を作り、脱泡後80℃で1時間加熱して硬化させ、
これらの物性をしらべたところ、第1表に示した
とおりの結果が得られた。 なお、比較のために、平均分子式が で示される分子鎖両末端がビニル基で封鎖され
た、粘度が3000cSであるジメチルポリシロキサ
ン100部に、上記と同じ白金触媒0.1部、石英粉末
25部、反応制御剤としての〔CH2=CH(CH3)
SiO〕4で示されるメチルビニルシロキサン環状体
0.2部を添加し、これらを3本ロールで均一に分
散させて混合物を作り、これに上記したメチルハ
イドロジエンポリシロキサンを2.0部、4.0部、6.0
部添加し、均一に混合して3種の試料(試料No.4
〜6)を作成し、これについても前記と同様の方
法で硬化させてその物性をしらべたところ、その
結果は第1表に併記したとおりであつた。 なお、表中における帯電測定は宍戸商会製スタ
テイツクオネストメーターを使用し、10KVを30
秒間帯電させたのちの特徴を示したものである。
【表】
実施例 2
前記した実施例におけるポリエーテルポリオー
ルを含む混合物に、同例で使用したメチルハイド
ロジエンポリシロキサンを1.5部添加して試料7
を作り、同様にこれを2.0部添加して試料8、2.5
部添加して試料9、3.0部添加して試料10、3.5部
添加して試料11を作り、脱泡後これらを80℃で1
時間加熱して硬化させたのち、次記の方法でその
粘着力、クリーニング性をしらべたところ、第2
表に示したとおりの結果が得られた。 1 粘着力 イ 圧接引剥し抵抗 硬化物を2×20×150mmのシートとし、
PICMAタツクメーター(東洋精機製商品名)を
用いて、荷重500g、圧着時間20秒、引剥しスピ
ード10mm/分の条件で測定した。 ロ ころがし抵抗 直径20mm×長さ80mmの円筒型アルミニウム芯金
に硬化物を2mmの厚さにコーテイング成形して得
たロール(重量30g)を、30cm標線付きの角度
30゜のステンレス製板上にセツトしてころがし時
の標線間通過時間を測定した。 2 クリーニング性 50×150mmのベルベツト布地上に0.1〜10mmおガ
ーゼ屑0.02gを均一にまぶし、この上に前記ころ
がし抵抗に使用したロールを500gの荷重で往復
させたときのクリーニング性を測定した。
ルを含む混合物に、同例で使用したメチルハイド
ロジエンポリシロキサンを1.5部添加して試料7
を作り、同様にこれを2.0部添加して試料8、2.5
部添加して試料9、3.0部添加して試料10、3.5部
添加して試料11を作り、脱泡後これらを80℃で1
時間加熱して硬化させたのち、次記の方法でその
粘着力、クリーニング性をしらべたところ、第2
表に示したとおりの結果が得られた。 1 粘着力 イ 圧接引剥し抵抗 硬化物を2×20×150mmのシートとし、
PICMAタツクメーター(東洋精機製商品名)を
用いて、荷重500g、圧着時間20秒、引剥しスピ
ード10mm/分の条件で測定した。 ロ ころがし抵抗 直径20mm×長さ80mmの円筒型アルミニウム芯金
に硬化物を2mmの厚さにコーテイング成形して得
たロール(重量30g)を、30cm標線付きの角度
30゜のステンレス製板上にセツトしてころがし時
の標線間通過時間を測定した。 2 クリーニング性 50×150mmのベルベツト布地上に0.1〜10mmおガ
ーゼ屑0.02gを均一にまぶし、この上に前記ころ
がし抵抗に使用したロールを500gの荷重で往復
させたときのクリーニング性を測定した。
【表】
実施例 3
実施例1における試料No.3と市販の縮合型の室
温硬化性ポリエーテル組成物から10mm厚さの試料
を作り、これらを25℃に保持してゲル化するまで
の可使時間を測定すると共に、この2日経過後、
3日経過後の硬度を測定したところ、第3表の結
果が得られ、これを60℃で0.5時間または1時間
加熱硬化させたところ、第4表に示したとおりの
結果が得られた。
温硬化性ポリエーテル組成物から10mm厚さの試料
を作り、これらを25℃に保持してゲル化するまで
の可使時間を測定すると共に、この2日経過後、
3日経過後の硬度を測定したところ、第3表の結
果が得られ、これを60℃で0.5時間または1時間
加熱硬化させたところ、第4表に示したとおりの
結果が得られた。
【表】
Claims (1)
- 【特許請求の範囲】 1 A 【式】単位60〜0.2モル %、−R3O−単位40〜99.8モル%(こゝにR1は水
素原子または炭素数1〜20の1価炭化水素基、
R2は炭素数1〜20の2価の有機基、R3は炭素数
2〜4の2価の炭化水素基、aは0または1)か
らなる、分子量が300〜30000であるポリエーテル
ポリマー。 B 1分子中に少なくとも2個のけい素結合水素
基を有する、上記A)成分中の不飽和基量に対
し0.2〜10倍モル量のけい素結合水素基を供給
する量のオルガノハイドロジエンポリシロキサ
ン、 C 触媒量の白金または白金系化合物 とからなることを特徴とする硬化性組成物。 2 B)成分にその1ppm以上のパラジウム、ニ
ツケル、マグネシウム、亜鉛から選択される金属
粉末を添加してなる特許請求の範囲第1項記載の
硬化性組成物。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP16294683A JPS6055056A (ja) | 1983-09-05 | 1983-09-05 | 硬化性組成物 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP16294683A JPS6055056A (ja) | 1983-09-05 | 1983-09-05 | 硬化性組成物 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPS6055056A JPS6055056A (ja) | 1985-03-29 |
| JPS632298B2 true JPS632298B2 (ja) | 1988-01-18 |
Family
ID=15764261
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP16294683A Granted JPS6055056A (ja) | 1983-09-05 | 1983-09-05 | 硬化性組成物 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPS6055056A (ja) |
Families Citing this family (3)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| US4877854A (en) * | 1986-12-08 | 1989-10-31 | Tokuyama Soda Kabushiki Kaisha | Curable composition |
| DK1674545T3 (da) * | 2003-10-06 | 2010-05-17 | Kaneka Corp | Tryksensitiv klæbemiddelsammensætning |
| JP5585448B2 (ja) * | 2008-07-31 | 2014-09-10 | 株式会社カネカ | 皮膚貼付用粘着シート |
Family Cites Families (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS591241B2 (ja) * | 1978-06-30 | 1984-01-11 | 而至歯科工業株式会社 | 歯科用シリコ−ン組成物およびその使用法 |
| JPS5578055A (en) * | 1978-12-06 | 1980-06-12 | Toshiba Silicone Co Ltd | Curable composition |
-
1983
- 1983-09-05 JP JP16294683A patent/JPS6055056A/ja active Granted
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPS6055056A (ja) | 1985-03-29 |
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