JPS63258593A - 抗血液凝固物質の製造法 - Google Patents

抗血液凝固物質の製造法

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JPS63258593A
JPS63258593A JP62094041A JP9404187A JPS63258593A JP S63258593 A JPS63258593 A JP S63258593A JP 62094041 A JP62094041 A JP 62094041A JP 9404187 A JP9404187 A JP 9404187A JP S63258593 A JPS63258593 A JP S63258593A
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Takao Nagoya
名古屋 隆生
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本発明は抗血液凝固物質の工業的製造法、更に詳細には
、ヒト組織由来細胞の組織培養細胞から分離採取する方
法に関する。
〔従来の技術〕
本発明者らは、ヒト胎盤より新規な抗血液凝固物質を分
離採取することに成功し、先に特許出願した(特願昭6
0−217512号)。
この方法は、ヒト胎盤から胎盤ホモシュネートを調製し
、その沈渣をキレート剤及び/又は界面活性剤を含む緩
衝液で抽出し、その抽出液から硫安分画及び公知の分離
・精製手段を用いて抗血液凝固物質(以下、「PCI」
と略称する)を分離採取する方法である。
〔発明が解決しようとする問題点〕
しかしながら、この方法は、(1)原料胎盤中のPCI
含量が微量である、(2)原料の安定供給及び大量確保
が困難である、(3)原料のウィルス汚染による衛生上
の管理に常時腐心しなければならない、(4)細胞内容
物等の夾雑物が多量に混入されるので精製に多工程を要
し、収率も低いという欠点があり、工業的製造法として
は必ずし2も満足し得るものではなかった。
〔問題点を解決するための手段〕
斯かる実状において、本発明者らは上記欠点を克服せん
と鋭意研究を行った結果、ヒト組織由来細胞の組織培養
細胞中にもに工が存在すること、そして、これから簡単
な操作で高収率にてPCI 2分離採取できることを見
出し、本発明を完成した。
すなわち、本発明は、ヒト組織由来細胞を組織培養し、
その培養物からPCI i分離採取する方法である。
本発明で用いられる細胞は、ヒトに由来する細胞であっ
て、PCIを産生ずる能力を有するものであれば何れで
もよい。このような細胞としては、例えば、ヒト胎児の
腎臓、肺臓、小腸、皮膚、心臓由来細胞;ヒト成人の腎
臓、肺臓、包皮、胎盤、リンノe球由来細胞が挙げられ
る。
斯かる細胞の組織培養は、通常の動物細胞の培養に用い
られる方法、例えば、Ti5sueCulture M
ethods and Applications (
P、 K。
Kruse and M+に、 Patterson 
、 AcademicPress、、 1973 )に
記載の方法に準じて行うことができる。
このようにして培養増殖させた培養細胞はそのまま本発
明に使用できるが、これからインター7二ロン類、イン
ターロイキン類、ゾラスミノーグンアクテベーター類、
ホルモン類を抽出した細胞を使用することもできる。
培養細胞からのPCIの分離採取は、例えば次の如くし
て行われる。すなわち、まず、培養細胞をEDTA 、
 EGTA 、シュウ酸、クエン酸。
ニトリロ三酢酸ナトリウム、リン酸等のキレート剤を含
む緩衝液及び/又はトリトンX−100、ルプロール、
 SDS 、デオキシコール酸等の界面活性剤を含む緩
衝液で処理する。
当該処理は、培養細胞をキレート剤及び/又i界面活性
剤溶液に浸し、4〜8℃にて一晩放置後、遠心分離して
上清を集めて抽出液とすることによって行われる。更に
また、上記残渣の細胞をキレート剤及び/又は界面活性
剤溶液に入れ、ホモジナイザー等で細胞を破壊し、遠心
分離して上清を集めて抽出液とする。斯かる処理により
、細胞内に産生されたPCIは細胞外に溶出され、高濃
度のPCIを含む抽出液が得られる。
次いで、この抽出液から、公知の分離・精製手段9例え
ば透析、イオン交換クロマトグラフィー、ダル濾過、吸
着クロマトグラフィー、疏水性クロマトグラフィー、等
電点カラム電気泳動法、レクチン又は抗体を用いたアフ
ィニティー拳クロマトグラフィー等を単独または組み合
わせ用いることによりPCIを単離精製することができ
る。
上記アフィニティー〇クロマトグラフィー及びPCrの
確認に使用される抗PCIモノクローナル抗体は、例え
ば、先に本発明者によって見出された(特願昭61−2
69588号)次の方法により製造される。すなわち、
(1)抗原としてPCIi用いて免疫した動物から抗体
産生細胞を調製し、(2)別に骨髄腫細胞を調製し、(
3)これらの細胞を融合させ、(4)得られたノ・イブ
リドーマを選択的に増殖させ、(5)該ノ・イブリドー
マから抗体産生ハイプリドーマを検索し、(6)クロー
ニングにより目的とするモノクローナル抗体産生ハイプ
リドーマを得る。
(1)抗体産生細胞の調製 抗体産生細胞の調製は、常法に準じて行えばよく、抗原
であるPCIで動物を免疫し、その動物の抗体産生細胞
を取得する方法によればよい。動物としては、マウス、
ラット、ウサギ、モルモット、ヒツジなどが例示され、
抗体産生細胞としては牌臓、リン、Q節、末梢血液等か
ら分離した細胞などが使用される。
免疫方法としては、フロイントのコンプリードアシュバ
ントを併用する方法が使用される。
0)骨髄腫細胞の調製 細胞融合に使用する骨髄肺細胞は、特に限定されず、多
くの哨乳動物の細胞株が利用できるが、抗体産生細胞の
調製に用いた動物と同種の動物の細胞株を使用するのが
好ましい。
用いる細胞株は、細胞融合の後に、未融合の骨髄腫細胞
が選択培地で生存できず、ハイプリドーマだけが増殖で
きるようにすることによって、未融合細胞と融合細胞と
を分けることを考慮して、特定の薬剤抵抗性を有するも
のが好ましい。例えば8−アザグアニン抵抗性の細胞は
、HAT培地中で生育できない性質を有するため好んで
用いられる。具体的には、マウス骨髄腫細胞株PAI、
P3−X63−Ag8゜Pa−X63−Ag8−Ul 
、Pa−N5I/1−Ag4−1 、X63−Ag 8
−6.5.3.、 SP210−Agl 4 。
FO,519415XXO,BU、1 、MPCII−
45,6゜TG、1.7等が用いられる。
(3)細胞融合 細胞融合は、通常gM培地、RPM11640培地、工
■屓培地などの培地中で、骨髄腫細胞と抗体産生細胞を
混合(混合比は通常l:4〜1:10)することにより
行なわれる。融合促進剤としては、平均分子量1,00
0〜6,000の?リエチレングリコール(PEG )
が使用できる。PEGの使用濃度は通常30〜50%で
ある。
(4)ハイプリドーマの選択的増殖 細胞融合を終えた細胞は、10%FC8含有工1■■培
地などで適当に希釈し、遠心分離する。
沈渣を選択培地(たとえば、HAT培地)で浮遊し、9
6ウエルマイクロプレートに接種した後、5%炭酸ガス
培養装置で培養する。選択培地で生育してくる細胞はハ
イプリドーマである。
(5)抗体産生ノ・イブリドーマの検索抗体産生ハイプ
リドーマの検索は、常法に従えばよく、特に限定されな
い。たとえば、ハイブリドーマの増殖した培養液を採取
し、PCIと反応させたのち、酵素、ケイ光物質、発光
物質などでラベルした第2抗体との反応により検索でき
る。
(6)クローニング 抗体産生ハイプリドーマを含むことを確認した培養ウェ
ル中の細胞を限界希釈法などにヨリクローニングを行な
い、モノクローナル抗体産生ハイプリドーマを得る。
以上の操作によってに工に特異的なモノクローナル抗体
産生ハイプリドーマPCI−H39、PCI−H46、
にl−H167、にl−H169、PCI−H176、
PCI−H180を得た。これらのハイプリドーマはそ
れぞれPCIに特異的なモノクローナル抗体を産生ずる
新規な細胞である。
そこでこれらの細胞について工業技術院微生物工業技術
研究所に寄託すべく手続を行なったが、61微寄文第1
415号として拒否された。
PCIに特異的なモノクローナル抗体は、上記で得られ
た抗体産生ノ・イブリドーマを利用することにより調製
される。すなわち、抗体産生ハイプリドーマを適当な培
地中で培養することにより、その培養上清からモノクロ
ーナル抗体が得られる。また、モノクローナル抗体を大
量に製造するには、骨髄種細胞の由来動物と同種の動物
にシリスタン(2,6゜10.14−テトラメチルペン
タデカン)などの鉱物油を腹腔内投与した後、抗体産生
ハイプリドーマを接種することにより、インビlで抗体
産生ハイプリドーマを大量に増殖させる方法が用いられ
る。この方法によれば、接種した動物の血清および腹水
中に高濃度のモノクローナル抗体が生ずる。モノクロー
ナル抗体の分離精製は、通常の血清からの抗体の精製に
使用されている方法に従って実施できる。
斯くして得られた本発明モノクローナル抗体は、使用す
る抗体産生ノ・イブリドーマの種類ニヨリPCI −A
39、PCI −A46、PCI−A−167、PCI
−A169、PCI−A176およびPCI−A180
の6種類存在する。
このようにして得られるに工は次の性質を有する。
■ 分子量(SDS −、tPソリアクリルアミドダル
電気泳動法還元状態) 34.000十4000 ■ 等電点(アンフオライ)k用いる等電点カラム′亀
気泳動法) 4.7±0.1 ■ 安定性 ■ 50℃、30分加熱処理で失活 @pH4〜10で安定 O血漿中37℃、30・分で安定 ■作 用 ■ カルシウム古訓凝固時間を延長 @ プロトロンビン時間を延長 θ 活性化部分トロンボプラスチン時間を延長 ■ アミノ酸分析 アミノ酸分析で、アス、Qラギン酸、スレオニン、セリ
ン、グルタミン酸、ゾロリン、グリシン、アラニン、%
シスチン、バリン、メチオニン、インロイシン、ロイシ
ン、チロシン、フェニルアラニン、ヒスチジン、リシン
及びアルギニンの存在が認められる。
■ 糖分析 フェノール・硫酸試験にて、糖の存在を認めない。
〔発明の効果〕
軟土の如く、本発明方法は、原料入手が制限を受けるこ
とがなく、シかも純度の高いPCI高濃度溶液を得るこ
とができるので簡単な精製操作で高収率にてPCIf、
!!造することができる工業的に優れた方法である。
〔実施例〕
次に実施例を挙げて説明する。
実施例1 ヒト胎児由来の表−1に示す各種細胞を、10%hvs
 (牛胎児血清)加DMEMでローラー+1ゲトル(7
50彪、フアシヨン)に1〜3×10’個接種し、37
℃、90秒/回転の条件で5〜7日間培養した。単層に
増殖した細胞の表面t−PBS (IJン酸緩衝液)で
十分洗った後、4℃に冷やした25mMのEDTA 1
7)入った生理的食塩液を入れ、ゴム製のヘラを用い物
理的に&)ルから細胞を剥離した。細胞が単層に増殖す
ると細胞数はボトルあたり1〜2X107個存在した。
細胞の剥離液を300Orpmで10分間遠心し、上清
(抽出液■)に含まれるPCI量を、モノクローナル抗
体PCI−A46’i用いるELISA (酵素免疫測
定法)によって測定した。さらに、沈渣(細胞)に同E
DTA液を加えホモジナイザーを用い、4℃で細胞を破
砕して遠心上溝液(抽出液■)に含まれるPCI量を上
記と同様にして測定した。
その結果を表−1に示す。
表−1 単位:μr、’to’細胞 実施例2 (1)抗にエモノクローナル抗体カラムの作成ブロムシ
アン活性化セファロース4B (0,4t )を、1mM塩酸、0,1M重炭酸ナトリ
ウム−0,5M塩化ナトリウム(pH8,3)緩衝液で
順次洗浄し、ブロムシアン活性化セファロース4Bのカ
ップリング緩衝l(1,5m)溶液を調製した。
これに1精製モノクロ一ナル抗体PCI−A462薦9
のカップリング緩衝液(17り溶液を加え、室温で2時
間振とうしグラスフィルターで脱水した。更に、0.1
M)リス−塩酸緩衝液(pH8,0)10−を加え、室
温で2時間振とうし、残った活性部位をブロックした。
得られた抗体結合セファロース4Bを、0、1 M )
リス−塩酸−0,5M塩化ナトリウム緩衝液(pH8,
3)、0.1M酢酸−0,5M塩化ナトリウム緩衝液(
pH4,0)で交互に3回洗浄し、0.1M)リス−塩
酸緩衝液(pH7,4)で平衡化し、抗体カラムを得た
(u)  アフィニティークロマトグラフィーによる精
製 (1)で得た抗体カラムに、実施例1で得た培養肺細胞
の抽出ffIe通してPCIを吸着させ、平衡化に用い
た緩衝液で充分に洗浄した後、0.1M酢酸−0,5M
塩化ナトリウム緩衝液(pH5,0)でに工を溶出させ
た。その結果を表−2に示す。
表−2 以上 手続補正書、(自発) 昭和62年4月23日 1、 事件の表示 昭和62年4月16日提出の特許願 2 発明の名称 抗血液凝固物質の製造法 1 補正をする者 事件との関係  出願人 名称 興和株式会社 4、代理人 住 所 東京都中央区日本橋人形町1丁目3番6号(〒
103)共同ビル 電話(669)0904(代)民 
名  (6870)  弁理士 有 賀 三 幸   
住 所 同   上             −−一
」氏 名  (7756)  弁理士 高 野 登志雄
住 所  同   上            1−1
氏名 (8632)弁理士小野信夫 ゛6、 補正の対
象 明細書全文 7、補正の内容 (1)別紙のとおり (浄書につき内容に変更なし)

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1、ヒト組織由来細胞を組織培養し、その培養細胞から
    下記の性質を有する抗血液凝固物質を分離採取すること
    を特徴とする抗血液凝固物質の製造法。 (1)分子量(SDS−ポリアクリルアミドゲル電気泳
    動法、還元状態) 34,000±2,000 (2)等電点(アンフオライトを用いる等電点カラム電
    気泳動法) 4.7±0.1 (3)安定性 (イ)50℃、30分加熱処理で失活 (ロ)pH4〜10で安定 (ハ)血漿中37℃、30分で安定 (4)作用 (イ)カルシウム再加凝固時間を延長 (ロ)プロトロンビン時間を延長 (ハ)活性化部分トロンボプラスチン時間を延長 (5)アミノ酸分析 アミノ酸分析で、アスパラギン酸、スレ オニン、セリン、グルタミン酸、プロリン、グリシン、
    アラニン、1/2シスチン、バリン、メチオニン、イソ
    ロイシン、ロイシン、チロシン、フェニルアラニン、ヒ
    スチジン、リジン及びアルギニンの存在が認められる。 (6)糖分析 フェノール・硫酸試験にて、糖の存在を認めない。 2、分離採取が、培養細胞を界面活性剤及び/又はキレ
    ート剤を含む抽出液で抽出し、次いでこの抽出液より単
    離する方法である特許請求の範囲第1項記載の製造法。
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Citations (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS5871885A (ja) * 1982-08-11 1983-04-28 Terumo Corp 樹立されたヒト成長ホルモン産生細胞株
JPS61126029A (ja) * 1984-11-26 1986-06-13 Agency Of Ind Science & Technol コロニ−形成刺激因子を産生するヒト由来細胞株

Patent Citations (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
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JPS61126029A (ja) * 1984-11-26 1986-06-13 Agency Of Ind Science & Technol コロニ−形成刺激因子を産生するヒト由来細胞株

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