JPS63245488A - 燃料油用流動性改良剤 - Google Patents
燃料油用流動性改良剤Info
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- JPS63245488A JPS63245488A JP8009487A JP8009487A JPS63245488A JP S63245488 A JPS63245488 A JP S63245488A JP 8009487 A JP8009487 A JP 8009487A JP 8009487 A JP8009487 A JP 8009487A JP S63245488 A JPS63245488 A JP S63245488A
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- fuel oil
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- parts
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Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【発明の詳細な説明】
〔産業上の利用分野〕
本発明は燃料油の流動性改良剤に関するものであり、燃
料油中に存在するワックスの結晶を有効に微細化し、か
つ油中に良好に分散させることのできる燃料油川流動性
改良剤に関する。
料油中に存在するワックスの結晶を有効に微細化し、か
つ油中に良好に分散させることのできる燃料油川流動性
改良剤に関する。
石油中間留出油、例えばディーゼル油、A重油等は、冬
季あるいは寒冷地において低温にさらされると、その中
に含まれるワックス状物質が析出し、ディーゼルエンジ
ンの燃料配管系のフィルターを目詰まりさせてエンジン
始動等に障害を与えるとか、燃料油それ自体が半固体な
いし固体化して流動性を失い、送油パイプを閉塞させる
といった問題を生ずる。そしてこの問題は、近年の原油
の重質化傾向あるいは灯軽油の量的な逼迫によって更に
増大してゆく傾向にあり、この問題に対する適切な対策
が望まれている。
季あるいは寒冷地において低温にさらされると、その中
に含まれるワックス状物質が析出し、ディーゼルエンジ
ンの燃料配管系のフィルターを目詰まりさせてエンジン
始動等に障害を与えるとか、燃料油それ自体が半固体な
いし固体化して流動性を失い、送油パイプを閉塞させる
といった問題を生ずる。そしてこの問題は、近年の原油
の重質化傾向あるいは灯軽油の量的な逼迫によって更に
増大してゆく傾向にあり、この問題に対する適切な対策
が望まれている。
従来、かかる問題を解決するための研究が数多く行われ
てきており、エチレン−酢酸ビニル共重合体、エチレン
−(メタ)アクリレート共重合体、技分かれポリエチレ
ン、ハロゲン化ポリアルキレン、アルキル(メタ)アク
リレート重合体、塩素化パラフィンとナフタレンとの縮
合物、アルケニルコハク酸の含窒素誘導体、および脂肪
族ジカルボン酸アミド等が報告されている。そして、こ
れらの改良剤は、−iに、燃料油が低温にさらされた時
に析出するワックスに吸着もしくはこれと共晶してワッ
クスの結晶の形状、大きさを変化させることによって低
温時における燃料油の流動性を改善するものである。
てきており、エチレン−酢酸ビニル共重合体、エチレン
−(メタ)アクリレート共重合体、技分かれポリエチレ
ン、ハロゲン化ポリアルキレン、アルキル(メタ)アク
リレート重合体、塩素化パラフィンとナフタレンとの縮
合物、アルケニルコハク酸の含窒素誘導体、および脂肪
族ジカルボン酸アミド等が報告されている。そして、こ
れらの改良剤は、−iに、燃料油が低温にさらされた時
に析出するワックスに吸着もしくはこれと共晶してワッ
クスの結晶の形状、大きさを変化させることによって低
温時における燃料油の流動性を改善するものである。
しかしながら、近年、燃料油需要の変化が起こり、特に
軽油についていえば、灯油等の旺盛な需要のある時期等
には、軽油中の低沸点部分の割合が減少し、沸点範囲が
狭くならざるを得ない状況が存在する。このような狭い
沸点範囲の軽油に対しては、従来より使用されているエ
チレン−酢酸ビニル系(EVA)共重合体をはじめとす
る種々の流動性改良添加剤を添加しても、良好な低温流
動性を発揮させることが困難である。即ち上記の沸点範
囲の狭い燃料油に対して、CFPP (低温濾過目詰ま
り点、IP306)とPP(流動点)を有効に降下させ
る能力を同時に備えた流動性を改良する添加剤は過去見
出されていない。また、従来から沸点範囲が様々に異な
る広範囲の種類の燃料油に対して有効な添加剤の開発が
望まれている。
軽油についていえば、灯油等の旺盛な需要のある時期等
には、軽油中の低沸点部分の割合が減少し、沸点範囲が
狭くならざるを得ない状況が存在する。このような狭い
沸点範囲の軽油に対しては、従来より使用されているエ
チレン−酢酸ビニル系(EVA)共重合体をはじめとす
る種々の流動性改良添加剤を添加しても、良好な低温流
動性を発揮させることが困難である。即ち上記の沸点範
囲の狭い燃料油に対して、CFPP (低温濾過目詰ま
り点、IP306)とPP(流動点)を有効に降下させ
る能力を同時に備えた流動性を改良する添加剤は過去見
出されていない。また、従来から沸点範囲が様々に異な
る広範囲の種類の燃料油に対して有効な添加剤の開発が
望まれている。
また、従来の流動性改良剤を添加した燃料油が貯槽タン
ク内やドラム管の中で徐冷された場合、析出ワックスが
油中に分散せず、しばしば底部に沈降するといった欠点
があり、改良が望まれている。
ク内やドラム管の中で徐冷された場合、析出ワックスが
油中に分散せず、しばしば底部に沈降するといった欠点
があり、改良が望まれている。
斯かる実情において、本発明者は鋭意研究を行った結果
、広範囲の種類の燃料油に対して良好な低温流動性を付
与することができ、即ち、CFPP、PPとも同時に降
下させることができ、かつ徐冷した場合、析出ワックス
を油中に分散させることができ、沈降を減少させること
のできる化合物を見出し本発明を完成した。
、広範囲の種類の燃料油に対して良好な低温流動性を付
与することができ、即ち、CFPP、PPとも同時に降
下させることができ、かつ徐冷した場合、析出ワックス
を油中に分散させることができ、沈降を減少させること
のできる化合物を見出し本発明を完成した。
即ち本発明は、
(a)炭素数12〜16の直鎖アルキル基を有する(メ
タ)アクリレートを構成単位として80重量%以上含む
重合体であって、分子量が10,000〜100,00
0である重合体および (b)アミン化合物のアルキレンオキシド付加物と一価
カルボン酸とのエステルであって、エステル分子中に少
な(とも一つの炭素数14〜30の直鎖状飽和アルキル
基を有する化合物を重量比で(a) : (b) =
2 : 98〜98 : 2の範囲で含み、必要により
、 (c)アルケニルコハク酸の含窒素誘導体、塩素化パラ
フィンとナフタレンの縮合物、長鎖アルキレンジカルボ
ン酸の含窒素誘導体、トリカルボン酸の含窒素Fal1
体及びジイソシアネート化合物とジアルキルアミンとの
反応物からなる群より選ばれた化合物 を(a) 、 (b)合計の100重量部に対して1〜
250重量部含有することを特徴とする燃料油用流動性
改良剤を提供するものである。
タ)アクリレートを構成単位として80重量%以上含む
重合体であって、分子量が10,000〜100,00
0である重合体および (b)アミン化合物のアルキレンオキシド付加物と一価
カルボン酸とのエステルであって、エステル分子中に少
な(とも一つの炭素数14〜30の直鎖状飽和アルキル
基を有する化合物を重量比で(a) : (b) =
2 : 98〜98 : 2の範囲で含み、必要により
、 (c)アルケニルコハク酸の含窒素誘導体、塩素化パラ
フィンとナフタレンの縮合物、長鎖アルキレンジカルボ
ン酸の含窒素誘導体、トリカルボン酸の含窒素Fal1
体及びジイソシアネート化合物とジアルキルアミンとの
反応物からなる群より選ばれた化合物 を(a) 、 (b)合計の100重量部に対して1〜
250重量部含有することを特徴とする燃料油用流動性
改良剤を提供するものである。
本発明で用いる(a)成分は、炭素数12〜16の直鎖
アルキル基を有する(メタ)アクリレートを必須構成単
量体とする分子量10,000〜ioo、oo。
アルキル基を有する(メタ)アクリレートを必須構成単
量体とする分子量10,000〜ioo、oo。
の重合体であり、該(メタ)アクリレートは構成単位中
80重量%以上含まれていることが必要である。
80重量%以上含まれていることが必要である。
上記の(メタ)アクリレートとしては、例えばラウリル
(メタ)アクリレート、ミリスチル(メタ)アクリレー
ト、セチル(メタ)アクリレートなどのC1□〜CI&
の直鎖アルキル基を有する(メタ)アクリレートが挙げ
られる。流動点を降下させる上において炭素数12〜1
6の直鎖アルキル基を有する(メタ)アクリレートが好
ましい。これらのアルキル(メタ)アクリレートは単独
又は混合物のいずれの形で使用してもよい。また必要に
応じて、これらのアルキル(メタ)アクリレートと共重
合し得るモノマーと共重合してもよい。その場合、共重
合体中アルキル(メタ)アクリレートは80重量%以上
である。
(メタ)アクリレート、ミリスチル(メタ)アクリレー
ト、セチル(メタ)アクリレートなどのC1□〜CI&
の直鎖アルキル基を有する(メタ)アクリレートが挙げ
られる。流動点を降下させる上において炭素数12〜1
6の直鎖アルキル基を有する(メタ)アクリレートが好
ましい。これらのアルキル(メタ)アクリレートは単独
又は混合物のいずれの形で使用してもよい。また必要に
応じて、これらのアルキル(メタ)アクリレートと共重
合し得るモノマーと共重合してもよい。その場合、共重
合体中アルキル(メタ)アクリレートは80重量%以上
である。
アルキル(メタ)アクリレートと共重合し得る七ツマ−
としては、分子中にビニル基等の炭素−炭素二重結合を
有するものが挙げられ、例えばスチレン、α−メチルス
チレン、α−オレフィン、酢酸ビニル、無水マレイン酸
、マレイン酸、アクリル酸、メタクリル酸、アクリロニ
トリル、ビニルピリジン、N−ビニルピロリドン、N、
N−ジメチルアミノエチル(メタ)アクリレート、(メ
タ)アクリルアミド、メタクリル酸のエチレンオキサイ
ド付加物等を例示スルことができるが、上記の七ツマ−
に制限されるものではない。
としては、分子中にビニル基等の炭素−炭素二重結合を
有するものが挙げられ、例えばスチレン、α−メチルス
チレン、α−オレフィン、酢酸ビニル、無水マレイン酸
、マレイン酸、アクリル酸、メタクリル酸、アクリロニ
トリル、ビニルピリジン、N−ビニルピロリドン、N、
N−ジメチルアミノエチル(メタ)アクリレート、(メ
タ)アクリルアミド、メタクリル酸のエチレンオキサイ
ド付加物等を例示スルことができるが、上記の七ツマ−
に制限されるものではない。
(共)重合体の製造は一般のアクリル酸エステル又はメ
タクリル酸エステル類の共重合の場合と同様でよく、例
えば炭素数12〜16の直鎖アルキル基を有する(メタ
)アクリレート及び必要により他の単量体を炭化水素系
溶剤(トルエン、キシレンなどの芳香族炭化水素溶剤な
ど)のような反応系に対して不活性溶剤の存在下又は不
存在下で少量のラジカル発生触媒(有機又は無機過酸化
物、有機アブ系化合物など)の存在下、不活性気体雰囲
気中で通常60°Cないし140°Cに加熱することに
よって容易に製造することができる。
タクリル酸エステル類の共重合の場合と同様でよく、例
えば炭素数12〜16の直鎖アルキル基を有する(メタ
)アクリレート及び必要により他の単量体を炭化水素系
溶剤(トルエン、キシレンなどの芳香族炭化水素溶剤な
ど)のような反応系に対して不活性溶剤の存在下又は不
存在下で少量のラジカル発生触媒(有機又は無機過酸化
物、有機アブ系化合物など)の存在下、不活性気体雰囲
気中で通常60°Cないし140°Cに加熱することに
よって容易に製造することができる。
本発明の共重合体の数平均分子量は、ゲルバーミュエー
ションクロマトグラフイーにより求める。
ションクロマトグラフイーにより求める。
(b)成分のエステルの原料となるアミン化合物として
は、アルキルアミン、アルキロールアミン、ポリアミン
、脂肪酸アルキロールアミド等が挙げられる。
は、アルキルアミン、アルキロールアミン、ポリアミン
、脂肪酸アルキロールアミド等が挙げられる。
具体例を挙げれば、アルキルアミンとしては、メチルア
ミン、エチルアミン、ブチルアミン、オクチルアミン、
ラウリルアミン、ステアリルアミン、ベヘニルアミンな
どのモノアルキルアミン、およびジメチルアミン、ジエ
チルアミン、ジブチルアミン、ジオクチルアミン、ジラ
ウリルアミン、ジステアリルアミン、ジアルキルアミン
などのジアルキルアミンなどがある。
ミン、エチルアミン、ブチルアミン、オクチルアミン、
ラウリルアミン、ステアリルアミン、ベヘニルアミンな
どのモノアルキルアミン、およびジメチルアミン、ジエ
チルアミン、ジブチルアミン、ジオクチルアミン、ジラ
ウリルアミン、ジステアリルアミン、ジアルキルアミン
などのジアルキルアミンなどがある。
アルキロールアミンとしては、エタノールアミン、イソ
プロパツールアミン、ジェタノールアミン、トリエタノ
ールアミン、ジイソプロパツールアミン、トリイソプロ
パツールアミン、ジヒドロキシプロピルアミン、ビス(
ジヒドロキシプロピル)アミン、トリス(ジヒドロキシ
プロピル)アミンなどがある。
プロパツールアミン、ジェタノールアミン、トリエタノ
ールアミン、ジイソプロパツールアミン、トリイソプロ
パツールアミン、ジヒドロキシプロピルアミン、ビス(
ジヒドロキシプロピル)アミン、トリス(ジヒドロキシ
プロピル)アミンなどがある。
ポリアミンとしては、エチレンジアミン、プロピレンジ
アミン、ヘキサメチレンジアミン、キシリレンジアミン
、ジエチレントリアミン、トリエチレンテトラミン、テ
トラエチレンペンタミン、ペンタエチレンへキサミン、
ポリエチレンイミン、前記モノおよびジアルキルアミン
のエチレンイミン付加物などのポリアミン、あるいはポ
リアミンを酢酸、プロピオン酸、酪酸、カプロン酸、カ
プリル酸、ペラルゴン酸、カプリン酸、ラウリン酸、ミ
リスチン酸、バルミチン酸、ステアリン酸、アラキン酸
、ベヘン酸、リグノセリン酸などの脂肪酸で一部アミド
化したものがある。
アミン、ヘキサメチレンジアミン、キシリレンジアミン
、ジエチレントリアミン、トリエチレンテトラミン、テ
トラエチレンペンタミン、ペンタエチレンへキサミン、
ポリエチレンイミン、前記モノおよびジアルキルアミン
のエチレンイミン付加物などのポリアミン、あるいはポ
リアミンを酢酸、プロピオン酸、酪酸、カプロン酸、カ
プリル酸、ペラルゴン酸、カプリン酸、ラウリン酸、ミ
リスチン酸、バルミチン酸、ステアリン酸、アラキン酸
、ベヘン酸、リグノセリン酸などの脂肪酸で一部アミド
化したものがある。
脂肪酸アルキロールアミドとしては、酢酸、プロピオン
酸、酪酸、カプロン酸、カプリル酸、ペラルゴン酸、カ
プリン酸、ラウリン酸、ミリスチン酸、パルミチン酸、
ステアリン酸、アラキン酸、ベヘン酸、リグノセリン酸
などの脂肪酸で前出のモノア、ルキルアミン、エタノー
ルアミン、イソプロパツールアミンなどのモノヒドロキ
シルアルキルアミンをアミド化した物、あるいは、前記
の脂肪酸でアミド化したジェタノールアミド、ジイソプ
ロパツールアミド、ジヒドロキシプロピルアミド、ビス
(ジヒドロキシプロピル)アミドなどが挙げられる。
酸、酪酸、カプロン酸、カプリル酸、ペラルゴン酸、カ
プリン酸、ラウリン酸、ミリスチン酸、パルミチン酸、
ステアリン酸、アラキン酸、ベヘン酸、リグノセリン酸
などの脂肪酸で前出のモノア、ルキルアミン、エタノー
ルアミン、イソプロパツールアミンなどのモノヒドロキ
シルアルキルアミンをアミド化した物、あるいは、前記
の脂肪酸でアミド化したジェタノールアミド、ジイソプ
ロパツールアミド、ジヒドロキシプロピルアミド、ビス
(ジヒドロキシプロピル)アミドなどが挙げられる。
(b)成分のエステルを構成するアミン化合物のアルキ
レンオキシド付加物は、アルキレンオキシドの付加モル
数がアミン化合物1モルに対して1〜100モルのもの
が好ましく、更に好ましくは1〜30モルである。アル
キレンオキシドを100モルを越えて付加するとCFP
Pの降下度合が小さくなり好ましくない。好ましいアル
キレンオキシドは、エチレンオキシド、プロピレンオキ
シド、ブチレンオキシドであり、一種でも併用してもよ
く、数種のアルキレンオキシドがランダム又は/及びブ
ロック状につながった場合も含まれる。
レンオキシド付加物は、アルキレンオキシドの付加モル
数がアミン化合物1モルに対して1〜100モルのもの
が好ましく、更に好ましくは1〜30モルである。アル
キレンオキシドを100モルを越えて付加するとCFP
Pの降下度合が小さくなり好ましくない。好ましいアル
キレンオキシドは、エチレンオキシド、プロピレンオキ
シド、ブチレンオキシドであり、一種でも併用してもよ
く、数種のアルキレンオキシドがランダム又は/及びブ
ロック状につながった場合も含まれる。
(b)成分のエステル化合物のカルボン酸残基のうち少
なくとも1個を占める炭素数14〜30の直鎖飽和脂肪
酸の残基を形成する脂肪酸としては、ミリスチン酸、パ
ルミチン酸、ステアリン酸、アラキン酸、ベヘン酸、リ
グノセリン酸、セロチン酸、モンタン酸、メリシン酸な
どが挙げられ、好ましいものはパルミチン酸、ステアリ
ン酸、アラキン酸、ベヘン酸及びリグノセリン酸である
。これらは単独又は混合物であっても良く、例えば牛脂
、ナタネ油、魚油のような天然油脂を加水分解して得ら
れる脂肪酸を水素添加して得られる混合脂肪酸をそのま
ま利用することもできる。
なくとも1個を占める炭素数14〜30の直鎖飽和脂肪
酸の残基を形成する脂肪酸としては、ミリスチン酸、パ
ルミチン酸、ステアリン酸、アラキン酸、ベヘン酸、リ
グノセリン酸、セロチン酸、モンタン酸、メリシン酸な
どが挙げられ、好ましいものはパルミチン酸、ステアリ
ン酸、アラキン酸、ベヘン酸及びリグノセリン酸である
。これらは単独又は混合物であっても良く、例えば牛脂
、ナタネ油、魚油のような天然油脂を加水分解して得ら
れる脂肪酸を水素添加して得られる混合脂肪酸をそのま
ま利用することもできる。
エステルのカルボン酸残基を形成する他のカルボン酸と
しては炭素数1〜30のカルボン酸、例えば炭素数1〜
13の直鎖飽和脂肪酸(酢酸、プロピオン酸、酪酸、カ
プロン酸、カプリル酸、ペラルゴン酸、ラウリン酸など
)、不飽和脂肪酸(オレイン酸、リノール酸、リシルイ
ン酸など)・オキシ酸(グリコール酸、リシルイン酸な
ど)、分岐脂肪酸(2−エチルヘキサン酸、イソステア
リン酸など)、芳香族カルボン酸(安息香酸、ナフタレ
ンカルボン酸など)及びこれらの2種以上の混合物が挙
げられる。これらのうち好ましいのは上記直鎖飽和脂肪
酸及び不飽和脂肪酸である。
しては炭素数1〜30のカルボン酸、例えば炭素数1〜
13の直鎖飽和脂肪酸(酢酸、プロピオン酸、酪酸、カ
プロン酸、カプリル酸、ペラルゴン酸、ラウリン酸など
)、不飽和脂肪酸(オレイン酸、リノール酸、リシルイ
ン酸など)・オキシ酸(グリコール酸、リシルイン酸な
ど)、分岐脂肪酸(2−エチルヘキサン酸、イソステア
リン酸など)、芳香族カルボン酸(安息香酸、ナフタレ
ンカルボン酸など)及びこれらの2種以上の混合物が挙
げられる。これらのうち好ましいのは上記直鎖飽和脂肪
酸及び不飽和脂肪酸である。
(b)成分のエステルはエステル分子中に少なくとも1
つの炭素数14〜30の直鎖状飽和アルキル基を有する
が、炭素数14〜30の脂肪族直鎖飽和カルボン酸の残
基が2個以上であることがCFPP降下能を発揮する上
で望ましい。
つの炭素数14〜30の直鎖状飽和アルキル基を有する
が、炭素数14〜30の脂肪族直鎖飽和カルボン酸の残
基が2個以上であることがCFPP降下能を発揮する上
で望ましい。
アルキレンオキシドの付加物は種々の方法によって製造
することができる。例えば、必要により適当な溶媒を用
いて、アルコールを苛性アルカリのような触媒の存在下
、加熱しながら炭素数2〜4のアルキレンオキシド(エ
チレンオキシド、プロピレンオキシド、ブチレンオキシ
ド等)を液状又は気体状で加えて反応させる。
することができる。例えば、必要により適当な溶媒を用
いて、アルコールを苛性アルカリのような触媒の存在下
、加熱しながら炭素数2〜4のアルキレンオキシド(エ
チレンオキシド、プロピレンオキシド、ブチレンオキシ
ド等)を液状又は気体状で加えて反応させる。
2種以上のアルキレンオキシドを混合して反応させるラ
ンダム付加重合、また、最初に1種のアルキレンオキシ
ドを順次付加させるブロック付加重合を行ってもよい。
ンダム付加重合、また、最初に1種のアルキレンオキシ
ドを順次付加させるブロック付加重合を行ってもよい。
得られたポリオキシアルキレンエーテルは、そのまま、
又は精製して未反応物質や触媒を除去した後、通常パラ
トルエンスルホン酸などの触媒を加えて加熱下にて、カ
ルボン酸とエステル化する。エステル化の反応の進行は
、酸価、ヒドロキシル価、ケン化価等の追跡を行うこと
によって確認できる。
又は精製して未反応物質や触媒を除去した後、通常パラ
トルエンスルホン酸などの触媒を加えて加熱下にて、カ
ルボン酸とエステル化する。エステル化の反応の進行は
、酸価、ヒドロキシル価、ケン化価等の追跡を行うこと
によって確認できる。
(a)及び(b)の割合は、重量比で(a) : (b
)・2:98〜98:2である。好ましくは(a) :
(b) =15 :85〜75 : 25であり、こ
の範囲で使用すると本発明の効果が最も大きい。
)・2:98〜98:2である。好ましくは(a) :
(b) =15 :85〜75 : 25であり、こ
の範囲で使用すると本発明の効果が最も大きい。
本発明に於いて用いられる(c)成分について説明する
。
。
アルケニルコハク酸の含窒素誘導体、塩素化パラフィン
とナフタレンとの縮合物、長鎖アルキレンジカルボン酸
の含窒素誘導体、トリカルボン酸の含窒素誘導体、ジイ
ソシアネート化合物とジアルキルアミンとの反応物(尿
素及び/又はビューレット誘導体)から選ばれた化合物
であり、2種以上の混合物であっても良い・アルケニル
コハク酸の含窒素誘導体としては、炭素数10〜22の
アルケニル基を含むアルケニルコハク酸又はその無水物
とモノ又はシアルギルアミン、(ポリ)アルキレンポリ
アミンとの反応物(アミド及び/又は塩)が挙げられ、
好ましいものはC9゜〜C2□のアルケニル基を含むア
ルケニルコハク酸又はその無水物とCI4〜C2゜のア
ルキル基を2個もつジアルキルアミンとの反応物である
。
とナフタレンとの縮合物、長鎖アルキレンジカルボン酸
の含窒素誘導体、トリカルボン酸の含窒素誘導体、ジイ
ソシアネート化合物とジアルキルアミンとの反応物(尿
素及び/又はビューレット誘導体)から選ばれた化合物
であり、2種以上の混合物であっても良い・アルケニル
コハク酸の含窒素誘導体としては、炭素数10〜22の
アルケニル基を含むアルケニルコハク酸又はその無水物
とモノ又はシアルギルアミン、(ポリ)アルキレンポリ
アミンとの反応物(アミド及び/又は塩)が挙げられ、
好ましいものはC9゜〜C2□のアルケニル基を含むア
ルケニルコハク酸又はその無水物とCI4〜C2゜のア
ルキル基を2個もつジアルキルアミンとの反応物である
。
塩素化パラフィンとナフタレンとの縮合物としては、0
8以上のパラフィンの塩素化物とナフタレンとの縮合物
が挙げられる。その分子量は通常2,000〜8,00
0の範囲である。
8以上のパラフィンの塩素化物とナフタレンとの縮合物
が挙げられる。その分子量は通常2,000〜8,00
0の範囲である。
長鎖アルキレンジカルボン酸の含窒素誘導体としては、
特開昭56−36588号公報に記載のものが挙げられ
る。具体的にはC3゜以上の直鎖アルキレン鎖を有する
非置換又はアルキル置換アルキレン基をもつジカルボン
酸とジアルキルアミンとの反応物であって、好ましくは
C1〜CZ2の直鎖アルキレン基をもつジカルボン酸と
CI4〜C2□のアルキル基2個を有するジアルキルア
ミンとの反応物である。
特開昭56−36588号公報に記載のものが挙げられ
る。具体的にはC3゜以上の直鎖アルキレン鎖を有する
非置換又はアルキル置換アルキレン基をもつジカルボン
酸とジアルキルアミンとの反応物であって、好ましくは
C1〜CZ2の直鎖アルキレン基をもつジカルボン酸と
CI4〜C2□のアルキル基2個を有するジアルキルア
ミンとの反応物である。
トリカルボン酸の含窒素誘導体としては、特開昭56−
84795号公報に記載のものが挙げられ、具体的には
芳香族、脂肪族又は脂環式トリカルボン酸とジアルキル
アミンとの反応生成物であり、好ましくはトリメリット
酸とCI4〜C2□のアルキル基2個を有するジアルキ
ルアミンとの反応物である。
84795号公報に記載のものが挙げられ、具体的には
芳香族、脂肪族又は脂環式トリカルボン酸とジアルキル
アミンとの反応生成物であり、好ましくはトリメリット
酸とCI4〜C2□のアルキル基2個を有するジアルキ
ルアミンとの反応物である。
また、ジイソシアネート化合物とジアルキルアミンとの
反応生成物としては、特開昭56−93796号公報に
記載のものが挙げられる。具体的には芳香族、脂肪族、
及び脂環式ジイソシアネートとジアルキルアミンとの反
応物であり、好ましくはトリレンジイソシアネートとC
I4〜C2□のアルキル基2個を有するジアルキルアミ
ンの反応物である。
反応生成物としては、特開昭56−93796号公報に
記載のものが挙げられる。具体的には芳香族、脂肪族、
及び脂環式ジイソシアネートとジアルキルアミンとの反
応物であり、好ましくはトリレンジイソシアネートとC
I4〜C2□のアルキル基2個を有するジアルキルアミ
ンの反応物である。
(C)のうちで好ましいものはアルケニルコハク酸の含
窒素誘導体である。(c)を併用するとワックス量の多
い油種に対して有効である。
窒素誘導体である。(c)を併用するとワックス量の多
い油種に対して有効である。
(a)及び(b)は、重量比で(a) :(b) −2
: 98〜98:2の範囲で使用することが必須である
。
: 98〜98:2の範囲で使用することが必須である
。
この範囲を外れると本発明の効果を得ることは難しい。
また(a) 、 (b) 、 (c)を併用する場合、
(c)は、(a) + (b) 100重量部に対して
1〜250重量部の範囲で使用することができるが、2
5〜150ffili部用いるのが好ましい。
(c)は、(a) + (b) 100重量部に対して
1〜250重量部の範囲で使用することができるが、2
5〜150ffili部用いるのが好ましい。
本発明の燃料油川流動性改良剤の対象となる燃料油は、
主として留出燃料油及び留出燃料油に残渣油を混合した
燃料油であり、そのうち、灯油、軽油及びA重油に好適
な改良剤である。
主として留出燃料油及び留出燃料油に残渣油を混合した
燃料油であり、そのうち、灯油、軽油及びA重油に好適
な改良剤である。
本発明の改良剤を燃料油に添加するに当たっては、その
添加量は通常0.0001〜0.5%(重量%、以下同
じ)であり、好ましくは0.001〜0.1%である。
添加量は通常0.0001〜0.5%(重量%、以下同
じ)であり、好ましくは0.001〜0.1%である。
本発明の改良剤は、これまで使用されてきたエチレン−
酢酸ビニル共重合体で代表される共重合体系の流動性改
良剤、塩素化パラフィン−ナフタレン縮合体で代表され
る縮合体系の流動性改良剤、アルケニルコハク酸とジア
ルキルアミンの反応物で代表される含窒素誘導体系流動
性改良剤などのいずれもがCFPPを降下させることが
できない非常に狭い沸点範囲の燃料油や、n−パラフィ
ン含有量の高い燃料油に対して非常に低い添加量で優れ
たCFPP降下能、優れたPP降下能を示すと共に、流
動性改良添加剤の効果がでやすい比較的沸点範囲の広い
燃料油に対しても優れたCFPP降下能とPP降下能示
す。更に本発明の改良剤は、沸点範囲が様々に異なる広
範囲の種類の燃料油に対して、低温下析出したワックス
を有効に分散させることができる。
酢酸ビニル共重合体で代表される共重合体系の流動性改
良剤、塩素化パラフィン−ナフタレン縮合体で代表され
る縮合体系の流動性改良剤、アルケニルコハク酸とジア
ルキルアミンの反応物で代表される含窒素誘導体系流動
性改良剤などのいずれもがCFPPを降下させることが
できない非常に狭い沸点範囲の燃料油や、n−パラフィ
ン含有量の高い燃料油に対して非常に低い添加量で優れ
たCFPP降下能、優れたPP降下能を示すと共に、流
動性改良添加剤の効果がでやすい比較的沸点範囲の広い
燃料油に対しても優れたCFPP降下能とPP降下能示
す。更に本発明の改良剤は、沸点範囲が様々に異なる広
範囲の種類の燃料油に対して、低温下析出したワックス
を有効に分散させることができる。
本発明の燃料油川流動性改良剤にかかる(b)成分の一
部については、特開昭59−149988号、特開昭5
9−189192号、特開昭60−1.66389号、
特開昭60−281198号公報にそれぞれ記載されて
いる。
部については、特開昭59−149988号、特開昭5
9−189192号、特開昭60−1.66389号、
特開昭60−281198号公報にそれぞれ記載されて
いる。
即ち、特開昭59−149988号、特開昭59−18
192号には、(b)成分の一部単独または及びオレフ
ィン、エチレン性不飽和カルボン酸アルキルおよび飽和
脂肪酸ビニルから選ばれた1種または2種以上の単量体
の重合物を組合わせて用いる例が記載されている。しか
しながら該公報記載の組成物はCFPP降下能、または
PP能ともに満足することはできない。特開昭60−1
66389号には、(b)成分の一部およびオレフィン
、エチレン性不飽和カルボン酸アルキルおよび飽和脂肪
酸ビニルから選ばれる1種または2種以上の単量体の重
合物および油溶性界面活性剤を併用した例が記載されて
いる。特開昭60−281198号には、(b)成分の
一部を単独または/及び上記の重合物および油溶性界面
活性剤を併用した例が記載されている。しかしながら、
これらはCFPP降下能、PP降下能ともに満足するこ
とはできない。
192号には、(b)成分の一部単独または及びオレフ
ィン、エチレン性不飽和カルボン酸アルキルおよび飽和
脂肪酸ビニルから選ばれた1種または2種以上の単量体
の重合物を組合わせて用いる例が記載されている。しか
しながら該公報記載の組成物はCFPP降下能、または
PP能ともに満足することはできない。特開昭60−1
66389号には、(b)成分の一部およびオレフィン
、エチレン性不飽和カルボン酸アルキルおよび飽和脂肪
酸ビニルから選ばれる1種または2種以上の単量体の重
合物および油溶性界面活性剤を併用した例が記載されて
いる。特開昭60−281198号には、(b)成分の
一部を単独または/及び上記の重合物および油溶性界面
活性剤を併用した例が記載されている。しかしながら、
これらはCFPP降下能、PP降下能ともに満足するこ
とはできない。
(b)成分は、単独ではCFPP降下能をいくらか示す
が、PP降下能は全く不十分である。
が、PP降下能は全く不十分である。
PP降下能を示す化合物は、今まで種々報告されてはい
るが、(b)成分と併用した場合、はとんどの場合(b
)成分のC,PPP降下能を損う。
るが、(b)成分と併用した場合、はとんどの場合(b
)成分のC,PPP降下能を損う。
これらの重合物は、このような場合と同様である。
我々は、更に有効な燃料油川流動性改良剤を開発すべく
鋭意研究努力した結果、本発明に至った。
鋭意研究努力した結果、本発明に至った。
即ち、ある特定のポリ (メタ)アクリレート重合物で
ある(a)成分と(b)成分を、また必要により(c)
成分を併用した本発明の燃料油川流動性改良剤は、従来
の燃料油川流動性改良剤がいずれもCFPPを降下させ
ることができない非常に狭い沸点範囲の燃料油や、n−
パラフィン含有量の高い燃料油に対しても優れたCFP
P降下能、PP降下能を示し、更に本発明の燃料油用改
良剤は、低温で析出した燃料油中のワックスを有効に油
中に分散する機能を有する。
ある(a)成分と(b)成分を、また必要により(c)
成分を併用した本発明の燃料油川流動性改良剤は、従来
の燃料油川流動性改良剤がいずれもCFPPを降下させ
ることができない非常に狭い沸点範囲の燃料油や、n−
パラフィン含有量の高い燃料油に対しても優れたCFP
P降下能、PP降下能を示し、更に本発明の燃料油用改
良剤は、低温で析出した燃料油中のワックスを有効に油
中に分散する機能を有する。
即ち、(a)及び(b)或いは(a)及び(b)及び(
c)を用いた時に、先に述べた機能を発揮する。
c)を用いた時に、先に述べた機能を発揮する。
(a)及び(b)を併用したものと、(a) 、 (b
) 、 (c)の3成分を併用したものでは、両者とも
優れた改良剤であるが、後者の方がワックス含量の多い
油種に対してより有効である。
) 、 (c)の3成分を併用したものでは、両者とも
優れた改良剤であるが、後者の方がワックス含量の多い
油種に対してより有効である。
本発明の燃料油川流動性改良剤である(b)成分の化合
物は、分子内にポリエーテル結合を有するエステル化合
物であるが、このような化合物として次式 で表されるポリオキシアルキレングリコールのジエステ
ルなどがあるが、この化合物は、狭い沸点範囲の留出燃
料油に対してはある程度のCFPP降下能を示すが、広
範囲の沸点範囲を有する燃料油に対するCFPP降下能
の点で劣るものであり、また、徐冷下で析出する燃料油
中のワックス含量を分散する能力がほとんどないもので
あった。
物は、分子内にポリエーテル結合を有するエステル化合
物であるが、このような化合物として次式 で表されるポリオキシアルキレングリコールのジエステ
ルなどがあるが、この化合物は、狭い沸点範囲の留出燃
料油に対してはある程度のCFPP降下能を示すが、広
範囲の沸点範囲を有する燃料油に対するCFPP降下能
の点で劣るものであり、また、徐冷下で析出する燃料油
中のワックス含量を分散する能力がほとんどないもので
あった。
本発明の燃料油の流動性改良剤が広範囲の種類の燃料油
に対して良好な低温流動性及び良好なワックスの分散性
を付与し得る理由について詳しいことはわからないが、
以下のような特徴に由来するものと推察される。すなわ
ち、本発明に係るエステル化合物は、燃料油から析出す
るワックスに吸着もしくは共晶する性質を有すると考え
られる直鎖状飽和アルキル基とワックス結晶を燃料油中
に分散させる働きを有すると考えられる一般式−eAO
)−−(式中、Aはアルキレン基、nは付加モル数を表
す。)で表される構造とがエステル結合で接続している
ためワ・ンクスとの共晶がスムースにゆき、ワックス結
晶の核生成効果を発揮しているものと推察される。
に対して良好な低温流動性及び良好なワックスの分散性
を付与し得る理由について詳しいことはわからないが、
以下のような特徴に由来するものと推察される。すなわ
ち、本発明に係るエステル化合物は、燃料油から析出す
るワックスに吸着もしくは共晶する性質を有すると考え
られる直鎖状飽和アルキル基とワックス結晶を燃料油中
に分散させる働きを有すると考えられる一般式−eAO
)−−(式中、Aはアルキレン基、nは付加モル数を表
す。)で表される構造とがエステル結合で接続している
ためワ・ンクスとの共晶がスムースにゆき、ワックス結
晶の核生成効果を発揮しているものと推察される。
更に、(a)及び(c)成分の化合物は、それぞれ析出
するワックス結晶面に吸着等し、結晶成長をコントロー
ルし結晶の形を変化させる。このことは、徐冷下に顕微
鏡観察できる。(b)及び(c)成分は(a)成分と併
用することにより相乗効果が現れ、析出するワックス結
晶を微細化し、油中分散させることにより先に示した様
に、広い燃料油に対して抜群のCFPP降下能、PP降
下能及びワックス結晶分散能を示す。
するワックス結晶面に吸着等し、結晶成長をコントロー
ルし結晶の形を変化させる。このことは、徐冷下に顕微
鏡観察できる。(b)及び(c)成分は(a)成分と併
用することにより相乗効果が現れ、析出するワックス結
晶を微細化し、油中分散させることにより先に示した様
に、広い燃料油に対して抜群のCFPP降下能、PP降
下能及びワックス結晶分散能を示す。
このような効果は、本発明の改良剤を添加した燃料油を
徐冷しながら析出したワックス結晶の分散状態を観察す
ること、及び顕微鏡でのワックス結晶の析出状況を観察
することによって、よく理解される。
徐冷しながら析出したワックス結晶の分散状態を観察す
ること、及び顕微鏡でのワックス結晶の析出状況を観察
することによって、よく理解される。
実際、本発明の改良剤を添加した燃料油を徐冷し、ワッ
クス結晶を析出させた後、44μフイルターで濾過する
と、有効に濾過でき、析出したワックス結晶は殆どフィ
ルターを通過した。
クス結晶を析出させた後、44μフイルターで濾過する
と、有効に濾過でき、析出したワックス結晶は殆どフィ
ルターを通過した。
このように、上記効果を奏することから、本発明の改良
剤は広い範囲の燃料油川流動性改良剤として有用である
。
剤は広い範囲の燃料油川流動性改良剤として有用である
。
次に製造例及び実施例を挙げて本発明を説明するが、本
発明はこれによって限定されるものではない。
発明はこれによって限定されるものではない。
製造例1
エチレンジアミン(EO)I@(エチレンジアミンのエ
チレンオキシド10モル付加物)501部(1モル)と
ベヘン酸1026部(3モル)及びパラトルエンスルホ
ン酸7.6部(0,5重量%)を2!の4つロフラスコ
に入れ、窒素気流下、生成水を除去しながら140〜1
60″Cで3時間加熱撹拌し、エステル化物を得た。こ
のエステルの酸価は7.8であった。
チレンオキシド10モル付加物)501部(1モル)と
ベヘン酸1026部(3モル)及びパラトルエンスルホ
ン酸7.6部(0,5重量%)を2!の4つロフラスコ
に入れ、窒素気流下、生成水を除去しながら140〜1
60″Cで3時間加熱撹拌し、エステル化物を得た。こ
のエステルの酸価は7.8であった。
製造例2
トリエタノールアミン(EO)+(PO)+ ()リエ
タノールアミンのエチレンオキシド3モル、プロピレン
オキシド3モル付加物〕1モルに、ステアリン酸1.5
モル、ベヘン酸513部(1,5モル)、パラトルエン
スルホン酸0.5重量%を製造例1に準じた方法で反応
させ、トリエタノールアミン([0) ! (po)
3のエステル化物を得た。このエステルの酸価は10.
1であった。
タノールアミンのエチレンオキシド3モル、プロピレン
オキシド3モル付加物〕1モルに、ステアリン酸1.5
モル、ベヘン酸513部(1,5モル)、パラトルエン
スルホン酸0.5重量%を製造例1に準じた方法で反応
させ、トリエタノールアミン([0) ! (po)
3のエステル化物を得た。このエステルの酸価は10.
1であった。
製造例3
トリエチレンテトラミン(PO)6 (トリエチレン
テトラミンのプロピレンオキシド6モル付加物〕 1モ
ルと硬化ナタネ脂肪酸3モル、パラトルエンスルホン酸
0.5重量%を製造例1に準じた方法で反応させ、トリ
エチレンテトラミン(PO) bのエステル化物を得た
。
テトラミンのプロピレンオキシド6モル付加物〕 1モ
ルと硬化ナタネ脂肪酸3モル、パラトルエンスルホン酸
0.5重量%を製造例1に準じた方法で反応させ、トリ
エチレンテトラミン(PO) bのエステル化物を得た
。
製造例4
ベヘニルアミン(EO)4 (ベヘニルアミンのエチ
レンオキシド4モル付加物)1モルと硬化魚油脂肪酸2
モルのエステル化物を、製造例1に準じた方法で得た。
レンオキシド4モル付加物)1モルと硬化魚油脂肪酸2
モルのエステル化物を、製造例1に準じた方法で得た。
製造例5
ベヘン酸ジェタノールアミド(EO)+s(ベヘン酸ジ
ェタノールアミドのエチレンオキシド15モル付加物)
1モルとベペン酸2モルのエステル化物を、製造例1に
準じた方法で得た。
ェタノールアミドのエチレンオキシド15モル付加物)
1モルとベペン酸2モルのエステル化物を、製造例1に
準じた方法で得た。
製造例6
ポリエチレンイミン(平均分子1t300) (EO)
z。
z。
(平均分子1300のポリエチレンイミンのエチレンオ
キシド20モル付加物)1モルと硬化牛脂脂肪酸3モル
のエステル化物を、製造例1に準じた方法で得た。
キシド20モル付加物)1モルと硬化牛脂脂肪酸3モル
のエステル化物を、製造例1に準じた方法で得た。
実施例1〜11及び比較例1〜7
製造例1〜6を用いて以下の様な本発明品l〜11、比
較品1〜7を作成した。
較品1〜7を作成した。
本発明品1
製造例1の化合物 40部本発明
品2 製造例2の化合物 40部本発明
品3 製造例3の化合物 40部本発明
品4 製造例4の化合物 40部本発明
品5 製造例5の化合物 40部本発明
品6 製造例6の化合物 40部本発明
品7 製造例1の化合物 25部本発明
品8 製造例1の化合物 25部本発明
品9 製造例2の化合物 25部本発明
品10 製造例4の化合物 25部本発明
晶11 製造例5の化合物 20部注) ビニルピロリドン 5重量% *3 炭素数16〜18のアルキル基を有するもの。
品2 製造例2の化合物 40部本発明
品3 製造例3の化合物 40部本発明
品4 製造例4の化合物 40部本発明
品5 製造例5の化合物 40部本発明
品6 製造例6の化合物 40部本発明
品7 製造例1の化合物 25部本発明
品8 製造例1の化合物 25部本発明
品9 製造例2の化合物 25部本発明
品10 製造例4の化合物 25部本発明
晶11 製造例5の化合物 20部注) ビニルピロリドン 5重量% *3 炭素数16〜18のアルキル基を有するもの。
商品名ファーミンD86(花王株式会社製)比較晶1
比較品2
比較品3
比較品4
重合物1” 50部比較
品5 重合物2申’ 50部比
較品6 重合物1” 20部比較
品7 重合物3°6 30部注) 本4 重合物l エチレンと酢酸ビニルの共重合物であり、Amoco−
547D (米国アモコケミカル社製、数平均分子量2
600、酢酸ビニルの割合43重量%)より溶剤骨(約
50重量%)を除去(100゛C130n+n+I1g
、20時間)して得た。
品5 重合物2申’ 50部比
較品6 重合物1” 20部比較
品7 重合物3°6 30部注) 本4 重合物l エチレンと酢酸ビニルの共重合物であり、Amoco−
547D (米国アモコケミカル社製、数平均分子量2
600、酢酸ビニルの割合43重量%)より溶剤骨(約
50重量%)を除去(100゛C130n+n+I1g
、20時間)して得た。
*5 重合物2
エチレンとアクリル酸の共重合物であるACP−512
0(米国アライドケミカル社製、数平均分子量3500
、酸価120) 47g、ラウリルアルコール45g1
パラトルエンスルホン酸0.2gおよびキシレン100
gの混合物を、窒素気流下でキシレンを還流させて水を
留去しながら10時間エステル化反応させたのち、これ
を大過剰のメタノール中へ徐々に投入し、析出物を濾別
後乾燥させたものである。
0(米国アライドケミカル社製、数平均分子量3500
、酸価120) 47g、ラウリルアルコール45g1
パラトルエンスルホン酸0.2gおよびキシレン100
gの混合物を、窒素気流下でキシレンを還流させて水を
留去しながら10時間エステル化反応させたのち、これ
を大過剰のメタノール中へ徐々に投入し、析出物を濾別
後乾燥させたものである。
傘6 重合物3
ポリアルキルメタクリレートであるアクリロイド152
(米国ロームアンドハース社製、数平均分子11700
0 、アルキル基の炭素数12〜20)である。
(米国ロームアンドハース社製、数平均分子11700
0 、アルキル基の炭素数12〜20)である。
上記の本発明品、比較品を芳香族系の溶剤で希釈し、5
0%濃厚物とし゛て試験に用いた。これらの′a厚物を
含有する本発明の流動性改良剤及び比較品を第1表に示
した軽油又はA重油に配合したものについてその流動性
及び分散性を試験した。その結果は第2表のとおりであ
る。
0%濃厚物とし゛て試験に用いた。これらの′a厚物を
含有する本発明の流動性改良剤及び比較品を第1表に示
した軽油又はA重油に配合したものについてその流動性
及び分散性を試験した。その結果は第2表のとおりであ
る。
尚、流動性試験は、低温目詰まり試験(CFPP、英国
規格IP−309)及び流動点試験(PP、JIS K
−2269)によって行った。
規格IP−309)及び流動点試験(PP、JIS K
−2269)によって行った。
また分散性試験は、100m1の試験油を100m1の
メスシリンダーに入れて、プログラム温度調節器付低温
槽の中で、常温から試験油の着点(CP 、 JIS
L2269)より10°C高い温度までを毎分1°Cの
速度で象、冷、その後着点より5 ’C低い温度までを
毎時FCの速度で徐冷し、その温度で2時間放置した後
、状態を観察した。判定はワックス析出により生じる試
験油のワックス分(1(層と上部の上澄みの透明層の比
率で行った。
メスシリンダーに入れて、プログラム温度調節器付低温
槽の中で、常温から試験油の着点(CP 、 JIS
L2269)より10°C高い温度までを毎分1°Cの
速度で象、冷、その後着点より5 ’C低い温度までを
毎時FCの速度で徐冷し、その温度で2時間放置した後
、状態を観察した。判定はワックス析出により生じる試
験油のワックス分(1(層と上部の上澄みの透明層の比
率で行った。
ワックスの分散性は、このワックスの分散層の比率が大
きい程良く、その比率が70%以上を○、50%以上7
0%未満をΔ、50%未満を×とした。
きい程良く、その比率が70%以上を○、50%以上7
0%未満をΔ、50%未満を×とした。
第 1 表
第2表から明らかなように、本発明の燃料油川流動性改
良剤は、従来の燃料油川流動性改良剤よりも沸点範囲の
狭い燃料油に対してのみならず、沸点範囲の広い燃料油
に対しても低添加量で優れたCFPP降下能、PP降下
能があり、また更に、燃料油が徐冷された際に析出する
ワックスを燃料油中に良好に分散させることができる。
良剤は、従来の燃料油川流動性改良剤よりも沸点範囲の
狭い燃料油に対してのみならず、沸点範囲の広い燃料油
に対しても低添加量で優れたCFPP降下能、PP降下
能があり、また更に、燃料油が徐冷された際に析出する
ワックスを燃料油中に良好に分散させることができる。
このことによって、燃料配管系のフィルターの目詰まり
、送油パイプ閉塞等を防ぐことができる。
、送油パイプ閉塞等を防ぐことができる。
Claims (1)
- 【特許請求の範囲】 1(a)炭素数12〜16の直鎖アルキル基を有する(
メタ)アクリレートを構成単位として80重量%以上含
む重合体であって、分子量が 10,000〜100,000である重合体および(b
)アミン化合物のアルキレンオキシド付加物と一価カル
ボン酸とのエステルであって、エステル分子中に少なく
とも一つの炭素数 14〜30の直鎖状飽和アルキル基を有する化合物 を重量比で(a):(b)=2:98〜98:2の範囲
で含み、必要により、 (c)アルケニルコハク酸の含窒素誘導体、塩素化パラ
フィンとナフタレンの縮合物、長 鎖アルキレンジカルボン酸の含窒素誘導体、トリカルボ
ン酸の含窒素誘導体及びジイソ シアネート化合物とジアルキルアミンとの 反応物からなる群より選ばれた化合物 を(a)、(b)合計の100重量部に対して1〜25
0重量部含有することを特徴とする燃料油用流動性改良
剤。 2(c)成分を(a)、(b)合計の100重量部に対
して25〜150重量部含む特許請求の範囲第1項記載
の燃料油用流動性改良剤。 性改良剤。 3(b)のアミン化合物が、アルキルアミン、アルキロ
ールアミン、ポリアミンもしくは脂肪酸アルキロールア
ミドである特許請求の範囲第1項記載の燃料油用流動性
改良剤。 4(c)成分がアルケニルコハク酸の含窒素誘導体であ
る特許請求の範囲第1項又は第2項記載の燃料油用流動
性改良剤。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP8009487A JPS63245488A (ja) | 1987-04-01 | 1987-04-01 | 燃料油用流動性改良剤 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP8009487A JPS63245488A (ja) | 1987-04-01 | 1987-04-01 | 燃料油用流動性改良剤 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPS63245488A true JPS63245488A (ja) | 1988-10-12 |
Family
ID=13708606
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP8009487A Pending JPS63245488A (ja) | 1987-04-01 | 1987-04-01 | 燃料油用流動性改良剤 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPS63245488A (ja) |
Cited By (4)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPH03152192A (ja) * | 1989-11-08 | 1991-06-28 | Nippon Oil & Fats Co Ltd | 石油用添加剤組成物 |
| JPH03152191A (ja) * | 1989-11-08 | 1991-06-28 | Nippon Oil & Fats Co Ltd | 石油用添加剤 |
| JPH03152190A (ja) * | 1989-11-08 | 1991-06-28 | Nippon Oil & Fats Co Ltd | 重質燃料油組成物 |
| EP0721492B2 (en) † | 1993-07-22 | 2002-06-19 | Infineum USA L.P. | Additives and fuel compositions |
-
1987
- 1987-04-01 JP JP8009487A patent/JPS63245488A/ja active Pending
Cited By (4)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPH03152192A (ja) * | 1989-11-08 | 1991-06-28 | Nippon Oil & Fats Co Ltd | 石油用添加剤組成物 |
| JPH03152191A (ja) * | 1989-11-08 | 1991-06-28 | Nippon Oil & Fats Co Ltd | 石油用添加剤 |
| JPH03152190A (ja) * | 1989-11-08 | 1991-06-28 | Nippon Oil & Fats Co Ltd | 重質燃料油組成物 |
| EP0721492B2 (en) † | 1993-07-22 | 2002-06-19 | Infineum USA L.P. | Additives and fuel compositions |
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