JPS63269029A - トルク検出器 - Google Patents

トルク検出器

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JPS63269029A
JPS63269029A JP10304187A JP10304187A JPS63269029A JP S63269029 A JPS63269029 A JP S63269029A JP 10304187 A JP10304187 A JP 10304187A JP 10304187 A JP10304187 A JP 10304187A JP S63269029 A JPS63269029 A JP S63269029A
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input shaft
output shaft
rotating body
torque
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直樹 斉藤
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 この発明は、例えば車両のパワーステアリング装置等に
おけるトルクを、非接触かつデジタル量で検出するトル
ク検出器の改良に関する。
〔従来の技術〕
一般に、例えば車両のパワーステアリング装置用のステ
アリングシャフトに与えられるトルクを検出する場合、
そのステアリングシャフトの途中あるいはステアリング
系のいずれかに弾性部材であるトーションバーを連結し
、そのトーションバーのステアリングホイール側である
入力軸側端部とその反対側である出力軸側端部の回転角
を検出し、その回転角の差からトーションバーの捩れ角
、従ってトルクを検出する方法は既に知られている。
また、そのトルクの検出を非接触に検出する方法として
、トルクの両端部の回転角を検出するためのスリット列
を有する2枚の円板、及び各円板のスリット列を検出す
る2組の発光ダイオード等の発光素子とフォトトランジ
スタ等の受光素子からなるフォトカプラとを用いること
も既に知られている。
この場合に、百円板の回転角の差としてトルクを検出す
る検出信号がアナログ量であるものとデジタル量である
ものとがあるが、アナログ量で検出する方法としては、
例えばトーションバーの両端の回転角を検出する2枚の
スリット円板に対して1組のフォトカプラを用い、トル
クによりトーシヨンバーが捩れた時にその2枚の円板の
スリツー−・′ 出するものである。
しかし、このアナログ方式では、電子回路や素子の経時
変化あるいは汚れ等によってドリフトが発生し、車両の
パワーステアリング装置用等のトルク検出器としては十
分な信頬性が得られず、また、マイクロコンピュータを
使用して検出信号を処理するためにはデジタル量に変換
しなければならない。
一方、デジタル量で検出する方法としては、倍々に分割
数を増した多数のスリット列を有するスリット円板を用
いて2進数で角度を読むことにより、円板の回転角が絶
対的な値として検出されるアブソリュート方式と、円板
に形成されたスリットが正回転又は逆回転(あるいは右
回転又は左回転)で1個ずつ増えたか減ったかを計数す
ることにより円板の回転角を検出するインクリメント方
式とがあり、前者のアブソリュート方式による従来のト
ルク検出器としては、例えば本出願人の出願に係わる実
開昭59−137540号公報に記載されたものが知ら
れている。
方式によるトルク検出器にあっては、トルク零点を定め
ることが難しく、予めトルク零点を定めて電子回路に記
憶させたとしても、ノイズ等により計数回路がミスカウ
ントすると、補正の方法がないために零点が狂ってしま
うとともに、時間とともに誤差が累積し、従って信頬性
に乏しく、実用化が難しいという問題点があった。
また、上述した従来公報に記載されたアブソリュート方
式によるトルク検出器にあっては、相対回転角の測定を
直接的に行っているためミスカウントはないが、インク
リメント方式のように検出したパルスを電気的に倍周す
ることができないため、最多スリット列のスリット数や
フォトカプラの数が多くなってしまう。例えば、インク
リメント方式において一般的な4倍周を前提とすると、
00/1回転)程度とすると、スリット円板上には11
列のスリット列と11組のフォトカプラを並べることが
必要となり、従って、大型かつ高価なものとなって車両
用としては実用化が難しいという問題点があった。
この発明は、このような従来の問題点に着目してなされ
たもので、検出パルスを電気的に倍周することができ、
最大スリット数及びフォトカプラの使用個数が少なく、
従って小型かつ安価に製造できるインクリメント方式に
よるトルク検出器において、予め設定された微小トルク
幅のトルク零の範囲を明確に定めるようにして、スリッ
ト円板の回転角検出のためのスリットの計数におけるミ
スカウントを補正することを可能とし、かつ検出器の故
障の検知をも可能とし、車両用として不可欠の信頼性と
安全性を向上させるようにしたトルク検出器を提供する
ことを目的とするものである。
〔問題点を解決するための手段〕
そこで、この発明は、入力軸と出力軸との間に弾性部材
を連結し、その弾性部材の入力軸側端部及び出力軸側端
部とそれぞれ一体に回転する入力軸側回転体及び出力軸
側回転体を設け、第1検出手段により検出した入力軸側
回転体の回転角と第2検出手段により検出した出力軸側
回転体の回転角との差から入力軸に与えられるトルクを
検出するトルク検出器において、 人力軸に与えられるトルクが予め設定された零範囲内か
否かを検出するための第3検出手段を入力軸側回転体及
び出力軸側回転体に関連して設けたことを特徴とするも
のである。
〔作用〕
入力軸と出力軸との間に連結された弾性部材の入力軸側
端部と一体に回転する入力軸側回転体の回転角が第1検
出手段により計数され、かつ弾性部材の出力軸側端部と
一体に回転する出力軸側回転体の回転角が第2検出手段
により計数され、これらの回転角の差として人力軸に与
えられたトルクが検出される。
この時、入力軸側回転体及び出力軸側回転体に関連して
設けられた第3検出手段により、入力軸に与えられたト
ルクが予め設定された零範囲内であるか否かが、デジタ
ル量の信号として検出される。
従って、第1及び第2検出手段によって計数された両回
転体の回転角の差が零である時と第3検出手段による零
範囲の検出信号とが一致するか否かで、ミスカウントの
有無の確認及びその補正が可能となり、また、補正又は
ミスカウントの絶対値や頻度を監視することにより、検
出器自体の故障を検知することも可能となり、車両用と
して不可欠の信頼性と安全性が向上する。
〔実施例〕
以下、この発明の実施例として光の透過式によるものを
図面を参照して説明する。
れ、この入力軸1は軸心部分に貫通孔1aが形成されて
いる。また、出力軸2は図の左側において同じく図示し
ないステアリングギヤ側部材に連結され、この出力軸2
の入力軸1と対向する部分には嵌合穴2aが形成される
。そして、弾性部材であるトーションバー3が入力軸1
の貫通孔1aに挿通され、トーションバー3の入力軸側
端部である図の右端がビン4によって入力軸1の右端と
一体に回転するように連結され、トーションバー3の出
力軸側端部である左端は入力軸1の貫通孔1aから突出
し、その突出部分は出力軸2の嵌合穴2aに圧入により
一体に回転するように固定される。
トーションバー3の圧入部よりやや入力軸1例の部分に
小径部3aが形成され、この小径部3aにおいて入力軸
1の内径との間にブツシュ5が嵌合され、これによりト
ーションバー3の小径部3aと入力軸1の左端とは相対
的に向転自在に嵌合される。
そして、第1図及び第2図に示すように、このブツシュ
5の装着部分において、入力軸lの端部に突部1bが、
かつ出力軸?の端部に凹部2bが形成されて、両者が嵌
合し、トーションバー3の捩れ角すなわち入力軸1の左
端と出力軸2の右端の相対的な回転角の差が所定角度と
なると、入力軸1の突部1bと出力軸2の凹部2bとが
当接して、それ以上の相対的な回転を阻止するようにな
っている。
また、入力軸1の左端の外周には入力軸側円板6が固定
され、かつ出力軸2の右端の外周には出力軸側円板7が
固定され、これらの入力軸側円板6と出力軸側円板7は
全く同一形状のものであり、第3図に示すものである。
第3図において、これらの入力軸側円板6及び出力軸側
円板7は、多数のスリットを同一円周上に等間隔で形成
した第1のスリット列6a及び7aと、その第1のスリ
ット列6a及び7aよりも内側に第1のスリット列6a
及び7aよりも数の少ないスリットを同一円周上に等間
隔で形成した円板6及び出力軸側円板7を固定した組立
体は、図示しない車体側部材に固定されるトルク検出器
のハウジング8の開口部(図の右側)から挿入され、出
力軸2はベアリング9によりハウジング8に対して回転
自在に支持される。また、ハウジング8の開口部にはカ
バー10が嵌合され、入力軸1はベアリング11により
カバー10及びハウジング8に対して回転自在に支持さ
れ、人力軸1とカバー1(10)間にはダストシールエ
2が装着される。
さらに、ハウジング8の一部(図の上部)からはフォト
カプラ第1ユニツト13が入力軸側円板6及び出力軸側
円板7の第1のスリット列6a及び7aと係合するよう
に装着されてハウジング8に固定され、そのフォトカプ
ラ第1ユニツト13の外側はカバー14で覆われる。そ
して、そのフォトカプラ第1ユニツト13のほぼ反対側
のハウ円板7の第2のスリット列6b及び7bと係合す
るように装着されてハウジング8に固定され、そのフォ
トカプラ第2ユニツト15の外側はカバー16で覆われ
る。
フォトカプラ第1ユニツト13は、第1図、第4図及び
第5図に示すように、ハウジング8に固定されるプリン
ト基板40と、そのプリント基板40に接着されたホル
ダ17と、ホルダ17に形成された溝17aに沿って回
転する入力軸側円板6の第1のスリット列6a及びホル
ダ17に形成された溝17bに沿って回転する出力軸側
円板7の第1のスリット列7aに沿うてそれぞれホルダ
17に固定された補助スリット板18及び19とを有す
る。この補助スリット板18及び19は、第1のスリッ
ト列6a及び7aと同一ピッチのスリット列を有し、入
力軸側円板6及び出力軸側円板7の第1のスリット列6
a及び7aの一部を切る発光ダイオード等の発光素子2
0とレンズ部21及びレンズ部22とフォトトランジス
タ等の受光素子23からなる第1フオトカプラ24と、
この第1フオトカプラ24と並列に同じく入力軸側円板
6の第1のスリット列6a及び補助スリット板18を挟
んで対向し、ただし、第1フオトカプラ24とは第1の
スリット列6aについて1/4ピツチだけ位相のずれた
信号が得られるようにずらして配置した、発光素子25
とレンズ部26及びレンズ部27と受光素子28からな
る第2フォトカプラ29と、出力軸側円板7の第1のス
リット列7a及び補助スリット板工9を挟んで対向する
発光素子30とレンズ部31及びレンズ部32と受光素
子33からなる第3フオトカプラ34と、この第3フオ
トカプラ34と並列に同じく出力軸側円板7の第1のス
リ・ノド列7a及び補助スリット板19を挾んで対向し
、ただし、第3フオトカプラ34とは第1のスリット列
7aについて1/4ピツチだけ位相のずれた信号が得ら
れるようにずらして配置した、発光素子35とレンズ部
36及びレンズ部37と受光素子38からなる第4フオ
トカプラ39とを有する。
これらの発光素子及び受光素子は、レンズ部の形成を含
めてプラスチックパッケージされてホルダ17に接着さ
れており、ホルダ17はプリント基板40に接着され、
発光素子及び受光素子のリード線はプリントパターンに
接続される。さらにプリントパターン上にはIC,C,
R等による電子回路41が形成され、信号の波形整形、
増幅等の伝送のための信号処理が行われるようになって
いる。
フォトカプラ第2ユニツト15は、第1図、第6図及び
第7図に示すように、ハウジング8に固定されるプリン
ト基板52と、そのプリント基板52に接着されたホル
ダ43を有し、ホルダ43に形成された?m 43 a
及び43bに沿って入力軸側円板6及び出力軸側円板7
が回転する。入力軸側円板6の第2のスリット列6b及
び出力軸何円とレンズ部46及びレンズ部47と受光素
子48からなる第5フオトカプラ49が配置される。
光路44を挟んで対向する入力軸側円板6の第2のスリ
ット列6bと出力軸側円板7の第2のスリット列7bは
、トーションバー3に捩れがないトルクが零である状態
で位相が一致した信号が得られるように、予め入力軸側
円板6と出力軸側円板7とをそれぞれ入力軸1及び出力
軸2に固定しておく。
光路44の幅は第2のスリット列6b及び7bの1ピッ
チ分以上とし、また、発光素子45がらの光が、レンズ
部46と出力軸側円板7の間の部屋50、光路44、及
び入力軸側円板6とレンズ部47の間の部屋51を経て
受光素子48により受光される際に、光路44及び部屋
50.51で拡散されて均質な分布となるように、光路
44及び部屋50.51の壁面やレンズ部46.47を
含むパッケージは、光をできるだけ散乱するものとし、
必要であれば、発光素子45と出力軸側円板7の間、光
路44内、あるいは入力軸何円Fi6と受光素子48の
間に光を散乱させるためのフィ濯しタを設ける。
X′れらの発光素子及び受光素子も、上述したツイ′ト
カブラ第1ユニット13と同様に、レンズ部の形成を含
めてプラスチックパッケージされてホルダ43に接着さ
れており、ホルダ43はプリント基板52に接着され、
発光素子及び受光素子のリード線はプリントパターンに
接続される。さらにプリントパターン上にはIC,C,
R等による電子回路53が形成され、信号の波形整形、
増幅等の伝送のための信号処理が行われる。
第1図に戻って、フォトカプラ第1ユニツト13の電子
回路41及びフォトカプラ第2ユニツト15の電子回路
53は、さらに別の電子回路55及び例えばマイクロコ
ンピュータを含むEPSコントローラ56に接続される
。
次に上記実施例の動作を説明する。
図示しないステアリングホイールを操舵して操舵トルク
を入力すると入力軸Iが回転し、この入力軸1の回転と
ともに入力軸側円板6が車体側に固定されたハウジング
8に対して回転するので、この入力軸側円板6の第1の
スリット列6aのスリットがフォトカプラ第1ユニツト
13の第1フオトカプラ24の発光素子20から発せら
れた光を通過させたり遮断させたりし、このため受光素
子23はスリットの有無に応じて変化する光量を電気信
号に変換して出力し、この電気信号は電子回路41にお
いて波形整形及び増幅され、さらに外部の電子回路55
及びEPSコントローラ56に送られて、ここで人力軸
側円板6の第1のスリット列6aがインクリメント方式
により計数され、入力軸側円板6すなわちトーションバ
ー3の入力軸側端部の回転角が検出される。
この時、フォトカプラ第1ユニツト13の第1フオトカ
プラ24と1/4ピツチだけ位相のずれた信号が得られ
るようにずらして配置された第2フオトカプラ29の受
光素子28の検出信号も、同様に電子回路41により処
理された後EPSコントローラ56に送られ、この第2
フオトカプラ29による検出信号を用いて入力軸側円板
6が左回転であるか右回転であるか、すなわちステアリ
ングホイールが左操舵であるか右操舵であるかの操舵方
向が判別されるとともに、第1フオトカプラ24による
検出信号が好ましくは4倍周される。
入力軸lの操舵トルクによる回転はトーションバー3を
経て出力軸2に伝達されて出力軸2が回転し、この人力
軸1の回転とともに出力軸側円板7がハウジング8に対
して回転するので、この出力軸側円板7の第1のスリッ
ト列7aのスリットをフォトカプラ第1ユニツト13の
第3フオトカブラ34の発光素子30及び受光素子33
によってインクリメント方式で計数することにより、出
力軸側円板7すなわちトーションバー3の出力軸側端部
の回転角が検出される。
この時、フォトカプラ第1ユニツト13の第3クオトカ
プラ34と1/4ピツチだけ位相のずれた信号が得られ
るようにずらして配置された第4フオトカプラ39の受
光素子38の検出信号も同様に電子回路41により処理
された後EPSコントローラ56に送られ、この第4フ
オトカプラ39による検出信号を用いて出力軸側円板7
が右回転か左回転かが判別されるとともに、第3フオト
カプラ34による検出信号が好ましくは4倍周される。
なお、補助スリット板18及び19は、入力軸側円板6
の第1のスリット列6a及び出力軸側円板7の第1のス
リット列7aと同一のピンチのスリットを有するので、
各フォトカプラ24.29゜34.39は複数のスリッ
トを通過する光の明暗を検出することになる。。
このような入力軸1.トーションバー3及び出力軸2の
回転に伴い、操舵トルクは入力軸1.トーションバー3
及び出力軸2からさらに図示しないステアリングギヤ及
びリンク機構を経てタイヤに伝達されてタイヤを操向す
るとともに、路面かツ カ軸2に伝達され、このためトーションバー3が捩しれ
て入力軸1の操舵トルクと出力軸2の反力トルクとが釣
り合う。このため、入力軸側円板6の回転角と出力軸側
円板7の回転角にトーションバー3の捩れ角に等しい差
が生じる。
EPSコントローラ56内のコンピュータは、第3フオ
トカブラ34からの出力軸側円板7の第1スリット列7
aによるパルス信号が人力された後、次にその第3フオ
トカプラ34からパルス信号が入力されると、そのパル
ス信号が右回転方向か左回転方向かを第4フオトカプラ
39の検出信号に基づいて判定するとともに、その出力
軸側円板7の両パルスの間に、第1フオトカプラ24か
らの入力軸側円板6の第1のスリット列6aによるパル
ス信号が何パルス入力され、かつ第2フオトカプラ29
の検出信号に基づいてそのパルス信号が右回転方向か左
回転方向かを判定する。すなわち、出力軸側パルスが右
回転か左回転のいずれかに1パルス入力された間に、入
力軸側パルスが右回転か左回転のいずれかに何パルス入
力されたかを計数し、その計数結果をコンピュータの記
憶装置の所定の記憶領域に記憶し、この計数結果すなわ
ち入力軸側円板6と出力軸側円板7の差をもとともに、
その計数されたパルス数が先に記憶されているパルス数
に対して加算されるべきか減算されるべきかを回転方向
から判断し、゛その判断結果に基づいて、計数されたパ
ルス数を記憶されているパルス数に加算又は減算し、そ
の計算結果を上記所定記憶領域に記憶しである先の計数
結果に代えて更新記憶させ、以下、出力軸側パルスが入
力される毎に以上の動作を繰り返す。従って、所定記憶
領域には常にその時のトルクに対応する回転角の差値が
記憶されており、この差値を読み出してトルク値に換算
することにより、常時その時全く作用していない時及び
トルクが作用していても極く小さい時、すなわちトルク
が予め設定された零範囲である時には、入力軸側円板6
の第2のスリット列6bと出力軸側円板7の第2のスリ
ット列7bの位相が一致し、フォトカプラ第2ユニツト
15の発光素子45から発せられた光が受光素子48に
より受光されて電気信号に変換され、電子回路53によ
り波形整形及び増幅された後、電子回路55及びEPS
コントローラ56に送られる。
なお、発光素子45から発せられた光は、部屋50、光
路44及び部屋51において拡散されるので、受光素子
48は光の平均値を検出するものには到達しない。また
、トルクが予め設定された最大値となると、第2図に示
すように、入力軸1の突部1bが出力軸2の凹部2bに
当接して回転角の差がそれ以上大きくなることが阻止さ
れる。
そして、この最大回転角差の範囲内では、入力軸側円板
6の第2のスリット列6bと出力軸側円板7の第2のス
リット列7bとは零範囲以外には位相が一致することは
ない。さらに、光路44の幅を第2のスリット列6b及
び7bの1ピッチ以上に定めであるので、入力軸1と出
力軸2すなわち入力軸側円板6と出力軸側円板7がハう
ジング8に対していかなる回転位置にあっても、トルク
が零範囲内か否かの検出が可能である。
すなわち、フォトカプラ第2ユニツト15による検出信
号は、トルクが零範囲内か否かを明確に示すデジタル量
の信号としてEPSコントローラ56に送られるものと
なる。
従って、フォトカプラ第2ユニツト15による検出信号
からトルクが零範囲内にあると判断された時に、フォト
カプラ第1ユニツト13の第1フオトカプラ24(及び
第2フオトカプラ29)により検出された入力軸側円板
6すなわちトーションバー3の入力軸側端部の回転角と
、第3フオトカプラ34(及び第4フオトカプラ39)
により検出された出力軸側円板7すなわちトーションバ
ー6の第1のスリ7)列6a及び出力軸側円板7の第1
のスリット列7aのインクリメント方式の計数に誤りは
ないと判断される。しかし、フォトカプラ第2ユニツト
15による検出信号からトルクが零範囲内にあると判断
された時に、トーションバー3の入力軸側端部の回転角
と出力軸側端部の回転角の差が零でない場合は、第1の
スリット列6a及び7aのインクリメント方式の計数に
誤りが発生していると判断することができるとともに、
直ちにその回転角の差の計数値を補正することができる
。
そして、その補正の絶対値や頻度を監視することにより
、フォトカプラの機械的弛み、ESPコントローラ56
の計算部の劣化、各所の接触不良や断線のしかかり等ト
ルク検出器自体の故障を感知することができ、このよう
なトルク検出器の故障が感知されたときには、パワース
テアリング装置の作動をマニュアルステアリング作動に
切り替−えるようにする。
入力軸側円板6の第1のスリット列6a及び出力軸側円
板7の第1のスリット列7aのスリット数は少なくとも
(650/1回転)程度必要であり、この時、トーショ
ンバー3のバネレートを15kgf−cm/degとす
ると、トルク検出器の分解能はトルク換算で約2kgf
−cmとなる。
また、入力軸側円板6の第2のスリット列6bと出力軸
側円板7の第2のスリット列7bによるトルクの零範囲
を±5kgf−cmに設定すると、上記のトーションバ
ー3のバネレートでは、第2のスリット列6b及び7b
のスリット幅は理論的には1 / 3 degとなるが
、実用的には1〜2. deg程度としてもよい。これ
は、光量を受光素子と電子回路で電圧に変換し、トルク
零範囲の電圧をコンパレータでさらに狭い範囲に設定す
ることができるからである。
”gらに、最大トルクすなわちトーションバー3の最大
捩れ角は±7 deg程度とし、また、第2のスリット
列6b及び7bのピッチは7 degよりやや大きく設
定するのが適切である。
このように、本実施例においては、第1のスリット列6
a及び7aのスリット数と、フォトカプラの使用個数(
基本的にはフォトカプラ24及び34の2組でよい)が
、アブソリュート方式に比べて大幅に少なくなる。
第8図は入力軸側円板及び出力軸側円板の別実施例を示
し、トルク零範囲を別の方法で検出するものである。
すなわち同図において、入力軸側円板58の第1のスリ
ット列58aと出力軸側円板59の第1のスリット列5
9aは、いずれも入力軸側円板6の第1のスリット列6
a(及び出力軸側円板7の第1のスリット列7a)と同
じとするとともに、入力軸側円板58の第2のスリット
列58bと出力軸側円板59の第2のスリット列59b
は、ピとともに、トーションバー3に捩れがないトルク
零の状態で互いに1/2ピツチ位相をずらして入力軸1
及び出力軸2に固定する。そして、第5フオトカプラ4
9の発光素子45と受光素子48を対向させて配置する
。
この別実施例によれば、トルク零範囲内では発光素子4
5から発せられる光が受光素子48に到達せず、また、
零範囲以外では光が受光素子48により受光されるため
、前記実施例とはオン・オフが逆のデジタル信号が得ら
れる。
第9図はフォトカプラ第2ユニツトの別実施例61を示
し、この別実施例は、入力軸側円板6の第2のスリット
列6bに対して、ホルダ62に発光素子63.レンズ部
64.レンズ部65及び受光素子66からなる第5フオ
トカブラ67を固定したものを係合させ、かつ出力軸側
円板7の第2のスリット列7bに対して、ホルダ68に
発光素子69.レンズ部70.レンズ部71及び受光素
子72からなる第6フオトカプラ73を固定したものを
係合させ、そのホルダ62及び第5フオトソヘプラ67
、又はホルダ68及び第6フオトカプノ73の少なくと
もいずれか一方を入力軸側円板6又は出力軸側円板7に
沿って移動かつ固定自在とする。
この別実施例によれば、入力軸側円板6の入力軸Iへの
固定及び出力軸側円板7の出力軸2への固定に際して、
側円板の第2のスリット列6b及び7bの取付は位相、
すなわち第2のスリット列6b及び7b相互の位相を任
意とするとともに、入力軸側円板6に対する第5フオト
カプラ67と出力軸側円板7に対する第6フオトカプラ
73の検出位相を個々に調整して、信号の位相を同相と
することができる。
上述した実施例において、入力軸側回転体及び出力軸側
回転体として円板を用いたものを示したが、これに限定
される゛ものではなく、円筒体その磁気式、あるいはビ
デオディスクの一方式に見られる静電容量式等のインク
リメント方式のエンコーダに適用することができる。
また、検出信号の倍周として4倍周を例示したが、これ
は、回転方向判別のために1/4ピツチだけ位相のずれ
た信号を用いると4倍周し易いためであり、2倍周、8
倍周、16倍周等、特に限定されるものではない。
さらに、トルク検出器のハウジングは4.ステアリング
ギヤ組立体とは別体のものとして説明したが、一体に組
み込んだものでもよいし、あるいはステアリングコラム
組立体に組み込むものでもよい。
〔発明の効果〕
以上説明したように、この発明のトルク検出器は、入力
軸と出力軸との間に弾性部材を連結し、その弾性部材の
入力軸側端部及び出力軸側端部とそれぞれ一体に回転す
る入力軸側回転体及び出力軸側回転体を設け、第1検出
手段により検出した入力軸側回転体の回転角と第2検出
手段により検出した出力軸側回転体の回転角との差から
入力軸に与えられるトルクを検出するトルク検出器にお
いて1 、入力軸に与えられるトルクが予め設定された零範囲内
か否かを検出するための第3検出手段を入力軸側回転体
及び出力軸側回転体に関連して設けたことを特徴とする
構成としたため、 回転角の検出部分の構成が簡単となり、従ってトルク検
出器全体が小型かつ安価であり、また、トルク零の範囲
を明確に定めることができ、そのため回転角検出時のミ
スカウントを補正することが可能となり、ミスカウント
又は補正の絶対値や頻度を監視することにより検出器自
体の故障を検知することも可能となり、車両用として不
可欠の信頼性と安全性を向上することができるという効
果が得られる。
おける断面図、第3図はスリット円板の要部拡大正面図
、第4図はフォトカプラ第1ユニツトの拡大断面図、第
5図は第4図の底面図、第6図はフォトカプラ第2ユニ
ツトの拡大断面図、第7図は第6図の底面図、第8図は
スリット円板の別実施例の要部拡大正面図、第9図はフ
ォトカプラ第2ユニツトの別実施例の第7図と同様の底
面図である。
■・・・入力軸、2・・・出力軸、3・・・トーション
バー、6.58・・・入力軸側円板、7,59・・・出
力軸側回転体、5a、7a、58a、59a・・・第1
のスリット列、6b、7b、58b、59b・・・第2
のスリット列、8・・・ハウジング13・・・フォトカ
プラ第1ユニツト、15.61・・・フォトカプラ第2
ユニント、17,43,62.68・・・ホルダ、18
,19・・・補助スリット板、24,29,34,39
゜49.67.73・・・フォトカプラ。

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 (1)入力軸と出力軸との間に弾性部材を連結し、該弾
    性部材の入力軸側端部及び出力軸側端部とそれぞれ一体
    に回転する入力軸側回転体及び出力軸側回転体を設け、
    第1検出手段により検出した前記入力軸側回転体の回転
    角と第2検出手段により検出した前記出力軸側回転体の
    回転角との差から前記入力軸に与えられるトルクを検出
    するトルク検出器において、 前記入力軸に与えられるトルクが予め設定された零範囲
    内か否かを検出するための第3検出手段を前記入力軸側
    回転体及び前記出力軸側回転体に関連して設けたことを
    特徴とするトルク検出器。 (2)第1ないし第3検出手段が、発光素子と、該発光
    素子から発しかつ入力軸側回転体及び出力軸側回転体を
    透過してくる光を受ける受光素子から構成される特許請
    求の範囲第1項記載のトルク検出器。 (3)第3検出手段が、トルク零範囲で入力軸側円板及
    び出力軸側円板に形成したスリット列を介して光を透過
    させるものである特許請求の範囲第2項記載のトルク検
    出器。 (4)第3検出手段が、トルク零範囲で入力軸側円板及
    び出力軸側円板に形成したスリット列を介して光を遮断
    させるものである特許請求の範囲第2項記載のトルク検
    出器。 (5)第1ないし第3検出手段が、発光素子と、該発光
    素子から発しかつ入力軸側回転体及び出力軸側回転体を
    反射してくる光を受ける受光素子から構成される特許請
    求の範囲第1項記載のトルク検出器。 (6)発光素子及び受光素子からなるフォトカプラを該
    フォトカプラの出力信号を処理する電子回路とともにプ
    リント基板上に配置した特許請求の範囲第2項又は第5
    項記載のトルク検出器。 (7)第3検出手段が、入力軸側回転体及び出力軸側回
    転体と関連する1組のフォトカプラを含む特許請求の範
    囲第2項又は第5項記載のトルク検出器。 (8)第3検出手段が、入力軸側回転体と関連する1組
    のフォトカプラと出力軸側回転体と関連する1組のフォ
    トカプラとを含む特許請求の範囲第2項又は第5項記載
    のトルク検出器。 (9)第3検出手段が、発光素子と、受光素子と、該受
    光素子の出力信号を電圧信号に変換する電子回路と、該
    電子回路の電圧信号を狭い範囲に設定するコンパレータ
    とを含んで構成される特許請求の範囲第2項又は第5項
    記載のトルク検出器。 (10)第1ないし第3検出手段が、入力軸側回転体及
    び出力軸側回転体に形成した磁区と、該磁区の磁気を検
    出する手段から構成される特許請求の範囲第1項記載の
    トルク検出器。 (11)第1ないし第3検出手段が、入力軸側回転体及
    び出力軸側回転体と検出部との間に生じる静電容量の変
    化を検出する手段から構成される特許請求の範囲第1項
    記載のトルク検出器。 (2)第1及び第2検出手段の計数結果を第3検出手段
    の検出結果により補正する特許請求の範囲第1項記載の
    トルク検出器。
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