JPS6324900Y2 - - Google Patents

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JPS6324900Y2
JPS6324900Y2 JP1984192038U JP19203884U JPS6324900Y2 JP S6324900 Y2 JPS6324900 Y2 JP S6324900Y2 JP 1984192038 U JP1984192038 U JP 1984192038U JP 19203884 U JP19203884 U JP 19203884U JP S6324900 Y2 JPS6324900 Y2 JP S6324900Y2
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fixing
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JP1984192038U
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Description

【考案の詳細な説明】 〈技術分野〉 この考案は小動物の固定具に関し、詳しくは医
学実験等に使用するラツトやマウスなどの小動物
に、注射をしたり適宜実験処理を施す際に、小動
物が逃げないように固定しておくための固定具に
関している。
〈従来技術〉 上記実験用の小動物は、通常尻尾を掴んで取扱
い、注射や実験処理も尻尾の付根部分に施す場合
が多い。従つて、固定具としては、小動物の尻尾
を掴んだままで固定作業が行えると共に、尻尾付
近を露出した状態で固定できる必要がある。ま
た、活発に動き回る小動物を迅速かつ確実に固定
できることも重要である。
そして、従来の固定具としては、例えば実公昭
53−22545号公報あるいは実開昭57−179430号公
報に開示されている構造のものがある。
このうち、前者の先行技術では、囲壁の先端に
尻尾の固定用孔を形成してあるが、この固定孔に
小動物の尻尾を通すためには、両手で尻尾を持ち
換えながら狭い孔を通過させなければならず、動
き回る小動物の尻尾を上記のように扱うのは、非
常に難しく手間が掛る欠点があつた。また、固定
孔が鋭角状に形成されてあつて、その狭搾部分に
尻尾を挟んで固定するようになつているが、尻尾
を強く挟み込んで固定すると、血液の流れが悪く
なつたり、尻尾を傷つける心配があり、この点で
も問題がある。
次に後者の先行技術の場合には、一端が開口し
小動物を収容可能に形成した中空容器に、中心線
に沿つて縦溝を形成してあり、小動物の尻尾を掴
んだまま、開口端から縦溝を通過させて中空容器
内に小動物を収容し、中空容器の開口端を蓋で閉
塞するものである。
ところが、蓋を閉塞する際には、蓋を中空容器
内に挿入した後、蓋に形成した突起を中空容器の
横溝に係合して、閉塞固定する必要があり、閉塞
操作が非常に面倒で手間も掛り、活発に動き回る
小動物を迅速に固定するのは困難である。
また、固定時に小動物が移動しないように、縦
溝内を横断して係止可能な押圧材を設けている
が、この押圧材の係止操作も非常に面倒であり、
一層の改善が望まれていた。
〈目的〉 そこで、この考案の目的としては、上記従来技
術の欠点を解消し、小動物の固定作業を簡単かつ
確実に行える固定具を提供するものである。
〈構成〉 そして、上記目的を達成するための構成として
は長手方向の一端面が開口した箱状の固定枠を、
平滑な台板上の一端寄りに、開口部が台板の中央
側を向くように設置し、固定枠の開口部から上面
を経て、開口部と対向する先端にかけて、中心線
に沿つて尻尾挿通用の切欠溝を形成してあり、固
定枠の上方に被蓋自在に形成した閉塞枠は、固定
枠の開口部および上面一部の切欠溝を閉塞可能に
形成してあり、さらに上記固定枠および閉塞枠の
左右の側面は、被蓋した閉塞枠の長手方向への移
動を阻止できるように、互に固定枠の先端側から
開口部側に向けて広がるテーパー状に形成してあ
ることを特徴としている。
〈実施例〉 次いで、この考案の実施例について、図を参照
しながら以下に説明する。
第1図および第2図において、1は細長い矩形
形状の台板であり、上面が平滑なプラスチツク板
等にて形成されている。
2は固定枠であり、台板1の長手方向の一端寄
りに設けてあつて、全体形状は、水平な上面と垂
直な側面を有し、平面形が細長い台形状をなす、
略直方体形の箱状に形成されている。そして、台
形の先端辺側になる垂直端面が台板1の短手方向
端辺に沿い、左右の垂直側面が後方へ向かつてテ
ーパー状に広がるように配置されて、台板1上に
固定してある。また、固定枠2の後端面は全面が
開口形成してあると共に、この開口部20から水
平上面および先端面の中心線に沿つて、細幅の尻
尾挿通用の切欠溝21が形成してある。さらに、
切欠溝21と開口部20との接続個所では、切欠
溝21が開口部20側へ円弧ラツパ状に広がつ
て、滑らかに接続されている。
なお、上記固定枠2の外形寸法は、内部にラツ
ト等の小動物を収容したときに、ぴつたり収まつ
て周囲に余分の隙間ができない程度の大きさに形
成してある。また、固定枠2と台板1の寸法は、
台板1の長さが固定枠2の長さの2倍以上あつ
て、固定枠2の後端部に広い平滑面が形成される
ようになつている。
次に、3は閉塞枠であり、固定枠2の上部に被
蓋して使用し、閉塞枠3の全体形状は、固定枠2
の外形状に沿つて、水平な台形状の上面と垂直な
後端面、および後端側から先端側へと内側に狭ま
るテーパー状に形成した左右の垂直側面を有す
る、略直方体形の箱状をなし、閉塞枠3の先端面
および下面は開放されてある。そして、固定枠2
に閉塞枠3を上方から被せた状態では、固定枠2
および閉塞枠3の内部に小動物の収容空間が形成
されると共に、収容空間は固定枠2の先端面およ
び上面の一部の切欠溝21のみが外部に開放され
ていることになる。また、閉塞枠3と固定枠2と
は先端側へ狭まるテーパー状の垂直側面が互いに
当接しているので、閉塞枠3は水平後方に移動で
きない。なお、上記固定枠2および閉塞枠3は透
明なプラスチツク板等で形成されてあつて、内部
に収容した小動物を外部から観察可能にしてい
る。
以上に述べた固定具の使用について、第3図お
よび第4図によつて説明する。
まず、予め固定具を作業台等の上に仮固定す
る。仮固定の手段としては、台板1の端部に貫通
形成した固定用孔22を作業台等に突設した釘あ
るいは金具等に係止すればよい。
そして、固定具に収容するラツト等の小動物R
は尻尾tを掴んで、台板1のうち固定具2よりも
後端部分の、広い平滑面上に持ち込む(第3図参
照)。
次に、小動物Rを、尻尾tを掴んだまま台板1
上を滑らせながら、尻尾tを固定枠2の切欠溝2
1を通過させて先端側に引張り、小動物Rを固定
枠2の内部に引込み収容して、尻尾tを固定枠2
の先端面の切欠溝21から外部に引出しておく。
そして、固定枠2の上部に閉塞枠3を被蓋して、
固定枠2の開口部20および切欠溝21の後方部
分を閉塞し、小動物Rの周囲を全面的に閉塞して
閉じ込め、小動物Rの固定作業は完了する(第4
図参照)。
こうして固定具に閉じ込めた後は、小動物Rが
動いても、閉塞枠3が水平方向に移動することは
なく、小動物Rが逃げだすおそれはない。また、
尻尾tを掴んでおかなくても、切欠溝21から引
き出されたままになり、小動物Rに注射をした
り、適宜処理を施すことができる。
なお、実験処理後、小動物Rの固定を解除する
には、閉塞枠3を上方に取外し、尻尾tを掴んで
切欠溝21を通過させれば、小動物Rを容易に取
出せる。
以上に述べた固定具のうち、固定枠2および閉
塞枠3の全体形状としては、図示した平面形が台
形状の略直方体形のもののほか、平面形が三角形
状のもの、平面形のうち先端面が円弧状のもの、
あるいは平面形が楕円形のもの、さらには上面が
カマボコ形の円筒曲面状のもの等でも実施でき
る。また閉塞枠3は、図示したように、固定枠2
の開口部20および切欠溝21のうちの上面部分
の大部分を閉塞できれば、小動物Rの移動阻止は
果せるが、閉塞枠3が固定枠2の上面全体を覆う
もの、あるいは固定枠2の先端部分のうち切欠溝
21の下端部分のみを除いた、固定枠2の全体を
覆うものでも実施可能である。
次に、固定枠2の切欠溝21としては、小動物
Rの尻尾tが通過できる幅があれば、出来るだけ
狭いほうが、小動物Rが逃げ回つたり尻尾tが動
かず好都合である。また、開口部20との接続個
所は、ラツパ状に広がつて滑かに接続しているも
のが、尻尾tを傷つけずスムーズに挿入でき好適
であり、図示したように、円弧状に広がつたもの
のほか、テーパー直線状に広がつたものでも実施
できる(第5図参照)。
さらに、台板1を作業台等へ仮固定する手段と
しては、前記固定孔10を利用するほか、粘着テ
ープ11で接着固定したり(第1図参照)、吸着
ペツドで固定したり、第6図のように、台板1の
端部を下方へ折曲して掛止部12を形成し、この
掛止部12を作業台Wの端部に引掛けて固定する
ものでも実施可能である。
以上に述べた、この考案の固定具は、ラツト、
マウス、その他の医療実験や生物実験に使用す
る、各種の実験用小動物を固定するために、自由
に適用することが可能であり、適用する小動物R
の大きさに合わせて、固定枠2および閉塞枠3の
外形を適宜変更して実施する。
〈効果〉 上記のごとく構成された、この考案の固定具に
よれば、ラツトなどの小動物Rを、尻尾を掴んだ
まま、固定枠2の内方に引込み、尻尾tを切欠溝
21の先端から引出した状態で、固定枠2の上方
に閉塞枠3を被蓋するだけで、小動物Rを簡単か
つ確実に固定することができるものである。
そして、固定枠2を台板1の一端寄りに設置し
て、固定枠2の後方に広い平滑面を設けているの
で、小動物Rを、この平滑面上に載せた後、平滑
な台板1上を滑らせながら固定枠2の後端の開口
部20から内方へ引込むことができ、動き回る小
動物Rを極めて容易かつ迅速に、しかも傷つけた
り無理な力を加えることもなく、狭い固定枠2の
内部に収容できる。
また、小動物Rの尻尾tを切欠溝21の先端か
ら引出した状態で、閉塞枠3を被せるだけで、固
定枠2の開口部20および切欠溝21の不要部分
を閉塞することができ、小動物R、特に尻尾tの
移動を完全に阻止できる。しかも、小動物Rが固
定枠2の内方に入つた状態で、閉塞枠3を固定枠
2の上方から被せるだけであるから、被蓋作業の
際に小動物Rを傷つけることもない。
そして、固定枠2および閉塞枠3は、それぞれ
の左右側面を、固定枠2に閉塞枠3を被蓋した
際、閉塞枠3の長手方向側への移動が阻止できる
ように、互に固定枠2の先端側から開口部側に向
けて広がるテーパー状に形成したものゆえ、切欠
溝21により小動物Rを固定枠2内に引きずり込
んだのち、閉塞枠3を、固定枠2の幅狭い部分た
る上面先端側から開口部20側にかけて徐々に固
定枠2全体を蔽うように被せ、固定枠2からの閉
塞枠3の移動を完全に阻止できるように被蓋すれ
ば、容易に小動物Rを固定でき、小動物Rが動い
ても、閉塞枠3が移動して固定が緩んだり、閉塞
枠3が外れてしまうことはない。
以上のように、極めて簡単な構造の台板1、固
定枠2および閉塞枠3からなる固定具であつて、
製造容易であると共に、小動物Rの固定作業およ
び固定解除作業も非常に簡単に操作でき、しかも
小動物Rの固定が確実である等、種々の実用的効
果を発揮できるものである。
【図面の簡単な説明】
図はこの考案の実施例を示すものであり、第1
図は斜視図、第2図は前面−線断面図、第3
図および第4図は使用状態を順次示す平面図、第
5図は変更例の一部切欠平面図、第6図は使用状
態の側面図である。 1……台板、2……固定枠、20……開口部、
21……切欠溝、3……閉塞枠、R……小動物、
t……尻尾。

Claims (1)

  1. 【実用新案登録請求の範囲】 1 長手方向の一端面が開口した箱状の固定枠
    を、平滑な台板上の一端寄りに、開口部が台板
    の中央側を向くように設置し、固定枠の開口部
    から上面を経て、開口部と対向する先端にかけ
    て、中心線に沿つて尻尾挿通用の切欠溝を形成
    してあり、固定枠の上方に被蓋自在に形成した
    閉塞枠は、固定枠の開口部および上面一部の切
    欠溝を閉塞可能に形成してあり、さらに上記固
    定枠および閉塞枠の左右の側面は、被蓋した閉
    塞枠の長手方向への移動を阻止できるように、
    互に固定枠の先端側から開口部側に向けて広が
    るテーパー状に形成してあることを特徴とする
    小動物の固定具。 2 固定枠の開口部と切欠溝との接続個所におい
    て、切欠溝をラツパ状に広げて開口部と滑らか
    に接続している上記実用新案登録請求の範囲第
    1項記載の小動物の固定具。 3 固定枠および閉塞枠が透明に形成されてある
    上記実用新案登録請求の範囲第1項記載の小動
    物の固定具。
JP1984192038U 1984-12-18 1984-12-18 Expired JPS6324900Y2 (ja)

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JP1984192038U JPS6324900Y2 (ja) 1984-12-18 1984-12-18

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JP1984192038U JPS6324900Y2 (ja) 1984-12-18 1984-12-18

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JPS61106219U JPS61106219U (ja) 1986-07-05
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