JPS6326430A - 耐久性に優れた電磁クラツチ用磁性粉体及びその製造方法 - Google Patents
耐久性に優れた電磁クラツチ用磁性粉体及びその製造方法Info
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- JPS6326430A JPS6326430A JP61168707A JP16870786A JPS6326430A JP S6326430 A JPS6326430 A JP S6326430A JP 61168707 A JP61168707 A JP 61168707A JP 16870786 A JP16870786 A JP 16870786A JP S6326430 A JPS6326430 A JP S6326430A
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Landscapes
- Powder Metallurgy (AREA)
Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【発明の詳細な説明】
[産業上の利用分野]
本発明は耐久性に優れたm磁りラッチ用磁性粉体及びそ
の製造方法に関する。更に詳細に説明すると、本発明は
、磁性粉体を励磁コイルにより磁化することにより、そ
の磁性粉体粒子間に働く磁気的結合力を利用して回転力
を伝達させる、いわゆる電磁クラッチに用いて好適な磁
性粉体に関する。
の製造方法に関する。更に詳細に説明すると、本発明は
、磁性粉体を励磁コイルにより磁化することにより、そ
の磁性粉体粒子間に働く磁気的結合力を利用して回転力
を伝達させる、いわゆる電磁クラッチに用いて好適な磁
性粉体に関する。
[従来の技術]
近年、電磁クラッチの小型下の要求が強く出されており
、1台のクラッチに使う磁性粉体の量も少なくなりつつ
ある。それに伴い粉体の磁気特性(透磁率、保持力、磁
束密度等)の向上が望まれる。
、1台のクラッチに使う磁性粉体の量も少なくなりつつ
ある。それに伴い粉体の磁気特性(透磁率、保持力、磁
束密度等)の向上が望まれる。
さらに、粉体に加わる負荷は高負荷となり、また使用温
度も高温度化する等、その使用条件はより厳しくなる傾
向にあるので、かかる厳しい使用条件下においても使用
に耐えうる特性が要求される。
度も高温度化する等、その使用条件はより厳しくなる傾
向にあるので、かかる厳しい使用条件下においても使用
に耐えうる特性が要求される。
この点をより詳細に説明する。
電磁クラッチにおいては、特に、使用中の出力トルクの
変動および長時間使用による出力トルクの低下等のトル
ク特性の安定性が重要な要素となる。
変動および長時間使用による出力トルクの低下等のトル
ク特性の安定性が重要な要素となる。
このトルク特性の安定性には、磁性粉体の表面状態が大
きく影響し、使用中の磁性粉体の酸化あるいは摩耗によ
り粉体表面から微粉が発生すると、出力トルクの変動や
低下が生じる。
きく影響し、使用中の磁性粉体の酸化あるいは摩耗によ
り粉体表面から微粉が発生すると、出力トルクの変動や
低下が生じる。
このため長期にわたって安定したトルク特性を得るため
には、磁性粉体の表面が機械的強度に優れ、耐摩耗性、
耐酸化性が高く、微粉の発生が少ない磁性粉体を使用す
ることが必要である。
には、磁性粉体の表面が機械的強度に優れ、耐摩耗性、
耐酸化性が高く、微粉の発生が少ない磁性粉体を使用す
ることが必要である。
従来、電磁クラッチ用粉体としては次のものが知られて
いる。
いる。
■Fe−A見−Cr見合Cr系合金磁性粉体(特公昭3
8−23558号公報)、 この磁性粉体は合金添加元素や、その添加料を調整する
ことにより、磁気特性、耐摩耗性、耐酸化性等の特性の
向上をねらったものである。
8−23558号公報)、 この磁性粉体は合金添加元素や、その添加料を調整する
ことにより、磁気特性、耐摩耗性、耐酸化性等の特性の
向上をねらったものである。
■粉体に減摩剤を添加した磁性粉体(特開昭54−15
195号公報)。
195号公報)。
■アルキッド樹脂に二硫化モリブデン等の固体潤滑剤を
加えたコーティング剤で、粉体粒子の表面をコーティン
グした磁性粉体(特開昭54−15195号公報)。
加えたコーティング剤で、粉体粒子の表面をコーティン
グした磁性粉体(特開昭54−15195号公報)。
■粉体粒子にCo、Ni、Cr等の無電解化学めっきを
施した磁性粉体。
施した磁性粉体。
[発明が解決しようとする問題点]
しかし、上記従来の磁性粉体には次のような問題点があ
る。
る。
■Fe−A交−Cr交合Cr系合金磁性粉体、あるいは
、粉体に減摩剤を添加した磁性粉体においては、小型化
に伴なう過酷な条件のもとて長期にわたって使用すると
酸化を生じたり、微粉を発生したりする。従って、過酷
な条件のもとで長期にわたって安定したトルク特性を得
ることは難しい。
、粉体に減摩剤を添加した磁性粉体においては、小型化
に伴なう過酷な条件のもとて長期にわたって使用すると
酸化を生じたり、微粉を発生したりする。従って、過酷
な条件のもとで長期にわたって安定したトルク特性を得
ることは難しい。
■上記したコーティング剤で粉体粒子の表面をコーティ
ングした磁性粉体においては、磁性粉体素地をコーティ
ング剤で完全におおうことが非常に困難であり、また粉
体相互間の摩擦によりコーティングの一部が剥離されて
しまい、露出した粉体素地部分から酸化が進行してしま
う、従って、この磁性粉体も安定したトルク特性を得る
ことは困難である。
ングした磁性粉体においては、磁性粉体素地をコーティ
ング剤で完全におおうことが非常に困難であり、また粉
体相互間の摩擦によりコーティングの一部が剥離されて
しまい、露出した粉体素地部分から酸化が進行してしま
う、従って、この磁性粉体も安定したトルク特性を得る
ことは困難である。
■粉体粒子に化学めっきを施した磁性粉体においては、
めっき液が高価な上、脱脂、洗浄を含む一連のめっき操
作が煩雑であり、量産性に欠けるため、特殊用途を除い
てはコスト的にひきあわない等の欠点があった。
めっき液が高価な上、脱脂、洗浄を含む一連のめっき操
作が煩雑であり、量産性に欠けるため、特殊用途を除い
てはコスト的にひきあわない等の欠点があった。
このように従来の磁性粉体はいずれも不完全であり、電
磁クラッチの小型化に伴う過酷な使用条件のもと、より
安定なトルク特性を実現する雷やクラッチ用磁性粉体の
出現が望まれている。
磁クラッチの小型化に伴う過酷な使用条件のもと、より
安定なトルク特性を実現する雷やクラッチ用磁性粉体の
出現が望まれている。
[問題点を解決するための手段]
上記問題点は、Crを2.0〜25重量%含有する鉄基
合金よりなる粉体の表面に、10ルm以下の厚さに、該
鉄基合金を構成する元素の窒化物層を形成させたことを
特徴とする耐久性に優れた電磁クラッチ用磁性粉体によ
って解決される。
合金よりなる粉体の表面に、10ルm以下の厚さに、該
鉄基合金を構成する元素の窒化物層を形成させたことを
特徴とする耐久性に優れた電磁クラッチ用磁性粉体によ
って解決される。
これが本出願に係る第1発明である。
また、かかる磁性粉体は、Crを2.0〜25重量%含
有する鉄基合金よりなる粉体を、活性な窒素を生ずる雰
囲気中で200℃〜1000℃の温度にて加熱すること
により、粉体の表面に10ルm以下の厚さの窒化物層を
形成させることを特徴とする耐久性に優れた電磁クラッ
チ用磁性粉体の製造方法によて製造され得る。この製造
方法が本出願に係る第2発明である。
有する鉄基合金よりなる粉体を、活性な窒素を生ずる雰
囲気中で200℃〜1000℃の温度にて加熱すること
により、粉体の表面に10ルm以下の厚さの窒化物層を
形成させることを特徴とする耐久性に優れた電磁クラッ
チ用磁性粉体の製造方法によて製造され得る。この製造
方法が本出願に係る第2発明である。
以下に第1発明及び第2発明を説明する。
本発明においては、粉体の表面に、1107z以下厚さ
に、該鉄基合金を構成する元素の窒化物層を形成させる
。
に、該鉄基合金を構成する元素の窒化物層を形成させる
。
窒素は磁性粉体内に固溶した場合、その磁気特性を太き
く低下させるため、粉体表面のみに窒化物層を形成させ
る必要がある。
く低下させるため、粉体表面のみに窒化物層を形成させ
る必要がある。
Fe及び鉄基合金を構成する元素(例えばCr)の窒化
物は、一般には磁性を示さない(ただγ’−Fe4Nの
みは磁性を示す)、従って、粉体表面での窒化物の厚さ
が、10μm以下の厚さを超えるような過度の窒化を行
った場合、粉体の磁気特性(透磁率、保持力、磁束密度
)が著しく低下し、出力トルクを大きく低下させる。こ
のようなことより窒化物層の厚さは10μm以下の厚さ
とする。
物は、一般には磁性を示さない(ただγ’−Fe4Nの
みは磁性を示す)、従って、粉体表面での窒化物の厚さ
が、10μm以下の厚さを超えるような過度の窒化を行
った場合、粉体の磁気特性(透磁率、保持力、磁束密度
)が著しく低下し、出力トルクを大きく低下させる。こ
のようなことより窒化物層の厚さは10μm以下の厚さ
とする。
窒化物層の厚さを10JLm以下の厚さとするためには
、窒化処理温度は200℃〜1000℃とする。
、窒化処理温度は200℃〜1000℃とする。
200℃より低い温度では窒化反応が進みにくく、粉体
表面に効果的な窒化物層を形成させることができない、
また、1000℃を越える温度では窒素の母相への拡散
が激しくなり磁気特性の低下をひき起すとともに、窒化
速度が非常に速いため窒化物の厚さを108Lrn以下
の厚さにコントロールすることがむずかしく好ましくな
い。
表面に効果的な窒化物層を形成させることができない、
また、1000℃を越える温度では窒素の母相への拡散
が激しくなり磁気特性の低下をひき起すとともに、窒化
速度が非常に速いため窒化物の厚さを108Lrn以下
の厚さにコントロールすることがむずかしく好ましくな
い。
窒化処理の雰囲気は、活性な窒素を生ずる雰囲気とする
。かかる雰囲気としては、たとえば、アンモニアガス雰
囲気が望ましい、アンモニアが分解する際に生じる発生
期の窒素は非常に活性であり、粉体表面にのみ窒化物を
形成するのに適しているからである。もちろん、活性な
窒素を生ずる雰囲気であればアンモニアガス雰囲気以外
でもかまわない。
。かかる雰囲気としては、たとえば、アンモニアガス雰
囲気が望ましい、アンモニアが分解する際に生じる発生
期の窒素は非常に活性であり、粉体表面にのみ窒化物を
形成するのに適しているからである。もちろん、活性な
窒素を生ずる雰囲気であればアンモニアガス雰囲気以外
でもかまわない。
本発明に係る粉体は、Crを2.0〜25重量%含有す
る鉄基合金よりなる。
る鉄基合金よりなる。
Crの窒化物は特に硬く、緻密であるため、耐摩耗性向
とに著しい効果がある。Cr濃度が2.0型理%未満で
はCr窒化物の量が十分ではなく効果がない、また、2
5重量%を越えると、磁束密度の低下が大きく、電流−
トルク特性の低下をまねく。
とに著しい効果がある。Cr濃度が2.0型理%未満で
はCr窒化物の量が十分ではなく効果がない、また、2
5重量%を越えると、磁束密度の低下が大きく、電流−
トルク特性の低下をまねく。
なお、鉄基合金にCOを5.0〜35重量%含有させる
ことが、トルク低下率の減少及び磁束密度のより一層の
向上(ひいては電流−トルク特性の向上)にとって好ま
しい、ただ、5.0〜35重量%の範囲外の含有ではか
かるより一層の向上は望めない。
ことが、トルク低下率の減少及び磁束密度のより一層の
向上(ひいては電流−トルク特性の向上)にとって好ま
しい、ただ、5.0〜35重量%の範囲外の含有ではか
かるより一層の向上は望めない。
また、鉄基合金にA文=0.5〜6.0重量%、Si:
0.5〜6.0重量%のうち1種又は2種を複合的に含
有せしめた場合、いずれもより緻密で硬い窒化物が得ら
れ、トルク低下率、トルク変動率を顕著に減少させるこ
とができ、トルク安定性の顕著な向上がなされる。
0.5〜6.0重量%のうち1種又は2種を複合的に含
有せしめた場合、いずれもより緻密で硬い窒化物が得ら
れ、トルク低下率、トルク変動率を顕著に減少させるこ
とができ、トルク安定性の顕著な向上がなされる。
[発明の実施例]
(実施例1)
表1に示す組成の合金によりガスアトマイズ法にて球状
の粉体を作製した。
の粉体を作製した。
表1においてAl〜八8は本発明範囲に含まれる組成を
有しており、一方、BlはCrが未発IJ範囲より少な
いものであり、B2はCrは本発明範囲より多いもので
ある。
有しており、一方、BlはCrが未発IJ範囲より少な
いものであり、B2はCrは本発明範囲より多いもので
ある。
なお、ガスアトマイズ法により作製した球状の粉体は、
20〜200 μmの径を有していた。
20〜200 μmの径を有していた。
ガスアトマイズ法による球状の粉体の場合、流動性及び
占積率に優れるため電磁クラッチの応答性が向上すると
ともに、粉体間の接点が多く伝達トルクが適宜分散され
、過大な摩擦力の発生を回避するため窒化処理による耐
摩耗性の向上と相まってより安定したトルク特性が得ら
れる。
占積率に優れるため電磁クラッチの応答性が向上すると
ともに、粉体間の接点が多く伝達トルクが適宜分散され
、過大な摩擦力の発生を回避するため窒化処理による耐
摩耗性の向上と相まってより安定したトルク特性が得ら
れる。
これらの粉体にアンモニアガス中で表2に示す条件でで
窒化処理を施し、粉体表面に厚さが10JLm以下にな
るように窒化物層を形成させた。
窒化処理を施し、粉体表面に厚さが10JLm以下にな
るように窒化物層を形成させた。
同じ組成の合金の窒化処理粉体と未処理粉体とをそれぞ
れ電磁クラッチに使用し、電流−トルク特性の測定及び
耐久試験によるトルク低下率、トルク変動率を測定した
。
れ電磁クラッチに使用し、電流−トルク特性の測定及び
耐久試験によるトルク低下率、トルク変動率を測定した
。
ここで、電流−トルク特性とは、電磁クラッチ内の電磁
石に流す電流値と伝達トルク値との相関関係であり、一
定量の磁性粉体を組み込んだ状態で定格電流を流し、定
格トルク以上のトルクが得られることが要求される。こ
の値が大きいほどトルク効率は高く、より少ない量の磁
性粉体で、あるいはより少ない電流にて一定量のトルク
を伝達することが可使である。
石に流す電流値と伝達トルク値との相関関係であり、一
定量の磁性粉体を組み込んだ状態で定格電流を流し、定
格トルク以上のトルクが得られることが要求される。こ
の値が大きいほどトルク効率は高く、より少ない量の磁
性粉体で、あるいはより少ない電流にて一定量のトルク
を伝達することが可使である。
また、この試験に使用した電磁クラッチは、定格電流1
.5Aに対して定格トルク10kg−mのものである。
.5Aに対して定格トルク10kg−mのものである。
耐久試験の条件は同じタイプの電磁クラッチを用い20
0時間の連続使用を行なった。
0時間の連続使用を行なった。
トルク低下率及びトルク変動率はともにトルク特性の安
定性を評価するためのもので、第1図に示すようにそれ
ぞれ以下のように定義する。
定性を評価するためのもので、第1図に示すようにそれ
ぞれ以下のように定義する。
トルク低下率は耐久試験後の最終トルク値と初期トルク
値の差を初期トルク値で割った値で示した。
値の差を初期トルク値で割った値で示した。
トルク低下率
トルク変動率は出力トルク値を縦軸、連続使用時間を横
軸にとったとき、初期トルク値と、最終トルク値を結ぶ
直線からの変動をその時の予想トルク値(直線上のトル
ク値)で割った値で示したトルク変動率 なお、このトルク変動率は、耐久試験中測定した何点か
の値の最大のものをとった。
軸にとったとき、初期トルク値と、最終トルク値を結ぶ
直線からの変動をその時の予想トルク値(直線上のトル
ク値)で割った値で示したトルク変動率 なお、このトルク変動率は、耐久試験中測定した何点か
の値の最大のものをとった。
以上の結果を表3に示す。
Al〜A8までの粉体においては窒化処理によりトルク
低下率、トルク変動率ともに大きく改善されている。特
にAn 、 S iを含有せしめたA6〜A8について
は、トルク低下率、トルク変動率の低下が顕著である。
低下率、トルク変動率ともに大きく改善されている。特
にAn 、 S iを含有せしめたA6〜A8について
は、トルク低下率、トルク変動率の低下が顕著である。
これに対してB1の粉体でも窒化処理による効果はみら
れるもののAl−A3にみられるほど顕著なものではな
いゃ B2についてはトルク特性の安定性の面では効果が大き
いが、電流−トルク特性において10kgamの定格ト
ルクに達っしていない。
れるもののAl−A3にみられるほど顕著なものではな
いゃ B2についてはトルク特性の安定性の面では効果が大き
いが、電流−トルク特性において10kgamの定格ト
ルクに達っしていない。
(実施例2)
Fe−1,5AM−1,5si−8Cr−20Goの組
成の合金からガスアトマイズ法によって得られた球状粉
体にアンモニアガス雰囲気中で、表4に示すような条件
で窒化処理を施した。
成の合金からガスアトマイズ法によって得られた球状粉
体にアンモニアガス雰囲気中で、表4に示すような条件
で窒化処理を施した。
この窒化処理粉体について振動試料型磁力計(VSM)
による磁束密度の測定及び電流−トルク特性の測定を行
ない、その結果を表4にともに示した。
による磁束密度の測定及び電流−トルク特性の測定を行
ない、その結果を表4にともに示した。
磁束密度は粉体をプラスチックカプセルに充填し、外部
磁場10kOeでの磁束密度の値BIGを測定した。さ
らに粉末をカプセルに充填したときの充填密度の影響を
取り除くため13toを密度ρで割った値B+o/ρで
示す。
磁場10kOeでの磁束密度の値BIGを測定した。さ
らに粉末をカプセルに充填したときの充填密度の影響を
取り除くため13toを密度ρで割った値B+o/ρで
示す。
電流−トルク特性は実施例1の場合と同様の電磁クラッ
チを用いた。
チを用いた。
比較のため、同じ組成で未処理の粉体についても結果も
示す。
示す。
C1〜C6は本発明の実施例であり、いずれの条件によ
る処理によっても磁束密度(B +o10)−雷捺一ト
1し〃ム件>もし−十キl篤丁士スーとはない。
る処理によっても磁束密度(B +o10)−雷捺一ト
1し〃ム件>もし−十キl篤丁士スーとはない。
これに対し、Di、D2の条件で処理したものは磁束密
度(Boo/ρ)、電流−トルク特性ともに大きく低下
している。D3については磁束密度、電流−トルク特性
は大きな低下がみられないものの、粉体表面に窒化物層
がほとんど形成されず、トルク特性の安定性に対する効
果がほとんどない。
度(Boo/ρ)、電流−トルク特性ともに大きく低下
している。D3については磁束密度、電流−トルク特性
は大きな低下がみられないものの、粉体表面に窒化物層
がほとんど形成されず、トルク特性の安定性に対する効
果がほとんどない。
本発明による窒化処理を施した磁性粉体を電磁クラッチ
に用いることにより使用中の出力トルクの変動及び長時
間使用による出力トルクの低下をおさえ、長時間にわた
りより安定したトルク出力を得ることができる。特に小
型でかつ高温にて使用される電磁クラッチに用いた場合
においても安定したトルク特性を示す。
に用いることにより使用中の出力トルクの変動及び長時
間使用による出力トルクの低下をおさえ、長時間にわた
りより安定したトルク出力を得ることができる。特に小
型でかつ高温にて使用される電磁クラッチに用いた場合
においても安定したトルク特性を示す。
第1図は、トルク低下率、トルク変動率の定義を説明す
るためのグラフである。
るためのグラフである。
Claims (1)
- 【特許請求の範囲】 1 Crを2.0〜25重量%含有する鉄基合金よりな
る粉体の表面に、10μm以下の厚さに、該鉄基合金を
構成する元素の窒化物層を形成させたことを特徴とする
耐久性に優れた電磁クラッチ用磁性粉体。 2 Crを2.0〜25重量%含有する鉄基合金よりな
る粉体を、活性な窒素を生ずる雰囲気中で200℃〜1
000℃の温度にて加熱することにより、粉体の表面に
10μm以下の厚さの窒化物層を形成させることを特徴
とする耐久性に優れた電磁クラッチ用磁性粉体の造方法
。 3 鉄基合金にCo:5.0〜35重量%を含有せしめ
た特許請求の範囲第1項記載の耐久性に優れた電磁クラ
ッチ用磁性粉体。 4 鉄基合金にSi:0.5〜6重量%及びAl:0.
5〜6重量%のうちの1種又は2種を含有せしめた特許
請求の範囲第1項又は第3項記載の耐久性に優れた電磁
クラッチ用磁性粉体。 5 粉体はガスアトマイズ法により作製した粒径が20
〜200μmの粉体である特許請求の範囲第1項、第3
項又は第4項記載の耐久性に優れた電磁クラッチ用磁性
粉体。 6 粉体は球形である特許請求の範囲第1項又は第3項
乃至第5項のいずれかに記載の耐久性に優れた電磁クラ
ッチ用磁性粉体。 7 鉄基合金にCo:5.0〜35重量%を含有せしめ
た特許請求の範囲第2項記載の耐久性に優れた電磁クラ
ッチ用磁性粉体の製造方法。 8 鉄基合金にSi:0.5〜6重量%及びAl:0.
5〜6重量%のうちの1種又は2種を含有せしめた特許
請求の範囲第2項又は第7項記載の耐久性に優れた電磁
クラッチ用磁性粉体の製造方法。 9 粉体はガスアトマイズ法により作製した粒径が20
〜200μmの粉体である特許請求の範囲第2項、第7
項又は第8項記載の耐久性に優れた電磁クラッチ用磁性
粉体製造方法。 10 粉体は球形である特許請求の範囲第2項又は第7
項乃至第9項のいずれかに記載の耐久性に優れた電磁ク
ラッチ用磁性粉体製造方法。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP61168707A JPS6326430A (ja) | 1986-07-17 | 1986-07-17 | 耐久性に優れた電磁クラツチ用磁性粉体及びその製造方法 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP61168707A JPS6326430A (ja) | 1986-07-17 | 1986-07-17 | 耐久性に優れた電磁クラツチ用磁性粉体及びその製造方法 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPS6326430A true JPS6326430A (ja) | 1988-02-04 |
Family
ID=15872958
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP61168707A Pending JPS6326430A (ja) | 1986-07-17 | 1986-07-17 | 耐久性に優れた電磁クラツチ用磁性粉体及びその製造方法 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPS6326430A (ja) |
-
1986
- 1986-07-17 JP JP61168707A patent/JPS6326430A/ja active Pending
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