JPS6323218B2 - - Google Patents
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- JPS6323218B2 JPS6323218B2 JP53142778A JP14277878A JPS6323218B2 JP S6323218 B2 JPS6323218 B2 JP S6323218B2 JP 53142778 A JP53142778 A JP 53142778A JP 14277878 A JP14277878 A JP 14277878A JP S6323218 B2 JPS6323218 B2 JP S6323218B2
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- olefin
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- copolymer rubber
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Description
本発明は特定のエチレン・α−オレフイン共重
合ゴム、必要に応じて軟化剤及び充填剤からな
り、かつこれらの特定の割合からなる自動車外装
部品用ゴム組成物に関する。 最近自動車の軽量化を指向してバンパー、バン
パーフイラーバンパーラブストリツプ、バンパー
サイドガート、オーバーライダー、サイドプロテ
クシヨンモールなどの自動車外装部品はいわゆる
プラスチツク化が計られているが、通常使用され
ている材料はポリウレタンあるいはポリプロピレ
ン、ポリエチレンの如きポリオレフインなどであ
る。ポリウレタンは性能上すぐれているが、高価
格であり、ポリプロピレンは耐衝撃脆性に劣るこ
と、又一般にポリオレフインは上記の自動車外装
部品の如き大型肉厚製品を製造する際、ひけを生
じる成形上の問題点があり、更に外力によつて容
易に変形、クリープ現象を起こし、製品の原形を
保持できない問題点があつた。 これらの欠点を解決し得る材料として耐候性、
耐衝撃脆化性、外力による変形に対する復元力、
などのゴム的性質に優れ、成形に当つてひけの生
じない安価なエチレン・プロピレン共重合ゴムあ
るいはエチレン・プロピレン・ポリエン共重合ゴ
ムの加硫物の使用も考えられるが、通常市販され
ているこれらの共重合ゴムの加硫物は強度とくに
引張破断点応力を自動車外装部品として必要な
値、すなわち70Kg/cm2以上とするにはカーボンブ
ラツクの如き補強性充填剤を多量に配合する必要
性から自動車外装部品を製造する工程で加工性が
極端に低下すること、また加硫物の表面硬度の低
さなどに原因して、金属バンパーの保護材として
使用される程度に用途が制限されていた。 しかしながら本発明者は耐候性、耐衝撃脆化
性、外力による変形に対する復元力等に優れるエ
チレン・プロピレン系共重合ゴム加硫物の長所を
生かし、しかも機械的強度及び硬度に優れ、かつ
加工性にも優れる材料を見い出すべく検討した結
果、エチレン・α−オレフイン系共重合ゴム加硫
物の強度に与える要因としてα−オレフインの種
類とエチレンとα−オレフインの組成比が重要で
あり、そして炭素数が4ないし10のα−オレフイ
ンからなるエチレン・α−オレフイン系共重合ゴ
ムからの加硫物はエチレン単位とα−オレフイン
単位のモル比(エチレン/α−オレフイン)が
80/20ないし95/5においてエチレン・プロピレ
ン系共重合ゴムの加硫物より著しく高強度であ
り、しかも上記特定のエチレン・α−オレフイン
共重合体100重量部に対して軟化剤の配合量をX
重量部、充填剤の配合量をY重量部としたとき、
0≦X+Y≦300、0≦X≦75を満たすゴム組成
物からの加硫物は容易に破断点強度を70Kg/cm2以
上とすることができて、高硬度であり、しかもゴ
ム的性質を有するので自動車外装部品の素材とし
て充分に機能することを知り本発明に到つた。 すなわち、本発明はエチレン単位と炭素数4な
いし10のα−オレフイン単位のモル比(エチレ
ン/α−オレフイン)が80/20ないし95/5で極
限粘度〔η〕が0.6ないし6.0dl/gのエチレン・
α−オレフイン系共重合ゴム100重量部、軟化剤
X重量部、充填剤Y重量部および加硫剤からな
り、かつ0≦X+Y≦300および0≦X≦75を満
たすことを特徴とする自動車外装部品用ゴム組成
物を提供する。 本発明の組成物からは加工性良く自動車外装部
品が製造され自動車外装部品の素材なる加硫物は
引張破断点応力70ないし400Kg/cm2、硬度〔JIS
A)65ないし100と実用上充分な強度及び硬度で
あり、また耐衝撃脆化性、外力による変形に対す
る復元力、耐候性、耐熱性に優れるので、本発明
の組成物から製造される自動車外装部品は実用的
に充分に機能する。また本発明の特定のエチレ
ン・α−オレフイン系共重合ゴムはエチレン・プ
ロピレン系共重合ゴムを製造する通常の方法で製
造し得るため安価であり、従つて本発明の組成物
は高価なものではない。 以下本発明の構成を詳述する。 本発明で使用するエチレン・α−オレフイン系
共重合ゴムの成分であるα−オレフインは炭素数
4ないし10のα−オレフインである。具体的には
1−ブテン、1−ペンテン、1−ヘキセン、4−
メチル−1−ペンテン、1−オクテン、1−デセ
ンおよびこれらの混合物を例示できるが、なかで
も1−ブテンが好ましい。そしてエチレン単位と
α−オレフイン単位のモル比(エチレン/α−オ
レフイン)は80/20ないし95/5、好ましくは
83/17ないし95/5、更に好ましくは85/15ない
し95/5を例示できる。本発明にあつてこのα−
オレフインの炭素数、そしてエチレンとα−オレ
フインのモル比が最も重要な構成上の要件であ
り、α−オレフインとしてプロピレンの使用は強
度が不足するため本発明より排除される。そして
モル比が95/5より大とエチレン単位が多いと加
硫物が外力により永久変形する傾向が著しくな
り、80/20より小さいと加硫物の強度及び硬度が
実用上不足するため上記範囲以外の共重合ゴムは
本発明から排除される。 本発明のエチレン・α−オレフイン系共重合ゴ
ムの極限粘度〔η〕はデカリン中、135℃で多点
法により測定した値として0.6ないし6.0dl/g、
好ましくは0.8ないし4.0dl/g、更に好ましくは
1.0ないし3.0dl/gである。〔η〕が0.6dl/g小
さいと加硫物の強度が低く、また6.0dl/gより
大であると後述する自動車外装部品を製造する工
程、例えば未加硫配合ゴムを調製するロール加工
工程でのロール加工工性の低下及び配合ゴムから
自動車外装部品を成形する工程での流動性の低下
による成形性の悪化など自動車外装部品製造上の
問題が生じる。 本発明のエチレン・α−オレフイン系共重合ゴ
ムはポリエン成分を含まないものを排除しない
が、ポリエン成分を含むものが好ましい。ポリエ
ン成分の量はヨウ素価で表示して4ないし50、好
ましくは8ないし40、更に好ましくは8ないし30
である。とくに加硫剤としてイオウ系化合物を使
用する場合ポリエン成分は必須である。ポリエン
成分として具体的には1,4−ヘキサジエン、
1,6−オクタジエン、2−メチル−1,5−ヘ
キサジエン、6−メチル−1,5−ヘプタジエ
ン、7−メチル−1,6−オクタジエンのような
鎖状非共役ジエン、シクロヘキサジエン、ジシク
ロペンタジエン、メチルテトラヒドロインデン、
5−ビニルノルボルネン、5−エチリデン−2−
ノルボルネン、5−メチレン−2−ノルボルネ
ン、5−イソプロピリデン−2−ノルボルネン、
6−クロロメチル−5−イソプロペニル−2−ノ
ルボルネンのような環状非共役ジエン、2,3−
ジイソプロピリデン−5−ノルボルネン、2−エ
チリデン−3−イソプロピリデン−5−ノルボル
ネン、2−プロペニル−2,2−ノルボルナジエ
ン、1,3,7−オクタトリエン、1,4,9−
デカトリエンのようなトリエンを代表例として例
示することができる。好適なポリエンは環状非共
役ジエンおよび1,4−ヘキサジエン、とりわけ
ジシクロペンタジエン又は5−エチリデン−2−
ノルボルネンである。 本発明のエチレン・α−オレフイン系共重合ゴ
ムを製造するにはエチレン・プロピレン系共重合
ゴムを製造する通常の方法で製造することができ
る。すなわち媒体中、可溶性バナジウム化合物と
有機アルミニウム化合物などのチーグラー触媒を
用い、エチレン、炭素数4ないし10のα−オレフ
イン、必要に応じてポリエン、更には分子量調節
剤としての水素ガスなどを供給することにより製
造される。媒体としては、例えばペンタン、ヘキ
サン、ヘプタン、オクタン、灯油のような脂肪族
炭化水素、シクロヘキサンのような脂環族炭化水
素、ベンゼン、トルエン、キシレンのような芳香
族炭化水素、クロルベンゼン、四塩化炭素、テト
ラクロルエチレン、トリクロルエチレン、塩化エ
チル、塩化メチレン、ジクロルエタンなどのハロ
ゲン化炭化水素を単独であるいは混合して用いる
ことができる。可溶性バナジウム化合物として
は、例えば四塩化バナジウム、バナジルトリクロ
リド、バナジウムトリアセチルアセトネート、バ
ナジルジアセチルアセトネート、バナジルトリア
ルコキシドVO(OR)3(こゝでRは脂肪族炭化水素
基を示す。)、ハロゲン化バナジルアルコキシド
VO(OR)oX3-o(こゝでRは脂肪族炭化水素基、
Xはハロゲン原子を示し、また0<n<3であ
る。)などを単独でまたは混合して用いることが
できる。一方、有機アルミニウム化合物としては
一般式RnAlX3-n(こゝでRは脂肪族炭化水素基、
Xはハロゲンを示し、また1≦m≦3である。)
で表わされる化合物例えばトリエチルアルミニウ
ム、ジエチルアルミニウムクロリド、エチルアル
ミニウムセスキクロリド、エチルアルミニウムジ
クロリドなどを単独であるいは混合して用いるこ
とができる。 本発明にあつては本発明の共重合ゴム100重量
部に対して軟化剤の配合量をX重量部、充填剤の
配合量をY重量部としたとき0≦X+Y≦300お
よび0≦X≦75、好ましくは0≦X+Y≦250お
よび0≦X≦50を満たすべきである。0≦X+Y
≦300であつても75<Xと軟化剤の配合量が相対
的に多いと本発明の組成物からの加硫物は軟化剤
が表面にブリードアウトし又強度の低下も認めら
れるので自動車外装部品の素材として適当でな
く、また300<X+Yと軟化剤と充填剤の配合量
が多いと該加硫物の強度が低いか、後述する自動
車外装部品製造工程において加工性が悪化し、自
動車外装部品用のゴム組成物として適当でない。
尚、X+Y=0、すなわち軟化剤及び充填剤を全
く配合しなくても、高強度、高硬度、ゴム的性質
を備えた自動車外装部品が製造され、本発明の好
ましい組成物の一つである。 本発明で使用できる軟化剤としては通常ゴムに
使用される軟化剤であるが、例えばプロセスオイ
ル、潤滑油、パラフイン、流動パラフイン、石油
アスフアルト、ワセリンなどの石油系軟化剤、コ
ールタール、コールタールピツチなどのコールタ
ール系軟化剤、ヒマシ油、アマニ油、ナタネ油、
ヤシ油などの脂肪油系軟化剤、トール油;サブ;
密ロウ、カルナウバロウ、ラノリンなどのロウ
類;リシノール酸、パルミチン酸、ステアリン酸
バリウム、ステアリン酸カルシウム、ラウリン酸
亜鉛などの脂肪酸および脂肪酸塩;石油樹脂、ア
タクチツクポリプロピレン、クマロンインデン樹
脂などの合成高分子物質を挙げることができる。
なかでも石油系軟化剤が好ましく用いられ、特に
プロセスオイルが好ましく用いられる。 本発明で使用される充填剤としては、SRF,
GPF,FET,HAT,ISAF,SAF,FT,MTな
どの通常ゴムに用いられるカーボンブラツク、微
粉ケイ酸、炭酸カルシウム、タルク、クレーなど
の無機充填剤が好ましく使用される。通常安価
な、炭酸カルシウム、タルク、クレーなどの非補
強性充填剤は配合により加硫物の強度を低下させ
る欠点を有するが、本発明にあつてはこのような
充填剤でも前記の式を満たす範囲であれば充分に
使用できる。 本発明で使用される加硫剤としてはイオウ、塩
化イオウ、二塩化イオウ、モルホリンジスルフイ
ド、アルキルフエノールジスルフイド、テトラメ
チルチウラムジスルフイド、ジメチルジチオカル
バミン酸セレンなどのイオウ系化合物;ジクミル
ペルオキシド、2,5−ジメチル−2,5−ジ
(第三ブチルペルオキシ)ヘキサン、2,5−ジ
メチル−2,5−ジ(ベンゾイルペルオキシ)ヘ
キサン、2,5−ジメチル−2,5−ジ(第三ブ
チルペルオキシ)ヘキシン−3、ジ第三ブチルペ
ルオキシド、ジ第三ブチルペルオキシ−3,3,
5−トリメチルシクロヘキサン、第三ブチルヒド
ロペルオキシドなどの有機過酸化物を挙げること
ができる。なかでも、高強度、高硬度の自動車外
装部品を製造する上でイオウ系化合物の使用が好
ましく、とくにイオウの使用が好ましい。イオウ
系化合物の使用量は本発明の共重合ゴム100重量
部に対して0.2ないし5重量部、好ましくは0.5な
いし3重量部使用する。 加硫剤として有機過酸化物を使用するときは本
発明の共重合ゴム100重量部に対して3×10-4な
いし5×10-2モル部、好ましくは1.5×10-3ない
し2.5×10-2モル部使用する。 加硫剤としてイオウ系化合物を使用する場合
は、加硫促進剤の併用が好ましい。加硫促進剤と
しては、N−シクロヘキシル−2−ベンゾチアゾ
ール−スルフエンアミド、N−オキシジエチレン
−2−ベンゾチアゾール−スルフエンアミド、
N,N−ジイソプロピル−2−ベンゾチアゾール
−スルフエンアミド、2−メルカプトベンゾチア
ゾール、2−(2,4−ジニトロフエニル)メル
カプトベンゾチアゾール、2−(2,6−ジエチ
ル−4−モルホリノチオ)ベンゾチアゾール、ジ
ベンゾチアゾール−ジスルフイドなどのチアゾー
ル系;ジフエニルグアニジン、トリフエニルグア
ニジン、ジオルソトリルグアニジン、オルソトリ
ル・バイ・グアナイド、ジフエニルグアニジン・
フタレートなどのグアニジン系;アセトアルデヒ
ド−アニリン反応物、ブチルアルデヒド−アニリ
ン縮合物、ヘキサメチレンテトラミン、アセトア
ルデヒドアンモニアなどのアルデヒドアミンまた
はアルデヒド−アンモニア系;2−メルカプトイ
ミダゾリンなどのイミダゾリン系;チオカルバニ
リド、ジエチルチオユリア、ジブチルチオユリ
ア、トリメチルチオユリア、ジオルソトリルチオ
ユリアなどのチオユリア系;テトラメチルチウラ
ムモノスルフイド、テトラメチルチウラムジスル
フイド、テトラエチルチウラムジスルフイド、テ
トラブチルチウラムジスルフイド、ベンタメチレ
ンチウラムテトラスルフイドなどのチウラム系;
ジメチルチオカルバミン酸亜鉛、ジエチルチオカ
ルバミン酸亜鉛、ジ−n−ブチルジチオカルバミ
ン酸亜鉛、エチルフエニルジチオカルバミン酸亜
鉛、ブチルフエニルジチオカルバミン酸亜鉛、ジ
メチルジチオカルバミン酸ナトリウム、ジメチル
ジチオカルバミン酸セレン、ジエチルジチオカル
バミン酸テルルなどのジチオ酸塩系;ジブチルキ
サントゲン酸亜鉛などのザンテート系及び亜鉛華
などを挙げることができる。 これら加硫促進剤は共重合ゴム100重量部に対
して0.1ないし20重量部、好ましくは0.2ないし10
重量部の割合で使用される。 また加硫剤として有機過酸化物を使用する場合
は加硫助剤の併用が好ましい。加硫助剤としては
硫黄、p−キノンジオキシムなどのキノンジオキ
シム系、ポリエチレングリコールジメタクリレー
トなどのメタクリレート系、ジアリルフタレー
ト、トリアリルシアヌレートなどのアリル系、そ
の他マレイミド系ジビニルベンゼンなどが例示さ
れる。これらの加硫助剤は使用する有機ペルオキ
シド1モルに対して1/2ないし2モル、好ましく
は約1モル使用する。 本発明にあつてはその他老化防止剤、着色剤、
滑剤、増粘剤、従来のEPDM、EPM、ポリオレ
フイン系樹脂、ジエン系ゴム等本発明の自動車外
装部品の強度、硬度、ゴム的性質を失わない範囲
で配合してもさしつかえない。 本発明の組成物から自動車外装部品を製造する
には従来のエチレン・プロピレン系共重合ゴムを
用いる場合と同一の方法が任意に選べる。 すなわちバンバリーミキサーなどのミキサー類
を用いて80ないし150℃の温度で4ないし10分間
程度本発明の共重合ゴム、軟化剤、無機充填剤お
よび又はカーボンブラツクなどを混練した後、オ
ーブンロールなどのロール類を用いてロール温度
60ないし100℃の温度で加硫剤、必要に応じて加
硫促進剤又は加硫助剤なども追加混合し5ないし
20分間混練し、次いでロールより分出ししてシー
ト状あるいはリボン状の未加硫配合ゴムを調製す
る。更にはこの配合ゴムを80ないし100℃に加熱
された造粒機に供給し、滞留時間0.5ないし5分
とすることによりペレツト化された未加硫の配合
ゴムを調製してもよい。 これらの未加硫の配合ゴムは押出成形機によつ
て製品の形状となるように成形し、成形と同時に
又は加硫槽内で150ないし270℃で1ないし60分間
加熱することにより、あるいは前記の未加硫配合
ゴムを熱プレスにより成形と同時に該温度、該時
間加熱して最終製品が得られる。 またバンパーラブストリツプやサイドプロテク
シヨンモールなどの長尺製品以外の自動車外装部
品を製造するには射出成形法によるのが好まし
い。この際1サイクルに要する時間は加硫剤、加
硫促進剤又は加硫助剤の組み合わせ、配合量によ
り任意に調整できるが1サイクル当り0.5ないし
5分間することが好ましく、そして射出成形機の
バレル温度60ないし100℃、金型温度170ないし
250℃とすることが推奨される。また射出成形法
による場合未加硫配合ゴムの形状はリボン状又は
ペレツト状のものが好ましい。 尚、本発明の組成物はシート、ホース、ガスケ
ツト、パツキン類などを製造するのにも使用され
るが、加硫物の硬度がJIS Aで65以上、引張破断
点応力が70Kg/cm2以上となるような本発明の組成
物から自動車外装部品を製造するのに最も適して
いる。 以下具体的に実施例を以つて説明する。 実施例1ないし5、比較例1ないし3 表2記載のエチレン・α−オレフイン・5−エ
チリデン−2−ノルボルネン共重合ゴム、亜鉛
華、加硫促進剤、滑剤としてのステアリン酸、イ
オウを各々について表1に記載される割合で8イ
ンチオーブンロールによりロール表面温度70℃で
10分間混練し、未加硫の配合ゴム1000gを調製し
た。 この配合ゴムを24時間室温に放置後、射出成形
機(RJ−75B;名機製作所)を用いてバレル温
度70℃で、200℃に保たれた金型内に射出し、加
硫時間1分、すなわち1サイクル時間1分で成形
及び加硫を行い、150mm×110mm×2mmのシートを
作製した。 このシートを24時間、25℃の恒温室に放置した
後、加硫ゴム試験に供し、硬度、引張破断点応力
TB(Kg/cm2)、引張破断点伸EB(%)、及び永久
伸びPS(%)を各々測定した。各々の結果を表2
に示した。 各々の測定方法は次の通りである。 硬度;上記シートを6枚重ね、JIS K6301の加
硫ゴム物理試験法5.2項スプリング式硬
さ試験に記載される方法でA形試験機を
用いて測定した。 TB及びEB;前記シートをJIS K6301に記載さ
れる3号形ダンベル試験片を打抜き、該
試験片を用いて同JIS 3項に規定される
方法に従い、25℃で500mm/minの引張
速度によりTB及びEBを測定した。
合ゴム、必要に応じて軟化剤及び充填剤からな
り、かつこれらの特定の割合からなる自動車外装
部品用ゴム組成物に関する。 最近自動車の軽量化を指向してバンパー、バン
パーフイラーバンパーラブストリツプ、バンパー
サイドガート、オーバーライダー、サイドプロテ
クシヨンモールなどの自動車外装部品はいわゆる
プラスチツク化が計られているが、通常使用され
ている材料はポリウレタンあるいはポリプロピレ
ン、ポリエチレンの如きポリオレフインなどであ
る。ポリウレタンは性能上すぐれているが、高価
格であり、ポリプロピレンは耐衝撃脆性に劣るこ
と、又一般にポリオレフインは上記の自動車外装
部品の如き大型肉厚製品を製造する際、ひけを生
じる成形上の問題点があり、更に外力によつて容
易に変形、クリープ現象を起こし、製品の原形を
保持できない問題点があつた。 これらの欠点を解決し得る材料として耐候性、
耐衝撃脆化性、外力による変形に対する復元力、
などのゴム的性質に優れ、成形に当つてひけの生
じない安価なエチレン・プロピレン共重合ゴムあ
るいはエチレン・プロピレン・ポリエン共重合ゴ
ムの加硫物の使用も考えられるが、通常市販され
ているこれらの共重合ゴムの加硫物は強度とくに
引張破断点応力を自動車外装部品として必要な
値、すなわち70Kg/cm2以上とするにはカーボンブ
ラツクの如き補強性充填剤を多量に配合する必要
性から自動車外装部品を製造する工程で加工性が
極端に低下すること、また加硫物の表面硬度の低
さなどに原因して、金属バンパーの保護材として
使用される程度に用途が制限されていた。 しかしながら本発明者は耐候性、耐衝撃脆化
性、外力による変形に対する復元力等に優れるエ
チレン・プロピレン系共重合ゴム加硫物の長所を
生かし、しかも機械的強度及び硬度に優れ、かつ
加工性にも優れる材料を見い出すべく検討した結
果、エチレン・α−オレフイン系共重合ゴム加硫
物の強度に与える要因としてα−オレフインの種
類とエチレンとα−オレフインの組成比が重要で
あり、そして炭素数が4ないし10のα−オレフイ
ンからなるエチレン・α−オレフイン系共重合ゴ
ムからの加硫物はエチレン単位とα−オレフイン
単位のモル比(エチレン/α−オレフイン)が
80/20ないし95/5においてエチレン・プロピレ
ン系共重合ゴムの加硫物より著しく高強度であ
り、しかも上記特定のエチレン・α−オレフイン
共重合体100重量部に対して軟化剤の配合量をX
重量部、充填剤の配合量をY重量部としたとき、
0≦X+Y≦300、0≦X≦75を満たすゴム組成
物からの加硫物は容易に破断点強度を70Kg/cm2以
上とすることができて、高硬度であり、しかもゴ
ム的性質を有するので自動車外装部品の素材とし
て充分に機能することを知り本発明に到つた。 すなわち、本発明はエチレン単位と炭素数4な
いし10のα−オレフイン単位のモル比(エチレ
ン/α−オレフイン)が80/20ないし95/5で極
限粘度〔η〕が0.6ないし6.0dl/gのエチレン・
α−オレフイン系共重合ゴム100重量部、軟化剤
X重量部、充填剤Y重量部および加硫剤からな
り、かつ0≦X+Y≦300および0≦X≦75を満
たすことを特徴とする自動車外装部品用ゴム組成
物を提供する。 本発明の組成物からは加工性良く自動車外装部
品が製造され自動車外装部品の素材なる加硫物は
引張破断点応力70ないし400Kg/cm2、硬度〔JIS
A)65ないし100と実用上充分な強度及び硬度で
あり、また耐衝撃脆化性、外力による変形に対す
る復元力、耐候性、耐熱性に優れるので、本発明
の組成物から製造される自動車外装部品は実用的
に充分に機能する。また本発明の特定のエチレ
ン・α−オレフイン系共重合ゴムはエチレン・プ
ロピレン系共重合ゴムを製造する通常の方法で製
造し得るため安価であり、従つて本発明の組成物
は高価なものではない。 以下本発明の構成を詳述する。 本発明で使用するエチレン・α−オレフイン系
共重合ゴムの成分であるα−オレフインは炭素数
4ないし10のα−オレフインである。具体的には
1−ブテン、1−ペンテン、1−ヘキセン、4−
メチル−1−ペンテン、1−オクテン、1−デセ
ンおよびこれらの混合物を例示できるが、なかで
も1−ブテンが好ましい。そしてエチレン単位と
α−オレフイン単位のモル比(エチレン/α−オ
レフイン)は80/20ないし95/5、好ましくは
83/17ないし95/5、更に好ましくは85/15ない
し95/5を例示できる。本発明にあつてこのα−
オレフインの炭素数、そしてエチレンとα−オレ
フインのモル比が最も重要な構成上の要件であ
り、α−オレフインとしてプロピレンの使用は強
度が不足するため本発明より排除される。そして
モル比が95/5より大とエチレン単位が多いと加
硫物が外力により永久変形する傾向が著しくな
り、80/20より小さいと加硫物の強度及び硬度が
実用上不足するため上記範囲以外の共重合ゴムは
本発明から排除される。 本発明のエチレン・α−オレフイン系共重合ゴ
ムの極限粘度〔η〕はデカリン中、135℃で多点
法により測定した値として0.6ないし6.0dl/g、
好ましくは0.8ないし4.0dl/g、更に好ましくは
1.0ないし3.0dl/gである。〔η〕が0.6dl/g小
さいと加硫物の強度が低く、また6.0dl/gより
大であると後述する自動車外装部品を製造する工
程、例えば未加硫配合ゴムを調製するロール加工
工程でのロール加工工性の低下及び配合ゴムから
自動車外装部品を成形する工程での流動性の低下
による成形性の悪化など自動車外装部品製造上の
問題が生じる。 本発明のエチレン・α−オレフイン系共重合ゴ
ムはポリエン成分を含まないものを排除しない
が、ポリエン成分を含むものが好ましい。ポリエ
ン成分の量はヨウ素価で表示して4ないし50、好
ましくは8ないし40、更に好ましくは8ないし30
である。とくに加硫剤としてイオウ系化合物を使
用する場合ポリエン成分は必須である。ポリエン
成分として具体的には1,4−ヘキサジエン、
1,6−オクタジエン、2−メチル−1,5−ヘ
キサジエン、6−メチル−1,5−ヘプタジエ
ン、7−メチル−1,6−オクタジエンのような
鎖状非共役ジエン、シクロヘキサジエン、ジシク
ロペンタジエン、メチルテトラヒドロインデン、
5−ビニルノルボルネン、5−エチリデン−2−
ノルボルネン、5−メチレン−2−ノルボルネ
ン、5−イソプロピリデン−2−ノルボルネン、
6−クロロメチル−5−イソプロペニル−2−ノ
ルボルネンのような環状非共役ジエン、2,3−
ジイソプロピリデン−5−ノルボルネン、2−エ
チリデン−3−イソプロピリデン−5−ノルボル
ネン、2−プロペニル−2,2−ノルボルナジエ
ン、1,3,7−オクタトリエン、1,4,9−
デカトリエンのようなトリエンを代表例として例
示することができる。好適なポリエンは環状非共
役ジエンおよび1,4−ヘキサジエン、とりわけ
ジシクロペンタジエン又は5−エチリデン−2−
ノルボルネンである。 本発明のエチレン・α−オレフイン系共重合ゴ
ムを製造するにはエチレン・プロピレン系共重合
ゴムを製造する通常の方法で製造することができ
る。すなわち媒体中、可溶性バナジウム化合物と
有機アルミニウム化合物などのチーグラー触媒を
用い、エチレン、炭素数4ないし10のα−オレフ
イン、必要に応じてポリエン、更には分子量調節
剤としての水素ガスなどを供給することにより製
造される。媒体としては、例えばペンタン、ヘキ
サン、ヘプタン、オクタン、灯油のような脂肪族
炭化水素、シクロヘキサンのような脂環族炭化水
素、ベンゼン、トルエン、キシレンのような芳香
族炭化水素、クロルベンゼン、四塩化炭素、テト
ラクロルエチレン、トリクロルエチレン、塩化エ
チル、塩化メチレン、ジクロルエタンなどのハロ
ゲン化炭化水素を単独であるいは混合して用いる
ことができる。可溶性バナジウム化合物として
は、例えば四塩化バナジウム、バナジルトリクロ
リド、バナジウムトリアセチルアセトネート、バ
ナジルジアセチルアセトネート、バナジルトリア
ルコキシドVO(OR)3(こゝでRは脂肪族炭化水素
基を示す。)、ハロゲン化バナジルアルコキシド
VO(OR)oX3-o(こゝでRは脂肪族炭化水素基、
Xはハロゲン原子を示し、また0<n<3であ
る。)などを単独でまたは混合して用いることが
できる。一方、有機アルミニウム化合物としては
一般式RnAlX3-n(こゝでRは脂肪族炭化水素基、
Xはハロゲンを示し、また1≦m≦3である。)
で表わされる化合物例えばトリエチルアルミニウ
ム、ジエチルアルミニウムクロリド、エチルアル
ミニウムセスキクロリド、エチルアルミニウムジ
クロリドなどを単独であるいは混合して用いるこ
とができる。 本発明にあつては本発明の共重合ゴム100重量
部に対して軟化剤の配合量をX重量部、充填剤の
配合量をY重量部としたとき0≦X+Y≦300お
よび0≦X≦75、好ましくは0≦X+Y≦250お
よび0≦X≦50を満たすべきである。0≦X+Y
≦300であつても75<Xと軟化剤の配合量が相対
的に多いと本発明の組成物からの加硫物は軟化剤
が表面にブリードアウトし又強度の低下も認めら
れるので自動車外装部品の素材として適当でな
く、また300<X+Yと軟化剤と充填剤の配合量
が多いと該加硫物の強度が低いか、後述する自動
車外装部品製造工程において加工性が悪化し、自
動車外装部品用のゴム組成物として適当でない。
尚、X+Y=0、すなわち軟化剤及び充填剤を全
く配合しなくても、高強度、高硬度、ゴム的性質
を備えた自動車外装部品が製造され、本発明の好
ましい組成物の一つである。 本発明で使用できる軟化剤としては通常ゴムに
使用される軟化剤であるが、例えばプロセスオイ
ル、潤滑油、パラフイン、流動パラフイン、石油
アスフアルト、ワセリンなどの石油系軟化剤、コ
ールタール、コールタールピツチなどのコールタ
ール系軟化剤、ヒマシ油、アマニ油、ナタネ油、
ヤシ油などの脂肪油系軟化剤、トール油;サブ;
密ロウ、カルナウバロウ、ラノリンなどのロウ
類;リシノール酸、パルミチン酸、ステアリン酸
バリウム、ステアリン酸カルシウム、ラウリン酸
亜鉛などの脂肪酸および脂肪酸塩;石油樹脂、ア
タクチツクポリプロピレン、クマロンインデン樹
脂などの合成高分子物質を挙げることができる。
なかでも石油系軟化剤が好ましく用いられ、特に
プロセスオイルが好ましく用いられる。 本発明で使用される充填剤としては、SRF,
GPF,FET,HAT,ISAF,SAF,FT,MTな
どの通常ゴムに用いられるカーボンブラツク、微
粉ケイ酸、炭酸カルシウム、タルク、クレーなど
の無機充填剤が好ましく使用される。通常安価
な、炭酸カルシウム、タルク、クレーなどの非補
強性充填剤は配合により加硫物の強度を低下させ
る欠点を有するが、本発明にあつてはこのような
充填剤でも前記の式を満たす範囲であれば充分に
使用できる。 本発明で使用される加硫剤としてはイオウ、塩
化イオウ、二塩化イオウ、モルホリンジスルフイ
ド、アルキルフエノールジスルフイド、テトラメ
チルチウラムジスルフイド、ジメチルジチオカル
バミン酸セレンなどのイオウ系化合物;ジクミル
ペルオキシド、2,5−ジメチル−2,5−ジ
(第三ブチルペルオキシ)ヘキサン、2,5−ジ
メチル−2,5−ジ(ベンゾイルペルオキシ)ヘ
キサン、2,5−ジメチル−2,5−ジ(第三ブ
チルペルオキシ)ヘキシン−3、ジ第三ブチルペ
ルオキシド、ジ第三ブチルペルオキシ−3,3,
5−トリメチルシクロヘキサン、第三ブチルヒド
ロペルオキシドなどの有機過酸化物を挙げること
ができる。なかでも、高強度、高硬度の自動車外
装部品を製造する上でイオウ系化合物の使用が好
ましく、とくにイオウの使用が好ましい。イオウ
系化合物の使用量は本発明の共重合ゴム100重量
部に対して0.2ないし5重量部、好ましくは0.5な
いし3重量部使用する。 加硫剤として有機過酸化物を使用するときは本
発明の共重合ゴム100重量部に対して3×10-4な
いし5×10-2モル部、好ましくは1.5×10-3ない
し2.5×10-2モル部使用する。 加硫剤としてイオウ系化合物を使用する場合
は、加硫促進剤の併用が好ましい。加硫促進剤と
しては、N−シクロヘキシル−2−ベンゾチアゾ
ール−スルフエンアミド、N−オキシジエチレン
−2−ベンゾチアゾール−スルフエンアミド、
N,N−ジイソプロピル−2−ベンゾチアゾール
−スルフエンアミド、2−メルカプトベンゾチア
ゾール、2−(2,4−ジニトロフエニル)メル
カプトベンゾチアゾール、2−(2,6−ジエチ
ル−4−モルホリノチオ)ベンゾチアゾール、ジ
ベンゾチアゾール−ジスルフイドなどのチアゾー
ル系;ジフエニルグアニジン、トリフエニルグア
ニジン、ジオルソトリルグアニジン、オルソトリ
ル・バイ・グアナイド、ジフエニルグアニジン・
フタレートなどのグアニジン系;アセトアルデヒ
ド−アニリン反応物、ブチルアルデヒド−アニリ
ン縮合物、ヘキサメチレンテトラミン、アセトア
ルデヒドアンモニアなどのアルデヒドアミンまた
はアルデヒド−アンモニア系;2−メルカプトイ
ミダゾリンなどのイミダゾリン系;チオカルバニ
リド、ジエチルチオユリア、ジブチルチオユリ
ア、トリメチルチオユリア、ジオルソトリルチオ
ユリアなどのチオユリア系;テトラメチルチウラ
ムモノスルフイド、テトラメチルチウラムジスル
フイド、テトラエチルチウラムジスルフイド、テ
トラブチルチウラムジスルフイド、ベンタメチレ
ンチウラムテトラスルフイドなどのチウラム系;
ジメチルチオカルバミン酸亜鉛、ジエチルチオカ
ルバミン酸亜鉛、ジ−n−ブチルジチオカルバミ
ン酸亜鉛、エチルフエニルジチオカルバミン酸亜
鉛、ブチルフエニルジチオカルバミン酸亜鉛、ジ
メチルジチオカルバミン酸ナトリウム、ジメチル
ジチオカルバミン酸セレン、ジエチルジチオカル
バミン酸テルルなどのジチオ酸塩系;ジブチルキ
サントゲン酸亜鉛などのザンテート系及び亜鉛華
などを挙げることができる。 これら加硫促進剤は共重合ゴム100重量部に対
して0.1ないし20重量部、好ましくは0.2ないし10
重量部の割合で使用される。 また加硫剤として有機過酸化物を使用する場合
は加硫助剤の併用が好ましい。加硫助剤としては
硫黄、p−キノンジオキシムなどのキノンジオキ
シム系、ポリエチレングリコールジメタクリレー
トなどのメタクリレート系、ジアリルフタレー
ト、トリアリルシアヌレートなどのアリル系、そ
の他マレイミド系ジビニルベンゼンなどが例示さ
れる。これらの加硫助剤は使用する有機ペルオキ
シド1モルに対して1/2ないし2モル、好ましく
は約1モル使用する。 本発明にあつてはその他老化防止剤、着色剤、
滑剤、増粘剤、従来のEPDM、EPM、ポリオレ
フイン系樹脂、ジエン系ゴム等本発明の自動車外
装部品の強度、硬度、ゴム的性質を失わない範囲
で配合してもさしつかえない。 本発明の組成物から自動車外装部品を製造する
には従来のエチレン・プロピレン系共重合ゴムを
用いる場合と同一の方法が任意に選べる。 すなわちバンバリーミキサーなどのミキサー類
を用いて80ないし150℃の温度で4ないし10分間
程度本発明の共重合ゴム、軟化剤、無機充填剤お
よび又はカーボンブラツクなどを混練した後、オ
ーブンロールなどのロール類を用いてロール温度
60ないし100℃の温度で加硫剤、必要に応じて加
硫促進剤又は加硫助剤なども追加混合し5ないし
20分間混練し、次いでロールより分出ししてシー
ト状あるいはリボン状の未加硫配合ゴムを調製す
る。更にはこの配合ゴムを80ないし100℃に加熱
された造粒機に供給し、滞留時間0.5ないし5分
とすることによりペレツト化された未加硫の配合
ゴムを調製してもよい。 これらの未加硫の配合ゴムは押出成形機によつ
て製品の形状となるように成形し、成形と同時に
又は加硫槽内で150ないし270℃で1ないし60分間
加熱することにより、あるいは前記の未加硫配合
ゴムを熱プレスにより成形と同時に該温度、該時
間加熱して最終製品が得られる。 またバンパーラブストリツプやサイドプロテク
シヨンモールなどの長尺製品以外の自動車外装部
品を製造するには射出成形法によるのが好まし
い。この際1サイクルに要する時間は加硫剤、加
硫促進剤又は加硫助剤の組み合わせ、配合量によ
り任意に調整できるが1サイクル当り0.5ないし
5分間することが好ましく、そして射出成形機の
バレル温度60ないし100℃、金型温度170ないし
250℃とすることが推奨される。また射出成形法
による場合未加硫配合ゴムの形状はリボン状又は
ペレツト状のものが好ましい。 尚、本発明の組成物はシート、ホース、ガスケ
ツト、パツキン類などを製造するのにも使用され
るが、加硫物の硬度がJIS Aで65以上、引張破断
点応力が70Kg/cm2以上となるような本発明の組成
物から自動車外装部品を製造するのに最も適して
いる。 以下具体的に実施例を以つて説明する。 実施例1ないし5、比較例1ないし3 表2記載のエチレン・α−オレフイン・5−エ
チリデン−2−ノルボルネン共重合ゴム、亜鉛
華、加硫促進剤、滑剤としてのステアリン酸、イ
オウを各々について表1に記載される割合で8イ
ンチオーブンロールによりロール表面温度70℃で
10分間混練し、未加硫の配合ゴム1000gを調製し
た。 この配合ゴムを24時間室温に放置後、射出成形
機(RJ−75B;名機製作所)を用いてバレル温
度70℃で、200℃に保たれた金型内に射出し、加
硫時間1分、すなわち1サイクル時間1分で成形
及び加硫を行い、150mm×110mm×2mmのシートを
作製した。 このシートを24時間、25℃の恒温室に放置した
後、加硫ゴム試験に供し、硬度、引張破断点応力
TB(Kg/cm2)、引張破断点伸EB(%)、及び永久
伸びPS(%)を各々測定した。各々の結果を表2
に示した。 各々の測定方法は次の通りである。 硬度;上記シートを6枚重ね、JIS K6301の加
硫ゴム物理試験法5.2項スプリング式硬
さ試験に記載される方法でA形試験機を
用いて測定した。 TB及びEB;前記シートをJIS K6301に記載さ
れる3号形ダンベル試験片を打抜き、該
試験片を用いて同JIS 3項に規定される
方法に従い、25℃で500mm/minの引張
速度によりTB及びEBを測定した。
【表】
ルフイド
【表】
実施例6、比較例4,5,6
表3記載のエチレン・α−オレフイン・5−エ
チリデン−2−ノルボルネン共重合ゴム、亜鉛
華、加硫促進剤、ステアリン酸、イオウ及び軽質
炭酸カルシウムを各々表3に記載される割合で10
インチオープンロールによりロール表面温度80℃
で20分間混練し、未加硫の配合ゴム1000gを調製
した。 この配合ゴムを24時間室温に放置後、160℃に
加熱された熱プレスにより30分間加熱加硫するこ
とにより、130mm×110mm×2mmのシートを作製
し、24時間、25℃の恒温室に放置後、実施例1と
同様の加硫ゴム試験を行つた。結果を表3に示し
た。
チリデン−2−ノルボルネン共重合ゴム、亜鉛
華、加硫促進剤、ステアリン酸、イオウ及び軽質
炭酸カルシウムを各々表3に記載される割合で10
インチオープンロールによりロール表面温度80℃
で20分間混練し、未加硫の配合ゴム1000gを調製
した。 この配合ゴムを24時間室温に放置後、160℃に
加熱された熱プレスにより30分間加熱加硫するこ
とにより、130mm×110mm×2mmのシートを作製
し、24時間、25℃の恒温室に放置後、実施例1と
同様の加硫ゴム試験を行つた。結果を表3に示し
た。
【表】
【表】
本発明の加硫ゴムの性質は、以上の各実施例で
示された物性値より明らかなように、バンパー、
バンパーフイラー、バンパーラブストリツプ、バ
ンパーサイドガート、オーバーライダー、サイド
プロテクシヨンモールなどの自動車外装部品とし
て用いるのに極めて好適であることが判る。
示された物性値より明らかなように、バンパー、
バンパーフイラー、バンパーラブストリツプ、バ
ンパーサイドガート、オーバーライダー、サイド
プロテクシヨンモールなどの自動車外装部品とし
て用いるのに極めて好適であることが判る。
Claims (1)
- 【特許請求の範囲】 1 エチレン単位と炭素数4ないし10のα−オレ
フイン単位のモル比(エチレン/α−オレフイ
ン)が80/20ないし95/5で、極限粘度〔η〕が
0.6ないし6.0dl/gのエチレン、α−オレフイン
系共重合ゴム100重量部、軟化剤X重量部、充填
剤Y重量部および加硫剤からなり、かつ 0≦X+Y≦300および0≦X≦75 を満たすことを特徴とする自動車外装部品用ゴム
組成物。 2 エチレン・α−オレフイン系共重合ゴムのエ
チレン単位とα−オレフイン単位のモル比(エチ
レン/α−オレフイン)が83/17ないし95/5で
あることを特徴とする第1項記載の組成物。 3 エチレン・α−オレフイン系共重合ゴムの極
限粘度〔η〕が0.8ないし4.0dl/gであることを
特徴とする第1項又は第2項記載の組成物。 4 エチレン・α−オレフイン系共重合ゴムがポ
リエン成分をヨウ素価で表示して4ないし50含む
ことを特徴とする第1項ないし第3項記載の組成
物。 5 α−オレフインが1−ブテンであることを特
徴とする第1項ないし第4項記載の組成物。 6 加硫物の硬度がJISAで65以上かつ引張破断
点応力が70Kg/cm2以上であることを特徴とする第
1項ないし5項記載の組成物。 7 自動車外装部品がバンパー、バンパーフイラ
ー、バンパーラブストリツプ、バンパーサイドガ
ート、オーバーライダー又はサイドプロテクシヨ
ンモールであることを特徴とする第1項ないし第
6項記載の組成物。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP14277878A JPS5569636A (en) | 1978-11-21 | 1978-11-21 | Rubber composition for exterior trim parts of car |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP14277878A JPS5569636A (en) | 1978-11-21 | 1978-11-21 | Rubber composition for exterior trim parts of car |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPS5569636A JPS5569636A (en) | 1980-05-26 |
| JPS6323218B2 true JPS6323218B2 (ja) | 1988-05-16 |
Family
ID=15323363
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP14277878A Granted JPS5569636A (en) | 1978-11-21 | 1978-11-21 | Rubber composition for exterior trim parts of car |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPS5569636A (ja) |
Families Citing this family (4)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| US4645791A (en) * | 1985-06-24 | 1987-02-24 | Ford Motor Company | Environmentally durable elastomer composition with excellent low temperature dynamic properties |
| JPH07103282B2 (ja) * | 1987-03-31 | 1995-11-08 | 住友化学工業株式会社 | ゴム組成物 |
| JPH0796634B2 (ja) * | 1987-02-18 | 1995-10-18 | 住友化学工業株式会社 | ゴム組成物 |
| US11976185B2 (en) | 2018-03-28 | 2024-05-07 | Nok Corporation | Rubber composition |
Family Cites Families (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS502753A (ja) * | 1973-05-11 | 1975-01-13 | ||
| JPS5743420B2 (ja) * | 1974-10-16 | 1982-09-14 |
-
1978
- 1978-11-21 JP JP14277878A patent/JPS5569636A/ja active Granted
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPS5569636A (en) | 1980-05-26 |
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