JPS6325532B2 - - Google Patents
Info
- Publication number
- JPS6325532B2 JPS6325532B2 JP11647679A JP11647679A JPS6325532B2 JP S6325532 B2 JPS6325532 B2 JP S6325532B2 JP 11647679 A JP11647679 A JP 11647679A JP 11647679 A JP11647679 A JP 11647679A JP S6325532 B2 JPS6325532 B2 JP S6325532B2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- voltage
- input
- capacitor
- operational amplifier
- charge
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired
Links
- 239000003990 capacitor Substances 0.000 claims description 70
- 238000000034 method Methods 0.000 claims description 51
- 238000002347 injection Methods 0.000 claims description 33
- 239000007924 injection Substances 0.000 claims description 33
- 238000009792 diffusion process Methods 0.000 claims description 29
- 238000001444 catalytic combustion detection Methods 0.000 description 35
- 239000000758 substrate Substances 0.000 description 11
- 238000010586 diagram Methods 0.000 description 10
- 230000000694 effects Effects 0.000 description 9
- 230000006866 deterioration Effects 0.000 description 7
- 239000004065 semiconductor Substances 0.000 description 7
- 230000003321 amplification Effects 0.000 description 6
- 238000003199 nucleic acid amplification method Methods 0.000 description 6
- 238000001514 detection method Methods 0.000 description 5
- 230000002238 attenuated effect Effects 0.000 description 3
- 230000004888 barrier function Effects 0.000 description 3
- 230000008878 coupling Effects 0.000 description 3
- 238000010168 coupling process Methods 0.000 description 3
- 238000005859 coupling reaction Methods 0.000 description 3
- 230000010354 integration Effects 0.000 description 3
- 230000008901 benefit Effects 0.000 description 2
- 230000008859 change Effects 0.000 description 2
- 230000005540 biological transmission Effects 0.000 description 1
- 230000015572 biosynthetic process Effects 0.000 description 1
- 238000007599 discharging Methods 0.000 description 1
- 238000005516 engineering process Methods 0.000 description 1
- 238000011067 equilibration Methods 0.000 description 1
- 230000006872 improvement Effects 0.000 description 1
- 238000004519 manufacturing process Methods 0.000 description 1
- 230000000737 periodic effect Effects 0.000 description 1
- 230000008569 process Effects 0.000 description 1
- 239000007787 solid Substances 0.000 description 1
Classifications
-
- H—ELECTRICITY
- H03—ELECTRONIC CIRCUITRY
- H03H—IMPEDANCE NETWORKS, e.g. RESONANT CIRCUITS; RESONATORS
- H03H15/00—Transversal filters
- H03H15/02—Transversal filters using analogue shift registers
Landscapes
- Solid State Image Pick-Up Elements (AREA)
- Filters That Use Time-Delay Elements (AREA)
Description
【発明の詳細な説明】
本発明は、アナログ信号を取り扱う電荷結合素
子の入力バイアス回路に適したレベルシフト回路
に関する。
子の入力バイアス回路に適したレベルシフト回路
に関する。
電荷結合素子(Charge−Coupled Device,以
下CCDという)は、アナログ遅延線、トランス
バーサルフイルタ等のアナログ信号処理応用に最
適なデバイスである。アナログ信号を取り扱う
CCDは、通常、電荷の注入源としての入力拡散
層と少なくとも1個の入力ゲート電極から成る電
荷注入部を備えており、ここで信号電圧を等価な
量の信号電荷に変換し、転送チヤネル中に注入す
る。この電荷注入部の構成に関して、これまで、
ダイナミツク注入法、ダイオード・カツトオフ法
(電圧入力法)、電位平衡法など種々の方法が提案
されている(文献、IEEE J.Solid−State
Circuits.Vol.SC−10,No.2.April 1975)が、その
いずれの方法を用いる場合でも、入力信号電圧は
一定の直流バイアス電圧に重畳されて、CCDの
電荷注入部を構成する入力拡散層もしくは入力ゲ
ート電極に印加されるのが普通である。それゆえ
アナログ信号を取り扱うCCDにおいて、入力バ
イアス回路は不可欠な構成要素である。従来、こ
の入力バイアス回路にはもつぱら容量結合が用い
られてきた。すなわち、信号電圧はCCDの入力
端子(入力拡散層もしくは入力ゲート電極)にコ
ンデンサを介して導びかれ、一方、入力端子が抵
抗を通じて直流バイアスされていた。このような
CR結合では(1/2πCR)に低域遮断周波数を生ず
るので、低域特性の劣化を防ぐため大容量のコン
デンサと高抵抗を使用する必要がある。通常用い
られているコンデンサの容量値は数μF〜数+μF、
抵抗値は数KΩ〜数百KΩ位である。ところで、
入力バイアス回路には、MOS構造のCCDと製造
プロセス上共合性があり、同一半導体基板上に集
積化が可能な構成のものが要求される。しかしな
がら、前述のような大容量と高抵抗を半導体基板
上に実現することは、寸法の点で不可能であり、
これまで、入力バイアス回路をCCDと同一基板
上に集積化することができなかつた。
下CCDという)は、アナログ遅延線、トランス
バーサルフイルタ等のアナログ信号処理応用に最
適なデバイスである。アナログ信号を取り扱う
CCDは、通常、電荷の注入源としての入力拡散
層と少なくとも1個の入力ゲート電極から成る電
荷注入部を備えており、ここで信号電圧を等価な
量の信号電荷に変換し、転送チヤネル中に注入す
る。この電荷注入部の構成に関して、これまで、
ダイナミツク注入法、ダイオード・カツトオフ法
(電圧入力法)、電位平衡法など種々の方法が提案
されている(文献、IEEE J.Solid−State
Circuits.Vol.SC−10,No.2.April 1975)が、その
いずれの方法を用いる場合でも、入力信号電圧は
一定の直流バイアス電圧に重畳されて、CCDの
電荷注入部を構成する入力拡散層もしくは入力ゲ
ート電極に印加されるのが普通である。それゆえ
アナログ信号を取り扱うCCDにおいて、入力バ
イアス回路は不可欠な構成要素である。従来、こ
の入力バイアス回路にはもつぱら容量結合が用い
られてきた。すなわち、信号電圧はCCDの入力
端子(入力拡散層もしくは入力ゲート電極)にコ
ンデンサを介して導びかれ、一方、入力端子が抵
抗を通じて直流バイアスされていた。このような
CR結合では(1/2πCR)に低域遮断周波数を生ず
るので、低域特性の劣化を防ぐため大容量のコン
デンサと高抵抗を使用する必要がある。通常用い
られているコンデンサの容量値は数μF〜数+μF、
抵抗値は数KΩ〜数百KΩ位である。ところで、
入力バイアス回路には、MOS構造のCCDと製造
プロセス上共合性があり、同一半導体基板上に集
積化が可能な構成のものが要求される。しかしな
がら、前述のような大容量と高抵抗を半導体基板
上に実現することは、寸法の点で不可能であり、
これまで、入力バイアス回路をCCDと同一基板
上に集積化することができなかつた。
この発明は、前述のような従来技術の欠点を排
除し、前記要求を実現するためになされたもの
で、その目的とするところは、低域特性の劣化を
生ずることなく入力信号の直流バイアスを達成す
ることができ、かつ集積化が容易で、CCDの入
力バイアス回路に適したレベルシフト回路とその
駆動方法を提供することにある。
除し、前記要求を実現するためになされたもの
で、その目的とするところは、低域特性の劣化を
生ずることなく入力信号の直流バイアスを達成す
ることができ、かつ集積化が容易で、CCDの入
力バイアス回路に適したレベルシフト回路とその
駆動方法を提供することにある。
この発明によれば、すくなくとも、演算増幅器
と、該増幅器の出力端子と反転側入力端子の間に
接続された第1のコンデンサと、該コンデンサに
並列接続された第1のスイツチと、信号源電圧を
一時保持するための第2のコンデンサと、該コン
デンサと信号源及び前記演算増幅器の反転入力端
子との間に設けられた第2および第3のスイツチ
と、前記演算増幅器の非反転入力端子に直流電圧
を供給する手段とを備え、前記演算増幅器の出力
端子を電荷転送素子の電荷注入部を構成する入力
拡散層もしくは入力ゲート電極に接続したことを
特徴とするレベルシフト回路が得られる。
と、該増幅器の出力端子と反転側入力端子の間に
接続された第1のコンデンサと、該コンデンサに
並列接続された第1のスイツチと、信号源電圧を
一時保持するための第2のコンデンサと、該コン
デンサと信号源及び前記演算増幅器の反転入力端
子との間に設けられた第2および第3のスイツチ
と、前記演算増幅器の非反転入力端子に直流電圧
を供給する手段とを備え、前記演算増幅器の出力
端子を電荷転送素子の電荷注入部を構成する入力
拡散層もしくは入力ゲート電極に接続したことを
特徴とするレベルシフト回路が得られる。
さらにこの発明によれば、上記レベルシフト回
路において、前記第1、第2および第3のスイツ
チの開閉手続を、第3のスイツチが閉じた状態と
なるときには他のスイツチが開いた状態となるよ
うに選び、かつ、この開閉手続を周期的に繰り返
すようにしたことを特徴とするレベルシフト回路
の駆動方法が得られる。
路において、前記第1、第2および第3のスイツ
チの開閉手続を、第3のスイツチが閉じた状態と
なるときには他のスイツチが開いた状態となるよ
うに選び、かつ、この開閉手続を周期的に繰り返
すようにしたことを特徴とするレベルシフト回路
の駆動方法が得られる。
以下、図面を用いて詳細に説明する。
第1図は従来のCCDにおける電荷注入部付近
の構造の一例を示した断面図である。図において
1は半導体基板、2は電荷の注入源として設けら
れた、基板1と逆の導電型を有する入力拡散層、
3,4は基板1上に絶縁膜5を介して配列形成さ
れた電極、6,7,8はそれぞれ配線によつて入
力拡散層2、電極3,4と結ばれた電圧印加用端
子である。
の構造の一例を示した断面図である。図において
1は半導体基板、2は電荷の注入源として設けら
れた、基板1と逆の導電型を有する入力拡散層、
3,4は基板1上に絶縁膜5を介して配列形成さ
れた電極、6,7,8はそれぞれ配線によつて入
力拡散層2、電極3,4と結ばれた電圧印加用端
子である。
なお、以下の説明の便宜上、基板1はp形半導
体とし、入力拡散層2はn形半導体とする。
体とし、入力拡散層2はn形半導体とする。
第1図に示された構造のCCDに適用される電
荷の注入方法として電位平衡法がある。(文献、
M.F.Tompsett,“Surface potential
equilibration method of setting chargefn
charge−coupled devices”IEEE Trans.
Electron Devices,vol.ED−22、PP.305−309,
June 1975)この電位平衡法では、第2番目の電
極4(これを第2入力ゲート電極と呼ぶ)下に計
量用の電位の井戸を形成し、この電位の井戸に第
1番目の電極3(これを第1入力ゲート電極と呼
ぶ)と第2番目の電極4の間の電位差に比例した
電荷を注入する。入力拡散層2は、最初に第2入
力ゲート電極4下の計量用電位の井戸を電荷であ
ふれるほど満たし、次にそこから第1入力ゲート
電極3下に形成される障壁で決まる限界まで過剰
な電荷を排出する。このため端子6には後述する
ように幅の狭い負方向パルスが印加される。
荷の注入方法として電位平衡法がある。(文献、
M.F.Tompsett,“Surface potential
equilibration method of setting chargefn
charge−coupled devices”IEEE Trans.
Electron Devices,vol.ED−22、PP.305−309,
June 1975)この電位平衡法では、第2番目の電
極4(これを第2入力ゲート電極と呼ぶ)下に計
量用の電位の井戸を形成し、この電位の井戸に第
1番目の電極3(これを第1入力ゲート電極と呼
ぶ)と第2番目の電極4の間の電位差に比例した
電荷を注入する。入力拡散層2は、最初に第2入
力ゲート電極4下の計量用電位の井戸を電荷であ
ふれるほど満たし、次にそこから第1入力ゲート
電極3下に形成される障壁で決まる限界まで過剰
な電荷を排出する。このため端子6には後述する
ように幅の狭い負方向パルスが印加される。
第1図のCCDにおいて最も簡単な電位平衡法
を実施した場合の駆動パルス電圧の波形例を第2
図に示してある。この例では、第1入力ゲート電
極3に信号電圧が供給され、計量用電位の井戸を
形成する第2入力ゲート電極4には端子8より通
常の正方向転送パルス9が印加される。この転送
パルス9において低レベル側の電圧VLはしきい
値電圧に近い値であり、高レベル側の電圧VHは
電極下の半導体表面付近に信号電荷を蓄積するの
に十分な値である。一方、入力拡散層2には第2
ゲート電極4にVHなる電圧が印加されている間
に低い電圧となるようにパルス10が加えられ
る。このパルス10の低レベル側の電圧VIDLおよ
び高レベル側の電圧VIDHは、それぞれ、転送パル
スの低レベル側の電圧VLおよび高レベル側の電
圧VHよりもいくらか高い電圧とするのが普通で
ある。
を実施した場合の駆動パルス電圧の波形例を第2
図に示してある。この例では、第1入力ゲート電
極3に信号電圧が供給され、計量用電位の井戸を
形成する第2入力ゲート電極4には端子8より通
常の正方向転送パルス9が印加される。この転送
パルス9において低レベル側の電圧VLはしきい
値電圧に近い値であり、高レベル側の電圧VHは
電極下の半導体表面付近に信号電荷を蓄積するの
に十分な値である。一方、入力拡散層2には第2
ゲート電極4にVHなる電圧が印加されている間
に低い電圧となるようにパルス10が加えられ
る。このパルス10の低レベル側の電圧VIDLおよ
び高レベル側の電圧VIDHは、それぞれ、転送パル
スの低レベル側の電圧VLおよび高レベル側の電
圧VHよりもいくらか高い電圧とするのが普通で
ある。
第1図と第2図に示された電位平衡法の2つの
時刻における表面電位分布と電荷分布を表わした
のが第3図である。第3図における2,3,4,
6,7,8はそれぞれ第1図と同一構成要素であ
り、イ,ロはそれぞれ、第2図における時刻T1,
T2での表面電位分布と電荷分布を示している。
時刻における表面電位分布と電荷分布を表わした
のが第3図である。第3図における2,3,4,
6,7,8はそれぞれ第1図と同一構成要素であ
り、イ,ロはそれぞれ、第2図における時刻T1,
T2での表面電位分布と電荷分布を示している。
第1図と第2図、第3図において、第2ゲート
電極4に端子8よりVHなる電圧が印加されてい
るとき、入力拡散層2が低電圧VIDLになると、過
剰電荷が第1入力ゲート電極3下に形成される障
壁を横切つて第2入力ゲート電極4直下に形成さ
れた計量用電位の井戸に流れ込む。これは時刻
T1においてである。次に入力拡散層2の電圧が
高電圧VIDHに復帰すると、第2入力ゲート電極4
直下の余分の電荷は該電極直下の表面電位が第1
入力ゲート電極3直下の障壁の表面電位φG1と等
しくなるまで入力拡散層2側に流出する。これは
時刻T2においてである。このようにして第2入
力ゲート電極4下の計量用電位の井戸に注入され
た電荷量は、第1入力ゲート電極3に端子7より
加えられる電圧をvG1とすると、電位差(VH−
vG1)に比例する。したがつて注入電荷量はvG1に
対して直線的に変化する。
電極4に端子8よりVHなる電圧が印加されてい
るとき、入力拡散層2が低電圧VIDLになると、過
剰電荷が第1入力ゲート電極3下に形成される障
壁を横切つて第2入力ゲート電極4直下に形成さ
れた計量用電位の井戸に流れ込む。これは時刻
T1においてである。次に入力拡散層2の電圧が
高電圧VIDHに復帰すると、第2入力ゲート電極4
直下の余分の電荷は該電極直下の表面電位が第1
入力ゲート電極3直下の障壁の表面電位φG1と等
しくなるまで入力拡散層2側に流出する。これは
時刻T2においてである。このようにして第2入
力ゲート電極4下の計量用電位の井戸に注入され
た電荷量は、第1入力ゲート電極3に端子7より
加えられる電圧をvG1とすると、電位差(VH−
vG1)に比例する。したがつて注入電荷量はvG1に
対して直線的に変化する。
第3図から明らかなように、以上の電位平衡法
では第1入力ゲート電極3直下の表面電位φG1が
入力拡散層パルス10の低いレベル電圧VIDLより
も低くなると電荷が注入されない。また第1入力
ゲート電極3に加えられる電圧vG1が、第2入力
ゲート電極4に印加される転送パルス9の高レベ
ル側電圧VHよりも高くなると、第2入力ゲート
電極4の下には電位平衡の後、電荷が残留しな
い。それゆえ入力拡散層パルス10の低レベル側
電圧VIDLが電荷の転送チヤネル中へのオーバーフ
ローを防ぐための臨界値φR(VRなる電圧が印加さ
れている転送電極下の表面電位)に選ばれたとし
ても、電荷の注入が可能なvG1の範囲はVLとVHの
間に制限される。したがつて、取り扱うアナログ
信号に対しての線形動作を確保するためには、入
力信号をその電圧値の最大あるいは最小がVLと
VHの間に入るような適当な直流バイアス電圧に
重畳して第1入力ゲート電極3に導びく入力バイ
アス回路が必要である。
では第1入力ゲート電極3直下の表面電位φG1が
入力拡散層パルス10の低いレベル電圧VIDLより
も低くなると電荷が注入されない。また第1入力
ゲート電極3に加えられる電圧vG1が、第2入力
ゲート電極4に印加される転送パルス9の高レベ
ル側電圧VHよりも高くなると、第2入力ゲート
電極4の下には電位平衡の後、電荷が残留しな
い。それゆえ入力拡散層パルス10の低レベル側
電圧VIDLが電荷の転送チヤネル中へのオーバーフ
ローを防ぐための臨界値φR(VRなる電圧が印加さ
れている転送電極下の表面電位)に選ばれたとし
ても、電荷の注入が可能なvG1の範囲はVLとVHの
間に制限される。したがつて、取り扱うアナログ
信号に対しての線形動作を確保するためには、入
力信号をその電圧値の最大あるいは最小がVLと
VHの間に入るような適当な直流バイアス電圧に
重畳して第1入力ゲート電極3に導びく入力バイ
アス回路が必要である。
入力信号を適当な直流バイアス電圧に車畳して
電荷注入部に導びく入力バイアス回路として、従
来、結合コンデンサと定電圧源、高抵抗から成る
回路が用いられている。この従来例を第4図に示
す。ただし、第4図に示した電荷注入部は第1図
に示したものと同一構造であるとし、電荷の注入
方法としては第1図〜第3図を用いて説明した前
述の電位平衡法を用いるものとする。したがつて
第4図において、第1図と同一の構成要素には同
一番号を付し、電荷注入方法についての説明は省
略する。同図において、信号源11はコンデンサ
12を通して第1入力ゲート電極3に結合され、
この第1ゲート電極3は抵抗13を介して定電圧
源14に接続されている。信号源11より供給さ
れる入力信号電圧は、一般には、直流成分V1と
変化分(交流成分)viから成る。いま交流成分と
して周波数aの無ひずみ正弦波を仮定すると、入
力信号電圧の全体の瞬時値vIは vI=VI+vi=VI+Vin・ejwt (1) で表わされる。ここでVinは正弦波の振幅、w=
2πsである。これに対して第1入力ゲート電極3
に加わる信号電圧の全の瞬時値vG1は、コンデン
サ12の容量をCc、定電圧源14の電圧をEB、
抵抗13の抵抗値をRBとすると、 vG1=1/1+(1/jw.Cc・RB)Vin ・ejwt+EB (2) となる。すなわち、コンデンサ12によつて直流
電流が阻止されるから入力信号中の直流成分VI
は消失し、定電圧源14によつて直流バイアス電
圧EBが設定される。したがつて定電圧源14の
電圧EBを(VL+VH)/2とすれば、振幅Vinがほ
ぼ(VH−VL)/2までの正弦波入力に対して線
形動作を確保することが可能である。第4図に示
した従来の回路では、(2)式からも明らかな通り、
信号が高周波の場合、すなわちwCcRB>>1の場
合には、vG1=Vin・ejwt+EBとなつて、入力信号
の交流成分がそのままの大きさで入力されるが、
信号が低周波になると第1入力ゲート電極3に加
わる正弦波の振幅が減衰する欠点がある。この低
周波特性の劣化はコンデンサ12の容量Ccとバイ
アス抵抗13の抵抗値RBを大きな値に選ぶこと
によりある程度は緩和されるが、そのような大容
量コンデンサと高抵抗の寸法は、入力バイアス回
路が同一基板上に集積化されたCCDの構成に重
大な支障をきたすものである。
電荷注入部に導びく入力バイアス回路として、従
来、結合コンデンサと定電圧源、高抵抗から成る
回路が用いられている。この従来例を第4図に示
す。ただし、第4図に示した電荷注入部は第1図
に示したものと同一構造であるとし、電荷の注入
方法としては第1図〜第3図を用いて説明した前
述の電位平衡法を用いるものとする。したがつて
第4図において、第1図と同一の構成要素には同
一番号を付し、電荷注入方法についての説明は省
略する。同図において、信号源11はコンデンサ
12を通して第1入力ゲート電極3に結合され、
この第1ゲート電極3は抵抗13を介して定電圧
源14に接続されている。信号源11より供給さ
れる入力信号電圧は、一般には、直流成分V1と
変化分(交流成分)viから成る。いま交流成分と
して周波数aの無ひずみ正弦波を仮定すると、入
力信号電圧の全体の瞬時値vIは vI=VI+vi=VI+Vin・ejwt (1) で表わされる。ここでVinは正弦波の振幅、w=
2πsである。これに対して第1入力ゲート電極3
に加わる信号電圧の全の瞬時値vG1は、コンデン
サ12の容量をCc、定電圧源14の電圧をEB、
抵抗13の抵抗値をRBとすると、 vG1=1/1+(1/jw.Cc・RB)Vin ・ejwt+EB (2) となる。すなわち、コンデンサ12によつて直流
電流が阻止されるから入力信号中の直流成分VI
は消失し、定電圧源14によつて直流バイアス電
圧EBが設定される。したがつて定電圧源14の
電圧EBを(VL+VH)/2とすれば、振幅Vinがほ
ぼ(VH−VL)/2までの正弦波入力に対して線
形動作を確保することが可能である。第4図に示
した従来の回路では、(2)式からも明らかな通り、
信号が高周波の場合、すなわちwCcRB>>1の場
合には、vG1=Vin・ejwt+EBとなつて、入力信号
の交流成分がそのままの大きさで入力されるが、
信号が低周波になると第1入力ゲート電極3に加
わる正弦波の振幅が減衰する欠点がある。この低
周波特性の劣化はコンデンサ12の容量Ccとバイ
アス抵抗13の抵抗値RBを大きな値に選ぶこと
によりある程度は緩和されるが、そのような大容
量コンデンサと高抵抗の寸法は、入力バイアス回
路が同一基板上に集積化されたCCDの構成に重
大な支障をきたすものである。
さらに前述の従来技術による入力バイアス回路
では、入力信号本来の直流成分VIが失なわれる
から、CCDを直流成分の伝送が必要な低域通過
フイルタ等の用途には使用できない。上記従来技
術の欠点がCR結合の使用に起因することは明ら
かである。これに対して本発明の特徴は演算増幅
器の直流差動増幅作用を用いて入力信号の直流レ
ベルをシフトさせる点にある。
では、入力信号本来の直流成分VIが失なわれる
から、CCDを直流成分の伝送が必要な低域通過
フイルタ等の用途には使用できない。上記従来技
術の欠点がCR結合の使用に起因することは明ら
かである。これに対して本発明の特徴は演算増幅
器の直流差動増幅作用を用いて入力信号の直流レ
ベルをシフトさせる点にある。
以下、図面にもとづいて本発明を説明する。
第5図に、本発明によるレベルシフト回路の基
本構成を示す。同図において、20は演算増幅
器、21,22はそれぞれC1,C2なる容量値を
有するコンデンサ、23,24,25はスイツ
チ、26は定電圧供給回路であり、演算増幅器2
0の出力端子27がCCDの電荷注入部を構成す
る入力拡散層もしくは入力ゲート電極に導かれ
る。第5図の回路構成において、演算増幅器20
の出力端子27は負帰還ループを形成するコンデ
ンサ22を介して反転側入力端子28と結ばれ、
該反転側入力端子28はスイツチ24を介して片
側が基準電位OVとされたコンデンサ21のもう
一方の端子30に結ばれている。さらにこの端子
30はスイツチ23を介して信号源31に導びか
れる。一方、演算増幅器20の非反転側入力端子
29には、定電圧供給回路26より直流電圧VB
が供給される。また、演算増幅器20の出力端子
27と反転側入力端子28の間にはコンデンサ2
2と並列にスイツチ25が接続されている。そし
て、演算増幅器20の出力端子27がCCD電荷
注入部の入力信号電圧印加端子である入力拡散層
もしくは入力ゲート電極に導かれる。なお、ここ
に用いたスイツチ23,24,25は、周期的に
開閉(OFF−ON)を繰り返す周期形スイツチで
ある。
本構成を示す。同図において、20は演算増幅
器、21,22はそれぞれC1,C2なる容量値を
有するコンデンサ、23,24,25はスイツ
チ、26は定電圧供給回路であり、演算増幅器2
0の出力端子27がCCDの電荷注入部を構成す
る入力拡散層もしくは入力ゲート電極に導かれ
る。第5図の回路構成において、演算増幅器20
の出力端子27は負帰還ループを形成するコンデ
ンサ22を介して反転側入力端子28と結ばれ、
該反転側入力端子28はスイツチ24を介して片
側が基準電位OVとされたコンデンサ21のもう
一方の端子30に結ばれている。さらにこの端子
30はスイツチ23を介して信号源31に導びか
れる。一方、演算増幅器20の非反転側入力端子
29には、定電圧供給回路26より直流電圧VB
が供給される。また、演算増幅器20の出力端子
27と反転側入力端子28の間にはコンデンサ2
2と並列にスイツチ25が接続されている。そし
て、演算増幅器20の出力端子27がCCD電荷
注入部の入力信号電圧印加端子である入力拡散層
もしくは入力ゲート電極に導かれる。なお、ここ
に用いたスイツチ23,24,25は、周期的に
開閉(OFF−ON)を繰り返す周期形スイツチで
ある。
なお、第5図に示した本発明の各構成要素は、
コンデンサ22が演算増幅器の出力端子と反転側
入力端子の間に接続された第1のコンデンサ、ス
イツチ25が第1のコンデンサに並列接続された
第1のスイツチ、コンデンサ21が一端が基準電
位とされた第2のコンデンサ、スイツチ23およ
びスイツチ24が前記第2のコンデンサの他の一
端と信号源および演算増幅器の反転入力端子との
間に設けられた第2および第3のスイツチ、定電
圧供給回路26が演算増幅器の非反転側入力端子
に直流電圧を供給する手段にそれぞれ対応してい
る。
コンデンサ22が演算増幅器の出力端子と反転側
入力端子の間に接続された第1のコンデンサ、ス
イツチ25が第1のコンデンサに並列接続された
第1のスイツチ、コンデンサ21が一端が基準電
位とされた第2のコンデンサ、スイツチ23およ
びスイツチ24が前記第2のコンデンサの他の一
端と信号源および演算増幅器の反転入力端子との
間に設けられた第2および第3のスイツチ、定電
圧供給回路26が演算増幅器の非反転側入力端子
に直流電圧を供給する手段にそれぞれ対応してい
る。
第6図は、第5図に示した本発明に従うレベル
シフト回路の駆動方法の一例におけるスイツチ2
3,24,25の開閉手続とそれに伴なう回路動
作を説明するためのタイミング図である。同図に
おいて、33,34,35はそれぞれスイツチ2
3,24,25の開閉の時間関係を示しており、
実線区間がスイツチの閉じる(ON)期間、破線
区間がスイツチの開く(OFF)期間に対応して
いる。また、Aは信号源31より供給される直流
成分VIと変化分viから成る入力信号電圧波形、B
はコンデンサ21の端子間電圧、すなわち端子3
0の電圧波形で、Cは演算増幅器出力端子27に
得られる出力電圧波形である。なお出力電圧波形
Cでは簡単化のために演算増幅器20の立上り時
間およびセツトリング時間に対応する期間が省略
されている。
シフト回路の駆動方法の一例におけるスイツチ2
3,24,25の開閉手続とそれに伴なう回路動
作を説明するためのタイミング図である。同図に
おいて、33,34,35はそれぞれスイツチ2
3,24,25の開閉の時間関係を示しており、
実線区間がスイツチの閉じる(ON)期間、破線
区間がスイツチの開く(OFF)期間に対応して
いる。また、Aは信号源31より供給される直流
成分VIと変化分viから成る入力信号電圧波形、B
はコンデンサ21の端子間電圧、すなわち端子3
0の電圧波形で、Cは演算増幅器出力端子27に
得られる出力電圧波形である。なお出力電圧波形
Cでは簡単化のために演算増幅器20の立上り時
間およびセツトリング時間に対応する期間が省略
されている。
第5図と第6図を用いて説明する。ただし、以
下の説明では、便宜上、演算増幅器20を、無限
大に近い増幅度をもつ理想演算増幅器とする。
下の説明では、便宜上、演算増幅器20を、無限
大に近い増幅度をもつ理想演算増幅器とする。
まず第6図の時刻t0において、スイツチ23が
閉じるので、これより、コンデンサ21の端子電
圧波形Bは、入力信号電圧Aに追従して変化す
る。また、スイツチ25が閉じるので、演算増幅
器20は、ユニテイフイードバツク接続となり、
出力端子27を非反転入力端子29と等電位、す
なわち、VBに設定する。このとき、コンデンサ
22の両端には、もちろん電荷は存在しない。時
刻t1においてスイツチ23が開き、信号源が切り
離されるとコンデンサ21の端子電圧Bは、その
ままこの時刻の入力信号電圧vIに保持される。し
たがつてコンデンサ21には期間37中、C1・vI
なる電荷が蓄積保持される。この時刻t2において
スイツチ25も開くがコンデンサ22の電荷の変
動はないので、出力端子27は期間37中もVB
に固定されたままとなる。次に時刻t2にスイツチ
24が閉じるとコンデンサ21が演算増幅器20
の反転入力端子28に結ばれるので、演算増幅器
の差動増幅作用と帰還効果により、コンデンサ2
1と22の間には電荷の移動が生じる。この電荷
の移動は、演算増幅器の反転入力端子28が非反
転入力端子29と等電位になると停止する。した
がつて期間38中、コンデンサ21の端子電圧B
はVBとされ、コンデンサ21よりC1(vI−VB)な
る電荷量がコンデンサ22へ移動する。移動の前
後において、電荷量の総和は変化しないので、こ
のときの出力端子の電圧Cの値をVpとすると C1(vI−VB)=C2(VB−Vp) なる関係が成り立ち、出力電圧Vpは Vp=−(C1/C2)vI +{1+(C1/C2)}VB (3) となる。時刻t3においてスイツチ24が開くが、
電荷の移動はないのでコンデンサ21の端子電圧
Bと出力端子27の電圧Cは、期間39中もその
まま、VBとVpに保持される。以上の時刻t0からt4
までがこの回路の動作の一周期であり、以後t4よ
り同様な動作が繰り返され、入力信号電圧VI′,
VI″に対してそれぞれ出力電圧Vp′,Vp″が順次設
定される。
閉じるので、これより、コンデンサ21の端子電
圧波形Bは、入力信号電圧Aに追従して変化す
る。また、スイツチ25が閉じるので、演算増幅
器20は、ユニテイフイードバツク接続となり、
出力端子27を非反転入力端子29と等電位、す
なわち、VBに設定する。このとき、コンデンサ
22の両端には、もちろん電荷は存在しない。時
刻t1においてスイツチ23が開き、信号源が切り
離されるとコンデンサ21の端子電圧Bは、その
ままこの時刻の入力信号電圧vIに保持される。し
たがつてコンデンサ21には期間37中、C1・vI
なる電荷が蓄積保持される。この時刻t2において
スイツチ25も開くがコンデンサ22の電荷の変
動はないので、出力端子27は期間37中もVB
に固定されたままとなる。次に時刻t2にスイツチ
24が閉じるとコンデンサ21が演算増幅器20
の反転入力端子28に結ばれるので、演算増幅器
の差動増幅作用と帰還効果により、コンデンサ2
1と22の間には電荷の移動が生じる。この電荷
の移動は、演算増幅器の反転入力端子28が非反
転入力端子29と等電位になると停止する。した
がつて期間38中、コンデンサ21の端子電圧B
はVBとされ、コンデンサ21よりC1(vI−VB)な
る電荷量がコンデンサ22へ移動する。移動の前
後において、電荷量の総和は変化しないので、こ
のときの出力端子の電圧Cの値をVpとすると C1(vI−VB)=C2(VB−Vp) なる関係が成り立ち、出力電圧Vpは Vp=−(C1/C2)vI +{1+(C1/C2)}VB (3) となる。時刻t3においてスイツチ24が開くが、
電荷の移動はないのでコンデンサ21の端子電圧
Bと出力端子27の電圧Cは、期間39中もその
まま、VBとVpに保持される。以上の時刻t0からt4
までがこの回路の動作の一周期であり、以後t4よ
り同様な動作が繰り返され、入力信号電圧VI′,
VI″に対してそれぞれ出力電圧Vp′,Vp″が順次設
定される。
以上説明したように、本発明では、スイツチ2
3を閉じることにより信号源31をコンデンサ2
1と接続し、この後、スイツチ23を開いて、入
力信号の標本値VIをC1・vIなる電荷としてコンデ
ンサ21に蓄積保持する。次に、スイツチ24を
閉じ、非反転入力端子27に直流電圧VBが印加
された演算増幅器の高い増幅度と帰還効果を利用
してコンデンサ21からC1(vI−VB)なる量の電
荷をコンデンサ22に移動させることにより、直
流電圧〔1+(C1/C2)〕VBに重畳された信号電
圧−(C1/C2)VIを出力する。なお、スイツチ2
5を閉じるごとにコンデンサ22の電荷はリセツ
トされ、出力電圧CはVBとなる。したがつて出
力電圧波形Cは41で示されるVpなるレベルの
期間と42で示されるVBなるレベルの期間を交
互に繰り返す。
3を閉じることにより信号源31をコンデンサ2
1と接続し、この後、スイツチ23を開いて、入
力信号の標本値VIをC1・vIなる電荷としてコンデ
ンサ21に蓄積保持する。次に、スイツチ24を
閉じ、非反転入力端子27に直流電圧VBが印加
された演算増幅器の高い増幅度と帰還効果を利用
してコンデンサ21からC1(vI−VB)なる量の電
荷をコンデンサ22に移動させることにより、直
流電圧〔1+(C1/C2)〕VBに重畳された信号電
圧−(C1/C2)VIを出力する。なお、スイツチ2
5を閉じるごとにコンデンサ22の電荷はリセツ
トされ、出力電圧CはVBとなる。したがつて出
力電圧波形Cは41で示されるVpなるレベルの
期間と42で示されるVBなるレベルの期間を交
互に繰り返す。
本発明において、第5図に示したコンデンサ2
1と22の容量値C1とC2を等しい値に選んだ場
合、C1/C2=1となるので(3)式で示される期間
41中の出力電圧Vpは Vp=−vi+2VB (4) となる。この場合、入力信号電圧の標本値vIはそ
のままの大きさで伝送され、その直流レベルのみ
が2VBだけシフトする。したがつて、第5図にお
ける定電圧供給回路26の直流電圧VBを所望と
する直流バイアス電圧の1/2に設定することによ
り入力信号の直流バイアスを達成することができ
る。
1と22の容量値C1とC2を等しい値に選んだ場
合、C1/C2=1となるので(3)式で示される期間
41中の出力電圧Vpは Vp=−vi+2VB (4) となる。この場合、入力信号電圧の標本値vIはそ
のままの大きさで伝送され、その直流レベルのみ
が2VBだけシフトする。したがつて、第5図にお
ける定電圧供給回路26の直流電圧VBを所望と
する直流バイアス電圧の1/2に設定することによ
り入力信号の直流バイアスを達成することができ
る。
一方、本発明において、コンデンサ21,22
の容量値C1,C2を異なる値に選んだ場合、直流
レベルのシフト機能と併せて、入力信号電圧vIの
増幅または減衰機能が達成されることは(3)式から
も明らかである。すなわち、入力信号標本値電圧
vIは、コンデンサ21と22の容量比C1/C2を、
(C1/C2)>1に選定すれば増幅され、(C1/C2)
<1に選定すれば減衰されて出力される。もちろ
ん、増幅、減衰のいずれの機能をもたせた場合に
も、選定されたC1/C2の値に応じて、定電圧供
給回路26の直流電圧VBの値を設定することに
より所望とする直流バイアス電圧が得られること
は云うまでもない。
の容量値C1,C2を異なる値に選んだ場合、直流
レベルのシフト機能と併せて、入力信号電圧vIの
増幅または減衰機能が達成されることは(3)式から
も明らかである。すなわち、入力信号標本値電圧
vIは、コンデンサ21と22の容量比C1/C2を、
(C1/C2)>1に選定すれば増幅され、(C1/C2)
<1に選定すれば減衰されて出力される。もちろ
ん、増幅、減衰のいずれの機能をもたせた場合に
も、選定されたC1/C2の値に応じて、定電圧供
給回路26の直流電圧VBの値を設定することに
より所望とする直流バイアス電圧が得られること
は云うまでもない。
本発明では、直流成分VIと変化分viから成る入
力信号電圧瞬時値vIを一端が基準電位OVとされ
たコンデンサ21にC1・vIなる電荷として標本
化・蓄積し、次に非反転側入力端子が直流電圧
VBとされた演算増幅器を介して、該増幅器の帰
還要素であるコンデンサ22に、コンデンサ21
よりC1(vI−VB)なる量の電荷を転送することに
よりレベルシフトを達成しており、レベルシフト
に伴なう入力信号直流成分の消失および低周波特
性の劣化を全く生じないことは(3),(4)式からも明
らかである。
力信号電圧瞬時値vIを一端が基準電位OVとされ
たコンデンサ21にC1・vIなる電荷として標本
化・蓄積し、次に非反転側入力端子が直流電圧
VBとされた演算増幅器を介して、該増幅器の帰
還要素であるコンデンサ22に、コンデンサ21
よりC1(vI−VB)なる量の電荷を転送することに
よりレベルシフトを達成しており、レベルシフト
に伴なう入力信号直流成分の消失および低周波特
性の劣化を全く生じないことは(3),(4)式からも明
らかである。
また、この発明に用いるコンデンサ21,22
の容量値C1,C2は、スイツチ23,24,25
の容量、配線容量等の影響が無視できる程度の大
きさでよく、したがつて極めて小さな値とするこ
とができる。それゆえスイツチ23,24,25
として例えばMOSトランジスタスイツチを用い、
コンデンサ21,22として例えば、MOS集積
回路技術で実現可能なゲート電極−反転層間容量
あるいは二層電極間の容量等を使用すれば、この
発明の集積化は容易に達成される。
の容量値C1,C2は、スイツチ23,24,25
の容量、配線容量等の影響が無視できる程度の大
きさでよく、したがつて極めて小さな値とするこ
とができる。それゆえスイツチ23,24,25
として例えばMOSトランジスタスイツチを用い、
コンデンサ21,22として例えば、MOS集積
回路技術で実現可能なゲート電極−反転層間容量
あるいは二層電極間の容量等を使用すれば、この
発明の集積化は容易に達成される。
以上説明したように、この発明は、レベルシフ
トに伴なう低周波特性劣化の改善に大きな利点が
あり、さらに大容量、高抵抗を用いることなくレ
ベルシフトが達成されるので集積化に適してい
る。
トに伴なう低周波特性劣化の改善に大きな利点が
あり、さらに大容量、高抵抗を用いることなくレ
ベルシフトが達成されるので集積化に適してい
る。
第6図から明らかなように、本発明の動作の一
周期には、演算増幅器の高い増幅度と帰還効果を
利用してレベルシフトを達成する期間(スイツチ
24が閉じた状態となる期間38)の他に、コン
デンサ22の電荷を放電するリセツト期間(スイ
ツチ25が閉じた状態となる期間36)と、リセ
ツト期間をレベルシフト達成期間38と隔絶する
ための二つの期間(スイツチ24と25がともに
開いた状態となる期間37および39)が必要で
ある。さらに入力信号を標本化し、コンデンサ2
1に蓄積・保持させるための期間も必要である
が、これには第6図の例に示したようにリセツト
期間36とその後の期間37を重複して充当する
ことができる。したがつて本発明のスイツチ開閉
手続では、一周期中、すくなくとも4回のスイツ
チ操作が行なわれ、4つの期間36,37,3
8,39が設定される。
周期には、演算増幅器の高い増幅度と帰還効果を
利用してレベルシフトを達成する期間(スイツチ
24が閉じた状態となる期間38)の他に、コン
デンサ22の電荷を放電するリセツト期間(スイ
ツチ25が閉じた状態となる期間36)と、リセ
ツト期間をレベルシフト達成期間38と隔絶する
ための二つの期間(スイツチ24と25がともに
開いた状態となる期間37および39)が必要で
ある。さらに入力信号を標本化し、コンデンサ2
1に蓄積・保持させるための期間も必要である
が、これには第6図の例に示したようにリセツト
期間36とその後の期間37を重複して充当する
ことができる。したがつて本発明のスイツチ開閉
手続では、一周期中、すくなくとも4回のスイツ
チ操作が行なわれ、4つの期間36,37,3
8,39が設定される。
以上のように本発明では、スイツチ24が閉じ
た状態となるときには他のスイツチ23,25が
開いた状態となるようにスイツチの開閉手続が選
ばれており、この開閉手続を周期的に繰り返すよ
うな駆動方法が採られる。
た状態となるときには他のスイツチ23,25が
開いた状態となるようにスイツチの開閉手続が選
ばれており、この開閉手続を周期的に繰り返すよ
うな駆動方法が採られる。
ただし、第6図に示したスイツチ23,24,
25の開閉手続は、単なる一例であつて、これに
限るものではない。すなわち、この発明では、ス
イツチ24の閉じた状態(期間36)が、スイツ
チ23および25の閉じた状態(期間36)と重
なり合わないという条件さえ満足されれば、他の
時間関係、例えば期間36,37,38,39の
それぞれ一周期中に占める割合等は、どのように
選んでもよい。また第6図の場合のようにスイツ
チ23と25が、かならずしも同一期間に閉じた
状態となる必要もない。したがつてスイツチ2
3,24,25の開閉手続には非常に多くの変形
が可能である。
25の開閉手続は、単なる一例であつて、これに
限るものではない。すなわち、この発明では、ス
イツチ24の閉じた状態(期間36)が、スイツ
チ23および25の閉じた状態(期間36)と重
なり合わないという条件さえ満足されれば、他の
時間関係、例えば期間36,37,38,39の
それぞれ一周期中に占める割合等は、どのように
選んでもよい。また第6図の場合のようにスイツ
チ23と25が、かならずしも同一期間に閉じた
状態となる必要もない。したがつてスイツチ2
3,24,25の開閉手続には非常に多くの変形
が可能である。
第7図および第8図に、この発明を、電荷注入
方法として電位平衡法を用いたCCDに適用した
場合についての一実施例を示す。すなわち、第7
図は本発明の一実施例を示す回路構成図、第8図
はこの実施例における回路動作を説明するための
タイミング図である。第7図において、2,3,
4,6,8は、第4図と同一構成要素であり、2
0,21,22,26,31は第5図と同一構成
要素である。ただし、この実施例ではコンデンサ
21,22の容量値C1,C2が等しい値に選定さ
れているものとする。また、この実施例では第5
図におけるスイツチ23,25および24の具体
例としてMOSトランジスタスイツチ43,45
および44が用いられており、これらの開閉状態
は端子46および47に印加されるパルス電圧に
より制御される。なお、この実施例でも、CCD
の電荷注入部は第1図と同一の構造を有するもの
とし、電荷注入方法としては、第2図および第3
図で説明した電位平衡法が用いられるものとす
る。したがつて、端子6,8にはそれぞれ、第2
図に示したのと同一波形のパルス電圧10,9が
印加されるものとする。第8図において、48は
MOSトランジスタスイツチ43および45を制
御するパルス電圧、49はMOSトランジスタス
イツチ44を制御するパルス電圧であり、これら
の周期はCCDに印加されるパルス電圧10,9
の周期に等しく選ばれている。なお、この例で
は、CCDがNチヤネル型であるから、MOSトラ
ンジスタもNチヤネル型のものを用いることとし
て、パルス電圧48,49を描いた。それゆえ、
パルス電圧48および49が高レベルVHになる
期間がスイツチ43,45および44の閉じる期
間となり、低レベルVLになる期間がスイツチ4
3,45および44の開く期間となる。第9図に
示したパルス電圧48および49によつて制御さ
れるMOSトランジスタスイツチ43,45およ
び44の開閉手続は、第6図に示したスイツチ2
3,24,25の開閉手続と全く同一となつてお
り、この実施例においても第6図の場合と同様、
入力信号電圧AよりC′に示されるような出力電圧
波形が得られる。ただし、この実施例では前述の
ようにコンデンサ21,22の容量値を等しい値
に選定しているので、期間41における出力電圧
Vpは、(4)式に示した通り−vI+2VBに設定され
る。
方法として電位平衡法を用いたCCDに適用した
場合についての一実施例を示す。すなわち、第7
図は本発明の一実施例を示す回路構成図、第8図
はこの実施例における回路動作を説明するための
タイミング図である。第7図において、2,3,
4,6,8は、第4図と同一構成要素であり、2
0,21,22,26,31は第5図と同一構成
要素である。ただし、この実施例ではコンデンサ
21,22の容量値C1,C2が等しい値に選定さ
れているものとする。また、この実施例では第5
図におけるスイツチ23,25および24の具体
例としてMOSトランジスタスイツチ43,45
および44が用いられており、これらの開閉状態
は端子46および47に印加されるパルス電圧に
より制御される。なお、この実施例でも、CCD
の電荷注入部は第1図と同一の構造を有するもの
とし、電荷注入方法としては、第2図および第3
図で説明した電位平衡法が用いられるものとす
る。したがつて、端子6,8にはそれぞれ、第2
図に示したのと同一波形のパルス電圧10,9が
印加されるものとする。第8図において、48は
MOSトランジスタスイツチ43および45を制
御するパルス電圧、49はMOSトランジスタス
イツチ44を制御するパルス電圧であり、これら
の周期はCCDに印加されるパルス電圧10,9
の周期に等しく選ばれている。なお、この例で
は、CCDがNチヤネル型であるから、MOSトラ
ンジスタもNチヤネル型のものを用いることとし
て、パルス電圧48,49を描いた。それゆえ、
パルス電圧48および49が高レベルVHになる
期間がスイツチ43,45および44の閉じる期
間となり、低レベルVLになる期間がスイツチ4
3,45および44の開く期間となる。第9図に
示したパルス電圧48および49によつて制御さ
れるMOSトランジスタスイツチ43,45およ
び44の開閉手続は、第6図に示したスイツチ2
3,24,25の開閉手続と全く同一となつてお
り、この実施例においても第6図の場合と同様、
入力信号電圧AよりC′に示されるような出力電圧
波形が得られる。ただし、この実施例では前述の
ようにコンデンサ21,22の容量値を等しい値
に選定しているので、期間41における出力電圧
Vpは、(4)式に示した通り−vI+2VBに設定され
る。
次に、出力電圧波形C′はCCDの第1入力ゲー
ト電極3に導びかれる。出力電圧波形C′は、階段
状の波形であるが、出力電圧が−VIN+2VBとな
る期間41中に、パルス電圧10が低レベルVIDL
となるようにすれば、入力信号は何ら支障なく、
電荷に変換される。すなわち、この実施例によれ
ば電荷が注入される時刻T1において、直流成分
VIと交流成分viから成る入力信号の標本値vIが
2VBなる直流バイアス電圧に重畳されて入力ゲー
ト電極3に導びかれており、入力信号電圧の全体
の瞬時値vIが何ら劣化することなく信号電荷に変
換されることは明らかである。線形動作が確保さ
れる第1入力ゲート電極3の電圧範囲は、前述の
ようにVLとVHの間であるから、第7図における
定電圧供給回路26の直流電圧VBを(VL+
VH)/4に選ぶことにより、この実施例では、
全体の瞬時値の最小と最大が−(VH−VL)/2と
(VH−VL)/2の間にある信号電圧を入力するこ
とができる。以上のようにこの実施例によれば、
入力信号が直流および低周波成分を損なわれるこ
となく適当な直流バイアス電圧に重畳されて
CCDの電荷注入部に導びかれており、入力信号
電圧の全体の瞬時値がそのままの大きさで伝送さ
れて、電荷に変換されるので、従来の電荷注入部
に比べ低周波特性がはるかに改善されたことは明
らかである。したがつて、電荷注入部における周
波数特性が直流まで平坦に伸びたCCDが実現さ
れる。
ト電極3に導びかれる。出力電圧波形C′は、階段
状の波形であるが、出力電圧が−VIN+2VBとな
る期間41中に、パルス電圧10が低レベルVIDL
となるようにすれば、入力信号は何ら支障なく、
電荷に変換される。すなわち、この実施例によれ
ば電荷が注入される時刻T1において、直流成分
VIと交流成分viから成る入力信号の標本値vIが
2VBなる直流バイアス電圧に重畳されて入力ゲー
ト電極3に導びかれており、入力信号電圧の全体
の瞬時値vIが何ら劣化することなく信号電荷に変
換されることは明らかである。線形動作が確保さ
れる第1入力ゲート電極3の電圧範囲は、前述の
ようにVLとVHの間であるから、第7図における
定電圧供給回路26の直流電圧VBを(VL+
VH)/4に選ぶことにより、この実施例では、
全体の瞬時値の最小と最大が−(VH−VL)/2と
(VH−VL)/2の間にある信号電圧を入力するこ
とができる。以上のようにこの実施例によれば、
入力信号が直流および低周波成分を損なわれるこ
となく適当な直流バイアス電圧に重畳されて
CCDの電荷注入部に導びかれており、入力信号
電圧の全体の瞬時値がそのままの大きさで伝送さ
れて、電荷に変換されるので、従来の電荷注入部
に比べ低周波特性がはるかに改善されたことは明
らかである。したがつて、電荷注入部における周
波数特性が直流まで平坦に伸びたCCDが実現さ
れる。
この実施例に用られるコンデンサ21,22の
容量値は、MOSトランジスタスイツチのゲート
容量の影響が無視できる程度の大きさでよく、非
常に小さい値に選ぶことができる。このような小
容量コンデンサはMOS集積回路によりゲート電
極−反転層間、あるいは二層電極間の絶縁膜容量
等として容易に実現可能である。したがつて定電
圧供給回路26として例えばMOSトランジスタ
で構成される電圧デイバイダ等を使用すれば、第
7図に示したこの実施例のすべての構成要素は同
一基板上に同一プロセスで製造することができ
る。
容量値は、MOSトランジスタスイツチのゲート
容量の影響が無視できる程度の大きさでよく、非
常に小さい値に選ぶことができる。このような小
容量コンデンサはMOS集積回路によりゲート電
極−反転層間、あるいは二層電極間の絶縁膜容量
等として容易に実現可能である。したがつて定電
圧供給回路26として例えばMOSトランジスタ
で構成される電圧デイバイダ等を使用すれば、第
7図に示したこの実施例のすべての構成要素は同
一基板上に同一プロセスで製造することができ
る。
したがつて、入力バイアス回路が同一基板上に
集積化されたCCDが得られる。
集積化されたCCDが得られる。
なお、上記実施例における定電圧供給回路26
は、電荷注入部の第1入力ゲート電極3に最適直
流バイアス電圧2VBボルトを与えるために必要な
もので、この電圧2VBの存在によつて信号電圧vI
とは無関係なバイアス電荷(VH−2VBに比例す
る)が注入されるが、このバイアス電荷は、適当
な電荷検出方法を用いれば、信号電荷(vIに比例
する)より分離できる。そのような電荷検出方法
の一例として分割電極型CCDの電荷検出方法が
ある。この検出方法では差動増幅器を用いること
により、上記バイアス電荷を相殺するので、出力
信号電圧はバイアス電圧2VBとは独立に設定さ
れ、入力信号の瞬時値vIが出力される。このよう
に本発明を、差動増幅器を用いた電荷検出方法を
有するCCDに適用した場合、本発明によつて入
力可能となつた信号電圧の直流成分および低周波
成分が出力信号においても正確に設定されるので
本発明の効果は著しい。
は、電荷注入部の第1入力ゲート電極3に最適直
流バイアス電圧2VBボルトを与えるために必要な
もので、この電圧2VBの存在によつて信号電圧vI
とは無関係なバイアス電荷(VH−2VBに比例す
る)が注入されるが、このバイアス電荷は、適当
な電荷検出方法を用いれば、信号電荷(vIに比例
する)より分離できる。そのような電荷検出方法
の一例として分割電極型CCDの電荷検出方法が
ある。この検出方法では差動増幅器を用いること
により、上記バイアス電荷を相殺するので、出力
信号電圧はバイアス電圧2VBとは独立に設定さ
れ、入力信号の瞬時値vIが出力される。このよう
に本発明を、差動増幅器を用いた電荷検出方法を
有するCCDに適用した場合、本発明によつて入
力可能となつた信号電圧の直流成分および低周波
成分が出力信号においても正確に設定されるので
本発明の効果は著しい。
なお、上記実施例では、入力拡散層と2個の入
力ゲート電極を有する構造の電荷注入部をもつ
CCDを用い、最も簡単な電位平衡法を行うため
に演算増幅器20の出力端子を第1ゲート電極3
に接続し、第2ゲート電極4に転送パルスを印加
したが、これとは別の型の電位平衡法(具体的な
方法は、文献アイ・イー・イー・イージヤーナル
オブソリツドステートサーキツツ(IEEE J.
Solid−State Circuits.)Vol.SC−10,No.2,
pp.81−92,April 1975に詳しく記載されている)
を行うために第1ゲート電極3には適当な直流基
準電圧を印加し、演算増幅器20の出力端子を第
2ゲート電極4に接続してもよい。
力ゲート電極を有する構造の電荷注入部をもつ
CCDを用い、最も簡単な電位平衡法を行うため
に演算増幅器20の出力端子を第1ゲート電極3
に接続し、第2ゲート電極4に転送パルスを印加
したが、これとは別の型の電位平衡法(具体的な
方法は、文献アイ・イー・イー・イージヤーナル
オブソリツドステートサーキツツ(IEEE J.
Solid−State Circuits.)Vol.SC−10,No.2,
pp.81−92,April 1975に詳しく記載されている)
を行うために第1ゲート電極3には適当な直流基
準電圧を印加し、演算増幅器20の出力端子を第
2ゲート電極4に接続してもよい。
また、演算増幅器20の出力端子をCCD電荷
注入部の入力拡散層2に接続し、適当な直流バイ
アス電圧に重畳された入力信号電圧を入力拡散層
2に導くことによつても上記実施例と同様な作用
効果が達成される。入力信号電圧を入力拡散層に
供給する電荷注入方法として、ダイオード・カツ
トオフ法が知られている。この方法は、文献ア
イ・イー・イー・イー・ジヤーナルオブソリツド
ステートサーキツツ(IEEE J.Solid−State
Circuits.Vol.SC−10,No.2,pp.81−92,April
1975)に詳しく記載されているように、一般に、
入力拡散層と1個の入力ゲート電極を有する(第
1図における第1および第2の入力ゲート電極3
および4のいずれかが省かれた)構造の電荷注入
部をもつCCDに対して用いられる方法で、入力
拡散層に入力信号電圧を供給する一方、第1番目
の転送電極下に電位の井戸が形成されている期間
内に、短時間だけ入力ゲート電極下を導通状態と
し、入力拡散層と第1番目の転送電極下の電位を
等電位とした後、再び入力ゲート電極下を非導通
状態とすることにより、入力拡散層から第1番目
の転送電極下に形成される計量用の電位の井戸に
信号電圧に比例した電荷を注入するものである。
このため、入力ゲート電極には幅の狭い正方向パ
ルスが印加される。すなわち、入力拡散層と1個
の入力ゲート電極を有する構造の電荷注入部をも
つCCDを用い、ダイオード・カツトオフ法を実
施するために、演算増幅器20の出力端子を入力
拡散層に接続し、入力ゲート電極に幅の狭い正方
向パルスを印加することによつても、上記実施例
と同様の作用効果が達成される。
注入部の入力拡散層2に接続し、適当な直流バイ
アス電圧に重畳された入力信号電圧を入力拡散層
2に導くことによつても上記実施例と同様な作用
効果が達成される。入力信号電圧を入力拡散層に
供給する電荷注入方法として、ダイオード・カツ
トオフ法が知られている。この方法は、文献ア
イ・イー・イー・イー・ジヤーナルオブソリツド
ステートサーキツツ(IEEE J.Solid−State
Circuits.Vol.SC−10,No.2,pp.81−92,April
1975)に詳しく記載されているように、一般に、
入力拡散層と1個の入力ゲート電極を有する(第
1図における第1および第2の入力ゲート電極3
および4のいずれかが省かれた)構造の電荷注入
部をもつCCDに対して用いられる方法で、入力
拡散層に入力信号電圧を供給する一方、第1番目
の転送電極下に電位の井戸が形成されている期間
内に、短時間だけ入力ゲート電極下を導通状態と
し、入力拡散層と第1番目の転送電極下の電位を
等電位とした後、再び入力ゲート電極下を非導通
状態とすることにより、入力拡散層から第1番目
の転送電極下に形成される計量用の電位の井戸に
信号電圧に比例した電荷を注入するものである。
このため、入力ゲート電極には幅の狭い正方向パ
ルスが印加される。すなわち、入力拡散層と1個
の入力ゲート電極を有する構造の電荷注入部をも
つCCDを用い、ダイオード・カツトオフ法を実
施するために、演算増幅器20の出力端子を入力
拡散層に接続し、入力ゲート電極に幅の狭い正方
向パルスを印加することによつても、上記実施例
と同様の作用効果が達成される。
以上のように、上記実施例は単なる一例であつ
て、ダイナミツク注入法、ダイオード・カツトオ
フ法、電位平衡法等、入力拡散層もしくは入力ゲ
ート電極に信号電圧を導くことにより、電気的に
電荷の注入を行うあらゆる形のCCDの入力バイ
アス回路に広くこの発明が適用できることは本明
細書の記載からも明らかである。
て、ダイナミツク注入法、ダイオード・カツトオ
フ法、電位平衡法等、入力拡散層もしくは入力ゲ
ート電極に信号電圧を導くことにより、電気的に
電荷の注入を行うあらゆる形のCCDの入力バイ
アス回路に広くこの発明が適用できることは本明
細書の記載からも明らかである。
また、上記実施例では、入力バイアス回路を構
成するコンデンサ21,22の容量値C1,C2を
等しい値に選定し、入力信号電圧をそのままの大
きさでCCDの電荷注入部に導びいたが、容量値
C1,C2を異なる値に選定した場合にも入力バイ
アス回路は同様に構成できる。この場合、前述の
ように入力信号電圧が入力バイアス回路において
容量比C1/C2に応じて増幅または減衰されて
CCDの電荷注入部に導びかれることなり、入力
部において利得(損失)を設定することが可能な
極めて有用なCCDを提供することができる。
成するコンデンサ21,22の容量値C1,C2を
等しい値に選定し、入力信号電圧をそのままの大
きさでCCDの電荷注入部に導びいたが、容量値
C1,C2を異なる値に選定した場合にも入力バイ
アス回路は同様に構成できる。この場合、前述の
ように入力信号電圧が入力バイアス回路において
容量比C1/C2に応じて増幅または減衰されて
CCDの電荷注入部に導びかれることなり、入力
部において利得(損失)を設定することが可能な
極めて有用なCCDを提供することができる。
なお、上記実施例では、3個のMOSトランジ
スタスイツチ43,44、および45を用いた
が、これらは、回路の基本動作を達成するために
不可欠な最低限のMOSトランジスタスイツチで
あつて、必要に応じてこれらの外に付加のスイツ
チを増設することができる。例えば、MOSトラ
ンジスタスイツチに特有なゲート蓄積電荷の分配
によるフイードスルー誤差を低減するために、付
加のスイツチを増設すること等が可能である。
スタスイツチ43,44、および45を用いた
が、これらは、回路の基本動作を達成するために
不可欠な最低限のMOSトランジスタスイツチで
あつて、必要に応じてこれらの外に付加のスイツ
チを増設することができる。例えば、MOSトラ
ンジスタスイツチに特有なゲート蓄積電荷の分配
によるフイードスルー誤差を低減するために、付
加のスイツチを増設すること等が可能である。
以上説明したように、この発明は、レベルシフ
トに伴なう低周波特性劣化の改善に大きな利点が
あり、さらに集積化にも適しているためCCDの
入力バイアス回路として用いたときその効果は著
しい。
トに伴なう低周波特性劣化の改善に大きな利点が
あり、さらに集積化にも適しているためCCDの
入力バイアス回路として用いたときその効果は著
しい。
第1図は従来のCCDにおける電荷注入部付近
の構造の一例を示す図であり、1は半導体基板、
2は入力拡散層、3,4は電極、5は絶縁膜、
6,7,8は端子である。第2図は第1図の
CCDに用られる電荷注入方法の一例を説明する
ために示した駆動パルス電圧の波形例である。第
3図は第1図と第2図で示された電荷注入方法の
2つの時刻における表面電位分布と電荷分布を表
わした図である。第4図は入力信号を適当な直流
バイアス電圧に重畳して電荷注入部に導びく入力
バイアス回路の従来例を示す図であり、11は信
号源、12はコンデンサ、13は抵抗、14は定
電圧源である。第5図は本発明の基本的な構成を
示す図であり、20は演算増幅器、21,22は
コンデンサ、23,24,25はスイツチ、26
は定電圧供給回路、31は信号源である。第6図
は第5図におけるスイツチ23,24,25の駆
動方法の一例とそれに伴なう本発明の動作を説明
するためのタイミング図であり33,34,35
はスイツチ23,24,25の開閉手続の一例、
Aは入力信号電圧波形、Bはコンデンサ21の端
子電圧波形、Cは演算増幅器20の出力端子に現
われる出力電圧波形である。第7図と第8図は、
この発明をCCDの入力バイアス回路に適用した
具体的な実施例を示し、第7図は構成図、第8図
はタイミング図で、43,44,45はMOSト
ランジスタスイツチ、46は43,45の制御用
端子、47は44の制御用端子、48,49は端
子46,47に印加されるパルス電圧である。
の構造の一例を示す図であり、1は半導体基板、
2は入力拡散層、3,4は電極、5は絶縁膜、
6,7,8は端子である。第2図は第1図の
CCDに用られる電荷注入方法の一例を説明する
ために示した駆動パルス電圧の波形例である。第
3図は第1図と第2図で示された電荷注入方法の
2つの時刻における表面電位分布と電荷分布を表
わした図である。第4図は入力信号を適当な直流
バイアス電圧に重畳して電荷注入部に導びく入力
バイアス回路の従来例を示す図であり、11は信
号源、12はコンデンサ、13は抵抗、14は定
電圧源である。第5図は本発明の基本的な構成を
示す図であり、20は演算増幅器、21,22は
コンデンサ、23,24,25はスイツチ、26
は定電圧供給回路、31は信号源である。第6図
は第5図におけるスイツチ23,24,25の駆
動方法の一例とそれに伴なう本発明の動作を説明
するためのタイミング図であり33,34,35
はスイツチ23,24,25の開閉手続の一例、
Aは入力信号電圧波形、Bはコンデンサ21の端
子電圧波形、Cは演算増幅器20の出力端子に現
われる出力電圧波形である。第7図と第8図は、
この発明をCCDの入力バイアス回路に適用した
具体的な実施例を示し、第7図は構成図、第8図
はタイミング図で、43,44,45はMOSト
ランジスタスイツチ、46は43,45の制御用
端子、47は44の制御用端子、48,49は端
子46,47に印加されるパルス電圧である。
Claims (1)
- 【特許請求の範囲】 1 すくなくとも、演算増幅器と、該増幅器の出
力端子と反転側入力端子の間に接続された第1の
コンデンサと、該コンデンサに並列接続された第
1のスイツチと、信号源電圧を一時保持するため
の第2のコンデンサと、該コンデンサと信号源及
び前記演算増幅器の反転入力端子との間に設けら
れた第2および第3のスイツチと、前記演算増幅
器の非反転入力端子に直流電圧を供給する手段と
を備え、前記演算増幅器の出力端子を電荷転送素
子の電荷注入部を構成する入力拡散層もしくは入
力ゲート電極に接続したことを特徴とするレベル
シフト回路。 2 すくなくとも、演算増幅器と、該増幅器の出
力端子と反転側入力端子の間に接続された第1の
コンデンサと、該コンデンサに並列接続された第
1のスイツチと、信号源電圧を一時保持するため
の第2のコンデンサと、該コンデンサと信号源及
び前記演算増幅器の反転入力端子との間に設けら
れた第2および第3のスイツチと、前記演算増幅
器の非反転入力端子に直流電圧を供給する手段と
を備え、前記演算増幅器の出力端子を電荷転送素
子の電荷注入部を構成する入力拡散層もしくは入
力ゲート電極に接続したことを特徴とするレベル
シフト回路の駆動方法であつて、前記第1、第2
および第3のスイツチの開閉手段を、第3のスイ
ツチが閉じた状態となるときには他のスイツチが
開いた状態となるように選び、かつ、この開閉手
続を周期的に繰り返すようにしたことを特徴とす
るレベルシフト回路の駆動方法。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP11647679A JPS5640319A (en) | 1979-09-11 | 1979-09-11 | Level shift circuit and its driving method |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP11647679A JPS5640319A (en) | 1979-09-11 | 1979-09-11 | Level shift circuit and its driving method |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPS5640319A JPS5640319A (en) | 1981-04-16 |
| JPS6325532B2 true JPS6325532B2 (ja) | 1988-05-25 |
Family
ID=14688041
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP11647679A Granted JPS5640319A (en) | 1979-09-11 | 1979-09-11 | Level shift circuit and its driving method |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPS5640319A (ja) |
-
1979
- 1979-09-11 JP JP11647679A patent/JPS5640319A/ja active Granted
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPS5640319A (en) | 1981-04-16 |
Similar Documents
| Publication | Publication Date | Title |
|---|---|---|
| EP0875904B1 (en) | A sample-and-hold circuit | |
| US4365204A (en) | Offset compensation for switched capacitor integrators | |
| US4819071A (en) | Solid state imaging apparatus | |
| US4156818A (en) | Operating circuitry for semiconductor charge coupled devices | |
| US6025875A (en) | Analog signal sampler for imaging systems | |
| US5247210A (en) | Method and circuitry for decreasing the recovery time of an MOS differential voltage comparator | |
| US4065766A (en) | Analog-to-digital converter | |
| US5033068A (en) | Charge transfer device | |
| JPS58104527A (ja) | 点滅型アナログデジタル変換器 | |
| US4633101A (en) | Semiconductor sample and hold switching circuit | |
| US4366550A (en) | Monolithic sequential processor for four-quadrant multiplier arrays | |
| US3983408A (en) | Bucket-brigade circuit | |
| US4377760A (en) | Device for reading a quantity of electric charge | |
| KR0146914B1 (ko) | 초퍼형 차동증폭기 | |
| JPS6112408B2 (ja) | ||
| US3983409A (en) | Bucket-brigade circuit | |
| JPS6325532B2 (ja) | ||
| FI74366B (fi) | Foerstaerkaranordning med laogpasskarakteristika. | |
| US4232279A (en) | Low noise charge coupled device transversal filter | |
| US5252868A (en) | CMOS amplifier circuit and CCD delay line with CMOS amplifier | |
| SE415066B (sv) | Laddningsforskjutningsanordning | |
| US6404262B1 (en) | Switched capacitor integrator using unity gain buffers | |
| US4933646A (en) | Field effect transistor limiter circuitry | |
| US4476448A (en) | Switched capacitor high-pass filter | |
| US4140923A (en) | Charge transfer output circuits |